かつて、世界は太陽竜マスター=マリアの従える十一体の神竜によって創世されたと伝えられている。しかし、実際に創世に関わった神竜様は十体。最後の一体、傀儡竜ミラー=ノアは汚れ仕事を引き受けさせるためだけに、神の時代の終末に追加で作りだされた。
「はじまりの神竜戦争」によって同士討ちした結果、神竜達は人間に転生した。傀儡竜が転生した人間は神殺しの罪を償うために生まれてくる。殺めた神竜様一体につき、ひとりずつが神罰を受ける運命として。神罰が発動するまでの二十年しか、健康体で生きられない。
限られた一生であっても、少しでも幸せに。満足して生きたい。夢を追って、叶えたい。そんな人々の一瞬の輝きを描くオムニバス形式の物語です。
※Ⅱ(セカンド)と書いてありますが、本作が「GRASSBLUEシリーズ」完結編になります。
エブリスタでコンテストに参加するために本シリーズ作品をたくさん書いていたら長編程度の文量になったので、時系列順に並べて一作にまとめました。
そのためエピソードごとに主人公が違うオムニバスですが、テーマは「限られた一生で、いかに満足して幸福に生きるか」で一貫しています(そのせいで、どの話も似たようなオチになってしまいがちですが)
参考資料:
図説剣技・剣術 新紀元社
武器事典 新紀元社
若駒ちゃんねる youtube
その他webサイト検索折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:00:00
140993文字
会話率:47%
春から花宮高校へと入学する一人の少年、黒崎桂馬。
彼のもとに突如として来訪したのは、法務省管轄青少女保護観察課の渡部という男だった。
両親と共に聞かされた言葉、決して逃れる事の出来ない責務。
「黒崎桂馬君、君は、青少女保護観察官に選任され
た」
非行に走る少女を更生し、正しい道へと導く者を指す言葉。
裁判員制度と同様に、青少女保護観察官は拒否が許されない。
淡々と進む話の中で、顔合わせとして部屋に入ってきた赤毛の少女。
「火野上ノノンさんだ。高校三年間、国が用意した施設にて、君は彼女と過ごすこととなる」
薄汚れフケにまみれた髪、ゴミ溜めのような異臭、虫歯だらけの歯。
こんな人と一緒に三年間も過ごさなくてはいけないのかと悩む桂馬だったが。
渡部から知らされた彼女の凄惨なる過去を知り、彼は一人決意を新たにする。
非行少女との同棲生活の果てに、桂馬は彼女をどう受け止めるのか。
様々な障害や問題を越えた先に、桂馬が導き出した答えとは。
彼女は知ることとなる。
これまで存在しなかった、幸せという名の感情を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:13:04
43503文字
会話率:47%
魔力を生み出す力がないと生きられない世界で、双子のフィオナとセシルは不完全に生まれた。フィオナは魔法を使う力がない代わりに、魔力を生み出す力を二人分。セシルは魔法を使う力を二人分持つ代わりに、魔力を生み出す力を持たなかった。
セシルはフィ
オナに魔力を与えられて命を繋ぎ続け、一人前の人のように振る舞っている。しかし両親にセシルに魔力を与えるための道具として扱われているフィオナには、家の外に出る自由すら与えられなかった。母親に虐げられ、退屈と憂鬱を煮詰めたような日々を過ごす中、セシルだけがフィオナに優しかった。双子の弟と大切なものを奪い合って生まれてきたと思っているフィオナには、その理由が分からずにいる。
少しでも自立するために薬草を育て始めるフィオナと、それを手伝うセシル。薬草作りを通して少しずつ仲を深めていく二人。セシルはフィオナへの執着心を隠しつつも、彼女が心を開きつつあることに喜んでいたが、セシルが通う学園に彼を恋い慕う少女がやってくる……。
※ヤンデレ、近親愛
※若干の性描写と暴力描写あり
※フィオナを主人公として読むかセシルを主人公として読むかで、メリバかハピエンかが変わります。
全21話+番外編3話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:00:00
31303文字
会話率:47%
バケモノ、失敗作と実父から蔑まれてきた貴族令嬢ラーベ・クレエアは、高慢な妹の代わりに辺境伯家へと嫁ぐことになる。
両家の関係を憂う君主からの取りなしであったが、事実上の政略結婚だった。
初夜を控えた夜、寝室に突然現れた辺境伯にして夫エドガ
ー・ハイネマンは、ラーベに「お前を愛することはない」と告げる。
だが、ラーベは夫の身形や言動から推理を展開、彼がこれから大きな事件へ挑もうとしていることを看破する。
そう、ラーベは〝謎〟を前にすると我慢が利かなくなる名探偵令嬢だったのだ!
かくして辺境伯の妻としての地位に収まった彼女は、行く先々で出遭う殺人事件を解決し、実家が企てる策謀や〝結社〟と呼ばれる秘密組織の暗躍を暴いていく。
ときに可憐に、ときに目映く躍動する彼女の叡智に惹かれていく辺境伯。
これは頭がいいくせに天然な夫婦が国を揺るがす謀略へ挑む物語。
不憫な令嬢が、ただ思うがままに謎を解く。
そんなありふれた人生と幸福の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:07:09
37798文字
会話率:32%
輪廻転生しちゃってた?主人公。
双子の忌み子説?
不幸?幸せ?周り次第で変わる。
魔法がある世界なのに無言詠唱が当たり前の世界。
魔法の基礎を暗記して練習するのが当たり前、魔法属性と魔力量を7歳で調べる事がある。
貴族は家庭教師を雇い、平
民は学校へ。
魔法が使えない人は存在しない。
女神が住んでる世界から現世に落ちちゃって前世の世界で生きたけど原因は女神達によって隠蔽され幸せだった時楽しかった時な記憶以外思い出すことは無い。
女神達の愛おしい子であり女神達に愛されし愛し子を中心にまわっていくストーリー。
国が過去に犯した罪は露天するのか?
愛し子騎士は守れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:30:32
35534文字
会話率:21%
これは勇者が世界を救った2000年後の物語。
勇者歴2104年、4年前に起こった世界大戦の影響から各参戦国は疲弊しきっていた。
そんな中、参戦国の中の一つであるソール国は今もなお緊張状態にある、世界情勢を鑑みて史上初の男女問わずの騎士
学校入学者を募集する。
少女の身でありながら、頭ひとつ抜けた剣の才覚の持ち主である貴族の娘ネクス。
商人の娘であり、誰よりも頭が切れるミケッシュ。
そして誰よりも勇敢な少年リリベル。
そんな三人は募集に応えた、入学希望者だった。
学校のある王都エポロへと、列車に揺られながら同席した三人は、しかし、とある事件へと巻き込まれることになる。
「魔王様……」
そう呟く一匹の魔物によって。
────────
「こんなもんか?」
「何をやっている」
「おお! 旦那ぁ! 今あらすじを考えていたとこなんだよ!」
「……我々の計画のか?」
「そう! 最初は肝心だろ? 何が起きて何を生み出すのか、みんな知りたいと思うんだ!」
「お前の言っていることは相変わらずわからんな。皆とは……いつものあれか?」
「そう神様!!」
「悪趣味だな、お前の神は」
「そう言うなよ! 多分最後になるんだからさ!」
「そうだな」
「そうさ!!」
「行くぞ、候補者は絞れたとはいえ所詮は、的中率は実際に確かめないことにはわからん」
「旦那は心配性だなぁ、もう実質決まってんだろ?」
「予言や占いなど信頼できん」
「それ魔法使いのセリフって自覚ある?」
「当たり前だ私の流派は堅実でな」
「はは! そりゃよかった! じゃあそろそろ始めますか!」
「例の地点で全ては始まる」
「……帰れるかな」
「賭けになるな」
「……まぁいいさ! 利害は一致させてんだからな」
「お前の前向きさは見習いたいところだな」
「だろ?」
「では、行こう。魔王様のために」
「おー、大変ご立派なことで」
「本気だからな、世界のために」
「幸福のために?」
「そうだ」
「はぁ……そんじゃまぁせいぜい楽しもうぜ旦那、なんせ──」
「最後だから……か?」
「そういうこと」
─────────────
カケヨム様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:19:42
131612文字
会話率:39%
主人公 天童進(てんどうすすむ)は、オカルト好きの幼馴染 真島未央(ましまみお)に教えられた、都市伝説でよく聞くエレベータに乗って異世界へ行く方法を試した。それによって異世界《ヌバモンド》へと転移させられてしまった。しかし、進はこの時まだ
知らなかった。自分がヌバモンドへ来たことが偶然ではなく、必然の出来事であることに。
進は、天才と呼ばれあらゆることを完璧にこなし、数々の闘いに勝利し負けたことがない。さらに彼は困っている人を見捨てることなく、悪人に対しては決して許すことはない正義を持っている。
先にヌバモンドへと来ていた未央は、大勢の魔物を従える魔王となっていた。
進は幼馴染との再会と元の世界へと戻る方法を探すため旅を始める。様々な人と出会い、未央の配下の魔王軍や神殿騎士たちと闘うことになるが、そうした出会いや闘いを重ねていく中、自身の持つ正義が本当に正しいモノなのか疑問に思い始める。次第に周りの仲間すら進の持つ正義が歪んでいるモノなのではないのか、その正義に支配されているのではないかと感じ始める。世界を支配しようとする魔王軍、それに対抗する進達一行、その裏で暗躍する神殿騎士達―――進はこの戦いの中で本当の正義を見つけることができるのだろうか...。
※第5章執筆スタートしました。
※第4章からは主人公の親友 唯我新(ゆいがあらた)もヌバモンドへとやって来て進と共に戦います。
※全編を通じて「生と死」、「幸福と不幸」、「勝利と敗北」といったことを主人公や仲間たち、敵対する勢力さえも真剣に考え、生きていくことをテーマにして書いていきます。
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話の本筋を変更することはありませんが、タイトルや表現は変更することがありますので、そこはご了承ください。
ブックマークや評価、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:21:04
1650613文字
会話率:45%
貧乏伯爵家の長女デシレアは、菓子作りの才能を生かして生計を支えるべく奮闘している。
そんな彼女には前世の記憶があり、前世唯一の幸福と言っていい存在が、青銀の貴公子と呼ばれるオリヴェル。
公爵家の嫡男である彼は優秀な魔法師であり、魔
王を倒す四英雄のひとり。
物語同様現実でも魔王を倒したオリヴェル達の凱旋を記念し、デシレアが考案したイラストケーキ。人気を博したそれがオリヴェルの知るところとなり、自分としては不快だったので契約婚約、契約結婚するよう迫られてしまう。
『推しとは、遠くから見つめて尊ぶもの』が信条のデシレアは悩むが、領地への潤沢な支援、という申し出に喰いついてしまい、契約婚約が成立する。
契約、といいつつデシレアを尊重し大切にするオリヴェルと、時折自分が思ったのと違う方向へ行ってしまい首を傾げつつも、オリヴェルの傍で幸福に暮らすデシレア、ふたりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:00:00
235958文字
会話率:53%
悲運な女性の断末魔を描いた物語です。
はるか未来の、宇宙の彼方を舞台としていますが、独裁的領主が支配者として君臨する、封建的な世相を背景とします。
とある星団帝国の名門領主という高貴な生まれであったその女性が、裕福な暮らしと幸福な日
々の先に陥った、ブラックホールにのみ込まれるという壮絶な最期。
15個もの星系を領有し、財力も声望も文句なしといえる名家の棟梁の妻であったのに、一族は滅亡し、愛娘は凌辱の末に惨殺され、夫の身体は4つにちぎれ飛び、自身も激烈な引力から逃れられなくなり、生存は絶望的となります。何もできず、ただ死を待つのみとなってしまったのです。
その悲運の引き金になったのは、手塩にかけ愛情を注いできたはずの、領民たちがまき起こした反乱でした。
善良な知行によって信頼関係を築き、慕われ親しまれてきたはずなのに、こんなにも残酷な裏切りで報いられてしまったのです。
なぜ・・・なぜ・・・、と女性は問いかけます。不可避となった死への絶望の中で、一心不乱に考えをめぐらせます。それしかできないのです。
ブラックホールの強大な重力によって、驚異的なまでに引き伸ばされた時間の中で、女性の問いはいつまでもどこまでも続くこととなります。
そして長い長い問いかけの果ての結末として、彼女は、生涯で最大の悲劇に遭遇します。娘の惨殺より、夫の身体の四散より、自分の死が不可避なことより、もっと壮絶な悲劇に・・・
銀河戦國史シリーズの一つとして描いた作品です。
地球を飛び出し宇宙に進出した人類が、直径10万光年にも及ぶ銀河系円盤のいたるところに生息場所を広げ、離合集散や栄枯盛衰を際限もなく繰り返した果てに、全銀河全人類を含んだ統一政体のもとで恒久平和を実現するに至ります。
そんな人類の描き出した、大樹の枝の経脈を彷彿させる1万年の足跡を記したものが、銀河戦國史シリーズです。10万光年の空間と1万年の時間を舞台とした全人類史が、シリーズの全景です。
1万年後の、恒久平和実現後の銀河系に暮らすエリス少年が歴史に触れる場面から、物語は始まります。プロローグにおいて、少年が「銀河戦國史」に思いをはせる場面が描かれ、それに続いて、本編としての上記表題の物語を描き始める、という構成になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:00:00
13097文字
会話率:3%
エリザベス・ルービンシュタイン公爵夫人は、妹の王太子妃に毒殺未遂という大罪を犯して修道院送りとなった。
罪を犯したヒロインのエリザベスは、今までの自分の愚かな行為に気づき懺悔する。
エリザベスが願ったのは、時を遡って夫と娘の元に還って、もう
一度だけ幸福な家庭を築きたい!
修道院送りになった当日、牢獄の中で亡き祖父からもらった魔法の砂時計を使って、事件から2ヶ月前に時を戻した。
彼女は自分の未来を変えることができるのか──。
★異世界ラブコメファンタジーの幕が開きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 13:23:37
387496文字
会話率:35%
婚約は解消、家族は投獄、屋敷は差し押さえと大ピンチの令嬢マルグリット。おまけに事故に遭い、意識を失ってしまう。
しかし、目が覚めると状況は一転。何故かマルグリットは絶世の美女になっており、元婚約者は投獄されていた。どうやら、それはマルグリ
ットの仕業らしい。
「わたしが悪女? しかも、事故からは五年が経っていて、結婚相手は妹と婚約するはずだった令息ですって!? 一体何が起きてるの?」
これは、見た目は悪女、中身は乙女の女性が、夫との溺愛生活を楽しみつつ、失われた記憶を取り戻して幸福になるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:36:55
60164文字
会話率:43%
婚約を解消され、幽霊城と噂される廃墟に追放となったコンスタンツェ。しかし、そこにいたのは悪霊ではなく妖精だった。
妖精の魔法とコンスタンツェの知恵で美しく生まれ変わっていく廃城。仲間も増え、お客さんも大勢来てくれるように。
そんな折、コ
ンスタンツェはひょんなことから元婚約者の弱みを握る。しかも、彼は妖精の力を悪用しているようなのだ。
これまでの恨みを晴らすため、そして、愛する妖精を救うため、コンスタンツェは復讐計画を立てることにする。
これは、婚約破棄されて絶望していた令嬢が、追放先の廃城を盛り立てていく中で、希望と幸福を見つけ出す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 12:32:38
122393文字
会話率:51%
義理の家族に冷遇されているタチアナは、婚約を解消されたことがきっかけで家を追い出されてしまう。
「私の人生は一体どこまで悪くなっていくの?」
嘆くタチアナだが、婚約者からもらった魔法のペンダントの導きによって、実は義理の家族にはめられた
のではないかと気付く。
その証拠に、この婚約破棄にも裏があるようで……?
これは、不幸のただ中にいた令嬢が、逆境にも負けない強さを手に入れて幸福になるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:41:53
9320文字
会話率:36%
カラミタ男爵嫡男アウル・カラミタは変な夢を見る。ある男の記憶を追体験しているようだが、見たことの無い動物や食べ物、更には魔法は存在せず、電気なるものが人類の基盤になっている現実とは異なる世界。
アウルはこの夢を参考にし、領主の父親に領
地の改善を提言していく。
豊かになっていく領地に忍び寄る足音は幸福かそれとも絶望か。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
旧災厄の梟とパクス・カラミターナを再編及び再考しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:00:00
82840文字
会話率:61%
時波の世界にまだ聖人が存在していた時代。世界がやわらかで、理はよく揺らぎ、不安定だった時代。
穏やかな魔女と苛烈な聖人は出会い、そして突然に婚姻を結ぶ。
――ちょうどよかったんだ。俺はどこかの国に肩入れする気はまったくないからな。
――あな
たの事情に巻き込まないでください。わたしは静謐の魔女。騒がしいのは好みません。戦なんて、もってのほかです。
静謐と戦火。正反対ともいえる性質を持つふたり。
しかし魔女と聖人が一度結んだ繋ぎは解くことができない。好まない戦の要素を削ろうにも、婚姻によって紐づいてしまった自身の要素を崩すわけにもいかない。
静謐と戦火の繋ぎは成されたのだ。
しかたなく伴侶としての役目を果たすことにした静謐の魔女は、肌に合わぬ要素を最小限に抑えるため、友である明星黒竜たちに協力を仰ぎ魔法具を作ることにした――。
迷子が趣味な魔女と、国落としに精を出す聖人。
世話焼きお父さんな冬の竜と、貢物でレストランを営む秋の竜。
これは、最後の聖人を育んだ人ならざる者たちが紡ぐ、対話と幸福についての物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 11:54:39
47876文字
会話率:36%
唐突な事故、それも不条理な、最近よくある踏み違いアクセルに撥ねられた瓜生沙良(うりゅう さら)は、車の下敷きになって死亡した。
その後すぐの、まさかのスカイダイビング(異世界転生)に戸惑うも魔剣と出会い、そしてそれと敵対している竜王にも出
会う。
沙良が居なければ、きっと魔剣が抜かれるのはもっと先の話だったし、竜王とはもっと凄惨な戦いになっただろう。
だが、沙良の憎めない性格が滲み出ているお陰か、強者達は行動を共にすることになる。
そして、魔族だった沙良は……魔剣の扱いをほんの少しミスしたせいで契約妻となるし、この世界を生き抜くためと、死ぬよりもつらいしごきを竜王から受ける。
始まったばかりの異世界生活は、最初から飛ばし気味だしよく飛ばされる(物理)。
沙良は無事に、ここで生きていけるのだろうか。いや、おそらくは幸福な毎日を送る事だろう。
ただ、女神から「お幸せに~」と言われたことなど、きっともう微塵も覚えていないだろうけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:31:08
108144文字
会話率:33%
テクノロジーが進化して魔法と見分けがつかなくなった時代、人々の幸福はAIによってコントロールされていた。
戦争もなく全人類は幸福な人生を横臥していたが、その裏では熾烈なAIによる闘いが起こっていた。
主人公は、魔法とAIの秘密に迫りつつ、人
の幸せとは何か、勇気とは何かを探求していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 09:11:52
77756文字
会話率:49%
保育士をしていた25歳。
マリカはある日気が付いたら異世界の子どもに転生していました。
その世界は魔王が勇者に倒されてから、誰もが不老不死を持っている「平和」で「幸福?」な世界。
ただし、子ども以外は。
子どもが幸せでない世界なんて我
慢できない。
異世界に転生した保育士は子どもだけが持つ「ギフト」を使い子ども達の未来と幸せの為に戦います。
住処はなんと魔王城。
目指せ、世界の環境整備。
誰もが望む不老不死を手に入れた世界は本当に幸せな世界なのか。
今のところは子どもとのスローライフほのぼの(?)系。
ですが少しずつ世界全てを敵にした子どもたちの逆襲が始まります。
1話に主人公のマリカイラストを入れました。
ハデな戦闘はもう少し後。
あまり主流のお話ではありませんが丁寧に描いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします、
一部、子どもの苦しむ姿や虐待の描写があるところもあります。R-15は今のところは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 08:10:00
4870776文字
会話率:33%
ちょっとワーカホリックな戦闘狂魔王、リウ・ノーテル。チート過ぎる孤独だった彼女が幸せを噛み締めたり不幸に見舞われたり初めて出来た配下達のために頑張ったり頑張り過ぎて止められたりするお話。困難は基本的にチートな魔王様がぶっ飛ばします。
最終更新:2024-05-11 08:06:01
1788168文字
会話率:51%
魔法、魔物、結界。不思議な存在や現象に満ちた世界で、目覚めた彼が最も奇怪に感じられたのは、『自分自身の記憶が存在しないこと』だった────
これは、記憶を失った彼が幸福を享受できるようになるまでの物語。
◇◇◇
・無断転載対策として
、『カクヨム』でも同時投稿中
・毎日7時頃更新
・最終話まで執筆済み(毎日1話ずつの更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 06:00:00
426684文字
会話率:47%
貧しい男爵家の令嬢は、姉妹で全く扱いが違う。
誰からも愛される美しい姉と、「可愛くない」と両親からも迫害される妹、マリー。髪は毛玉だらけ、ドレスなど無く、ずたぼろの作業服を着たずたぼろの令嬢である。
姉はある大貴族に見初められたが、嫁入り
の道中、突然の事故死。
「わたしが姉の身代わりなんて、無理に決まってます!!」
しかし、姉へのプロポーズは相手の勘違いによるものだった!?
心身共にずたぼろの没落令嬢が、スパダリ大富豪伯爵にアホかっちゅーほど溺愛されて、美しく、強く、幸福になっていく物語。
※本編完結しました。第2章としてスピンオフ「カラッポ姫と嘘つき王子」を更新中!
\双葉社Mノベルスより書籍2巻発売&がうがうモンスター、ニコニコ静画、アプリ『マンガがうがう』でコミカライズ連載中!!/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 02:33:28
988578文字
会話率:47%
「そなたが最も美しく、最も幸福な時に、そなたの命を齧り取ることにしよう」
そう約束した竜とヒトの娘。
竜の目には、娘の日々は幸福であるように見えた。妻はいつでも美しく笑っていた。
それなのに、今はもう動かない。
大地とともに生まれた竜と
、限りある生命をもつヒトとの、切なくてどうしようもない恋と命の顛末。
(この短編は先日、とあるツイートに感銘を受け、着想を得て、オリジナルの短編小説に仕上げたものです。元ツイの世界観とは一切関係がなく、またツイート主さまには公開の許可を頂戴しております。)
(カクヨム、エブリスタにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 20:34:39
3219文字
会話率:28%
孤児からストリートチルドレンとなり、その後も養父に殺害されかけたりと不幸な人生を歩んでいた天才錬金術師グラス=ディメリア。
若くして病魔に蝕まれ、死に抗おうと最後の研究を進める彼は、禁忌に触れたとして女神の代行者――神人から処刑を言い渡され
る。
抗うことさえ出来ずに断罪されたグラスだったが、女神アウローラから生前の錬金術による功績を讃えられ『転生』の機会を与えられた。
本来であれば全ての記憶を抹消し、新たな生命として生まれ変わるはずのグラスは、別の女神フォルトナの独断により、記憶を保有したまま転生させられる。
グラスが転生したのは、彼の死から三百年後。
赤ちゃん(♀)として生を受けたグラスは、両親によってリーフと名付けられ、新たな人生を歩むことになった。
これは幸福が何かを知らない孤独な錬金術師が、愛を知り、自らの手で幸福を掴むまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 00:02:27
1089776文字
会話率:52%