第二次世界大戦が起こらなかった架空の地球を舞台とした現代SF+少しファンタジーです。
1日2話ずつ更新予定
20XX年12月某日。主人公の一人である伊佐凪竜一は、自らが勤めていた超巨大企業を襲撃する任務に就くもう一人の主人公、ルミナ=A
Z1と出会う。偶然戦場に居合わせた自分を助けた代償に一人地球に取り残されたルミナに恩を返すという名目で彼は共に逃避行を行う。そんな二人に幾度もの追手が差し向けられ、そして危機に陥るがその最中に伊佐凪竜一は突如として異能に目覚める兆候を見せ…
一方、通信技術を掌握する超巨大企業ツクヨミ清雅と言う組織から逃げられる筈も無い故に死亡は時間の問題と思われた二人を何者かが監視していた。二人の居所を正確に補足した上で更に手助けをする謎の存在は何者か、過去の地球に何が起こったのか、不可解な襲撃命令の理由は…
・地球
現実の地球と極めてよく似ているが、携帯端末と通信技術だけが異常に発展しているという相違点がある。また、携帯端末と通信技術を提供するツクヨミ清雅という超巨大企業が実質的に世界を支配下に置く状態。端末を含む通信技術は既存の技術では絶対に製造できないと断言する未知の技術であり、これを独占しているために世界中から不審と疑惑と反感を買ってるが、歪なパワーバランス故に表立って反抗することが出来ない。
・宇宙
舞台となるのは旗艦アマテラスと名付けられた巨大な艦とそこで発展した文明。機械の神、アマテラスオオカミが管理する穏やかな世界だったが現在は別の政治組織に取って代わられている。その組織は"スサノヲ"なる武力組織に銀河の端、未探査区域となっている地球という惑星にある企業に対し襲撃命令を出すなど明らかに不穏な動きを見せている。
※SEGAのPSO2のEP4をオマージュした内容です。組織名など固有名詞は全てオリジナルで話の展開も原形を留めていませんが、世界観をビジュアル的に把握する参考になるかと思います。
話の展開上、バトルは後半に偏っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:00:00
481280文字
会話率:35%
世界には2つの能力が存在する。
世の理(ことわり)を覆す超常能力『ギフト』と、日常生活で役立つ程度のくだらない能力『ヘンテコ』。
ギフトが授けられなかった者はヘンテコを獲得する。
ヘンテコの能力は本当にくだらないものだ。
例えば、『紙を真
っ直ぐに切れる能力』
例えば、『ライター程度の火を起こす能力』
例えば、『猫の鳴き真似がうまくなる能力』
ギフト保持者はその力で軍事国家を樹立したが、ヘンテコ保持者は各国から馬鹿にされ蔑まれる現状だ。
人権さえも剥奪され、今やヘンテコ保持者を傷つけることは罪に問われない。
しかし彼らは身を潜め、来たるべき闘いの時に備えていた。
孤独を埋め合い、決して折れることなく、救いのない世界に抗うべく思考を凝らす。
これは──そんな少年少女たちがヘンテコを駆使して世界相手に大立ち回りする『闘い』と『革命』の記録。
本格能力バトル小説、開幕──
○登場人物
・フィア
能力『絶対捕手 〜落としそうになったスマホを必ずキャッチできる能力〜』
内気な少年。16歳。
・ツヴァイ
能力『なんでも収納 〜物を1つだけ収納できる能力〜』
気の強い少女。16歳。
・アインス
能力『マッチングペア 〜あらゆる物の片割れを探し出す能力〜』
冷静沈着な少女。17歳。
・ドライ
能力『聴覚強化 〜耳がちょっと良くなる能力〜』
無表情な少女。15歳。
○注意
本作では、予告なく以下の表現を用います。
・暴力・残酷シーン
・流血シーン
・性的表現
・憎悪表現
決してこれらを推奨する意図を持っての表現・描写ではありませんが、トラウマが想起される恐れがある方は読書をお控えください。
程度としては、『成人向けコンテンツ』ほどではないが『青年向けコンテンツ』と同程度、とお考えください。
いずれも文章としての表現であり、挿絵などの画像を用いた表現は含まれません。
☆クレジット
小説:瑞泉みずき
(https://x.com/mizuki_no_labo)
キービジュアル:朱禾
(https://x.com/akanogi_i)
キャラクターデザイン:ただよし
(https://x.com/tadayoshi_game)
○更新情報
<2025/07/15> 1話、一挙更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 17:45:46
86772文字
会話率:43%
主人公:霧野 朔也(きりの さくや)
ビジュアルスノウ症候群(視界全体に砂嵐のようなノイズが常に表示されている。医学的には治療不可)
最終更新:2025-07-24 14:26:54
9181文字
会話率:15%
耳鳴りが始まったのは、いつからだっただろうか。
否、正確には――耳鳴り「という言葉でしか括れぬ何か」が、僕を蝕み始めた時のことを、僕自身がよく覚えていない。朝の街を歩いていたときか、夕暮れの駅で、誰かの罵声を遠巻きに聞いたときか。あるい
は、それよりずっと前、母の胎内でさえ、既にその「ざらついた残響」は響いていたのではあるまいか。
ヴィジュアルスノウ。
視界に走る白い砂嵐。
目を閉じても、まぶたの裏でさえも消えない雑音の粒子。
それは、ただの病だと医者は言う。脳の誤作動、視覚皮質の異常な興奮。
だが、僕には信じられない。
あれほどに確かな“意味”を持ったノイズが、ただの電気信号の誤作動などで済まされてよいものだろうか?
街を歩けば、人の顔が溶けていく。
電車の窓に映る自分の輪郭さえ、まるで濁った水に描いた炭の絵のように、曖昧で、醜くて、崩れている。
それでも、僕には見えてしまうのだ。
――薄汚い「人間」の姿が。
偽善の笑顔に宿る、打算の軌跡。
親切の裏に潜む、支配の欲望。
恋慕の眼差しの奥でうごめく、破壊への衝動。
そのすべてが、白い砂粒となって視界を侵し、金属音めいた耳鳴りとなって僕を貫いてくる。
これは病か。
それとも――啓示か。
神よ、答えてくれ。
なぜ僕だけが、こんな世界を「見せられて」いるのだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:43:32
1104文字
会話率:3%
これは、あざと可愛い悪役令息の義弟VS.あざと主人公のおはなし。
ボ
ボクの名前は、クリストファー。
突然だけど、ボクには前世の記憶がある。
ジルベスターお義兄さまと初めて会ったとき、そのご尊顔を見て
「あああ!この人、知ってるう!悪役
令息っ!」
と思い出したのだ。
あ、「この人ゲームの悪役ですよね⁈」って。
そう、俺が今いるこの世界は、ゲームの中の世界だったの!
そして、ボクは悪役令息ジルベスターの義弟に転生していたのだ。
しかも、モブ。
繰り返します。ボクはモブ!!「完全なるモブ」なのです!
ゲームの中のボクには、モブすぎて名前もキャラデザもなかった。
どおりで今まで毎日自分の顔をみてもなんにも思い出さなかったわけですね。
ちなみに、ジルベスターお義兄さまは悪役ながら非常に人気があった。
その理由の第一は、ビジュアル!
夜空に輝く月みたいにキラキラした銀髪。夜の闇を思わせる深い紺碧の瞳。
涼やかに切れ上がった眦はサイコーにクール!!
イケメンではなく美形!ビューティフル!ワンダフォー!
ありとあらゆる美辞麗句を並び立てたくなるくらいに美しい姿かたちなのだ!
当然ながらボクもそのビジュアルにノックアウトされた。
ネップリももちろんコンプリートしたし、アクスタももちろん手に入れた!
そんなボクの推しジルベスターは、その無表情のせいで「人を馬鹿にしている」「心がない」「冷酷」といわれ、悪役令息と呼ばれていた。
でもボクにはわかっていた。全部誤解なんだって。
ジルベスターは優しい人なんだって。
あの無表情の下には確かに温かなものが隠れてるはずなの!
なのに誰もそれを理解しようとしなかった。
そして最後に断罪されてしまうのだ!あのピンク頭に惑わされたあんぽんたんたちのせいで!!
ジルベスターが断罪されたときには悔し涙でボクの顔はびしょびしょになった。
なんとかジルベスターを救おうとすべてのルートを試し、ゲームをやり込みまくった。
でも何をしてもジルベスターは断罪された。
ボクはこの世界で大声で叫ぶ。
ボクのお義兄様はカッコよくて優しい最高のお義兄様なんだからっ!
ゲームの世界ならいざしらず、このボクがついてるからには断罪なんてさせないっ!
最高に可愛いハイスぺモブ令息に転生したボクは、可愛さと前世の知識を武器にお義兄さまを守りますっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:20:00
79410文字
会話率:25%
「歴史の目撃者となれ」
北欧・スラブ神話の神秘と、権力の闇から着想を得たダークファンタジー。心の共振が運命を変える瞬間を、圧倒的なビジュアルと共に描く。
──
光はしばしば、闇を伴うものだ。
心を知らぬ独裁者。
心を捧げた騎士。
心
を捨てた英雄。
感情が先か、命が先か、正義が先か──その順序が入れ替わるだけで、人間は残酷になれる。
そんな曖昧なものが、確かに世界を変えていく。
──
▼筆者コメント
僕は、自分で自分を定義できません。
多くの物語が「内面における善悪の葛藤」を描きます。
ですが本作では、「関係性のなかで編まれる評価」が登場人物を変質させていく、という構造を意識しました。
人間の中には、しばしば相反する要素が矛盾なく共存しています。
そして、その二面性が“ 問題 ”となるのは、いつも外部からのまなざしがあるとき。
どこまでが善で、どこからが悪なのか。
誰に許されて、誰に憎まれるのか。
重要なのは行動ではなく、他者との関係性や文脈です。
登場人物たちはみな、自らの意志で運命を選んでいないかもしれない。
だからこそ、彼らが「心で決める」瞬間には、どうか目を留めていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:09:11
5673文字
会話率:11%
自分の夢を叶え得る超能力を勝手に与えられた主人公。
能力行使の代償は、家族や友人、大切な人の命だった。
そんな悪魔の能力を消す為に翻弄する主人公の前に、
特殊な能力を持つ少女たちが現れ、各々の目的と関係が複雑に絡み合う。
特殊な能力を持
っていようと、描く夢は普通の人間と同じ。
特異であるからこそ不安を抱き、犯した罪をどう清算するか悩み苦しむ中で、
主人公を巻き込んで様々な試練と葛藤に挑む。
——それは誰の願いなのか。
——それは誰の想いなのか。
誰かの為の願い。
誰かの為の想い。
大切な人との“夢”を叶える為に——さあ、夢の結末を紡ぎましょう。
※ビジュアルノベル『ユメツクリmonster』のリメイク小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:22:00
226152文字
会話率:36%
八歳の誕生日目前のある日、お見合いの席で美しい王子を見た瞬間、前世の記憶が甦った!
しかしゲームのメインビジュアルだった王子に見覚えはあるものの、私はゲームをプレイしていない。
登場人物も、ストーリーも、自分がヒロインなのか悪役令嬢なのかも
わからない状態で、テンプレだけを頼りに、フラグの地雷原を突破しきれるのか?
悪役令嬢ものが好きすぎて読み漁り、まだ飽き足らず自分で書いてしまいました。
馬鹿馬鹿しい内容になる予定ですが、どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 09:39:22
716512文字
会話率:38%
限界薄給サラリーマンの俺。
週末の朝、目が覚めたとき。
我が家のロボット掃除機が
女の子になっていることに気が付いた。
ちょっとポンコツで。ちょっとワガママで。
とっても愛らしいロボット掃除機のルンを見守りながら
ほんの少しだけ自分自身
とも向き合ってみたり。
そんな、ちょっぴりほっこり、短編作品。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【以下、作者より一言コメント】
あらすじまでお越しいただきまして
誠にありがとうございます!
こちらの短編はロボット掃除機を使っている人なら
きっとふふふと笑えるような作品になっております!
モチロン持っていない人でも楽しめる作品ですッ!!
前書きには可愛らしい挿し絵も用意しておりますので
ビジュアルも想像しやすくなっているかと思います!
どうぞお楽しみいただけますと幸いですっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 20:10:00
6999文字
会話率:16%
美容師・神崎蓮(かんざきれん)は、仕事帰りに交通事故であっけなく死亡──次に目覚めたのは、謎の真っ白な空間。「これはもしや異世界転生!?」とテンションが上がる蓮だったが、それっぽいアナウンスも聞こえず女神も出てこない。代わりに黒いモヤに巻き
込まれ、気がつけばそこは異世界!!ではなく山奥の心霊スポット。そして自分の姿はなぜか……女の子になっていた!?
訳が分からず呆然としている蓮に声を掛けてきたのは、ビジュアルは完全にホラーだけど性格はおどおどした幽霊・澪(みお)。さらにここら一帯の心霊スポットを統括しているカリスマ霊・しおんも登場し、流されるまま蓮は“幽霊の新人研修”へ突入。しかも自分の霊力が規格外に強いらしい……チートではあるようだ。
ただの美容師だったはずの俺が、幽霊(女の子)になって心霊スポットでお仕事開始!?
転生したのに死んでる。
異世界転生ならぬ現世転死
役割分担って何!?
写る専門とか取り憑く専門って何!?
そもそもこの女の子誰!?
死んだのに、なんか忙しい──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 15:45:27
34794文字
会話率:52%
火事から少女を救い、命を落とした高校生・神城カケル。
「神が三物を与えた男」と称されるほどのビジュアル・能力・人格の三拍子が揃った完璧超人の彼は“世界を救う勇者”として異世界に転生する――はずだったが、
王女の詠唱ミスでなぜか“不審者”とし
て召喚されてしまう。
ジョブ未登録・装備なし・スキル読み取り不能の最弱スタート。
当然、牢屋に放り込まれたカケルだったが、
その“バグまみれ”の状態こそが、世界の理に干渉する“最強の鍵”だった!
仲間と出会い、冒険と戦いの中でバグスキルを開花させ、
ついには不審者から賢者への道を切り拓く――
これは、“選ばれなかった”少年が、
選ばれし者たちすら超えていく“逆転の救世譚”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 23:00:00
29908文字
会話率:36%
※本作は小説ではありません。
宝石のキャッツアイの図鑑、辞典となっております。
写真、本文の2次利用はおやめください。
内容はなるべく精査しておりますが、
古い情報や間違った情報も混じる可能性はあります。
参考文献の内容が古かったり、
新たな鉱床が見つかっていたり、
情勢などの変化もありえます。
記載情報すべてを鵜呑みにするのではなく
ご自身でも最新情報の取得に励んでいただきますよう
お願いいたします。
なおパワーストーン系の知識は一切ありません。
また私個人の思いとして
「石に力がないとは言わないが
○○に効くなどピンポイントな効果はない。
あるとしてもそれは所有者が決めるものであって
それをうたい文句に販売するのはどうなのか
自分が気に入る石が一番」
というのを心情としておりますので
パワスト否定派ですので
否定されたくない方は回れ右をしてください。
参考文献一覧(順不同・敬称略)
宝石宝飾大辞典 近山昌著
岩石と宝石の大図鑑 誠文堂新光社
蛍光鉱物&光る宝石ビジュアルガイド 誠文堂新光社
光る石ガイドブック 誠文堂新光社
世界の天然無処理宝石図鑑 柏書店松原
世界のレアストーン図鑑 柏書店松原
宝石の写真図鑑 日本ヴォーグ社
世界のジェムストーン図鑑 柏書店松原
鉱物 萌えて覚える鉱物化学の基本 PHP研究所
Mineralogy Database - 海外サイト(鉱物データベース)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 16:30:10
82279文字
会話率:1%
高校生のユウは、ある日不思議な少女”トモリ”と出会う。
どこか懐かしいその笑顔。初対面のはずなのに、彼女はユウのことをよく知っている。
次第に惹かれていく二人の距離。しかし、積み重なる小さな違和感――
言葉にできなかった少年と少女の、終わり
から始まる物語。(仮プロットによる序章)
制作予定の短編ビジュアルノベルの出会いパートを小説形式で公開しています
シナリオは仮プロット段階のものであり、変更になる可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 10:00:00
961文字
会話率:33%
ある日私(物部アカリ)は、一風変わった、けれど何故か憎めない男性と出会う。これきりだと思っていたのに、その後思いもよらぬ場所で再会し、トラブルに巻き込まれてしまう。問題解決に奮闘するも、私は誰にも言えないコンプレックスがあるし、能天気な彼に
も何やら葛藤があるみたいで……。それぞれの想いが錯綜しながら個々の問題、コンプレックスに立ち向かう、読むとちょっと元気になれるラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:52:41
13606文字
会話率:53%
廃部寸前の〈活版部〉が残る学園――。
新入生の 水島海翔 は、祖父から受け継いだ万年筆を胸に印刷室の扉を叩く。そこには営業畑志望の同期 高橋健太 と、デザインセンス抜群の 桜井心音 の姿。部室に貼られていた赤紙には
「半年以内に購読数を二
倍にできなければ廃部」
と突きつけられていた。
コピー一行で世界を動かす──その野望を胸に、三人は文化祭までのカウントダウンへ挑む。
・海翔が言葉を“刃”として研ぎ
・健太が“数字”で地盤を切り開き
・心音が“デザイン”で読者の心を射抜く
雷鳴の深夜にコピーが生まれ、夜通しの組版と試し刷りが続く。迎えた文化祭当日、パンフレット二千部は人波に飲み込まれ、審査員の一言「灯りだ」が学園に夜明けをもたらす。――活字が夜を切り開き、彼らは次のページを刷り始める。
登場人物紹介
主人公/コピーライター 水島 海翔(みずしま かいと) 黒髪・深紅の瞳。祖父の植字工場で活字の匂いに育つ。言葉で世界を動かす夢を抱き〈活版部〉に入部。万年筆ペンダントがトレードマーク。内向的だが芯は強い。
営業/数字担当 高橋 健太(たかはし けんた) 茶髪・快活。数字と交渉ごとに強く「稼げる部活」を目指すリアリスト。コピーを活かすためにスポンサーを奔走し、営業フローを独学で構築。海翔を“相棒”と呼ぶ。
デザイン/ビジュアル担当 桜井 心音(さくらい ここね)黒髪インディゴグラデ・紫瞳。星図モチーフのスケッチが得意。インクの付いた指先を気にせず没頭する職人気質。海翔の言葉に“絵の灯”をともす才能を持つ。
顧問 征文 将先生(せいぶん しょう) 元新聞社の敏腕編集。赤ペン一本で企画を斬り、成果でしか評価しない厳格さの裏に、活版への深い愛情を秘める。口癖は「刺さるか、折れるか」。
旧部長(故人) 100年前の創設者。声だけ残る手記で三人を導く。劇中には回想と引用で登場。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 00:40:01
4910文字
会話率:28%
神作品の新作MMOが上位世界からぶち壊されたのでオレが絶対救助する!
上位世界と呼ばれる近未来の情報セカイからの悪意あるデータ攻撃でMMO世界【モミャル・ガハム】が崩壊してしまう。
初ログインから弾かれたオレ(PC名:師匠)が目覚めると、気
を失ったメカクレ美少女と二人きり、謎めいた異界を走る夜行列車の車内で困惑してしまう。いったいどういう展開なんだ。
オレたちを救ったうさ耳メイドが告げるには列車がこれから向かう【聖者の森】世界の【神性】に彼女の概念をアプデしないとその存在が消えてしまうらしい!
師匠くんはその1つ目の試練を乗り越え、メカクレさん、メイドうさぎとともに聖者の森【ムニ・アラニャム】世界の壮大な冒険を開始する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 23:23:25
13973文字
会話率:24%
王道ファンタジーゲームをクリアした主人公は、ゲーム内の悪役キャラ「コア・クトーリ」に不満を抱いていた。
「ビジュアルは最高なのに、頭が悪すぎる……もっといいやつだったムーブを見せてほしかった!」
そんなことを思いながら眠りについた彼が、次
に目を覚ますと――なんと自分がコア・クトーリになっていた!?
ゲーム本編では、帝国の甘い言葉に乗せられ王国を裏切るも、最後は使い捨てられて無惨に散る小物悪役。
そんな結末、知ってしまっている以上、回避するしかない!
「小物ムーブなんてごめんだ!俺は“本当はいいやつだった”って言われる悪役になる!」
二重スパイ? 天才策士? 味方を陰で支える黒幕?
様々な「カッコいい悪役」を目指しながら、ゲーム本編の展開を裏でかき回していくコア(=転生者)。
だが、そんな彼の行動が、やがて物語の運命を大きく狂わせていく――!?
裏切り者(予定)なのに、なぜか王国の評価が爆上がり!?
主人公との関係も原作と違いすぎる!?
俺の「本当はいいやつだったムーブ」、思った以上に効きすぎでは!?
転生悪役による策略劇、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 08:32:33
47643文字
会話率:31%
貴族社会に生きる者として、決して触れてはならない名がある。
それは 「革命の血を引く者」。
かつて貴族社会を壊しかけた一族の末裔であることを理由に、
貴族学園で裁きを受けることになった異端のお嬢様。
彼女の前に立ちはだかるのは、“称号持
ち” と呼ばれる六人の少年たち。
その頂点に立つ ヴィクトール・アズレウス は、冷徹な声で言い放つ。
「貴様の存在は、この世界にとってあまりに禍々しい。“蒼氷の王”の名において、ここで裁きを下す。」
追い詰められたお嬢様の運命は――
そして、彼女に仕える伝説の侍女 ルメリア の正体とは――?
貴族、学園、陰謀、そして”オートクチュール”が織りなす、華麗なる裁きの物語。
「少年オートクチュール〜異端のお嬢様は貴族学園で裁きを受ける〜」
ここに開幕――。
※世界観ビジュアルやキャラクター紹介などは、こちらのX(Twitter)で投稿しています。
▶︎ @syu_onisaki
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:00:00
10759文字
会話率:32%
かつて繁栄を極めた都市「███」は、一夜にして灰と虚無に還った。五年前、その炎の中で全てを失った「俺」は、右手の「終焉刻印」と左腕のデータ化する呪いを背負い、崩壊の運命に抗う。
紅蓮の獄焰が大地を焼き、白霧の冷刃が時を調律する。そして、闇
神話の意志が「終焉王」の覚醒を告げる時、俺は再び「無」の領域に立つ。
「Reformatio(リフォルマティオ)」――世界を再構築する力は、俺を救うのか、それとも全てを終わらせるのか?
炎と闇が交錯する戦場で、過去の亡魂と未来の審判が俺を試す。
これは、終焉を拒む者の物語。
データの嵐に溶けゆく身体を賭け、俺は剣を握る――この崩壊を、俺が止める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 10:00:00
27773文字
会話率:15%
「王の帰還だ!! レッタ所属VTuber白王(はくおう)コムギだああ!!」
最推しのゾンビ系VTuberのワンマンライブに来たら、ひょんなことから彼女が五年前に死んだ実の妹だと判明してしまう。
なんなら内側の妹が白王コムギのビジュアルにな
っていた。
VTuberはあまりに人外のフリをし過ぎると、本当に人外――〈異種族〉になってしまうらしい。
〈異種族〉には善良な者もいるが、地球侵略を企てる悪者もいる。
コムギは地球を守る側で、日夜、怪物共を倒しているだとか……。
「妹にそんな危ないことさせてたまるか!!」
これは重度のシスコンが妹を追いかけVTuberになって、怪物倒したり、バズったりする話。
【毎日18:00時頃更新!!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:29:21
45080文字
会話率:34%
聖蘭 夕凪という少女は、日本人の記憶を持ちながら魔術や魔族などが存在する異世界の貴族、ネルミオーラとして生活を始める。
先祖の思惑、聖霊という神秘的な存在の意味、彼女が二つの世界の記憶を持つ理由など、様々な謎を紐解いていくハイファンタジー。
これは全く落ち着かない主人公が、自分の存在意義を知るまでのお話。
(どのような表現が引っ掛かるか分からないのでR15です。X(Twitter)でビジュアルを投稿予定。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 18:18:15
9883文字
会話率:32%