中堅企業で働く気弱なOL・月並ねむ(25歳)は、ある日突然、乙女ゲーム風異世界の小国アクアティアの公女アリア(13歳)に転生! 先代領主である父の急逝により、若くして領主代行を務めることになったアリア。内気な彼女の唯一にして最大の秘密兵器は
、父の形見である『領主の仮面』。これを着けると、まるで別人格のように冷静沈着、威風堂々とした領主に大変身!(ただし、内心は常に冷や汗だらだら)。
次々と降りかかる難題――強国ネプトゥーリア王国からの外交圧力、腹黒イケメン王子との神経戦、領内の不穏な動き、そして何より「いつか仮面なしでやっていけるの?」という自身の悩み。
筆頭侍女セーラ、無口なイケメン騎士団長カイ、切れ者の宰相補佐フィンレイといった個性的な家臣たちに支えられ(時に振り回され)ながら、アリアは今日も仮面を頼りに領主代行として奮闘する。果たしてアリアは、ハッタリと機転とほんの少しの勇気で、愛するアクアティアを守り抜き、いつか素顔の自分に自信を持てる日は来るのか? コミカルタッチで描かれる、転生公女のドキドキ仮面領主ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:20:00
52091文字
会話率:16%
剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 08:20:00
135351文字
会話率:34%
武雄(35)は気が付いたら魔法あり、魔物ありの中世的な世界に居た。
右も左もわからないまま、人と出会い、人と話し、生活を向上させていく。
ご厄介になっている先の孫娘と婚約していたり、食文化を広げたり、知り合いは大物だったり、仲間を探しに行き
大物を引き当てたりしていきます。
中年男性が異世界で基本のんびりと過ごしていきます。
波乱万丈ではない、ちょっと刺激の強い日常を書いていけたらと思います。
《概要項目》
※下欄に関連された方(登場人物)のコメントを記載しています。
・居候先の内政に口を出してみよう
某執事より:すみません、予算というものを考えていただけませんでしょうか。
いえ、もちろん発想は大事です。
なので事前に相談をして頂き皆で話し合いましょう。
・街の住民を説得して物を作ってみよう
某商店主より:出来たら半年に1個程度の発想をして・・・いえ、嫌じゃないんです。
いつでもお越しください。
・交渉は基本です、臆することなく話してみよう
某施政者より:その・・・やりすぎるなよ?
・依頼があればこなしてみよう
上記某施政者より:些か自由な結果を・・・いや、頼んだのは我だ、不満はない。
・優秀な部下を探してみよう
某部下:助けて頂きありがとうございます。25年間尽くさせていただきます。
・可愛い子には食事を与えてみよう
某貴族息女より:皆、食べっぷりが良いですからね。
新作料理期待しています。
某部下より:美味しそうな匂いが厨房から漂ってきます。
※かなりの長編になってしまっています。
1話辺り2000~3000文字以内で投稿させていただいています。
毎朝の通勤・通学時にふと読んでいただければ幸いです。
※出来るだけ毎日7時の連載を上げられるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。
※皆様からのご意見、ご指摘、ご声援ありがとうございます。
本文を書く時間を確保をする為、今後はご感想・ご意見を頂いても基本的には、返答は差し控えたいと考えております。
ですが、作者的にご返答が必要と感じた物については、感想欄を通じてご返答をいたします。
また、誤字・脱字のご報告につきまして、今後ともご報告いただければ確認し、直す物は直すように心がけて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:00:00
8002601文字
会話率:46%
令和2年の全国高校総体剣道女子団体戦。百葉創英高校女子剣道部と、六道学園女子剣道部による決勝戦。
10人の少女たちによる5つの試合。
少女たちは様々な理由を胸にその戦いに挑む。生きるために、失ったものを取り戻すために、友情のために、運
命から逃れるために。
超異能剣道バトルです。
先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5章で物語は進みます。
それぞれの物語で主人公、ジャンルや形式が変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 05:00:00
138983文字
会話率:35%
30歳、中堅Vストリーマー。
6年間、地道に配信を続けてきたけど――バズらないまま、私は死んだ。
そして次に目を覚ました時、私は異世界に転生していた。
配信文化がなぜか発展しまくった、剣と魔法と“魔導通信”の世界で。
銀髪ケモ耳美少女の
姿で新たに生まれ変わった私は、
ストリーマーとしてもう一度、バズを目指して配信を始める。
初コラボ、罰ゲーム、同期との友情、炎上、ガチ恋リスナー……
数字と欲望が渦巻く世界で、それでも私は――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:00:00
36628文字
会話率:24%
トラックに轢かれて異世界へ転生した【主人公】、彼はある日突然数年間狗亜rくをともにしたパーティーメンバーに追放を言い渡される。しかし、彼には誰も知らない神からの「ギフト」があって!? 果たして、彼は念願の「普通の生活」を手に入れることができ
るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 14:42:01
47394文字
会話率:64%
5年間勤めた中堅メーカー「アクティバ・テクノロジー」で仕事と同僚を大切にしながら日々を過ごしていた山崎陽介。しかし、突然の株式譲渡により、会社が投資ファンド「セントリウム・キャピタル」に買収され、彼の日常が大きく揺らぎ始める。
最終更新:2025-06-05 16:46:56
22074文字
会話率:41%
高野陸、33歳。都内の中堅商社に勤めるごく普通のサラリーマン。
ある日、突然異世界に召喚され、5年間にわたる壮絶な戦いの末、
魔王を討伐し英雄としての地位を築いた。
しかし、異世界での使命を終えた彼は、突如として現実世界へと帰還する。
現
代社会に戻った高野を待ち受けていたのは、かつての日常—朝の満員電車、終わらない業務、上司からの叱責。異世界で得た強大なスキル《時制操作》は、満員電車のストレスによって暴走の危機に晒される。魔王との戦いよりも過酷な通勤ラッシュに、高野は再び立ち向かうこととなる。
そんな中、同じく異世界から帰還した女子高生・神楽坂柚葉との出会いが、高野の運命を大きく変えていく。異世界での経験とスキルを活かし、現代社会での新たな戦いが始まる—。
※この作品は、異世界ファンタジーと現代社会のリアルな問題を融合させた、新感覚の物語です。異世界での冒険と現実世界での奮闘を通じて、主人公が成長していく姿を描いています。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 09:40:20
78656文字
会話率:30%
IT業界には、誰にも頼れない〝最悪の夜〟がある。納期前日、システムは動かず、顧客は激怒、上司は責任を押しつけ、プロジェクトは崩壊寸前。
――その夜、ひとりの男が呼ばれた。
彼の名は、澤村拓也。表向きは、地味な中堅システムエンジニア。
だが、業界の裏ではこう囁かれていた。
〝火消し屋〟
現代のIT業界を舞台に、凄腕の元プログラマー兼プロジェクトマネージャー、澤村拓也の活躍を描く熱血ヒューマンドラマ。澤村は表向きはプロジェクトの進行管理を担う平凡なSEだが、裏では高度なプログラミング技術で難題を解決し続ける「火消し屋」だった。彼のもとには多くのトラブルが舞い込み、数々の難関プロジェクトが次々と押し寄せる。
『IT狂騒曲 ― 火消し屋 澤村拓也』
コードの一行に込められた熱意、チームの絆が困難を乗り越えていく姿。技術者だけでなく、挑戦を恐れずに成長し続けるすべての人に送る。IT業界のリアルな側面をエンターテインメントとして楽しみたい読者へ!!
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登場人物
澤村・・・本編の主人公。表向きは中堅SEだが、裏に高度なプログラム技術を扱い難題を解決する〝火消し屋〟 過去に某中央省庁が主導する国家的DXプロジェクトに従事。AIの暴走により死亡事故が起こり、その時から火消し屋として生きることを決める。
咲良・・・澤村の率いるプロジェクトのテスター(試験要員)。まだ若いが、膨大なテストケースをこなす粘り強さがある。澤村の過去に興味を持ち、次第にその人間性に惹かれていく。
鬼頭・・・澤村の率いるプロジェクトのプログラム開発者。極限までに研ぎ澄まされたエレガントなコードは、時にテスターである咲良を悩ます種となる。澤村とは古くからの付き合いで、その隠れた能力に一目置いている。
木下・・・社内のネットワークインフラを管理するエンジニア。鬼頭に次ぐ二番目の古株。いつも飄々として、澤村を信頼しつつも、どこか距離を置く。咲良の勢いに巻き込まれる形で、澤村たちと行動を共にする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 16:41:21
2756文字
会話率:37%
インダス帝国のお城で定期的に日本人が10人召喚されていた。自分だけは使えない生活魔法スキルとわかり少額の金貨話渡され追放となった。なんとか、冒険者になってやっとのことで冒険者パーティーに入れてもらったが、やはり生活魔法だけしか使えないと足手
まといとわかり追放。その後、同じような仲間を増やして中堅冒険者になって生き残る異世界サバイバルの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 13:25:34
66711文字
会話率:36%
とある夜、都内の中堅企業のオフィスビルで、異常な集まりが開かれていた。
参加者は五人の社員──田所、坂口、宮島、倉持、そして浅野。
会議室に設置された監視カメラが淡々とその光景を映し出していく。
開始早々、異変が起きる。
水を飲んだ社員た
ちのうち数名が体調を崩し始め、
そこへ謎の作業服の男が現れ、部屋を施錠。
次々と拘束され、殺されていく者たち。
残された浅野だけが生かされたまま、カメラの前に晒される。
犯人は、かつてこの会社に在籍していた村瀬真一。
三年前、パワハラ・セクハラ・不正の温床となったこの会社で、
精神を病んで退職に追い込まれた元社員だった。
彼の「復讐のリスト」は静かに、だが残酷に遂行された。
死の先に何を望んだのか。
なぜひとりだけが生かされたのか。
すべてはカメラの前で、無言のまま語られる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 22:07:44
9452文字
会話率:8%
高校二年生の遥希(はるき)はある日、不思議な夢を見る。
『何も無い草原をただ歩く夢』
最初は何も気にしていなかった遥希だが、次第に同じ夢を頻繁に見るようになる。
幼馴染の水葉(みずは)と共にその原因を探ることとなるのだが、そこには受け入
れ難い事実が待ち受けていた──────
〈登場人物〉
西崎遥希(にしざきはるき) 中堅高校に通う二年生。サッカー部補欠。普段から授業中はよく寝ているのもあり教師からは目をつけられているが、学力は非常に優秀でトップの国立大学も狙えるレベルらしい。
神崎水葉(かみさきみずは) 遥希と幼馴染で同じ高校に通っている。部活動はしていない。何かと遥希にはちょっかいをかけている。どこか抜けているようで実はしっかり者で、遥希ほどではないが成績・学力ともに優秀。
北山大亜(きたやまだいあ) 遥希の友達。テニス部に所属している。友達思いで皆からの評判も良いが、成績・学力は良いとは言えない。そのため勉強に関してはいつも遥希に頼っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:10:00
26706文字
会話率:70%
世界に三百余年ぶりに魔王が現れ、冒険者たちは世界の秩序回復のために命をかけて冒険する。
しかし、魔物の脅威が低く、初心者から中堅くらいの冒険者が多い辺境の地では平々凡々な日常が続いていた。
そのとある辺境都市の外れに佇む年季の入った道具屋。
そこで店長を勤める少女リーゼロッテ。彼女は三百余年前、名もなき勇者に討伐されたとされる人類史上最強最悪と怖れられた魔王その人だった。
彼女は魔王であることに飽きて、当時の側近の一人を店員として雇いながら、道具屋として隠居生活を営んでいるのだった。
――――――――――――――――――――――
不定期更新で、月一回くらいは投稿していこうと思っています。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:06:31
11688文字
会話率:40%
「ファントムよ。忌み嫌われし魔眼を持つお前は英雄にふさわしくない。金はくれてやるからどこなりと出ていくがいい」
魔王を倒しパーティーメンバーたちと王都に凱旋しするも、魔眼という忌み嫌われる力を持っていたためすべての功績を奪われ追放を言い
渡されてしまう。
「待ってくれ……パーティーメンバーも追放には賛成しているのか?」
「当たり前だろう。証拠もある」
つらい旅を共にして、仲良くしていたはずのみんなも彼の追放には賛成していたという証拠を突きつけられ失意のまま国を出ることに……
そして、一年後……うだつの上がらない中堅冒険者としてスローライフをしていたファントムはとある少女が追放されている場面に出くわす。
つらそうな彼女を見て、昔を思い出した彼は優しく声をかけて助け、新しい冒険がはじまる……と思いきや、元パーティーメンバーたちが必死の形相で主人公をさがしにくるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:03:41
183142文字
会話率:55%
中堅規模の運送会社に勤める雨森 水咲(あめもり みさき)は、ある日、社長に呼び出され、現在所属している総務課から配置換えを言い渡される。
新たな部署名は『未来推進課』といい、組織的な目的や役割は明確に示されない。
低予算で何をして良いのか途
方にくれつつも、水咲はたった一人で自らができることを探り始める。
女性視線の一人称で、物語は展開していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 12:52:25
17065文字
会話率:22%
漫画・小説・同人誌……日本には様々な作品媒体が存在し、それらには『権利』が発生する。
でも、実際の権利ってどうなってるの?
同人誌って違法じゃないの?
出版契約って何?
このお話は中堅出版社に勤務する25歳の漫画編集者・天宮有希がマンガ
やノベルに関わる権利問題に悪戦苦闘しながら知的財産権を学んでいくヒューマンコメディ作品です。
たまに恋とかあるかもしれないし無いかもしれない。
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読みやすい文章を心掛けていますが、誤字脱字、法律的に分からない箇所や、こういう場合の権利ってどうなんだろうみたいな情報がある場合はコメント欄で教えてもらえると助かります!
(※頂いた情報はあくまで作品制作の参考として使用するため、個別での返答・相談は控えさせていただきますm(__)m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 12:00:00
50988文字
会話率:66%
これは『考える』ことに重点を置いた、物書きハウツーエッセイです。
(それを目指していきたい)
自分の作品を面白くしたい、だけど極力“面倒な事はしたくない”――そんな書き手の皆様へ捧げます。
主に当エッセイは、執筆していない時に『作
品の質を上げる』ため、物語を書き上げる前の「プロット作成」の考え方を記していきます。
プロの現場にて学んだ物語を構築する際のコツや、意識すると良い事など。
物語のあらすじ(大筋)を考えながら、本文を執筆する。
このやり方は、思った以上に心と身体が疲れてしまいます。
事前に山場やオチ、物語の始まりから終わりまで含めた設計図を考えちゃいましょう。
そうすれば、本文執筆の際は『文章力』を向上する事にのみ『考える』事を集中させられます。
本文を執筆する前に『考える』をフル稼働し、物語の設計図(プロット)を構築しましょう。
もし事前に準備が終わっていれば、執筆の時あまり疲れない上に、スルスルと書き上げられます。
書き上げる本文の内容が決まっていれば、何を書くのか迷う事はないからです。
執筆の際に楽をするため、作品の質を上げる為に――『考える』と『書く』を分けていきましょう。
実は物書きは、本文を書いていなくても『実力を高められる』特殊な職業なのです。
花咲が投稿した作品を例題に用いた構造解析や、プロット全体図、各話を書いている時にどんなことを考えていたか(文章の配置や意図の説明)、そんな事を小説やライター関連の基礎知識等を混じえて、書き連ねていきます。
好きな作家さんがどんなことを考えているのか、知りたいと思ったことはありませんか。
まだまだ未熟な物書きですが、幸運なことに「物語でお金を稼いでいる」立場になれている花咲樹木が、どうやって物語を組み立てているかを書きたいと思っています。
これは、全ての“面倒くさがり”に捧げるハウツーエッセイです。
※どの項目から読んでも大丈夫です。
気になった項目だけでも覗いてみてもらえれば嬉しいです。
1話~8話は、考えることが物語に与える影響についての解説など。
9話~25話は、プロット構成のコツや考え方のきっかけとなるお手伝い。
26話から、文章表現の向上についてのお手伝いになっています。
旧題:物書きを目指して『考える』を覚えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 19:55:13
245615文字
会話率:8%
私、結城美咲(ゆうきみさきは)アラサーの会社員。独身で彼氏は居ない。
中堅の商社で営業を担当している。
今日は仕事が一段落したので、居酒屋でも行ってお祝いでもしようかと。
一人で。しかし……。
本作は武 頼庵様ご主催の「さいかい物語企画」参
加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 20:00:00
4572文字
会話率:26%
俺の名前は佐藤友樹(さとうともき)24歳。入社して2年の中堅商社の営業だ。
俺が所属している第2営業課には、高橋瞳(たかはしひとみ)さんという営業事務の女性社員が居る。
髪を三編みにして、分厚いレンズのメガネを掛けている。不細工という訳では
ないのだが、地味で物静かな女性だ。
他の課の人は恐らく知らないだろうが、彼女は「デキる」。そんな彼女が少し気になっている。
この作品は、そんな佐藤さんと高橋さんの物語です。
この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様&XI様が主催する『穏やか事務員さんの真実!!企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 09:00:00
5596文字
会話率:35%
お頭にも弟分たちにも信頼され、山賊団の中では中堅になってきた。俺は仕事にはプロとして全力で臨む。自分のキャラに合わないことも厭わない。しかし、陰キャだから…… 時折、辛くなる。もっと、自然体で働きたい。
そんな山賊の苦悩を描いたお話。
最終更新:2025-04-18 07:00:00
2347文字
会話率:13%
東和銀行南支店に勤務する野村は45歳、銀行員として23年のキャリアを持つ平凡な中堅社員。「支店長が変わるらしい」という噂から物語は始まる。野村は8人の支店長交代を経験してきた中で、いつも繰り返される世代間の対立を見てきた。
ベテラン社員たち
は「近頃の若い者は…」と若手を批判し、若手社員たちは変化を恐れる古参社員たちに不満を抱く。そんな中、新しく着任した森本支店長は野村に課長への昇進を打診する。
組織内の人間関係に翻弄されながらも、野村は一貫して自分の信念を持ち、若手にも理解を示す姿勢を貫いてきた。その姿勢は新入社員や同僚、そして支店長からも静かに評価されていた。
野村は昇進の打診を一度は断るが、佐藤課長との対話や行きつけの居酒屋の店主・山田との会話を通じて、自らの役割を再認識していく。
最終的に野村は課長就任を決意し、新入社員たちに「若者に理解を示しつつも、自分の信念をしっかり持ち続ける人間が本当に信頼される」という自らの哲学を語る。
世代間の断絶と理解という、人類が群れを作った太古の時代から続く永遠の課題に向き合う、一人の平凡なベテラン社員の内面を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-16 07:39:23
8693文字
会話率:58%