善なる悪役令嬢たちが活躍した時代より数十年。
世界は、悪役令嬢という肩書きに支配されていた。
悪逆無道な女たちが自ら悪役令嬢を名乗り、傍若無人に振る舞う日々。
処刑や断罪など恐れない。なぜなら悪役令嬢とは『幸せな結末』を迎えるものだから。
幼い少女フユリンは、最低最悪の悪役令嬢マリアンヌの手によって、愛する姉と両親を失う。
それから六年。フユリンはマリアンヌに復讐するため、行方不明の家族を見つけ出すため、すべての悪役令嬢の人生を潰すために旅に出る。
フユリンは仲間を増やしながら、自らのいる世界と、悪役令嬢たちの秘密へと迫っていくのだった。
※全体的に胸糞エピソードが多めです。
もちろん、勧善懲悪です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 11:11:10
132731文字
会話率:45%
友部海斗(23)は、困難な時期をささえてくれた純粋無垢な恋人・片山桜織を捨て、大金持ちの娘・奥平雪乃と結婚した。
結婚から二年が過ぎた頃、海斗は政治家になるべく次期市議選への出馬準備を進めていた。そんな折、弟の凌馬が深夜に突然やってきて
、真っ青な顔で殺人を犯してしまったと告白。露見すれば海斗の政治生命が絶たれると考えた雪乃は、殺人の隠ぺいを提案。凌馬とともに遺体処理に向かうが、その翌日、雪乃は忽然と煙のように姿を消してしまう。
妻の行方を追う海斗がたどりついた、驚愕の真実とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 11:07:42
6425文字
会話率:45%
心臓移植が必要な一人娘を残して俺は死んだ。
すべての臓器を娘に託して。
そして聖教会の洗礼式の儀式の間で目覚めた、木工所一人娘セイラ・ライトスミスとして。
これが異世界転生って言うやつなのか?
でもここ娘のやってた乙女ゲーの世界じゃないのか
?
乙女ゲーの転生って、部下で腐女子の坂本君から聞いた限りじゃあ悪役令嬢が定番て言ってたが。
セイラ・ライトスミスなんて名前のキャラは知らねえぞ。
そもそも商家の平民なんてキャラ出てなかったはずだし。
悪役令嬢に巻き込まれて追放や死刑のとばっちりなんて絶対ごめんだ。
それならチート知識で私(俺)の居場所を確保してやる!
かくしてゴシックとビザンチンが混じったような中世世界で八歳の大店の一人娘として転生した私(俺)は、四十五年の人生で培った中間管理職としての経験と研究者としての知識に加えゲームのチート知識と子育て経験でモブキャラとして暗躍図るのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 11:00:00
2365864文字
会話率:44%
「お前は俺を裏切っていたのか!?」
王太子ダリウスに見初められた花の聖女エレナは、婚約の儀で失敗し、処刑されそうなところをモンフォール伯爵家の嫡男セドリックに助けられた。
エレナは伯爵領の一角にある集落に匿われる。美しい景色、気持ちのいい住
民たちに囲まれ、エレナは美しい貴公子セドリックに愛され、心惹かれていく。
一方ダリウスは、自分のせいでエレナが死んだと思い込み、傷心をいやすため、旧友であるセドリックを王都に呼び出す。
セドリックは婚約の儀が失敗する可能性があることを知っていた。そのチャンスをものにして、美しい村で愛する人とスローライフを送りたい。そのためなら何でもやる所存である。
これは、幼馴染のヤンデレ伯爵令息と俺様王太子の、初恋の聖女をめぐる戦いである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:00:00
102265文字
会話率:39%
乙女ゲームに転生したら推しの義妹だった。
推しは、最終的にクーデターを起こして処刑される。
これを回避するためには、クーデターを起こさせないか、義兄ルートのハッピーエンドしかない。
しかし、義兄は、所謂、悪役インテリ眼鏡。現実にいたらモラ
ハラ野郎の地雷物件である。だがそれがいい、というヒロインはいないだろう。
私は、クーデターの計画をつかむため、悪役令嬢となって義兄の仲間になることにした。
ーーー
あらすぎるあらすじとしては、悪役令嬢が奮闘して攻略対象の皆さんに好かれてハッピーエンド、です。
50話くらいになりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 11:00:37
142027文字
会話率:40%
主人公──ソラは、貴族を殺した罪で終身刑を受けていた。
そこに、謎のオカマ──ミぜラビリスが取引を持ちかける。
「アタシの婚約者のフリをしてちょうだい」
ソラはミゼラの取引を突っぱねたが、ミゼラは強硬手段に出る。
けれど、小さな村
の出身のソラは、基本的な教養がなかった。
ミゼラは急いでソラに教育を施す。
彼の婚約者を演じるために、ソラの貴族修行が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:00:00
248964文字
会話率:34%
俺はしがないトラック運転手――――だった。
俺はトラックを運転をしていたところ、歩行者を轢き殺しちしまった。
諸々の不運が重なり、俺は過失運転致死罪で懲役5年。執行猶予なし。一発で刑務所行き。
刑務所での地獄の服役を耐えて出所したが、家庭は
崩壊、仕事もなく、俺はホームレスになった。そこからなんやかんやあって、俺は死んだ。
死んだ俺は、まさかの神に遭遇。無神論者の俺、驚愕。
そんなことはさておいて俺の起こした事故の真相を神に聞かされる。
その俺が轢き殺した奴は転生予定者で、事故の時に歩きスマホ且つ信号無視で飛び出してきたらしく、それを俺が轢いたらしい。裁判の内容と随分違うじゃないか!
その他諸々の不運も全部神から聞いた。
そんな歩きスマホ信号無視クソ野郎が今、別の世界で幸せに暮らしてると神から聞いた。
怒り心頭の俺を見て、あまりに不憫だから転生させてやろうだって?
俺の人生滅茶苦茶にした元凶に復讐する為、その転生者と同じ世界に転生することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 08:53:07
447333文字
会話率:39%
かつて、人類を絶滅させる寸前までに追い込んだ悪魔の末裔と、その悪魔の細胞を身体に取り込んだ者の長い戦いの物語。
その国では罪を犯すと、徐々に死刑に向かって行く。
国は『赤紙(あかがみ)』という組織が管理していて、人が住む場所は大きく
10の区域に分けられていた。
1区は善良な市民が住んでおり、罪を犯す度に10区に近づいていく。
10区は死刑待ちの人間が収容される区間であり、人権を剥奪される。
そのすべての区を管理している赤紙最高責任者であり、悪魔の『アダム』を従え、自分も半分悪魔になった不老不死の緋月(ひづき)と、精神疾患者たちが織り成す物語。
主人公の18歳の青年の智春(ともはる)は、母が父の借金の負債に追われ、過労死してしまったショックにより、この世に絶望し自殺を計る。
しかし未遂に終わり、精神疾患者の保護を熱心に行っていた緋月によって助けられる。
智春は緋月に「私の下で働いてほしい」と言われ、行く場所も、生きる目的もない智春は、助けてくれた緋月の申し出を受ける。
智春は赤紙の人間として緋月の下で、沢山の精神疾患者と関りを持ち、精神疾患者たちへの理解を深めながら自分も成長していく。
自分がその物語の鍵を握ることになるとは、露程も知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 13:17:49
488960文字
会話率:45%
地球にダンジョンがないなら僕が作ってやる!
無類のダンジョン好きのメイゼスは、魔王軍のダンジョンマスターをしていた。
しかし、ダンジョンは人を幸せにするものという信念を持っていたため、人間族のスパイだと疑われ処刑されてしまった。
最後に考
えたことは、 「もっとダンジョンを作りたい」 ということだった。
そんな願いが叶ったのか、メイゼスは地球という星の日本という国に転生していた。
地球には魔法がない!? ダンジョンもない!?
それに衝撃を受けたメイゼスあらため瓜生飛鳥(うりゅう あすか)はなぜか使えたダンジョン創造スキルを使って地球にダンジョンを作ることにしたのだが……
ダンジョンを数人の男女に試してもらったら、そのうちの一人がその映像をネットにアップロード!
リアルにダンジョンってことでめっちゃ騒ぎになってる!
こうなったらダンジョンで世界を変えてやるぞ!
ダンジョンを世界に広めるという目的のため、展開はスロースタートとなります。少しゲームチックっぽい世界観になってりもしています。ご容赦ください。
また、展開はご都合主義になっております。変な部分等ありましてもご容赦ください。
R-15は保険です。
この作品はカクヨム様にて先行投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 08:10:00
403095文字
会話率:45%
聖女の国と呼ばれるセントレア王国で、魔除けの聖女は有名だった……主に悪い意味で。無能で役立たず、不気味な容姿に冷酷な性格。最近では魔除けの聖女の最初と最後の文字を取って魔女と呼ばれていた。貴重な癒しと回復の魔法が使える天使と評される聖女には
められて、王命で結ばれた婚約をこちら有責で破棄されてしまう。しかも国によって罰金刑まで与えられると聞いたから、さすがに頭にきた。もういいかな、こんな国捨てても。そこで私、魔除けの聖女――――アンジェリーナは無能で役立たずをやめることにしました!
自分の価値を理解できない国なんて捨てて、自由気ままにいろんな国を見て回ろうと思ったら、いきなり捕まってはいけない人達に捕まってしまった。彼らは通称魔獣の国、リゾルド=ロバルディア王国から魔除けの聖女を迎えにきたという。さて、アンジェリーナは魔除けの力で魔獣の大移動という天災から国を救い、自由を手に入れることができるのか(できれば身バレしない方向で!)。
※今回は生死に関する内容や精神面に残酷な描写が多いです(当社比)。ご注意ください。
※誤字脱字をできるだけ修正していますが、見つけたらご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 08:00:00
285881文字
会話率:56%
社畜としての一生を終えた俺は、二度目の人生をファンタジーな異世界で悠々自適に過ごすと決めていた。
そして迎えた十五歳の誕生日。
神様から授かったスキルは…………〈洗脳〉!?
よっしゃ美少女を洗脳してハーレム作るぞー!
……っていやいやいや
、これ持ってるのバレたら処刑されるやつだよな!?
しかも一度に洗脳できる人数は一人だけ!?
こ、こうなったらやるしかない!
俺が洗脳するのは――俺自身だ!
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
〇以下の小説投稿サイトに掲載
・カクヨム
・小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:20:00
79772文字
会話率:48%
ふと自分が「処刑される不遇公爵令嬢に転生してる」と気付いてしまったローズマリー。
一応、第三王子の婚約者として王城に軟禁され続け、あげく公爵家の罪のせいで連座処刑される運命…。
周りにバレる形でレアスキルをゲットすると、そのまま軟禁・処刑コ
ースになってしまうので、スキル授与式には出ずに、こっそり自力でスキル獲得を目指す事にした。
後は「マリー」と名乗って冒険者として(ローズマリー・ウィングフィールドとは別人として)生きていけば良いのだと思った。
ーーのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:00:00
357782文字
会話率:33%
家族の浪費で負った借金のために、四十歳も年の離れた伯爵の元へと嫁ぐことになったアリーセ。絶望のまま初夜を迎えるが、事に及ぶ前に伯爵は発作を起こして死亡。アリーセは夫殺しの容疑者となり、伯爵の娘たちから暗い部屋に閉じ込められてしまう。処刑の恐
怖に怯える中、アリーセを助けてくれたのは紛争から帰還した公爵エドゥアルトだった。
「……そんな顔をするな、アリーセ。お前は何も心配しなくていい」
幼馴染で初恋だったエドゥアルトに優しくされ、アリーセは彼に惹かれていくのを自覚するが、醜聞まみれの未亡人では彼と一緒にはなれない。そんなとき、アリーセの無実を証明する恩人となった大神官ミカエルが次第に存在感を増してくる。
「今はアリーセ様のことが何より大切ですから」
しかし、やがてアリーセはその特殊な体質のために大きな陰謀に巻き込まれ──。
第1部は、ドアマットとすれ違いな両片想い+三角関係からのハッピーエンド。
第2部は、甘々な生活とアリーセの成長からの再びの事件を経てハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:00:00
58190文字
会話率:47%
伯爵令嬢アリシアは、父殺しの罪を着せられ死刑を宣告される。監獄の独房の中、ひとり絶望に涙していると突然、壁に小さな穴が現れ、穏やかな声が聞こえてきた。
「こんばんは。明るい月夜ですね」
顔も名前も知らない独房の隣人は、毎夜壁の向こうから話し
かけてくれ、アリシアはその穏やかな声と優しさに不安な心が癒されていくのを感じる。
無実の罪で処刑される運命となったアリシアと、独房の隣人の結末は──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 07:00:00
56810文字
会話率:35%
森の魔女の小間使いラウラは、主人である魔女が、第二王子イザークからの依頼をバックれて前金を持ち逃げしたことを謝りに王宮を訪れる。けれど、王子が怖くてつい「自分は魔女の弟子」だと大嘘をついて誤魔化そうとしてしまった。嘘がバレたのか王子はラウラ
の捕縛を命じ、ラウラは牢屋に閉じ込められてしまう。「ああ、短い一生だったな……」。処刑を覚悟したラウラだったが、突然牢屋から王宮の豪華な客間に移され、侍女がつけられ、ドレスが大量に用意されて……。
魔力ゼロのラウラに「魅了魔法をかけられた」と主張する冷血王子と、おかしな思い込みを解消しようとするラウラのラブコメなお話です。ちゃんとハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 12:09:20
102681文字
会話率:38%
魔術方面の教育において最高峰とされるセレナイト学園の生徒、レティア・レグリア。彼女は才能に恵まれているにも関わらず何故か魔術が暴走してしまうことから落ちこぼれていた。
ある日、レティアは我慢ならなくなり、学園を脱走。行くあてもなく、星空を見
上げていると人が降ってくる。降ってきた青年は「暗殺者だ」と告げてくる。その言葉を受けて、レティアは―
これは、一人の青年に一目惚れしてしまった魔術大好きな少女の裏業界での奮闘記である。青年に想いを告げるため、魔術のより高みに辿り着くため、可憐な少女は今日も暴走する。
「言っておきますが......師匠のことを馬鹿にする奴は全員氷漬けの刑です」
※完結済みの前編、『その黎明に祈る』も読んでいただけると幸いです(未読でも問題はありませんが、読了後の方がよりお楽しみいただけると思います)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 05:00:00
77807文字
会話率:35%
三年前に起きたモンスター襲来により世界は一変した。
結界を張り小さな村に留まっていたゲンは離れ離れになったアンを探す旅に出る。
目的はバラバラになった村人を探し出し連れ戻すこと。
そして幼馴染のアンに愛の告白をすること。
モンスターによって
支配された町を妖精のエクセルと共に旅する。
この世界は人間とモンスターの共存と言う理想国家。
ゲンはワードフォルダーのカードを使いモンスターに対抗。
カードに書かれた言葉の暴力を駆使して戦う。
ただ欠点も。モンスターと人間の区別は難しくただの言葉の暴力となれば警告を受けることに。
累積五枚貯まるとお近くの刑務所に収監されるシステム。
ゲンは幼馴染のアンを見事探し出し愛の告白が出来るか?
時間無制限一本勝負。
どこにいるとも知れないアンを追い求める旅が今始まる。
リアルとファンタジーが入り乱れるおかしな世界へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 03:46:25
275859文字
会話率:32%
凄惨な殺人事件が発生。僕は容疑者の一人として警察から事情聴取を受けることに。
刑事に無実を訴えるもまともに取り合ってくれない。いつの間にか真犯人として追い詰められる。
自分よりもかなり怪しいものがいるのに動こうとしない。これは明らかに何かの
陰謀だ。
「なあ補償はするぜ」取引まで持ちかける始末。
警察はなぜこうまで事件の真相を闇に葬ろうとするのか?
時はちょっと先の未来。
近未来クライムサスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 12:22:15
2131文字
会話率:56%
デスティーノ・ジラソーレ。
「クリーンな社会」を目指すべく、死刑制度が廃止された現代の日本。
世間の流れに甘えた犯罪者たちと、事実上お役ごめんとなった警察組織。
いつでもどこでも、犯罪は起こる。
主人公・日楽陽(あきらはる)は、とある
楽器店に勤める"普通"の23歳・・・・・・のはずだった。
そう、マフィアの世界に巻き込まれるまでは。
目には目を。歯には歯を。悪には悪を。
どうしようもねぇクズには俺たちクズが制裁を!
反社×一般人が織りなす、勧善懲悪エンタメサスペンス
拳銃? ナイフ⁇ そんなのいらない! 私はトランペットで生き残るーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 00:16:56
141010文字
会話率:33%
白摩署の刑事で、銃を使うと特殊な能力を発揮する大下 武(たける)は、相棒で自分を警官にしてくれた恩師でもある谷刑事を殺害されてしまう。
武は、命令を無視して谷刑事に銃を向けた暗殺者の女・ホワイトウィッチを追いかけるが……。
やがて解き明かさ
れる事件の真相と暴力団の陰。
そして、武の取った行動は……。
※この物語はフィクションであり、登場する団体・会社名・人物名等は全て架空のものであり、実在に同名のものが有ったとしても一切関係はありません。
「カクヨム」の方でも連載されています。まだまだ未熟ですが、お付き合いお願いします。
かなり不定期の連載になりますので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 00:00:00
358771文字
会話率:37%
「敗北を知ってるんじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校に登校すればいいんだろ?!」
「言ってません、分かりやすくあらすじを言って下さい」
「文芸部の話、それ以上あるのか?」
「暴力的な表現が多いとか
じゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみて下さい、それ以外絶対あります」
「名前からだな」
「えー急に常識人振りますね、|柊《ひいらぎ》|貴音《たかね》です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「|西藤《さいとう》|哲也《てつや》好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね・・?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれてたらどうなるんですか?」
「正解は沈黙」
「うざいですね」
文芸部での日常サスペンスラブコメ
ストックホルム症候群とガスライティング的な
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:47:10
400878文字
会話率:72%
「貴様を王家から除名する!」
この日、ポロロン王国第4王子、エドワード・スパム・ポロロンは王家から除名される。
国内で大きな問題を起こした罪で。
「そんな!父上!どうかお考え直しを!!」
「ならん!お前はこれより一男爵として、南部ボロ
ンゴ一帯を領主として治めよ!これは決定事項だ」
南部ボロンゴ。
それは不毛の荒れ地と、強力な魔物ひしめく広大な死の森が広がるだけの地だ。
元々流刑地であったそこに住まう住人は、罪人の子孫のみでSの数は100にも満たない。
「無理です!お慈悲を!!」
王家の血筋であるため裸一貫でこそなかったが、そんな領地を真面に治める事など出来るはずもなく。
王家でぬくぬくと育ったエドワードに待っているのは、地獄の様な生活なのだから必死に懇願するのも当然だ。
「ならん!この男を連れて行け!!」
だがその温情の訴えは聞き入れられる事はなく、第4王子は強制的に南部ボロンゴへと送られる。
「こんな場所でどうしろってんだ……」
領主館は手入れもされていない崩れかけの幽霊屋敷。
従者は一人もおらず。
領内唯一の村は、悪天候続きの影響で今年を越す事も出来るか分からない有様。
こんな場所をどう治めろというのか?
そんな絶望的な状況の中、エドワードは唐突に思い出す。
自身が転生者である事を。
そして転生時に、神から【ランクアップ】というチートを授かっていた事を。
これは王家から捨てられた第4王子が、ゴミの様な領地を神から貰った力で発展させていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:33:09
53185文字
会話率:25%
誰からも愛される事無く、悪女としてきたアレーヌ・ビ・アクセレイ侯爵令嬢。
彼女は皇子殺害の罪で処刑される運命にあった。
確かに彼女に大きな問題があったのは確かだ。
だが、彼女を取り巻く者達に問題が無かった訳ではない。
「私をこんな風にし
た者達に!苦痛と罰を!!」
そう神に言い残し、薄暗い牢の中で自害した彼女の願いを、神は聞き届けた。
神は時間を巻き戻し、怒りと憎しみで消滅してしまったアレーヌの魂の代わりに、異世界人の魂を宿らせる。
その魂に与えられた使命は一つ。
彼女を裏切り、追い詰めた者達への報復だった。
この物語はアレーヌへと転生した山田太郎(32歳)が、彼女の報復を執行する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 19:28:11
48270文字
会話率:22%
墓地無双(ぼちむそう)16歳。
神の手違いによる両親の死亡事故の補填としてチート能力を貰った彼は、それとは完全に別件で異世界へと召喚される。
召喚された先は、優秀な能力を次世代に取り込む事を目的とされた女性だらけの学園だった。
そこで一緒
に呼び出された他の6人の勇者達と共にハーレムを築く様求められたが、能力判定はE、しかも他の勇者と比べて顔の造りがあまり良くなかった墓地無双(ぼちむそう)は、女生徒に全く相手にされない状態に。
こいつはダメだ。
そう学園の理事長に判断された彼は、言いがかりで終身刑を言い放たれる。
「喧嘩売ってんの?なら買うよ」
これは異世界の勇者を種馬とするハーレムを目的とされたピンク色の学園で、墓地無双が1人赤色のバイオレンスを繰り広げる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 17:46:07
139262文字
会話率:28%
好きなネット小説の結末に物申そうとDMを送り付けるため立ち上がり、ベッドに頭をぶつけて死亡。断頭台へ並ぶ冬の空の下でそれを思い出した宝砂王女は「前世享年2×歳。今生は13歳か。来世は20年の生を目指そう」と覚悟を決めて処刑台に昇った。しかし
、そこでここはもしや、自分が感想を送り付けようとした小説の世界なのではないかとふと思い浮かぶ。グッバイ今世としてしまうのもいいけれど、最後にやれるだけやってみようか。断頭台でギロチンの刃の下にセットされ、宝砂は全力で、某泥棒映画の名シーンのセリフを叫んだ。
「またものを語りに来たのか、貴女よ」
砕ける断頭台。破片と土埃で咽ながら、香の匂いが鼻につく。ギロチンの刃は砕け、砕いたのは宝砂の推しである小説の登場人物だった。
理想通り過ぎる姿と声のその推しの登場に、宝姫は吐血する。
「結婚してください!!」
「なんと?」
不吉な王女と家族に見捨てられた王女と、人間に飽きた神獣が、かつて神獣が異世界人に聞いた物語の料理を再現して美味しくいただきながら、なんやかんやする珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:05:44
71852文字
会話率:39%
99回死んだ悪役令嬢リリス・ドマは100回目の人生の方向性を決めた。しかし、100回目の人生も中々うまくいかない。
なぜ我が国は滅びてくれないのか……。人外×主人公要素があります。
最終更新:2024-11-12 00:20:46
3602文字
会話率:9%
※2019年10月31日、ヒーロー文庫さまより2巻「野生の聖女は料理がしたい!」が発売です。
料理は文化だ文明だ!人類万歳!料理人として生きてきた主人公が念願の自分の店を持ちさぁオープン!という前日に、まさかの死亡!
しかし異世界転生を果
たし幼女となった主人公は狼のような生き物に救われ育てられ今度こそ料理長になる!と決意する。
洞窟ボッチライフを送っていた魔王(仮)を拾って副料理長に任命したり、アルパカホラーに巻き込まれたり、聖女の結界を料理で張り直したり、異端審問官の秘薬をカレーに使ったり、火刑台で火炙りにされようが野生の転生者は自重しない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 13:41:56
727979文字
会話率:33%
ーーかつて神は危惧した。
自分が作り出した存在である感情を持つものたちが罪という咎めを背負うことを恐れなくなったからだ。
人々はそれを嘆き、そしてそれを悲劇と呼んだ。
何十年という日々を過ごしても、何百年という時を過ごそうとも、その
悲劇は収まることはなかった。
そんな悲劇が続いたある日、神はある存在を作り出した。
ーー罪という咎を許さない者
ーー罪という咎めを背負う者を許さない者
そのような存在を神は『罪狩り』と呼んだ。
罪狩りは罪人(つみびと)から見ると言わば『死刑執行人』と呼ぶべき存在であった。
神から与えられた力によって罪狩りは影ながら暗躍し、世界に蔓延る罪人たちを文字通り狩り続けた。
そのため、罪狩りたちも力を与えた神に忠誠に近いものを持って生きていた。
ーーしかし、それはある一人の罪狩りを除いての話である。
ーーそして、これはそんな罪狩りの御話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:00:00
1000974文字
会話率:49%
7歳のナルシア・ヴァレンティーナ・エヴァンスは、前世の記憶を思い出す。
「ここ、私が大好きでたまらなかった乙女ゲーム『魔法学校の乙女たちに捧ぐ』の世界だ!」と気づく。
え、でも、私、どのルートでも処刑される悪役令嬢になっちゃったの!?
いや
、それもそうだけど、もしかして私の推しのラスボス魔王ダリウスも救済できたりしないかしら!
記憶を取り戻してからは、傲慢に振る舞うのをやめ、原作ではあり得ない攻略対象とも仲良くなった!
よし!これならダリたんを救える!絶対救ってやるぞ〜!そして、処刑を免れるぞ〜!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 22:41:47
21812文字
会話率:40%
7歳のナルシア・ヴァレンティーナ・エヴァンスは、前世の記憶を思い出す。
「ここ、私が大好きでたまらなかった乙女ゲーム『魔法学校の乙女たちに捧ぐ』の世界だ!」と気づく。
え、でも、私、どのルートでも処刑される悪役令嬢になっちゃったの!?
いや
、それもそうだけど、もしかして私の推しのラスボス魔王ダリウスも救済できたりしないかしら!
記憶を取り戻してからは、傲慢に振る舞うのをやめ、原作ではあり得ない攻略対象とも仲良くなった!
よし!これならダリたんを救える!絶対救ってやるぞ〜!そして、処刑を免れるぞ〜!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 16:01:02
1332文字
会話率:40%