貧乏貴族として有名なマーシャル伯爵家。
伯爵家の長男·アルベルトは貧乏ながらも使用人や家族、婚約者と協力しながら慎ましやか、幸せに暮らしていた。
そんなある日、アルベルト当てに一通の釣書が届く。
差し出し人は"カルバントス男爵
家"。
なかなかに羽振りが良く、あくどい話を幾つも聞く。釣書と共に"資金援助の代わりに子息のアルベルトと我が娘を結婚させて欲しい"との旨の手紙。
"自分が我慢すれば伯爵家は安泰になる"という気持ちと、"婚約者と別れたくない"という気持ちで動けなくなったアルベルトのもとに、一人の客人が来た。
彼女の名前は"ミネルヴァ·カルバントス"。男爵が結婚させようとした娘である。
『二年程お時間を頂きたい。
その間に、伯爵家を持ち直して見せますわ。』
彼女はそう高らかに"契約結婚"の話を持ち出した。
伯爵家は彼女の"その話"に乗った。そうしてミネルヴァと伯爵家の"変わった"生活が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 03:15:16
1400文字
会話率:26%
日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の裏長屋に、香具師の元締め藤吉が住んでいた。藤吉には一人息子藤五郎がいた。藤五郎は幼い時に母を病で亡くした。母は亀甲屋の娘だった。藤五郎は父の商いを見ながら亀甲屋の祖母に可愛がられて育った。
その後、藤五郎の
父藤吉は幼い娘を連れた女を後妻にした。連れ娘は藤五郎より年下だった。藤五郎の父はこの連れ娘の行く末を思って養女にしなかったため、藤五郎はこの娘を義妹と呼んだことはなかった。
藤五郎の父が亡くなると、後妻は父の遺言に従って遺産を受けとり、娘をつれて藤五郎の元を去った。
その後、娘は吉次郎を生んで母になった。母は自分の素性をありのままに語り、吉次郎に、藤五郎は伯父のような存在だ、と話して聞かせた。
父が他界すると藤五郎は香具師の元締の跡目を継いだ。そして廻船問屋亀甲屋を継いだ。藤五郎は廻船問屋の商いをはじめた。藤五郎は日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の主で日本橋界隈の裏世界を牛耳る香具師の元締にのし上がった。
金しか興味が無かった藤五郎だが、吉次郎が新大坂町に廻船問屋吉田屋を開いたと挨拶に来ると、香具師の元締と亀甲屋の跡継ぎを気にしだした、そして、藤五郎の父藤吉の遠縁に当る押上村のお藤を養女にした。
藤五郎は阿片の抜け荷を働いた。そして、阿片を菓子折に偲ばせて江戸市中の大名屋敷へ商った。この事がバレそうになったので、阿片の売人、小舟町の山形屋吉右衛門と大八車引きの六助を殺害したため、鎌鼬に斬殺された。
その後、香具師の藤五郎の跡目争いで新大坂町の廻船問屋吉田屋吉次郎が名乗りを上げるが、あくどい商いと隅田村の百姓の世話人弥助斬殺の咎で処刑される。
その後香具師の藤五郎の跡目を狙って吉次郎一家の残党、福助一味が暗躍する。福助は刺客を雇って、藤五郎の養女、押上村のお藤一味が次々に斬殺するが、お藤一味の協力で福助一味は町方に捕縛される。福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。福助一味に潜入していたお藤一味の香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、藤五郎の養女のお藤が継ぐことを認めた。
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最終更新:2024-11-23 08:00:00
42689文字
会話率:33%
永遠の学園の園、神宮寺学園に珍しい転校生がやって来た。
運命が回り始め、桜の花びらが舞い、暴れ馬が暴れ出す。
そのフェチニズムな運命が蠢動し始めるとき、二人の少女が紡ぐ物語も動き出す。
それでも少女は少女の足に熱くキスをする。
【注意事項】
※作中の地の文でも名前だけだったりフルネームだったりするのは演出の一つです。
※無駄に回りくどい言い回し等も演出の一つとお考え下さい。
※不定期更新です。恐らく一か月に一度くらいのペースで、『章』ごとの更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:20:00
319927文字
会話率:28%
ふと気付いたら処刑台の上でした!? 元の世界では男だった筈の主人公は、何故か異世界の公爵令嬢レティシア・ノレッジへと転生してしまっていた。しかし、転生する前のレティシアは”聖女暗殺未遂”の罪を犯し、危うく処刑される所であった。どうやら助か
ったものの、それはどうやら”天罰”とやらのお陰らしい。……え? もしかして自分が転生したのが”天罰”だったりします? 神だかなんだか知らないけど、いくらなんでも失礼過ぎませんかね? ──とまあ、そんなことはさておき、聖女とやらを暗殺しようとしたレティシアの肩身は狭い。実は冤罪だった? 聖女暗殺の他にも実はもっとあくどいことをするような極悪人だった? 記憶のないレティシアには、何も分からない。だが、今のレティシアの願いはただ一つ。そう、たった一つだった。 ”死にたくない” そんな本来はささやかな筈の願いを抱いて、レティシアは今日も足掻き続ける。その先には一体、何が待っているのか──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:00:00
605853文字
会話率:36%
三人の女が寝取られて、自ら進んで凌辱されまくりボロボロになった後、魅了のスキルで女達を好き放題した勇者が、反王政派の活動家に曖昧宿で刺され、あっけなく死にます。
正気に還ったドロシー、ステラ、エリスの三人は、自分達の犯した罪の深さと、
愛した幼馴染の想い人を筆舌に尽くし難い方法で裏切り、取り返しのつかない穢れにまみれてしまった自分達に気が付き、蒼白となります。
錯乱した挙句、もう、心も身体も廃人レベル確定です。輪を掛けるようにして、勇者亡き後の“剣帝”、”賢者”、”聖女”の地位を剥奪され、王宮を追放されます。
頭、脳天パーだった勇者チームの女達は、初めて人民から深く疎まれていたことを知りますが、国中から総スカンを喰らっていた彼女らは、居場所を追われ、石を投げられて彷徨います。
国中を逃げ惑い、絶望の淵に死ぬことも試みますが、ただの意気地なしの彼女達には、ためらい傷が増えていくばかりでした……
ときには這松も生えない高山を超えて、足をくじき、ときには水場が無い熱砂の砂漠に、脱水症状で幻覚を見る。街の裏通りに隠れひそめば痰壷の中身を掛けられ、犬の糞を投げ付けられる。
従者としてのスキルを全て失ったドロシーは解離性記憶障害と原因不明の疥癬に悩まされ、ステラは重度のアルコール依存症に、エリスはショックのあまり失語症になった後、幼児退行を起こしてしまいます。
絵に描いたような不幸のドン底状態。もう、これ以下は無いというところまで追い詰められ、後は襤褸布のように擦り切れていくだけになります。
ハードがボイルドで、ヒロイン無双するはずが、どうもスピード感と爽快感が出ません。血沸き肉躍りません。
ご都合主義オンリーでやってるのに、なかなか殺戮しないし、メソメソしてばかりです。自分で読みたい物語を作ろうと始めてはみたものの、なかなか盛り上げるのは難しいですね。
自分は、小説の作法など、これっぱかりも学んでませんので、くどい表現も多く、スマートフォーンで読まれる方とかには不向きかもしれません。
運営様にガイドライン抵触の注意を頂き、改稿しました。少なからず性描写が御座いますので、苦手な方はパスされてください。これを機会にタイトル、少し長くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:20:30
1537048文字
会話率:25%
見掛けからして人を寄せ付けない美人で、見掛け通り冷たい人だった。
話す言葉は流氷の様で、ナイフを首元に突き付けられているとさえ感じる。
けれども……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
こういうダウナーなツンデレが好きなんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 21:28:05
1094文字
会話率:57%
私はお世辞にも仕事が出来るとは言えなかった。
先を読む力なんてないし、話を聞くのが苦手だから、何時も必ず回り道を通る。
皆、どうしているのかな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
聞く、話すの言語能力はマイナスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 18:11:20
1132文字
会話率:41%
一方的な考えで相手に接するのどうかと思うよ。
そうそう、動画みて思ったんよ。
前の男、女がそうだった。だからお前もそうじゃなきゃおかしい。それって一種の傲慢じゃんね。
私、そうなってない? 読者(リスナー)の意見聞けてっかなぁ。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
夜の話の匂わせあるのでR15です。
当社比、かなり直球な気がします。
……普段が周りくどい( ¯−¯ )
物凄い伝えたい重い話を、彼女の軽さでくるっと巻いた話。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 18:05:27
1447文字
会話率:0%
これは私達とよく似た世界の、何だか心当たりのある世界自然遺産になったある島で始まる、幻想が混じっているけど現実臭い(?)出来事が次々と起こる日常に視点を当てた物語である。
上の方で回りくどい言い方をしていますけど、内容は田舎が異世界と繋が
るとどうなるのか、またその田舎と所縁ある人物がその異世界よりすごい人物となった状態で戻ってくるとどうなるかという妄想で描いています。
舞台は私の出身地がモデルですので、聞いたことのあるような単語が出てくると思われます。
読者の皆様も温かい目で見守ってくだされば幸いです。
ハーメルンの方でもこちらのURLで投稿しています(https://syosetu.org/novel/334460/)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 00:00:00
198268文字
会話率:60%
どこかのよく似た異世界でのお話。
神や魔物、勇者が存在する世界で、1000年もの平和な世の中が続いておりました。大陸で古くから栄る大王国の、辺境の領地から物語は始まります。
王都からいく筋も伸びる街道のひとつを、虫革の頭巾と蓑虫の外
衣をつけた小さな子供がよろよろ歩いています。
火焔を纏った剣を振う剣士が走り過ぎ、それを追う騎士を沼地に潜んでやり過ごし、彼方に見えた森の入り口にようやく辿り着いたと思いきや、関所の守り人に止められ、ここを通すわけにはいかぬとのこと。
押し通ろうとするも用心棒「神狩り」に戦いを挑まれ、なんとか撃退すると、今度は王宮貴族「鑑別技官」のお姉さんが立ち塞がります。たぶん「稀れ神」蒐集が生き甲斐の制服美女に、本気の外法力捕縛術を叩き込まれ、精一杯の抵抗を試みますが敢えなく捕らえられて?
「我れは……我れは、東方、烈山、光輝のミ・ズ・キ神」
幼神(おさながみ)カミクの運命やいかに。
ご注意 : 厨二病全開、エログロナンセンス、文章がくどい、ふざけている、いい加減にしろ、といった要素を多分に含んでいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 01:26:53
114176文字
会話率:49%
魔法が存在するオルピアンという世界、大陸。
グラセリス連邦は広大な国土を分割して、それぞれの領主が
支配している。領主の中には他の土地を手に入れようと
虎視眈々と狙いを定めるあくどい者もいるのだ。
レイチェル・プリンシラ、一際若い領主は外か
らの侵略を
退けるように領地を強化せねばならない。
最弱の領地を誰もが見過ごせない素晴らしい領地にせよ!
そして物語は、それだけでは終わらない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 11:51:14
2133文字
会話率:30%
前世日本人で乙女ゲームの攻略キャラに転生したサリウス。乙女ゲームと違う現実にゲームヒロインがどんな反応をするかと彼は悪戯を行った。
最終更新:2024-09-07 13:00:00
6035文字
会話率:50%
転生モノです
転生した女性と別世界で知り合った人との旅のお話し
漫画的な世界で新しい自分と楽しく生きていきたい
※設定大好きでくどいくらい説明も入るかもしれません!
最終更新:2024-08-10 00:18:54
73323文字
会話率:47%
スカイ国王と共にドラゴン・クランのメンバーであり、コンコーネ公爵である清明、その二つ名は「心眼使い」
清明は、国王の主催の婚活サークル「コンコン会」でキャラハンと出会い結婚した。その顛末を描いたのが「ドラゴン・クランⅡ」と「清明の結婚」
本作は キャラハンに焦点をあてて、婚約時代の結婚準備や新婚時代の新生活の基礎固めのあれこれを取り上げました。
本作とかかわる過去作の概要は、冒頭の「これまでのお話」にまとめていますので、本作から読み始める方もお楽しみいただけたらと思います。
※閑話は、くどい説明文のようなものなので、飛ばしても 物語を楽しむうえでは 全く支障がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 07:00:00
84611文字
会話率:10%
「これで何回目だと思う?」「五回目です、お父様。」絶望と疲労の滲む父親の問い掛けに対し、伯爵令嬢ユリアーナは今日も誇らしげに胸を張って答えた。
婚約解消(注:破棄ではない)記録絶賛更新中の超鈍感お人好し伯爵令嬢と、彼女を一途に想い続けている
のに当の本人にだけは全く伝わらない不憫な侯爵令息の、相当回りくどい恋の話。
▶︎ふわっとした設定でお送りしています。
▶︎誤字脱字のご報告いただけると助かります、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 08:00:00
20672文字
会話率:46%
ふとしたきっかけで前世の記憶が戻ったルクレシア・オルピュールは、自分が乙女ゲーム『シュゼットの歌声は永遠に』の悪役令嬢に転生したことを知る。
ルクレシアの役どころは、あくどい商売で成り上がり、王都の裏社会を牛耳る男の孫娘。
金の力で王太子の
婚約者となるものの、聖女に断罪され追放される当て馬である。
しかし「鳴かぬなら 金塊で殴れ ホトトギス」が信条の祖父いわく、オルピュール家は追放された先で貴族籍を買いバカンスを楽しむ予定らしい。
バカンスのために悪役令嬢の役割をまっとうする決意をしたルクレシアは、ゲームシナリオどおりに王太子の婚約者となり、そのほかの攻略対象とも最悪な出会いを果たす――つもりだったのだが。
前世の記憶があるせいで、ルクレシアは困っている人々を見捨てておけない。
なぜか王太子アルフォンスにも、本来の主人公であるはずの聖女シュゼットにもなつかれ、そのほかの攻略対象の好感度もあげてしまう。
「ええい、わたくしの罪くらい金の力で捏造するわよ!!」
追放されようと躍起になるルクレシアを無視して、シナリオは逸脱していく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:00:00
78985文字
会話率:32%
星団最強回りくどい奴に出てくるアーレイの子孫のクーン獣人精霊女王アーリーの話です。
入植者として入ってきた農家の娘アーリーは、領地を管理している貴族の息子ウィルと森で出会い未来を誓い合った中仲になる。しかし家督を継ぐと貴族の娘との婚約が決
まりその夢を果たせなくなり、同時期にクーン精霊女王に選ばれデルタリアを離れてしまう。そして我慢強く待ちウィルの子孫アーネストに出会い想いを告げ結ばれるが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 09:53:02
1859710文字
会話率:64%
元傭兵の日本人のオッサンが主人公。
異世界?に呼ばれ、精霊に最強の力を授かり星団最強なのにその力を極力使わないように、わざわざ苦労して3星団をまとめるお話。
異世界物と近未来の宇宙物をミックスしたような物語かな。他の作品に比べて独特の世
界観になっていると思います。
書き進めていると少し魔法が出て来るので、よくある中世の世界観で描いた異世界物の”未来”の様な話になってしまいました・・・。
最近、最初の章より30を超えた辺りから文章表現が変わって来たので、書き直そうかと思っています。
最初の5話辺りまでは説明臭いですが少し読み進めてください。それ以降はテンポ良く描いているつもりです。
主人公のアーレイは星団内ではそれなりにモテ男設定。
お色気、ギャグも多少?程々に投下しています。
メインヒロインの一人は50話前後で登場。最終章のガルーダ編に入ると、女性が頻繁に絡む設定。
本文に出てくる食物、料理などは地球の言語に変換している設定です。わざわざ言い換えて表現はしていません。貨幣価値は日本と同じと思ってください。円とかドンとか単位は省略しています。
あらすじ。
地球から遠い所にある「人間」「エルフ」「獣人」の3種族からなる星団で活躍を期待され。その星団の中の一つカラミティ星団のデルタ王国に招待される。
主人公は惑星クーンで6精霊の加護を黒の精霊から受け不死身となり、人の生死を操れる王の存在になるが、その精霊の力を使うことを嫌い。自分の力で何とかしようと足掻く。
そして皆が思いつかない規格外な兵器を作り、いろんな人と出会い時間をかけて最後は星団統一を成し遂げる。
だが星団統一した主人公アーレイは・・・・・・・。
所々に有名なセルフをちりばめています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 06:16:53
2727603文字
会話率:79%
ボツにした話、掲載を見送った話を集めたスピンオフ的な物語です。
執筆はしたが掲載すると違和感を覚える話、当初の設定から変わりボツにした話をまとめました。
本編の「星団最強なのに回りくどい奴の物語」を読んだ後に読まないと意味がわからないと思
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 19:07:12
47881文字
会話率:73%
なんか、すごい回りくどい告白をされてしまった。
最終更新:2024-03-29 18:39:06
4624文字
会話率:47%
“恋人のふりをしてほしい”そう言われて協力する事早一カ月、俺は彼女と教室でカップルを演じることが日課となっていた。毎日のように告白されるのが面倒だったから、と彼女は言うが……でもやっぱりおかしい。誰も見ていないところでも恋人を演じる必要はな
いのに……彼女は一体何を考えているのだろうか?
注) カクヨムでも閲覧できます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 13:38:09
8706文字
会話率:41%
悪役令嬢・アルゾニア・エギエルネは婚約破棄を告げられたその瞬間、あくどい笑みを浮かべたヒロイン・リノア・リングに心を奪われた。これは、悪役令嬢が一瞬にして恋する乙女となり、ヒロインをすぐさま攻略する話。
最終更新:2024-03-03 15:00:00
5214文字
会話率:40%
メイベル・ブレイズ公爵令嬢は寝起きが悪い。
それなのに朝方、突然やって来た婚約者、バードランド皇子に婚約破棄を言い渡されて……迷わず枕を投げた。
しかし、これは全てバードランド皇子の罠だった。
「今朝の件を不敬罪とし、婚約破棄を免罪符とす
る」
お陰でメイベルは牢屋の中へ入れられてしまう。
そこに現れたのは、偏屈で有名なアリスター・エヴァレット辺境伯だった。
話をしている内に、実は罠を仕掛けたのはバードランド皇子ではなく、アリスターの方だと知る。
「ここから出たければ、俺と契約結婚をしろ」
もしかして、私と結婚したいがために、こんな回りくどいことをしたんですか?
カクヨム、ベリーズカフェにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 15:04:17
113023文字
会話率:48%
VRが普及した近未来のお話。
陸松莉那(りくまつ りな)はしがない社会人三年目。
一つ下の社会人で廃人ゲーマーの弟が海外勤務になったために最新鋭のVR機器一式と新作RPGで「生きることは戦うことだ」がキャッチコピーの「フィニス・メモリア」(
フィニメモ)を渡された。
莉那も弟の影響で少しはゲームをするが、もっぱら据え置き型のゲームばかりで、VRMMOは初心者だ。
莉那はリィナリティという名前でゲームを始めるのだが……。
というところから始まる物語。
※サブタイトルに《××日目》とあるのは莉那視点のゲーム内での話です。
※一人称のため、補足するためにたまに別視点になることがあります。
別視点の場合はサブタイトルに【××視点】と付きます。
※あまりゲーム(MMORPG)に馴染みのない人にも分かりやすいように用語の説明が入ることがあります。知っている人にとってはくどいかもしれませんが、そこはご了承ください。
※舞台は基本はゲーム内ですが、途中で現実世界の話も入って来ます。
※恋愛要素ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 06:00:00
743831文字
会話率:51%
時が満ちる時、時が輪を成す。時の輪を閉じて時の向こうと今の現(おつつ)を繋げよ。不可思議な言葉に導かれた香川瑞穂は、己に託された言の葉の送り先を友人とともに探していく。万葉集の歌と現代の4人が繋がった時、万葉集最大の悲恋の真実の姿が浮かび上
がる。
どうしても彼女の誤解を解きたくて書き始めました。遅々として進まないかもしれませんが、わかりにくいとかここがくどいとか、感想いただければ嬉しいです。書き直し多めになるだろうと思います。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 00:49:43
7754文字
会話率:32%