かつて“黒死の花”と恐れられた伝説の毒使い・イレナは、すべてを捨てて辺境の村で薬屋を営んでいた。
だがある日、王都からの使者が訪れ、王族にかけられた“呪毒”の解明を求められる。
二度と毒には関わらないと誓ったイレナが、再びその世界に足を踏み
入れたとき――
封印された過去と陰謀の幕が、静かに開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:27:21
26984文字
会話率:37%
妖魔討伐、妖獣討伐、そして時に人同士の戦争。
様々な戦いの裏で暗躍する、毒を駆使する術者たち。
戦いの陰に「毒術師」あり―表舞台に立つ事の無い者たちの戦いの物語。
最終更新:2025-07-24 06:41:35
745766文字
会話率:38%
魔王を倒した《毒使い》であるカムイ。しかし、彼は違法な魔法の取得や、非合法の薬草接種により鍛えられたという出自を理由に、国から処刑されると考え、勇者に魔王討伐の成果を譲り、それと引き換えに国を脱出。
「この世にはまだまだ珍しい毒がある。そ
れを味わうまで、生き続けるぞ!」
その気持ちと共に、召喚術が栄えている別国で《薬師》となり、薬屋を営むことにした。
毒と薬を好むカムイが活動していたある日。彼は街中で醜く無価値と言われ、病気のまま捨てられた二体の竜を拾い、助けた。
その二体が、この世界では規格外の能力と権力を誇る、聖竜と邪竜の子とも知らずに。
二体を助け、召喚獣としての契約を結んだその日から、カムイは薬屋として、表舞台でどんどん活躍の場を広げていき、《薬師》として悠々自適の人生を歩み始める!
カクヨムでも同時連載中です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:47:48
53655文字
会話率:48%
王国第三王女、レシティア・パープル──
優雅に微笑み、紫のドレスを翻すその姿は、民の希望そのもの。
「姫様が来れば、どんな事件も解決する」と──
だが真実は少し違う。
剣聖、魔導士、情報屋、暗殺者、戦車、毒使いに癒し手……
彼女に仕える
“紫焔の騎士団”が、裏で全部やっているのだ。
暗殺阻止も、魔物退治も、戦略戦も、全部騎士たちが片付けている。
姫様はというと、いつも紅茶を片手に笑っているだけ。
にもかかわらず、民は信じている──
「すべては姫様の“スキル”によるものだ」と。
誤解は広まり、姫様は“伝説の英雄”と化していく。
騎士たちは知っている。
「このまま褒められていれば、姫様は満足してくれるだろう」と。
これは、なにもしてない姫様が、無意識に世界の希望となっていく物語。
──姫様、そろそろ本当に覚悟を決めていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:00:00
18152文字
会話率:38%
高校の放課後、クラスの隅で過ごす隠キャの男子高校生・佐倉悠真は、幼馴染で学校一の美人、藤崎琴音との何気ないやり取りの最中、突然の教室爆発に巻き込まれてしまう。
意識を取り戻すと、そこは光に満ちた不可思議な空間。彼らの目の前には、すべてが自
分のミスだと語る優しい神様がいた。神様はクラス全員を、剣と魔法が息づく異世界アースラへ赤ちゃんとして転生させることを告げる。さらに、それぞれの魂に合わせた**『スキルツリー』という能力システムを与え、悠真には特に特殊な『毒使い』**の力が授けられるのだった。
神様からは、クラスメイトたちの位置を示す地図機能や、一日に一文だけ送れるグループラインのようなメッセージ機能を持つ便利なアイテム**『ブック』**も与えられる。不安と期待が入り混じる中、学級委員の橘ヒナタと黒崎レンは、**いずれ再会するであろう『有名な学園』**を目指し、新たな世界で各自の能力を磨き上げることをクラスメイトに呼びかける。
こうして、悠真たちクラス全員の、異世界での新たな人生が幕を開けるのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-08 22:19:23
18827文字
会話率:27%
過労死したOLが、異世界で毒を操る能力を持つ少女リーリアとして転生する。彼女はエルフの薬師に拾われ、毒を薬に変える術を習得。人間、エルフ、ドワーフ、獣人、魔族など多様な種族が暮らす穏やかな村で、自身の能力を活かして病を癒し、人々の生活を豊か
にしていく。当初は警戒された「毒」の力も、その確かな効果とリーリアの誠実さにより信頼を得る。様々な依頼をこなし、時には珍しい病の旅人を救うなど、彼女の日常は平穏ながらも人助けに満ちている。元の世界への未練はなく、この村での穏やかな日々こそが、リーリアにとって何よりも大切なものとなっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 20:32:28
3660文字
会話率:36%
リップ・ライラックに覚醒したのは、「触れた液体を雨水に変える能力」。すなわち、なんの役にも立たない最低のDランク能力だった……
15歳になると、女神様の祝福で誰しも「能力」が覚醒する。能力至上主義のこの社会では、能力ランクがその先の人生を
大きく左右することになる。
リップの夢は、最高ランクのSランク能力者のみが居住を許される天空都市「空島」にいる憧れの人に再会すること。Sランクになれなかった者たちでも唯一空島に行く方法がある。それが、凶悪能力者や魔王を打倒し、世界の「英雄」になることだった。
リップは同じくDランク能力者で空島に行くことを夢見るシャルと共に、英雄を目指す決心をした。そう、凶悪能力者を狩る側になるはずだった。
これは、「金眼の毒使い」と「漆黒のドレインヒーラー」と呼ばれ、この能力至上主義社会を敵に回すことになった2人の話。
※セルフレイティングは念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 23:02:19
33533文字
会話率:51%
ベルハイム王国第一王女、ルビー・ローズ・デルファイア。彼女は『毒使い』という能力を恐れられ、対外的には事故死したことにされ幽閉されていた。そしてある日、冥府に近い魔の国とも呼ばれるラングレー皇国へ嫁げと言い渡される。しかも、妹であり聖女の第
二王女・アクアマリンの身代わりとして。
人を疑うことを知らないルビーは嫁入りしたが、初日に夫であるセオドアに正体を見抜かれる。「ほしかったのは聖女の妹だ。そなたは不要だから、妻とは思わない」と通告されてしまうが――。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 09:01:06
166780文字
会話率:48%
私、鳥芽アスナは、すごく不幸な女子高校生。
両親は幼い頃に死んで、意地悪な叔母に引き取られての肩身の狭い生活。
学校でもカースト最下層で、しんどい日々を送っている。
そんなある日、家の火事に巻き込まれ、私は死んでしまう。
気が付けば、異世
界に転生!
しかもそこは、憧れの物語「プリンセス・ゼラ」の世界!
だけど、私が転生したのは……主人公のゼラじゃなくて、悪役のスカーレット⁉
「助けて、魔女さん!」
物語の知識を生かして、魔女に泣きつき、何とか魔法を一つ授けてもらう。
ところが、それは「毒を生み出す」魔法で――⁉
毒使い悪役令嬢の逆転物語、ここに開幕!
※カクヨム、アルファポリス、ノベルアッププラスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 13:16:35
93182文字
会話率:42%
不慮の死を遂げた主人公が転生後に授かったのは「りっぱないちょう」?!
た、たしかに、今際の際に「つよいいちょうをください」って願ったけどさ……。
このスキル、何の役にたつの?
(あらすじ、本編、順次増強&アップしてまいり
ます。胃腸を整えてお待ちください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 21:02:46
36022文字
会話率:32%
転生者のアエラ。若くして領地を率いるようになったアエラには毒魔術の才能があった。彼女は毒を生み出して売り、身を粉にして領地のために働いていた。彼女のおかげで領地は栄え、各国の王族からも評判だった。
だがある日、異母妹がアエラの婚約者を篭絡し
て領地も何もかも奪っていってしまう。
呪われた毒使いとして陥れられた彼女は、隣国の魔術大国の王子に助けられる。王子は幼い頃アエラに命を救われたことがあり、その恩を返したいのだった。
彼女はその申し出を承諾し、元の領地に返り咲くまで隣国でスローライフを送ることを決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 19:01:33
11797文字
会話率:23%
国王も貴族も腐っているエンフィア王国の後宮で生まれたラディア。
母は侯爵家の妾の子だったが後宮に貢物として入れられ、父親が誰かはわからない。
一応は王女として籍はあるものの、後宮から出ることなく夜会にも出ていない。
どこかの国へ嫁がされる予
定だったのだが、国内のイルミール公爵に嫁いで来いと命令される。
「初夜で殺してこい」「純潔を失うなよ」
従属の腕輪をつけられているラディアは国王に逆らうことができない。
あきらめて向かった公爵領だったのだが、ラディアを待っていたのは竜の血をひく公爵だった。
2/28「ハズレ姫は意外と愛されている?」(あさの碧先生)フロースコミックにてコミカライズ開始。
3/15 「ハズレ姫は意外と愛されている?〈下〉 ~前世は孤独な魔女でしたが、二度目の人生はちょっと周りが過保護なようです~ 」電撃の新文芸より発売。上巻は発売中です。
レジーナブックス「うたた寝している間に運命が変わりました。」発売中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 06:00:00
71042文字
会話率:36%
この作品は『命を狙われてばかりの王子と田舎の村娘の危険な恋~けっこう命がけの恋の行方~』のスピンオフから生まれました。時間としては『命を狙われてばかり…』の前の話です。
主人公のシークは、国王軍で基本部隊の隊長をしている。出世街道の親
衛隊になるには、狭い門をくぐらなければならない。なかなか、その呼び声がかからなかったが、ある日、国王に拝謁することになる。王に命じられたのは、“昇進という名の左遷”と呼ばれている王の甥王子の護衛だった。
しかも、王子は行方不明になっており、バリバリの戦闘部族、リタ族が住んでいる森に探しに行かなくてはならないという状況。他にも様々な問題に直面する。
一人の人に一生仕えるという特殊な武術を持ったニピ族、“毒使い”と揶揄される一門の毒舌な医師、腹に一物抱えた八大貴族と呼ばれる有力貴族達、謎の組織、表と裏が真反対の王、甥に刺客を送る王妃、いろいろな人と事情が複雑に絡み合い、シークの前に立ちはだかる。そして…自分の従兄弟達からも妬みを買い、問題に。何より一番の問題は、美少年王子本人かもしれない。
はたして無事に任務を全うできるのか…!?
親衛隊の隊長と不運な運命の王子との交流の物語。
※この作品はエブリスタ掲載作品です。また、多少の過激表現あります。十五歳より年下の人は読まないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 22:00:00
1372685文字
会話率:49%
人通りの絶えた夜の県道で、未知の毒を使った毒針通り魔事件が起きる。その調査に乗り出したのは、物理学者「アイザック・ニュートン」、天文学者「ガリレオ・ガリレイ」、心理学者「カール・ユング」と名乗る青年たち。何者かの策謀で、過去の科学者の記憶
が彼らに転写され、同時にその科学者が打ち立てた万有引力、慣性法則などの科学理論を「偉能ロゴス」として操る力を得てしまったというのだ。
しかし、同じ力を持つ謎の敵陣営は強大で、毒針事件もおそらく敵の偉能者の仕業。ニュートンたちは、街に流れる噂を糸口に毒使いの消息を追うが、街の青年・奥寺四葉も噂を調べるうちに、彼らの壮絶なバトルに巻き込まれてしまう。
さらに、偉能者たちの人格は、転写された科学者の記憶に徐々に浸食され始めていた――
ロゴスとロゴスが火花を散らして死闘を繰り広げる、前代未聞の冒険浪漫が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 20:06:41
54735文字
会話率:45%
ある日、理不尽にもギルドを追放された大陸唯一の【ポイズンマスター】、ヴェノム・ヴィネー。
仕方なく彼は最後のクエストで助けた元奴隷のケモミミ少女、コロラドとともに『配信者』となるが、彼を追放したギルドでは大混乱が起こって……!?
追放×ケ
モミミ×配信者ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 07:00:00
276665文字
会話率:63%
「私達はおくりびと。その最期、お手伝い致します」
元納棺師は気がついたら異世界転生?をしてしまう。ラルム・テイラーとして第二の人生を歩むが、この世界の葬送のあり方に疑問を覚え、自ら最期の別れの手伝いをする事を決意する。
ただし、集
まった従業員が…
毒使い闇医者、王国最恐と呼ばれる炎の魔術師、厄災を呼び起こすと言われる竜人族、呪術師でもある針子、訳あり聖職者、人間嫌いのエルフ
最強で個性が強すぎる従業員とラルムはどうなるのか___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 05:34:40
6664文字
会話率:41%
ローマ帝国初期の時代。
毒に魅入られたガリア人の少女ロクスタは、時の皇后アグリッピーナに見出され、その息子ネロと出会う。
暴君と呼ばれた皇帝ネロと、稀代の暗殺者である毒使いロクスタの奇妙な関係を描く歴史小説。
最終更新:2023-06-11 17:00:49
12640文字
会話率:24%
現実世界で苦学生の緒方勇都は、バイトに行く途中バイクに撥ねられて命を落としたはずだった。
目覚めると見たこともない異世界にいた。
勇都は、職業アサシンとして生きる為、奮闘するが中々うまくいかない。
とある日、あるダンジョンにレベルアップと
一攫千金を狙い単身で、挑むが生命の危険に晒される。
逃げ込んだ場所で、傷ついたとある女神と遭遇する勇都。
勇都と女神の出会いが、勇都を最強のアサシンへと成長させ、大きな冒険の始まりとなるのだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 11:59:52
261207文字
会話率:25%
異能を受け継ぐ王家に、異能を持たずして生まれた公主、麗華。最愛の姉をなくした彼女は、その復讐に燃え、自らが精製した妖を滅することのできる毒で妖を狩る。そしてなんと、自国を滅ぼした国の特異な隊の将軍という地位を手に入れることに成功する。麗華
は無事、姉の仇を討つことができるのか!?
またまた懲りずにあとがきから始まっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 13:05:16
14809文字
会話率:17%
クロウ・ハーヴェストは元勇者パーティのメンバーであった両親の元に生まれたが、両親がかつて受けた魔王の呪いによって常に高熱に魘され、まともに食事も口に出来ず、体を起こすことすら出来ないほど弱っており、医者に5歳まで生きられないと言われてしまう
ほどに病弱に生まれてしまった。
両親はクロウの呪いを解こうと古今東西のありとあらゆる解呪士を訪ねたが誰も魔王の呪いを解くことは出来なかった。
そんな時、はるか東方の地よりやってきた魔術師が両親に”魔王と同等の力を持つ毒蛇竜の体液であれば呪いを打ち消せるかもしれない”と教えてくれた。
半信半疑の両親であったが、藁にも縋る思いで何とか”毒蛇竜の体液”を手に入れ、クロウの体に浴びせると彼は急に飛び上がり、まるで別人にでもなったかのように健康になったのである。
変わりに常人の持つ魔力を一切失ってしまったが、両親にとっては我が子が健康になってくれることの喜びのほうが大きかった。
クロウはそれ以降病気になることもなく、元勇者の両親に鍛え上げられ町でその名を知らぬものは居ないほどの立派な戦士にへと成長していた。
そして成人を無事に迎えたクロウの元にうれしい知らせが届く。
”そなたの功績を称え、魔王討伐のために力を振るうことを許可する”
我が子が勇者として選ばれたと両親は喜び、クロウはそんな両親とお国の期待に応えるために勇者としての責務を果たすべく、王都へと旅立つ。
しかし、この選択が後にクロウの人生を大きく狂わせることになるとは知る由もなかったのである……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 08:21:44
5666文字
会話率:41%
侯爵令嬢ソフィアはあまりの性格の悪さから公爵家の御曹司レグルスから婚約破棄される。
しかも「シュレーディンガーの猫」を間違って理解していたレグルスから、罰を与えるため箱に入れられ、毒ガスを注入されてしまう。
だが、ソフィアに毒は効かなかっ
たばかりか、彼女は毒を自在に操る能力を得てしまう。この能力を得た彼女に敵うはずもなくレグルスは婚約破棄を撤回せざるを得なくなる……。
毒を操る能力でレグルスに嫌がらせを繰り返すソフィア。しかし、町でひったくりを退治したのをきっかけに彼女は人助けに目覚め……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 16:37:00
5164文字
会話率:53%