「朔仁、俺、好きな人ができた」
高校に進級してひと月も経たないころ、幼馴染で親友の七原爽司から打ち明けられた。
昔から、女子にモテまくっていたし、惚れっぽいとは少し違うかもしれないけど、彼女の途切れたことのないような爽司がそんなことを
言ってきたのはべつに不思議でもなんでもない。
ただ、いつもと話が違ったのは、その後のことで、まさか、その爽司が好きだと言っていた相手である、白月茉莉から告白されるなんてことは、想像だにしていなかった。
「私を幸せにできるのはあなたしかいませんから、私を幸せにしてくれるつもりはありますか? 真田朔仁さん」
そして、そんな風に大上段から言われるなんてことも。
どこまで本気なのかは怪しかったが、親友が好きだと言っている相手から告白されたなんてことを、その当人に言えるはずもなく、だからといって、そんな理由で断るなんて不誠実なこともできるはずはなくて。
とりあえず、お友達から、みたいな、彼女の提案に乗らざるをえなくなったわけだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 01:20:23
88841文字
会話率:36%
僕、アルフリード・フィートはラヴィリア王国で暮らすただの料理店の息子のはずだった。
両親から受け継いだこの店を、隣に住んでいる幼馴染の協力もあって、何とかやっていたのだけれど、ある日、嵐と共に現れた大きな渦の中に、吸い込まれてしまいそう
になった幼馴染のシュエットを助けたのは良いのだけれど……
抵抗むなしく、辿り着いた(流された?)のは見ず知らずの土地で。
確かめたいことも、知りたいこともたくさんあるけれど、でもとりあえず、男だったら、目の前で襲われそうになっている女の子を助けないわけはないだろう。
この先どうしたらと思っていたところを拾ってくれたそのシャルリアという名前の女の子は、どうやら聞いたこともない国の王女様らしく、そこへ身を寄せさせていただけることになったわけだけれど。
そこでめでたく、僕は仕事をいただけたのだけれど……めでたい、のか、これ?
そんな感じで、僕は元の世界に戻って返事を伝えるために奮闘する……はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 01:23:26
684652文字
会話率:31%
ある日全世界で男女の貞操観念が逆転する超常現象が発生した。それにより女性の性欲が凄まじく強くなり男性の性欲はめちゃくちゃ弱くなったわけだが、主人公である沢城潤は何故か貞操逆転していない。
そのため今までと何も変わっていない潤だったがそれを
知られると面倒ごとに巻き込まれる可能性が高いと判断して隠している。
しかし、そんな潤の秘密に気付いた美少女達にロックオンされてしまって…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:18:13
76159文字
会話率:67%
主人公である霧島才人には疎遠になってしまった幼馴染である八雲真里奈がいた。思春期に疎遠になって以降まともに会話すらなかった才人と真里奈。
ある日、才人は大切な話があるという理由で屋上に呼ばれたわけだがそこには真里奈の姿があった。真里奈は才
人の姿を見るなり男避けの偽装彼氏になるよう命令をしてきたのだ。
「私の彼氏役になりなさい、返事は”はい”か”YES”の二択よ」
「いやいや、それだと実質一択しかないだろ」
真里奈の圧力に屈して彼氏役を引き受ける才人だったが、彼女の思惑が別のところにある事を彼はまだ知らない。
これは偽装彼氏になったつもりが、いつの間にか本物の彼氏になっていた話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 10:01:43
102651文字
会話率:69%
何の取り柄もないぼっちな男子高校生、八神涼也は空虚な毎日を過ごしていた。そんな涼也がいつものように学校から帰っていると無差別殺人事件に巻き込まれてしまう。
逃げようとする涼也だったが、学校一美人と評判なクォーターの双子姉妹である剣城玲緒
奈と剣城里緒奈が襲われそうになっている姿を目にする。
玲緒奈と里緒奈を見捨てる事が出来なかった涼也は2人を命懸けで助けたわけだが、実はヤンデレだった彼女達をガチ惚れさせてしまった。
とんでもないヤンデレ姉妹に狙われるようになった涼也は果たして一体どうなってしまうのか…?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 20:15:05
129623文字
会話率:54%
※情報の海が解禁してからがある意味本番です。
我が家は代々優秀な魔法使いを排出していた侯爵家。僕はそこの長男で、期待されて挑んだ鑑定。
だけど僕が貰ったスキルは、謎のユニークスキル──〈海〉だった。
期待ハズレとして、婚約も破棄さ
れ、弟が家を継ぐことになった。
家を継げる子ども以外は平民として放逐という、貴族の取り決めにより、僕は父さまの弟である、元冒険者の叔父さんの家で、平民として暮らすことになった。
……まあ、そもそも貴族なんて向いてないと思っていたし、僕が好きだったのは、幼なじみで我が家のメイドの娘のミーニャだったから、むしろ有り難いかも。
それに〈海〉があれば、食べるのには困らないよね!僕のところは近くに海がない国だから、魚を売って暮らすのもいいな。
スキルで手に入れたものは、ちゃんと説明もしてくれるから、なんの魚だとか毒があるとか、そういうことも分かるしね!
だけどこのスキル、単純に海につながってたわけじゃなかった。
生命の海は思った通りの効果だったけど。
──時空の海、って、なんだろう?
階段を降りると、光る扉と灰色の扉。
灰色の扉を開いたら、そこは最近亡くなったばかりの、僕のお祖父さまのアイテムボックスの中だった。
アイテムボックスは持ち主が死ぬと、中に入れたものが取り出せなくなると聞いていたけれど……。ここにつながってたなんて!?
灰色の扉はすべて死んだ人のアイテムボックスにつながっている。階段を降りれば降りるほど、大昔に死んだ人のアイテムボックスにつながる扉に通じる。
そうだ!この力を使って、僕は古物商を始めよう!だけど、えっと……、伝説の武器だとか、ドラゴンの素材って……。
おまけに精霊の宿るアイテムって……。
なんでこんなものまで入ってるの!?
失われし伝説の武器を手にした者が次世代の勇者って……。ムリムリムリ!
そっとしておこう……。
仲間と協力しながら、商人として成り上がってみせる!
そう思っていたんだけど……。
どうやら僕のスキルが、勇者と聖女が現れる鍵を握っているらしくて?
そんな時、スキルが新たに進化する。
──情報の海って、なんなの!?
元婚約者も追いかけてきて、いったい僕、どうなっちゃうの?
カクヨムからの転載です。
現在のストックは269話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:10:00
930628文字
会話率:34%
────【あらすじらしきなにか】────
私、片瀬花奈は困惑していた。
つい数分前まで死ぬほど暇な学校、呆れ返るほど退屈な授業、それに由来する平穏な日常を謳歌していた筈なのに……
「ここ……どこ……?私は……片瀬花奈だわ」
見知らぬ自称
神に拉致されて、あれよあれよと転移させられ目を覚ますとそこは森の中だったわけだけどさ。
夢も希望も寄生先もないこんなとこでどうしろと……?
お決まりの『ステータス』と『特殊技能』を引っ提げて探検する(させられる)はファンタジー世界!
夢と希望に満ち溢れた()魔術世界を自由気ままに散策する、壮大でも荘厳でもない、ありふれた片瀬花奈の非日常はここから始まった!
「そんなことよりスマホ返せ!」
……始まった。
「早く帰りたいなぁ」
いや、始めろよ。
───────────
この作品は少女…もとい片瀬花奈が別世界に飛ばされ周りを振り回しながら自身も振り回される…そんな日常と、別世界と現実世界の差を体感し困惑して取り乱す、そんな別世界にとっての非日常を綴った小説です。
シリアスさんが顔を出すこともありますし、コメディさんが主張してくることもありますので苦手な方はご注意下さい。
※1日1話を目標にしていますが、努力目標です。
※一話当たり3000文字程度を基準にしていますが、時々極端に増えたり極端に減ったりします。
※現在初期の話をゆっくりと改稿しています。
内容自体には一切の変化はありませんが、微細な表現の変化があります。
現在の進捗:◇9
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 23:00:00
4140627文字
会話率:28%
静岡県の田舎町にある神川ゴルフ練習場。
そこは今どき珍しく個人営業で、打席の数は22席と少なく、自動でティーアップされる装置も無いような寂れた練習場だ。
経営者となるティーチングプロ・神川佳斗と小学生の息子・陸斗(この物語の主人公)、そして
佳斗の妹・夏目美里の三人で切り盛りしてきたが、もはや限界。
お客さんは大手の練習場に取られ、廃業寸前であった。
そんな時、佳斗の友人である大内雄介プロが訪ねてきて、こう言った。
「もう、ここで営業は厳しいだろう。どうだ、もしよかったら、私の専属キャディ―にならないか? キミの力があれば、私もまた輝ける。そうなれば、いずれここを再開させることもできるようになるのではないか?」
その言葉は、ある意味自分本位。
だが、彼は長年の付き合いから、そう言わなければ佳斗がこの話を受けないと知っていた。
そして、佳斗も。
「わかった。少し考えさせてくれ」
そう答え、妹と相談。息子の了承も得て、廃業を決めたその時だ。
「たのもう」
そんな昔ながらの訪問を告げた者がいた。
朝陽瑠利。
しがないティーチングプロでしかない佳斗を師事し、廃業寸前だった練習場を救うヒロイン。
そして、いずれは世界へ羽ばたいていくことになるプロの卵だ。
その彼女と共に成長し、朝陽のように眩い輝きを放つ瑠利をずっと間近で見てきた陸斗は、いつしか同じ舞台へ立ちたいと願うようになる。
そして二人は……。
といった感じですね。
物語は、佳斗が息子に事情を説明するところから始まります。
前半は瑠利を中心に描き、後半はその彼女に憧れる陸斗のお話。
舞台設定は神川ゴルフ練習場を中心に描いていますが、競技での熱い戦いもあります。
※ このお話はフィクションであり実在する人物、宗教、団体とは一切かかわりありませんので、ご了承ください。
本編にはゴルフに関する専門用語や知識も出てきますが、これらはあくまでも個人的な見解であって、正しい理論を保証するものではありません。勉強はしていますが、プロの監修を受けたわけではありませんので、勘違い等、多数あるかと思います。
ルールなどもこのお話独自のものを採用していたりしますので、ご注意を。
最後にゴルフ練習場での仕事経験もありませんので、これらも勝手な空想です。
これまでの経験から判断してのアレンジであると、了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 21:43:58
21001文字
会話率:40%
一獲千金を夢見る者達は、自らが得る特殊な能力に多大な期待を持っている。
多少望むものとズレた能力を得たとしても、その能力のレベルを上げる事で莫大な益をもたらしてくれる可能性は捨てきれないのだが、望む、または望みに近い能力が得られるとは
限らない。
そんな世界で、過去に地球で生活をしていた記憶があるスロノと呼ばれている少年が記憶を取り戻し、今何をしているのか、自分と言う存在はどのような存在で何の能力を持っているのか調べている。
能力の名前からして一獲千金、つまり将来的に楽に生活できるような能力ではなく、またそのレベルも能力を得た直後の最低レベルだった事から落胆するのだが、実はその能力には隠された秘密が存在した。
一方スロノを体の良い小間使いとして使っていた冒険者達は、あり得ない能力を持ったが秘匿しているスロノの意図していない逆襲を受けて没落していき、スロノはその力を使い、特に希望したわけではないが別格の存在と言われている人々と肩を並べる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:54:02
483744文字
会話率:40%
四次元世界での異次元上昇計画に加わったオーエンが、元特殊部隊長のアリフを探しに地球に戻ってきた。期限は半年。その中でアリフを探して、四次元に連れて帰る使命を帯びている。アリフが身の危険を冒してまで地球に戻ってきたわけは?地球はどんな形で異次
元上昇できるのか?
近未来SF小説「サードアイ」の第二章としての本作「グラウンディング」では、理想と現実とエゴと葛藤をテーマに、人間が既存の枠を超えて宇宙の変化についていくためのはどうすればいいのかを問う作品。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-16 20:25:19
6159文字
会話率:45%
「妖精と王子様のへんてこワルツ(https://ncode.syosetu.com/n0406gi/)」シリーズ最新作です。
色々ひと段落!
シリーズ内にちりばめられていた伏線のほとんどが「へんてこチャチャチャ」で回収されたわけですが……
エルフリートとロスヴィータの関係は、あんまり変わっていないぞ!?
今期の二人は遠距離恋愛。でも、離れる事で見えてくる事もある。
あまりにも乙女すぎるエルフリート、とエルフリートがロスヴィータと結婚する覚悟ができるのを待つロスヴィータ。
さてさてどうなることやら。
【毎週水曜・土曜、20時更新/1話あたり2,000~2,500字程度】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:00:10
171727文字
会話率:45%
ワタクシはエリーゼ・ライヒスベルク!泣く子も黙る公爵令嬢ですわー!
第1王子とその婚約者(親友)が事故死して前倒しで第2王子の婚約者になってしまいましたわー!
正直コイツ王太子の器じゃないですわー……
これほどバカ王子なら貴族の信用度が落
ちる一方!合法的にこの国の権力を握る算段が出来ますわー!最高ですわー!ワタクシの帝国爆誕ですわー!
学院に入学したらなんかよくわらない平民が第2王子に抱きついてますわー……正直どうでもいいですわー……もう第2王子に価値はありませんわー
それはそれとして舐められたら終わり、一応婚約者に近づく平民に教育ですわー!その後は第2王子と好きにすればいいですわー!
オラァ!校舎裏にいるのはわかってるんですわよ!
「これで王子は落とせた、あとは4人を落としてハーレムを作って……5人の男に囲まれて薔薇色の人生を歩むのよ……私が王妃になるのよ……ゲームの通りにね」
なんかやばそうですわー……それじゃ生まれた子供が誰の子かわからないじゃありませんの。
そもそもワタクシが建国したら国王にもなれませんわー
でも、もう第2王子は見切りはつけてるからいいですわ!欲しかったら差し上げるから卒業まで大人しくしてくださいまし!
それにしても、結構謀略家なんですわね。
これだけのことをゲーム感覚でやるなんて……楽しくなってきましたわー!
でも、なんかブツブツ言い続けて怖いから今回は引きますわー……ビビったわけではありませんの!
え、本当にただの平民ですの?
第1王子が生前に願書を?助けてもらった?誰も貴族や有力者が支援してないんですのね?本当に?
それであんなことを口に出して言ってたんですの?
もしかして……心の病……?妄想で生きてる……?世界が自分を中心に回ると思い込んでるタイプ?ん?皆様なんでワタクシを見てるんですの?
これはいけませんわー……優しく見守りますわー……皆さん手出し無用ですわー……病人には優しく、人に優しく、上に立つもののモットーですわー!放置!静観ですわ!
そして、ワタクシこそがトップに立つのですわー!
カクヨムでも連載中ですわー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:00:00
524981文字
会話率:62%
時は二十一世紀。心優しい少年八重寺一八(やえでらかずや)は、潮だまりで難儀しているタコをみつけ、『きみたち、うちくる?』的に助けたわけだが、そのタコがなんと、異星人だったのだ。ひょんなことから異星人の眷属となり、強大な力を手に入れた一八、正
義の味方になるべく頑張る、彼の成長をタコ星人の夫妻が見守る。青春ハートフルタコストーリー。
こちらの作品は、他のプラットフォームでも公開されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 18:10:00
48191文字
会話率:48%
新たな技術によりフルダイブ型VRMMOで世界が盛り上がる中、そこへ参入する少女の姿が。
ただし、彼女は周りにいる多くの新たな世界で楽しみを見つけようとするような存在とは大きく違っていた。
「これで、みんなより長い時間勉強できる!!」
そ
う。彼女は受験生。受験戦争という恐ろしい場所に身を投じ、日々心身を削りながら他者より先に出ようとするそんな存在。
彼女が新たなゲームに求めたものは、体感時間の増加だった。時間が引き延ばされ現実の3倍の時間をゲーム内で過ごすことができるというフルダイブ型VRMMOならば、ほかの受験生たちよりも多い時間で勉強ができると考えたわけだ。
そんな狙いの下、彼女は全力でゲームの中で勉強をするという矛盾したような行動を始める。そうしてそのまま彼女は志望校合格のために毎日ひたすらゲーム内で勉強を………というのはほとんど実現したものの、想定外の出来事が頻発した。
彼女の勉強内容に興味を持つNPCや、彼女と似たことを思いつくプレイヤーの登場、イベントへの参加。そして、その先に待ち構えている、彼女の想定していなかった活躍。
彼女はただ受験勉強がしたいという思いとは裏腹に、ゲーム内で伝説を作っていくことになるのだった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 18:08:02
964540文字
会話率:45%
20歳の誕生日、レオは2人の世界征服をもくろむ女性に襲われ、殺された。レオも何もしなかったわけではなく、敵から奪っていた転生の能力を発動するが、そのときに呪いをかけられてしまう。その呪いは『レベルアップ不可の呪い』。レオは転生先の世界で、レ
ベルアップができなくなってしまう。それでも転生したことでレオンへと名前を変えたレオは、前世の知識を使いつつスキルや、職業を獲得していき、強くなっていく。
だが、ある日転機が訪れる。前の世界と同じように、世界征服のために異世界から敵がやってきていることが分かるのだ。レオンは前世で自分を殺した2人によって警戒される対象となり、排除の対象とされていた。自分の正体を隠しつつ、レオンは世界征服を止めるために動き出す。異世界から送られてくる兵たちは強敵ばかり。レベルアップすることのできない中で、レオンは異世界の兵たちに勝利し、世界を守ることはできるのだろうか?
レオンは最初こそ敵に1人で立ち向かうが、しばらくすると敵の数の多さが自分で1人では対応できないほどだと知る。そこで、レオンは他にも世界征服に対応できる仲間を作ることにした。だが、異世界の敵にこの世界の最強と言われる人たちが次々とやられており、自分が育てるしかないと確信する。しかし、国のトップはすでに異世界の侵略者たちに操られており、表だって活動することはできなくなっていた。レオンは裏の組織を作ることになる。少しずつ強くなり、増えていく仲間たち。しかし、数が増えると敵のスパイにも計画せねばならず、少しずつレオンの心に負荷がかかっていく。
レオンが壊れるのが先か、それとも敵を全て倒すのが先か、ほとんど負けが確定したような不利な戦いが始まることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 15:01:20
12080文字
会話率:26%
私と旦那様は『白い結婚』……いわゆる愛のない契約結婚。
伯爵家から提示され、『それでも構いません』と嫁いで来たわけですが……ある晩、お屋敷内でこっそり囲われていた旦那様の愛人さんとばったり遭遇!
な、な、なんと!
こんな素敵なお相
手がいらっしゃったなんて!
あぁ、だから『白い結婚』ご希望だったのですね!
彼女との出会いで、私の閉じ込めていた感情の箱のフタは開いてしまった。
私、旦那様と愛人さんとの恋を応援しようと思います!
そして、私達の『白い結婚』を終了いたしますわ!
作成済みなので、全7話で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:30:00
15662文字
会話率:32%
関西を拠点に活動するMiASYS(ミアシス)。
それぞれが、夢をかなえたい思いで、オーディションを勝ち進み、男女5人組のボーカル&ダンスグループが結成された。
もちろん、最初から順風満帆だったわけじゃない。
時には壁にぶつかり、時には喧嘩し
たり。
だけと、それも今は歌ってきた歌や曲たちと同じくらい大切なものかな。
-野村翔稀-
※このお話はフィクションです。人物や団体は実在しないものです。あらかじめご了承ください。
だから、今のメンバー達と、まだまだ走っていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:10:00
825981文字
会話率:40%
松本(35)は会社でうたた寝をした瞬間に異世界転移してしまった。
特別な才能を持っているわけでも、与えられたわけでもない彼は当然戦うことなど出来ないが、彼には持ち前の『単調作業適性』と『社会人適性』のスキル(?)があった。
第二の『社会人』
人生を送るため、超資格重視社会で手に職付けようと奮闘する、自称『どこにでもいる』社会人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:10:00
36584文字
会話率:35%
これは、タフで情に脆く姐御肌。食べる事が大好きな一介の女戦士が世界を旅する物語。
寒さ厳しいラグシア大陸北部に位置するドライゼル帝国には珍しい日に焼けたような褐色肌に、ルーンと呼ばれる失われた魔術文字を右眼に宿して産まれた事から「忌み
子」として扱われ、16歳の時に故郷である街や国から逃げるように出奔した────流浪の女戦士アズリア。
勇者という宿命を背負ったわけでもなく。
世界の危機を救えと神託を受けたわけでもない。
ただ、失われた魔術文字を使うことが出来る代償として通常魔法が使えないという欠落を背負ったアズリアが、あても無く世界に散らばる魔術文字を探索し継承する一人旅の物語。
世界中を旅する道中、様々な人物との出会いや色々な出来事を重ねる内に心身ともに成長し、やがて旅の最終的な目的を見つけていくだろう……多分。
※一話2000文字程度ですので、あっさりと読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:07:42
4105013文字
会話率:31%
俺は日本で病気にかかって、あの世へ旅立った。
だけど本当は寿命は残ってた。
女神様が間違って15歳の女の子の代わりに俺の命を召したわけだ。
そんな事情かよ。そんじゃ仕方ない。5年間の闘病生活の末に享年21歳。
女神様が代替え案でパラレル
ワールドに送ってくれることになった。
丁度、俺そっくりの奴が天に召された直後の世界があって、そこに行く。
行き先は今の日本とそっくりだけど、違うのは男女逆転世界。男女比も1対12。
ハーレム? いや無理でしょ。そういうのってハンサム転生したやつの特権。転生先、美的感覚は前と変わらないもん。
モブな俺は、前世の病気のせいでできなかったことやって、普通に大人になればいい。
誰が彼女になってくれれば、御の字だしね。
チート? そんなもん付けくれるより、俺を支えてくれた前世の親と妹が苦労しないように金をやってくれ。
俺は17歳に若返らせてもらえるし、ただ健康な生活を送らせてもらうから。
貞操逆転、男女比狂いの世界に期待したのだけれど・・。
あれ妹の梓、元カノのルナ、それに幼馴染み。なんでこっちの世界にもいるの?
俺、違う世界に行ったんだよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:00:00
501241文字
会話率:27%
クロ・ハートフィールドは辺境の地を治める領主である。
そんな彼には"この世界”の予備知識が生まれた時から存在していた。
転生、乙女ゲーム、魔法、学園、この世界の行く末。つまり、彼の記憶ではこの世界は前世でのゲームの世界だっ
たのである。
しかし主人公や悪役令嬢、攻略対象に転生したわけでもなく、年齢も主人公とは違い、学園に同時期にギリギリ通えない年齢の、ゲームでも見たことが無い貴族の息子。そして特に転生特典もない。
さらには学園で高貴な人間の恨みを買い、左遷のように辺境で領主としてやっているのだ。
ゲームとは関係なく、この世界は別の人生の舞台なのだと切り替えて過ごしていると、自身の結婚が唐突に決まったのである。
そう、この世界の悪役令嬢役であった女性、ヴァイオレット・バレンタインと。
これはそんな二人が、のんびりしたり、勘違いさせたり、恋愛したり、偶に暴れたりする物語。
ついでに己の欲望に忠実な者達に頭を悩まされたりもする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:00:00
5760887文字
会話率:57%
「お前は国外追放だ!!」
「ええ!?」
ユーリ・アーヴィルは王宮に勤める魔法使いだった。しかし、あることが原因で悪魔認定を受けて国外追放処分となってしまう。それというのも、彼の『範囲魔法』が『世界規模』であったから。しかも災害級の威力を
誇っていたため、悪魔扱いを受けてしまったのだ。
自分の魔法はそんなたいそうなものではない。
ユーリは必死に弁明を試みるが、それも叶わず王都の外れへと放り出された。
そんな彼を助けたのは、一人の少女。
「我らの新たな『魔王様』」
ミラというその少女曰く、先代の魔王はユーリの範囲魔法の落雷を受けて死んでしまったという。そんな彼の『我を倒した者を時代の魔王に』という遺言に従い、彼女は少年を探しにきたとか。
最初こそ渋っていたユーリであったが――。
「このままだと、私は殺されてしまう……!」
ミラが魔王の娘であり、王位継承の争いの火種となると知って覚悟を決めた。
この少女を守るために自身が魔王となり、時間を稼ごう――と。
もっとも、彼自身は自分の魔法など下らないと信じていたわけだが。
これは一人の少年が勘違いとハッタリで窮地を切り抜ける、コメディ異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:06:43
4438文字
会話率:39%
ひょんなことから妹の代わりに新作VRMMO《オニキスアイズ》をプレイすることになった少女、小鳥。
小鳥は運良くレアなジョブに就いたわけでも、なにかレアな装備を手に入れたわけでもなく、レアなモンスターをテイムしたわけでもないのだが、ある一つの
選択肢を取ってしまったことによって《オニキスアイズ》のトッププレイヤーとして君臨することになってしまう。
その選択肢とは―――メインヒロインであるNPCを殺害する選択肢。
……別に小鳥に人を殺す趣味があったのではなく、それはゲームの経験が浅いが故の殺しだったのだが……。
とはいえ、真っ先に殺しの選択肢が出てしまった小鳥による冒険譚が今、始まる。
「まったく。あなた賢くない判断をしましてよ。最初からこの指輪を渡して下さればこんなことになりませんでしたのに……ふふふ」
なお、彼女の《オニキスアイズ》における通り名は『テロリスト』であった。
いや、別に小鳥に人を殺す趣味は間違ってもないのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:30:00
845286文字
会話率:35%
世界の終焉でゾンビだらけになったはずなのに、まったくゾンビに会わない男がいた。その男の名は遠藤近頼、22歳で彼女いない歴22年。まもなく世界が滅びようとしているのにもかかわらず童貞だった。これは彼を取り巻く女達のこれまでと、生き残りをかけた
物語(サイドストーリー)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:48:36
446279文字
会話率:56%