私、アルキオーネ・アルマクには前世の記憶がある。
この世界は『学院の赤い月』というロマンスファンタジーの世界で、私はマイア・タランチェ子爵令嬢とこの国の第一皇子であるレジナルド殿下の恋路を邪魔をしようとして、作品のラスボスである、第二皇
子リオン殿下に十六歳で殺されてしまう役回り。
二人の恋路を邪魔せず、原作を回避しようとしていた私だけれど。
兄、ダビーの親友であるリオン殿下の依頼で、リオン殿下の住む椿宮の横領事件を探ることになり──
※主人公は例によって激ニブ、やや逆ハーです。仕様ですので、ご了承ください。なお、いわゆる原作ヒロインのマイアは、作品後半登場予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:00:00
157092文字
会話率:48%
聖女セレスティーナの執事を務めるカケル。
天然少女セレスティーナに振り回されながらも、食事でサポートする。
そんなカケルの作るブランチの一時のお話です。
最終更新:2025-06-29 23:32:10
5191文字
会話率:33%
アサルトライフル、サブマシンガン、果ては携帯ロケットランチャーまで、銃弾飛び交うFPSシューティングRPGで、クロスボウを使う事を余儀なくされた少年の話。
思いつきで書き出しただけですので、不定期更新です。
最終更新:2025-06-29 17:33:47
385269文字
会話率:44%
令嬢フランチェスカはある日、この世界が『裏社会の男たちを攻略対象にした乙女ゲーム』の中であり、自分がその世界のヒロインであることを思い出した。
このゲームのメインストーリーでは、婚約者レオナルドこそが最大の敵。
フランチェスカの日常は、こ
の悪役に引っ掻き回されてしまう運命なのだ。
だが、問題はそんなことよりも……。
「――……私!! 前世で過ごした日本でも、『極道一家の孫娘』だったんですが!?」
女子高生だった前世でも、常に命の危険があり、恋愛はおろか友達も出来ない始末。『生まれ変わるなら、今度は普通の家庭で過ごしたい! あと友達欲しい!』そう願っていたはずなのに……?
「ファミリーは文字通り家族だわ。この家に逃げ込んで来たというのなら、たとえあなたが悪党だろうと、私は絶対に見捨てない」
前世で培った極道の仁義を、今世も発揮してしまうフランチェスカ。
挙句、婚約破棄したかった黒幕レオナルドには、何故か執着され始める。
「可愛いな、フランチェスカ。愛しているから、どうか俺を退屈させないでくれ」
「絶対に嫌! 私はあなたの玩具じゃないの!」
だって今度こそ、平穏な人生を送りたい。
フランチェスカは、婚約者を筆頭にした悪党たちに溺愛されそうになりながら、必死に『普通の生き方』を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 06:00:00
690378文字
会話率:48%
食堂で、高位貴族令嬢の婿候補達の前に立ち塞がっているのは……どちらの令嬢かしら? どこかで見た覚えがあるのだけど、なぜか思い出せない。
「お姉ちゃんは誰にも渡さないんだからっ!!」
と、フシャーっ!! と、全身を逆立てた子猫の如く威嚇し
ている美少女がいる。
「お姉ちゃんとごはん食べるのはあたしなんだから、あっち行ってよっ!!」
高位貴族令嬢も、クスクス笑って威嚇するその美少女を窘めない。美少女に威嚇されて追い払われた美少年達は、すごすごと引き下がり……少し遠くの席に着いた。
そして、お昼休みにキャッキャウフフと優雅にランチを食べる美少女二人を、羨ましそうにちょっと遠くから指を咥えて見ている婿候補の美少年達……という、なんとも言えない図が繰り広げられている。
なんだか、あそこの空間だけ百合の花が舞い散っている気がするっ!!
「あれ? このゲームって、百合エンドあったのかしら?」
ポロリと、よくわからない言葉が口から出た瞬間――――
わたしは、ここがとある全年齢対象の乙女ゲームの世界と酷似していることに気付いた。頭を駆け巡る、ゲームの情報。
ヒロインか、悪役令嬢のどちらかが転生者でどちらかが相手を攻略した、という可能性もあるわよね?
ということは……婿候補である攻略対象達は、ヒロインに攻略されない?
それなら、わたしが攻略してもいいんじゃないかしら?
こうしてわたしは、悪役令嬢の婿候補の一人を落とすべく狙いを定めた。
そんなとき、ゲームヒロインがわたしの前に現れて言った。
「えっとね……あなた。ひぎゃくー、趣味? でも、持ってるの?」
設定はふわっと。『純粋な疑問なのですが、あなたは一生虐げられたいのでしょうか?』の続き。
『純粋な~』を読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 02:08:13
4867文字
会話率:39%
桜花カフェのハナ、ユキ、ミオは、別次元からの依頼を受けて戦う秘密組織SAKURAのエージェント。夕陽が差し込むカフェで、クリームまみれのドタバタを繰り広げるハナが、モンブラン爆弾で客を笑顔に。だが、モニターに映るサクラコの冷たい言葉が、桜次
元での最終決戦を告げる。ハナの血を求めるサクラコ、彼女の分身レイラ、元仲間カエデが立ちはだかる。メイド服で突入した桜次元の崩壊した街で、ロケットランチャーやガトリングが火を噴き、桜吹雪が血に染まる。3年前の次元崩壊の真相、ハナとミオの家族の過去、ユキとカエデの絆が明らかに。笑いと爆発の先に、SAKURAの絆はサクラコの野望を打ち砕けるのか? 時間逆行の果て、新たな依頼がハナたちを待つ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 10:00:00
1877文字
会話率:47%
陽翔葉蘭を連れてランチに行こうとするそこに現れる薊陽翔は薊に厳しい言葉をかける。
その夜、電話で、胸のうちを話す蘭と陽翔、ここから恋がはじまる。
最終更新:2025-06-25 16:01:07
1809文字
会話率:49%
王太子アルベルトに婚約破棄された公爵令嬢エリシア・グランチェスターは、冷静にそれを受け入れながらも、陰で彼とその愛人、そして裏切った両親に綿密な復讐を遂げていく。だが復讐を終えた彼女の胸に残ったのは、虚しさと空虚。そんな彼女に手を差し伸べた
のは、隣国の第二王子カイ・リュゼルだった。エリシアは彼の国へと渡り、伴侶として穏やかな日々を過ごす中で、自分を「そのままの存在」として受け入れてくれる彼に心を開いていく。やがて反政府派の襲撃事件を経て、彼の愛を実感したエリシアは、「契約の伴侶」ではなく「真実の妻」としてカイの隣に立つ決意をする。悪役と蔑まれた令嬢は、復讐の果てに本当の愛と安らぎを手に入れたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 10:00:00
3563文字
会話率:49%
婚約破棄の瞬間って、もっとこう……地獄のように惨めなものだと思っていました。
けれど実際のところは——
「アリシア、婚約は破棄させてもらう!」
「はい、承知いたしました」
拍子抜けするくらい、あっさりしたものでした。
私はアリシア・グランチェスター、公爵令嬢にして、乙女ゲームの悪役令嬢。前世の記憶を持って転生した私は、自分が破滅ルートまっしぐらのキャラクターだと知ってしまった。
だから、私は努力した。ヒロインをいじめず、陰口も叩かず、むしろ恋を応援して……最後に自ら身を引く。
これで、全て丸く収まる。私の勝ち。
……と思っていたのに。
「アリシア様。ようやく、私の元に来てくれますね」
「……は?」
黒髪の青年、レオン=クロフォード侯爵令息。ゲームでは隠しキャラ的な存在で、誰ともくっつかないはずだった彼が、突然私の手を取って跪いた。
「私はずっと、あなたしか見ていませんでした。あの王太子などより、千倍、万倍、ふさわしいのはこの私です」
「え、いや、ちょっと待って……」
「アリシア様は、これから私の妻になります。異論はありませんね?」
——どうしてこうなった。
私はただ、悪役令嬢の破滅ルートを避けたかっただけなのに!
「……異論しかありませんけど!?」
癖のあるキャラ達に振り回される主人公………さぁ、行き着く先はどこになるんのやら!詳しくはWebで!(←もうWebじゃないかい!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 02:03:04
6064文字
会話率:48%
小説家になるための戦略ノートです。『弱者のランチェスター戦略』を中心にして、小説を読んでもらうための『ウェブ戦略』なども交えて書いていきます。具体的な実践記録や、創作のノウハウ、人生戦略なども書いていきたいと思います。最近では、本を売るため
のアマゾンキャンペーン戦略のお話、小説新人賞への応募、人気作品のネタ元考察もやってます。面白い小説を書く方法、「小説家になろう」のランキング上位にいく方法、新人賞で大賞を取る方法を考えることがこのエッセイの使命なんでしょうね。
2018/3/8よりアルファポリスに『あとがき反省バージョン』を連載済み。
小説家になろうの規約により外部リンク削除中です。
リンクつき完全版はカクヨムなどに転載中です。
アルファポリスにも転載していますが、コピーガード機能のためリンク先を検索、参照できません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 11:10:36
1406066文字
会話率:2%
社会人一年目の松原メイは、同期からいじめられていた。
ボス的存在の女に「臭い」と陰口をたたかれ、同期の女性達からも、なんとなく避けられていた。次からはランチは一人で食べなきゃならないかもしれない。
憂鬱な出社の月曜日になった。
しかし、ある
事件が起こり、状況は一変する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 17:43:20
2852文字
会話率:25%
女子高生テツコは友人と帰宅中、聖女として異世界に召喚された。散々良いように利用され使い捨てられようとしていた彼女は、魔王の力を借りて日本に帰ろうとする。旅の仲間達は去りゆくテツコに泣き付くがもう遅い。王国は聖女抜きて本気で襲い来る魔王と戦う
事になってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 10:08:16
6362文字
会話率:73%
聖女召喚をした王国。だが、召喚した聖女の中にパチンカスが居るので追放する事にした。そのパチンカスが全てをぶっ壊す。
最終更新:2025-05-20 16:01:32
5837文字
会話率:69%
いつもの婚約破棄、しかしざまぁされた王子は婚約破棄勝ち確三大奥義、推し活・筋トレ・オネエを使用していた。でもこの三つを極めといて王子は負ける。
先に謝っておきます。本当にすみませんでした。
最終更新:2025-05-13 10:23:11
3758文字
会話率:65%
久乃木柘榴(くのぎ ざくろ)の手元には、少し変わった形見がある。
小学六年のときに、病死した母の実家に伝わるおとぎ話。しゃべる犬と変わった人形が『宝石のご飯』を作って、お客さんのお悩みを解決していく喫茶店のお話。代々伝わるという、そのおと
ぎ話をもとに。柘榴は母と最後の自由研究で『絵本』を作成した。それが、少し変わった母の形見だ。
それを大切にしながら過ごし、高校生まで進級はしたが。母の喪失感をずっと抱えながら生きていくのがどこか辛かった。
父との関係も、交友も希薄になりがち。改善しようと思うと、母との思い出をきっかけに『終わる関係』へと行き着いてしまう。
それでも前を向こうと思ったのか、育った地元に赴き、母と過ごした病院に向かってみたのだが。
建物は病院どころかこじんまりとした喫茶店。中に居たのは、中年男性の声で話すトイプードルが柘榴を優しく出迎えてくれた。
さらに、柘榴がいつのまにか持っていた変わった形の石の正体のせいで。柘榴自身が『死人』であることが判明。
本の中の世界ではなく、現在とずれた空間にあるお悩み相談も兼ねた喫茶店の存在。
死人から生き返れるかを依頼した主人公・柘榴が人外と人間との絆を紡いでいくほっこりストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 14:05:00
186390文字
会話率:53%
小崎正則(こさきまさのぶ)、25歳。
勉強も運動も才能も、そして運すらない——だけど人の良さだけは誰にも負けない。
中学卒業後に美容師の道を志すも、大病を患い夢を断念。療養を経て、今はフランチャイズのコンビニで3年目のバイト生活を送る日々。
愛車は5年乗り続けるママチャリ。
推しアイドルの笑顔と、ちょっとだけあったかい出会いに支えられて、今日も彼は前向きに生きていく。
笑って、へこんで、また笑って。
この世界は、きっと捨てたもんじゃない。
頑張れ、小崎くん。
その優しさが、きっと誰かの明日を変えている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:30:00
79744文字
会話率:46%
ランチシリーズと盗み聞きシリーズ。
昼食後の呼び出しは気が重い。
最終更新:2025-06-08 07:50:02
5639文字
会話率:34%
コロンさま主催『酒祭り』参加作品です。
ランチシリーズと盗み聞きなやつ。
途中盗み聞きできない場面は、第三者視点になります。
飲酒描写があるのでR15になっています。
最終更新:2025-05-05 12:24:33
6227文字
会話率:40%
ランチシリーズ。盗み聞きあり。
あんな時やこんな時、「自分もそうかも!」と、言われる『共感』されたくない時もあります。それ、絶対に共感じゃないから!
最終更新:2024-12-18 06:20:24
3804文字
会話率:49%
イングリット帝国学園の学食で働いているエマ・29歳。
彼女がいつも通り生徒の注文を受けていると────。
「Aランチを頼む。ところでメアリー。君との婚約を破棄する」
「Bランチをお願いしますわ。……って、婚約破棄ですってぇぇぇ!? なぜで
すの!? フェリクス王子!?」
「なぜなら私は、このご婦人を愛しているからだ」
「この人、学食のおばさんじゃない!」
エマは突如、大国アルベールの王子フェリクスから愛の告白を受ける。
王子に婚約破棄されたテルサ国トレイユ子爵令嬢メアリーは怒り心頭。
だがエマは、あくまでも冷静に────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 08:49:01
11725文字
会話率:40%
フランチェスカは、15歳の誕生日に祖母から砂時計のペンダントトップがついたペンダントをもらった。それをひと目で気に入った彼女は、寝る前に満月の光にかざして砂時計を逆さにしてみた。琥珀色の砂がさらさらと下に落ちていき、大座にはめ込まれた宝石
が輝きだした。
驚くフランチェスカをよそに、その輝きは次第に増し彼女を包み込んでいく。
気がつくと、フランチェスカは見知らぬ森の中にいた。森の中をさまよい歩いていると、一人の妖精の少女、ナターシャと出会った――。
*カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 16:10:00
23518文字
会話率:39%
現代社会に突如として出現したダンジョン。
それによって生じた混乱も、今では過去のものとなった。
モンスター、スキル、冒険者などのファンタジー用語や概念も、日常会話の一部となっている。
――そんな希望溢れる日本で、ボッチの青年は働きたくなか
った!
そこで、獲得していたジョブを使った、不労所得生活への道を計画する。
テイムした異性を育成することができる【ヒロインテイマー】。
彼にだけ見える【調教ミッション】をこなしてもらうことで、従者にした冒険者たちは驚くほどのスピードで強くなっていく。
また従者が増え、育つほど、青年自身も強くなれる【従者果実】の固有スキルがあるため、自重なく従者を増やし育成していく。
目指せ、従者のフランチャイズ展開!
目指せ、お金と能力の不労所得生活!
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 12:32:02
84978文字
会話率:22%
この小説は「https://monogatary.com/story/513469」でも投稿しています。
キーワード:
最終更新:2025-06-03 23:03:06
998文字
会話率:33%
姑のフタエは嫁のサナさんとランチを楽しんでいた。
フタエとサナさんとは趣味が同じで、フタエはサナの趣味活動を応援していた。
しかし、サナさんは離婚を考えているという、離婚したらもう今の関係ではいられない。
楽しい時間も残りわずか?
仲良
しオタクの嫁と姑の、人生のちょっとしたターニングポイントの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 01:58:56
2698文字
会話率:50%
私は食べることが好きだ。
旅行先を決める時はグルメに左右され、仕事が大変な時はランチや飲み会をモチベーションに乗り切り、ものを書けば何故だか食べものがよく出てくる。
そんなもの書きをめざす或るリーマンの、ゆるっとした食エッセイです。
最終更新:2025-05-30 07:06:48
30169文字
会話率:4%