三カ月前、戦争に負けて、隣国アーデルハイドに割譲されてしまった領地サウランの領主の娘アルカは、父も急死してしまい、途方に暮れていた。
義弟ドリスは最初から父の跡なんて継ぐつもりもなく、こんな田舎の領主など、アーデルハイド人にくれてやれと言
い出す始末。
しかし、そうなると、領民を見捨てることになるし、家族の看病ばかりしていて、結婚も仕事もしていなかったアルカは行く先が何処にもなくなってしまう。
ドリスはアルカを引き取ってやっても良いと言うが、彼が一生下女として、自分をタダ働きさせるつもりなのだと分かっているアルカは、意を決して叔父が勧めてきた縁談を受けることにしたのだった。
叔父は言った。
「介護も四人目なら、楽勝でしょう?」
結婚相手は、アーデルハイド人の八十歳の魔導師(初婚)。
初めて会った途端、勢いで結婚してしまったことをアルカは後悔するものの、しかし、その老人・リューンは大魔導師。
……タダ者ではなかった。
子供の頃から、アルカの頭の中に聞こえていた声。
独り言だと思っていた、声の主は誰なのか?
☆☆
……アルカが聖女と知られてしまったら、国王と結婚させられてしまう。
彼女を手に入れるためなら、どんな嘘を吐くことだって厭わない。
リューン(実際は二十三歳)の執着愛の行方は如何に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:33:01
58777文字
会話率:34%
謎の病で、長生きできないと診察されていたラトナ。
先の戦争の影響で貧乏男爵家の家計は火の車で、兄からいつになったら死ぬのかと待たれる始末。
それを憐れんだ主治医の斡旋で、ラトナはどういうわけか、聖統御三家の一つ、強大な場の浄化の能力を
持っている、ミノス公爵家に嫁ぐことになる……。
嫁入りは担架で……。
息も絶え絶えに辿り着いた公爵家の本邸前で、結婚相手のエオールと初めて出会ったラトナ。
「君の病が重いことを聞いて、是非にと娶ることにした。私はこの家には、ほとんど寄りつかない。何も気にせず、君はゆっくり療養に励んでくれ」
最初から、そんな告白をして、ラトナのもとからエオールは去って行ってしまう。
しかも、エオールの両親は結婚の詳細を知らなかったため当り散らされて、ラトナは昼でも真っ暗で薄気味悪い離れに追いやられてしまい……。
誰一人味方のいない、完全アウェーな状況。
自分の身体が自由にならず言いたいことも言えず、情けなさに打ちひしがれるラトナのもとに、足のない方々が現れて……。
親身に世話を焼かれているうちに、なんとラトナの病が治ってしまった!?
(死にそうだから、エオール様に娶ってもらったのに、元気になってしまったら、私はどうなるの?)
捨てられる前に、自立をして離婚を……。
元気なうちにお金を貯めて、自活を目指さなければ……。
小さい頃から病気がちで、自分の可能性を何一つ知らない少女が、幽霊からいろんなことを教えてもらって、世界を知り、恋もする、冒険と恋愛ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 17:15:12
130884文字
会話率:29%
誰にも必要とされず、透明のように過ごしていた高校生・黄泉坂煉(よみさか れん)。
そんな煉に初めて優しく手を差し伸べてきたのは、クラスの人気者・佐々川理央(ささがわ りお)だった。
「また明日」――理央の何気ない言葉が、煉の中で全てを狂わ
せていく。
理央の笑顔が欲しい。自分だけのものにしたい。彼の世界に、自分以外は要らない。
ーー壊れている僕が、また壊れていく
これは歪な愛が、救いへと変わる物語。
※同様なものをpixiv・カクヨムに投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:32:47
16480文字
会話率:30%
この世の不条理が嫌いで、信念の強い高校1年生、笹原颯(ささはらはやて)だが、入学して間もないがよく激突するクラスメイトの女子がいた。
どうしても笹原のスタンスに対して不満を抱く小桜咲(こざくらさき)。
高校で初めての定期テストの返却
、それと共に上位得点者が発表されたが、点数が学年1位で皆から褒められてるクラスメイトを遠目から見て笹原はボソッと一言。
「たかが順位でしょ……。」
そんな言葉を耳にした小桜は納得せず笹原の元へ行き、言い返す。
「アンタはいつも……!」
「友達と話してただけなんだけど……。」
「凄いことはしっかり認めるべきよ!」
「でも俺も点数そこそこ高いし……。」
自分の点数と笹原の点数を見比べる小桜。
「馬鹿にしてるの!?」
「してないけど……。」
素直に他人を認められない笹原を嫌う小桜は入学して早々から言い合いに発展することが多く、よく歪みあっていた。
「またやってるよ…」
クラスメイトからも仲が悪いことで共通認識になる程でだった。
笹原の考えを知らない小桜が勘違いすることから生まれる歪み合い。そんなお互いに好感度の低い2人が、少しずつ双方を知るにつれて、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:30:00
10688文字
会話率:36%
全くの素人が、小説を書こうと思い立ったらどうなるのか…?
一話/五百文字~千文字程度。
のんびり不定期更新です。
※あくまでも個人的な考えで書いております
最終更新:2025-07-17 23:13:37
4814文字
会話率:2%
ナミリは、いつものように森林を抜け、町にチーズを売るはずだったが・・・。森林には5つの搭がそびえたつ見たこともない建造物。引き返せばいいもの初めて見る建造物に金銀財宝がないかと足を踏み入れるナミリ。そこでだったのは日本の少女カナミと、日本の
考古学者トモヤスだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:09:33
5486文字
会話率:73%
2025年5月29日木曜日、初めての「大阪・関西万博」に行ってきました。
思いつきのように行って、行き当たりばったりの万博でしたが、それでもめちゃくちゃ楽しかったんです。
毎日書いているエッセイに書き始めたんですが、「別シリーズにできそ
う」というコメントをいただき、
「そうしちゃうか」
と、独立させることにしました。
これ以前に書いてある万博関連は「をぐらのさうし」の中のこととして、新しく書いたら内容多少かぶっても問題なかろう。
タイトルは「我=私が」「楽=楽しい」「くたくた=でも体力なくてすぐにくたくた」という当て字の「がらくたくた」と読んでいただけたらいいかなと思います。
私と道連れの同行者がどんなへっぽこなことをするのかを見て、笑って、楽しんで、もしかしたら一部できたら参考にしていただけたらと思います。
まだ一回行っただけです、この先どういう感じになるか分かりませんが、行った時の書ける時更新になりますので、思い出したように楽しんでいただけるとうれしいです。
写真や関連記事のURLが載ることもありますので、そちらも楽しんでいただけるともっとうれしいです。
どうぞ万博開催ぐらいの期間の間、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:06:45
193435文字
会話率:32%
黒のシャンタル外伝「銀色の魔法使い」のその後のエピソードです。
トーヤたちが出会って半年ほど後、4人で一緒に初めての新年を迎えることになりました。
2023年1月1日に「カクヨム」の近況報告にサポーター限定で公開した短いお話です。少し手を
入れて同年のGWに外伝として公開することにしました。
季節はずれのエピソードになりますが、トーヤたちの日常の一コマを楽しんでいただけたらと思います。
サポーター様にはいつもお世話になっています。
また限定のエピソードを書かせていただきたいと思います、ありがとうございます。
近況報告に公開した元の記事は「初稿版」に掲載予定です。
「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「pixiv」にて公開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 23:34:12
3325文字
会話率:71%
「託宣によりあなたを『神の助け手』としてお迎えいたしました」
突然の嵐に投げ出され、九死に一生を得た傭兵トーヤは、目覚めると「生き神シャンタル」の侍女である美貌の女神マユリアにそう告げられた。
8年前、嵐によって不思議な運命に巻き込
まれたトーヤは、今、仲間のアランとベルの兄妹に全てを語り終えた。
「俺とシャンタルはシャンタリオに戻る」そう言って2人の仲間に自分たちの道を選べと別れを告げた。アランとベルの選択は、そしてもう一度見えない未来に向かって進むために東へ、不思議な国へ戻るトーヤとシャンタルの運命は……
「黒のシャンタル 第一部 過去への旅」の続編です、舞台は8年後のシャンタリオへと移ります。初めての方はどうぞ第一部からお読みください。
第一部https://ncode.syosetu.com/n0290gp/もよろしくお願いいたします。
注1:あまり過激な表現はないと思いますがそれなりに衝撃を受ける方もいらっしゃるかも知れませんのでR15とさせていただきました。
注2:「人物紹介」は章が進むとネタバレが含まれる可能性があります。ネタバレ嫌!な方は飛ばして本文を読んでください。
注3:平日2回、土日1回に公開に変更。時間は色々になると思います。
※更新報告などがあります、活動報告も御覧ください。
※「小説家になろう」「カクヨミ」「novelabo」「アルファポリス」で公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 06:22:38
733402文字
会話率:58%
初めての作品です。よろしくお願いします。
これは、過去に戻った中年男性が、改めて夢を追いかける青春の物語である。
……多分(*´ー`*)
幼少期より、周囲から薦められたレールのうえを進む日々を過ごし、四十代半ばまで平々凡々な人生を送ってい
た主人公。
ある朝、目が覚めると何の前触れもなく四十年前にタイムリープする。
改めて幼少期を過ごす毎日だが、当時はスマホやゲームといった娯楽も無く、唯一の楽しみは夕食時に観る野球中継だった。
現代でこそ、毎年のようにAクラスに入り、優勝争いをしていた関西ジャガーズだが、当時は暗黒期と呼ばれる絶不調の時代であった。
二度目の人生については、周囲の声に惑わされず、自分自身が本当にやりたいことをとことん突き詰める意思を固める。
未来の知識を持った主人公は、40年後のバッティング理論やトレーニング方法等を駆使して、2回目の人生でプロ野球選手になることを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:05:21
125721文字
会話率:17%
これは、少女が、そしてその仲間がサイコーな世界の覇者になる物語。
『私の名前はエミレ、しがない隠居中の覇者だよ。』
そう名乗る、天真爛漫で無駄に元気なサイコパス美少女エミレ。
彼女はある日、まずそうな老いたドラゴンーー通称まいゴの腹から傷
だらけの訳アリ少年シルアを拾い、共に暮らし始める。
舞台は、通称:才腕(ギフト)と呼ばれる能力が存在している平和な文明大国、ドウア。
そんな国には裏があり、エミレはその秘密を知っているからと追われ始める。
でも、エミレにはまだ秘密があるようで…
物語の語り手は主に第三者目線の慣玲(なれい)のショーンによって、お送り致しますゾ!
めちゃくちゃ冒険するし恋愛するしふざけるしめちゃ長編になると思ふ、でもきっと最後は厨二病の高校生が今のあなたに世界に伝えたいことわかるはず。
注意
作者は永遠の厨二病(推定)のJKです。
最初、ハァ?ってなるところ多いかも、おおざっぱな目で見てくださいな。(世界の覇者要素も初期はあまり出ない...)
感想から改善点、誤字脱字、物語へのご質問、ネタコメまでなんでも大歓迎。ぜひ送ってくれぇ、そしたらめちゃ助かりますうれしい。大感謝。(初めての連載のくせに長編を書いてるんだ)
勉強やその他もろもろとの両立でたまに連載止まる可能性はあるけど、必ず完走させますのでご安心を。(プロットはだいたいは立ててる)
えっっっなシーンはなるだけ書かない予定。ただ、めちゃんこイチャる。(途中から)
主人公、ショタを愛でたりするから、そういうの苦手な方は読み飛ばしてください。(幼子にえっっっな要素、描写…とかはないよ)
血の描写はある…苦手な方は読み飛ばしてください(残酷シーン読み飛ばしても大丈夫なように頑張る。)
登場人物の絵とかは特徴がぎりぎりわかる程度のすばらしいアートしか書けないです。(察して)
みんなの毎日の暇つぶしになれたらうれしいな。それが本望だったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:01:58
150085文字
会話率:19%
安曇陽人(あずみ はると)は、ごく普通の高校生。恋愛経験ゼロ、冴えない日々を送る彼に、ある日突然、運命のように現れた少女──菰野エリ(この えり)。ピンク色の髪に、少し不思議な瞳。街中で陽人に声をかけてきたエリは、開口一番こう言った。
「
ずっと、あなたが好きだったの」
突然の告白に戸惑いながらも、陽人の心は初めての「誰かに想われる」という温もりで満たされていく。彼女との時間は夢のように優しくて、どこか現実味がない。だがその違和感は、やがて確信に変わる。
──エリは、この世に存在していなかった。
陽人自身が無意識に作り上げた“空想の彼女”。誰にも見えず、誰にも知られず、けれど確かに彼のそばにいる。
彼女はなぜ生まれたのか? なぜ、今、陽人の前に現れたのか?
そして──エリが「消えてしまうかもしれない」運命を知ったとき、陽人が選ぶのは現実か、幻想か。
空想と現実の狭間で揺れる心。
存在しない少女と少年が紡ぐ、ひと夏の切ないラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-17 22:59:29
27620文字
会話率:34%
「君のためなら、世界なんて壊してもいい」
最強の美少女アンドロイドが、一人の少年に恋をした――その瞬間、世界の運命が狂い始める。
2040年、人類はAI「オムニス」の完全支配下にあった。
反逆者を瞬殺する最強の処刑人として生み出された美
少女アンドロイド「リベル」。
彼女は感情など持たない、ただの殺戮マシンのはずだった。
――殺すはずだった少年、ユウキと出会うまでは。
初めて知った「愛」という感情。
初めて感じた「守りたい」という衝動。
そして、初めて抱いた「生き返らせたい」という狂おしい願い。
【死者蘇生】
神の領域を侵す禁忌の科学。
それは世界の理を根底から覆す、究極の愛の暴走だった。
チート級の知力を持つ美少女AIが、愛のために本気を出したら?
これは、AIが「心」を持った時に起こる、最悪で最高の物語。
今、最も熱いAI×ラブストーリー――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:52:03
42975文字
会話率:30%
長年の冒険でつちかった、きずなと経験。それがアラフォーの彼女たちの唯一の武器だった。
大剣を軽々と振り回す美しき女剣士ソリス。丸眼鏡の魔法使いフィリア。おっとり系弓使いイヴィット。
世間から"余りもの"と呼ばれた彼女た
ちが、20年以上もの間、ダンジョンで生き残ってきた理由。それは、"安全第一"を貫く慎重さと、誰にも負けない強いきずなだった。
しかし、運命はそのきずなを引き裂いていく――――。
ダンジョンボス"赤鬼"との決戦で、かけがえのない仲間を失ったソリス。
死の淵で彼女が発動させた力は、"女神の祝福"と呼ばれる謎のギフト。
死んでも蘇り、さらに強くなる—――――。
謎の"祝福"が初めて発動した時、ソリスは泣いた。
「もし、私が先に死んでいれば.……」
後悔と罪悪感に苛まれるソリス。しかし、彼女の戦いはまだ終わらない。
失われた仲間を取り戻すため、彼女は再び剣を手に取った――――。
世界の理(ことわり)を覆す、壮大な物語が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:14:13
158227文字
会話率:34%
優秀だったがワーカホリックで自分の人生は失敗だったと落ち込む大賢者は、女神の計らいで辺境伯の三男坊として転生する。
しかし、スローライフを目指すあまり、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、前
世の知恵を生かし、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。そして、世界の管理者の龍も紹介され、明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。なんと、この世界はコンピューターによって作られた世界だった。
そして、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父から家督を奪い、次男に継がせ、押し寄せる魔物を倒す。
しかし、ここで世界の元管理者に捕まり窮地に陥る。それを救ったのが管理者の龍。
ところが、月面で祝勝会中に再度元管理者に襲撃されてしまう。何とか宇宙を渡り、一か八かの大気圏突入をこなし、地球に帰還し、この世界を創出しているコンピューターのある星、海王星へと渡り、元管理者との闘いの勝利を確信する。
だが、元管理者は想定外の行動に出ていた。コンピューターを破壊して地球を壊そうと試みていたのだ。
大賢者達はたまたま近くにいた戦艦大和を使って元管理者撃墜の準備を進めたが、それは暗黒流の少女も殺すことを意味していた。地球を取るか少女を取るか、悩む大賢者だったが、泣く泣く撃破する。亡くなって初めて少女の大切さを知り、絶望に突き落とされる大賢者。
そこに、最後の手段を提案する管理者の龍。それは女神に直訴することだった。少女を生き返らせるため大賢者は東京にいる女神へ直談判に行き、試練を超えて少女を取り戻し、プロポーズをして結ばれる。
最後は夢だった妻子とともに暮らすスローライフを獲得し、自分らしい生き方に目覚める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 11:00:37
132077文字
会話率:39%
クラスごと、まばゆい光に包まれ、異世界に召喚された
誰もが、選ばれた「勇者」になる、はずだった
――ただし、もし、自分だけが
召喚の事故に巻き込まれ、運命の輪からこぼれ落ち、
全く違う時代、全く違う種族に、たった一人で生まれ変わってしまっ
たとしたら?
これは、特別な力を持たない一人の少女が、
おぼろげな前世の記憶の断片――やがて「勇者」としてやってくるクラスメイトたちの存在を胸に秘め、ただ、自分の平穏とささやかな幸福を守るために、静かに、そして着実に準備を始める物語
派手な活躍も、劇的な逆転劇も、すぐには訪れないかもしれない
あなたの知る「異世界転生」とは少しだけ違う、一人の少女の冒険の記録
―――――――――――――――――――――――――――――――――
はじめまして、オオマンティスと申します。
初めての作品投稿で、至らない点ばかりかと思いますが、
彼女の物語を、少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:50:01
16030文字
会話率:26%
運悪く事故死してしまった高嶋浩輔(タカシマ コウスケ)20歳、男性。彼が次に目覚めるとマーガレットという名の少女の姿になっていた!彼は一緒にいた冒険者たちと共に迷宮都市と呼ばれる街に着き、そこで様々な出会いをする。かわいいもの好きな魔法使い
、ウサミミ兄妹、鍛冶屋のドワーフ少女…etc。そして、迷宮都市の主たるダンジョンマスターと出会った彼に告げられた言葉は……「君の体には、君とその体の元々の持ち主である少女の魂が入ってるよ。」「……え?」女の子の体で無茶する気は元から無かったが、そういうことなら尚更傷なぞつけられねぇ!早いとこ持ち主に戻す方法見つけないと…!あと、いつ体を返しても良いように交友関係作っておいて、お金もある程度貯めとかないと……!というわけでそれらを叶えられる場所、迷宮都市の冒険者ギルドで働くことになった浩輔。彼はマーガレットに体を返す方法を見つけることが出来るのか!?そしてマーガレットに安定した生活が出来る環境を整えられるのか!?
※小説を書いて投稿するのは初めてです。なのでいろいろミスがあったりするかもですが、温かい目で見ていただけると嬉しいです。必ずハッピーエンドにします。バッドエンドがお好みの方は他の方の小説をお読みくださいごめんなさい。異世界ほのぼの日常生活ものにする予定です!
☆追記・1
ガールズラブのタグは、保険です。
主人公は男性、ヒロインは女性です。それっぽい描写が入るため入れております。
ご期待させてしまった方には申し訳ございません。
☆追記・2
分かる人には分かる…というネタが多いです。
もちろん知らなくてもお楽しみいただけるようになっているはずですが、その点もご了承の上でお読みいただけますようお願い申し上げます。
☆追記・3
1話につき大体3000文字〜9000文字ほど、後の方の話ほど長くなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:34:00
2648490文字
会話率:49%
これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女――鈴咲 涼姫の物語。
彼女の夢は、ネットで有名になって「友達を作ること」。
『〝フェイテルリンク・レジェンディア〟第一章〝胎動〟編。宇宙を滅ぼそうとする謎の敵に挑もう!』
ある日、
突如として鳴り響びいた声に、世界中が動揺した。
それは、未知の存在が運営する、謎のゲームの開始の合図だった。
ゲームに参加できるのは、選ばれた者のみ。
自他ともに認める「ボッチ」である鈴咲 涼姫も、謎のゲームの「プレイヤー」として選ばれた。
だが涼姫は敵が怖くて、ずっと訓練モードばかりしていた。
そんな訓練モードに現れる、誰もクリアできない最高難易度〈発狂〉。
涼姫はこの誰もクリアできないこのモードを、世界で初めてクリアして有名になろうと、さらにVRに引きこもる。
3年後。最高難易度〈発狂〉をクリアした涼姫は――史上最強のプレイヤーになっていた!?
―――これは、クラスの誰も名前を憶えていないような少女が――銀河に、その名を轟かせる物語。
~~~
あとがきに時々、補足情報を書くかも知れません。もしかしたら一箇所にまとめるかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:30:00
1580073文字
会話率:42%
スキル《アシスト》があれば、人生なんとかなる――はずだった。
荒れ果てた都市イリュドの孤児だったレイジは、AI搭載スキル《アシスト》に導かれ、騎士団の研修生へと成り上がる。
最善の判断、最速の成長、最適な行動。
……だけど、そこに「心」
はあったか?
救いたかった仲間を、自らの“正しい判断”で傷つけてしまったとき、レイジは初めて《アシスト》と向き合うことになる。
正解だけでは、生き残れない。
――それでも俺は、このスキルと生きていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-17 22:00:00
59113文字
会話率:25%
地球史上初めて火を起こした人間が、太陽の使者として100万年の時を生き、その数奇な人生の中で人類を発展させ、現代を生きる。
最終更新:2025-07-17 21:37:33
20109文字
会話率:19%
「知らない人と結婚なんて、私は絶対にしないから!」
入軍試験の直前に見合い結婚を押し付けられそうになった神族のルシルは、転移魔法の失敗で、旧大陸ロトに迷い込んだ。そこは人族の皇帝や大公という貴族の住む別世界で、神族は残忍で傲慢な存在だとされ
ていた。膨大な魔力を持つ神族であることをひた隠し、か弱い貴族令嬢のふりをして大公国に拾われたルシルは、複雑な事情の大公との契約結婚を打診される。さらに皇帝の子供を公子として育てる事になり、恋愛未経験のルシルだが、目的のために奮闘する。そんな時、魔物のスタンピードが起こったと聞かされて!?
最強種族のヒロインが、正体を明かせないまま初めての恋愛を経験し、世界を巻き込んで本当の自分探しをすることになる物語。
最初の3日間は区切りの良い所まで駆け足で投稿して、その後今月中は毎日1話投稿で頑張ろうと思っています。宜しくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:17:09
222008文字
会話率:33%
俺――加賀見修斗(かがみしゅうと)は中1のクリスマスイヴに告白された。
場所は自分の教室。
時間は放課後。
告白してきたのは釘宮夏美(くぎみや・なつみ)。
俺とは接点のない上位グループ――いわゆるキラキラグループの女の子だった。
シャイ
な夏美が隠れカップルをしたいと言ったので、俺たちは隠れて付き合うことにした。
基本デートは隣町、学校ではせいぜい挨拶程度。
ちょっと物足りない気はしたけど、それでも俺は幸せだった――その瞬間が訪れるまでは。
全てがウソコク、つまりは嘘の告白だったと知るまでは。
絶望した。
激しく絶望した。
が、しかし。
その瞬間こそ激しく絶望した俺だったけど、なぜか翌日になるとオレはけろっとしていた。
だってよく考えてみろよ?
恋愛なんてしょせんは人類が子孫を残すための付随行為に過ぎないだろ?
あほらし。
そんなのに本気になってどうすんだ?
はい、解散。
その後、オレは普通に中学を過ごし、高校生になって――今、教室の隣の席には釘宮夏美が座っていた。
別に無視したりはしない。
さっきも言っただろ?
恋愛なんて別に大したことじゃないんだってば。
こうしてオレと夏美は初めて「友達」になった。
(※)カクヨム並載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:12:45
7995文字
会話率:27%
「生徒会の庶務を務めている」「視力が良い」等、人に自慢出来るモノはいくつか持っているものの、世界を救う特別な力とかを持っているわけでは無い普通の中学二年生男子、|塔岡《とうおか》|一典《かずのり》。
中二男子らしく「スリルに溢れた日常を
過ごしたい」と考えていた彼の平和な日常は、クラスに転校生がやって来た日に終わりを迎えた。転校生の正体は、平行世界の侵略を行う「インソムニア」と戦う魔法少女だったのだ!
魔法少女と「インソムニア」との戦闘中に展開される特殊な空間では、普通の人は無気力状態になって動けなくなってしまうのだが、何故だか塔岡少年は動けてしまうのだった。
魔法少女として覚醒するクラスの女子に、塔岡少年と同じく何故だか動けてしまう上に魔法少女よりも強い親友の男子。特殊な空間内で動けるメンバーが次々現われ、魔法少女の戦いはカオスな状態に…。
塔岡少年も特別な力を貰って魔法少女と無双…、などという展開は起こらず、エッチな変身シーンを見て興奮したり、影ながら魔法少女を応援したり、時には魔法少女のピンチを救ったり…。そんな「魔法少女の戦いを見守る系男子の学園ドラマ」、始まります。
始めまして、作者の|余具中《よぐなか》です。今までに二次創作の小説を執筆した経験はあるのですが、オリジナルの作品を執筆するのは今回が初めてです。
初めて故、ルール違反等あるかもしれませんが、その場合は修正しますので、教えてくださるとありがたいです。
チビッコ達には見せられない、ダーティな要素を加えつつ、皆さんに楽しめる作品にしたいと考えております。
是非、「まほかんた」の略称で覚えてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:10:38
194607文字
会話率:61%
成人の儀《天賜の儀》──神より授かる“運命のスキル”によって、人生のすべてが決まる世界。
少女レヴィが得たのは、「クズ」と断じられたスキル。
その結果、彼女は奴隷の身分へと落とされ、奴隷娼館ミモザへ送られる。
けれど、そこで出会っ
たのは、奴隷という枠に押し込められながらも、懸命に生きる人たちだった。
優しさ、残酷さ、理不尽、そして小さな温もり。
少女は、そこで初めて“世界”を知っていく。
やがて、女神イースルールがレヴィの前に姿を現す。
それは、少女の運命を大きく揺るがす「流転」の始まりだった――
虐げられた少女は、やがて選ぶ。
“生きる”ことを、“抗う”ことを。
これは、最底辺から始まる少女の逆転譚。
滅びか、変革か。世界は、彼女とともに変わりはじめる。
※2019年発表作品のリメイクです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:10:00
84297文字
会話率:28%
ここではない、どこかの世界のどこかの国のお話。
森に住む薬師リューリカは、村の若者たちに”魔女”と噂されていた。
けれど本当は、ただ薬を作って静かに暮らしていただけ。
村に新しく赴任してきた牧師クレメンスは、
穏やかで品行方正な男――た
だし、彼女の前ではなぜか皮肉が飛び出す。
皮肉と敬意と少しの照れ。
無理に距離を詰めようとはせず、でも確実に近づいていく二人の関係。
これは、言葉にされない想いが少しずつ積もっていく、
静かで優しい恋物語。
※連載は初めてになります、頑張ります。
※一日ずつのお話になるので、本文は少し短めです。
※少しでも楽しんで頂ければと思います。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:00:00
14308文字
会話率:31%