龍の蜷局(とぐろ)のなかにある世界、龍盤(ロンパン)。
輪廻転生の理がある世界で、猫と人から転生した少女、“冒冽花(マオ・リーホア)“は、前世からの願いを叶えるために奔走していた。
願いはただ一つ、今度こそ『賤竜(ジェンロン)を龍脈に還す
』こと。
輪廻の理からはずれ、地上に在り人々の幸いのために稼働し続ける風水僵尸(ふうすいきょうし)と化した彼を伴い、龍盤を旅しだした冽花だったが?
蓮っ葉で口の悪い少女と真面目な僵尸が、旅をしていく中で世界の秘密について知っていくお話です。(以前に投稿していたものの改稿版になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:00:00
170755文字
会話率:34%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:00:00
363198文字
会話率:60%
魔法が優劣を決める世界において魔法が苦手な子爵令嬢マリベル・コールフィールドは、崖っぷちに立たされていた。行儀見習いで失敗続きのうえ、『悪食令嬢』との噂が流され、奉公先を追い出されてしまったのだ。もう後がないマリベルは、令嬢が裸足で逃げ出す
と噂のドラコニア公爵家へ向かうのだが、最初に与えられた仕事は、当主である若き公爵を目覚めさせること。しかも稲光と風雨激しい嵐の中、とぐろ巻く雷雲の中に突入する羽目に。
先の大戦で魔王を倒した若き英雄のうちの一人、希代の天才魔法使いクラウド・レイ・ドラコニアと、平凡だけれど特異体質の子爵令嬢マリベル、誤解と噂に翻弄される二人の契約結婚から始まる恋愛物語。カクヨム様でも同名小説を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 16:30:00
112787文字
会話率:36%
静かな水面にも、小石を投げこめば波紋が広がる。
最終更新:2023-01-22 07:00:00
296文字
会話率:0%
藪をつついて、蛇を出す。
あいつは、厄介な蛇遣い。
最終更新:2022-10-03 07:00:00
356文字
会話率:0%
【登場人物】
髑髏クン(男性/ボケ)
スカさん(女性/ボケ、時々、ツッコミ)
最終更新:2022-03-19 18:14:30
1277文字
会話率:95%
僕──クロウル・シルベスタは、冒険者ギルドのサポーター組合制度に登録したC級冒険者。
今は、S級クラン「紅龍の牙」の臨時サポーター要員。
呼び名はどん亀、または亀ちゃん。
使えるスキルは、アイテムボックス・真甲羅の2つだけ。
味方の周囲に甲
羅盾を何枚か並べると、自らの背を丸めて亀の甲羅のように変化させ、後は、戦いが終わるのを只管待つのが僕の十八番。
毎回十八番の必殺技を繰り出していたら、そりゃ─、誰だって、いつかはそうするさ。
強敵に負けそうになったら、必ずそうなるだろうって覚悟はしてた。
そう、僕は囮にされた。
重傷を負って、辛うじて生き残った「紅龍の牙」のメンバー達から見捨てられた。
敢え無く強敵に食われた僕は、消化液が溢れる強敵の腹の中で、自分の死に様を嘲笑う。
だが、待てど暮らせど、僕は死ななかった。
真甲羅スキルは、再生化、魔素浄化吸収、状態異常完全無効化の効果もある、ぶっ壊れスキルだったからだ。
今まで貯めていたスキルPTを消費して真甲羅スキルを一気にレベルUPさせた僕は、念願の甲羅素材の一戸建ての家を新築、強敵に一緒に食われた聖女様達と一つ屋根の下、一緒に暮らし始める。
其の内に強敵の内に内在する穢れた魔素をどんどん吸収していき、新たな種族『玄武人族』に進化した僕は、強敵を内側から爆死させてしまう。
大量の経験値を取得した真っ裸の僕は、諦めの表情を浮かべた。
だって、人間の姿じゃなくなったから。
見た目は亀人の魔物。
全身が硬い鱗に覆われて、背中が甲羅を背負った姿。
そして、何故か僕の大事な息子が、とぐろを巻いた喋る蛇になっちゃった?
その蛇は伸び縮みができるけど、元の長さにするのは無理だって言うしさ。
付け根の部分から分裂するみたいに何本も生やせる特技があるって偉そうに自慢をし始める蛇。
さあ、これからどうする。
これは、亀の蛇が織り成す異世界ファンタジー巨編。
ちょっとエロちっくな蛇と臆病な亀が繰り広げる物語が今、幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 18:00:00
113257文字
会話率:27%
【実体験から生まれた物語】
『月乃湖』という屋号で呼ばれる朋美の家は昔から続く田舎の旧家だ。朋美が中学生になった夏休みのある日、母屋の建て替え準備に解体作業が行われることになる。その日、部活動へ向かう道で、誰かに呼ばれた気がして振り返った朋
美の前に、母屋の茅葺き屋根の上でとぐろを巻く巨大な白蛇の幻が現れる。成長すると共に見えなくなり、記憶から忘れ去られていた幻の大蛇。
果たして白蛇が守っていたものとは?
※ホラー初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 08:45:26
2875文字
会話率:24%
書籍化ってなんでしょうね、って話。
最終更新:2020-05-05 15:01:30
1623文字
会話率:0%
諦めが救いの手を差し伸べることもある。
最終更新:2019-11-27 17:40:13
492文字
会話率:0%
思い出の場所はありますか?どんな思い出でも濃く彩るのは場所があるから。でも、異常なまでにその場所に固執してませんか?
あの日あの人に告白された場所。
ある日突然なくなった場所。
あれから気になってる場所。
あの瞬間に感動した場所。
あの出来
事が起きた場所。
あのトラウマを埋めてくれる場所。
あれ以来通いつめてる場所。
そんな風にずっと同じ場所に執着していませんか。その場所のすべてを知り、その場所をすべてにし、その場所の一つとなっていませんか?
そうして生まれた怪物はやがて自分の脳の構造を知ることとなる。しかし、その事実を受け入れるのもまた自分の脳。とぐろを巻いて貴方の頭中に収まったそれはいつでも貴方に襲いかかってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 00:05:42
36241文字
会話率:24%
巨大な青地のキャンパスがあって、上から一滴のインクを垂らしたみたいに、その島はありました。
その周りを大きな蛇たちがとぐろを巻くように、海の流れが複雑に絡み合っていて、そのせいか色んなものが世界の果てから運ばれてくる。薄く透けた酒瓶や
、かたっぽうだけの長靴。大きな四角い箱に獣の骨。
「つまるところ、ゴミ箱なんだよ」
そう、歪な彼は教えてくれた。
ここはターミナル・アイランド。世界中の要らないものが流れ着く終着駅。大きくて薄汚い怪物と、顔を無くした少女。それから捨てられた沢山があるだけの世界しま。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-11-04 21:53:12
2192文字
会話率:55%
ブームにあやかろうとしてゆるキャラを作ったとある地方自治体の観光推進課。しかし、そこには思わぬ落とし穴が?
最終更新:2016-08-16 20:53:31
5847文字
会話率:58%
この作者は疲れています。
最終更新:2015-08-30 14:51:00
314文字
会話率:0%
王宮は野望や欲望や打算や陰謀がぐーるぐるとぐろを巻いています。
あるいは、王自身がすでに何かに堕しているのかもしれません。
ぐるぐる、ぐるぐるめまぐるしく変わる宮殿で、それでも取り残される者。
翻弄されずに健やかに、との望みに形はあ
りません。
ありませんが、あるいは。
他サイトのタイトル競作に出展した旧作品です。やや改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 10:45:38
484文字
会話率:50%
民の統治が続く地下では、ひからびた王がいる。
ぴちょん、と水滴がかつて王だったものにしたたる。
じゃらり、と王だったものにつながる手枷の鎖が鳴る。
その傍らには、つねに闇。
まるでこの様子を観察するようにぐるぐるととぐろを巻いてい
る。
王家の血筋は、いわば誓約書。
血が途絶えれば、誓約書は破棄される。
民はそんなことも知らずに、地上で民意による統治を繰り返している。
自ブログに掲載した旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-16 10:23:31
417文字
会話率:0%
怠惰な社会人が改心する話です。某H先生の影響を多大に受けています。
初投稿でして、粗が目立つかと思いますが、感想お待ちしております。
最終更新:2014-10-18 03:11:33
2297文字
会話率:70%
お金がなくてしかしバイトも見つからない霊感青年は、ある日親友の幽霊を一人残らず目の前で殺される。その時目の前にいたいかにも黒幕な男はしかし自分の仕業ではないといい。そのくせ妙な技をたくさん知っていた。
絶対そいつの仕業だと確信しているが
、しかしそいつは殺せない。
いろんな意味で少し頭のおかしくて貧乏信用なしの青年とその周りの色々が繰り広げるぐちゃぐちゃラブラブグサッな物語。
ちょっとぐろかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-28 09:55:48
4771文字
会話率:21%
面倒くさがりな俺の携帯に、ある日、着信があった。
ちょっとぐろいかもです
最終更新:2012-07-07 18:32:07
2622文字
会話率:54%
昔、竜は王国の王子と空を旅した。
しかし、王国はいつしか滅び竜だけが塔に残った。
少年は竜に憧れていた。
その反面その存在を否定もしていた。
以下めんどくさいので略!
自分はダークファンタジーがよく分かっていません。あと、ときおり理不
尽な展開になるときもあります。+ちょっとぐろい時があります。そうのが苦手な人は帰ってください。おねがいいたしますぅ。※文章力もないです。なにか変な部分に気づいた時はいってくださぃ!!物凄く方向に向かっていることを今感じた!けど、大丈夫…だと思う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-05 23:05:12
12794文字
会話率:34%