ソーシャルゲームとして生を受けたSRPG《マギア・メタリズム》。
様々な要素が絡み大人気となったこのゲームは6年もの期間続けてきたサービスの終了を宣言し、一度はその物語に幕を閉じた。
そのゲームに登場する敵国家の一つ、『機皇国ジェネレイザ
』が別世界の孤島に飛ばされたとは誰にも知られずに。
機械だらけの国家はファンタジーな異世界を生き残れるのか。
彼らの勇姿が、ありのままの姿が此処にある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 20:00:00
377995文字
会話率:28%
ああ、これはきっと幻だ。あたたかくて、しあわせに包まれたひどく儚い幻――
ああ、これは絶対に夢だ。こんなことがあっていいはずがない。何で俺だけ――
――時に“愛”というものは流るゝ水面の如く、ありとあらゆるものに千変万化する
。
それこそ喜怒哀楽、人間の持つ感情の全てに――
――これは、そんな愛を知らない生物と、その愛を失った青年の物語――
※主に心にぽっかりと穴が開いた主人公と、その隙間に入り込みたい女の子たちのファンタジー仕立てのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 02:07:29
696469文字
会話率:19%
ロクでなしのロク、そう呼ばれ蔑まれてきた一人の男がいた。
彼は魔人と呼ばれる人外の身であり、だからこそ常に迫害の中で生きてきた。
そんな彼はある時人の手により捕らえられ、極刑により処刑されることとなる。
だが晒し者にされ、人生に
絶望しながら死の時を待っていた彼に一人の少女が手を差し伸べた。
その少女の名はセレス=アナスタシア。
そして男は唯一自らを救ってくれたその少女と心を通わせるが、彼女は滅びゆく世界を救うためにたった一人犠牲にされてしまう。
すなわち化物の兵器として使い捨てられ、無惨な最後を迎えることとなったのだ。
男にとっては誰よりもなによりも大切だった少女。
彼女は世界のために奪われた。
だから男は、一人のために世界を滅ぼすことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 08:38:40
94450文字
会話率:32%