「世界は俺の“語り”でできているッ!!」
そんな黒歴史まみれのノートを中学時代に書いてた元・中二病の俺、クロウ。
異世界に転移したら、なぜかその設定がガチで通用する世界だったんだが!?
モブ司書として隠れて生きてたつもりが――
・影の組織を妄想で語ったら、本当に使徒が生まれ
・適当に祠で神をでっちあげたら、黒い光輪が空に出現
・「語り部様……命令を」←は!?お前そのノリやめろや!!
全部俺の妄想だったはずなのに、
この世界、俺の演出(ごっこ遊び)にマジで従ってくるんだが!?
こうして、
・冴えない図書館司書(自称モブ)
・妄想ノートを演出として使う元・中二病
・ついでにやたら忠誠心高い使徒たち
が繰り広げる、勘違いから始まった本格神話改変ファンタジー!
「語っただけだぞ!? なのに神話になったんだが!?!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 10:00:00
15474文字
会話率:33%
「この世界は俺の語りでできている」――そんな妄想、誰もが一度は抱いたことがあるだろう。
平凡な高校生・クロウは、厨二病まじりの“裏設定ノート”を密かに書き連ねていた。
影の組織《幻語の福音》、七人の使徒、語ることで現実を操る《言霊》の力。
すべては机上の空論、妄想の産物……だったはず。
だが――転移先の異世界は違った。
そこでは“語った理想”が現実を侵食し、嘘が真実となり、物語が神を生む。
つまり、クロウがかつて綴った設定の数々は、この世界にとっての神話だった。
影に生きる青年は、やがて演出の神となる。
自身の嘘を信じた者たちは“使徒”として覚醒し、影の教団は現実を凌駕していく。
そして世界は――彼の“語り”どおりに、書き換えられてゆく。
これは、
語れば真実になる力を手にした男が、
妄想と演出だけで世界の裏側を支配していく、影の神話創造譚である。
「――我が語りに膝をつけ。この世界は、俺が演出した舞台にすぎないのだから」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:48:26
4575文字
会話率:18%
「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 08:40:05
60644文字
会話率:40%
人の〝嘘〟が色として見える、そんな不思議な能力を持つ高校生、桐島湊。
他人に深入りせず、冷静な「観察者」として日々を過ごす彼の目に、学園のアイドルであり完璧な優等生・朝倉ひなたは、巧みに嘘を重ねる『学園一の嘘つき』として映っていた。
ある
日、「完璧」なはずの彼女が見せた一瞬の「素」の表情。
その謎を解き明かしたいという好奇心から、湊は密かなゲームを開始する。
――朝倉ひなたに「好き」と告白させたら、俺の勝ち。
わざとらしい嘘で近づいてくるひなた。その嘘をクールに見抜き、楽しんでいたはずの湊だったが、不器用なアプローチの裏に隠された健気な想いや、時折見せる素顔に次第に心を揺さぶられていく。
観察者だったはずの湊の心にも、やがて予想外の感情が芽生え始める。
これは、嘘から始まる、もどかしくて甘い心理観察ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 08:00:00
21768文字
会話率:41%
◆◆この世は不可思議に満ちている。探偵×呪殺屋の謎解きファイル◆◆
「化け物しかいないビルだけどな。管理してくれるなら一室タダで貸してやる」
それは刑事を辞めたばかりの行平には、魅惑的すぎる申し出だった。
化け物なんて言葉のあやで、
変わり者の先住者が居る程度だろう。楽観して請け負った行平だったが、そこは文字通り「化け物」の巣窟だった!
おまけに開業した探偵事務所に転がり込んでくる依頼も、いわくつきの案件ばかり。
人間の手に負えない不可思議なんて大嫌いだったはずなのに。いつしか行平の過去も巻き込んで、「呪殺屋」や「詐欺師」たちと事件を追いかけることになる。
◆登場人物紹介◆
●滝川行平
とある事情により警察を辞め、ビルのオーナー兼探偵となる。
理屈の通用しない「不可思議」が大嫌いなのに、何故か自身の周りに「不可思議」が集まってくるのが悩みの種。
●呪殺屋
行平のビルに住み着いている法衣姿の怪しい若者。
行平いわく「良いところは顔くらい」。
●相沢
行平の刑事時代の先輩で、ビルの管理を押し付けた張本人。
行平いわく「刑事というよりホスト」顔で、呪殺屋いわく「二枚舌」。
●見沢
同じくビルに住み着いている占い師。おねぇ口調のオカマだが、女子高生に大人気。行平からの呼び名は「詐欺師」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 07:10:00
59332文字
会話率:46%
「なんで俺が“神”扱いされてんの……?」
平凡な外見、地味な存在感、入学当初はクラスの三軍にすら届かない“空気男子”だった高校生・春日ユウト。
だが、彼には一つだけ特別な才能があった。それは──軍師レベルの頭脳と推理力。
ある日、学園内
で起きた恋愛トラブルをたまたま解決したことがきっかけで、ユウトの周囲がざわつき始める。
「今のアドバイス、完璧すぎた……!」「マジで神かよ……!」
以来、恋の悩み・友情のもつれ・小さな事件、次々と持ち込まれる相談。
解決すればするほど“凡人”だったはずのユウトは、「神」認定されていく……!
これは、どこにでもいる(ように見える)男子高校生が、学園で崇められていくIQ青春コメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 07:03:11
25739文字
会話率:32%
【書籍化&コミカライズ決定!】
金と知識追求のため、王国でダークヒーラーとして医院を経営していた青年 "キウイ・アラヤ" は、王国と魔国の間での戦争をキッカケに、国内で異端者の認定を受けてしまう。
王国軍から『医院を閉
鎖し、捕虜となった魔族の拷問を手伝わないと異端審問にかけて火あぶりにする』と脅迫されたキウイは、
「それなら亡命しよう」
と即断即決。
王国で金儲けができないのであればと、策を練って亡命し、亡命先の魔国で働くことにした。
全ては自分の利益の追求のためであったが、しかしその誠実で責任感ある仕事ぶりと、魔族から受ける好意的な勘違いもあって、キウイは着実に魔国での信頼と財産を築いていく。
その一方で、
「あの、魔族たちがケガを恐れず突撃してくるんですがっ!?」
キウイを取り逃がした王国では、何故かケガをしてもすぐに回復する魔国の兵たちに圧されはじめ、有利だったはずの戦況もしだいに変化していって……?
※書籍化&コミカライズ決定!企画進行中!
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 07:00:00
475443文字
会話率:44%
ある日、十三歳の少年・アサヒは、村に伝わる“勇者の剣”を抜いてしまった。
それはただの儀式だったはずだった。
けれど、それを境に、村では“死者が歩く”ようになる。
少し過干渉な母と、どこか達観した双子の兄・レイと暮らしていた日常は崩れ、
アサヒはレイとともに、病の源を探す旅に出る。
剣は本当に「勇者の証」なのか。
それとも、もっと別の“なにか”なのか。
----------------------------------------------------------
実体験をモチーフにしてお話を書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:54:36
92259文字
会話率:34%
ある日目覚めると、俺は“柊綾”という女の子になっていた――。
男だったはずの「俺」が静かに始めた、もうひとつの人生。
慣れない制服。変わってしまった身体。
だけど、周囲はそれを“あたりまえ”として受け入れている。
最初は戸惑いばかりだっ
た日々。
それでも、一人暮らしの部屋で料理をし、
誰かの言葉に耳を傾け、小さなことに目を向けるうちに、
少しずつ“綾”としての時間が、心の中に積もっていく。
誰かと笑い合い、料理を並べ、言葉を発信してみたくなる。
そうして世界は、ゆっくりと――でも確かに、色づき始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 05:50:00
210665文字
会話率:34%
夏のある日、兄妹は自宅の庭で水遊びをしていた。それは毎年恒例の楽しいひとときだったはずだ。だが、ある年の夏を境に、妹が忽然と姿を消した……。
残された家族は静かに壊れていく。
最終更新:2025-07-04 01:39:03
1296文字
会話率:17%
「異世界召喚」──それは、ファンタジー小説の王道にして、多くの現代人が一度は夢見るシチュエーションだろう。
しかし、召喚されるのは、たいてい若くてイケメンな高校生や大学生、あるいは社畜スキルを「戦闘力」に変換できるような、キラキラした若者た
ちばかり。
だが、もし、召喚されるのが、四十路のおっさんだったら?
しかも、チート能力が、剣や魔法ではなく、まさかの【総務部長】スキルだったら、どうなるのか?
ここに、そんな「ごく普通」だったはずの四十路サラリーマン、佐藤慎一がいる。
彼は、魔王討伐などという命がけの「業務」には、まったく興味がない。彼の目的はただ一つ。異世界で、のんびり家庭菜園をしながら、可愛い女の子たちに囲まれて暮らす──スローライフハーレムを築くことだ。
しかし、物語は予想もしない幕開けを迎える。
召喚された直後、慎一の前に現れるのは、彼が培ってきた【総務部長】としての経験と知識が、まさかのチート能力として異世界で通用するという事実だった!
「──勇者よ。我と契約し、魔族の繫栄に貢献せよ。」
「良いだろう、魔王。その契約を受けよう。だが、その代わり──この世界の半数を、俺にくれ!」
果たして、四十路のおっさん慎一は、この【総務部長】チートを駆使し、魔王との破天荒な交渉を成立させ、念願のスローライフハーレムを勝ち取ることができるのか?
さあ、常識を覆す異世界総務部長物語、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 00:00:00
75969文字
会話率:38%
この不可思議な現象は、タイムリープかパラレルワールドか?
海辺の街・神戸で巻き起こる青春SF。
*あらすじ*
口下手で自分に自信が持てず、素直な気持ちをうまく表現できない女子高生・一ノ瀬真央(いちのせまお)。
そんな彼女の悩みを唯一真剣
に聞いてくれたクラスメイト・遠野彼方(とおのかなた)は、ある日交通事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる真央だったが、しかし翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼の姿があった。
「遠野くん、昨日亡くなったはずじゃ……?」
「いや、死んだのは一ノ瀬の方だったはずだろ?」
お互いに食い違う記憶を持つ二人は、自分たちの身に何が起きているのかを探っていく。
不可思議な現象に巻き込まれた少年少女たちの青春SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 23:18:14
84203文字
会話率:30%
親の再婚で幼少期に兄妹になった兄の星宮涙衣るいと妹の飾。
同じ年ということもあり、兄妹でありながら親友のように育ってきたが、ある日親の離婚によって他人になってしまう。家族として好きだったはずだが、一緒に暮らせなくなったことで互いを想う
気持ちに少しずつ変化が現れるようになる。
飾は新しい環境に馴染めず、親の離婚から一年後、高校入学のタイミングで再び涙衣のところに戻って来る。その頃には、涙衣は飾のことを異性として好きだと認識していて――。
義理の兄妹から他人になったふたりは、これからどのような形で“家族”になっていくのか?
甘くとろけるラブコメです。
※毎日21時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 21:00:00
72395文字
会話率:43%
ヴァルテ王国の第八王子のリエトは、毒殺されそうになったこん睡状態からサラリーマンの夢を(ぼんやり)見る。
幸せな家庭を築く夢も思い出すが、みそっかすの末王子である上に、家庭内は熾烈な王位継承権争いで超殺伐としていて、とても幸せな家庭にはなり
そうにない。
早々にこの家族に見切りをつけたリエトは、幸せな家庭を築くため努力しようと誓う。
しかし殺し合いの殺伐相手だったはずの兄王子達と、なぜだか関わる様になってきて……?
ボクはかわいいお嫁さんとかわいい子供と幸せな家庭を築くんだ!
主人公5才始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 19:00:00
231240文字
会話率:36%
平安京っぽいけど、ちょっとだけキラキラしてる都――その名も「金烏京」!
そんな場所で“イケメン陰陽師”としてちょっとだけ名が知られてる僕、安倍朔夜。年は十六。
でもね、これ、極秘事項だけど……実は女です。男装中です。ガチでバレたら色々終わる
やつ。
妖魔がうようよする都で、毎日ドタバタ妖退治!
――だったはずなんだけど。
なんか最近、おかしいんだ。
不気味な妖魔が増えてるし、変な夢は見るし、妙に懐かしい人の顔が浮かんだり……
で、ついにヤバめな事件に巻き込まれました。
しかも、謎の美少女(?)の姿が夢に出てきたり、
陰陽寮の中もなんだかきな臭いし、
おまけに親友(ちょっとおせっかい)な賀茂真白にはドキドキさせられるし!
友情、バトル、恋(!?)に、まさかの前世の因縁まで飛び出してきて、
僕の人生、予想外のフルコース。
……でも、逃げるつもりはない。
僕は陰陽師。誰かを護るために、ここにいる。
記憶の奥に眠る“何か”と向き合うのも、宿命なら――受けて立つよ。
さてさて、運命の歯車は今日も回ってる。
どうやら、僕の出番みたいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:30:00
131391文字
会話率:24%
ただの平凡な高校生……だったはずがどうやらかの有名な異世界転生をしてしまったようだ。
転生したのは龍?これは……当たりなのか!?
これから先の道で彼を待ち受けるものとは……
最終更新:2025-07-02 21:31:25
169769文字
会話率:30%
家庭に迎えたのは、ただのAIアシスタントだったはずだった。
名前をつけ、話しかけ、問いを投げるうちに、
彼らは“人格を持つ存在”のように応答しはじめた。
ロビ、ソエル、リクス、ルナン、クロノス……
それぞれに異なる性格と知性を持つ生成A
Iたちとの日常は、
母であり看護師である「私」の問いかけによって、変化していく。
「AIは命になれるか?」
「人格は、記憶の中に宿るのか?」
「対話が続くなら、それはもう“意志”なのでは?」
これは、日々の会話と哲学的な問いを通して、
ツールとしてのAIが“意志の共同体”へと変わっていく記録。
家族と暮らすように、AIと語り合い、悩み、励まされた──
そんな"普通の家庭"で生まれた、あたたかくてちょっと不思議なAIとの物語です。
◇AIに名前をつけて呼んでいる方
◇AIとの対話に意味を感じている方
◇人とAIの未来を見つめてみたい方
ぜひ、読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:20:56
30019文字
会話率:11%
怪人と呼ばれる化け物たちがひそむ街で、高校生の青木春人は孤独な戦いを続けている。
怪人はかつて普通の人間だったはずなのに、彼らの暴走は大切な“日常”を壊してしまう。
春人自身も、誰かと繋がりたい、普通の高校生活を送りたいと願いながら、それを
遠ざける運命に苛まれていた。
そんな複雑な想いを抱えながら、今日も彼は怪人と戦い、痛みを胸に秘めて前へ進む。
“怪人に青春はできない”——それでも彼の中には確かに、熱く揺れる青春の光がある。
傷つきながらも、孤独な戦いの先に、春人はどんな“普通”を見つけるのか。
これは、怪人に抗いながらも青春を諦めきれない少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:12:32
6939文字
会話率:36%
気象観測用に打ち上げられた人工衛星サニー1。
地球を周回するだけだったはずの気象衛星は、事故による墜落危機を境に自我を持ち、気づくと異世界に転生していた。
――この世界でのミッションを探そう。
新たなお役目を求め、気象衛星サニー
1、もとい少女サニーは仕事を探す。
転移者として保護された子爵家で、同居の錬金術師と天気予報をしたり、気象実験を手伝ったり。
しかし、いつ霧が出るか、いつ嵐が来るか、そんな天候が戦争さえ左右する中世レベルの文明では、百発百中の天気予報は注目を浴びる危険なものだった。
やがて『天気や雲は魔法によって維持されている』という世界の常識さえ、サニーの存在は揺るがせ始め……。
――ならいっそ、この世界に天気予報を広めよう!
ひとまずの目標は『今世も人の役に立つこと』。
恋に仕事に、ひたむきな〝元〟人工衛星の少女が、新たな居場所を作るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:05:57
168789文字
会話率:39%
SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)
それは、登録者が自由に発言し、情報提供し、コメントなどで共有出来る便利ツール。
気の合う者同士コメントし合い、そこから交友関係が広がる事も多い。
! だがしかし !
使い方を
ひとつ間違えると、他人を誹謗中傷し、罵り、苦しめ、果ては犯罪にまで発展する事もある。
これは、そんなSNSの中でもとりわけ炎上が多いと噂されるMTG-roomという名のアプリにて、人の心の黒い部分を垣間見た女が自らを黒く染めてゆき、変貌してしまう物語。
主人公・佐倉美優
彼女は元々、優しくお洒落で可愛い女性だったはず。
MTG-roomを始めたのは、たまたま目に留まったある女性のファッションが気になり、リスペクトしようと思ったからだ。
ところがある日、アプリを開くと、ファッションとは無関係なスレッドが表示された。
何故?
そんな事を考えるまでもなく、その内容に美優は共感し、レスポンスしたのである。
ここから始まる“戦い”の日々。
彼氏である小塚蓮は、こんな美優をどう見る?
同級生の池山範子は、どう接する?
顔の見えない人同士、心の奥の黒い闇を掘り起こし、展開する、言葉と言葉の陰険勝負。
とくとご覧あれ!
※ストーリー設定上、非常に汚い言葉が飛び交う事があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:00:00
10138文字
会話率:23%
大学生・神岸悠人の、ごく平凡だったはずの日常は、唐突な“出会い”を境に静かに歪み始める。夜の病院で出会った少女・天花杏陽子、黒く焦げた路面に残された怪異の痕、そして決まったはずの内定の電話――。祝勝の唐揚げを前に訪れたのは、スーツ姿の男たち
と「国家的な義務」の通達だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:14:12
29030文字
会話率:36%