身分に応じて肉体改造が施される世界。
・武士は筋力・反応速度強化、伝心能力付与
・肉体労働する百性は筋力強化
・御庭番は役目に応じた特殊改造
お江戸日本橋で百人以上をいっぺんに殺す辻斬りが出た。白昼の凶行にも関わらず、その姿を見た者がな
い。下手人は反応速度強化体の中でも最上級の速さを誇る超疾風と考えられ、これを捉える動体視力を備えた者が居合わせなかったのだ。
将軍お膝元での不祥事、ましてや下手人が超疾風であることから旗本である可能性が高い。幕府の威信をかけて将軍直属の特務機関・御庭番に下手人討伐の命が下った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 12:00:00
25263文字
会話率:60%
辻斬りに遭遇した源之進。
おせっかいで好奇心旺盛な遠野に言いくるめられて、下手人捜しを始めることになった。
今回はあやかしはなし! ですが「夜叉神峠」と合わせてお読み頂けると、より楽しんで頂けると思います。
登場人物のキャラと男同士の友情も
お楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 11:00:00
23596文字
会話率:39%
幕末。奇怪な少年が居た。
その者、新選組十一番隊隊長、盲目の女剣士、無類の戦好き。
◆◇◆あらすじ◆◇◆
盲目の小さな剣士が居た。
白妙の布で目元を隠し、藍の髪と深い碧眼を持つ、奇怪なその剣士の正体は、女子であった。
辻斬りの下手人と
して捕縛された彼女は、その身を新選組に置くこととなる。
盲目ながら、獣のように戦う腕利きの二刀流剣士であった彼女の手綱を握ったのは、新選組"鬼の副長"、土方歳三。
因縁の相手長州・土佐との戦い、失明の過去、ふざけた日常、恋の行方を辿る、彼等が生き抜いた軌跡の物語。
ーーーーー
しおり、コメント、レビュー、下さった方、本当にありがとうございます。執筆の糧になってます☺︎
基本は史実に基づきつつ、普段歴史ものを読まない方にも読んでいただけるよう書いています。
2021.4.16 執筆開始
直近約1年休載しておりましたが、再開しました
※歴史・史実と異なるところがあります。
※この物語はフィクションです。
※普段歴史ものを読まない方でも大丈夫かと思います(適宜注釈付き)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 18:48:19
290070文字
会話率:55%
フランス革命で数多の人間を処刑してきた断頭台(ギロチン)が、処刑人として名を知られるサンソン家から失われた。その約二十年後、維新の嵐が吹き荒れる日本で、見事な切り口で首を斬る手口の殺人事件が横行する。
幕府の処刑人として名高い山田朝右
衛門の養子である山田半左衛門吉直は当初下手人と疑われ、その疑念を晴らすため事件の調査に乗り出す。そして、アンリ・サンソンの子孫を名乗る男装のフランス軍少尉アンリエット・サンソンと出会うのであった。
遠く離れた地で生まれた処刑人の一族の運命を背負う者同士が、血と怨念の連鎖を終わらせるため、明治元年の日本を駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 20:55:02
133550文字
会話率:38%
バ美肉してたら何故かリ美肉してたごく普通の男子高校生。下手人は神様で高校卒業までに登録者10万人いったら元に戻してくれるらしい。リスナーに相談したりした結果、出来るかどうかは置いといてとりあえず登録者10万人を目指す事にしたVtuber『神
乃ヒカリ』の明日はどっちだ。
配信回には【✨】が付いてます。
他にも作品があるので不定期更新になると思いますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 23:39:41
62722文字
会話率:47%
バ美肉してたら何故かリ美肉してたごく普通の男子高校生。下手人は神様で高校卒業までに登録者10万人いったら元に戻してくれるらしい。リスナーに相談したりした結果、出来るかどうかは置いといてとりあえず登録者10万人を目指す事にしたVtuber『神
乃ヒカリ』の明日はどっちだ。
今回は今後現れる初見さん向けに自己紹介配信をするお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 15:52:28
7255文字
会話率:35%
三年ぶりになろうへ戻ってきた男が送る(色んな意味で)悲しき現代ダークファンタジー、開幕!
時は令和。
さる界隈で暴れ過ぎたために追放された三十路過ぎの底辺なろうユーザーのバーチャル害獣は、
自身の実力と才能の無さを改めて思い知り一次創作で
の再出発を決意――
なに? 作者の自己紹介じゃなくて作品の紹介をしろって? まぁそうだな。
じゃ、改めて……
時は令和初頭。人類文明の影に超常の存在が潜む時代。
会社員の北川ナガレは得体の知れぬ怪異らの襲撃に見舞われ婚約者と死別、続けて自らも命を落とす。
愛する婚約者、マナミとの輝かしく幸福な未来が潰え、最早これまでと諦観するナガレ。
……だが彼の命は尽きていなかった。
謎の声に導かれるまま死して尚生ける屍……異形のリビングデッドと化したナガレは、愛する者を喪った悲しみに身を焦がし、怪異らとの裏に潜む黒幕への復讐を決意し動き出す。
例えその先に何が待ち受けようとも、彼は臆さず進み続けるであろう……己の生涯に決着をつける、その瞬間(とき)まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 22:57:48
342919文字
会話率:37%
御機嫌よう、読者の皆様。
私(わたくし)はヨランテ・キュラソー・オズワルド・ルイン・ラヴェンナ・エリクサー・セルカリア・トランセンデンス・オーマ・レディオアクティブ・スパルガヌム・カインドネス……
ガス爆発事故に巻き込まれ命を落としたと思っ
ていたらなぜか乙女ゲームの世界に転生してしまっていた、どこにでもいる戦闘型悪役令嬢ですわ。
破滅エンドの回避序でに、ゲーム世界の裏に潜む陰謀と闘いながら元の世界に戻るべく日々東奔西走していた私は、ある時あの憎き女……ゲームの主人公を務める我が仇敵フーミカー・キヨミズ・ヴォーカムエー・ヨスティークォ・シェンギエンの罠により、乙女ゲームの世界でも元居た世界でもない謎の平行世界に飛ばされてしまいましたの!
これだけでももう意味不明、どうにかなってしまいそうなカオス極まる状況ですけれど、その上飛ばされて早々、ホラー映画差乍らのゾンビ軍団に襲われ大ピンチ!
さらには何故か戦う力も奪われて、ただの"若干格闘技が上手くて微妙に身体能力が高いだけの悪役令嬢"になってしまった私にできることといえば、精々逃げることくらい!
まさに絶体絶命! 体力も限界になりかけてもうお終いと思ったその時、私を助けに現れたのは……
コート姿の変質者!? しかもなんだか薄気味悪いお面なんてつけて、爆弾でゾンビを吹き飛ばして……いやちょっと、それはおかしいでしょう!?
普通こういう時って明らかにヒーローめいたイケメン様とか、今一パッとしないような、なんか平凡で冴えないけど確かな信念と優しさを持った殿方なんかが駆けつけてくれるものではなくて!?
なんでよりによってこんなゾンビと大差ない……いやもうゾンビよりヤバげな妖怪変化にしか見えない、絵に描いたような変質者が現れるんですの!?
……まあ、危ない所を助けて頂いたのは紛れもない事実ですけれども……なんか納得できませんわ……!
しかも話を聞くにどうやらこの変質者、私以上の"ワケあり"だったようで……?
ああんもう! これから一体どうなってしまうんですのー!?
※本作は『デッドリヴェンジ!-最愛の婚約者共々殺された筈が俺だけゾンビ化したのでとりあえず下手人に復讐します-』本編第10話ぐらいの時間軸で起きた出来事を描く番外編のようなものですが、本編未読の方でも多分お楽しみ頂けると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 19:23:35
40425文字
会話率:59%
弥生下旬早朝。古隅田川に隅田村の世話人弥助の斬殺死体があがった。検視の結果、下手人は二人で一人は左利きだ。
天下普請で江戸に職人が増え、野菜が大量生産され下肥が値上がりした。下肥を買う百姓を気遣う肥問屋の大番頭仁吉は、弥助と石田浪人に、
吉田屋を通さず直に下肥を買いつけさせが、その際、弥助が、肥問屋の主の廻船問屋吉田屋吉次郎の奉公人に顔を見られていた。特使探索方は、下肥商いの縄張り争いで吉次郎が弥助に刺客を放ったと推察した。
弥助の葬儀の日、肥問屋の仁吉が、吉田屋吉次郎のさし向けた浪人三人を伴って弥助の葬儀に現れた。浪人が特使探索方の藤兵衛に因縁をつけて斬ろうとしたが三人は唐十郎と石田に捕えられた。吉次郎は甥と偽って、亡き香具師の元締の藤五郎の跡目を継いでいたが、実際の相続権は藤五郎の養女のお藤が持っていた。この事もあり、吉次郎が、下肥商いの縄張りを荒した肥問屋の仁吉とお藤に、五人の刺客を差しむけるが、刺客はお藤が仕込んだ眠り薬入りの酒を飲んでたやすく唐十郎と石田たちに捕えられ肥樽に入れられた。
唐十郎は与力藤堂八郎と肥問屋に、翌早朝、浪人たちを舟で茅場町の大番屋へ移送すると告げると、肥問屋の裏から、奉公人が吉次郎に事の成り行きを知らせに走った。
ただちに唐十郎と藤堂八郎は捕縛した刺客たちを舟で茅場町の大番屋へ移送し、翌朝の吉次郎が放つ刺客の襲撃に備えた。
その夜、吉田屋の奥座敷で吉次郎が鎌鼬に殺害された。
翌早朝、刺客七人が新大坂町の吉田屋の蔵を出て舟で大川を溯った。刺客たちの舟を囲んだ十艘の部切船から、船頭と人足たちに扮した特使探索方と町方が肥柄杓で刺客に下肥を浴びせ浪人たちは下肥まみれになって捕縛された。
朝五ツ半(午前九時)。検視方の日野徳三郎と町医者竹原松月は吉田屋吉次郎を検視し、鎌鼬の仕業と判断した。検視の場で与力藤堂八郎は刺客に下肥を浴びせて捕縛した唐十郎の奇策を話し、こたびの下肥騒動に下るであろう沙汰を説明した。廻船問屋吉田屋は取り潰し。家族は島流し。奉公人は所払い。刺客は打ち首を免れない。
お藤は亀甲屋の奉公人を守るため香具師の元締藤五郎の養女であることを隠していたが、こたびの下肥騒動解決に夫仁吉とともに協力したこともあり、御上は肥問屋吉田屋を存続させてお藤に香具師の元締め、藤五郎の跡目を継がせる策を講ずるらしかった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-21 08:35:22
40275文字
会話率:37%
天下普請の触書が交付され普請がはじまった。運送のため大八車が増えた江戸市中は大八車の事故が増えた。そんな深夜、廻船問屋・亀甲屋に奉公している孝行息子のの大八車の車引き・六助が掘りに浮んだ。六助の後頭部の首に、蜂に刺されたような傷があり、検
視した徳三郎と町医者・竹原松月は、鍼灸の鍼のような物で刺殺されたと判断し、唐十郎たち特使探索方と町方は前日の六助の足取りを探った。
その夜。米問屋・山形屋吉右衛門が六助と同じ手口で殺害されて掘りに浮いた。
さらにつぎの夜。鍼師・室橋幻庵も同じ手口で殺害されて掘りに浮いた。
唐十郎たちの探索から、六助が山形屋吉右衛門に依頼されて、鍼師・室橋幻庵宅へ、御禁制の阿片を仕込んだ菓子折りを配達していたらしいことがわかった。
菓子折りの匂いに気づいた六助に、山形屋吉右衛門が菓子折りの菓子に薬がしこんであると話したため、阿片を抜け荷していた廻船問屋・亀甲屋を営む香具師の藤五郎が二人を口封じしていたが、唐十郎たち特使探索方はこのことを知らずにいた。
その夜。六助を雇っていた亀甲屋の藤五郎が鎌鼬なる者によって斬殺された。
特使探索方と町方の家宅改めで、藤五郎の部屋から錆びた二本軸の銀の平打簪と玉簪が見つかった。室橋幻庵が妻に買いもとめた簪だった。これらの簪の軸は鍼のように使える。
特使探索方の聞き込みから、六助や米問屋・山形屋吉右衛門が殺害された深夜、二人が藤五郎とともにいたことがわかり、六助と山形屋吉右衛門を殺害した下手人は藤五郎と判明した。藤五郎の阿片の抜け荷の解明と鎌鼬なる者の捕縛は未解決であった。
鍼師・室橋幻庵宅の家宅改めで、幻庵の子息・和磨の部屋から血の着いた布に包まれた二本軸の金の簪が見つかり和磨が幻庵殺害を自白した。山形屋吉右衛門が御禁制の薬を六助に漏らしたと知った幻庵が、六助と山形屋吉右衛門を殺害したと思い、和磨は父を許せなくなって殺害していた。和磨は菓子折りが御禁制の薬と薄々気づいていた。
徳三郎は与力の藤堂八郎を通じて和磨に、父を思うが余りの殺害であったことを奉行所の吟味と評定で述べるように伝え、温情をかけてもらうように助言する。
後日。奉行所の温情により、和磨は島送り、家族は江戸所払いになった。また、廻船問屋・亀甲屋は阿片の抜け荷を摘発され、駿河の芥子栽培人ともども捕縛された。
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最終更新:2024-06-18 08:00:00
47872文字
会話率:43%
ある日。須坂藩主の腹違いの三男浪人の日野唐十郎が忍びの女から妖刀を渡された。
その夜。廻船問屋讃岐屋に入った賊が何者かに斬殺され、讃岐屋の抜け荷が発覚した。斬殺された賊を検視した日野道場の主で、甥唐十郎を我が子のように思う伯父日野徳三郎
は、下手人を剣の達人と判断した。巷ではこの下手人を鎌鼬と噂した。折しも幕府が草案中の天下普請の触書が巷に漏洩し、商人が天下普請に関係する商品を値上げすることが懸念された。
翌夜。天下普請で儲けを企む談合の帰り、材木問屋紀州屋の主と味噌問屋甲州屋の主が斬殺された。仏を検視した徳三郎は、鎌鼬と呼ばれる下手人による事件と判断した。
奉行所は、下手人が剣の達人では町方に事件解決は困難とみて鎌鼬なる下手人捕縛に日野徳三郎を特使探索方に任じた。唐十郎と大工の藤兵衛と弟子正太は徳三郎に協力する。
徳三郎だけでは人手不足と考え、大老堀田正俊は剣術試合を催して勝者である日野徳三郎の甥唐十郎、子息穣之介、門人坂本右近を幕府剣術指南役補佐に抜擢し、実質は勘定吟味役直属の特使探索方に組み入れ、大工の藤兵衛と弟子の正太を徳三郎の配下に組み入れた。特使探索方は大老堀田正俊の秘密の策であった。
事件を探索するうちに、唐十郎は、天下普請にかこつけて若年寄稲葉正休が勘定奉行彦坂重治を通じて商人たちに圧力をかけて賄賂を得ているのを知った。
大老堀田正俊はすでに若年寄稲葉正休の不正を知り、特使探索方に稲葉正休の魔の手が伸びると懸念して唐十郎に自分の養女で忍のあかねを妻として娶らせ、特使探索方の家族を警護させ、勘定吟味役荻原重秀に勘定奉行彦坂重治を調べさせていた。
だが、堀田正俊は唐十郎が警護できない城内で稲葉正休に刺殺され、その場にいた幕閣たちにより稲葉正休は斬殺された。御上が生類憐れみの令に反対する大老堀田正俊を、大坂淀川の治水事業に関して意見対立した稲葉正休に命じて暗殺させたと噂された。
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最終更新:2024-06-14 10:04:37
31892文字
会話率:38%
食べることと菜作り(農業)が大好きな大御番の番士を勤めるお人好しの殿様が多芸で茶目っ気のありすぎる小人目付に翻弄されつつ、友人と家臣を殺された仇を打とうとするお話。
三百石の旗本で大御番の番士である筧孝四郎は、ある夜何者かの襲撃を受け、一
緒にいた友と家臣を殺される。自身は弾みで川に落ちて助かったことを悔やみ、目付の下手人探索に協力し、友と家臣の仇を打つことを誓う。
……が、探索の場に現れた二人目の、小人目付でも五本の指に入る争うほど優秀だと聞かされていた小人目付は、孝四郎の予想外の嗜好の持ち主だった。
そして、次第に見えてきた孝四郎の知らない友の顔。友の死は、悪事に加担したゆえだったのか?
* 飲酒シーンが多くなりそうなこと、日本刀による殺し/斬り合いがあるので、R15にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 00:10:00
111884文字
会話率:35%
何者かに母親を殺された主人公が、その母親を殺した下手人について近づいていくストーリー。
最終更新:2024-02-04 13:33:06
84306文字
会話率:32%
文久三年(1863年)八月のある日、壬生浪士組隊士|林信太郎と松本喜次郎は副長である土方歳三と山南敬助に呼び出され、隊士である佐々木愛次郎殺害の下手人を見つけ出すよう命を受ける。
隊内の信頼厚い信太郎と、変わり者で隊内で孤立している喜
次郎。この任務を機に、正反対の二人は多くの事件に関わっていくことになる——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 06:00:00
18169文字
会話率:47%
公爵家令嬢エリシアは王子の婚約者として従順に生きてきた。
そんなある日、王子が自分の暗殺計画を立てていることを知ってしまう。
打ちのめされるエリシアだが、そこで怪しい魔法使いが乱入。下手人たちを容赦なくぶちのめしてしまう。
それを目撃したエ
リシアは心機一転、幼い頃からこっそり鍛えていた魔法で王子をぶん殴って国を出奔。自由に生きていくことを決める。
その矢先、例の魔法使い・ダンテと再会し――。
「なかなか面白い才能を持っているようだな。俺と組まないか? 俺たちで世界樹の宝を手に入れようぜ」
「いいでしょう。では、契約成立ということで」
エリシアはダンテのもとでメキメキと力をつけ、ダンジョンに潜り、様々な出会いを経験する。
やがて彼がエリシアにとって大事な人となったとき、エリシアは自身の成すべきことをようやく見つける。
必ずや彼の人生を薔薇色に変えてみせる、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 09:31:43
85701文字
会話率:45%
世界滅亡の危機を脱した錬金術師が世界滅亡の危機を引き起こした下手人(好きな人)に別れの挨拶を言いにいく話。
最終更新:2023-10-22 20:10:12
17592文字
会話率:43%
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸
っ子たちはいう。
池田播磨守頼方は、遠山の金さんこと遠山景元の後任の町奉行だ。あの、国定忠治に死罪を申し渡した鬼の奉行として恐れられていた。しかし、池田が下す裁断は、人情味に溢れる名裁断として江戸市民たちの評判を呼んでいく。
幕府勘定役組頭の奥田源右衛門(おくだげんえもん)が殺された。深夜に、屋敷で首を刺されていたのだ。下手人はどうも、奥田が毎夜のように招いていた女のようだ。奥田は女好きとして有名で、その筋の女を買うことが少なくない。
その関係の殺しとも思われたが、調べが進むと、お役目に関わる事情が浮上して来た。
町奉行池田播磨守は、どうやって犯人を追い詰めるのか。そして、どのような裁断を下すのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 21:04:40
37151文字
会話率:50%
時の大臣、毛野義円が暗殺された事から端を発する戦乱は、この山右地方においても例外ではなかった。この当時の山右地方の群雄であり、毛野家にも連なる名門である高崎満豊、通称三郎右衛門は大臣暗殺の下手人にして山左地方の大国、清顕国の太守村上祐光を
大臣暗殺後に出た追討令から僅か三日で処刑、村上領である清顕を始め引上そして米咲は高崎氏の所領となった。だが、大臣の座が空白である現状、政局の混乱は明らかであった……。
……尚、当作品は「ノベルアッププラス」の同名の作品「異世界ジパング戦記 ~いつか世界へ~」を下敷きとしております。URLはhttps://novelup.plus/story/949304371で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 18:00:00
12515文字
会話率:66%
卑しい育ちのイーシャルは、義勇軍に身を投じて武勲を上げ、遂には“剣聖”として国中に知られる英雄となった。しかし、そんな彼に待ち受けていたのは、“火炙りによる公開処刑”というあまりにも悲劇的な運命。物語は、死の直前のイーシャルの回想から幕を開
ける――。
【第一章】辛くも生き延びたイーシャルが、正体を隠しながら暗躍し、“傷跡の聖者”の二つ名を与えられるまでの物語。
【第二章】美貌の篤志家の身辺警護を依頼されたイーシャルが、暗黒街の巨悪に立ち向かう。
【第三章】ゼルマンド戦役の英雄たちが、不可解な死、失踪を相次いで遂げる。人々は下手人を“英雄殺し”と呼び、その正体をイーシャルだと見做す。“英雄殺し”とは何者か? イーシャルを密告したのは誰だったのか? 全ての謎が明らかになる――。
※アクション文芸部門で、【四半期&月間&週間&日間ランキング1位】を達成しました。応援して下さった読者の皆様、どうもありがとうございます!
※不定期更新中
※感想の一部には、物語の重大なネタバレが含まれております。閲覧の際はご注意ください
※副題の“~死刑を宣告された最強の暗黒剣士、再び英雄へ~”を削除しました(2019.2.8)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 00:00:00
560087文字
会話率:25%
聖炎の街。その街は四方を険しい自然と、獰猛で巨大な体躯を誇る魔獣に囲まれながらも、古くからの歴史があった。人々の暮らしの要になっているのは聖炎。聖炎の加護により、魔獣は人の領域に足を踏み入れることができず、人もまた聖炎から力を授かり、魔獣を
狩ることを生業としていた。
ある日、聖炎を燃やし続けるために必要な火種が、何者かによって食われてしまうという事件が起こる。下手人の名はゼテス。罪人だというのにヘラヘラしており、反省の色が微塵も見られない。
ゼテスは贖罪として火種を持ち帰ることになる。案内人となったのは街一番の嫌われ者、厄介者、鼻つまみ者、問題児、一匹狼、それらの言葉全てを一人で満たす女ライザ、その怒りやすさと暴力性から狂獣令嬢というあだ名があった。殴り合いという最悪の出会いから始まった二人は、お互いへの不平不満を隠しもせずに、聖炎の火種を取りに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 04:30:55
73753文字
会話率:39%
慶長17年(1612年)3月、佐々木小次郎は、京都で勇名を馳せた剣客・宮本武蔵との試合を前に、修練の日々を送っていた。
既に五十代に達した小次郎に対し、武蔵は三十代の脂がのり切った頃である。
小次郎が指南役を務める小倉藩主・細川忠興が直
に命じた戦いで、幕府と小倉藩の暗闘が背景にあるらしい。
きな臭い話だが、小次郎には必勝の自信があった。
秘技・燕返しが初見の相手に破られるとは到底思えなかったのだ。
しかし武蔵のみならず、何故か公儀隠密・柳生一門までも暗躍。小次郎が娘のように愛おしむ若い下女・お浜が何者かの手で誘拐された。
取り返すべく、かどわかしの下手人から指定された場へ一人赴く小次郎。
だが、そこに潜む恐るべき罠が、来るべき決闘の行方に大きな影響を与える事を、彼はまだ知らない……
〇アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 06:26:31
14301文字
会話率:28%
第三章 2/8(月) 17時過ぎ開始
妹達の冬休みバカンスが終わり、久しぶりに初音さんにあったら、何やら初音さんがご機嫌ななめ。それをフォローすることなく笑い飛ばしたら毒を盛られた。
その毒は寝るたびに一日遡行する効果があるらしい。俺
は日にちを遡る事で帰ったはずの妹達と再び合流し初音さんの部屋に解毒剤を奪取に向かうのだが……
第二章
やっぱりやりやがった。なんとなく、どことなくタダでは起き上がらないどころか、見境なくなる。と言うか……初音さんの妹達だもんね。広州に遊びに行った俺達ご一行はクレープの割引券と一緒に渡された招待状ならぬ果たし状を読んで、妹達、激昂。広州軍区の特殊部隊と再びの小競り合いを起こし、終いには開発区の1ブロックを消滅させちまった。あ~。どうしよう……
第一章 だいたいの内容
異世界ならぬ異国に搭乗チケット一枚で召喚された永遠の若手の俺。
ここで知り合った日本食レストランの接客適当美人部長の初音さんと深圳に遊びに行ったのが全ての始まり。正規のルートで出入りのできない初音さんは行きのルートは検問突破、帰りのルートは地雷原の突破を試みた。俺はその地雷原を安全に渡り切る代わりに自称女神の初音さんと訳もわからず、契約を結ばされる。初音さんが取った方法は雷の魔法をぶっ放す事。
無事にかどうかは知らんが地雷原を渡り切った後日、俺は深夜の道端で雷撃による襲撃を受けホテルの自室で目を覚ました。
雷撃の下手人は初音さんの美人妹。こいつも一癖ありそうだが、さらに下の妹を呼び寄せて冬休みの間、俺の部屋に居ていただける?(のぞんちゃいない)ことになったのだが……
この自称女神と俺の日常異国ライフを余すことなくお伝えする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 14:36:54
128623文字
会話率:37%
草原の遊牧民の一氏族、ヴィスカベルの長の娘エイカは、ディナル氏族の長たち暗殺の咎で一族を皆殺しにされ、下手人として差し出される。
刑の執行を保留され、食客としてディナル氏族で日々を過ごす中で、長の息子ラハムやその妹ミルカとの絆を育んでゆく。
同時に、おぼろげながら見えてくる事件の背景、そして動き出す新たな陰謀。
果たしてエイカは、友を守り、氏族の潔白を明らかにすることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 22:25:18
17832文字
会話率:41%
長屋住まいの研ぎ師の娘さとは、ある日自分以外の家族を鏖殺される。下手人の動機となったのは、さとが姉と慕う人のありえぬ虚言であった、
そのことを友人から聞き及んださとは、意を決してその姉に、虚言の真偽を問い質しに向かう。
打ち消しきれな
い疑惑の中に、隠れん坊への期待を抱きながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:00:00
9631文字
会話率:14%