高校生、菊池修吾は零細配信者である。
ダンジョン配信を行うものの、ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者。
そんな彼は東京での活動を家庭の事情によって諦め、故郷の東北、遠野へと戻る事となる。
しかし遠野につい
てまもなく、家にたどり着く前に道に迷い、やがて修吾はひとつの屋敷の前にたどり着く。
山中の謎の屋敷、そこは遠野物語にも出てくる伝説の「マヨイガ」だった。
マヨイガにいたのは座敷わらしの千百合。彼女は語る。
「このマヨイガはね、異界の迷宮に侵食され、もう誰も出られないんだよ」
ダンジョン化の影響で一部を残して歪んでしまったマヨイガに、閉じ込められてしまった修吾。
修吾は一生ここで過ごすしかないという。
しかし、ここがダンジョンになら――攻略すればいいのだ。そうしたら出られる。
その決意表明と共に、ダンジョン攻略配信を始める修吾と、そして千百合。
それを見たリスナーたちは言う。
ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者である彼に、こんなダンジョンの単独攻略なんて無理だ。
プロの探索者に任せてじっとしていろ。通報したしすぐに助けがいく――
だが修吾は言う。
「妖怪の相手なら任せとけ。だって俺は――」
ずっと妖怪と共に生きてきた、遠野の人間だから。
そして配信を見ていたリスナーたちは、目の当たりにする。
スキルもステータスも無いダンジョン不適格者が、なぜ今まで無事でいたのか、その理由を。
この物語は、各地がダンジョンと化した妖怪と民話の地遠野を救うべく立ち上がった、一人の配信者の物語である。
【この作品は、カクヨムにも掲載しております。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 07:00:00
349203文字
会話率:50%
春秋学院大学、兵法研究ゼミの4年生である瀬崎宵は就活に苦戦。自分がやりたい事は“大学教授”以外今の社会にはない。しかし、家庭の事情で大学院にも行けないから大学教授の道も閉ざされた。だから就活にも身が入らない……。しかし、周りは次々に内定を貰
い、その焦りから心配してくれる母に強く当たってしまう。
そんな時、自宅の今は亡き祖父の部屋の押し入れで古い竹簡を見付ける。そこに書いてある文字を読んだ宵は突然光に包まれ意識を失う。
気が付くと目の前は見知らぬ場所。目の前に広がるのは……戦の陣地??
どうやら異世界に転移してしまった宵は、何とか生き残る為に己の兵法の知識を惜しみなく使い、一軍の軍師として働く事に……!
※この作品は「ノベルアップ+」「カクヨム」でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:05:02
636605文字
会話率:49%
家庭の事情で北海道から山形へと引っ越してきた秋保鈴音(あきうりんね)は、かつてこてんぱんに負かされた剣道のライバル・須和黒江(すわくろえ)と再会する。しかし、既にふたりとも剣道を辞めた身で――
土日を中心に週2回ほどの更新予定です。
P
ixiv版も公開してます。
読みやすい方でどうぞ。
https://www.pixiv.net/novel/series/10333786折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 18:53:10
456225文字
会話率:43%
桃太郎も果たして好きで鬼退治に出かけたのでしょうか。
キーワード:
最終更新:2024-05-05 23:32:32
2405文字
会話率:53%
家庭の事情により高校から父親の知り合いの家に預けられることになった小蘭夜。預けられた家は紙月家、そこはフルダイブVRゲーム「アルカディア・プロジェクト」を運営する会社一族の家だった。紙月家よりフルダイブVR機器を与えられた夜は、紙月家の娘
たる紙月えいる、そしてバカアホボケと出会いながらフルダイブVRを続けているときに、神と出会って......?
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 13:00:00
586306文字
会話率:49%
家庭の事情で田舎町に越してきて3年。
高校三年生に進学したナギは過ぎていく日常に窮屈だと感じていた。
そんなナギには『学校の屋上』と言う誰も入ることは許されない自分だけの世界、居場所があった-
あの日彼女と出会うまでは-
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-11 09:26:46
3492文字
会話率:29%
遊びの中で起きた出来事は、たまさか子供たちを動揺させます。
最終更新:2024-04-06 12:35:10
1675文字
会話率:52%
優花は高校一年になったばかりの15歳。誰もが振り返らずにはいられない、長い黒髪の美少女だ。しかし、その顔と気の強い性格が災いして、中学時代は女子から反感を買い、孤立した日々を送っていた。そんな優花の心のよりどころは、九つ離れた兄 数馬と、
その妻の佳代の二人だけだった。両親は5年前に交通事故で亡くなっていたのだった。
そんな優花の家に、佳代のいとこである竜が中学校の卒業式の日から居候することになった。竜は優花と同い年で、複雑な家庭の事情があると聞かされていたのだが、彼はそんなことを全く感じさせないほど明るい少年だった。竜は毎日のように優花をからかったり怒らせたりして楽しんでいる様子。優花はできる限り竜と関わりたくないと思っていた。だが、日々の出来事を通して、二人の距離が少しずつ縮んでいく。
桜町に住む人々の物語第一弾。優花と竜の、ベタな少女漫画のようなストーリーの幕が上がります。
2018・4月 タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 01:13:54
445510文字
会話率:47%
「うぉぉぉぉ、俺が一体何をしたって言うんだぁぁぁ」響凶夜(ひびききょうや)は絶賛不幸のどん底にいた。家庭の事情で大学を中退、大した金も無く、いや…それどころか親の残した借金のせいで凶夜の元には日夜 眼光の鋭い借金取りの面々が「借りたものはキ
ッチリ返せ」と押しかけて来るレベル。「…これを打開するにはどうしたらいいんだ…そうだスロットだ! これしかない…一発当てて借金なんて完済してやるぜっ…」ごくり、と喉を鳴らし あまり深く考えずスロットに全てをかける。
しかし、それは異世界への入り口だった。
そこで出会ったのは、厨二病を拗らせた魔眼マニアや、頭が可哀想な自称魔物使いの少女の面々…。「俺は一体どーなっちまうんだ?そしてここはどこなんだぁぁぁぁーーーー!」異世界バトルコメディです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 15:03:12
193213文字
会話率:49%
ジェイドの初恋の相手は幼馴染のフレン。好きなのに素直になれずに意地悪ばかりしていた。
家庭の事情で離ればなれになった二人。無力な自分に打ちひしがれながらも、別れ際にジェイドはフレンに結婚の約束をする。
再びフレンに会う時のためジェイドは一大
決心をして厳しい騎士学校に入学する。次男のジェイドは家を継げないので経済的にも自律するには騎士がもってこいだったのだ。フレンを思い続けながら学園生活を送り卒業を迎えることに。
そんな時フレンからジェイドの住む王都に引越すとの知らせが届く。
久しぶりの再会に心躍らすジェイドだったが、再会したフレンは想像を斜め上を行く変貌を遂げていた。
初恋を拗らせたツンデレ男子と健気な男前女子の恋はどうなるのか―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 22:27:16
14207文字
会話率:29%
家庭の事情で婚活に失敗した子爵令嬢アンジェリン・ワージー。寄り親の伯爵様の紹介で、公爵家の侍女になりました。
お仕えする公爵令嬢は王太子殿下の婚約者。なのに殿下は、ぽっと出の聖女様にご執心。聖女様は、元々男爵令嬢だったのですが、現在は伯
爵令嬢に成り上がったとか。
これは黙っていられません。殿下に目を覚ましていただかなくては。微力ながら応援いたします、お嬢様。
『彼は男爵家の後継者に成りたいだけだった 伯爵? 公爵? 無理無理無理!』のスピンオフです。正月特番の短編として書き始めましたが、続いてしまいました。中編で収める予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 18:29:46
15406文字
会話率:21%
人には言えない秘密や事情を誰しもが持っている。
高校2年生の主人公、小笠原晴。目立たないようにしながら高校生生活を送っているのだけど、そんな晴の目立たないようにをぶち壊しに来るものがいた。ひとりは幼馴染の活発系女の子。
そしても
うひとり。生徒や先生からも人気が有る、その子は大人締めな控えめ美人さんな女の子。
でも俺達には誰にも言えない秘密が有るのだった――。
※この物語は たこす様主催企画『第3回 この作品の作者はだーれだ企画』への出展作品です。
※企画終了に伴い個人に作品の権利が戻ってきたので個別に掲載します。
※あまり過激な感想などは削除させていただきます。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 19:23:46
4007文字
会話率:46%
38年振りの阪神日本一のその日、予備校から帰る俺(広島ファン)が最後に見たのは眩しいくらいのヘッドライトの光
気が付いたらそこそこの街のそこそこの商人の娘として転生していた
そしてその世界になぜか大親友の覇寿太(ぱすた)の母親もいた
街中
の娘が騒ぎ立てる程のイケメン木こりとしてあのババアが転生していた
覇寿太とは幼馴染で子供の頃から小中高と同じ学校へ進み野球に励んだ唯一無二の連れだ、が
覇寿太の母親と言うのが今では絶滅危惧種となった天六のオバチャン
所謂コテコテの大阪のオバチャンと言う生き物で俺の天敵で最も苦手とする生き物だった
何にでも首をつっこみお節介を焼き噂話が生き甲斐
豹そのものがプリントされたシャツにヒョウ柄スパッツに大きなサングラスのような色つきメガネ
他人の年収、家の間取り、兄弟の学校、社会人の子供が居れば結婚しているのか相手はどこに勤めているのか、他人の家庭の事情を無神経に根掘り葉掘り
俺からすれば吐き気をもよおすような醜悪な存在だ
だが、そんな大親友の覇寿太のオカン(母親)と共に平和な異世界へ転生してしまった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:00:00
1342文字
会話率:39%
家庭の事情に悩んでいた高校生・透吾は、追いつめられた末に引きこもりの妹・冬子を殺害するという凶行に及ぶ。その罪に対する罰なのか、彼は気づくと異世界に飛ばされていた。
そこは、「魔術師」なる万能の力を持つ者たちが支配する世界だった。あらゆる
空間に瞬間転移する者。まばたきひとつで相手を殺す者。無から生命を作り出す者や、街ひとつを一夜で灰にする者もいれば、広大な世界のあらゆる事象を知覚する者もいる。
世界を創ったのは神ではなく魔術師だとさえ言われ、天地のすべてが魔術によって動く世界。
透吾は、そんな強大な存在を剣の力で倒す、魔術師狩り集団「冬寂騎士団」に拾われる。
団長である美女ヴィバリー、ガテン系大槌戦士のアンナ、そして性別不詳の弓使い少年(少女?)ユージーンの三人に同行する透吾。妹を殺した罪の意識を抱えたまま、騎士たちとともに過ごすうちに、透吾はこの世界で生き抜く覚悟を決めていく。
だがその時、彼の前に再び「冬子」という名の存在が姿を表す――倒すべき、魔術師として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 15:29:34
281008文字
会話率:43%
ツンドラ娘が家庭の事情で苦しんでたから1年間と半年の間連れ添って何とかしたり、その間彼女を事故から庇って入院したり、ストーカー被害から助けたりしてやっと心を開いてくれたけど、俺はもう彼女の邪魔になるから、関わらないようにするわ。
ツン
デレ娘、鬼崎陽子の明日はどっちだ!!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 04:17:28
4743文字
会話率:65%
中学3年生のゆうとは家庭の事情で引っ越すことになります。
そんなゆうとの幼馴染だったかずき。
梅雨明けの快晴は彼女との思い出。
「いつかまた会えるよね。この街を出ても。」
2人の儚く切ない青春ストーリー。
最終更新:2023-08-15 11:28:03
6405文字
会話率:46%
里中優(さとなか ゆう)が父親からの虐待に耐えきれず自殺をしようと決めた日の朝、優はクラスごと異世界に転移させられた。
元々死ぬつもりだった優は、自らの命を顧みずに行動し、何度も死にかけながらクラスメイト達を助け、支え、信頼されるように
なる。助けられたクラスメイト達は恩を返したいと願い優の心の病に真摯に向き合い癒してゆく。その結果、優はクラスメイト達に心を開き、愛する人の支えもあり前向きに生きられるようになる。
優の行動によりクラスメイトは誰一人として闇落ちすることなく生き延び、成長し、一致団結して魔王との最終決戦に挑む。激しい死闘の末、魔王は打ち倒され、全員が元の世界に戻れると安堵したその時、滅びゆく魔王が最後の力を振り絞り彼らへ嫌がらせの一撃を放つ。油断したクラスメイトを庇った優にその攻撃が直撃し、優は異世界での記憶を全て失い現実世界に強制送還させられてしまう。
せっかく優の心の傷が癒えて来たのに元に戻ってしまうことを悲しむクラスメイト達だが、それ以上に重大なことを思い出した。優は自分の家庭の事情と、自殺しようとしていたことをクラスメイトに告白していた。元の世界に戻る時は転移した時と同じ時間に戻ることになっている。つまり異世界での記憶を失った優はその日のうちに自殺することになるのだ。
「「「「「絶対に助ける!」」」」」
異世界から現実へと戻ったクラスメイト達は優を救うべく行動を始めた。
これは、そんなことは全く知らない里中優視点の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 21:45:37
10029文字
会話率:30%
一九九六年、夏。
家庭の事情で、何年か振りに田舎にある母親の実家に行くことになった高校二年生の夏生(なつお)は、あまり乗り気とはいえなかった。
小学生の頃は、夏休みのたびに訪れることを心待ちにしていたのに、自分は何かが変わってしまっ
たのだろうか。
そんな漠然とした戸惑いを抱いたまま、母親に連れられてやってきた田舎の町は、海も山も空も、少年時代に記憶していたままに存在していた。
※この小説は「カクヨム」さんにも同内容のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:09:45
129176文字
会話率:21%
ある日突然、恋人の端月妃涼(はしづきひすず)さんから、別れようという趣旨のメッセージがSNSで届いた。
俺は彼女の家庭の事情も知っている。彼女が自由に恋愛することが難しい立場なのもわかっていて、その時が来たら一緒になんとかしようと2人で誓っ
ていた。
とうとうその時が来たかと思ったけど、彼女が俺に寄越したのは、俺を頼るメッセージではなく、「別れよう」という言葉。
これまでの話と違うじゃないか、と思って彼女を呼び出して話を聞いたら、彼女は俺よりイイ相手と婚約するとか言う。
理不尽に別れることになった俺たちの話。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。
※めちゃくちゃシンプルにバッドエンドです。一切、なんの救いもありません。胸糞悪いだけで、何も悪くない主人公たちが絶望するだけのお話です。スッキリしたい人はご覧にならないことを推奨します。自衛よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 05:00:00
19997文字
会話率:23%
高校二年生の愛里紗の家に泊まりに来た親友 咲は、小学校の卒業アルバムを見て愛里紗の元彼 翔が自分の好きな人だと判明。二人は家庭の事情で離れ離れになっていた。咲は愛里紗の想いを知りながら翔に三度目の告白をして恋人に。だが、翔自身も愛里紗が忘れ
られず前途多難に。そんな最中、愛里紗は中学生の頃の元彼 理玖と再会。次第に心の距離は近付いていくが、愛里紗はふとした拍子で翔に辿り着いてしまう。
※この作品は「魔法のiらんど、野いちご、ベリーズカフェ、エブリスタ」にも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 00:00:00
278043文字
会話率:26%