太古より争い続ける人間と魔族。
勇者レオフレッドは魔王ドラスターンに敗れ、命を落とす――はずだった。
しかし、魔王の王女にして『第四十四の魔姫』リゼルダは禁断の儀式を用い、彼を魔族の呪縛に引きずり込む。
人間として死に、魔族として目覚めた
レオフレッド。
彼の新たな名は『黒碧の魔剣士ザグロ』。
かつて自らが守ろうとした人間達は彼を「裏切り者」と呼び、魔族の王子達は彼を「呪われし子」と嘲笑する。
己の意志すらも奪われた彼は果たして誰の剣となるのか。
それは愛か、憎しみか。
もしくはかつて勇者だった男が選ぶ、誰も知らない『第三の道』か――。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:05:08
1948文字
会話率:11%
夜の校舎を舞台に描かれる本作は、表面上はごく普通の学園生活を送る主人公が、
深夜の学校に潜む“儀式”の存在を知ったことから、危険な秘密へ足を踏み入れる物語です。
主人公は私立・月影学園に通う新入生。
いつしか学内に広がる都市伝説、「深夜の
旧校舎で奇妙な儀式が行われている」という噂に惹かれ、
誰もいない夜の学校で謎めいた存在との接触を試みます。
やがて、季節外れに散る桜や、不気味なほど静まり返った廊下で感じる足音に戸惑いながらも、
「儀式」に深く関わっていると噂される“あの人”に出会い、
そこから先はどうしても目が離せなくなってしまう。
その人物との契りめいた約束は一線を越えた背徳を孕み、
主人公の理性と感情を揺さぶり続けるのです。
夜の学校という日常と非日常が混ざり合う閉ざされた空間で、
主人公は禁忌の儀式に巻き込まれ、自身の執着と恐れに翻弄されていきます。
闇に沈む中庭の桜、古びた校舎の廊下で響く足音、不意に消える人影……。
これらすべてが奇妙な噂の真実に繋がっているのか、それともただの幻想か。
切ないほどの愛情と背徳感、そして逃れられない狂気が交錯するなか、
夜の学園で開かれる“儀式”の結末は、
果たして救いか、破滅か。
すべてが秘密のヴェールに包まれたまま、
やがて物語は緊迫のクライマックスを迎えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 01:33:20
9746文字
会話率:22%
忘れられし冥府の残響より生まれし領域にて、生命の精髄を食らう「チャクライチ」と呼ばれる異形の者どもが現れた。天上の源より力を盗み取りし謎めけるコウデイノミコトに率いられ、彼らは人類を闇と絶望の時代へと陥れた。これは、飢餓と暴食、そして死にゆ
く世界の灰の中から生まれし新たな種の年代記である。禁断の儀式より生まれし吸血鬼「ヴァンパイア」の起源と、影と戦うために太陽の力を振るいし英雄「スナ」の伝説を目撃せよ。「クル・タイの聖典」は、古代神話に着想を得たダークファンタジーの世界を紐解き、飢え、力、そして破壊と創造の循環的な性質を掘り下げてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:13:16
12861文字
会話率:3%
古(いにしえ)から生きてきた不死身の吸血鬼(ヴァンパイア)の男は、優秀なエクソシストによって、ようやく"死"という概念を知ることができた。
永遠を生きる男は、退屈で退屈で死にそうな日常からの解放を知り、とても喜んだ。
現実世界でやるべきことは全てやった男は、人間が言う"あの世"に期待感を寄せながら、自分を消し去る光の中へ飲み込まれていく。
ーーーそして、現在。
吸血鬼の男は、異世界に召喚される。
死ねたはずだったのに、気づくとそこには邪教っぽい黒いフードの一団が頭を下げていた。
禁断の儀式により召喚され、伝説の悪魔"サタン"と勘違いされた男は、話を聞くだけのつもりが、いつの間にか、帝国の圧政に苦しむ彼らの村を救う約束をしてしまう。
(なんで死ねねーんだよ!!ってか、なんで村救わなきゃいけねーんだよ!!)
正義のヒーローでもなんでもない不死身の男は、果たして今度こそ異世界で"死ぬ"ことができるのか?
「お願いですから!!誰か俺を殺して下さいーーー!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 12:02:24
215434文字
会話率:51%
禁忌の儀式って、私がしたんじゃないのに……
その光景を瞳に映すだけで何もできずに見ていることしか出来なかった。
友の、母の、父の、知り合いの、その命がなくなるその時まで、身動きも、まばたきも出来ずに瞳に映し続けた。私自身、胸を貫かれ
溢れる血液が温かいと感じる中で死の訪れを待っていることしか出来なかった。大量虐殺により同族の命を奪われた理由は『大罪の化身を呼び出す生贄とするために丁度良かった』から。”災厄の悪夢”としか呼べない大量虐殺犯は禁断の儀式で召喚した『何か』と共に飛び立っていってしまった。
けれど、”災厄の悪夢”に呼応し召喚されたのは大罪の化身じゃなかったらしいの。誰もいなくなり、死の間際に瞳が映す魔法陣の中央で”災厄の悪夢”を「儀式だけで望みが叶うと思うなんて莫迦にしてるわね」と嘲笑うように現れた真の『大罪の化身』に憑かれてしまった私。私はただ平和に、穏やかに、人並みに、いつか素敵な旦那様を捕まえて小さな家庭を切り盛りするのが夢だったのに・・・・・・なんで私に憑いてくるのよ!?禁忌の儀式してアンタ呼んだの私じゃないのに!!!
禁断の儀式で呼び出された大罪の化身を宿し、何もかもを失ったけど私が悪い訳じゃないんだから!きっちり復讐をして、普通に幸せになりたいの!小さくとも温かい平和な日々を過ごしていきたいの!!これは、種族絶滅という禁断の儀式で呼び出された『大罪の化身セルティ』と、セルティを身に宿した『ちょっと殺意高めな女の子リーフ』の復讐と幸せを掴むための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 00:24:56
307591文字
会話率:61%
青年はある願いを叶えるために禁断の儀式を行った。ホラーのような、コメディーのような短編です
最終更新:2017-07-29 23:22:33
2453文字
会話率:64%
【あらすじ】
舞台は現代日本のとある地方都市。
「原初の魔女」は自らの悲願を達成するために禁断の儀式に手を染める。彼女は自身の魔力と魔法を二十二枚のタロットカードに分割し、何も知らぬ少女達へと投げ渡した。カードを手にした少女は魔女となり、
互いに殺し合う宿命を背負う。勝者が絶大な魔法の力を手にするバトルロイヤルが始まった。
【概要】
全五章構成。過去に書き溜めた作品を推敲してから載せていきます。
「始まり」2017/2/20掲載
「第一章」2017/2/20掲載
「第二章」2017/2/22掲載
「第三章」2017/2/24掲載
「第四章」2017/2/25掲載
「第五章」2017/2/25掲載
「終わり」2017/2/25掲載
なお、もともと長い小説を細分化して掲載しています。
何かと読みづらいところがあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
全章をあげた後、細かいところを加筆修正していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 22:13:44
117780文字
会話率:34%
竜族の子どもが成人するためには生涯にひとりしかいない番と交わらなければいけない。成人すれば竜へ変化することができ、大いなる力も得られた。しかし、ひとつだけ番と交わらずに成人の姿へ近づける方法があった。それは運命の伴侶である番以外の異性と交わ
ることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 13:29:17
18733文字
会話率:40%
魔王討伐の為、王国は禁断の儀式 異世界召喚を施す。一人の若者と四人の美少女が呼び出された。咄嗟の出来事に慌てた勇者候補の男子学生は思わず一人の中年オヤジの腕を掴み彼と共に異世界へと渡り歩く。勇者たちと違って能力が低い中年オヤジは城を離れ見知
らぬ世界の町へ下る決意をした。異文化世界で中年オヤジが如何生きて行くのか?手を貸してくれる仲間は現れるのか?現代知識を小出しにしながら異世界で生活を始めた男の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-09 19:00:00
54027文字
会話率:68%
東南アジアの島を訪れた鳥マニアの青年。ある禁断の儀式を見たことから、島の背負う宿命に巻き込まれることに……。8話完結予定。
最終更新:2014-06-10 19:00:00
31250文字
会話率:17%
謎の心霊ビデオにより、九条照瑠の友人、加藤詩織は恐るべき死の祟りを受けてしまった!!
親友を助けるため、照瑠は外法使いである犬崎紅を訪ねるが、彼は謎の写真を残して忽然と消えていた。
三柱鳥居の秘密。
地図から消えた村の伝説と、そこに隠されし
恐るべき禁断の儀式。
死人蛍の伝承が残された廃村で、照瑠と仲間達が決死の捜索の果てに見たものとは……。
猟闇師、第一期シリーズ最終章。
闇の者達が彷徨う異界で、シリーズ最大の危機が紅と照瑠を待ち受ける!!
※ 注意 ※
本作は、前作である『猟闇師 ~ 刹那の魔 ~』より続く、直接の続編となっております。
従来の話とは異なり、シリーズを知っている方でも、前作をお読みいただけていないと理解できない展開が多数存在します。
お手数ですが、本作を読まれる前に、まずは前作である『猟闇師 ~ 刹那の魔 ~』をお読みいただくことを、強くお勧めいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-27 19:00:00
309960文字
会話率:35%