「胸を揉ませてください!」
――完全に勢いだけだった。
ナンパされていた美少女を助けるため、俺・風間悠斗が叫んだこの一言。結果、ナンパ男はドン引きして逃げていった——が、当の本人からの視線が痛い。
「……最低」
冷たく睨む彼女は、名
門・御影学園の“茨姫”こと氷室透華。どんな告白も容赦なく切り捨てることで有名な美人だと後から知った。
助けたのは偶然だったし、それ以上関わるつもりはなかった。なのに、なぜか透華と顔を合わせる機会が増えていく。
「お前、私に気安く話しかけすぎ」
「そっちが勝手に絡んでくるんだろ?」
最初は冷たい態度のままだったのに、ふとした瞬間に垣間見える違う表情が気になる。関係が進展しているのか、それともただ翻弄されているだけなのか——。
じれったい距離感から始まる、不器用なラブコメが今、動き出す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 08:25:58
13849文字
会話率:45%
思い出したくもない日
人生でいちばん会いたくなかった日、私は深く傷つけられた。
放課後デイサービスの利用者として訪れた場所で、あいさんは職員から思いもよらない言葉をぶつけられる。
「あなたのお子さんのレベルが低すぎる」――その一言は、ただ
の評価ではなかった。お金を払ってサービスを受ける立場でありながら、人格すら否定されるようなその言葉に、怒りと悲しみが心を突き刺した。
けれども、その怒りはやがて「誰かを救いたい」という願いに変わっていく。
自己肯定感を奪われ、理不尽な現実に涙する人たちへ。
あの日の私と同じように傷ついている誰かへ。
今、あいさんは電話占いやチャット占いを通して、悩みに寄り添う日々を歩んでいる。
本作は、怒りと絶望の淵から、やさしさと希望を取り戻すまでの記録であり、
傷ついた全ての人に向けた、静かで力強いエールである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 04:58:29
610文字
会話率:5%
不定期更新になりました。
少年好きが好きを爆発させて、少年だらけの正当派中世異世界ファンタジー書けばこうなる。
少年だらけのファンタジー!世の中半分いるはずの女の子の存在は、……ほぼ忘れてます。
赤い髪と色違いの目を持つリリスは、奇異な外
見から親に捨てられ孤児として風の精霊女王セフィーリアの元で使用人として、魔導師として育つ。
だが、精霊王達に王位継承の承認を得る世継ぎの王子キアナルーサの旅に同行したことから自分が王子の兄であることを知った。
国を乱すことを恐れ、変わらず使用人生活を送ろうとする彼だが、隣国トランの脅威が高まりアトラーナの危機が迫る。
暗躍する隣国の魔導師リューズに対抗するすべはあるのか、彼は何者なのか、そしてリリス自身の隠された秘密も明らかになって行く。
長編。
更新は不定期、月水金。土日はPV少ないので休みです。
のんびり更新していきます。気長にお付き合いしてやるぜって方、よろしくお願いします。
**単独で楽しめますが、背景を知るため人物紹介を先にお読み下さい。
旧作あらすじをプロローグに付け加えました。
「赤い髪のリリス」は、私のかなり初期の小説です。
お読みになる剛気なお方は、人物紹介はネタバレになりますのでご注意下さい。
他に登場人物にスポットを当てた短編集があります。
https://ncode.syosetu.com/n9252fo/
************
各話感想一言でもオッケーです、よろしくお願いします。
お気に召しましたら、ポイント頂けると励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 00:26:54
1236003文字
会話率:29%
主人公サトミが、除隊してポストアタッカーになるまでの物語。
時代は第4次世界大戦の戦後。
ガソリンが枯渇して移動の主流が馬に、インフラ破壊されて電話は政府が運営する衛星通信しかない高級品になり果てた、文明が少し戻った感じの、近未来アクション
。
特殊部隊の少年兵だったサトミ・ブラッドリーは、銃社会でなぜか日本刀使い。
戦後、除隊して両親が居るはずの実家を目指したが、彼の家族は行き先を告げず引っ越したあと。
探すすべを失い、とりあえず旅の途中で出会った、なぜか喋る馬?のビッグベンと家で暮らすことに。
平和〜な日々が漫然と続く……かと思ったら。
15才なのにヒマでボケそうな彼を郵便局がスカウト。
それは速達業務のポストアタッカー、早馬で盗賊を蹴散らし、荒野を越えて荷物を届ける仕事。
しかしそんな彼らはその時、地雷強盗で重大な危機を迎えていたのでした。
血で血を洗う特殊な部隊にいた彼が、一般の普通〜の人々に囲まれ、普通を目指すポストマンのあまり普通じゃないお話。
危機って聞くと腕が鳴る、困った元少年兵の、荒廃したどこかの国の未来の物語。
旧作設定をベースに新たに書き起こしました。
旧作とは少し設定の違いも見られます。
*各話感想書けるようになりましたね、一言でもオッケーです、よろしくお願いします。
ここは拍手お礼とかないので、10pt増えるごとに1本短編書こうかなあとか考えてます。
短編で誰が主人公とか、次回作ご希望ありましたらマシュマロ投げて下さい。
https://marshmallow-qa.com/llx10536098?utm_medium=twitter&utm_source=promotion折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 14:19:27
130720文字
会話率:25%
地球人ゼロの古代から中世風までの異世界。地球の常識というツッコミ不在。主人公セナを中心に、少し風変わりなリコピン村の人々の日常……、のはずだが、どうやら台風の目だったらしく、周りは、世界は巻き込まれて荒れ狂っていくような? そんなお話です。
※野暮な注釈。
度量衡、神話、動物植物鉱物、はてはネット用語などなど、地球の名称を多数使いますが、あくまでイメージしやすいよう地球の似た言葉に置き換えているというテイです(一言で言うとウィキ情報とは別です)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 00:00:00
71064文字
会話率:28%
オーフィ王国、この国は大国と呼ばれている程に多くの領地を持ち多くの民が居る
そしてそのオーフィ王国の第4王女、コルネリア・オーフィは美しく心優しい王女として有名であった
その正体は王位に興味は無くメンタルが弱いが故に王城に引き込もり貴族、騎
士の前にすら殆ど出ない人見知りの箱入り娘
平穏に王城で暮らす予定だったコルネリアは王の一言によって王位継承権を持つ者の争いに巻き込まれてしまった
巻き込まれたコルネリアの選択は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 23:44:42
11163文字
会話率:58%
人間であれば必ず一つ魔法が使える世界の中で、ランスは生来魔法が使えなかった。
親に捨てられ、路頭に迷い倒れていたところを「博士」を名乗る男に拾われた。
それ以来ランスは博士の家で、「科学」の研究をしていた。魔法の否定を前提にした「科学」は
異端思想として扱われるため、その研究は隠れ家のような家で、誰にもバレないようにひっそりと行われた。
どんな大発見が起ころうとも、博士以外に認められることはなかったが、そんな生活がランスには平穏に感じられた。
ずっとこのまま、何もなく、死ぬまで研究をするつもりだったが、ランスが16歳になったある日、博士の一言から全てが変わった。
「国立魔法学校の入学試験を受けてみないか?」
なぜ博士は魔法が使えないランスにそう言ったのか、博士は語らぬうちに死んでしまった。その答えを知るには、魔法学校に入学するしか知る道はなく、ランスはほとんど諦めていた。
ポストに入った、合格通知書を見るまでは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 20:10:00
372766文字
会話率:29%
一言で言うとタイトル詐欺——(作者)
——運命なんて、ぶっ壊せ——
魔術が全てを支配する世界に、一人の転生者が現れた。
無詠唱魔術を操る少年カイルは、学園で規格外の才能を振るい、誰もが彼に目を奪われる。だが、その隣には魔術が使えな
い「落ちこぼれ」ルカと、落ちぶれた「用無し女騎士」セリスがいた。
嘲笑と偏見の中、3人は出会い、ぶつかり合い、そして絆を深めていく。
学園生活の中で芽生えた友情は、魔術と剣が交錯する戦場で試され、知られざる歴史の闇に立ち向かう力となる。
これは、天才と凡才、魔術と騎士道が織りなす青春と戦いの物語。
笑い、涙、驚愕——全AIが泣いた、魂を揺さぶる王道ファンタジーがここに開幕!——(誤字チェックしたAI)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 20:10:00
61430文字
会話率:33%
『HOP-13-326』――
この世界には多くの輝き、色、物語がある。
一言でまとめるならここは『Vライバーが暮らす世界』だろう。
これは、その『HOP-13-326』に存在する、『月』という小さな衛星から始まった『永く、美し
く、悲しい物語』だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 20:00:00
218469文字
会話率:51%
異世界の森に倒れていた僕は旅商人であるアラミと名乗る美少女に助けられ、帰るところもないので彼女の商売を手伝うことに……したんだけど、どうやら目の前の出来事に首を突っ込んでいくタイプらしく、僕は彼女の行動に振り回されることになる。
盗賊を退治
したり、犯罪者を街から追い出したり、あらゆる魔法を使えたり、誰よりも先人切って戦場を駆け回ったり……。
とにかく彼女が最強の一言に尽きる。
そんな最強旅商人と共に旅をする異世界ハイスピードバトルコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 19:30:00
77166文字
会話率:48%
「呪文一言で江戸異世界へ。アニメ知識が命綱だ!」
佐藤悠斗は、21歳の冴えないアニメオタクだった。
ある夜、長ったらしい詠唱呪文を叫んでいたら、なぜか江戸時代そっくりの異世界に転移してしまった。
そこは徳川家光が偉そうに君臨する時代。
だ
が、この世界には魔法が存在し、陰陽術使いや妖術使いがウロウロしている。
転移早々、悠斗は家光の日光参詣を襲う豊臣残党の戦場に放り込まれた。
焦った彼は得意の南蛮妖術を繰り出し、「股間が痒くなる呪文」で敵も味方も無力化。
死人ゼロで戦いを終わらせ、呆れられつつも家光に褒められた。
「家臣になれ」と誘われたが、「お役所仕事は面倒臭い」と断り、代わりに金と小太刀をゲット。
「困ったら江戸城に来い」と言われ、悠斗の異世界ライフが始まった。
これから彼は、長くてくだらない詠唱呪文を武器に、壮大でバカバカしい事件を次々解決していく。
家光の偉そうな命令、護衛の困惑、敵の泣き言を巻き込みながら、自由気ままに生きる悠斗。
これは、江戸時代風異世界で繰り広げられる、ドタバタで笑える冒険譚だ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 19:00:00
97207文字
会話率:32%
ゲームの中の悪役令息に転生しました。
この一言で、異世界ファンタジーの小説を読んでいる輩はピンとくるだろう。
悪役令息になって大変だぁ、なんとか生き残らないと、なーんて言いながら原作の知識を使ったり、悪役令息は才能の塊で、子供の頃
から鍛えたら、主人公を上回る力を手に入れて、結局主人公になるんだろ? そして善人プレイをしてヒロイン総取りハーレム一直線だ。
やれやれわかってるんだよ。テンプレだよなと。
うん、ありがちだけど、実際に自分が同じ立場になったら同じことをすると思うんだ。なにせ、ヒロインは誰もが可愛いし、主人公を上回る力で、最後は世界を救う、なーんて展開は夢みたいだ。ハーレムなんて贅沢は言わない、ヒロインの中でも一番好きだった娘と恋仲になれるだけでも喜ばしい。
テンプレ大歓迎、さようならブラック企業で働いていた社畜だった日々。天国の父さん、母さん、俺は剣と魔法のファンタジー世界で楽しく生きていくよ、と。
それが転生して思ったことだ。少しは動揺したけど、小さなことだ。すぐに気にならなくなった。
━━━なぜならば、転生したことが小さいことだと思うほど、信じられないことが起きていたからだ。何かというとだ……。ちょっと転生する前に失敗したことがあるのだ。
なぁ、キャラメイクでルックスYを選んだんだけど………。ルックスYって、なんだと思う?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 19:00:00
363843文字
会話率:48%
カステヘルミは公爵家の次男オリヴェルの元へ嫁ぐことになったけれど、オリヴェルは幼い時から共に育ったユリアナへの恋慕でこちらを見ようともしない。公爵家の長男もユリアナに夢中なようで、初夜で放置をされたカステヘルミは、ユリアナを間に挟んでお茶を
楽しむ公爵家の兄弟を見て、自分が窮地に追い込まれていることに気が付いた。これはユリアナと一言でも話せば、ないことないこと言われることになり、やってもいないことをでっち上げられることになるだろう。公爵家の人々はユリアナを溺愛しているので、誰を信じるってユリアナを信じるのは目に見えているもの!!しかも!しかも!ユリアナは公爵家の二人の息子に対して、恋人のような妻のような素振りで接しているの。ユリアナ様は恐らく『一妻多夫』を望んでいるのでしょうし、公爵家の二人もそれで良いと考えているのでしょう。真実の妻がいると言うのに、お飾り程度の女なんか抱けるか!!ということで放置されたということでしょう。それなら私、是非とも皆様を応援したいと思います!!一妻多夫大いに結構!!今、カステヘルミの大逆襲が始まる。完結お約束! カクヨムにも更新しております!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 17:00:00
320685文字
会話率:49%
『卒業した姉とこれから入学するのではしゃぐ妹』
卒業を迎えた姉・しおりと、高校入学を控えた妹・かおり。
「今日から、しおりんって呼ぶね」──そんな一言から始まる、ちょっぴり不思議で、心温まる姉妹の日常。
謎の「座道部」、突然の腕相撲勝負、
そして変わっていくふたりの距離。
春の訪れとともに、新しい関係がゆっくりと始まる。
笑えて、あたたかい。姉妹の絆が芽吹く、春のひととき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 16:00:00
11795文字
会話率:65%
この世界には、通常の人間と異なり卓越した身体能力・異能を持つ「フォンズール人」がひっそりと息づいている。彼らは進化した別人種であり、優遇され、社会の裏で力を持ち、歴史を巧妙に操りながらその存在を隠してきた。
高校三年の園崎優斗は何の変哲もな
い普通の少年であり、ただ受け身で卒業を待つだけであったが、ある日を境に彼の体と周囲に異変が起き始める。戸惑う少年だったが、謎の刺客が現れ、その人物が告げた衝撃の一言ー「お前はフォンズール人だ」ー自らの正体を知った少年はもう一つの世界に足を踏み入れ様々な事件に巻き込まれる。彼は運命を受け入れ花束を捧げられるのか、それとも自らの力で花束を捧げる運命を作り出していくのかー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 15:53:36
30767文字
会話率:42%
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者によって国家存亡の危機に陥る。
従属せよ。
このたったの一言により、サナリア王国は窮地に立つことになった。
これに従わないで、もし帝国と戦うとなれば全
滅覚悟の死の戦争をしなければならない。
それはアーリア大陸を二分している国家との全面戦争を意味しているからだ。
苦悩の末にサナリア王アハトは、従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わることはなく。
従属したという証を示せとの命令が出される。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事。
更に苦悩することになったアハト王が最終的に決断したのは第一王子フュン・メイダルフィア。
彼を人質として差し出すことに決めたのだ。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では国を背負うことは出来ないだろうとして、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この事がきっかけで、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わる。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
のちに、アーリア大陸に現れることになる偉大なる英雄。
フュン・メイダルフィアの英雄譚が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 12:00:00
2742518文字
会話率:47%
大学を卒業して就職先も決まり、これから新しい環境でさー頑張るぞ!
ってあれぇ!?
扉潜ったら異世界行っちゃった!
腕輪つけて重ね合わせれば、はい変身!
大型魔獣?3大怪人?8大罪?
そんな物まとめてぶっ飛ばしてやらぁ!
できらぁ!
異世界に行ったらヒーローになったSO!!
毎週・曜日・時・ら・・・中!
みん・・・くれ・な!
暗闇の中、光はなく、テレビの音声だけが暗闇の中を走る
音を煩わしく思いリモコンを押せば、ぶつりと音を立てて黒い画面は一瞬明滅し電源が落とされた
「くだらん、何がヒーローだ」
しゃがれた老人の声が響く
後ろから聞こえる女性の啜り泣く声を気にすることなく
老人はただ、消えたテレビを見つめ続ける
そうして、ただ一言だけ
女性へと顔を向けると言った
「残り3回・・・失望させるなよ」
そう言うと、男は肘置きに手を掛けると立ち上がり部屋を後にする
まだ女性の啜り泣く声は止まらない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 07:48:14
452188文字
会話率:51%
《一言あらすじ説明》
記憶喪失になった主人公が色々あって記憶を取り戻すかもしれない物語
最終更新:2025-04-09 07:30:00
2659文字
会話率:49%
読むジャンルの傾向にかなり偏りがありつつも色々な小説を読ませて貰っていますが、作者に一言言いたいことが多々あります。
なんでこんなんだろう、どうしてこんなんだうと。
ですが重箱の隅突き、上げ足取りみたいなもので、作者に言うのも憚れます。
な
ろうが出来て20年経ち、さんざん議論され尽くされた感がありますが、ここでひっそりとチマチマと気になった事を書いていきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 01:00:00
16161文字
会話率:9%
クラスで一目置かれる人気者の神田。
勉強もできて、人当たりもよく、ユーモアもあって、教師にまで信頼されている存在。
でも私は、そんな”完璧すぎる”彼のことが、少しだけ怖かった――あの一言を聞くまでは。
合唱コンクールの伴奏に突然指名された私
と、指揮を任された神田。
放課後の音楽室で、ふたりきりの時間。それは、ほんの始まりにすぎなかった。
誰にも内緒の、放課後の帰り道。
ふたりだけの秘密が、少しずつ心を近づけていく。
まるで音が重なるように、想いも重なっていくけれど――。
これは、不器用で、ちょっとだけ特別な、ふたりの青春の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 00:56:09
5303文字
会話率:40%
「オモイは口に出さなきゃなにも伝わないよ」
ファッション隠キャとファッションビッチ、天上磨(てんじょうま)学園にそんな噂が流れる。
ファッション隠キャと言われているのは、高校一年生の本咲強助(ほんざききょうすけ)。
我関せ
ず、触らぬ神に祟りなし。過去の経験がきっかけで、人と関わることを避けている。
クラスで一人でいることをファッションにして、目立とうとしている孤高の存在。
ファッションビッチと言われているのは、強助と同じクラスの白姫波音羽(しらひめなおは)。
男子受けNo.1、あざとくて可愛い、花のギャルJK。フレンドリーで、誰に対しても分けへだてなく接する。
ただ、自分が感じたことを素直に全部伝えるからこそ、波音羽を嫌っている人は少なくない。女子の多くは波音羽を快く感じていない。
多くの男性に好かれていることをファッションにして、モテるアピールをしている高嶺の存在。
噂を流された二人の出会いが学園と多くの人の運命を変えることになる。
「なにこれ」
一枚の写真。
噂でしかなかった、ファッション隠キャとファッションビッチ、それを事実にしてしまう物が拡散される。
「助けて・・・・・・」
その一言が強助を動かす。
写真を送り、噂を流した存在と、強助は戦う覚悟を決める。
浮かび上がる、真の黒幕。
候補に上がる、学園を牛耳る組織。
———生徒会
なにもない、ただの高校生強助が、大きな組織に抗うことはできるのか。
そして、波音羽を救うことはできるのか。
ファッション○○○から始まる、あざとオモイラブコメディ開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 00:10:00
73987文字
会話率:45%