青年の名は「 」
この世界は平たく言えば悪魔がいる世界。人間ともバチバチに争っている。ただ、人も悪魔も青年にとっては変わりない。
呪いは悪魔の専売特許であり忌避されるものだ。何をいっているのか、呪いこそ悪魔を滅ぼす手だというのに。青
年は決めた悪魔を殺すため悪役となり大舞台を完成させようと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 21:12:56
1693文字
会話率:63%
理論生物学者の川田智博が忽然と行方をくらました。川田に家族はなく、十数年間連れ添った妻とも数年前に離婚していた。新庄充明には三度の幽霊体験があったが、最後の体験の前にその幽霊の名が川田智博であることを知った。川田は分子生物学の理論分野で図
抜けた業績を上げ、若くしてノーベル賞候補にも挙がったと資料には記載されていた。最後に取り組んだ研究は生物機能を持った実物の都市の建設だったが、その段階的な結果を見る前に失踪していた。もともと川田はコンピュータ・ハードを十全に活用した計算機シミュレーションによる生物機能の解明からアカデミックな分野に進出した。生物の遺伝子や脳機能などの純粋解析には膨大な時間がかかるため人間一人を丸ごとシミュレートするのは事実上不可能だと考えられていたが、時間を気にしなければ(研究者が己が仕掛けた実験結果を生きている内に確認する必要がなければ)話は別だった。川田は失踪前最後の研究テーマ用シミュレーションの対象として昭和四〇年代の東京の一市街地を選んでいた。その理由は時代の活気ではなかろうかと噂されていた。生物都市計画の経済的な意味合いは明らかで、数多くのゲーム会社やコンピュータ・メーカーが川田教授のソフトや彼の研究チームの精密なハードウェアの特許使用権欲しさに投資を行い、また業績自体も再評価されて、数年遅れただけで川田の計画は頓挫せずに実行された。遠いアフリカの砂漠に――川田がすでに評価を終らせていた計算機内部の世界ではなく――現実の町が建設された。だがしばらくすると、その町に川田の幽霊が出没するとい噂が広がり、日本の経済科学省は二人の技官をそのシステム内に送り込んだ。最初の計算機シミュレーション内に川田が自身を人格データとして組み込んだことまでは調べがついていたが、その意は不明だった。それを直接川田(の幽霊)から聞き出すことが目的だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:38:02
16936文字
会話率:36%
ケビン=ケレンスキーは研究者。
隣国エレンスキー王国出身の彼は、実家に勘当されており、デジケイト王国で細々と研究を続けている。
彼の元に朗報が入った。
デイトナーズ公爵家のお取り潰しである。
元公爵ダニエルと長男ドビアスは鉱
山の鉱夫として、妻チェルシーと長女のデイジーはそれぞれ評判の悪い男爵家の下女として売り飛ばされ、一家は悲惨な結末を迎える予定のようだ。
それを、ケビンは回収した。
鉱山長と男爵達の頬を札束でなでたところ、皆満面の笑みで四人を譲ってくれた。
そうして、四人がたどりついた先は、ケビンの家である。
「ようこそ、みなさん。自分の家だと思って、ゆっくりしていってくださいね」
唖然とする四人に、ケビンはニコニコ笑っている。
「な、なぜ私達を?」
「恩返しです。好きに過ごしてください」
「長女のデイジーを、嫁にでも?」
「いいえ? 恩返しですから」
「……長男のドビアスに、ご興味が」
「私にそういう趣味はありません」
「…………妻のチェルシーを……!」
「ですから、恩返しです」
「私にできうることなら、なんでも致しましょう」
「その発想から離れてもらっていいですか」
こうして四人が足を踏み入れたのは、ケビンの住むゴミ屋敷だった――。
※隣国を出奔した一代侯爵の研究者ケビンが、城が立つほどの特許料をもてあましながら、震える四人家族を愛でていたら、激烈になつかれた話。
※カクヨム、エブリスタにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 06:44:48
16415文字
会話率:46%
しがない特許事務所経営者の自叙伝。
コンテストに応募したら、入選にかすりもしなかったので、ここで公開。
全29話。少しずつ公開していくので、1月ほど、お付き合いください。
最終更新:2024-09-08 09:49:57
40265文字
会話率:20%
人々が技術でもって空へと繰り出した頃、空の彼方から機械仕掛けの飛竜、機械竜(ドラゴロイド)が現れ、人と竜の戦争、人竜戦役となった。
そんな戦争もいつしか終わった頃、前線基地の残骸の一つに住み着いているスカイと名乗る賞金稼ぎの女性がいた。
彼女は機械竜(ドラゴロイド)の技術を応用した垂直離着陸機を操って空賊を退治しつつ、糊口をしのいでいた。
彼女はある日、仕事の中で幼い少年、ヨハンと出会う。天涯孤独の彼は父親の遺したとある兵器の特許を持っており、金のなる木であった。彼の財に目がくらんだスカイはボディーガードになったのだが、やがて彼の身を巡る他の貴族との争いへと発展する。
その中でぶつかる、年上の彼女と幼い彼。
「結局はぼくのことをバカにしてたんだ」
「アタシ達を見てくれてるのは、空だけなのよ」
これは一人の女性と、一人の少年が出会った時に始まった、空の物語。
空はいつも、彼らを見ている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 17:00:00
118826文字
会話率:47%
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受けるレイシア。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張り素
敵なお姉さまを目指して日々頑張っています。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシアだが、未曽有の災害が起こり、領地は多額の借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
(ネトコンに参加するため、カクヨムでの連載を区切っての出品です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 12:20:00
116956文字
会話率:49%
20XX年。
優秀な工学博士ケント・クラウチと、その妻で神経外科医のマリナが研究開発に勤しむ医療機器メーカー「クラウチ製作所」は脳から神経を介して相互伝達される神経信号のデジタル信号化に成功した。
これにより障碍を持つ肢体不自由者本人が、自
分の意志で自由に動かすことができる義手や義足が実現することになった。
2人は特許を取らずにその原理を公開し、そのことによって瞬く間にこの画期的なシステムは世界中に広まった。
しかしサイボーグシステムで動くのが機械である以上、改造をしてパワーアップすることもできる。
もちろんそのようなことは法律で規制済みなのだが、世の中にはその法律を破るのが大好きな人種がいる。
違法パーツの装着手術により、常人を超えるパワーを持つ犯罪者が世に現れるようになると、もう警察では手に負えなくなり、そこで発足したのが「CCS(Cyborg Crime Squad=サイボーグ犯罪対応班)」
そしてそのなかにサイボーグシステムの開発者であるケントとマリナの1人娘シーナが居た。
鍛えられた精鋭の軍人たちとシーナが、サイボーグ犯罪に立ち向かうSFアクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:10:00
583996文字
会話率:40%
とある高校のクラス全員が異世界の神によって召喚された。
クラスメイト達が神から【剣技(極)】や【高速魔力回復】といった固有スキルを受け取る中、九条 祐真に与えられたスキルは【特許権】。スキルを与えた神ですら内容をよく理解していないモノだった
。
「やっぱり、ユーマは連れていけない」
「俺たちが魔王を倒してくるのを待ってて」
「このお城なら安全だって神様も言ってる」
オタクな祐真は、異世界での無双に憧れていたのだが……。
彼はただひとり、召喚された古城に取り残されてしまう。
それを少し不憫に思った神は、祐真に追加のスキルを与えた。
【ガイドライン】という、今はほとんど使われないスキル。
しかし【特許権】と【ガイドライン】の組み合わせにより、祐真はこの世界で無双するための力を得た。
「静寂破りて雷鳴響く、開闢より幾星霜、其の天楼に雷を蓄積せし巍然たる大精霊よ。我の敵を塵芥のひとつも残さず殲滅せよ、雷哮──って言うのが、最上級雷魔法の詠唱だよ」
中二病を拗らせていた祐真には、この世界で有効な魔法の詠唱を考案する知識があった。
「……すまん、詠唱のメモをもらって良い?」
「はいコレ、どーぞ。それから初めにも言ったけど、この詠唱で魔法を発動させて魔物を倒すとレベルアップの時にステータスポイントを5%もらうからね」
「たった5%だろ? 全然いいよ。ありがとな、ユーマ!」
たった5%。されど5%。
祐真は自ら魔物を倒さずとも、勝手に強くなるためのステータスポイントが手に入り続ける。
彼がこの異世界で無双するようになるまで、さほど時間はかからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:30:00
104194文字
会話率:43%
どうもどうも、えー、騙し騙されっていうのは世の常、人の常でありますが、おっとっと。専売特許とまでは申しませんがねぇ元祖、騙す動物と言えばそう、タヌキとキツネですねぇ。
この二匹、昔から競い合ってきたもんでね。そりゃもう人間なんて手首を捻
るようなもんですよっとね、へっへっへ。
そう、昔々のこと。とある少年がおつかい帰りに山道を歩いていました。
片手にはお母さんにお土産に、と叔母に持たされた蜜柑を包んだ風呂敷。もう片方の手は道中で拾った長い木の棒。
おっと今、棒を捨てて、また新たに木の棒を拾いました。先程のよりも長いかなと地面に置いて見比べ、むむむっとまあ退屈しのぎですな。道のりはまだまだ長いですのでね。
さて、そんな彼に朗報。何やら先のほうで物音がしました。はてさて猪だろうかそれともイタチ?
そっと近づき様子を見ると、はい、お待ちかね。ここで登場でございます。タヌキとキツネであります。
おや、喧嘩かな? と少年は思いました。両者睨み合い、何かを喋っているようでしたが人間には獣の言葉はわかりません。ええ、ええ聞かせようとしなければね。
でも、想像がつきますよね? そう、どっちが上手く化けられるかって話だと。
と、その二匹、動きをピタリと止め、次いで耳だけをピクピク動かし始めました。
少年は自分のことがバレたのかなと思いビクリとしましたが、そのまま見ているとどうも違ったようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 11:10:00
6498文字
会話率:30%
大学卒業後、特許庁へと就職したが、特許の申請書類に目を通していると、ついつい、自分ならあーする、こうすると空想に耽ってしまい、全く仕事が進まなかった。
「君、いつもいつもぼーっとしてばかりで全然仕事していないじゃないか。新人も入って来たたこ
とだし、このままじゃ示しが着かないよ」
「申し訳ありません」
俺はもう何日も職場では笑うこともなく、声を出すのは「申し訳ありません」ぐらいだ。
ブラックな職場ではないが、周りはそれなりにエリートばかりで仕事の出来ないやつには容赦ない。
自分のような田舎のコンニャク屋の息子には向いていないなぁと、思いながら帰り道を歩いていると、知らず知らずのうちに赤信号を渡ってしまっらしく、
『プーーーーー!』
突然、大きなクラクションが聞こえた思うと、一瞬だけ全身に痛みを感じた後、自分というものがこの世界から消え去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 19:43:02
97332文字
会話率:39%
自動車の部品を製作している㈱熊久保製作所社長の熊久保の元に一通の手紙が届いた。東京地方裁判所からの通知だった。新型エンジンに合わせて作ったクランクシャフトの部品に関する特許侵害を咎めた内容だった。動揺を隠せず開発部長の井森に相談する。特許使
用料として20億円を支払え、という文言に机を叩き怒りをあらわにした。六角顧問弁護士に相談したところ、出廷する以外ないが勝ち目は薄かった。会社の経理を握り、累積赤字を汁総務部長の石見は「立ち止まったら、『おくり犬』に食われる」と言った。思わず後ろを振り返った熊久保に、残された時間は少ない。社員の生活を守るため知恵を絞るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 18:26:55
7050文字
会話率:29%
主人公の西島は、同僚の滝藤に飲みに誘われる。
1992年9月21日[1][2][3]から発売され、2010年8月まで生産された初代は一般的なカップラーメンで採用されている乾燥麺ではなく、レトルトパウチされた生タイプ麺であることが特徴の商品
であった。「ラ王」は、日本で作られた長期常温保存可能な生タイプ麺のカップラーメンとして、1991年7月発売の明星食品「夜食亭・生タイプ醤油ラーメン / 味噌ラーメン」に続く商品であった[注 1][2][4][5][6]。同時期に東洋水産からも生タイプ麺の製品が発売されていたが、同類の競合商品は夜食亭を含め数年で撤退している。初代は年間300億円[7]を売上たこともあったが、社内外で[8]高品質・高価格帯の競合商品が増加したことで競争が激化して市場占有率が年ごとに落ち込み[7]、2010年8月2日に生産を終了した[9]。
初代が生産を終了してから1か月を経ない2010年8月24日に、惜しまれる声が多かったため独自の特許技術によるノンフライ麺を採用したラ王を復活すると発表され、9月6日から現在の2代目が発売された。
JR渋谷駅ホーム(2012年11月から2016年10月11日まで)および阪急梅田駅改札内(2013年2月16日から3月15日までの期間限定)で、アンテナショップとして日清ラ王袋麺屋を営業し、チャーシューや煮卵などをトッピングし調理した袋麺タイプの商品が250円程度で提供されていた[10][11]。渋谷駅の店舗は、開店から閉店までの約4年間で約38万杯を売り上げた[12]。
2017年に発売から25周年を迎え、2018年1月に初代ラ王の復刻版が限定発売された。「しょうゆ」と「みそ」の2種類で、初代の生タイプ麺のつるみともちもちした食感をノンフライ麺で再現し、当時のパッケージを復刻した[13]。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 01:29:48
344文字
会話率:39%
アレを誰か、温まらないようにしてほしい
キーワード:
最終更新:2023-12-04 05:36:31
527文字
会話率:0%
男はセックスで傷ついたらいけないんだよ。
セックスで傷つくこと、それは女性の専売特許なんだ。
そんなマッチングアプリのヤリモク男子と歳上女性が駆け引きするお話!
全24話。1〜2日おきに更新します。
最終更新:2023-11-29 12:39:00
44272文字
会話率:6%
完結書き上げ済み 全9回 1話約2000字
大学4年生の夏菜は自他共に認めるコミュ障。
夏休み直前、無事に就職内定をゲットしたのだけれど、コミュ障の自分は社会人としてちゃんとやって行けるのかな?、退職までずっとぼっち弁当になってしまう
んじゃないの?? と不安を募らせる。
夏菜はそんな自分を変えたいと、古民家カフェでアルバイトを始めることにしたのだが、自信のない夏菜は、かけるだけで好感度アップという特許出願中の「眼鏡ラブ」という眼鏡を手に入れて………
青春恋愛コメディ。サクッと読める楽しい作品を目指しました♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 05:51:24
25643文字
会話率:22%
日本政府がスタートアップ元年を発表してから早1年。
スタートアップを取り巻く周囲の環境は驚くほどの変化を見せ、新たな状況が生まれつつある。
特にその変化が睦まじいのが大学であり、数年前は突っ撥ねられていた少子高齢化に対応する新たな大学経営モ
デルというのが今まさに大きく見直され、今まさにスタートアップ起業と大学経営は密接な関連性を築くに至りかけている途上にある。
本エッセイにおいて伝えたい事は表題そのもの。
今後10年、20年、30年にかけて大学の経営を考えた場合、上場するスタートアップを1社も輩出できない大学は、その価値が問われ、最悪の場合統廃合すらありえると考えている。
そのためにはどうすべきか、どうあるべきか、特に理事長サイドなど経営に携わる方々に是非一読いただきたいエッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 07:39:08
13996文字
会話率:2%
ボーイング737MAX問題。
それはボーイングの問題でもあるが運行会社の問題であもる。
それは最新鋭の技術による問題であり、
メーカー側の怠慢による問題であり、
パイロットの習熟に関する問題であり、
現代における悪循環の果ての
問題である。
本作品では短編形式にてそれを多面的に見ながらエッセイ形式で解説しよう。
何が問題でどうすべきか。
事故原因についても筆者が技術雑誌などを見た状況から予想してみる事にする。
結論から言えば、技術革新とは"痛みを伴う"ものであるが決して避けてはいけないことだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 00:36:03
24966文字
会話率:0%
かつて、航空機の花形とされた存在はみんな胴体構造の断面図が楕円であった。
しかし、事故が少ない航空機ほど真円の胴体構造を採用している。
そのため、1980年代~1990年代初頭頃にはにわかに技術屋の中では「真円こそもっとも航空機として優れ
た構造なのである」と囁かれたのだが、ボーイング777という存在によってそれが証明されると、世界の航空機は人によっては浪漫がないような胴体構造の機体ばかりとなってしまった。
このエッセイでは、ボーイング777を中心に航空業界の胴体設計において何が起こったのかを説明し、ちょっとした技術系開発史をライトに解説しようと試みるものである。
そして777の息子は……世界最大のプロペラ機となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 09:00:00
9224文字
会話率:1%
特許のノンフィクション
キーワード:
最終更新:2023-09-13 14:33:31
13022文字
会話率:0%
フルダイブ型VRゲームの実現は不可能とされてから半世紀、それを真っ向から否定し、超新星の如く現れた【ニューロ・ブレイク】。
それは、設計者や開発者など、社名以外は一切明かされぬまま突如としてネット上に設計図や理論などが公開された史上初のフル
ダイブマシンである。
特許権を有するプレートテクトニクス社はあろうことかその特許を、安全規格を満たすのであれば自由に販売して良いといった条件で、無償公開した。
その事件から2年、プレートテクトニクス社が次々とリリースしたVRゲームソフトウェアが人々の関心を集めたことで、ニューロ・ブレイク通称ニューブレは 、2人に1人は所有すると言われるほどにまで人々の間に急速に浸透した。
ハートランド社やジパング社などがその後に続き、空前絶後のVRゲーム発売ラッシュが続いていた。
そんな折、焼き肉を奢るから試しにやってみてという友人の勧誘から、嫌々VRゲームをすることになった主人公、響戯 闘弥は全くの初心者にも関わらず、VR格闘ゲームでランキング1位のアメリア=アイルランドに圧勝してしまう。
闘弥はあまりの手応えのなさに、自分にはゲームを楽しむ才能はないと、焼き肉の誘いを断る言い訳を考えながら、ゲームからログアウトすることにした。
ログアウトメニューに視線が向かったその時、突然声をかけてきたPangeaと名乗る人物から、ある招待状を渡される。
「これ、私からの挑戦状。強そうな人みんなに渡してるの。一番最初にクリアした人に1兆円。おにーさんもどう?」
嘘か真か、そんな一言を残して悠然と消え去った不審人物パンゲア。彼女の一兆円という一言が闘弥をゲームの世界へと駆り立てた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 21:03:05
4951文字
会話率:44%
「さあやってまいりました第一回描写力コンテスト」
ラビットと名乗る司会者が、神であるアダムの描写力を試す。
果たしてアダムは読者の皆様を惹きつける上手い描写が出来るだろうか!?
最終更新:2023-07-31 18:29:40
86000文字
会話率:36%
ほんとかウソかスタップ細胞の特許がアメリカで出されたという話がありますよ。
キーワード:
最終更新:2023-02-06 15:40:36
410文字
会話率:0%