アリーセは最悪の出来損ない魔術師である。初級魔法でさえ魔族陣がなければ使用できない才能の無さがあった。同時に魔族の女神であるバルバドルの信者であった。
しかしアリーセは己の誕生日の夜に、夢の中でバルバドルに直接お告げを貰う。その通りに動いて
みると、なんと数百万の命を代価に、彼女は死を超越した最強のネクロマンサーになるのであった。
さらに告げられるお告げに従い、アリーセは元人間とは思えない狂気の行動を躊躇なく行っていく。
これは自己承認欲求の塊であり、狂信者でもあるアリーセが、自身の信仰する神のために世界を破壊していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 03:51:17
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会話率:2%