ウクライナ義勇軍に参加する元自衛官は、狙撃兵として特殊作戦軍に所属していた。最前線でロシア軍を待ち伏せる彼は、ある日、別の義勇軍部隊と遭遇する。それは恐るべき謀略の計画へ巻き込まれる、波乱の旅への始まりだった。
日本では、陸自と海自の一
部がその計画に関わっていた。一連の企ては、防衛省幹部の一人と、CIA局員の構想から始まり、密かに具体化されていった。
ウクライナ戦争は、冷戦時代のように再び東西両陣営の境目を明確にし、分断を深めた。欧米と中露の対立が激化する中、日本は覇権争いの渦に巻き込まれていく。同時に、その地政学的宿命を、好機に変える運命の分岐点となった。
その地政図を書き換えるには、力による政策への転換が唯一の道だったが、現状の日本では、まず不可能だった。
この計画は、その弊害をもたらす体制の一新と、国民世論の正しい誘導が初期の段階になっている。
その決行の時、陸自の精鋭部隊が二つの目標に向って動き始めた。ひとつは国家の中枢部、もうひとつは北方領土だった。
計画通り進めば、最終段階で日本はあるべき大国の姿へ、劇的に生まれ変わるはずだった。覇権主義の国々に脅かされることなく、国民が豊かに暮らせる平和国家として・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 12:00:00
36716文字
会話率:45%
ノンフィクションの宣戦布告、悪夢の始まり
去年冬から始まったロシア軍の大移動を始めとし、本日ついに戦争に至るまでを。そして、戦争の様子を時系列順にまとめていきます。
誰の情報か、どの記事か。豊富なソースを付け、また5分単位のレスポンスを1
分単位に短縮。より信頼性とトラッキング性を向上させました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 07:00:00
3294548文字
会話率:1%
世界遺産になった韮山反射炉やお台場築造、農兵論やロシア軍艦ディアナ号の代わりとなる洋式軍艦ヘダ号を造るなど、幕末に大活躍した36代江川太郎左衛門・英龍の偉業があまり知られていないのはなぜか。
英龍亡き後の幕府は混乱を極め、やがて英龍達が進
めたオランダ式の西洋軍事化をフランス式に方向転換する際に意図的に江川氏の影響力を排除しようとした。
さらに明治時代になると、中央集権国家を目指す政府は領民から圧倒的支持を得る江川氏を疎(うと)んじ、その影響力を削ぐ政策を執る。
数え年わずか10歳(実年齢9歳)で韮山代官となった英龍の5男・英武と英龍の右腕・柏木総蔵の目線で英龍の偉業を見つめ直す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 15:26:36
12364文字
会話率:13%
ロシア軍の兵士である日本の元暴力団員。
日本の警察当局に追われ、ロシアに亡命したところを大統領に拾われる。兵士として功績をあげ、賞を授与されようとしたとき、彼は大統領にあるささやきをした。
最終更新:2024-04-03 10:26:07
1091文字
会話率:23%
秋月 忍さまの『サマーシンデレラ企画』参加作品です。
リヴォニア(現在のラトビアの東北部からエストニアの南部にかけての地域)の農民の娘・マルタは、ドイツ系牧師の、名目上は養女、実態は召使いとして、こき使われる日々を送っていた。
そん
な彼女に、さらなる不幸が襲い掛かる。ロシアとスウェーデンとの間の大北方戦争に巻き込まれ、ロシア軍の捕虜となったのだ。
ロシア軍の将軍・シェレメーテフの召使いにされた彼女は、ここでも昼も夜もこき使われる。
しかし、彼女に転機が訪れる。同じくロシア軍の将軍・メーンシコフに買い取られ、大公・ピョートルに献上されたのだ。
エカチェリーナと名を改めた彼女は、ピョートルの寵愛を一身に受けることとなる。
農民娘から戦争捕虜を経て、ロシア帝国皇后、そして最後には皇帝にまで成り上がった女性・エカチェリーナ一世の、史上最大のシンデレラ物語!
『女王様はロマンの塊』のスピンオフ(?)第三弾です。
※本作は史実を元にしていますが、かなり脚色も入っています。
※ざ まぁ要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 09:12:28
6237文字
会話率:26%
2022年2月24日。ロシアはウクライナに対し、侵略戦争を開始。開戦から間もなくしてロシアは巡航ミサイルを多数発射しウクライナの軍事施設を攻撃。その圧倒的国力差を前に各国はウクライナに同情しつつも、一週間持たずしてロシアが勝利をおさめること
を予想していました。それは無論、ロシアもそうでした。しかし、いざ蓋を開けてみれば、開戦前から進められていたウクライナ軍の改革、欧米からの軍事支援、余りにも稚拙なロシア軍の作戦指揮等、数々の要因が重なりあい、今日に至るまでウクライナは降伏せず、ロシアは泥沼にはまってしまうことなり、我々の予想を大きく覆す結果がそこにはありました。この小説では、この泥沼と化した戦争に活路を見出だそうとするロシアがどのような行動に出るかを素人なりに解釈しながら話を進めて行きます。日々変化する戦局を考えると、執筆した時と現実が異なる可能性がありますが、そこはご勘弁頂きたいです。では、それでも良いという方はどうぞ。
*この小説はハーメルンに投稿しているものと同様になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 23:31:35
75397文字
会話率:74%
モスクワプーシキン広場 その娘は叫んでいた
2024年2月24日、ウクライナに侵攻したロシア軍に対しロシア口で抗議デモが行われ、多数の人々が逮捕拘束された 約70余年前、同じように連れ去られた人々がいた 大粛清という名の波によって そして
消されようとする記憶を、記録しようとする人々が生まれた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 03:02:02
1488文字
会話率:9%
ロシアとの戦争が迫る日本に伝えられたロシア人の弱点。それは驚くべきことに『ネコ』だった。ロシア軍の陣地にネコを送り込めという難題が電信教導大隊に命ぜられる。次々と現れる難問。それに立ち向かった男たちの秘策とは。奇跡のネコ投入作戦に挑んだ男た
ちの執念の物語を送ります。お楽しみに。(BGM:希〇の星)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 00:00:00
54950文字
会話率:38%
現在のウクライナで何故ロシア軍がいとも簡単に撤退していると報道され、核兵器の使用が懸念されているのかという中で、核を使わなくても形勢逆転できる戦略が幾つかあるという具体的な話です。
ロシア軍の撤退や、部分徴兵、指揮官の変更はしたたかに計画さ
れた、ロシアのプロパガンダです。これを、日本の専門家と言われてメディアに出られている方々は、この情報戦に慣れておられないので、本当の情報戦の戦略、戦術、戦技、諜報というものがどういう組み立てで行われるのか一例を示しました。よろしくご拝読をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 22:18:47
5954文字
会話率:0%
最新のウクライナ、ロシア情勢を対談形式で取りまとめた作品です。ロシア軍侵攻から今までの情勢は、これまでの投稿内容がその真偽を示しているので、ご確認くだされば幸いです。そして、今回も来週に予定されているフィンランドのNATO加盟など、反ロシア
包囲網が広がる中で、日本も隣国ロシアとの関係をどう模索するのか参考にしていただける作品だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 15:30:09
4712文字
会話率:83%
本リプレイは「ソード・ワールド2.0」の公式シナリオである、「人喰い人種に支配された地球」収録の「アメリカ軍もロシア軍も全く歯が立たない、やられる一方だ」を使用しております。
該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意くだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 17:25:03
39422文字
会話率:6%
ある平凡な日々、これからも続くであろうと誰もが思っていたが災厄は突然とやってくるので予想は不可能だが人の手による悪意は防ぐ手段があるがそれも手段がきちんと動いていなければならない。
いつものロシア機による侵入事案としてスクランブルした自衛隊
機だったが本日は異様な状況で実に300機もの輸送機が侵入してくるが専守防衛を掲げている日本にとって攻撃を受けなければ何も出来ないと言うシステムの裏を突かれて札幌市は陥落する。
自衛隊出動に反対する親中露議員により国会も紛糾するありさまで時の首相も人の話を聞くのは得意だが自分の意思を示すことが出来ない人物であった為、正に小田原評定の有様である。
巧妙な事に北海道を制圧したロシア軍は自衛隊には一切、攻撃しないので反撃もできず、基地内に籠城しか出来なかったのである。
果たして、これからどうなるのか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 22:00:00
20487文字
会話率:34%
それは西暦2015年の事。
突如として世界各地で同時多発的に発生した原因不明の異空間発生現象の後、特別開発地域、通称「SDA」と名付けられたその世界では世界各国が己が国の利益の為に土地の開拓に現地住民からの資源の利権の剥奪。
果てには現地の
国々への軍事介入まで行い、好き勝手に振舞い続けた。
その結果SDAでは戦火が絶えず燃え盛り続け奪われる者が奪われないために、奪う者が奪う為に剣を捨て、派手に飾られた鎧も捨て、騎士道に道徳に名誉。
全てを捨てて代わりにライフルと軍用の野戦服を身に着け騎士道や道徳観、理性ではなく現代のドクトリンに従い彼らは戦う。生き残る為に。
異空間発生現象から十年後の西暦2025年、狂気と殺戮、絶望と理不尽の世界で新たな”グレート・ウォー”が幕を開ける。
これは、元PMC社員にして「マリコルニ亜人蜂起」を。
そして理不尽の世界を、時代を生きた一人の兵士、「ケント」が後の世の戦士達に遺す最後の戦闘記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 19:29:28
45374文字
会話率:27%
タイトルのままです。タイトルに無いとすれば、ツインテールです。気が強いです。
だいぶ前から草稿だったものを完成させ、ロシア軍の描写はほぼそのままなのですが、今でなければ批判されたかもしれません。
少しでもあなたの人生の潤いに貢献できました
ら望外の喜びです。よろしくお願いいたします。
他のお話も含め、評価をつけてくださった方、本当にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 04:30:02
19342文字
会話率:16%
ロシアの蛮行を非難いたします。本作は過激な表現を含みますので、閲覧には注意してください。また、勝手ながら、十五歳以下の年齢の方の閲覧を禁じます。ご了承ください。
最終更新:2022-04-05 20:03:46
2211文字
会話率:0%
春になり、希望の光が見えてきたのかもしれません。普通ではあり得ないことが、ロシア軍で起っています。
最終更新:2022-03-21 13:55:28
1593文字
会話率:0%
開いた口が塞がらないって、リアルに発生するんですね。初めて知りました。
最終更新:2022-03-04 23:17:50
1397文字
会話率:0%
西暦2022年。
世界中が北京五輪の感動に包まれている一方で、クリミア・東ウクライナを巡るウクライナ情勢は、ウクライナの国境付近に集結する10万人規模のロシア軍部隊、ロシアとベラルーシとの合同軍事演習、そしてロシアが東ウクライナの独立を承認
する発言をしたことで激化の一途を辿っていた。
そしてそれは欧米諸国とロシアのみならず、極東アジアを含めた全面戦争へと発展していく。
※この物語はウクライナ情勢を基にした完全なフィクションです。実在の国家、組織、出来事とは関係ありません。
グロテスクな表現ではないですが、一部残酷な描写が含まれるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 21:41:13
7070文字
会話率:33%
ウクライナとロシアの戦争が激化している昨今。
首都キエフへ進行を進めるロシア軍。
それに抵抗するウクライナ軍。
そんな戦争の最中、ロシアで生まれた主人公(学生)が、
この戦争への疑問を学徒たちと話し合った。
結果、
彼らは革命を選択することになる。
革命へ参加する市民を陰ながら招集するまでに時間を使ったが、
多くの市民と学徒が集まってくれた。
これから内戦を起こして、ロシア革命を行う前夜。
革命を主導する主人公と仲間たちの苦悩と葛藤を描いた短編小説。
「序論」は主人公が仲間を引き入れる際の謳い文句。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 06:10:16
1314文字
会話率:8%
悲劇はいつ襲い掛かってくるか誰にも予測できない…。2022年、ロシア軍によるウクライナ侵攻で少年は家族を失う。崩壊したキエフに絶望した少年は自決しようとするが、軍から逃げ出したイグナートと出会い…。
最終更新:2022-03-04 01:04:20
4805文字
会話率:32%
スパイ組織で働く主人公と、その仲間たちが繰りひろげるユーモアミステリー。
日本の情報機関【公安調査庁】に勤務する澤村涼介は25歳。
外事情報局諜報部に所属する、入庁3年目になる若手の諜報員である。
一日、その澤村が所属する諜報部六課に、諜
報部門の責任者、榊原諜報部長から極秘の指令が下される。
FSB(ロシア連邦保安局)出身のロシア・マフィア、ユーリー・マルコフが核兵器の製造を可能にする放射性物質【ウラン235】をロシア軍から不正に入手し、日本を経由させて国際テロ組織【ジハード国】への横流しを画策しているという。その情報をつかんだ榊原は、マルコフの逮捕と流出したウランの奪取を六課に命じる。
指令をうけた澤村たち六課の諜報員は、取り引きのために来日したマルコフを監視しつつ、国内に密輸されたウランを奪取する機会を探っていたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 14:55:14
101167文字
会話率:38%
ウィーンの戦いの最中、ドイツ第12師団の4人の兄弟は、他の仲間とともに、ロシア軍による致命的な待ち伏せで命を落としました。目を開けた後、全員が別の世界で生まれ変わったことに気づきました。魔法、剣、モンスターの。
彼らが知らないのは、彼らの
魂が断片化され、それらのさまざまなバージョンを生み出しているということですが、どちらも同じような運命を持っています。
同じ神に仕えなさい!
夢の中で与えられた啓示の後、彼らは宇宙から女神と他の存在を追放するための最後のそして最も危険な十字軍を始めるために、彼らの他のバージョンと仲間を探して冒険を導きます。
現在、新しい名前で、ブラッドウィン・ストーンハートは彼の前世では不可能だった方法で生きることを決定しました、しかし彼の他のバージョンは彼の行動にあまり満足せず、彼は強い決断を強いられるでしょう:
騒乱に加わって「古いもの」を倒すか、彼らの貴重な家族の破壊と一緒に彼らの破壊を見てください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 04:19:35
8708文字
会話率:37%
冬の日本海、試験中に消息を絶ったロシア軍の肢闘・ドルフィン2機が日本の護衛艦の前に浮上、亡命の受け入れを求める。しかしいくら呼びかけても乗員は機体の外に姿を現さない。それはできないのだ、なぜなら私たちは肢闘そのものだから。
人間は生まれ
ながらにして人間なのか。人間こそ至上の存在なのか。肉体のカタチに心の在り方を定められた「人間」と「機械」の儚い逢瀬。
……ロボットとかって人型の方が格上な感じがするし、人間じゃないものは人間を志向しがちだよね、でもそれってどうなの? というお話。
2018年前半の作。
「リリウム」の続きです。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 10:28:06
166153文字
会話率:48%