公爵令嬢のクレアと従者のミゲルは、血のつながった実の兄妹。
ミゲルはクレアの父である公爵がメイドに産ませた庶子だった。
幼い頃は仲が良かった二人だが、ある時を境にクレアは平民を見下す高飛車な性格へと変貌し、ミゲルに辛く当たるようになる。
それでもクレアを憎むことができず、誠心から従者として仕え続けるミゲル。
彼は実の妹でもある女主人に対して、決して叶わぬ想いを抱いていた……。
時を経て美しく成長したクレアは帝国の第三皇子と婚約、更には自らが執筆した悪役令嬢小説が一世を風靡し、一躍時の人となる。
しかし帝立学院に入学する頃からクレアの傲慢の度合は次第に増し、皇子とも険悪な仲に。
ミゲルの忠告も無視し本物の悪役令嬢のような態度を取り続けるクレアは、やがて婚約破棄へと至ってしまうのだが――。
これは「悪役令嬢」による、復讐の物語である。
(※本作はノベルアッププラス様で開催された「復讐短編コンテスト」に
寄稿した作品を、短編にまとめて転載したものになります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 17:36:45
9994文字
会話率:30%
湘南の海を臨むイタリアンレストラン。
取材帰り、空腹と疲労を抱えて訪れたその店で、ぼくは秘めていた想いを柊先輩に伝える。
10日前の出来事、そして、あの「みなとの見える丘公園」で見た不思議な光。
淡い恋、叶わぬ想い、想い人の不意の涙。
M
r.childrenのアルバムIT'S A WONDERFUL WORLDに収録された『UFO』にインスパイアを受けました。
原曲を知ってる方に読んでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 04:40:00
11338文字
会話率:12%
これは、一方通行の愛を静かに綴った詩です。相手に届かないと知りながらも、それでもなお胸に宿り続ける想い。 会えなくても、話せなくても、それでも紡ぎ続ける「愛の詩」 叶わぬ想いの中に、純粋な祈りのような優しさがを込めました。 儚くもあたたか
な愛のかたちを、どうか静かに感じ取っていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 21:28:37
297文字
会話率:0%
幸せだった頃や、辛かった頃
人にはさまざまな人生があり、思い出がある
人の数だけ、その思い出は物語となる―
いろんな思いを詰め合わせた詩集です。
作者視点になります。
詩を書くのは初めてですので、温かい目で見ていただけると幸いです。アメブ
ロにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 22:44:29
11826文字
会話率:29%
「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。
最終更新:2023-11-11 19:06:41
224文字
会話率:0%
「「最期に見るのは貴方の優しい菫色の瞳が良かった。」」
王国内での派閥争いで命を落とした王女が最期に願ったのは、自分を捕らえた騎士への叶わぬ想いだった。
王女が死んだ日、隣国キャベリアにて一人の女性が生まれた。
名をシャリア・フォンゼルと
いう。キャベリア国宰相の一人娘である。
彼女は王女の生まれ変わりであり、かつての母国で行われる独立祭にキャベリア国一行と赴くことになる。
―――――――――――
「近衛騎士団長のマグルド・カルティエと申します。」
思い出の場所に王女を裏切った騎士がそこにはいた。
「私はシャリア・フォンゼルと申します。」
―――――――――――
彼との出会いはシャリアを再び悲しみの底へ誘おうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 17:29:04
64882文字
会話率:27%
夢を売る人《ドリームセラー》彼女の下には、様々な“夢を叶えてほしい”お客がやって来る。懐かしい青春時代の夢、叶わぬ想いを慰めてほしい人…
さて、今回のお客様は一体どんな夢を彼女に託すのだろうか…
最終更新:2022-09-05 20:06:08
3363文字
会話率:6%
読み切り短編小説です。
マリー・ヘレワーズ侯爵令嬢は、紙切れ一枚で婚約を破棄された。
理由は「死者を生き返らせた」不気味な女は嫌だとのこと。
マリーは医術を学んではいたけれど、医術で死者を生き返らせることなんかできるわけないでしょ!
で
も、幼馴染の国王陛下と王宮魔術師は、ちゃんとマリーのことを理解してくれるから問題なし。なんなら「婚約破棄? かわいそう! お嫁にもらってあげようか?」なんて同情までしてくれる。
でもいいの! わたくしは叶わぬ想いを抱いて医務官になるのですから!
でもそんな折、婚約破棄してきたグリーブル侯爵領で、大規模な人喰い竜の災害が発生した。
マリーと王宮魔術師が駆けつけて見ると、それは燦々たる光景で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 06:00:00
12441文字
会話率:36%
わたしには幼い頃からずっと想っている方がいます。
でもそれは叶わぬ想いだから。
何故なら…。
最終更新:2021-08-13 14:39:03
7134文字
会話率:22%
神様が書き綴り作った世界で、未来の出来事が記された予言書を手にした女の子のお話
キーワード:
最終更新:2021-06-19 16:46:07
451文字
会話率:0%
「あー! どうしたらいいかなぁ~?」
居酒屋に、同僚の美優の声が響く。
また俺は、会社の先輩に叶わぬ想いを抱く美優の愚痴に付き合わされていた。
嘆く彼女を横目で見ながら、俺は苦いビールを飲み込む。
胸の中から出かかっている、彼女
にだけは決して伝えられない、とある悩みの澱と一緒に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 08:25:03
5112文字
会話率:47%
僕は君の望む言葉をあげられない
君の才能と夢と悩みに嫉妬してるから
それでも友人として
叶わぬ想いを持ちながら
僕は君の一番の理解者でありたいと願う
※この作品は「ケータイ小説サイト野いちご(https://www.no-i
chigo.jp/read/book/book_id/1450201)」「朝霧詩音Instagram(https://www.instagram.com/p/BrDLUB9j6zZ/?utm_source=ig_web_copy_link)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 00:31:13
1308文字
会話率:25%
城仕えのメイドであるシェラは、異国から招かれた魔法騎士ルインに恋をする。
しかしシェラは分かっていた。叶わぬ想いだということを。
ルインの優しさに勘違いしそうになりながら、想いを押さえつけるシェラ。
この恋は幸せと言えるのでしょうか。
カクヨム、アルファポリスにも掲載中。
(C)三沢ひらく 2019 All Rights Reserved折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 22:00:00
40403文字
会話率:34%
とある国の侯爵令嬢として育ったアンジェラ。彼女は長年、ある一人の男性に片想いしていた。
男性の名はシュナウザー。公爵であり現国王陛下の息女である王女の夫でもあった。
が、アンジェラは彼への想いに踏ん切りがつかずにいた。ある日、修道院へ行く事
を思いついたアンジェラだったが--?
※長岡更紗様主催の「アンハピエンの恋企画」に参加用の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 22:34:11
3098文字
会話率:37%
これは叶わぬ想いを抱き続ける男のとある一幕。
最終更新:2019-10-29 23:26:25
1302文字
会話率:22%
みなしごのイリスは、十二歳のときに神力と武芸の強さを見込まれバルドに拾われた。十七歳の今では聖騎士隊の剛力女王として名を馳せている。
五歳年上の恩人バルドにほのかな恋心を募らせるが、彼にも叶わぬ想いを隠した大切な人がいて、イリスはいつま
でたっても妹扱いから脱せない。
そんなイリスには誰にも言えない辛い過去があり…。
世界をまたいでまっすぐに自分を貫きつづける心優しいイリスに、いつか素敵な恋を実らせる日はくるのか…。
(全37話の予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 23:15:57
93099文字
会話率:43%
流浪の詩人・ギヨームはある晩、美しい少女を見初めた。身分違いの叶わぬ想いに、少女の日々を覗き見るギヨームは、ある秘密を垣間見てしまう。
最終更新:2018-05-10 17:17:33
27389文字
会話率:21%
家臣の反逆で滅んだ王国の美しき王女、アウレーリア。平民に堕ちた幼い彼女を救った隣国ナザレア帝国で、元王女は名をアリアと改め、側仕えとして第二皇子シリウスに仕える。彼への叶わぬ想いを秘め続けたアリアはある日、シリウスと隣国の姫君ヴァネッサと
の婚約の話を知る…………
王道の逆シンデレラからの身分差恋愛モノです。切なくなりたい日のお供にどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 20:01:43
32626文字
会話率:36%
「いいよ。あなたの気が晴れるなら、傷つけても」
俺はお前をホテルの部屋でベットに押し倒した。
お前は強がったことを言っても、体は震えている。
お前の言う通り、今すぐ体を犯してやろうか。
お前の体を殴り、切り裂き、血が滴るまで少しずつ傷つ
けてやろうか。
お前の首を絞めて苦しめて殺してしまおうか。
それでも君は幸せだと笑えるのか?
☆エブリスタサイト「叶わぬ人」「叶わぬ想い」
カクヨム「勝気な君を壊すほどに」で書いたものを改良して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 20:59:34
2845文字
会話率:33%
これが彼女と踊るラストワルツ
言葉の代わりにステップを踏む。互いのことは自分がよく分かっていた。彼女がこの選択をした意味も。それでも諦められない自分は愚かだろう。
ーずっとお前の事が好きだったー
美しく、そして悲しげに笑う彼女を前にし
て俺は言葉を紡げずにいた。
ーなんで?ー
ーどうして!ー
そんな想いが胸をぐるぐると周り続ける。
ー私を連れて逃げてー
彼女が言ってくれたらきっと俺はその手を握って離しはしないのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 09:48:55
2035文字
会話率:52%