人類を喰らい災いをもたらす異形の怪物――〝災獣〟
それに唯一対抗可能な人間――〝魔法少女〟
そんな魔法少女の一人である在間カコは、〝災獣〟であり〝人間〟でもある魔法少女『ユメハ』と出会う。
そんな出自故かユメハには生まれつき感情が無かった
。しかしカコはユメハに感情を知ってほしいと、まるで姉のように振る舞い始める。
共に過ごす日常、あるいは共に駆ける戦場の中で、二人は何を想い何を得るのか。
「――強くなってよ。わたしを守れるくらいに」
これは在間カコと在間ユメハ、二人の魔法少女に起こった出来事とその顛末を綴った記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 18:39:10
41429文字
会話率:36%
天樹全能院宝稀は世界的に有名な小説家の父を持ち、才女だけが集められた特別な学院に通っている。
成績優秀なうえその容姿はあまりにも完璧で、自分でもドン引きするほどだが、ある日、両親から「不出来」の烙印を押されてしまい処分されることが決定してし
まった。
不出来な子は、作った親が責任をもって食べるのよ―――。
突然両親にそう言われ、16歳の誕生日に食べられてしまうことが決まってしまった宝稀は、あと数日に迫る誕生日を前に不安とささやかな冒険に出ることを決意する。
平々凡々を望む、平凡らしからぬ少女のささやかな冒険の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 13:50:51
17705文字
会話率:35%
「エレナ……いや、『星屑の聖女』。お前との婚約破棄は破棄させてもらう」
とうとうこの日がやって来てしまった。
私──エレナは婚約者であり第一王子でもあるアルベルト・エリュシオンに婚約破棄を言い渡されてしまった。
こうなる事をある程度
予期していた私は、流れに抗う事なく、聖女を即引退。
「さ〜て聖女を辞めた事だし、新天地で第二の人生を謳歌するか! 人助け頑張るぞー!!」なんて事を思ったら、魔王らしきものが現れた。
びっくりしたのか、いつの間にか意識を失う私。
ちょっと意識を失っている間に滅びた王国。
何故か異形の化け物になった友人。
そして、空から舞い降りたサンタクロース。
訳がわからないまま、事態は悪化の一途を辿ってしまう。
ああ、もう! こうなったら、私が全部解決してやんよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 22:28:28
367177文字
会話率:28%
児童養護施設で生活していた虎太郎は、昔から異形のモノが見えた。
それが原因で小さい頃から虐められ、14歳の春、とうとう施設を出ようと決意する。そんなとき、タイミング良くとある組織に引き取られ、『神獣使い』になるよう命じられる。
神獣使いは平
安の頃からひっそりと受け継がれてきた、恐ろしくも崇高な仕事。才ある者にしか見えない魑魅魍魎を、神獣を使役して滅する仕事。
"ただの"虎太郎は、自分の生きる意味を見つけるため、立派な神獣使いを目指すことに。
しかし、師匠として上から組まされたのは、臆病で面倒くさがりの頼りない男だった。
真面目でオカンな虎太郎は言う。
そのダラしない根性、一から叩き直してやる!……から、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
※不定期更新ですが、なるべく一週間に一度はアップできるよう頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 16:01:16
43512文字
会話率:27%
記憶を失ったレイが目を覚ました世界は、
命を創造し、恒星間航行を可能とした旧人類が滅んだ地球だった。
レイは静止軌道上の軍事衛星と接続したことで得た人工知能の相棒
『カグヤ』と共に旧文明が残した遺物を回収するスカベンジャーになる。
失った記
憶の手掛かりを探すレイは、残虐な略奪者がのさばり、
異形の生物が徘徊する廃墟の街に身を投じることになる。
最新話と矛盾が生じないように、文章の編集、また誤字脱字の確認を行っています。
カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 10:00:00
4383631文字
会話率:50%
宮城県仙台市、杜都町に暮らす高校生・七ヶ浜虚空蔵。
最強の喧嘩屋と呼ばれ、周囲から恐がられる虚空蔵は幼なじみである多賀城美弥、夢芽といつも通りに過ごしていた。
そんなある日、謎の声に導かれた虚空蔵は酷い怪我を追った1人の少女と出会う。
そ
してその少女を追って現れた異形の怪人と戦うも重傷を負ってしまう。
しかし、少女から渡された不思議なアイテムによって虚空蔵も異形の姿へと変わり…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:07:53
242970文字
会話率:62%
霧深い山奥にある村「霧隠村」を訪れた三田村幸太郎は、詐欺師として都会で失敗を重ね、追われる身となった男だった。彼の目的は、村の祭りで祀られる狐神の秘宝「カミツキ様の宝珠」。それが数百万円の価値を持つと聞きつけ、これを盗み出して人生を逆転させ
ようと企んでいた。
村に到着した幸太郎は、古びた家々や村人たちの異様な視線に不気味さを感じながらも、研究者を装い、村長に近づく。村長は穏やかな笑顔で祭りを案内し、幸太郎の侵入を歓迎するような素振りを見せるが、その笑顔には何か底知れぬ違和感があった。
翌日、村は狐の面をつけた村人たちで賑わい、神社の境内には祭りの準備が整えられていた。村人たちの踊りや太鼓の音に包まれる中、幸太郎は「カミツキ様の宝珠」の隠し場所を探し始める。やがて夜になり、祭りが本格的に始まると、狐面をつけた村人たちの動きが次第に獣じみていき、不気味な空気が漂い始める。
その隙を突き、幸太郎は神社の本殿に忍び込み、宝珠を発見。台座に鎮座するその宝珠は淡い光を放ち、生き物のような存在感を漂わせていた。「これで人生が変わる!」と歓喜する幸太郎。しかしその瞬間、背後から村長の声が響く。
振り返ると、狐の面をつけた村長が現れるが、すでにその姿は人間ではなく、背中には白い尻尾が揺れ、足元は獣のように変貌していた。さらに村人たち――いや、妖狐たちが姿を現し、幸太郎を取り囲む。異形の村長は笑みを浮かべながら言う。「宴は始まったばかりだ」――その言葉とともに、幸太郎は妖狐たちに捕らえられ、広間に連れ込まれる。
広間では、妖狐たちが笑い声を上げ、踊り狂っていた。祭りの本当の目的は、よそ者の「肉」と「魂」を捧げることで、妖狐たちが力を得るというものだった。絶望する幸太郎の周囲で踊りが加速し、狂気じみた笑い声が山々に響き渡る。そして、祭りの最高潮に現れるのは、異形の狐神「カミツキ様」。
翌朝、霧隠村の神社には新しい狐の像が飾られていた。それは、宝珠を抱えたまま笑みを浮かべる都会的な顔立ちの狐だった。幸太郎の姿は、もうどこにも見当たらなかった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:55:09
1597文字
会話率:30%
深い谷間に佇む静かな村。豊かな自然と長い歴史に彩られたその地で、少年リュウは家族とともに平穏な日々を過ごしていた。しかし、霧に包まれたある朝、その平和は一瞬で崩れ去る。突如現れた霧の中の異形の軍勢が村を襲い、すべてを炎に包んだ。絶望と混乱の
中で、リュウは母から村の祠に祀られていた「護符」を託されるが、母の言葉を最後まで聞くことができないまま意識を失う。
目覚めたとき、村は灰燼と化していた。すべてを失ったリュウの手には、謎めいた護符が握られていた。それが何を意味するのか、なぜ自分だけが生き残ったのか――答えは何もわからない。ただ一つ、護符に秘められた力と、村を滅ぼした者たちへの復讐の炎が、彼の胸に強く燃え上がっていた。
護符が導く先には、一体何が待ち受けているのか?村を滅ぼした異形の軍勢の正体とは?そして、母が命を賭けて守ろうとした護符に込められた真実とは?
復讐と真実を求める旅に出たリュウは、数々の試練と謎に立ち向かいながら、失われた故郷のために戦う決意を固める。だが、その道のりは決して平坦ではなく、やがて彼は世界を揺るがす壮大な運命に巻き込まれていく――。
**「護符」に秘められた力が、少年を新たな冒険へと導く復讐と希望の物語。**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 09:48:40
2038文字
会話率:20%
突如世界に出現した異形の怪物達によって、世界は崩壊の時を迎えた。元教会騎士の隊長であるグランディスはとある事件をきっかけに、神の使徒と呼ばれるネピリムの少年イストと共に、怪物の発生を止める為、発生の原因となっている北の大陸の古代遺跡へ向かう
事となる。
※この作品は「https://www.pixiv.net/novel/series/11258124」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 21:29:44
18628文字
会話率:59%
ああ、これはきっと幻だ。あたたかくて、しあわせに包まれたひどく儚い幻――
ああ、これは絶対に夢だ。こんなことがあっていいはずがない。何で俺だけ――
――時に“愛”というものは流るゝ水面の如く、ありとあらゆるものに千変万化する
。
それこそ喜怒哀楽、人間の持つ感情の全てに――
――これは、そんな愛を知らない生物と、その愛を失った青年の物語――
※主に心にぽっかりと穴が開いた主人公と、その隙間に入り込みたい女の子たちのファンタジー仕立てのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 20:14:04
696674文字
会話率:19%
幾重の鳥居に守られた玉村の社に、何代にも亘って巣食う《転生する堕落神》玉村 奉。書の洞に臥して書を貪り読む彼の周囲には、密やかに異形が群れ集う。それはやがて、周囲の人間をも巻き込む災いと化し…
一話完結方式で語られる、《奉》とその周辺の日常
。
※暁様に掲載しているものの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 12:05:10
285602文字
会話率:54%
15年前、とある山に星が落ちた。
そしてそれを機に、世界中で異変が起き始める。
なんと生まれる子供が異形だったり、一般人が突然異能に目覚めたりし始めたのだ。
当然、世界中は大混乱。それから人の世はしばらく荒れることになる。
そ
して現在。
数奇な生まれの星崎在守(ほしざきあるす)は伏魔師の育成機関に入学することになる。そこで出会ったのは原点である運命、『黄金の星』が人の姿をとった者だった。
彼女は星羅(せら)と名乗り、在守に熱烈なアプローチをかけてくる。
しかし劣等生である彼は星羅の意図が読めず、逃げ回ることに。
そこに現れる星の簒奪者たち。
いくら強かろうと女の子を害する悪党どもに在守は星羅を守ることを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 01:41:25
2892文字
会話率:46%
何の変哲もない高校一年生だった棗斎(なつめ いつき)はさる夕暮れ、”噂話”に遭遇した。
偶然助けられた少年は、人の社会に紛れ込むそれら異物の実在を知る。無害に漂うもの、驚かせては喜悦するもの、己の非業を嘆くもの、果ては人を喰うもの──。
化け物としか称しえない異形の存在たちは、それと気付けばごく自然に、ただ人間の隣に在った。
大それた志は無いが、少年は、手の届く範囲のそれらについて、必要なだけ手を伸ばすことを決める。
ただ知ってしまっただけ。だが知っていて放置することまではできない少年は、怪異を紐解き解体する霊能者としての道を選ぶ。
「──解けた。君の”畏れ”は、もはや無い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 18:00:00
17677文字
会話率:31%
日本に住む中学生、輝夜 ミツキは新学年に上がる前の日の事、二つの夢を見る。一つは自分ではない誰かの夢、もう一つはあり得ない自身の家族の夢。
そしてミツキが目覚めたその日、彼女は街で異形の怪物と出会う。しかし、襲いかかる怪物からある青年が彼
女を助ける事になる。青年の名は坂上 桜蘭、彼はミツキにカラスを追えと言い残し姿を消す。
ミツキが見た夢、謎の怪物、そして彼女を救った坂上 桜蘭と言う青年。それらはやがて、総ての世界を巻き込む最後の戦いへと向かう・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 07:19:48
491655文字
会話率:61%
崩壊世界と異形の少年の
サブストーリーとして書いてますが、主人公が違うので
メインを読んでない方でも楽しめると思います。
R15は一応です。
最終更新:2025-01-01 00:00:00
639文字
会話率:10%
エルフ族の旅人エルゼリアは料理人。古今東西世界を歩き料理をしてきた。
ある日魔境で契約精霊のソウと共にドラゴンステーキを食べた後彼女は近くの町へ行くことにする。
途中腹ペコ冒険者ラビと出会い廃れた町へ行き、そして食事を通じて町を復興
していくことにする。
この物語は食に煩い竜型精霊獣ソウと世界各地を回った心優しき料理人エルゼリアが様々な種族が訪れることができるレストランを開業し町を復興していく物語である。
*本作はカクヨムさまやノベルアッププラス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:40:00
465947文字
会話率:40%
魔法の果実「ウメの実」の栽培が盛んなとある国「キシュー王国」。
この国は長年災厄に見舞われていた。
国を取り囲む山脈は日々地形を変える様になり、生態系は破壊され、見たこともない異形が人々の生活を脅かしていた。
青年「マット」は、異形を相手
に戦う何でも屋として、とある村を訪れる。
そこで、彼の今後の旅を変える出会いを迎える。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-31 09:40:08
11284文字
会話率:20%
孤児院育ちの月城やよいはある日の帰り道、トラックに巻き込まれて死んでしまう。とんだ先は異形を操るものが排斥されるか信仰されるかの超極端な世界だった。『魅魂』と呼ばれる異形と共にやよいが目指すのは―――
生まれた時に持っていた長煙管に宿る魅
魂、浮月の過去とやよいの人生が交差する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 22:04:05
6550文字
会話率:37%
ホラーな詩をつめたもの。たぶんこわいかんじ。 (※重複投稿しています)仲仁へび
最終更新:2024-12-30 18:00:00
730文字
会話率:85%
お金持ちの家にやっとの思いで嫁いだ私。この家から追い出されないために、跡継ぎを残さなければならない。けれど生まれてきたのは、普通ではない娘シロンだった。私の日常が崩れていく。(※重複投稿作品)後味の悪い話
最終更新:2021-06-16 23:45:40
2686文字
会話率:3%
現代日本に異形が蔓延る世界。それは人間を害し、生死を争う敵である。
それを駆逐するは死縷々士、太古よりその異能を以て異形と戦ってきた者たち。
激化していく異形との生存競争。
そこにある日失踪した名家の青年が君主となって帰還する。
強大な力を
手に君主は何を為す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 01:47:40
2669文字
会話率:47%
真夜中、若者4人が地元で忌まわしい噂の立つ古びた家を舞台に肝試しに挑む。しかし、そこは一家惨殺事件の現場であり、今なお異常な気配を漂わせる場所だった。軽口を叩いて恐怖を紛らわせながら家に足を踏み入れる彼らだったが、静寂と冷たい空気の中、次
第に異常現象に飲み込まれていく。
部屋の隅の人形に触れた瞬間、家全体が震え出し、異形の者たちが姿を現す。逃げ出した彼らは恐怖に駆られ森を駆け抜けるが、途中で仲間の一人・理沙を見失ってしまう。罪悪感に苛まれるものの、恐怖に負けて彼女を助けに戻れないまま車で逃げる3人。しかし、霧が立ち込める森の中で車を停めざるを得なくなり、再び異形の者たちが彼らを追い詰める。
車内に迫る絶望の中、逃げ場のない恐怖が頂点に達し、彼らは「肝試し」の代償として、自分たちが深く入り込んではならない領域に足を踏み入れてしまったことを思い知る――果たして、この悪夢から抜け出せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 20:08:47
1589文字
会話率:5%