寝落ちから目が覚めたら、そこは大きな城の中。しばらく混乱していたが、自分が好きなアニメの世界にいて、しかも敵キャラの『ジル』になっていることに気づく。
「……あれ、これ死ぬんじゃね?」
俺が知るこの『ジル』という男の最期は、かませ犬とな
って死ぬこと。このまま物語が進めば、ジルは調子に乗って殺されてしまうのである。
「……原作ブレイクだ!!」
そんな最悪の結末を回避するために、俺はかませ犬ではなく真のボスキャラとして君臨することを決意した。
「私の目的は(俺がかませ犬として死なないために)この世界を我が手中に収めることだ」
さあ、天下統一を始めよう──。
なお、俺の言葉が足りなかったせいか、とんでもない勘違いが発生して狂信者が生まれることになる。
◇オリジナルアニメ異世界転生ものです。
原作知識で効率的に強くなったり、あらゆる事態に備えて様々な戦略を立てて行動したり、メタ視点で世界の秘密を先読みしたり、未来を知っているかのような行動から神様と勘違いされて崇拝されたりする青年の物語。
※旧題:気が付いたら前世のアニメの第一部のボスでした〜かませ犬にならないために〜
※上記のタイトルでハーメルン様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 19:19:34
955358文字
会話率:38%
突然ゲームの世界に入り込んでしまった馬渕翼は、最終関門である神域ダンジョンの最奥部で、狂信者の幹部オシリスを追いかけゲートを潜る。なんとゲートの先は元の世界。なのだが元の世界であっても、翼の知る世界とは大きく異なっていた。
それから3
年の歳月が流れ翼は最強の探索者として、変わり果てた世界に君臨する。
その頃、世界には«覚醒者»があふれそれに伴い探索者も激増する。探索者とは世界中に出現するダンジョンを攻略し、アイテムや素材を売却し生計を立てる者達の総称だ。
しかし覚醒したからと言って、全ての人間が喜べる訳ではない。最弱のF級覚醒者佐藤響は、翼に褒められた事がきっかけで最弱ながら探索者として生きていくことを決意。響はいつも通り最低ランクE級ダンジョンの攻略に行くと、転移トラップにかかってしまう。命からがらそのダンジョンをクリアすると、報酬として変わったスキル【目目連】を獲得し──?
最弱から始まる廃課金ゲーマーのダンジョン攻略~最弱キャラに転生したけど、知識と経験があるので最強です~
の続編ですが、こっちから見ても特に問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 19:09:52
238544文字
会話率:27%
本来悪役令嬢の取り巻きとなり、たいして目立つ存在になるわけではなかったはずのフェルル。しかし、それにとある宗教の教祖が転生したことにより、シナリオは大きく変わることに。
自身の領地を大きく発展させ、本来目立つはずも無かったモブを王位継承戦に
参戦させ、フェルルは微笑む。
「魔王様の素晴らしさを皆に伝えなければ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 10:05:02
83514文字
会話率:49%
ーー「この星の支配者は”人間”だ。昔も、そしてこれからもだ。異論は認めん。これは確定事象だ」ーー
そう豪語するのは、この魔法文明社会で生きる唯一の人間、黒月夜斗。
彼はその社会で『超古代文明人』と呼ばれている。
◇〜遥か昔〜◇
”旧
人類”は滅亡し、科学文明は終焉を迎えた。その後にできたのは新人類による魔法文明。
夜斗の生きていた21世紀の科学文明は、神話に綴られる程の遥か彼方にしか存在しない。
二年前。彼は魔法帝国の永久凍土から発見された。
以来、帝国は彼を利用しようと監禁していたが、この魔法至上主義社会で魔法の使えない”人間”に価値はない。
『魔法の使えない猿』『穀潰しの下等種族』と、ついに皇帝から国外追放を宣告される。
凶暴な魔獣が存在し、侵略戦争も横行するこの文明では、魔法の使えない無力な人間には厳しい世界だ。
それでも彼は嘲る。
「覚えておくといい。魔法など所詮は小手先の力。人の強さの本質は、法理も分からん得体の知れない力ではなく、実直に積み上げた知識と、理論に基づき導かれた叡智。すなわち科学」
そう。彼は科学の信奉者。いや、狂信者とまで言えるだろう。
だから彼は不敵に笑う。そして高らかに宣言する。
「さぁ。返らもらうぞ、生態ピラミッドの頂点の座を。そして見せてやろう。この星の支配者が、誰であるかを……」
ーーと。
◇◇◇
これは『超古代文明人』と呼ばれる魔法の使えない最後の旧人類が、人類の培った科学という叡智の牙で、魔法文明を科学侵略していく物語。
◇◇◇
当小説は、ファンタジー世界(ナーロッパ)にガチめの科学をぶち込んでみようというコンセプトによって作られています。
【魔法×科学の不協和音。人類科学無双系物語です】
[注]本作品には、現代知識チート成分が(想像の数倍)含まれてます。
一章(50話)まで一気に投稿します。
四月より二章投稿予定。
カテゴリーをローファンからハイファンに変更いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 23:00:00
230075文字
会話率:46%
異世界に転移した青年 須杭謙生 、通称スクイはある日パーティから追放を言い渡される。いつもならクリアできるはずのクエストがお前のせいでクリアできないと文句をつけられ追い出される彼だったが、むしろそのパーティで1番の実力者はスクイであった。
追い出されて寂しそうな彼は、そのギルドトップクラスの冒険家にその能力を認められパーティに誘われる。そして仲良く話している内にどうやらスクイを追い出したパーティは悲惨な状況に陥っているようで……?
『邪教徒召喚 ー死を信奉する狂信者は異世界に来てもやっぱり異端ー』の外伝的短編となっておりますが、本短編単体でも楽しめるようになっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 18:00:00
5629文字
会話率:40%
長く人族と魔族の争いが続く世界に、とある兄妹がいた。人族でありながら、純白の髪と深紅の瞳という容姿から、同じ人族たちから迫害を受けていた兄妹――アディアとアリアは、とある出来事で異世界より召喚された伝説の『勇者』に殺されそうになってしまう。
命からがら逃げ出した兄妹を救ったのは、自らのことを『魔王』と称す幼い少女だった。少女の名はバラクエル・リリン・イブリース。そして彼女は、真実魔族の王であった。
バラクエルによって救われ、その優しさに包まれた兄妹は……あっという間に、バラクエルに心酔してしまう。もともと、自分たちを虐げていた人族なんぞに愛着がなかった二人は、バラクエルが引くほど頼み込んで魔族の仲間入りをする。
その際、『魔王』のみが使える秘法【存在改変・逢魔転生】によって魔族に転生したアディアとアリアは、バラクエルすら知らない『愚神』と『外神』という謎の種族になってしまった。
それによってヤバいくらいの戦闘力と反則級の能力を手に入れた兄妹は、その力を魔族のために振るうことを決意する。一方バラクエルは、下手したら自分よりも強いかもしれない存在がいきなり部下になり、「どうしてこうなった!?」と頭を抱える羽目に。
反則級の能力で魔族の抱える問題を次々に解決していく兄妹と、二人が常識外れのことを成すたびに胃を痛める魔王。三人を中心に、世界は次々に世界を変えていく。そしてそれは、兄妹を迫害していた人族にとって、絶望の始まりでしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 01:11:32
112296文字
会話率:44%
「あなたは聖戦への参加資格を手にしました」
《聖戦》
それは異世界内で行われる魔法戦競技の名称だ。
毎年、参加資格たる聖なる武器《神器》が各国にばら撒かれ、それを手にした者は異世界に召喚され--------殺し合う。
何とも
殺伐とした悪趣味な競技だ。
まあ、そんな競技に選ばれた俺、三神鏡也(みかみ きょうや)は、何やかんやで参加して、優勝してしまう。
しかも、偽名な上、変装して、だ…………。
その結果なのか、正体を探るべく政府や上位ランカーに狙われて…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 11:00:00
4961文字
会話率:15%
――信仰してきた対象が変わったことにも気づかないのか?
――――
国教を信仰しなかったという理由で家族が殺された。命からがら逃げ延びたレストは神を自称する者に出会う。
神は言った。
国教の女神は神界中から嫌われ、既に捕
らえられた。だが未だに地上の信者共は鳴りを潜めない。女神の力を喰らい、その力で女神の宗教をつぶして欲しい。
レストは家族を殺した国教を破壊するために女神を喰らい復讐の炎を滾らせるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 19:15:20
24067文字
会話率:44%
アリーセは最悪の出来損ない魔術師である。初級魔法でさえ魔族陣がなければ使用できない才能の無さがあった。同時に魔族の女神であるバルバドルの信者であった。
しかしアリーセは己の誕生日の夜に、夢の中でバルバドルに直接お告げを貰う。その通りに動いて
みると、なんと数百万の命を代価に、彼女は死を超越した最強のネクロマンサーになるのであった。
さらに告げられるお告げに従い、アリーセは元人間とは思えない狂気の行動を躊躇なく行っていく。
これは自己承認欲求の塊であり、狂信者でもあるアリーセが、自身の信仰する神のために世界を破壊していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 03:51:17
1681文字
会話率:2%
とある露天商の供述
いやびっくりしたね。あの日は炎の石が五つも売れて、俺は上機嫌でよ。バターたっぷりの豚焼を肴にエールでも一杯ひっかけて帰ろうかって……あ、このこと嫁には内緒にしてくれよ? 血と誓約の神に誓って禁酒を言い渡されてんだ。
ともかく日も落ちかけていて、そろそろ店じまいにしようと思ってたんだが、そこに男が吹っ飛んできたのさ。
竜の吐息もかくやってなもんで、売り物から俺の一張羅まで、みいんな滅茶苦茶にされちまった。
俺は怒ったさ。当然だろ? そうしたら男が言うんだよ、自分は異世界からやってきただの、布教をしなければならないだの。狂ってるって? ああ、俺もそう思ったね。こいつはイカレてる。『ほぼ帰らずの森』に迷ったか、『クラーケンの墓場』を覗いちまったか、瘴気に頭をやられたんだってね。
けどまあ、ちゃんと話してみると案外いい奴でよ、店を弁償するってんで金貨を二枚もくれたんだぜ。へへっ。
男のその後? さてね、腹が減ってるってんで俺の行きつけの酒場を紹介して、後はそのままお別れさ。
一緒に行かなかったのかって? 馬鹿言うな、俺は花売り通りのベッチィって娼館の一番人気を抱いて、そんで帰って糞して寝たさ。俺は血と誓約の神に禁酒を誓ってるからよ。
ところであんた、空飛ぶスパゲッティ・モンスター教に興味はあるかい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 20:11:18
5883文字
会話率:21%
肉は両面焼きに限る!鉄は火に弱い!金貨の数え方を知ってるかい?包囲殲滅陣――那狼正嗣(なろう・まさつぐ)は、異世界転生に憧れる男子高校生。いじめで登校拒否になって34歳まで童貞のまま自宅に引きこもりトラックに轢かれて異世界に転生する人生プラ
ンを立てている。周囲の権力者や悪人や罪もないクラスメイトを蹂躙するマサツグ様は、来たるべき転生に備えての予行演習を現実世界で行う。無双チートで最強無敵。作者の心の醜さと日々の恨みが投影された主人公――マサツグ様のカリスマ(予定)な日常を刮目せよ!
以下はあらすじ(予定)
第1章「マサツグ様は異世界で無双したい!」
那狼正嗣はなろう小説の主人公に憧れる男子高校生。超絶イケメンの正嗣の前では全ての女がメスとなる。口から紡がれる旋律が乙女の鼓膜を処女膜に変えて、絶対零度の嗜虐を孕んだ凶眼は少女を見据えるだけで妊娠を錯覚させる。人の形をした媚薬にも等しい正嗣の超絶エロスな日常ライフを刮目せよ!
第2章「クラス丸ごと異世界転移レイプ!野獣と化したマサツグ様!」
那狼正嗣はクラス丸ごと異世界に転移してしまう。転移先には正嗣たちの命を欲するオークの大軍勢が待ち受けていた。同じクラスの鳥田らに過酷なイジメを受け続けた正嗣は、神様に付与されたチートを用いて、罪もないクラスメイトたちに残虐無比な報復を始める。
第3章「マサツグ様の童貞をたべたい ~不治の病で余命僅かな『女性向けなろう小説好きの下僕嬢』でですが、書籍化のためなら手段を選んでいられません~」
桜が舞い散る季節、那狼正嗣は不治の病で余命わずかな少女「間院桜良(まいん さくら)」と出会って下僕に加える。天真爛漫で明るく前向きな性格をした間院とのふれあいを通じて、マサツグ様は『女性向けネット小説の闇』を知る――相互監視、同調圧力、群れる習性――好きな作品は作者が潰れるまで過剰要求を重ね、気に入らないものは賛同者を集めて折れるまで潰す。百人の悪役令嬢が在籍する『リリアンヌ女学園』で最凶の令嬢と畏怖されし爆雷娘の間院は、不正や馴れ合いで書籍化デビューを目指す。LAINEのなろうコミュに潜入して相互評価依頼、ツイッダーでのポイント売買。マサツグ様を置いてけぼりで余命わずかな爆雷娘の暴走は狂信者と共に加速していく。
※運営さんから「エロすぎ」と注意を受けたので修正。消さないよ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 15:34:36
5979文字
会話率:44%
その吟遊詩人は今日もVRゲーム内でトッテモ崇拝される。
※掲示板ネタあり★連載版★
最終更新:2017-02-12 23:50:59
35295文字
会話率:17%
エルシーニァの大地に存亡の危機が迫っていた。突如異世界から現れた白装束の狂信者達が異形を従え、大地を穢す。聖騎士団は抗うも、瘴気は地に満ち、此岸は脆くも狂っていく。炎の明緋、血の深緋に染まりながら。
そんな、跳梁跋扈百鬼夜行の大地に、彼岸
から一人の男が現れた。幽鬼の如く黒い外套を纏うそれは、魔を操る狂信者を、何をも捻じ伏せる力で虫けらのように殺し始めた。
彼が目指すはただ復讐。彼がかつていた世界で狂信者に叩き込み損ねた銀の弾丸を、今度こそ叩き込む事だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 10:11:50
112163文字
会話率:58%
高校生で父は大企業の社長。そして敷かれたレールの上を走るだけの毎日。
そんな自分に飽き飽きしていた。
だから、変わることを決意した。
物理という、勉強に救われた。未来への希望が出来た。
そんな願いもつかの間、彼は殺される。熱狂的な&qu
ot;彼自身"の狂信者によって。
でも、悲しきかな。運命はそれだけではなかった。
本当の意味での、"新しいレール"を敷いていた。それも、脱線上等な。
拝啓、父上。私はあなたの敷いたレールの上を全うすべきでした。
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異世界トリップ物です。容姿端麗頭脳明晰な主人公が死んだと思ったら、
神様の力で死なずにすんだみたい?…そんなのもつかのま、異世界へ。
人が奴隷!?それに動物がいわゆる人間の立場!!?
この世界で、生きていくことが出来るのだろうか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 05:29:43
53565文字
会話率:37%
星騎士は、人であり人でない。
星獣は、獣であり獣でない。
初醒獣は、神であり神でない。
神は、時に鬼と化す。
これは、彼が鬼神と呼ばれる物語。
最終更新:2016-01-25 23:28:43
6695文字
会話率:46%
クソガミ様。俺はそんな話、全く聞いてません。どうしてこうなった。※9/22 タイトル変更。
最終更新:2015-09-23 01:00:00
55410文字
会話率:49%
社会人として平凡とした日々を過ごす、主人公コウタ
彼の楽しみといえば漫画、ネット、ゲーム、アニメ、いわゆるオタク的趣味である
しかし彼は少しだけ特殊な趣味を持っていた
ソレは友人と協力して作り上げる、設定の創造
人によっては黒歴史と呼ぶに相
応しいのその趣味は、コウタにとっては楽しくかけがえのない楽しみの一つである
普段通り酒を飲み友人と談笑をしながら独自の設定を作り上げるコウタ、しかしその晩に彼が目覚めた時、世界は一変していた
見知らぬ風景、広がる草原…そして
「おはようございます、コウタ様」
友人と一緒に作り上げていた設定の中にだけ存在していた褐色美女
コウタは彼女と共に異世界を歩み始める
主は元の世界へと帰る為に
従者は主人の望みをかなえる為に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-05 00:46:46
123508文字
会話率:31%