気温も凍えそうなほどに低くなっていく十一月のある日。高校一年の学生生活を送っていた水上悠斗はふとした拍子に校内でも屈指の人気度を誇る小柄で無口な同級生、本羽咲が公園に居座っている光景を見かける。
最初は厄介ごとには関わらないと決めて通り過ぎ
ようとした悠斗だったが…見捨てることに寝覚めの悪さを覚えてしまい、彼女と奇妙な縁を持つこととなる。
だが、相手は圧倒的な知名度を誇る有名人であり、それに対して彼は平々凡々な男子生徒。そんな間柄では劇的な変化など起こるはずもなく、そのまま二人の関係性は変わらず幕を下ろす……そう思っていた。
されど、そんな些細な縁からグイグイと関わりを持とうとしてくる咲の愛らしい行動に、悠斗は困惑しつつも受け入れていく。
これは無口で小柄な少女と、そんな彼女に懐かれてしまった少年による日常の変遷。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:00:00
473983文字
会話率:30%
昭和十七年六月のミッドウェー海戦での大敗以降、太平洋戦争の渦中の日本を取り巻く戦況は悪化する一方でした。
ですがその劣勢の中でも日本海軍は強力な米軍に対して抵抗を続けました。
南太平洋にて水上機母艦菅谷丸とそこに配備された零式観測機で必死の
反撃を続ける男達、そしてそんな彼らの無事を遠く日本で祈る家族達。
これは必死で自分の義務を果たそうとした男達と彼らの生還を祈り続けた家族達のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 10:20:42
46047文字
会話率:63%
勉強もスポーツも苦手な普通の高校生水上敦は、弱小剣道部に所属し、平凡な青春を過ごしていた。
そんな時、不意に摩訶不思議な小人が部屋に現れた。 名は古代神の末裔マゴヒルコといい、突如敦を黄泉の国に君臨する天津神の子孫だと言い張る。
世間
では謎のウイルステロ事件が起こっていたが、それは黄泉の魔王マンドラの送り込んだ破壊獣が引き起こしたもので、マゴヒルコは敦こそその事件の解決義務を負う救国使だと宣告するのだった。
敦は到底信じられないまま、黄泉の武器を授けられ、破壊獣打倒に駆り出される。
数々の事件に遭遇しながら、敦はやがて救国使としての使命を受け入れていく。
魔王マンドラによる地球侵略戦争は次第にエスカレートし、ついには五大魔王軍団が地球に侵攻し、人々を恐怖に陥れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 08:24:48
21405文字
会話率:33%
音楽ものです、彼らにチートは無く最強でも超天才でもない、が彼らは天才なのだ!そうさ僕らは雑草さ!
普通の若者が夢を追い努力するストーリー!
夢をつかむ時は皆でゴールテープを切るぞ!
どうか応援してね!
これは水上秋(みずかみあき)が仲間を得
てスターになるまでの全記録です。
※作詞作曲してみたよ☆ドリームアイランドのオリジナル曲集 の方で登場曲紹介してます、そちらも併せてどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:05:08
548453文字
会話率:60%
雪深い町・水上(みなかみ)で、ひとりの女性が自宅で静かに息を引き取った。発見されたグラスには、なぜか一片の氷だけが“溶けずに”残されていて……
最終更新:2025-07-05 10:18:56
2469文字
会話率:20%
魔法使いシオンは戦国時代の伊勢国にやってきた。しかもシオンは北畠一門の大河内御所になっていた。
プロットなしで書いていく歴史捏造ファンタジー。時代考証はしていない。言葉は現代風にしています。細けえことは気にしない精神でよろしくお願いします
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 11:47:46
12620文字
会話率:45%
『勢州軍記』をテキトーにゆるく現代語訳。誤訳があるかもごめんなさい。
勢州軍記の史料的価値とか信憑性とかムズカシイことは気にしないで、まずは読んでみようという試みです。
筆者は歴史小説は好きですけれど、専門的なことは知らないクソど素人です
。間違いもあろうかと思いますが、お手やわらかにお願いします。勉強しつつ訳していきたいと思っています。
また、現代文に訳した時、自然な文章にするために一部脚色を加えております。
私のニワカ知識によるトンデモ妄想が入った解説つき(あとで勉強しなおして改稿を繰り返したりしてます)。
☆ちゃんとしたことを知りたい人は研究者の方が書いた本を読んでくださいm(__)m
こんな方におすすめ(*´ω`*)
・伊勢国の戦国時代に興味がある
・なろうの歴史ジャンルで信長を主人公にした作品書きたいけどお隣の伊勢国についてよくわかってない人
・伊勢北畠に興味がある
あてはまった方はぜひ読んでみてくださいね♪( ´▽`)
感想欄はサイト登録していない人も書けるようにしてあります。ご意見ご感想気軽にどうぞ。
全部を訳すのではなく、私が面白いと思うところをピックアップしていきます。☆不定期更新☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 00:44:49
102107文字
会話率:10%
自分が疑問に思って勉強したことまとめました。
最終更新:2024-09-28 17:33:57
2042文字
会話率:0%
中学時代に父を、高校入学前に母を相次いで失った水上瑞希は、生きる希望を失い、孤独な日々を送っていた。七月のある日、屋上から身を投げようとした瑞希は、転校してきたばかりのクラスメイト、高坂佳奈に止められる。
佳奈は明るく、どこか掴みどころの
ない少女だった。彼女は瑞希に「やりたいことリスト」の達成に付き合ってほしいと頼み、二人は「仮の恋人」としての日々をスタートさせる。一緒に弁当を食べ、二人乗り自転車で海を見に行き、花火大会では瑞希が怪我をした佳奈をおぶって帰るなど、様々な思い出を重ねていく中で、瑞希の閉ざされた心は少しずつ開かれていく。
しかし、クリスマスが近づく頃、瑞希は佳奈が少しずつ痩せ細っていることに気づき始める。そして三月、佳奈は瑞希の前で体調を急変させ、倒れてしまう。病院に運ばれた佳奈は、自身が心臓の病を患っており、余命が一年半だと宣告されていたことを瑞希に告白する。さらに、瑞希の亡き母と同じ病院に入院しており、瑞希が以前、無意識のうちに倒れた佳奈を助けていたという衝撃の過去も明らかになる。
ある日、瑞希はクラスメイトの佐藤が佳奈に告白している場面を目撃し、嫉妬と絶望から佳奈に怒りをぶつけてしまう。しかし、佳奈は佐藤の告白を断っており、瑞希への本当の想いを涙ながらに告げる。二人はようやく本当の恋人として結ばれるが、佳奈の病状は悪化の一途をたどる。
佳奈が再び倒れ、予断を許さない状況の中、瑞希は毎日病院に通い、彼女のそばで過ごす。佳奈は瑞希との思い出を語り、感謝の言葉を伝えた後、静かに息を引き取る。深い悲しみに打ちひしがれる瑞希だったが、彼女の言葉と笑顔を胸に、生きることを諦めないと誓う。
数年後、社会人になった瑞希のもとに、佳奈から生前に用意されていたメールと手紙が届く。そこには、瑞希への感謝の言葉と共に、実はもっと早くに亡くなるはずだったが、「もう一度生きたい」と願ったことで時間が与えられ、瑞希と出会えたという秘密が綴られていた。佳奈の想いを受け取った瑞希は、彼女との思い出を胸に、未来へと歩み出すことを改めて決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:40:39
31662文字
会話率:30%
渋沢と水上シリーズ第5弾
最終更新:2025-06-06 19:00:00
1356文字
会話率:48%
渋沢と水上シリーズ第4弾。
最終更新:2025-06-05 19:00:00
1562文字
会話率:44%
匠と誠二シリーズでお馴染みの、渋沢と水上シリーズ第三弾。
最終更新:2025-06-04 19:00:00
2667文字
会話率:55%
北欧の南部に、紀元前300年頃までコメドゥという国がありました。その国の歴史は殆ど判っていません。僅かな伝承を頼りに、ある夫婦が遺跡探索を行いました。ナイト・アイリントンとシャーロット・アイリントン夫妻です。(その苦労と努力には敬意を表し
ます)そしてついに、2001年に遺跡を発見する事が出来たのです。ただし余りに古く、そして傷んだ遺跡故に解析は難しく、どんな歴史を持ち、人々がどんな生活をしていたのかは、断片的にしか判っておりません。また、他国への影響も無い様な小さな国だった事もあり、調査は難航しているようです。元々研究をされていた夫妻は、地元の民話的を頼りに調査したという状況で、現在に到っても、余り注目もされないままとなってしまっているのが(悲しいかな)実情です。
実際に発掘された神殿(祠?)には、短い詩のような文章で、その由来などが彫り込まれていたそうです。(由緒書と言っても良いでしょう)。日本では、水上梛子(みなかみなぎこ)様によって翻訳されました。これを下敷きとして、物語としてまとめてみた物が本作となります。対象は小学校高学年から、中学生くらいに向けての読み物です。書籍にする事も難しい分野と内容故に、こちらに投稿をする事に致しました。全部で十三章ほどとなりますが、あまり興味を持たれる方も多くは無いと思いますので、前半の六章のみの、お目汚しをお許し頂きたい次第です。更新は、かなりゆっくりになるかと思います。
滅びてしまった人々への想いというのは、齢を重ねるごとに強くなって参ります。私自身も、命ある内に「電脳世界に小さな跡を残しておけるよ良いな」などと考えるこの頃です。年寄りの我が儘ですが、その気持ちを少しばかりお汲み置き頂き、ご容赦の程を御願いします。
令和7年 1月 小波かずみ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 19:38:54
18121文字
会話率:35%
魔法使いになることができる、期限ギリギリのタイミングで、能力を発現した15才の男、新発田 明(しばた あきら)。
発現した能力は『魔法開発』魔法だった!
国立箱根魔法学園(通称はまがく)を舞台に、『ファーストチルドレン』と呼ばれる人類初
の魔法使いである幼馴染の女の子、水上 真凛(みずかみ まりん)や、同じ研究室の三つ編みにした黒髪がよく似合うメガネっ娘、加藤 文代(かとう ふみよ)らと共に繰り広げる、どたばた学園コメディー。
バトルもアルよ。
いずれ最強の魔法の開発をすることはできるのか!?
*ローファンタジーの短編小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:36:55
9995文字
会話率:71%
その音色は、涙と希望を奏でる——。
孤独な探偵と太陽の少女が解き明かす、心震える感動の謎解きミステリー。
深い霧に閉ざされた古き音楽院から、一人の天才ピアニストが忽然と姿を消した。
過去の傷を抱え、心を閉ざした40代の私立探偵・水上悟
は、捜索のためその地を訪れる。
そこで彼が出会ったのは、院長の姪で、太陽のように明るく天真爛漫な美少女・古城ひかり。
「私にできることなら何でもしたいんです!」
純粋な想いで捜査に協力しようとするひかりだが、そのおっちょこちょいな行動は、時に水上の推理をかき乱し、思わぬトラブルを引き起こしてしまう。
しかし、彼女の真っ直ぐな瞳と、型破りな視点こそが、膠着した謎を解きほぐす鍵となっていく——。
ピアニストが残した謎のメッセージ、秘密の日記に綴られた悲痛な旋律、そして音楽院に隠された悲しい過去。
全てのピースが繋がるとき、あなたは衝撃の真実と、そこに秘められた切ない愛に涙する。
なぜ彼女は消えたのか? そして、二人が辿り着く涙の結末とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 07:52:55
6102文字
会話率:32%
「あなた、殺し屋さんでしょう?依頼をするわ。──私を殺して」
14歳の少女ミアは、もう生きる事が嫌だった。全てを捨てて逃げ出した。その身を終わらせる事だけを考えて走り続けた。夜空に浮かぶ孤独な月に背を向けて。
走り続けたその先で出会ったのは
、物言わぬ屍の傍らに佇む、全身を血に濡らした少年。
これは邂逅。
少女と少年は出会った。出会ってしまった。
少女が少年に望むもの。
少年が少女に望むもの。
混ざってはならないふたつが混ざり合った時、その手に残るものは、終わりか、始まりか──。
***
お久しぶりです。水上です。
今回は「全く万人受けの作品を書けない私が流行りの虐げられ令嬢モノを書いたらどうなるのか?」と思って作ったお話です。多分これじゃない感満載になります。これも個性って事で(^^)
かなりアブノーマルな設定なので、危険な香りを察知した方は引き返していただく事をお勧めします……詳しくは書けませんが……。
今回は少し長めのお話になる予定ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
11024文字
会話率:40%
私と貴女、どうしてこんなにも違うのだろう。
最終更新:2024-07-08 22:26:14
1083文字
会話率:12%
僕はずっと檻の中で生きてきた。「外」の世界を夢見ながらーー。
最終更新:2024-06-23 20:22:51
5033文字
会話率:51%
このエッセイは、「存在」と「認識」の関係を問い直し、人が世界をどう捉え、成立させているのかを考察する。認識が存在を定義し、同時にその認識もまた誤認と無限後退を孕むという構造を提示し、現実の成立条件を探る。
最終更新:2025-04-26 22:21:04
6758文字
会話率:3%
中学2年生のヴァイオリニスト・月島ひかり。音楽室で見つけた不思議な古時計によって、彼女は400年前のバロック時代へとタイムスリップしてしまう。
フィレンツェではモンテヴェルディとオペラの誕生に立ち会い、ヴェネツィアではヴィヴァルディの「四季
」初演のソリストと親しくなる。厳格なバッハの家庭で音楽理論を学び、ヘンデルと共に「水上の音楽」でテムズ川を航行し、ラモーのオペラの創作過程を目撃する——。
偉大な作曲家たちとの出会いは、ひかりの音楽への理解と情熱を深めていく。しかし懐中時計の針が速く回りはじめるたび、彼女は次の時代へ、そして最終的には現代へと戻らなければならない。
作曲家たちは気づいているのだろうか?彼女が未来からやってきた少女だということに——。
バロック音楽が生まれた瞬間に立ち会う少女の冒険が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:15:09
47411文字
会話率:45%
このビジョン、構想は、現在の環境問題や温暖化を全て包括的にまとめ一気に解決できる手段である。
現在起きている世界規模の自然災害は温暖化による世界規模の気流の乱れからきているところがきい。
しかし人類が自己中心的で視点があくまでも自分の周辺の
みで短期利益思考から、もう少し視点を広げ未来持続的思考に変わらなければ、現在世界中で起きている自然災害は人類自ら犯したその報いと気付かずに対策を行った挙句、徐々に真綿を占めるように自然災害が増え食糧生産が減り、いずれは食料問題に発展する。そうなると食料の輸出が大幅に減り自給自足のできない国は淘汰される可能性がある、もしくは侵略という可能性さえある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 11:42:45
8683文字
会話率:0%
28歳の水上航は、SNSで知り合った女性と短期間で別れてしまった。友人の先村晴彦に塩入麻美という女性紹介された航は、どのようにして関係を育んでいくのか。
最終更新:2025-04-02 00:00:00
2275文字
会話率:39%
岡本唯(おかもとゆい)と白川結城(しらかわゆうき)は幼馴染。夏休みは一緒に過ごすことが多い。唯はやんちゃ…?で結城は塩対応。今年もいろいろやりあいますよ?のはずだった。
※想像力豊かな方はショックを受けるかもしれません。合っていないと感じ
たら閲覧をご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 00:00:00
15110文字
会話率:49%
この社会は限界を超えている。生きるためには何が必要なのか。労働?それとも......。
最終更新:2025-02-25 00:00:00
2218文字
会話率:52%
これは孤独に悩んで生きてきた人が生きる希望を見つけるまでの物語。
最終更新:2025-02-23 00:00:00
1063文字
会話率:34%
和智笑志は今日もお得意のポンコツぶりを発揮する。先輩の水上に怒られながら恐らく向いていないしかし夢である刑事をこなす。ある時未解決事件が発生、水上よりこの事件を解決できるのは彼しかいないと伝えられ水上とともに彼が頻繁に出入りする喫茶店へ訪れ
る。そこにいたのは誰もがよく知る名探偵黒部獏。もちろん和智はなにも知らない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-01 07:48:50
317文字
会話率:0%
ドラム教室で音楽を教えていた水上 宇宙(ミズカミ ソラ)は、ある日突然ドラム型装置『元素プレイヤー』とドラムスティックのような『エレメントスティック』と出逢い、ネオンの戦士・メメントとして戦う事となる。
襲い来る怪物『バケモノ』に対抗する組
織、怪奇物質特別対抗部隊『クラック(CLAQUE)』の人々と関わっていくうちに、彼は彼自身を知らされていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 23:55:03
173458文字
会話率:51%
中央大陸の歴史の中で、セムリナ公国は比較的脇役であった。
地理的な条件もある。
平和を尊ぶ国民性もある。
そして、SSSことサミュエル・スミスが無法な戦争に常に反対の立場を取ってきたこともある。
だが、その姿勢こそが重臣たちの忌むところだっ
た。
彼らは公王リストグラに野心を吹き込み、サミュエルの抹殺を図る。
時を同じくして、ルアフィル・デ・アイリン王国においても事件が起こった。
常勝将軍花木蘭の専横を掣肘するという名目で、不平貴族や文官たちが内乱を企てたのである。
事態は混迷の色を深めてゆく。
木蘭とサミュエル。
ふたりが求める平和。
至るには、流血の道を通らなくてはならないのだろうか。
ふたつの国にまたがる謀略の糸が紡がれる。
●開催期間/2007/7~12
●全6話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 09:44:19
52001文字
会話率:22%
ノベルとチャットの連動したイベントとして開催されたものです。
最終更新:2024-11-15 21:00:00
10075文字
会話率:25%
竜の峰を探す。
突然降って湧いた依頼。
わけもわからぬまま挑む冒険者たち。
彼らを待ち受けるものとは……。
「竜も魔族も変わらない。あいつらは人間の敵だ」
「人間がこの世で最も偉大な存在か?」
「それでも俺は、あの地獄を忘れない」
「みんな仲良く。
たったそれだけのことがどうしてできないんですか?」
「愛した女の最期を看取りたい」
あるいは、それがすべてだったのかもしれない。
剣と化した白銀の竜王バハムート。
ただひとり残された金色の竜王マルドゥーク。
幾星霜の時をこえ、運命の糸に導かれた恋人たちが邂逅する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 13:00:00
101903文字
会話率:25%