・簡単なあらすじ
故郷を滅ぼし剣鬼と恐れられた侍少女が、行方不明になった師を探して異国に渡り、傍若無人に大暴れする無双物語。首は刎ねるものと見付けたり。
・真面目なあらすじ
和国にて赤子の頃に天狗に拾われ、育てられた少女、紅(べに)。
天狗から戦闘技術や座学を習い、人ならざる力を身に着けた紅は、健やかに人外の領域へ足を踏み入れた。
諸大名同士の合戦に単身介入しては双方壊滅させることを繰り返し、「戦喰らいの剣鬼」と呼ばれ恐れられるまでになっていたのだ。
そして天狗に師事すること十数年。和国で戦を起こす者を軒並み滅ぼすと、師は免許皆伝の試練として「鬼ごっこ」を提案する。
外の大陸へ渡り見聞しつつ、広大な世界を逃げ回る師を見付け出して打ち勝てば、晴れて免許皆伝だという。
条件を呑み、意気揚々と大陸へ渡る紅。
しかし大陸は、和国など比ではない大戦争の時代を迎えていた。
紅は情報を得やすく、かつ戦で生計を立てられる傭兵となり、各地で転戦しつつ師の行方を追う方針を立てる。
情報収集がてら、各国の戦や思惑に巻き込まれるも、武力で押し通りながら見識を深めてゆく紅。
人間を塵芥程度にしか考えていない人斬りの、世界を股にかけた無双の物語が幕を上げる。
※最初こそ和風に見えますが、ちゃんと異世界ファンタジーします。ご心配なきよう。
カクヨム様にて最新話まで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 17:10:00
504034文字
会話率:40%
いつの世も名高きものはごくわずかで、名もなき者は数知れずにいる。それこそ塵芥のごとく存在し名も残せず埋もれていく。多くの英雄が生まれた戦国時代もそれは変わらない。
しかし塵芥の人々にも物語はある。そして歴史の流れにわずかに爪痕を残す者も
いる。
これはそんな人々の物語を集めたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 21:00:00
1986211文字
会話率:47%
ディストリア魔導学園。
選りすぐりの魔導士の卵達を教え導く養成施設であり、数多くの著名人を排出した名門。
世界中から集められた才能たちの中には、問題児ももちろん存在している。
人の話を聞かず淡々と魔術ではなく剣術を研鑽する者。
他人の弱
みを握り、それをもとに交渉を持ちかけてくる者。
生粋の実力者であるが、クソがつくほどのツンデレ。
サボることにおいて右に出る者はいない、面倒くさがりのスペシャリスト。
日々被検体を探すマッドサイエンティスト。
何故か求愛してくるストーカー。
己が強いことを自覚している戦闘狂。
そんな問題児だけで結成されたクラスに一人の魔導士が就任する。
「出席を取る前に、確認がある。学園門前にある学園長の銅像が塵芥になってたんだが、お前たちは関係ないよな?」
「先生! 俺、銅像ぶった斬っただけだからその後は知りません!」
「先生! 私も実験中にできた魔法薬で銅像を脆くしただけでわかりません!」
「先生! 金属如きに負けるのも癪だから、思いっきり魔法で木っ端微塵にしてやったわ!」
「先生。証拠が残るのはマズいと思って、出来る限りの掃除は済ませましたよ?」
「よぉーしわかった。ここにいる全員が共犯で間違いねぇな」
胃に穴があくような激烈な日々を、新人教師・ウィンクスはどう生き残るのか?
ハチャメチャな学園生活を送る問題児たちによる、ウィンクスとの熾烈な戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 22:48:52
7083文字
会話率:37%
自称帰宅部の獅子原 一星は、元レディースの教師である水無月 双葉に相談を受ける。
その相談内容とは、廃部寸前の「天文部」の復興だった!?
唯一の部員である、孤高の黒薔薇姫こと霜月 凛と問題解決に挑む!
ツッコミあり、罵倒ありのハチャメチャ学
園ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-28 13:26:59
6794文字
会話率:72%
特段才能も、能力も、運も何も持たない少年──夢梨 絶徒。
少年は平凡な少年から、平凡だった少年へと、悲しくも、哀しくも成っていく。
これは、少年が奴隷から自由の身になるための物語。その自由が、何であったとしても。
最終更新:2024-10-23 19:05:11
1283文字
会話率:20%
獣人メイドとお嬢様の百合恋愛。記憶を無くして何もかも忘れた獣人の女は、貴族のお嬢様に「モフモフのおっぱいに顔を埋めてみたいから」とメイドとして雇われる。それからは毎夜のようにお嬢様はメイドを愛した。徐々にお嬢様に傾倒していき、愛が深まり主
従の関係すら超えていく二人。そんな二人は周囲に言えない秘密を共有していた。胸に秘めたそれは何か、愛し合う二人の行く先はどうなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:43:21
9535文字
会話率:36%
とある高校のクラス全員が異世界の神によって召喚された。
クラスメイト達が神から【剣技(極)】や【高速魔力回復】といった固有スキルを受け取る中、九条 祐真に与えられたスキルは【特許権】。スキルを与えた神ですら内容をよく理解していないモノだった
。
「やっぱり、ユーマは連れていけない」
「俺たちが魔王を倒してくるのを待ってて」
「このお城なら安全だって神様も言ってる」
オタクな祐真は、異世界での無双に憧れていたのだが……。
彼はただひとり、召喚された古城に取り残されてしまう。
それを少し不憫に思った神は、祐真に追加のスキルを与えた。
【ガイドライン】という、今はほとんど使われないスキル。
しかし【特許権】と【ガイドライン】の組み合わせにより、祐真はこの世界で無双するための力を得た。
「静寂破りて雷鳴響く、開闢より幾星霜、其の天楼に雷を蓄積せし巍然たる大精霊よ。我の敵を塵芥のひとつも残さず殲滅せよ、雷哮──って言うのが、最上級雷魔法の詠唱だよ」
中二病を拗らせていた祐真には、この世界で有効な魔法の詠唱を考案する知識があった。
「……すまん、詠唱のメモをもらって良い?」
「はいコレ、どーぞ。それから初めにも言ったけど、この詠唱で魔法を発動させて魔物を倒すとレベルアップの時にステータスポイントを5%もらうからね」
「たった5%だろ? 全然いいよ。ありがとな、ユーマ!」
たった5%。されど5%。
祐真は自ら魔物を倒さずとも、勝手に強くなるためのステータスポイントが手に入り続ける。
彼がこの異世界で無双するようになるまで、さほど時間はかからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:30:00
104194文字
会話率:43%
王国の地下には「ダークファイア」と呼ばれる、黒い炎が封印されている。それは邪神が死に際して残した、万物を塵芥と化すまで消えぬことのない世界最強最悪の呪いの火であり、72人の聖女・聖者達が火だるまになりながら封印した。
もしダークファイアが
封印が解き放たれることがあれば、消えぬ炎は瞬く間に大地を燃やし街を燃やし森を燃やし川を燃やし海を燃やすであろう。
そのダークファイアを現在、王国は、ゴミ処理施設として使っていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-27 09:10:47
3615文字
会話率:0%
いつも通りの平穏を謳歌する幻想郷から彗星が観測された。彗星の飛来は徐々に頻度を増し、それと時を同じくして人里の人間が謎の病にかかり寝込むようになった。
里に害が出た霊夢は異変解決に乗り出した。
最終更新:2024-05-15 21:48:42
5235文字
会話率:71%
それは、災厄と共に現れる。
空を掴み、地を引き裂く。自ら以外を塵芥と断じて疑わぬその傲慢は、神を彷彿とさせ、人々に雷を降らす。
人の身で抗うことは許されず、神ですらその自由を奪うことは敵わない。
しかし、それは不死ではない。不老であっ
ても、不死ではない。死が平等であることは、神とて同じ。遍く死は敵である。
もしも、それに死を与えることができたのならば。
剣を突き立て、槍で突き刺し、斧を振り下ろし、それの命を刈り取ることができたならば。
憧憬と畏怖の念を込めて、こう呼ばれるだろう。
ドラゴンスレイヤー、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 19:48:45
24967文字
会話率:48%
人は美しい物に惹かれる。それは誰にも抗えず、誰も抗おうとしない。星の引力と同じ様に。そして、その物に抱いた欲情は、それを手に入れるまで消えない。幾ら代替品を用意しても、本物を見て、知ってしまえば、代替品は塵芥に等しい、無価値のガラクタにしか
ならない。
君ならどうする?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:00:00
14043文字
会話率:0%
VRMMORPG『ピッキングアウト』。
高校生、棚橋大志はクラスメイトたちと気軽に遊ぶつもりだった。ゲームを始めるまでは。
バグかはたまた神の悪戯か。多くのプレイヤーが始まりの町から離れた場所にスポーンしてしまった。海峡の橋に建つ公国、
聖剣が生まれる町、悪霊が蔓延る舞台、天を裂く霊峰。モンスターを倒せないレベル1のプレイヤーたちは立ち尽くす他ない。大志もその内の1人の憐れな少年……ではなかった。
彼の初期位置は絶海の孤島。そこはエンドコンテンツ、レベル100になれど攻略不能とされるモンスター達が巣食う島。そんな島でドラゴンスレイを目指し始めたやべー奴。
「ダメージを受けなければいい」「殴れば勝てる」「何度だって挑戦できる」そんな理想論を掲げる彼は立派に変人で変態だった。
だがしかし、度重なる敗北の果てに待っていたのはゲームという世界の落とし穴。たった1人の意地や覚悟など、電脳の世界では塵芥に等しいのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:29:59
301947文字
会話率:40%
「……なんか、山野さんて高校時代もそうやって川を見て黄昏ていそうですね」
「……ああ、君か。それは誤用だ。『たそがれる』には物思いにふけるという意味はないぞ」
「でも意味は伝わっているようでよかったです。それで、ずっとそうしているつもり
ですか?」
「ははっ、黙れ舞台装置め」
「新堀光也です。僕の名前」
「知ってるよ。いや、どうだろうな。ほら、三十代となると記憶力があれでな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 11:00:00
6875文字
会話率:59%
私は目を覚ましそれを眺めた。
一輪の花が朝の木漏れ日に頭を垂れるさまを。
雨滴を振り払い太陽を見上げる。
やがて花は天に花弁を広げる。
腕を拡げるように。踊るように。
見渡せば辺りには同じように空を目指し花たちが舞う。
色とりどりの花たちが
辺りを埋めていく。
虫、鳥、獣を取り込み苗床とする。
世界の一部になる。その中心に私はいる。
私がやっている。
花で作った大きな蕾。
枝の触覚がすべて知覚できる。
実に栄養をあげよう。
夕沈みまでに。森の全てを掌握する。
美しき花。花弁は開花しかけ。
西側の枝木が悲鳴を上げた。
針で刺されたような痛み。
「1匹、2匹か」
塵芥を排除する。
毒の荊棘で虫を排除する。
飛び回って命中しない。
イライラする。
今や森のすべてが私。私となった。
この花を開花させたい。
私は他に何も望まない。
森に生きとし生ける全ての生命を栄養にして。
2匹の虫が核に近づいてくる。
何をするつもりだ。
害虫が。殺してやる。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。
肥大化させた猛毒の荊棘を鞭のように撓らせる。
害虫2匹を押し潰す。
毒の穴に落とし溶かす。
漸くくたばったか。クズが。
人間の死体は栄養が豊富…だがいらない。
遠く海に投げ捨てる。
日が沈む。黄昏の空に、鳴動する新たなる生命の鼓動。
刻一刻。整った。
満月が祝福する。
桜色に夜を照らす巨大な花弁。膨大な光の渦。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:17:19
1122文字
会話率:11%
転校生の蒼音(あおと)は新しい家で、不思議な童女と出会う。 大人には視えない謎めいた童女と、何故かしら一緒に過ごすことになったが、一体彼女はどこから来た誰なのか? 新たな仲間や童女と共に、蒼音は、自分がこの世に生まれてきた意味を見出すことは
出来るのか? 短くて長い夏が、彼らの間で過ぎていこうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:27:01
114372文字
会話率:20%
平凡な主婦による平凡なお茶会バトル!民子はこの修羅場を無事コンプリートできるのか?
ママ友を招いてのマイホームのお披露目会。そこは女のマウント劇場であった。
平凡主婦の民子は処世術を駆使して乗りきろうとする、主婦の平日の実態・・・
最終更新:2023-02-05 16:15:34
17612文字
会話率:24%
とある冬の深夜―――会長から請けもった急な仕事を終えたばかりの俺は、突然きた妻からの電話に出ていたところだった。
最終更新:2022-12-09 15:05:57
900文字
会話率:34%
世継ぎのなかで優れた魔力を持つ者が王になる世界で僕に発現したのは[保存魔法]
残念魔法で王を目指すめげない男の物語
これは、僕が王になるまでの物語
最終更新:2022-08-09 21:12:43
1612文字
会話率:0%
陳腐なモチーフ。
在り来りの帰結。
世界観から哲学に至るまで全て、知らない誰かの盗品か二番煎じ。
それでも。
最終更新:2022-07-15 23:12:16
7218文字
会話率:32%
『最強の暗殺者一族』と呼ばれる《柊一族》のエリートとして生を受けた少年は、ある日師範に突然一族からの追放を告げられる。
その理由は、まさかの“本名の奇抜さ”!
たったそれだけの理由で里を追い出された少年は、ヤケクソで志願した冒険者採用試
験にて とある秘密を抱えた少女と出会い、人生のシナリオを大きく書き換えていくことに……。
人類最強、そして人類最長の名前を持つ少年の、
成り上がり、八つ当たり、チート異世界復讐ギャグコメディが、今始まる────!
※ノベルアップ+でも掲載しています。
※ブクマ、感想、評価、レビュー、アドバイスなど頂けると大変励みになります。更新のペースが露骨に上がります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 12:24:01
60318文字
会話率:42%
この世界にはあらゆる“ 種 “が蔓延っている。
犬耳が生えた人間や魔法使い、翼を持つ者や魚の鱗がある者など。
どうしてそのような者たちが現れ始めたのかは未だ不明であり、特にそんな世界の中で純粋な「人間」というのはとても稀少とされていた。
不
思議な話だ。
数千年前まではその純粋な人間も、まさに塵芥か何かの様にうじゃうじゃといたのに、人をかたどった異形の生き物たちが跋扈するようになってからは人身売買や人間狩りがあったせいでめっきりと姿も現さなくなった。
そんな世界に生きる元雇われの殺し屋の一人、鳴涯は、ある日元上級貴族である叫我と出会う。
この不思議な出会いにより二人はあらゆる場所を旅し、出会い、そして別れを繰り返していく。
その中で鳴涯に芽生えていく人間性、協調性は周りの人間をも巻き込み、そして世界をも揺るがすこととなるが、もちろんそんなこと、本人は知る由もない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 23:27:24
266文字
会話率:0%
ボツキャラ。小説を執筆する中でボツにされてしまったキャラのことである。彼らは本来、そのまま世に出ることも無く消えていくはずである。しかし、三次元に漏出するボツキャラが現れ始める。その中には特殊能力、異能力、殺傷力の高い武器を持つ人物や殺人者
、ドラゴンなども含まれるのだ。それらによる現実世界への被害を阻止するのが「塵芥会」のもとに編成された青龍隊、朱雀隊、白虎隊、玄武隊の隊員たちである。第一章の主人公、青龍隊隊長・古財響也は再生能力、改変能力を持つ天才……という設定のボツキャラである。三次元への被害を阻止する中、彼は一人の少女と出会ったり、隊員に振り回されたり、生身で空に打ち上げられたり、ドラゴンと結婚されそうになったりする。その先に彼を待つのは消滅か、それともー-?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 23:00:00
2565文字
会話率:59%