遙か彼方の未来、人類の活動圏が天の川銀河全土に広がって二十万年の時を経た時代。二度の銀河全土を覆う動乱の時代を経た人類は、局所的な紛争はあるものの比較的平和な時代を生きていた。人工知能に代表されるインテリジェンスビーングが高度に進化した時
代、それらに対抗するため作られた兵士ソルダ達がグラディアートという戦闘兵器を用い戦いの主役となっていた。
零・六合は一年半前、ある存在に敗れ旅の巡礼者となり戦いから身を引いていたのだが、旅の途中ボルニア帝国の内乱に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 17:57:27
341662文字
会話率:36%
北の大国ヴォルフガング帝国に嫁ぐことになった、弱小国ユーフェミアの姫ミスティア。
ヴォルフガング帝国、皇帝ジークフリードからの申し出──というよりも命令だった。
ジークフリードといえば、血も涙もない氷の覇王と呼ばれる皇帝陛下。
皇太子であ
ったときに帝国の内乱を軍を率いておさめ、武力でもって周辺諸国を平定した武王である。
ユーフィミア王国もいつ属国に加えられるかとびくびくしていた矢先のことだ。
それは妃とは名ばかりの、人質のようなもの。おそらく大勢いる妃のうちの末端に加えられて、捨て置かれるのだろう。
気弱な父と母はお前がヘマをすると国が滅ぶと怯えており、野心家の姉たちは皇帝を手玉に取れとうるさく言う。
「わかっているのでしょうねミスティア、あなたが失敗すれば国が滅ぶ」
「あなたが皇帝を手玉にとれば、我が国は安泰」
今まで目立つ存在でもなかったミスティアは、皇帝を手玉に取る悪女にならなくてはいけない。民を属国の憂き目から救うために。
そう決意して帝国に向かったその日の夜、ミスティアは突然現れた仮面の女によって、呪いをかけられてしまう。
その呪いとは──夜だけ猫になる呪いであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:26:09
40489文字
会話率:35%
「師匠!私は師匠の弟子で嫁です!」
「そんなわけねぇだろ!」
ゲーム序盤のチュートリアル通り、俺は主人公の3人娘を黒い魔導機に乗って待ち構えていた。
だが、ゲーム知識とやらのせいで圧倒的なまでにボコボコにしてしまう。
お詫びも兼ねて、ちょ
っと指導してやったらそのまま……懐かれた。
アルテイア計画と呼ばれる実験が行われた。
狂気に冒された研究者なんかは女神の祝福とか言ってたが。
なぁに、よくある強化人間を造る実験だ。
そのせいで変なゲーム知識ってやつが植え付けられた。
それが俺と3人の主人公娘の運命を変えたのは間違いない。
マークレスト帝国の内乱の中、出会った主人公とライバルキャラ。
しかし俺たちは妙な関係に発展していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 17:09:00
181357文字
会話率:20%
王国で起こる不可解な連続殺人事件、魔獣化する人間、人々を襲う魔物たち、様々な思惑が絡み合うなか、主人公ノアは魔獣化の謎を追いレムサの街に向かうノア一行だったが、そこに待ち受けていたのは…。 3年後、力を使いこなせるようになったノア。行方不明
のエレナを探し、情報を集めるためロスベラへ。 混乱の中、王位についたクロード。体制が整わない中、王国では覇権争いが起こり、新王クロードと伯爵となったバルバロッサがぶつかり勝敗が決す。
故郷を後にしたノアはルブストの街で情報ギルドと街の闇を暴く。そんな中、街や森にナンギ鳥が現れる事件を解決する?ノア。
一方、エレナは帝国にあり、帝国の内乱に巻き込まれる。王国・帝国の動乱は聖王国の陰謀だったのか? そんな中、王国では女王に命じられたクロードがタラートに攻め込む。
ノアはタラート地下遺跡で再び力の存在アフムに出会い、アフムの語るこの世界の成り立ちと連綿と続く戦いの歴史に驚愕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 00:00:00
23940文字
会話率:30%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか!
今回エリス少年のもとに舞い込む物語は、銀河史中世初頭を舞台とするものです。銀河連邦と一定の交流はありながらも、その本部と遠く隔たり往来が困難である事から、連邦による支援や規制が行き届かず、不公正で不安定な統治状態にある星団帝国「グレイガルディア」における、内乱の模様が描かれます。
皇帝親政を望む勢力と、皇帝から統治の実権を奪った軍事政権を取り巻く勢力が、「グレイガルディア」の覇権を懸けて争います。更に、両者から締め出されてしまった人々、「アウトサイダー」も絡み、内乱は複雑化し、混迷化します。
戦乱の中で人々は辛苦に喘ぎますが、特に、帝政にも軍政にも見放された「アウトサイダー」の境遇は、悲惨なものです。そんな彼等の中に、「ファング」と呼ばれる最強の戦闘艇団が現れます。盗賊兼傭兵を標榜する彼等は勝手気ままに、襲って殺して奪って犯して、といった活動を自任しています。
そんな「ファング」が帝国の内乱に、どのように関わって行くのか。そして内乱は、どのように展開し、どのような結末を迎えるのか。内乱の中で、戦い、傷つけ合い、奪い合い、殺し合う一方で、助け合ったり、慰め合ったり、愛し合ったりする人々の姿も交え、「ファング」の戦いは描かれます。
「ファング」のかしら、カイクハルド、軍政打倒に挙兵した名将、プラタープ・カフウッド、辺境への蟄居を余儀なくされた「グレイガルディア」皇帝、ムーザッファール、統治の廃退に憂慮する軍事政権総帥ラフィー・ノースライン、「ファング」に捕らわれカイクハルドの妾とされた貴族令嬢、ラーニー・ハロフィルド。彼等の織り成す物語を、是非、ご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 17:00:00
1002044文字
会話率:49%
ガテン系、バツイチ、初老のアイドルヲタクが、なぜか17歳の少女になった。チート能力と言うより、年齢的な経験と知識を活かし?帝国の内乱を止めることが出来たが、
穏やかな生活を望む彼は、島へと渡り新生活を始める…
※毎日更新
最終更新:2019-07-31 14:00:00
128372文字
会話率:63%
◆大陸全土を支配するファルザード帝国。その属邦の一つベルン公国の君主アルフォンス・ベルン(17歳)。アルフォンスは、日常生活では、「無能」で、分数の計算も出来ない。だが戦争においては天才。
◆アルフォンスは、奴隷気質のエルフの義妹パミーナ。
メイド服好きの義姉フローラ。皇帝の孫娘で8歳の美幼女ミストルーンと日々楽しく暮らしていた。
◆だが、やがて帝国に暗雲が立ちこめる。
帝国の北半分を支配する北部総督シルヴァン皇子(24歳)。冷酷かつ天才的な軍略家であるシルヴァン皇子は、南部総督イリアシュ皇子を殺害し、自らが皇帝にならんとする野望を持つ。シルヴァン皇子は謀略と暗殺をもちいて、皇帝の長男であるイリアシュ皇子を挑発。やがて、帝国は北部総督シルヴァン皇子、南部総督イリアシュ皇子の全面戦争に突入する。
◆ここに《継承戦争》と呼ばれる帝国史上空前の内乱が勃発。
イリアシュ皇子の臣下であるアルフォンスは、ベルン公国の誇る騎狼(きろう)軍1万2千騎を率いて、猛悪なるシルヴァン皇子と対決する。
◆アルフォンス・ベルンと、シルヴァン皇子。この二人の激闘が、やがて帝国の命運を大きく変えていく。
◆皇族のロリ幼女、エルフの奴隷的な義妹、メイド服の義姉美少女。萌えと燃えが融合した本格的な戦記ファンタジー小説です。
◆〈日本の戦国時代の小説〉〈ヨーロッパ並びに世界各国の歴史小説〉〈三国志〉〈水滸伝〉
〈ローマ帝国衰亡史〉〈司馬遼太郎〉〈山岡荘八〉〈吉川英治〉などが、お好きな方や、歴史が好きな方は、是非ご覧下さい。
◆◆◆◆ご意見、ご感想、お待ちしております。◆◆どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
◆◆◆暫く不定期更新となります◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 07:00:00
114758文字
会話率:30%
仮想西暦2035年、地球は小惑星群による滅亡の危機に瀕するも、奇跡的な団結によりこれを回避。培った技術を基に、宇宙へと進出していった。
それから150年後の2185年、木星圏まで到達した地球人は、そこで史上初となる異星人文明イーディア帝国と
の遭遇を果す。
しかし、とある事件を発端に2つの星の間で戦争が勃発。地球はわずか半年で、火星圏まで敗退した。
そんな中、人型機動兵器<アクィラ>のパイロットである香住久遠は、火星圏防衛の最中、敵のエースとの一騎打ちの末、窮地に陥ったところを謎の傭兵部隊に救われる。
<ブレイブナイツ>を名乗る彼ら、そして捕虜となった敵の女パイロット・ラトゥーラと共に地球に帰還した久遠たち。しかし彼らを持ち受けていたのは、イーディア人抹殺を叫び『核攻撃』を企む過激派と、それを阻止せんと暗躍する穏健派との内紛だった。
「負ければ地獄、でも勝つ見込みは無い。なら出来る事はひとつだけじゃん?クオン君」
穏健派である<ブレイブナイツ>隊長、カスミ・アルシャインの誘いにより、久遠は戦争終結のカギとされる極秘計画「ステイルメイト」へ身を投じる事になる。
敵地への捕虜送還、未知の敵による妨害、帝国の内乱、そして異星人ラトゥーラとの恋愛(!?)。
さまざまな苦難を乗り越え、久遠は見事、『引き分け』を勝ち取る事ができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 23:30:19
65531文字
会話率:36%
東の大国アエテルニア帝国の内乱も終結し、新たなる聖女の誕生に世界全体が浮かれたような空気に包まれている異世界【ニレ・エルフィシル】。
しかし異変は人知れずゆっくりと、だが着実に世界へと侵蝕しつつあった。
西方五国と呼ばれる大国のうち聖
王国レジーナ、魔法王国リガイザラン、剣の国ファーザスの三国の国境が交わる場所に、ある日突然『始まりの街・ナーザ』という町が出来た。街の住人は『えぬぴーしー』と『冒険者』の二種族に分かれ、その内『冒険者』たちは町を出て、世界各地に散らばり始め、人助けを始めた。
微妙に会話が成立しない『ナーザの民』たちを、人々は最初、不気味なものを見るような目で眺めていたが、害がないことがわかると次第に順応し始めた。
だが断片的に手に入る情報から『ナーザの民』と五〇〇年前に存在したある種族との共通点を見出したハルモニア教会は、密かに彼らを調査するべく、動き始めた。
それらの中で、史上四人目の聖女ネーデリアもまた、身分を隠して旅を始めた。
それがやがて、長い歴史を持つ世界の過去と未来を繋ぎ、真実の姿を暴き出す旅になることを、知ることもなく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-18 03:00:00
21222文字
会話率:12%
戦乱の時代、ネセウス教圏とアラール教圏の最前線の地の領主は頭を悩ませていた。アラール教徒がいつ再侵攻をしてくるかわからない状況にありながら、母国のネセウス教圏内での戦が終わる様子を見せなかったからだ。有事の際には、独力で領地を守らなければな
らない。
頭を悩ませるアストテランの領主、ユーリイの元へ馴染みの商人がアラール教徒の難民を連れてくる。ユーリイは彼らを森の開拓者として受け入れることで労働力と将来の収穫の増強を図った。この開墾事業の成功と住民の受け入れの布告により、アストテランの地は最前線の地には異例の活況を呈する。ユーリイはそれによって生まれた富を用いて、戦に向けた様々な準備を整える。
アラール教の帝国の内乱は終結せず、四年の平和な時が過ぎた。しかし、帝国で決起した奴隷軍の首領サラーフが新帝国を樹立した。サラーフはネセウス教圏内の戦が終わらぬ内にとアストテランの地に進軍する。母国はこの好機を狙った各国の動きにより、アストテランへの援軍を封じられた。
窮地に立たされるユーリイだが、モンスターが蔓延る森に周囲を囲まれた地的特性、そこに用意した様々な計略で十万のサラーフ軍の猛攻を耐え凌ぐ。しかし圧倒的に数で勝り、優秀なサラーフ軍の前に次第に追い詰められていく。
対して、サラーフも思わぬ苦戦に業を煮やしていた。これ以上の時間を費やさぬために、サラーフは常識では考えられぬ危険の高い森中進軍を行う。寡兵のアストテラン軍は二ヶ所の同時進行に耐えきれず城壁を突破される。戦線が崩壊する中、ユーリイに忠を誓った傭兵団が命がけで時間を稼ぐ。それも破れ去り、もはや終わりかと思われた時、ユーリイの策による、前面からのネセウス教国からの援軍と後背からの旧帝国の残党が現れる。勝機を逸したことを察したサラーフは怒りを胸に撤退する。
平和を勝ち取ったアストテランで、仲間に囲まれユーリイは笑顔を見せるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-14 00:27:32
128972文字
会話率:45%
これは、ソオルアーマーと言う兵器を使い、世界制覇を果たしたブルースピア帝国の内乱の記録である。
五つの大陸からなる世界を制覇したブルースピア帝国。
その五人の後継者達による後継者争い。
それに巻き込まれ西部大陸の一中隊、オーチャー中隊。
その中心に居るのは、前タワーマスターの孫、ミココ=エジソン。
そして彼女が開発したソオルアーマーが後継者争いを加速させていく。
後継者争いに勝ち残るのは誰だ?
自分のサイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-07 06:42:02
219044文字
会話率:49%