【書籍化:1巻、2巻発売中! 第七回ネット小説大賞受賞作】
異世界に召喚された時友ジンは、謎の黒猫ベルさんと契約を交わして、チートな英雄魔術師へと上り詰めた。しかし、その存在を危険視した連合国によって暗殺されかける。
辛くも逃れた二人は、
ほどほどのんびり生活を目指すが、早々のんびりできるはずもなく……? 反乱者に追われた王子様を助けたら、実は男装したお姫様で、彼女を巡る騒動に巻き込まれてしまう。
しかしさまざまなトラブルも、魔法と道具でねじ伏せる。古代文明遺産をも使いこなし、国を揺るがす問題だってなんのその! 英雄魔術師ののんびりしたい(のんびりできない?)冒険者ライフが始まる。
※3月9日、累計PV7500万超えました!
※Web小説投稿サイトMAGNET MACROLINKでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:11:54
4413884文字
会話率:43%
侯爵令嬢、アイリス・マークスは転生者だった。乙女ゲーム『赤毛の聖女』の世界だと気づくも、本来は名前すらないモブだったことが発覚。しかも知識チートをした結果、王子の婚約者という悪役令嬢ポジションになっていた!?
それならばとゲーム知識でハッ
ピーエンドを目指すも何故かループしてしまう現象に巻き込まれる。毎回同じところでループしてしまうアイリスは、同じく転生者であるゲームのヒロイン、メアリーと協力して真のハッピーエンドを目指しつつ、ループを抜け出す方法を模索する。
ヒロインのハッピーエンドとは、すなわち悪役令嬢の失脚。つまり追放ね!――よりよき追放を目指し、暗躍するアイリスは悪役令嬢を演じる! 婚約者である王子をメアリーにくっつけつつ、自分は王子の護衛である騎士アッシュと関係を深めていく……。
悪役令嬢に私はなります!
※カクヨム、ノベルアップ+でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 08:31:07
104409文字
会話率:47%
全てには表裏がある。
世界もまた然り。
不自由ながらも豊かに幸せに希望に満ち溢れる世界が『表』。
『裏』は表で定めた法律が通じない無秩序、非常識、何でもありの世界。
そんな裏世界に、殺人を犯しても咎められない許可証があった。
殺人許可
証――通称、ライセンス。
裏世界の規律として存在するその許可証を手に入れ自分の目的を達成するため、
永遠名冬(とわな ふゆ)は、許可証取得試験へと挑む。
それは、世界全てを巻き込む『世界樹事変』と呼ばれた戦いの始まりであった――
この物語は、彼が世界そのものに巻き込まれていく、世界改変の物語。
-------------
※カクヨムにて先行公開している作品となり、最新話はカクヨムとなります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890238672
また、私の別作品
『刻旅行 ~世界を越えて家族探し 戦ったり、恋したり、露出に目覚めてみたり?~』
https://ncode.syosetu.com/n9367gi/
に連なる話でもありますが、単品でも読めると思いますが興味があれば是非。
■近況
カクヨムコンテスト5中間突破(新規投稿)
カクヨムコンテスト6中間突破(既存投稿)
© 2019 tomohut折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:10:00
671127文字
会話率:32%
超ひも理論というものがある。
ここで統一理論について多く触れるつもりはない。
知って欲しいのは、この世界がその理論で言うと九次元らしいということだ。
しかし、たて、横、高さ以外の次元はまだはっきりわかっていない。
一つ思うこと、
それは素粒
子というものが拡がりヒモとなるのなら、単位も拡がりをみせるのではないか、ということだ。
非常に小さい点で一次元に拡がったヒモ、それは九次元の中でしか生きられない。
たて、横、高さ。知られていない六次元。そのヒモは九つの中から一つの次元にランダムに浸かる。
非常に小さい素粒子の単位と浸かった次元はイコールで結ばれる、そう考えてしまったたんだ。
すると残りの六次元が求められ、次元は非常に小さいとき物質にもなるということが分かった。
次元は非常に小さくても大きくても、存在そのものは変わらないはず。
もしかすると、次元がこの世界の入れ物のようなものからこぼれたとき、何かに変わるということになるのかもしれない。それはまるで、私の好きな超能力のように。
いや、こういうのはよそう、本当はなってほしい。
一からやり直したいと何度思ったことだろう、安全で確実で幸せな世界に行きたかった。
でも。私がもっともやり直したい場所は、厳しくて不安定で不幸な、この世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:10:00
287298文字
会話率:45%
現実的な話、人間は本当に超能力者になれないのだろうか。
この質問を知り合いまたは友人にでも聞いたりすると、きっと同じような答えが返ってくる。
『超能力者なんてなれるわけねぇだろ。漫画じゃあるまいし』
多分ほとんどが否
定的な意見だろう。なぜなら、本当に超能力者とわかる人間がこの地球上に存在しないからだ。
でもそれをちゃんと詳しく、科学的に説明してくれる人はほとんどいない。
よく、『負けそうになった時、みんなの声援が力になって頑張ることが出来ました‼』とスポーツ選手がスピーチしているのを聞くことがある。
人間の体が『ただの音』によって今まで以上の力が出せたというのだ。これは言葉が『超能力』だったといえるのではないだろうか?
こういうと、頭がいい人は声が感情を刺激したと言うはずだ。でも、ちょっと待ってほしい。
私は、時々考えてしまうのだ。今見たものだけは、本当は超能力なのではないか? と。それを別名で呼んでいる言葉があると予感もしている。
私達が住むこの世界は物理学では九次元という可能性があるらしい。ということは人間も九次元の動物の可能性があるのだが三次元しか生活に影響は与えていないように感じてしまっている。
つまりだ。その残りの六次元、それが超能力と呼ばれるものの正体なのではないだろうかと思うのだ。
これが示すことは人間誰もが超能力者ということ。そしてこの前提が正しければある仮説が成り立つ。
スポーツ選手のスピーチを考えてみると人間誰もが他人に力を与えることが可能。要は六次元を他人に渡すことが出来る。
そのときに縦、横、高さと同じ量の次元がたくさん集まったとしたら、超能力が使えるようになるのではないか?
そう考えると私にとって超能力者が本当にいるのではないか、と矛盾した思いをいつも抱えてしまうのだ
(国家重要文書、二十一世紀超能力存在論の草案)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:00:00
261171文字
会話率:46%
「俺はモナリザを造る。そしてモナリザと添い遂げるんだ」
イロハは生粋のモナリザ推しのオタクである。
モナリザの美しさに惚れ、モナリザに憧れているものの彼女は絵の中の存在であり実在しない。決して出会うことのできない初恋の相手。
悶々とした気
持ちを抱きながらも、少しでも彼女を理解するためにイロハは絵に打ち込む日々を送る。
そんなある日、画材の買い過ぎで金欠になったイロハは金になりそうな物を求めて亡き養父のアトリエへ入る。
一度も入ったことのなかった養父のアトリエの中には錬金術に関する本が置いてあった。
錬金術……その未知の技術に、イロハはとある可能性を見出す。『錬金術ならモナリザを造ることができるのではないか?』――と。
イロハは画家として培ったイメージ力、手先の繊細さ、知識、そして生まれながらに持つ特殊能力――常人より絵を細かく見切ることができる“色彩能力”を活かして錬金術に傾倒する。すべては愛しの彼女、モナリザに出会うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:10:00
49951文字
会話率:47%
フレースヴェルグ王国には9人の王子がいる。そして9人の王子にはそれぞれ全く同じ顔をした影武者が存在した。
影武者たちは孤島で影武者専門の教育を受ける。王子と同じ学問を学び、王子と同じ武術を習得する。さらには王子を完璧に演じるための演技指導ま
で受ける。おかげで俺たちは好きな一人称を使うことすら許されない。
この島には9人の影武者と『先生』が1人のみ。
誠に勝手ながら、俺はこの教室のことをこう呼んでいる。
――『影武者教室』と。
俺たちは所詮、誰かの身代わり。名も無い役者だ。
それで良いと思っていたんだ。
彼女が俺に名前を与えるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 21:33:46
88629文字
会話率:46%
正しさを愛し、間違ったことを許せないお嬢様、千堂雪華。彼女はイケメンに告白され、振ったことをきっかけにしていじめに遭っていた。そんな雪華の耳にあるうわさが届く。「読書研究会には困った人を助けるヒーローがいる」、と。
その噂を信じて助け
を求めた雪華だったが、そこにいたのは正義とは程遠い存在だった。射丹務新斗。人助けになど興味がなく、助けてほしいなら金か身体を差し出せと要求し、初対面の雪華を嫌いだと言い出す始末。ヒーローと呼ばれていたのは去年度まで在籍していた別の人間だったのだ。
だがそれでも、新斗の力は圧倒的だった。相手を完膚なきまでに叩きのめす話術、どんな人間にも臆さない胆力。雪華はその能力を信じ、助けを求める。
口汚い言葉で罵り、人間関係をめちゃくちゃにし、小癪な手段で暴れまわる新斗。しかし雪華はその最中気づく。性悪で嫌われ者の彼が、この学校のヒーローだったということに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:06:29
50308文字
会話率:69%
光森高校2年B組常盤時雨は学園のアイドルだ。その名を知らない者はこの学校において存在せず、今の1年生には時雨がいるからこの学校に進学したという生徒もいるほどである。
しかしその本性はとてつもないポンコツ。制服すら一人で着れず、カップラ
ーメンすら作れない。だがその本性を知っているのは幼馴染の俺だけであり、学校一の陰キャと呼ばれる俺がサポートすることでその人気を保てている。
そんな自分を切り捨てて生きる日々に疲れていた俺の前に、一人の女子が現れる。そしてこう頼み込んできた。「お願いです! わたしの一番のために協力してください!」
そしてここから俺の陰キャ人生が変わっていき、やがて学園のアイドルに並ぶ有名人へと成り上がっていく――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 13:02:21
29629文字
会話率:70%
オタサーと化した男だらけの読書部に女子生徒が入ってきた! しかもとてもかわいくて人当たりのいい、完璧な後輩。彼女のことを思いながらその夜眠りにつくと、夢の中にその後輩が現れた。しかも扇情的な服装で、小悪魔っぽく笑っている。なんと彼女はサキュ
バスと人間のハーフだったのだ! 抵抗できない夢の中で小悪魔の本性を現した後輩に陰キャ童貞だと煽られながら襲われる俺だったが……。
俺も魔族と人間のハーフ。しかも色欲を司る大魔王、アスモデウスの血を引く存在。つまりサキュバスの完全上位互換なのだ。見事に形勢逆転した俺だったが、彼女の目は死んでいない。サキュバスの魅了の力を使い、俺を調教しようと企ててきた。
これは性欲の権化の小悪魔後輩と、性欲の権化の俺との戦いのラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 09:07:03
4159文字
会話率:59%
「娘のために、敵となりうる存在は全て排除します!」
従妹一家に乗っ取られ、虐げられてきた侯爵令嬢アリーシア。
氷の皇子と呼ばれ皇帝となるカシウス陛下に見初められ皇妃となるも、戦争のため心を通わせる間はなかった。
一度きりの逢瀬で娘を産むも
、皇帝の不在を狙った従妹マリナより嘘の証拠をでっちあげられ、偽皇妃として投獄される。
アリーシアは娘を奪われ、断罪され、非業の死を遂げた……はずだったが、時を遡り人形から女の子の声が聞こえるようになる。
声を守護霊と信じ、アリーシアは再び娘をこの手に抱くために誓う。
自分を陥れ、娘の障害となる者たちへの復讐と、愛はなくても再び皇妃となることを。
※第1部完結まで書き溜めており、全29話で毎日更新いたします。
※残酷・暴力・性描写について、直接的な描写はありませんが、想起させる部分はあります。
※カクヨムにも同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:01:09
86523文字
会話率:33%
不遇な毎日を送っていた主人公は、ある日突然、その魂を刈り取られ、異世界の神々向けの売り物とされてしまいます。
ところが主人公の魂は、もの凄く汚くて、臭かった!
当然神々に買われるはずもなく、廃棄処分にされてしまいます。
そんな、消滅の危機
にあった主人公の魂を救い上げた存在がありました。
『名もなき神の器』と名乗ったその存在、『オマケ様』の願いを受け入れ、主人公は異世界アーディストに転生することになります。
前世とは違う、幸せな毎日を夢見て!
......まぁ、転生先でも、どうやら結構大変な人生が待ち受けているようなんですけどね......。
しかし、人々から迫害されようが、魔物から襲われようが!
主人公は決して、生きることを諦めない!
襲い来る困難に対して、時に立ち向かい、時にさっさと逃げ出しながら、主人公は『オマケ様』と一緒に毎日を生き抜きます。
そしていつしか、神々のシナリオすら覆す、イレギュラーな存在へと成長していくのです。
そんな感じの、主人公エミーの冒険譚です。
どうぞお楽しみくださいませ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
2065087文字
会話率:19%
目覚めると記憶が無く、森の中にある石造りの家で全裸で目覚めた青年は、自身の中にいるメイ・ウォーカーと名乗る女性に己の現状を伝えられる。
とくにやることは無い。自由に生きろと言われ、ナインと名付けられた青年はメイと共に世界を旅する。
この先に
ある真実と己の存在理由を知るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
216665文字
会話率:39%
くるくるにカールさせたツインテールにミニスカート、男子用カーデガンをダボっと着た葛城沙也は、学内でも有名なほど浮いた存在だったが、本人はまったく気にも留めず地下アイドルをやっている姉の推し活に勤しんでいた。
一部の生徒からは目の敵にされ、
ある日体育館裏に呼び出されて詰問されてしまう沙也。
他人とかかわるのが面倒だと感じている飯田洋子が、その現場に居合わせつい止めに入ってしまう。
その日から徐々に話すことが多くなる二人。
互いに友人を持った経験が無いため、ギクシャクとするも少しずつ距離が近づきつつあったある日のこと、沙也の両親が離婚したらしい。
沙也が泣きながら話す内容は酷いものだった。
心に傷を負った沙也のために、洋子はある提案をする。
他サイトでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
30063文字
会話率:52%
両親の仲が悪く冷え切った家庭で暮らす八幡トオル。
ある日愛人宅から帰ってこない夫に愛想を尽かした母がトオルの家庭教師として恋人を連れて帰ってきた。
名門男子校トラストの高校三年になったある日、時期外れの転校生がやってくる。
名前はサーフェ
ス・オオクニ。
両親とも亡くなり、日本に住む母親の姉を頼って移住してきた金色の髪が美しい男の子だった。
サーフェスは異世界から「神刀オオクニヌシ」を探しに転移して来たのだった。
「オオクニヌシ」を盗んだのは現代日本からサーフェスの世界に転移してきた「ヤマトタケル」という男で、サーフェスの国を侵食している魔族は「新神刀オオクニヌシ」でないと倒せない。
一日でも早く「新神刀オオクニヌシ」を作り、魔族を殲滅しなくてはいけないから邪魔をしないでほしいというサーフェス。
トオルは夏休みを使って「妖刀オオクニヌシ」と「ヤマトタケル」を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 18:00:00
99159文字
会話率:51%
遥か昔、広大な面積を誇る中央大陸に過去の冒険者組織《ラグナロク》によって造られた迷宮、ダンジョンを攻略する存在、冒険者《バベラー》。最強の冒険者を目指す青年、ファルタは数多の迷宮に挑む!
最終更新:2024-04-29 08:00:00
104330文字
会話率:62%
私は自他共に認める嘘つきです。
嘘は私を守るための鎧だったし、威嚇するための武器でもあった。
けれど嘘つきがまともな人間関係を築けるはずもなく、婚約破棄をされてしまいました。
「こちらから申し上げる手間が省けてよかったわ!」
思わず口を
ついて出たのは嘘。しかも恋人の存在をほのめかしてしまいました。
誰も彼もが私を嘲笑する中、今すぐ誰にも会わずに済む場所へ逃げ出したくてたまらない私。
そんな後悔に襲われる私のところへやって来たのは他国の皇子様です。
「俺が君の嘘を真実にしてやろう」
そう言って彼は本当に、私の嘘を真実に仕立てあげてしまいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
8822文字
会話率:48%
ウサギ獣人で伯爵令嬢のミミルは何者かに誘拐されて隣国の帝国へ。どうにか逃げ出した彼女を拾ったのは狼獣人で皇子のダリルだった。
彼は継承権争いの真っ只中にあって、ウサギの姿に変化できるミミルの協力が必要だと言う。
「……まさか皇子殿下に誘拐
されるとは思いもよりませんでしたわ」
「俺も、ボロ布一枚で走り回る貴族令嬢がこの世に存在するとは思わなかった」
んもおおおおお! 紳士ならそういうこと言わないでしょ、普通!
初対面では泥棒と間違えられるわ最悪の出会いだったが、反発し合いながらも一緒に過ごすうちに距離を近付けていくふたり。しかし前途は多難で――。
※全29話、1~2話/日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 11:00:00
71696文字
会話率:44%
普通のサラリーマン加藤浩平は気が付くと知らない場所に転移していた。
しかしひょんなことからここが慣れ親しんだVRゲームの世界であることに気が付く。
DRD(ダイブイン・リアル・ダンジョン)それはダンジョンが存在する現代日本を舞台にした
ゲ
ームであり、意識をVR世界に飛ばすフルダイブシステムを採用したゲーム、その第一弾である。
そんなゲーム世界に転移した加藤はリアルとなったゲーム世界をゲーム本来の主人公や仲間達と共に攻略していく……しかしこの時の加藤はこれが事件の幕開けになるとは思いもしなかったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
162028文字
会話率:22%
強制的に異世界へ転移させられたレンは、魔法が溢れる世界で魔力を持たず、「魔力なしの無能:選ばれざる者」として軽蔑される厳しい現実に直面する。しかし、彼は特殊な魔導書「憑依召喚」を得る。これは使い手に強大な力を貸すが、同時に使い手の精神を侵食
し、身体を召喚した者の支配下に置く危険を秘めた代物だった。この魔導書の力と、自身がこの世界に転移した本当の理由――神々の争いに巻き込まれた「黄金の者」の仕業と直面し、レンはこの混沌とした勢力に挑む決意を固める。
共に旅する妖精のルナと、幽体のクロウ。そして転移者村の翔子とともに、レンは強制転移の連鎖を終わらせるべく、彼らは神界への道を求める旅に出る。その過程で、勇者が持つ神から下賜された魔導書を奪い神界への扉を開く試みは、勇者の命を奪うという深刻な代償を伴う。彼らの目的は、この世界を混乱に陥れる元凶、「黄金の者」を倒すことだ。しかし、「憑依召喚」の魔導書を使用することで、レン自身も狂気の淵に立たされる。
力と引き換えに、自らの身体と心を危険に晒し、彼は真の強さとは何か、自らを変える力と、力を変えるための自らの意志を深く問い直す。
果たしてレンは、黄金の者を倒し、強制召喚の連鎖を止められるのか? その戦いの果てに、レンと彼の仲間たちは何を見出すのか?
そして存在を問われる「異世界の共犯者―神はもう許さない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
60744文字
会話率:27%
ーー嘘じゃない。
ジンが初めての使う魔法は、死霊にまつわるものだ。
しかもその専門職なのに失敗した。
彼は、不完全なネクロマンサーだ。
領主令嬢の蘇生に失敗してすべてに絶望しかけた時、
リラの肉体は朽ちることなく残り、影と一
つになった。
不完全な死霊魔法は、影にする過程で生前所持したスキルの
一部をジンは受け継ぐことを知り思いに至る。
「――そうか、墓を掘り起こそう」
知ってからというもの、蘇生スキルをもつ者は死者から
探すべく、狂ったように墓あらしを決行した。
簡単にはいかず死者の影化をするたびに、死に際の
苦しい記憶と痛みの追随体験をする。
何度も死を味わい発狂しそうになるも、影となったリラに
辛うじて心を救われる。
途中仲間を得て墓荒らしを続ける。
影化をしていくと”黄金の魔法書”に蘇生魔法が
あることを初代国王の影から知る。ただし、魔法書の
所在がわからず歴代の英雄や国王の墓を片っ端から
暴いていく。
ところが志半ばで王国に捕まり墓あらしの罪として、
奈落に落とされてしまう。落ちた先は話に聞いていた
黄金の魔法書が存在する場所に酷似していた。
黄金神殿を目指しながら、魔獣を討伐し影化をしていく。
幾多にも渡り魔獣を退けてついに目的のものを見つける。
ただし”黄金の魔法書”を得ても、蘇生魔法を使う条件が
難航を極める。
地上に脱出して、知り合いの異人の老婆に助言を求める。
勇者の魂が必要ならば魔族の紛争に参戦が最善ときく。
鉄仮面の助力も得て一部の勇者を討伐するも、数が多くしかも
強力なため危機に陥る。
リラの献身的な行動によりジンは救われる。その代わりリラが
損傷しジンは激昂。怒りは黄金覚醒をうながして勇者を殲滅する。
勇者の魂だけではまだ足りず黄金蘇生に必要な物を探すため再び旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 10:16:55
123468文字
会話率:40%
京極蓮次郎は、政府の特殊能力開発プロジェクトの産物で、サイキッカーである。しかし、何者かの陰謀で人々は狂人となり、襲いだす。
戦果が拡大する中で、孤立する京極は、危険視されていた力を利用してこの危機を乗り越えようとする。
ところが、想像以
上に暴発してしまい次元の狭間に落ちてしまう。
新たに裂け目から別の世界に脱出したその世界は、生きとし生けるものが魔力を糧に力を行使した弱肉強食の世界にたどり着く。
近くの町へたどり着くもトラブルに見舞われ、自力で回避するためにサイキッカーとして力を発揮する。ここではじめての魔力対サイキックの対戦は、サイキックが圧勝に終わる。
一方で、サイコゲートから呼び出す力の不安定さは増大していき、原因を探ることが急務となる。近くにある魔法都市に、原因が存在することを突き止め、向かう。
この世界に共通して存在する黒コア。それは、各町をつなげる情報通信手段でもあり意思でもあった。それだけ重要な物であるにもかかわらず、それを保有するのは国ではなく、ギルドであった。
正立方体でできた黒色のそれは、京極の世界あった戦略支援AI”マザー”と酷似している。
これらを統率するグランドマザーが存在するらしく、それを調べるため探す旅に向かう。敵対勢力には容赦なく挑むところから、次第に戦いに身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 10:20:28
27167文字
会話率:37%
はるか昔、人間たちはこの世界のありとあらゆる事象を司る不思議な力を畏れ崇拝した。その強い信仰心によって目に見えない現象は次第に人に近しい存在に変わり神と呼ばれるようになった。神々は人々に恵みをもたらしたが、やがてその強大な力を恐れるように
なった人間たちによって殺されてしまう。
――そんな古の時代から数千年。
現代にて十回目の転生を遂げた神々。ただの人間に生まれ変わった彼らは平凡な日常を望むが、この世界を脅かす怪物・神罰を造り出したという疑いをかけられていて……
「今世こそはただの人間のありふれた生を謳歌したいと思っていたのになぁ」
数千年の時を超えて蘇った神々が、ありふれた『人生』とやらのために世界を救う!? 神様たちの生き直し現代ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:57:17
9167文字
会話率:56%
人の魂の色《魂色》が見える男、名奈久吾。魂色の奥底に見えるのは、その人間の本質である。
彼は二人の天使と、二体の生きるぬいぐるみと一緒に暮らしている。
悠久の時を生きる彼ら一族。魂=寿命を扱い、霊薬を精製する久吾。千里眼の姉・美奈。錬
金術を極め、鋼鉄の少女と暮らす兄・ハチ。そして、そのハチがつぶやく『エフェス』とは…。
人智を超える能力を操り、現世に身を潜めて暮らす彼らの目的は一体何か。人類の敵か味方か。ぬいぐるみ達は何故生きているのか。そして二人の天使が存在する意味とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:48:22
94392文字
会話率:44%
カクヨムでも連載中!
【祝!日間ラブコメ2位、週間ラブコメ3位、総合35位!PV100万突破!】
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手
続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:30:00
55030文字
会話率:50%
世界最強の魔法使いは誰か?という論争が起こるたびに必ず上がる名前がある。
最強の魔眼、模倣という最強固有アビリティ、膨大という言葉すら霞むほどの魔力量を持っていると言われている。
しかし、顔も名前も...素性の全てが...いや、最近では
その存在すら怪しむ人がいるほどの都市伝説的な存在。
実際、そんな人間がいるのであれば解決しているであろう事件は山のようにあるのだが、彼が解決したとされている事件はどれも小さいものばかりでだった。
そんなことを揶揄して誰かが彼を【Skive Genius〈サボりがちな天才〉】と名付けたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 08:00:00
11449文字
会話率:50%
「女に愛されたい」と願い死んだ男は異世界で運命の出会いをする。しかしその女には心に決めた愛する王子様がいた。
『わがおろか』これは我がままにもほどがある女と、愚かにもほどがある男の物語。男主人公視点と女主人公視点で進行していきます。
男
主人公
「俺は女にフラれ絶望死したが童貞であったため異世界に転生することができた。
与えられた試練は『女に愛されよ』だ。
するとこの転生先の世界には俺を愛してくれる女が一人はいるということか!
最高だ! 可能性があるのなら俺は心の底から頑張れるよ!
前世ではそんな可能性が皆無だったからね!
おっ! あそこに悪党に襲われ貞操の危機な美少女が!
ということはあれが俺の嫁! そうに決まっている!
なになに? 私には使命がある?
お任せあれ! 命を掛けて君を守りそして共に使命を果たそう!
だってそれが俺の存在そのものだもの!
さぁ冒険だ! 君と俺の幸せな未来に向かって、レディゴー!」
女主人公
「私は性悪女のせいで王子との婚約を破棄させられ、辺境に追放となり挙句の果てには力までも封印されてしまう最低最悪な状況に陥った。
こうなったのも私が性悪女の王子暗殺計画の陰謀を知ってしまったからだ。
ああ王子よ! おお心から尊敬する愛しの王子!
たとえこの身がどうなろうとも、あなたのことは私が御守りいたします!
偽王妃になろうとしている性悪女の陰謀を打破した暁には私こそが真王妃となってあなたと結ばれるのです!
えっなにこのおじさん? 私の力になりたいって?
うーむなんか不気味だなこいつ。
まぁきっと私が美人で好きになったから力になりたいわけよね。
ならば王子のためにあなたの力を借りましょ。
そう考えるとこんなに都合のいい存在はいないわね。
あなたの使命は私が王妃に返り咲くことを手伝うこと。
でもこのことを教えるとそのやる気が失われるから秘密にします!
なに? それはよくないって? 良いのよ、そんなの、こんなの。
だってこいつは私に惚れているんだからさ!」
全111話の週5投下で月火木金日のお昼12時頃に投下。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:30:00
95402文字
会話率:39%
二人の人間を紐で縫い合わせ、一人の化物を生む魔法。理性も言葉も忘れて人間を襲うソレは『魔女』と呼ばれている。研究者達が切望し続けているのは、自我を失くした失敗作とは違う、人の心を保った魔女だ。各地で秘密裏に繰り返される人体実験。然れど成功作
と言える魔女は未だ造られていなかった。
――魔女の実験体として妹を攫われた主人公、エドウィン。彼は魔女を狩りながら妹を探し続けており、情報を得て向かった研究施設で『白い少女』と出会う。
メイと名乗った少女は魔女の実験体にされ『双子の妹の体に魂が宿ってしまった』のだとエドウィンに語った。魔女でありながら言葉を紡ぐメイは、成功作と称される魔女だった。
二人は奪われた妹のために、魔女を生み出した存在へ復讐の刃を向ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:20:18
372967文字
会話率:49%
姉を探して船に乗った青年、スヴェン。けれども船が難破したことで海へと投げ出され意識を失う。目覚めた彼は黒ずくめの怪しい男に拾われていた。自らを葬儀屋と名乗る彼は、無一文となったスヴェンに宿を提供する代わりに、アドニスという少女の護衛をして
くれないかと頼んでくる。加えて彼女を補助するために必要な情報、魔法と呼ばれる歪みについても葬儀屋は説いた。
他者に向けられる偏見、軽蔑、期待、信仰。注がれる強い感情の集束によって生じる歪み。魔法使いとは、他人に歪められた存在の名称だ。誰もが語る噂は真実となり、誰かに向けられた強い願いは現実のものとなる。
歪められた人間、歪めてしまう人間。歪んだことが原因で人を殺め、血肉に飢える魔法使い。
スヴェンはアドニスと共に、魔法使いが引き起こす事件を解決して行く中で、多くの真実を知っていく。
*一章(全七話)を毎日更新で載せていきます。
*二章以降は書き上がり次第投稿できたらなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 09:53:33
142173文字
会話率:60%
周りから「おかしい」と言われるほど、人と異なった考えを抱く少年、柊千景。とある理由によって人を信じられなくなった彼は、悩みながらもネットの情報を漁っていくうちに、『移動式人生相談屋』の存在を知った。
金木犀が香る季節の中で、少年は前に進む。
最終更新:2018-02-02 11:21:22
7841文字
会話率:54%
現代の眼科で働いていた主人公・神兵(かんぺい)タケル。ある日の仕事帰り、謎の男に襲撃されたところを患者である少女、アイナに助けられて異世界へ転送される。アイナは異世界に存在する特殊な眼、魔眼を安全に利用することができる『魔眼レンズ』の開発を
しており、タケルはその手伝いをすることになり……
異世界×魔眼×コンタクトレンズなファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:20:00
20599文字
会話率:58%
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出
来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 07:19:46
24518文字
会話率:53%