侯爵子息であるリカルド・ナルバエスは、突如【狂剣】と呼ばれ、帝国最強の騎士団長をも務める女傑。エステラ・フローレス辺境伯の元に、理由を告げられる事無く婿入りさせられる事となった。
フローレス家に婿入りしたリカルドの評判は【帝国史にお
ける史上最低の女たらし】と呼ばれる程最低の評判で、フローレス家に来て早々エステラに散々な事を言われた挙句、本気の殺意まで向けられる始末。
そんなリカルドがいざフローレス家に来て生活を始めると、リカルドは評判とは違う所か、侯爵子息とは思えない数々の意外とも珍事とも言える行動を次々と起こし始める。
果たして史上最低の女たらしと呼ばれた男は、狂剣と呼ばれる帝国最強の女性を誑し込むことができるのだろうか?
※恐らく10話前後の短い話になると思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 07:00:00
18167文字
会話率:27%
ルーメリア有史上類を見ない反乱とされる「花月の乱」
大陸の覇者ルーメリア帝国が、まだルルメラルアという名の王国であった時代、
数多くの将兵、時の実力者、王位継承権者までも失わせたこの反乱は、
「桜花」と「三日月」を紋章とする、二つの亡国の
残党による反乱であった
…と歴史は記す。
反乱軍を率いた両王国の王女たちは戦いの中に倒れるが、
その意志を引き継いだとされるのは、若い女性たちによる兵団組織であった。
花の剣士 フローレン
月の歌姫 アルテミシア
二人の美しき冒険者に率いられ「花月兵団」と称された この反乱軍に属するのは、
女兵士、村娘、妖精、といった 戦乱の時代に翻弄された 数多くの女性たち。
賊に|拐《かどわ》かされ、居場所を追われ、陰謀に巻込まれた 彼女たちは やがて救われ、
運命を共に 支え合い、生きる意味を得、戦いに身を投じてゆく。
そして…
彼女たちの勇姿を何度も夢で見る、平和な都の女学生リルフィーユ
戦い続ける花と月の乙女たちに魅せられた彼女は、
帝国史上 逆賊とされた「花月兵団」と「花月の乱」に纏(まつ)わる歴史の真実を追い続ける。
花と月の髪色を合わせ持つ 麗しの女学生が、歴史の真相に迫る時、
この世界の歴史は大きく動き始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 07:30:00
779237文字
会話率:18%
人間が妖精と契約をするようになった世界。人間は妖精と契約することで、妖魔の脅威から解放された。
時代は下り、上位級の妖精と契約できたものは、強力な魔力により相応の地位が約束されようになった。一方、妖精と契約ができなかった者は、《神々の
恩寵に逆らえし者》として人々によって密かにあるいは公然と処刑された。
妖精契約の儀式にて契約に失敗した、アマトは、儀式外である妖精と契約してしまう。
妖精の名はラティス、暗黒のエレメントに属する妖精。暗黒の妖精との妖精契約は、伝説の時代から、人々が行ってはいけない道徳上の禁忌だった。
本来なら、望めなかった未来を手に入れた、何の魔力も発動できぬアマトが、
禁忌の暗黒の妖精ラティスに振り回されながらも、歴史の渦に巻き込まれ、
周りの人間を巻き込みながら、新帝国史を彩る一人になっていく、
アマトとラティスと仲間?たちの物語。
2020年11月から、カクヨム(サイト)でも重複投稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 22:00:00
909909文字
会話率:27%
帝国暦317年11月
辺境銀河第三帝国皇帝クスノキ・パーシェロイ陛下の崩御。
偉大なる皇帝の崩御に伴い第三帝国では、皇帝不在に伴う大混乱が巻き起こっていた。
そんな中、次代の皇帝候補を見出すべく、皇帝の助言者にして不死者たるロズウェル・ク
シュリナーダ准将は、選定者として選定の儀に赴き、次代の皇帝を見出すようパーシェロイより今際の際の願いを託されていた。
だが、次代皇帝候補を見出すべく選定の儀は、私利私欲にまみれた者達の恣意的な権力闘争の舞台となっており、ロズウェル准将も策謀により、VR空間の未開放地域へと強制転移させられてしまう。
だが、そこで……ロズウェル准将は一人の名すら持たない候補者の一人と出会った。
この物語は、銀河帝国史上最高の皇帝と呼ばれる事になる辺境銀河第三帝国皇帝クスノキ・アスカと、彼女を見出し導く師となり、そして……散っていったロズウェル・クシュリナーダと言う師弟の物語である。
注:この作品は「銀河帝国皇帝アスカ陛下、悪虐帝と呼ばれ潔く死を遂げるも、森の精霊に転生したので、ちょっとはのんびりスローに生きてみたい」の前日譚です。
なお、いわゆる後出し前日譚と言うものなので、別にこっち先に読まなくても問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 12:47:39
179804文字
会話率:20%
※番外編執筆&編集改稿のため、完結タグを外しました。物語としては完結済みです。
士族特権による士官学校学費免除が実家没落の危機によってオジャンになった。
そんなわけで、粛々と退学の準備を進めていた僕ことオルミヤジンに舞い込んできたのは、辺
境惑星への赴任を飲めば学費免除の特待生にしてくれるっていう美味しい話。
特待生になれば、実家にある士族の肩書きはなんとか守れるし、何よりも僕が退学せずに済む。
そんなわけで、僕は士官学校卒業をもって辺境の惑星、オッカイに赴任したわけだ。
オッカイにおける正規の帝国軍人は、僕と少佐の二人だけ。
惑星の住民は僅か五十人で、文明レベルは退行し絶望的な識字率……かくして僕の苦闘が始まるわけである。
赴任直後にトラブル発生、決闘で決着を付ける羽目になり、オッカイ最強の戦士って称されたり、
復興予算獲得のため辺境軍を設立したら、副司令に任命されて(肩書きだけは)成り上がったりと、そんなお話です。
でも僕は、格闘なら腕に憶えはあるけど、そんなに強くもないし、肩書きはともかく偉い人じゃないんだよね。だから最強だの成り上がりだのって言われるのは腑に落ちないんだよなぁ……
少佐は僕の事を『非凡なる凡人』とか称してくれるけど、僕は『平凡なる凡人』だよ?
第一部
辺境軍設立・聖地奪還編
辺境軍を設立し、放棄した開拓船である聖地を再び取り戻すまでの話。
第二部
辺境軍解体・対侵略者編
辺境軍解体命令が出た直後、正体不明の旧型輸送船がオッカイにやってきて……
第三部
新生辺境軍・無人空母捕獲編
オッカイのあるブライトサイド星系まで逃げてきた、かつての敵国の無人空母。
その捕獲命令を、なぜだか押しつけられ……
第四部
影の大公爵・完結編
辺境のグスクベボラに招待され、気乗りしないものの出向く事に。
グスクベボラで大公国に所属する艦艇に襲われ、その原因が僕の爺さんにあるとかで?
その結果、僕は帝国史を左右する事態に巻き込まれる。
第一回HJネット小説大賞の一次選考通過……でも二次落ち作品。
HJネット小説大賞2018の一次選考通過……やっぱり二次落ち作品。
軟派で硬派なSF小説です。
楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 15:00:00
938896文字
会話率:23%
帝国歴六百七十八年。ウォーレン十四世により、亜人に対する人種差別を排除するための【奴隷解放宣言】が発表された。時は流れて三十年後、帝国歴七百八年。今だに人民に根付く、差別意識は消えず、帝国民の多くは【人間至上主義】となった。リスト子爵家当主
と森人との間に産まれた、半森人のリュートは現状を打破すべく、士官学校に入学する事になる。様々な戦場で功績を上げ、徐々に亜人の地位向上を目指す。
これは帝国七百年の歴史と相対する、後に帝国史で二番目に偉大な男として名を残す男の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 21:01:20
60711文字
会話率:39%
帝国歴六百七十八年。ウォーレン十四世により、亜人に対する人種差別を排除するための【奴隷解放宣言】が発表された。時は流れて三十年後、帝国歴七百八年。今だに人民に根付く、差別意識は消えず、帝国民の多くは【人間至上主義】となった。リスト子爵家当主
と森人との間に産まれた、半森人のリュートは現状を打破すべく、士官学校に入学する事になる。様々な戦場で功績を上げ、徐々に亜人の地位向上を目指す。
これは帝国七百年の歴史と相対する、後に帝国史で二番目に偉大な男として名を残す男の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 20:28:37
4106文字
会話率:38%
―それは、決して知られてはいけない秘密-
宇宙のどこか、シャーナ系銀河にある惑星イーディア。一つの海と三つの大陸を有する彼の星では、その3分の1を制する帝国が栄華を誇っていた。
帝国歴3130年、周辺国の一つヴェスヴィオス共和国との間に戦
争が起こるも、圧倒的な武力により帝国が勝利。共和国は解体・併合されてしまう。
それから10年後。未だに火種の燻るヴェヴィオスの地に、3人の男女が集う。
かつてテロリストと呼ばれた青年エルは、2度目の災禍を防ぐため、傭兵として暗躍していた。
帝国の王女レシーナは、記憶と共に失った初恋を探すべく、身分を偽り潜入していた。
戦火により難民となった少年タキトは、自由な生活を夢に見つつ、露天商として生きあがいていた。
出自も信念も異なる3人の運命が繋がるとき、帝国史を揺るがす禁断の秘密『イーディア・クロニクル』を巡る戦いが巻き起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 11:38:55
129129文字
会話率:43%
後の世に『苛烈にして最高の指導者』と呼ばれた人物――涼ノ宮正彦。
そんな彼が有名となる原因となった太平洋戦争は、正に大日本帝国史上最大の危機だった。
――そして、これはそんな日本の運命の分岐点となった太平洋戦争を語る物語。
最終更新:2023-07-02 10:00:00
18884文字
会話率:34%
大罪人リリス=アクトバーン
帝国史を語る上で鍵となるであろう彼女は一体なぜ処刑されたのか
1000年の時を遡り1人の歴史研究家が彼女の軌跡を辿る
最終更新:2023-03-10 17:55:35
383文字
会話率:50%
これは数多の銀河の中にある、とある惑星系の物語――
海陽と呼ばれる恒星を中心に12の惑星が集まる海陽系。
その海陽系の7割を統治していた星間連合帝国と帝国に反旗を翻した統合軍の戦いは、
帝国皇帝の戦死によって終結を迎える。
これにより
星間連合帝国は崩壊し、3000年以上に渡り繁栄を極めていたガウネリン王朝は幕を下ろした――
――85年後
海陽系屈指の名門大学パネロ大学の近代歴史学部に通うミカン=フランソワ・ナカハシは自らの仮説を立証するため、ヒート・ヘイズと言う人物を探っていた。
このヒート・ヘイズという人物は、統合軍の創設しながら、戦後一切表舞台に現れることはなく、海陽連邦政府によってその存在さえ抹消されていたのだ……。
――帝国暦3379年
帝国史上最盛期と呼ばれた時代……軌跡先導法による徹底管理体制の中、帝国民は最低限以上の生活と、暖かな家庭、充実した仕事に恵まれ、誰もが平穏に暮らしていた。
しかし、帝国には不安の種がいくつか存在していた。
帝国皇帝ダンジョウ=クロウ・ガウネリンの兄であり、前皇帝の座にいたランジョウ=サブロ・ガウネリンが建国したフマーオス公国との冷戦状態が続いていたのだ。
さらに、協力を求めるも静観する神栄教民主共和国や、未だ軌跡先導法に不満を述べ帝国に歩み寄ろうとしないローズマリー共和国、そして各宙域には宇宙海賊の横行が目立つようになっていたのだ。
幼少期から共に育ってきた三人組、アーカーシャ・デュナン、エルディン=ネメシス・ミュリエル、メアリー・ブランド・ガンフォールは、帝星ラヴァナロスの衛星ベオルフで民間の軍事関連の仕事を請け負う“シャドー・ウルフズ”という組織に属し、親代わりでもあるカンム・シーベル・ユリウスが持ってくる帝国軍の後始末や依頼をこなす生活をしていた。
そんなある日、3人のもとに新たなメンバーがやってる。
少女の名はリオ・フェスタ。帝国軍士官学校を首席卒業した秀才である。
エリートコースから脱線して、民間軍事組織の監視役にやってきた彼女と協力し、4人は神栄教民主共和国の諜報任務に向かうのだが……
多種多様な人々が様々な感情の中で繰り広げるスペースオペラ第ニ部第四章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 10:00:00
218504文字
会話率:55%
「命削《ソウルスクレイプ》」
帝国史最高の人道的発明と言われるそれは、人血を流すことなく軍事行動を遂行するために生み出された「人型戦闘兵器」の名称。
世界は突如現れた謎の生物《レヴィ》による侵略を受けており、ここアルツフォネア帝国も
また侵略を受けている国家であったが、人型戦闘兵器「命削《ソウルアルケミスト》」の開発に成功しており、戦死者を出すことなくその脅威を退けていた。
――かに見えていた
アルツフォネア帝国は最西端。
旧ノーフカロタ公国のその土地は、遡ること100年前「変事戦線地区」と名づけられ、帝国が犯した戦争犯罪の全てを閉じ込めると軍の兵器開発の地として存在を消されていた。
そんな土地で、人知れず戦争奴隷の少年少女達は命削《ソウルアルケミスト》と呼ばれる大剣《ぶき》を持ち、文字通り「人型戦闘兵器」として戦い続けていた。
日々レヴィの脅威を退けている命削小隊を率いる少年・フィアスの小隊にある日、長距離無線通信機で帝国安全区域から指揮を執る小隊援護職《ジャッジメンター》にミストリアという少女が就任すると、二人とその仲間の悲しくも美しい物語が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:58:49
11601文字
会話率:38%
剣はもはや時代遅れ、魔法は殆ど失伝。剣と魔法の時代が終わり、銃と蒸気の時代が始まろうとしていた
そんな中、大国フランコルム帝国は僻地に僅かに生き残った飛龍を4頭集め、近衛飛龍隊を結成した
ベテラン下士官、没落貴族令嬢、万能の科学者
、少数民族の漁師、年齢も身分も経歴もバラバラの飛龍乗り達は、飛龍に乗る事に無常の喜びを抱きながら飛ぶ
彼らの周りで巻き起こる事件、任務、人間模様は全て手探りで、時代と同じで先が見えない。しかし、飛龍隊は今日も飛ぶ
これは少し剣と魔法で、少しスチームパンクな、そんな仮想世界ファンタジー
もし飛龍が実在したからどれ程の軍事的価値があるのか、こういう出自の飛龍乗り達が集まるとどんな事が起きるのか、という視点に重きを置いて書いています
第3話から7話は人員集め、8話から12話は訓練、第2章に入って本格的な任務は13話からです
11月15日(月)0時に第2話から7話までを投下。以後同日より毎日12時に1話ずつ投下し、18話で一旦完結となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 12:00:00
170461文字
会話率:48%
ーーーこれは、過ちから始める選択の物語。
事勿《ことなか》れ主義を信条として責任感の無い生活を送ってきたまま、仕事でも恋愛でも成果を出せず落ちぶれたお荷物社員と化していた三十路サラリーマン・山田隆志《ヤマダタカシ》は、自室のソファでビー
ルを呑みながら急性アルコール中毒で死亡した。
死んだはずの俺が目を覚ますと、そこは見たこともない無い異世界の大国家・アーノルド帝国の王宮。
その上俺はこの帝国史上最凶最悪の革命を起こし、『暴虐皇帝』と呼ばれる男ーーー《ルドルフ・アドリューシュ》の身体の中に意識が入ってしまっていた!!
どうする俺?! 天使みたいな聖女美少女婚約者の手も借りて、なんとか現状を把握しつつも
「叛逆《はんぎゃく》を続けましょう、陛下」とインテリメガネ参謀が俺に迫る。
その上巨乳褐色奴隷美女の誘惑に耐え、「陛下のためなら、カラダもココロも国だって滅ぼしますわ〜」
「私にお任せ下さい。一人残らず、殺して差し上げます」皇帝を狂信するイケメン騎士までやってきて……。
いやいやオイオイオイオイ!! 俺はちっともすっともそんなこと、知らねえんですけど?!
果たして、俺の無責任なおっさん魂は、異世界で皇帝として生き残ることができるのか……?!
※連載としてますが、今のところ序章部分の修正途中なので、不定期更新とします。
誤字脱字とか、表記揺れや、めんどくさくて埋めれてない情景描写とかが多いです。
その時はそっと妄想で補っておいてください。後で余裕ができたら埋めたり整えたりします。
更新ペースについてですができれば悠長に構えていただいて、内容にも急な修正が入る可能性はありますが、軸は変わる予定は全く無いです。
何卒よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 06:00:00
11120文字
会話率:25%
*第一部はこちら↓
( https://ncode.syosetu.com/n3164gz/ )
“西からの強き風
天翔ける八重棚の雲
宙は限りなくつづき
威は天地陰陽に達す
かつて賢臣を得
そして故郷へと帰る
結
は山よりもつよく
そして四方を護らん”
――西銀河帝国史記『鸞三世本紀』より。
時に星団歴4239年。
長く疎遠であった父と再会するため都へと上ったフラウス・プラキディウス・ランベルトは、そこで出会った奇妙な少女キム=アイスオブシディアンに巻き込まれる形で長い長い旅へと向かうことになるのだったが……
笑いと涙、夢と元気がいっぱいに詰まった、タイム・アンド・リラティブ・ディメンション・イン・スペース冒険活劇。ここに第二幕のはじまり!はじまり!!
(本編内容は、現在鋭意アイディア捻出中です)
*「ノベルアップ+」さまとの重複投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 12:00:00
278117文字
会話率:43%
記憶を失った少女を引き取ったのは、悪魔のように美しい軍人だった。
――いかにして、少女は帝国に亡びを齎したのか。
レナ・ダールベルク。
マグノリア帝国史上、最も陰惨な時代の元凶であり、亡びのきっかけとなった娘。
彼女が火刑に処されたのは
、白木蓮の花咲く、美しい春のことだった。
これは後世において、傾国の娼婦と呼ばれた少女をめぐる歴史の一幕。
ふたりの過ごした幸福な10年間と、その幕引きの物語。
※完結後、改題しています。(変更前:『忘却令嬢は、悪魔な軍人に溺愛される ~なお、18歳の春、火刑に処されることとする~』)
※テーマは『血みどろプラトニックラブ』/最初から最後までシリアス。
※個人サイト「http://snowsheep.sakura.ne.jp/」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 11:15:55
92726文字
会話率:40%
一隻の客船が帝国に許可なく接近した。領空侵犯である。船にはタイタニックのポーズでいちゃつくカップルが乗っており、帝国海軍は侵犯処置として魚雷を放つ。戦争はここから始まった。
この戦争は、帝国にとっても参謀であるミラナ少佐にとっても初めて
である。
実のところ戦争の始まる三年前から帝国は戦争の予兆を掴んでいた。そして、戦争に備えるために帝国の誇るシステムが彼女たちを探索しスカウトしていた。
・褒めるとすぐに有頂天になる 参謀 ミラナ・ロジェストヴェントスカヤ
・将来の夢に国家転覆と書いた 工作員 アリス・フランクミュラー
・帝国史上最もステルス系 歌姫 レナ・レイアミラン
彼女たちはかなりの変わり者であった。帝国の誇るシステムを疑いたくなるが、それでも才能は確かだった。時に泣きべそをかき、時に恥をかき、時に自信をなくしながら、それでも帝国軍を支え勝利を目指していく。
※本作は戦争編として本編を分けたことに伴い改題しています(令和2年10月17日)
※戦争編についてはミラナの物語が中心となります。
ツイッターにて稀に台詞の一部を宣伝します 遥海策人 @harumi_sakuto折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 17:00:00
283309文字
会話率:51%
帝国と呼ばれた国があった。
世界の大部分を占め、常に世界の中心にあった。
世界を先頭を走り、世界を作り、帝国こそが世界だった。
帝国は世界の「英雄」だった。
だが、その帝国はもうこの世にはない。
4年渡る戦争の末、帝国は消滅した。
人
々は、戦争の中で英雄を見た。
常に敵を退けた者、破竹の勢いで進撃した者、多くの民を守った者、国庫を破綻から救った者、多くの英雄が生まれた。いや、産み出された。
英雄は、人々を救ったのか。
人々は、英雄に救われたのか。
帝国に訪れた終焉。
それが帝国が望んだものだったとしたら。
そして、繰り返された悲劇。
帝国の終焉は、何を意味したのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 01:47:19
17802文字
会話率:5%
建国五百年、総人口四千万の大帝国アルザリア。
その帝国貴族アルタイル男爵の後継ぎとして、育てられた養子のタレム・アルタイルは、
「俺は俺の理想のハーレムを作る!」
そんな夢を持っていた。
そのために騎士になり、騎士階級・爵位をあ
げその最高位、騎士王・大公を目指す。
が、彼は帝国史上最弱の《敗北王》と言われるほど……弱かった。
しかし、それでもタレムは夢を諦めない。
これは最弱の貴族が貴族として成り上がり、ハーレムを作る物語である。
◆◇◆◇
一話1500文字程度です。(多少増減します)
三日に一話ずつ更新します。(取り敢えず……)
感想は批判・称賛、なんでもバッチ来い! (規約には従ってね)
ブクマ・評価は、作品の栄養分になります。(続編を書くか決まるよ)
ヒロイン成分は、王女・妹・友人の妹・幼なじみ・従者等、沢山出します。
・非なろうテンプレ(多分……最近何がテンプレか分からん)
・王道ファンタジー
・現地主人公(貴族養子)・現地妻・結婚
・主人公最強(覚醒すると)になる
・中世ヨーロッパ(ちっくな異世界)
・魔法(超能力)
・騎士
・成り上がり(底辺貴族の)
・男友もいます(イケメィンキャラ)
・ストーリー・キャラプロットあり(絶対に公開しない)
今作は、バトルをライト気味にテイスト。
日常編とか、キャラ同士の会話とか、イチャイチャとかに力を入れました♪
最後に、気になった時に検証、出来るように置いておきます。
身分社会序列紹介……(アルザリア帝国の偉い順、大まかな)
・国王
・大公(不在・騎士王)
・王侯(王族)
・公爵
・侯爵
・辺境伯
・子爵
・男爵
・騎士伯(結婚権獲得)
・一般貴族(一話の主人公ココ)
・騎士団員(高級賃金)
・平民(結婚権無し)
・下民(労働権無し・低賃金)
・奴隷(人権なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 02:53:19
723409文字
会話率:46%
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
Copyright © 2017-2019 芥川一刀 All Rights Reserved.
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
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倉澤蒼一郎は夢を見る。
少女の姿になった愛犬の胡桃と見たことの無い世界を散歩する夢を。
愛犬の変わり果てた姿に戸惑いつつも夢の世界を楽しんでいたが――
此処は夢の世界では無く、帝国が支配する現実の世界であった。
先帝ハルロンティ・アーリーバードを暗殺した卑劣の王オライオンが率いる氷の団の台頭。
魔人トゥーダス・アザリンの復活に呼応するルカビアンの十九魔人。
主神、八雷神に取って代わろうと暗躍する邪神と邪教徒。
混乱が更なる混乱を呼び、帝国史上最大規模の混沌が幕を開けようとしていた。
成り行きで一匹の龍を殺した蒼一郎は家族の身の安全を確保する為、闘争の日常へと身を投じるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 14:53:08
957895文字
会話率:30%
◆大陸全土を支配するファルザード帝国。その属邦の一つベルン公国の君主アルフォンス・ベルン(17歳)。アルフォンスは、日常生活では、「無能」で、分数の計算も出来ない。だが戦争においては天才。
◆アルフォンスは、奴隷気質のエルフの義妹パミーナ。
メイド服好きの義姉フローラ。皇帝の孫娘で8歳の美幼女ミストルーンと日々楽しく暮らしていた。
◆だが、やがて帝国に暗雲が立ちこめる。
帝国の北半分を支配する北部総督シルヴァン皇子(24歳)。冷酷かつ天才的な軍略家であるシルヴァン皇子は、南部総督イリアシュ皇子を殺害し、自らが皇帝にならんとする野望を持つ。シルヴァン皇子は謀略と暗殺をもちいて、皇帝の長男であるイリアシュ皇子を挑発。やがて、帝国は北部総督シルヴァン皇子、南部総督イリアシュ皇子の全面戦争に突入する。
◆ここに《継承戦争》と呼ばれる帝国史上空前の内乱が勃発。
イリアシュ皇子の臣下であるアルフォンスは、ベルン公国の誇る騎狼(きろう)軍1万2千騎を率いて、猛悪なるシルヴァン皇子と対決する。
◆アルフォンス・ベルンと、シルヴァン皇子。この二人の激闘が、やがて帝国の命運を大きく変えていく。
◆皇族のロリ幼女、エルフの奴隷的な義妹、メイド服の義姉美少女。萌えと燃えが融合した本格的な戦記ファンタジー小説です。
◆〈日本の戦国時代の小説〉〈ヨーロッパ並びに世界各国の歴史小説〉〈三国志〉〈水滸伝〉
〈ローマ帝国衰亡史〉〈司馬遼太郎〉〈山岡荘八〉〈吉川英治〉などが、お好きな方や、歴史が好きな方は、是非ご覧下さい。
◆◆◆◆ご意見、ご感想、お待ちしております。◆◆どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
◆◆◆暫く不定期更新となります◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 07:00:00
114758文字
会話率:30%