常冬の世界、最果ての雪原に、一軒の館が建っていた。
そこは、あらゆる世界と繋がる不可思議な迷宮。
住人は双子の姉妹と一人の男。そしてたびたび訪れる客人たち。
カフェ担当の青い方・シラユキ。
メカニック担当の赤い方・カナリア。
そして冬の魔
術師・ウィル。
記憶を無くした迷子の男と二人の少女の、迷宮館を中心とした日常。
ここには短編だけぶっこんでおく予定です。
Noteにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 22:43:11
37717文字
会話率:42%
魔力の高い者が尊ばれ、巡らされた魔術回路にて数多の民が魔術の恩恵を受けることができる大国・アルビオン。
王国の公爵家に生まれたアナスタシアは強大な魔力を有し、聖女の地位にあった。
何れは王太子の妃になると定められていたが、ある日その地
位を妹に奪われる。
期待された立場から一転して追いやられたアナスタシアは、更に妹の殺害未遂の冤罪まで着せられて追放されることとなる。
だが、罪人として護送される途中、不思議な賊に襲撃され窮地にあるアナスタシアを思わぬ人物が救った。
『白の荒野』と呼ばれる常冬の大地にある獣人達の国の王、シュタール。
かつて王国を追われた罪人達の末裔であり、王国の民からは蛮族と忌まれる種族の王だった。
王はアナスタシアへと告げた。
――「我らが国の為、貴方を攫いに来た」と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:00:00
129878文字
会話率:12%
Aランクの冒険者であるミシィは、白くま獣人の冒険者から頼まれる。
「試しに、常冬の街で一年くらい暮らしてくれる人族はいないだろうか?」
探してみるよ、と答えたが、快諾してくれそうな人がいない。そんなときに、ある依頼を見かけたミシィはふと思い
つく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 23:00:00
7056文字
会話率:48%
常冬の国のとある町髄一のホテルの跡取り息子、アレクセイは堅物仏頂面で有名だ。次期支配人として受付業務補佐をする彼は、季節外れのオフシーズンに珍しい他国の女性客の予約を受ける。シンシアと名乗った彼女が実は紅眼の持ち主であることを出迎えてから知
り、アレクセイは焦燥する。
この国では水商売を生業に生きるか、貴族に飼われる愛玩種である紅眼という希少種。加えてその紅眼が多く集まる貴族の歓楽街、水蓮市に行くつもりだとシンシアは屈託なく言い出して――。
紅眼【ロゼリア】を中心に巡る朴念仁と天然娘のつたない恋物語。
紅シリーズ第二弾、「水紅色」別譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 14:56:31
40412文字
会話率:35%
澄み渡るウィスパーボイス。その瞳は淡い翡翠色。
一目で魅入られたその日から、イリスは彼女から目を離せない。
花雪の降る常冬の国・ヘリオトロオプの玄関街で起こった小さな羽ばたき。
紅シリーズの初作。
ヘタレ青年×クールビューティで送る欧風×
中華風のラブロマン。
全年齢対象、女性向け小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 14:45:17
33482文字
会話率:35%
雪の力を操る常冬の雪の国と炎の力を操る常夏の炎の国の国境では、両国の力が安定せず、気候が大きく乱れていた。
それはお互いの国のせいだと、戦争となる。
そんな雪の国国境付近に生まれた艶葉は、雪椿を咲かせるほどの大きな雪の力に目覚め、戦争に身
を投じる。
そこで出会ったのは、青い朝顔を咲かせるほど大きな炎の力を操る舜だった。
***
こちらの作品は、アルファポリス、カクヨムにて完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 21:00:00
10993文字
会話率:40%
白銀の世界。雪で覆われた国。一年中冬の王国の城から眺める景色は、つまらない景色。王国の姫様は、毎日退屈で飽き飽きしていた。
そんな、氷のように美しく、冷えきった姫様は、異世界からやって来た少年を側に置き、異国の話を聞くことで、その退屈さをま
ぎらわしていた。そんなある日、少年は夏祭りを説明する……。小説家になろうラジオ大賞4 参加作品。テーマは「夏祭り」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 23:22:23
1000文字
会話率:55%
「常冬の惑星」あらすじ
21世紀も終わりを迎える頃。
太陽の活動変化により
急激に寒冷化する地球。
人間社会、そして文明は
滅び去った……。
いち早く危機を察知した
主人公の『僕』は、
最新技術を駆使した
コテージの中で独り楽しく
サバイ
バルしていく。
やがてそこに一人の
訪問者が現れ……。
まったりサバイバル系
心理ドラマ小説の真骨頂!
全五話。
(この小説は、小説家になろう、星空文庫、カクヨム、ノベルアッププラスにて掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 10:25:00
5824文字
会話率:2%
「喜べ、シュネ―。お前の結婚が決まったぞ」
それは、わたしにとって死刑宣告のようなものでした。
これはよくある政略結婚。
しかし、わたしはこの政略結婚が決まった時点で余命一年となった。
常冬の国インベルノ帝国、常夏の
国アスティウ帝国――――
二つの大国は山脈をはさみ隣接していた。しかし、何百年もの間この大国は貿易を行うことが出来なかった。
理由は、山脈の呪いと呼ばれるものにあった。インベルノ帝国の民がアスティウ帝国に、アスティウ帝国の民がインベルノ帝国に足を踏み入れた時点で余命一年となる……そんな呪い。
二つの国の未来のため、わたしはアスティウ帝国の皇帝と結婚する事となる。
自分の命を引き替えに、子を成す為だけの道具として……
政略結婚の筈なのに、何故?
そして余命一年と分かりながら皇太子はわたしに愛していると伝えてきて――――――……
これは、わたしが自由と幸せを手にし死ぬまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 18:00:00
8460文字
会話率:21%
僕のお父さんは冬男で、一年中冬のところに住むのが小さい頃からの夢だったのだそうだ。
僕が生まれる少し前にその夢を叶えて、常冬の島に引っ越した。
僕のお母さんはそんなお父さんが理解できなくて、離婚はしないけれど、それ以来別々に住むことに
した。
冬が好きすぎて冬島に移住してしまった冬男のお父さんと、雪女じゃないけど冬男がまだ好きなお母さんと、冬休みの作文のために面白い何かを探す僕の、なんやかんやなあれやこれや。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 04:34:07
3881文字
会話率:29%
青い星と、その恋人である燃える星の関係を模して、生命をはぐくむ一対の星となった幼馴染の「ぼく」と「彼女」の話。
この作品はtwitter創作企画「#冬の創世記」にて書いた小説です。
最終更新:2021-03-06 19:49:01
1516文字
会話率:0%
新婚初夜、冷徹な言葉を花嫁に投げつけようとした瞬間、常冬辺境伯の二つ名を持つ凍てつく美貌の男は思い出した。己の前世と、今自分が置かれている状況をーー。愛するのに早すぎることも遅すぎることもないと、彼は動き出す。
最終更新:2021-02-02 21:43:59
2479文字
会話率:12%
サンタさんを見ようとして夜更かしした少女。でもそれは叶わず、プレゼントも頼んでいたものではなく、夢の町への招待状に?
少女は本来のプレゼントを探すために雪に覆われた街を彷徨う。でも本当に求めたものはそれ?
常冬の街で少女が見つけたものとは
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 16:44:19
4642文字
会話率:48%
執行、執行、執行。
雪にうもれた地図の空白地帯に存在するソソン王国
――世界は冬眠の王国(スリープキングダム)と呼ぶ――
では今日も受刑者への刑の執行が行われる。
喉を裂き、皮を剥ぎ、炎で炙り、四肢に結わえた縄を馬に繋ぎ、国民たち
が石を投げるという、非人道的な公開処刑。
雪のキャンパスに描かれるサザンカの花を見て恍惚の笑みを浮かべるのは一人の少女。
その名はアレクサンドラ・ルキーニシュナ・アシカーギャ。通称サーシャ。処刑の音頭を執るはこの国の王女である。
「これは復讐なのです。長きに渡る夢見の国を、不当に目覚めさせた世界への」
時は二十一世紀。人道の尊重と平和への模索が行われる世界から、自ら隔絶し続けたソソン王国。
大帝に見落とされ、大戦で地図を焦がすこともなく、偉大な連邦にも加わえられることのなかったその国は、いまだに絶対君主制を敷いていた。
だが、長きに渡る優れた君主たちの統治により、国民の多くは先端技術や社会情勢とは切り離されながらも、幸せなくらしを営んでいた。
しかし、七代目君主であるルカ王が死に、忘れ形見のサーシャが王座へと就くことに。
公開処刑とそれを通して行われる復讐、そして国民への愛と平和の願い。
サーシャが目指すその先は、白い雪によく映えるレッドカーペットであった。
生と死、覆い隠された闇と倫理の裏。鎖された常冬の国で語られる人の心の物語。
※完結予定、毎日16時に自動更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 16:00:00
376506文字
会話率:36%
帝国の端、国境線に接した街、グロウ・ゴラッド。
帝国から存在しないものとして扱われた、逃げ場のない常冬の街。
そんな過酷な異世界の街で生きてきたビーツァとシエレイ。過去に平和な国で生きてきたことなど遥か昔のこと、そんな記憶は名前と共に捨て
たと逞しく生きる二人。最初は互いに手を取りあって生きていた二人も、やがてそれぞれに生きる術を身に着け、それぞれの道を歩み始め。久しぶりに再会した二人は、街の外れにある一つの酒場で酒を酌み交わす。そこは、無愛想な看板娘の名前を冠した、「血まみれジーニャ」という物騒な名前の酒場で……
――この酒場で起こる波乱とその結末に、彼らの生き様が刻まれる。
そんな物語も、旧友たちが当たり前のように店に入るところから始まって……
※本作品は、拙作『Welcome to the tavern of 「bloody Jenya」 ~ 血まみれジーニャの酒場へようこそ』を半ば無理やりに異世界転移に変更した作品です。
……多分、テンプレ的な良さは皆無な「テンプレ詐欺作品」ですが、それでも良ければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 20:15:14
11153文字
会話率:34%
ここではない、とある世界の物語。
四季の国と呼ばれる国は、ひとりの王と、四人の女王、ひとりの魔女と、ひとりの魔法使いによって支えられていました。
ところがある年のこと、魔法使いが国王に反発し、いなくなってしまいます。次の年には春の女王が眠
りに落ち、春が来なくなってしまいました。
国王はあわてて対策を練りますが、解決策はなかなか見つかりません。
そんな国王を訪れた賢者さまが、告げます。
このままあなたたちが己の過ちに気付かなければ、この国は滅びる。
果たして、四季の国は滅びを免れることが出来るのでしょうか。
※冬の童話祭2017企画プロローグ「季節廻る国の童話」の設定を使わせて頂いておりますが
企画不参加&童話ジャンルでない作品です
なにか問題があれば消します
※R15タグおよび残酷描写タグは保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 00:00:00
13516文字
会話率:47%
辺りは一面の銀世界。
視覚がおかしいわけではなく、本当に白銀の世界が広がっている。
輝麗島。ここは、一年中雪が降り続ける、世にも不思議な常冬の島。
そんな島に、一つの学園がある。そもそも、この島はとある一人の私有地であり、その学園を建てる
ために用意されたものである。
その学園の名は、豊色学園。
武芸と芸術に精を出す、全寮制の学園である。
この輝麗島、豊色学園を舞台に、一人の面倒くさがりの少年と、八人の生徒会役員の物語は動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-30 13:00:00
7868文字
会話率:50%