楽園編
天使――それは男にとって憧れを通り越して何かよく分からない概念と化した存在。
別に翼が生えている必要もない。輪っかを浮かべている必要もない。ただ魅力的な容姿と性格をしていればそれで天使だ。CMAのヒロインならばそれで天使だ――。
第3次世界大戦末期。精神崩壊を繰り返してCMAをプレイし天使に癒されると言うセルフ治療スタイルを確立した軍人の天之玄咲はCMA――1999年発売のポケットボーイ専用ゲーム【CARD&MAGIC ACADEMIA】の重度廃人だった。
地獄のような現実に耐えかねて、その度に狂気をCMAで抑える日々。
そんな玄咲の人生はある日一発の核弾頭によって唐突な終焉を迎える。死の寸前までCMAをプレイし続けた男は地獄に落ちることを確信しながら爆発に呑み込まれ――。
そして気が付いたらCMAの主人公に転生していた。
カードとそれを読み込み発動するリード・デバイスが起こす奇跡――カード魔法。
そのカード魔法を使って戦う魔符士を育成するラグナロク学園に玄咲もまた主人公として入学する。
玄咲は狂喜し、決意する。絶対ヒロイン――天使とエンディングを迎えると。
少しおかしくなったテンションでストーリー、そしてヒロインのゲーム知識を活用した手堅い攻略を目指す玄咲。しかし転生から数秒後に起こしたある事件によりストーリーは初っ端から大脱線し、絶妙に役に立たないゲーム知識に玄咲は翻弄され盛大に空回りする。
そんな玄咲はある一人の天使のような少女と出会う。なぜか玄咲にやたらと好意的な少女に、段々とヒロインそっちのけで玄咲は惹かれていく。
そしてある時、ついに悟る。
「彼女こそが、俺のこの世界での天使だったんだ!」
地獄編
夢は壊れた。
天使は羽をもがれた。
全て俺が間違っていた。
何もかも全て俺のせいだ。
「この世界は楽園なんかじゃない」
だから、
だから。
だから――
「地獄に堕ちろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:10:00
497534文字
会話率:57%
完璧な令嬢として一目置かれている伯爵令嬢のジルコニアは、16歳の誕生日の翌日に騎士団長クロヴァとの婚約決定を告げられた。
クロヴァは不器用ながらも誠実な態度で彼女に接してくれ、この婚約は順調に進んでいくように見えた。
しかしそれは聖
女降臨の日に一変する。クロヴァが突然、家にやってきて「聖女と関わるな」と一方的に言い、ジルコニアは戸惑いながらも了承した。
やがて彼は真実を告げた。
「君は3ヶ月後の聖女祭の日に死ぬ。俺は君が死ぬたびに時間を繰り返している。しかし、どうやっても君を救えない……」
強靭な肉体と鋼の精神を持つクロヴァが、精神崩壊一歩手前まで追い詰められる異常事態。
死の運命にあらがうため、クロヴァのいままでの苦労にむくいるため、ジルコニアは挫折と絶望を繰り返して真相にたどり着く。
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完結済み作品を投稿しています。全38話11万字です。
初回3話、1日2話を毎日19:00に更新します。
ブックマーク、いいね、感想などお気軽にいただけると励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 19:00:00
116696文字
会話率:36%
いわゆる自由律俳句です。
精神崩壊(メンブレ)って16弾。
最終更新:2024-03-13 19:12:32
403文字
会話率:0%
ある日突然、我儘令嬢の従者になってしまった主人公のデニス。初めのうちは主人の理不尽な言動に何とか耐えていた。しかし、耐えられなくなったデニスは自分のことを人ではなく『物』だと言い聞かせ続け、ついに感情を失ってしまう。その後彼はもう一度感情を
取り戻すことができるが……
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 12:00:00
8947文字
会話率:64%
とある高校でイジメを受けている麻辺 勇一と、彼をイジメている瀬良 薫。
そんな二人が揃って魔法のある異世界へ転移。
異世界で初めて出会った少女の公認誘拐で逃亡生活、かとおもったらガチ誘拐の冤罪。
力技で解決して学園生活(監視込)を送ることに
なるが、その学園は有力者の令息令嬢が集められる少年兵養成所。
文字が読めずに馬鹿にされたり基礎訓練に置いて行かれ下に見られたり。
それを日本の知識で覆せなかったりそれでも信頼はしてもらえて好意を向けられたり。
卒業した二人は『アイヲサ』という最前線に出される隊に配属。
戦場で活躍したい瀬良と、一市民として普通に生きていたい麻辺はどうなる?
各国が絶えず戦争を続けるその理由は?
この世界の「魔法」とは?
少年兵になった二人は生きて帰れるか――というか、帰りたい?
……という流れで進んでいく予定です。
二人は今のところ魔法が使えないため、翻弄されることが多い予定です。
最終的に麻辺と瀬良だけではなく、関わった人の「本当の自分」を出せたらな、と。
戦争を扱う故残酷描写があります。タイトルに※印、前書きで注意書きを行う予定です。
ただ、連続してそういった描写がある場合は始めの一話タイトルに※印と前書き、以後はタイトル※印で対応します。
注意書は過剰気味に行うことを意識しています。そのためくどいと思われたら申し訳有りませんが、苦手な方への配慮としてご理解ください。
仕事が爆発してますので更新また停滞です。
少し書きためてから再開します。
ほとんど終盤までのプロットができたので、タグ等整理しました。
マイナスな印象が多いですが、人を選ぶものだと思うので……。
よろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 18:07:07
273808文字
会話率:51%
ある日のこと。
普通の男子高校生「日向 蒼」は幼女になっておねしょをしていた。
さらに、お漏らしを繰り返し、おむつをはかされ、新しい名前をつけられ……。
突然のことに戸惑いながらも、彼は少しづつ女の子になっていく……。
よくある
TSモノです。
pixiv・カクヨム・ノベルアッププラス・アルファポリスにも掲載してます。
全十話で完結予定でしたが、続きを書くことにしました。不定期投稿です。
おねしょやおもらし、さらにおむつなどの描写があります。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 21:01:05
128123文字
会話率:44%
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああごきぶりご
きぶりまんじゅうやめやめやめあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
今日見た夢がひどくグロテスクだったので発狂しながら書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 12:05:41
776文字
会話率:11%
『洞窟』
何世紀か前に発見されてから未だに制圧された事の無いダンジョン。
『ハンター』
ダンジョンを攻略する者の名であり、奴らを滅ぼす者の名前だ。
俺は妹のリリアと洞窟に潜り込んでいた。
——この村は、血の匂いがする。人は、居ない。
最終更新:2023-08-22 12:10:46
3834文字
会話率:40%
どういうわけか壁にぶち当たって死んだわたしの目の前には、やはり巨大な壁が聳え立っていた。
まるで何かの冗談のように、死んでも、逃げても、どこまでも同じ壁がついてくる。
ホラーが大の苦手なわたしは精神崩壊寸前だが、偶然?出会った巨大なカタツム
リに心癒されつつ、懸命に壁からの逃走を試みる。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 22:37:52
96391文字
会話率:26%
※こちらがリテイク版となります
犯罪組織に加担して子供の育児放棄していた母を持つ親ガチャ失敗の高校生、深沼湖文。
彼は犯罪組織の魔の手から助かったものの、精神崩壊を起こして幻覚の幼女を友達とするサイコパスとなっていた。
更に自分で
はどうにもできなかったことから、自らの努力を軽視し、運任せのガチャ脳を拗らせることとなる。
そんな彼を救い、恋人となった少女もまた病んでいた。
彼女は6人の別人格を持つ多重人格者だったのだ。
アタリの彼女以外には嫌われるという他人のような奇妙な同棲生活。
まるでそれは、深沼湖文にガチャを引いている気分にさせるかのような日常だった。
精神が病んでいる同士の清き青春。
ヤンデレ✕ヤンデレのラブコメをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 10:46:40
41207文字
会話率:39%
「精神崩壊事件」から数年後の話。
高城 誠はゲーム実況者として活動していた。そんな彼には、「かな&かいの実況」という作家でありゲーム作成もしている動画チャンネルのファンだった。
ある日、同僚で同じ実況者の赤月 恭介に何人かの実況者とともに定
期的にゲームをしようと誘われ、「かな&かいの実況」のチャンネル主であるかいさんも誘うと言い出した。最初は断られると思っていたが、まさかのオッケーに誠も驚く。
コラボする人達と顔合わせの日、かいさんが「立花 湊」というまさかの女性であることを知る。一緒にゲームをやっていくうちに湊の心の闇や親戚関係も見えてきて、みんなでそれを解決しようと立ち上がる。
湊が小説を書き始めた理由とは?そして誠の恋は実るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 20:35:31
26526文字
会話率:58%
彼女を失い、気力の無くなる主人公。身近な人に助けられ変わっていく。人の精神状態を表す。
最終更新:2022-10-24 02:35:24
3707文字
会話率:46%
世界がめちゃくちゃになった。でも、俺は気がつかなった。
!注意!
これは狂気のフィクションであり、精神疾患への偏見や差別を助長する意図を含んだ文章ではありません。
最終更新:2022-08-13 00:00:00
10451文字
会話率:39%
高校時代の部活の後輩である玲と結婚した柊吾は、玲の希望により不妊治療を始めた。だが、やっと玲が妊娠したと思えば、それは子宮外妊娠だと言われ、結局は稽留流産であり、玲は胞状奇胎という病になった。
流産と胞状奇胎のショックから精神崩壊を起こ
した玲は高校時代の友人たちとのグループLINEに参加することもせず、ただじっと沈黙を守る毎日。そんな玲をどうにかしてやりたいと思う柊吾は、偶然電車に乗り合わせ席を譲ってくれた少女・結季と、その父親であり玲の従兄である晴眞と水族館へと向かう。玲のためにも子供がほしかったと思う柊吾は自分に懐いてくれた結季を産まれなかった子供と重ね、玲を母親にしてやりたいと更に思い悩むが、晴眞は家族はどんな形でも良いと柊吾に助言する。
本当は結婚したいほど好きだった従妹の玲が、自分が大嫌いだった柊吾と結婚したことに、未だ後悔の念を消せない晴眞。玲が病になったことを知り、過去に自分が別の決断をしていたら玲の今を変えることができたのではないかと後悔を口にするが、巧は違う人生など存在しないと晴眞に断言する。
偶然の約束のおかげで玲の病を誰より早く知ってしまった巧は自分に何かできることはないのかと考えるが、一向にその答えは出ない。そんな巧に押田は玲には同じ家に帰ってきてくれる家族がいるからひとりではない、だから大丈夫だと笑う。
玲と連絡が取れない中で偶然玲の昔の恋人と再会した瀧は玲を好きでいながら彼女と自分が結婚しなくてよかったと安堵し、その自身の思考に絶望するが、玲の使う眠る前の挨拶が元恋人の絢斗からのものだったと知り、自分と玲との関係もこれで良いのだと納得する。
その見た目が好きで玲と友人になった押田は玲が不在になり、今の自分と他の3人を繋いでいるのは玲だと実感する。彼女のその見た目だけを好きだと言い聞かせていた自身が本当は、憶病で認められずにいただけで彼女自身を好きだと確信し、病と闘う彼女を元気づけようとLINEを送る。
1番好きな相手だったのに自分から別れを切り出したことをずっと後悔している絢斗は病み上がりの玲と再会し、かつて付き合っていたころに贈ることができなかったクリスマスプレゼントを贈る。
結婚しなければ、子供を産まなければ、その呪いから解放されたいと願い続けた玲が、最後に気づいたのは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 20:00:00
83149文字
会話率:49%
pixivにて2022年2月13日に投稿した作品です。
PV100達成したことを記念してなろうとカクヨムに投稿しました。
純小説ですが表現が残酷気味です。お気をつけください。
* * *
「命令する側」と「命令を受け取る側」と「現実」
が交差する瞬間を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 22:00:00
3674文字
会話率:50%
乱文。
読むは地獄、読まぬは天国。
ならば読むなと推しておこう。
怪奇な精神は此処まで著者を錯乱させし。
自由に書いた気晴らし作品。
最終更新:2021-10-01 04:03:37
1461文字
会話率:15%
ツンデレ美少女幼馴染という人間国宝を守護るためにあれやこれや四苦八苦。
そんな俺に何故かちょっかいをかけてくる女子がチラホラと現れ始め、マンボーよりもデリケートな幼馴染の精神崩壊は加速する。
やめてくれ、俺はラブコメ主人公じゃない。ただツン
デレ美少女幼馴染を愛でていたいだけなんだ……。
だれか助けて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 20:09:47
32468文字
会話率:37%
神には善悪は無い。やっている事が生物にとって善か悪に区分されているだけである。そんな星数以上にある神の中には行いが善悪に区別出来ないものが存在する。そんな神の事を皆は邪神と言ってきた。
これはそんな邪神の中でも特に異質な神であるネムが自分だ
けが参加出来ないゲームに参加する話から物語が始まる。
注意:拷問シーンや改造シーンが愉快に表現しながら描くつもりなので、苦手な方は気をつけて読んでください。
文字数は3000字前後にするつもりです。
感想など良ければ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 12:00:00
4608文字
会話率:52%
勉強だけは出来る真面目系クズな高校生の俺、葛川聡には絶対に誰にも言えない趣味がある。
『ごめんなさい。小説投稿を止めます。一年半の間、皆様お疲れ様でした。私には才能がありません。最後まで完結させることができなくてごめんなさい。もう限界です
……』
そう、俺の趣味は——WEB作家潰し。”プロ”を目指して毎日投稿を頑張るWEB作家の筆を折り、もう二度と小説を書かせないようにするのが、俺の生き甲斐なのだ。
次の標的を誰にしようかと迷っている際に、大人気美少女WEB作家——マリンが目に入った。
アイドル並みのルックスと甘ったるい声。紫髪にゴスロリメイド服というオタク売り全開の美少女。
おまけにネット内で配信業を行い、読者との交流も欠かさない良い子という情報が。
だけど、純粋な悪である俺は順風満帆なマリンが苦しんでいる姿がどうしても見たかった。
「さぁーて、楽しもうじゃないか。マリン……お前が苦しむ姿を、俺に拝ませてくれよ」
と、思い、精神破壊攻撃を続けていたわけだが、何故か隣の席の女の子——廃進麻理が情緒不安定になった。
本来なら見て見ぬ振りをしたいのだが、外面を気にする俺は廃進麻理を介抱することに。
この物語は、他人の不幸が生き甲斐な嗜虐心持ちの男の子と、謂れ無き暴言を受けて情緒不安定になる、表では眼鏡っ娘だけど、裏では大人気WEB美少女作家の女の子が送る一風変わった危険な恋愛物語である。
***
「葛川くん……あたしのこと、大好きですよね……? あたしを一人にしませんよね?」
葛川聡の誹謗中傷で情緒不安定になるマリンこと、廃進麻理。
但し、葛川聡が見事に介抱し、廃進麻理は決して筆を折られることはない。
そして毎度のように励まされた廃進麻理は、次第に葛川聡に恋心を抱くようになるのだ。
「葛川くんだけです……あ、あたしのこと……ずっと好きで居てくれるのは」
「何、逃げているんですかー? 葛川くん、絶対に逃しませんよっ?」
『カクヨム』や『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 19:07:49
16631文字
会話率:40%
どこまでも不条理な真っ白い部屋に閉じ込められ、それをきっかけに交わることのなかった二人の関係が変化する。
※カクヨムにも掲載
最終更新:2021-01-17 07:48:47
8317文字
会話率:42%
虐待、精神崩壊、家出、結婚、DV,モラハラ、嫁姑問題…
何があっても
これが当たり前
私が悪い子だから
私ができない子だから
私が愛を知らないから
私を置いてくれるだけありがたい
こんな私だから
全部私が悪いから仕方ないんだ。
そう生きて
きた。
けど
ある人に出会って
欲が出た。
自分の人生を生きたい
本当の自分の心の声を
大切にしたい。
何を言われようとも
私は私でありたい。
30歳過ぎてから
やっと生まれ変わった
遅咲きの女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 14:29:14
532文字
会話率:8%