エイリアンの侵略で絶滅寸前の地球。
頼みの綱として召喚されたのは、名も無い悪魔だった――。
契約の代償は私の魂。だが、この悪魔はどこか奇妙で、一風変わった価値観を持っている。
悪魔の力を使ってエイリアンに対抗するが、やがて予想外の展開へと
進む。
エイリアンと悪魔、そして人類の思惑が交錯する中、地球の未来は誰の手に委ねられるのか?
そして、悪魔は本当に人類の味方なのか?
奇抜な発想と深いテーマが交錯する、前代未聞のSF×ダークファンタジー!
『私の悪魔とエイリアン』――常識を覆す物語が、あなたを未知の世界へと誘う。
その結末を、ぜひ目撃してください!
【カクヨムにも掲載中】
https://kakuyomu.jp/works/16818093091711189051折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 19:00:00
127087文字
会話率:39%
剣と魔法が織りなす新世界――ダリミル
そこは嘗て魔族との戦争が続き、一組の人間と精霊によって治められた平静の地である。
英雄の死後、次代の契約者たり得る人間を繰り出すため残された25の石。
数々の勇者が散っていく中、その最後の内の一人と
して喚ばれた天宮湊は〖聖女姫〗の名を冠する少女を助ける。
互いが互いを尊重し、時には衝突しながら成長を続け、そうしていく中で少しずつ世界の真実へと迫っていく。
これは異世界に召喚された勇者と、彼に付き従う王女とを書いた王道ファンタジー。
神の資質を持つ者達が、やがて神へと至り、神を殺す物語……その前日譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 19:00:00
273885文字
会話率:37%
俺、星川勇騎。幼馴染の金雀枝杏樹と大晦日に年末詣でに行ったら空から流れ星が降って来てなんと杏樹にぶつかっちまった!その流れ星の正体は異世界からやってきた黒騎士・ヴィダリオン。そいつが杏樹と主従の契約を結んだからさあ大変。ヴィダリオンは俺達の
世界を破壊しようとする奴らを追ってきたって言うけどいつも不真面目で寝てばかり。でもいざ戦いとなるとめっちゃ強いんだよな。お願いだからいつもそうしててくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 15:00:00
206979文字
会話率:62%
中世的で可愛らしい男の子は、生まれた時から師匠と旅を続けている。
目的もなく自由気ままな旅だったが、アムブロジア王国のムスタヨケルの街でバイオレット・メイフェイア公爵令嬢に探されたことをキッカケに2人旅は終わりを告げる。
可愛らしい男の子
の本当の名前は、アイビー・ヴェルディグリ公爵令嬢。
アムブロジア王国の隣国、セルリアン王国ヴェルディグリ公爵家の愛娘になる。
アイビーが旅をしていた理由は、アムブロジア王国の陛下から身を隠すため。
アムブロジア王国の公爵家に見つかってしまえば、陛下に献上されるおそれがある。
師匠1人では守りきれないと判断し、ヴェルディグリ公爵家に帰ることになったのだ。
公爵令嬢に戻ったアイビーを待ち受けていたものは、家族からの溺愛、そして、カディス・ブル・セルリアン王子殿下と契約で結ばれた婚約だった。
可愛すぎるアイビーを守るため周りはあの手この手を考え、アイビーはアイビーで「守られてばかりでは」と奮闘するお話です。
のんびり進みます。
長編になる予感がしています。
頭が狂っている人が出てきますので15禁になります。
1ページ辺りの本文の長さは一定ではありません。
2,000文字を目安にできれば思っていますが、短くなったり長くなったりします。
平日に2ページ更新を目標に投稿していきます。
土日祝はお休みになります。
拙い文章になりますが、楽しんで読んでいただければ幸いです。
読みにくくならないように心掛けていますが、読みにくかったら申し訳ございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 12:00:00
372700文字
会話率:44%
真っすぐな美少年と世界の秘密を抱える悪鬼が紡ぐ、美しくて楽しい中華BLファンタジー!
―――
この作品はネオページ様にて契約連載中の中華BLファンタジー、
転載規約より転載します。
最新話は以下のリンクからご覧いただけます↓↓↓
https
://www.neopage.com/book/30064547020038100
―――
幸一は裕福な家庭に生まれ、絶世の美貌と純粋の心を持つ少年。
しかし、その美貌のせいで姉や継母にいじめられ、
お金にしか興味のない父にも無視しされていた。
12歳の誕生日、冷たい家族に我慢できない幸一は家出して、仙道の門派に入った。
そこで、幸一は優しい兄弟子の修良に出会い、修良の指導で仙道の達人になった。
幸一が知らなかったのは、修良の正体は前世で彼に救われた滅世の悪鬼、
自分の転生も修良の計らいだった。
18歳の誕生日、幸一の父は倒産で自殺した。継母は負債返還のために、
幸一の戸籍文書を大量に偽造し、美貌で有名な幸一をあちこち売りつける。
買い手たちは大体欲の深い人間か悪党、妖怪までいた。
執事から継母の悪行を知った幸一は激怒し、修良と一緒に戸籍文書の回収と悪党の成敗の旅に出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 09:10:00
174541文字
会話率:46%
2025年、日本において国民の75%弱は、2種類の人間に分けることが可能だった。
死んでも蘇生できる人間と、そうでない人間に。
前者は予備の命を保有する者ーー有核者と呼ばれ、後者は失命者、あるいは欠落者と呼ばれている。
基本有核者は、一度
きり、ひとつの命しか持てないが、稀に何度でも、複数の命を保有出来る者達がいた。
彼らはカガリと呼ばれ、命を奪うことで生を保つ異形、命喰いと戦う事を生業とした。
何度でも死に、そして帰る彼らは根本的に不死であったが、ひとつだけ条件があった。
失命者、あるいは欠命者との契約がないと、己を失うのである。契約者はヨスガと呼ばれ、カガリは契約者を己の全てを賭けて守った。
この物語は、カガリの死の物語。
そして、ヨスガの生の物語である。
※カクヨムに重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 07:10:00
82472文字
会話率:49%
え、石になった?
美少女に取り憑いた?
奴隷契約?
自由を勝ち取らなくては。
――この世界の命は軽い。
異世界転生ファンタジーの百番煎じ。
暇人でも見逃しちゃうね、な物語。
最終更新:2025-03-06 21:00:00
96364文字
会話率:24%
高校生の辰守晴人は、ある日のバイト帰りにチンピラに絡まれていた少女を助ける。成り行きで助けた金髪美少女と同棲する事になるが、彼女はまともに言葉も通じない――
その後とある事件がきっかけで大怪我をした晴人は、少女に血を飲まされ『契約』
を結ぶ。
謎多き少女の『眷属』となった晴人は、だんだんと非日常の世界に飲み込まれていくのだった――
本編は群像劇形式のため、晴人以外の登場人物も主観になります。
タイトルのサブは日々模索中なので変わるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 20:42:07
1125111文字
会話率:52%
女子高校生の浮世 凪(うきよ なぎ)は、退屈な日々と満たされない承認欲求を解消するために、軽い気持ちでパパ活に手を出してしまう。
アプリに投稿されていた「妖精のお兄さんとイチゴで魔法少女してくれる女子高生募集(処女限定)」という書き
込みを見て、童貞の男と魔法少女のコスプレをするのだと解釈。投降主と会うことに。
しかし、投降主の男 グレンは童貞おじさんなどでなく、異世界からやって来た本物の妖精だった。
人間界に赴き、純血の少女と契約して怪人を倒す事が妖精族の使命。
しかし、グレンは妖精の皮を被った悪魔と称される程のクズ男。日々の素行不良により、魔法少女育成管理協会から除名処分を受けていた。
自分を除名処分にした教会への当てつけのため、私利私欲を肥やすため、野望のため、清々しいほど浅ましい理由で自分と契約する魔法少女を探していたグレンは、パパ活女子に目をつけた。
そんなことも知らずにグレンからイチゴ(マジのフルーツ)を受け取ってしまった凪は、半ば強制的にグレンに絶対服従の契約を結ばされ、魔法少女となって怪人たちと戦う使命を帯びてしまう。
しかし、本来協会から魔法少女に支給される筈のアイテム“ステッキ”がないため、凪には怪人を倒す手段が無かった。
そこでグレンは、凪を怪人と戦わせる為の悪魔的発想を思いつくのだった──
※基本的に凪ちゃんがクズのヒモ妖精男に酷い目に遭わされる話です。可哀想が可愛いと思える方にはオススメかと。
※挿絵が唐突に入る可能性があります。その時はタイトルでお知らせします
※誤字報告していただけると助かります。
※感想、評価頂けると執筆の励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 21:15:18
21944文字
会話率:67%
名門貴族アーグレイ家の令嬢イザベラは、未来の王妃となるべく完璧な人生を歩んでいた。
しかし、聖女ファナ・リエットの登場によって彼女の計画は大きく狂い始める。学院での決闘に敗北し、家の貿易事業も失敗。アーグレイ家は没落の危機に瀕してしまう。
追い詰められたアーグレイ家の元に届いたのは、魔界からの婚姻の提案。
それは、謎めいた魔族レヴェナとイザベラの契約結婚だった。
家を救う……否、人類初となる『魔王の王妃』になるために。イザベラは魔族との婚姻を決意する。
同内容のをノクターンノベルズでも連載中です。
センシティブ回はなろう版では読めません。ノクターンノベルズではセンシティブ回も含めて全話公開中です。
センシティブ回を読みたい方は是非!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 18:38:04
79485文字
会話率:31%
断頭台の上、悪役聖女エリス・フォン・ルーエは静かに微笑んでいた。王太子が宣告する。「お前は偽聖女だ。王国を欺いた罪で処刑する」民衆は歓声を上げ、妹は誇らしげに微笑む。執行人の剣が振り下ろされる瞬間、赤い閃光が走り、彼女の姿は消えた。
処刑
は失敗。王都は騒然となる。彼女は死んでいなかった。それどころか、王国が最も恐れる存在と契約を交わしていた。魔王レオンハルト。「私と契約結婚しなさい」その言葉と共に、彼女は王国の敵となる。
貨幣価値が暴落し、交易は崩壊。貴族の財産が失われ、国庫は底をつく。誰も気づかないうちに、王国は静かに壊死していく。王太子は焦り、妹は動揺し、貴族たちは没落する。国全体が揺らぎ始めたとき、魔王軍が進軍を開始。
漆黒の軍勢を従え、玉座を見下ろすエリス。絶望に沈む王太子を見下ろし、静かに笑う。「ずいぶんと、落ちぶれたものね」運命を操るのは、もはや王族ではない。悪役聖女と魔王が紡ぐ、冷酷な復讐劇が今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 18:08:45
44492文字
会話率:32%
――名ばかりの妻のはずだった。
貧乏貴族の娘であるリリアは、家の借金を返すため、冷酷と名高い辺境伯アレクシスと契約結婚を結ぶことに。
「ただの形式だけの結婚だ。お互い干渉せず、適当にやってくれ」
それが彼の第一声だった。愛の欠片もない契約。
そう、リリアはただの「飾り」のはずだった。
だが、彼女には誰もが知らぬ “ある力” があった。
それは、神代より伝わる失われた魔法【王威の審判】。
それは“本来、王にのみ宿る力”であり、王族すら彼女の前に跪く絶対的な力――。
気づけばリリアは貴族社会を塗り替え、辺境伯すら翻弄し、王すら頭を垂れる存在へ。
「これは……一体どういうことだ?」
「さあ? ただの契約結婚のはずでしたけど?」
いつしか契約は意味を失い、冷酷な辺境伯は彼女を「真の妻」として求め始める。
――これは、一人の少女が世界を変え、気づけばすべてを手に入れていた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 19:18:30
71273文字
会話率:35%
断頭台の上、悪役聖女エリス・フォン・ルーエは静かに微笑んでいた。王太子が宣告する。「お前は偽聖女だ。王国を欺いた罪で処刑する」民衆は歓声を上げ、妹は誇らしげに微笑む。執行人の剣が振り下ろされる瞬間、赤い閃光が走り、彼女の姿は消えた。
処刑
は失敗。王都は騒然となる。彼女は死んでいなかった。それどころか、王国が最も恐れる存在と契約を交わしていた。魔王レオンハルト。「私と契約結婚しなさい」その言葉と共に、彼女は王国の敵となる。
貨幣価値が暴落し、交易は崩壊。貴族の財産が失われ、国庫は底をつく。誰も気づかないうちに、王国は静かに壊死していく。王太子は焦り、妹は動揺し、貴族たちは没落する。国全体が揺らぎ始めたとき、魔王軍が進軍を開始。
漆黒の軍勢を従え、玉座を見下ろすエリス。絶望に沈む王太子を見下ろし、静かに笑う。「ずいぶんと、落ちぶれたものね」運命を操るのは、もはや王族ではない。悪役聖女と魔王が紡ぐ、冷酷な復讐劇が今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 19:40:25
52539文字
会話率:33%
バルタニス連邦は戦争を繰り返し、領地を増やしてきた大国だった。
古くは獣人たちと戦ってきたが、科学技術が進んだ後は、獣人たちを平伏させ、従わせた。
屈服させた獣人たちの力を隣国にぶつけ、さらなる大国を目指していた。
少なくなった獣人たちは
【獣人連隊】として、人間の指揮官の元で戦わされ、無謀な命令の前にさらに数を減らした。
その連隊の一つ、第三獣人連隊の指揮官【ケルビン】は獣人たちを能動的に指揮し、多くの勝利をもたらした。
だが、軍の上層部は第三獣人連隊の人的被害が少ないことを、卑怯な戦いと評し、決してケルビンとその部下の獣人たちを評価しようとしなかった。
しかし、ケルビンは愚直に任務をこなし、周りの軍人からも嘲笑の目で見られていた。
そんなある日、上層部はケルビンをいつものように叱責するが、彼らは今日が何の日かを忘れていた。
「さて、本日、午後一時を持って、自分の従軍契約期間は終了しました。
それでは、9千キロ㎡を制圧した自分に相応の見返りを渡していただきたい。
……渡せないとおっしゃるなら、我が連隊の全力を持って、奪うしかありませんが?」
否定ばかりで見返りを与えようとしない連邦に、ケルビンは刃を向けた。
ケルビンら、第3連隊は今まで自分たちが制圧した9千キロ㎡の土地を見返りとして求め、連邦に対し、進軍を開始した。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 18:08:19
78908文字
会話率:33%
多くの種族が暮らす世界・盤世界(ファンタジア)。各々の想いを胸に、打倒魔王を目指し多くの勇者達が旅を続ける中、少年クロノは勇者の称号も持たずに旅に出る。
これは人と魔物が手を取り合う世界を夢見る、勇者ですらない少年の物語。
最
初は無計画だった少年の旅路も、旅のきっかけをくれた魔物娘・セシルの手助けもあり、徐々に形を成していく。五百年前の伝説の勇者・ルーンと共に旅をしていた四精霊達と契約を果たし、クロノは多くの出会いを経験していく。
最凶の退治屋集団・『討魔紅蓮』に追い詰められるクロノだったが、旅路の中で繋いだ絆が奇跡を起こす。世界中で人と魔物が手を取り合い、『討魔紅蓮』の勢いを押し返す。クロノの元に集った仲間達の協力もあり、邪悪な企みは塵と消えた。
『討魔紅蓮』との死闘を制したクロノは、自身の中で一つの答えを見つけ出す。その答えは旅の始まりの地にて確かな物となり、運命は少年をかの地へと誘う。今まで自分を支えてくれていたセシルと別れ、クロノは約束を胸に再び歩き出す。
そんな少年に目を付けたのは、構成員九割が魔物のとんでも集団・『流魔水渦』。少年は渦に飲まれるが如く、彼らの抱える問題に巻き込まれていくのだった。
(5~6日毎に更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 16:08:26
4274848文字
会話率:74%
ノボルは歌と音楽が死ぬほど大好きな大学生。
子供の頃から音楽に慣れ親しみ、シンガーと成るべくアコースティックギターの練習も欠かさない日々を送っている。
しかし彼は、重度のある"弱点"を持っていたのだった。
ノボルはある
日、新宿の路上で"ミュージック・アドバイザー"と名乗る、美しくも妖しい雰囲気を持つ女性・雪宮春子と出遭う。
雪宮春子はある"契約"を条件に、ノボルに世界最高峰の歌唱力を与えると持ちかけるのだが、その“契約”の内容はあまりに過酷なものであった。
迷いながらも決断を迫られるノボルであったがーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 13:06:44
42733文字
会話率:28%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:38:13
359807文字
会話率:25%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 16:46:44
12621文字
会話率:24%
十八歳の誕生日の朝、シオンは、遠縁で悪徳高利貸しのような腹黒国王のオルフェリウスから、シュゼットという少女の【おもちゃ(子守り)】になるように脅(命令)される。
ある日、シュゼットは【腐らない死体】があるという情報を聞きつけ興味をもつ。
シオンは【腐らない死体】を解剖したいと言い出したシュゼットのわがままで、【腐らない死体】ことローデル男爵婦人キャロルの夫に接近する。しかし、それは不可解な事件の発端にすぎなかった…。
生意気少女シュゼット、腹黒国王オルフェリウス、変態情報屋に、変人研究者!?……彼らによってシオンの平穏は脅かされまくり!シオンが平穏を取り戻せるのはいつなのか!?
※プロローグの最初の詩はマザーグースを引用しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 12:00:00
86297文字
会話率:38%
これは、今から260年前の戦争孤児だった救われた、はずの兄妹話。
「もう無理だ」
バシャン!崖からおれは飛び降り海に落ちた。・・・ああ、全て奪われた。救ってくれた親父や部下達、おれに教えてくれた幹部の皆は、死んだ。唯一の妹は、大天使
に奪われた!
「許してくれ、親父、皆。向こうで説教聞くからさ」
これで、楽になれる。海の冷たさも、今は救いの手みたいだ。
その時、声がした。沈みゆく中で。
「おい、人の子。お前死ぬのか?・・・くくっわははっ!馬鹿じゃねえのかお前。そんなことで命を捨てるのか、まだ何もしていないのになぁ」
うるさいな。そんな事?ふざけるなよ!?
「おれは全てを奪われたんだぞ!?それを、そんな事だと?いい加減にしろ!」
誰か知らねえが、ぶっ飛ば、す。って、何でおれ喋れるんだ。ここは、海の中だぞ?喋るはおろか話なんて出来ない、出来るはずがないのに。
「なっんで。そんなはず」
「おいおい、今更だな」
声のした方を見ると、真っ黒なモヤを纏った10歳くらいの男の子が鎖に繋がれながらあぐらをかいていた。
「お前は、誰だ?おれに話しかけてきたのはお前か?」
「ああ、つうか俺以外いないだろうがよ。それと俺は、大天使ミカエルの影、ギベア。俗に言う邪神様だ」
「邪神か、その邪神様がおれに話しかけてきたのはなぜ?」
ギベアは、怪しげな笑みを浮かべて言った。
「お前、俺の封印を解いて他の4人の兄弟も色んな国に封印されているから解いてくれ。代わりにお前が死ぬまで付き従い、俺の能力を貸す。っていう契約をしてくれね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:29:20
5703文字
会話率:54%
魔術大国・プロテアス立憲王国。
魔術師を志すシャーロット・ベイリーは、才覚と努力の甲斐あって、魔術の最高学府への切符を手にする。
夢が叶う! と有頂天になったのも束の間、彼女は唐突に田舎の親戚の家に寄せられることとなり、震えながら尋
ねた入学の諾否について、彼女の父はこう答えた――「また今度な」。
これで激怒せずに何に激怒しよう。
憤激と反抗心に燃えた彼女は、偶然手にした超特級の魔術の品を報酬として魔神を召喚し、命じる――「私を家に帰らせて!」
――自分が陰謀のただなかにあることも知らず、その超特級の魔術の品により、更なる混沌に巻き込まれていくことも知らず。
そこから始まる、少女と魔神の腐れ縁と、国を巻き込む陰謀の話。
――さあ、神の瞳を撃て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:23:41
1261097文字
会話率:26%
もと外科医、ゲーム世界に転生。驚異の能力をもつスライム娘と一緒に、錬金術+知識チートで無双する。
14歳で母親と死に別れて以来、努力を重ねて外科医となった田辺林大朗(リンタロー)。
だが手術中に父親が心筋梗塞で亡くなったことをきっかけにP
TSDと鬱(うつ)を発症、手術ができなくなり、病院をやめる。
内科医として再起を図ろうとするも直前、ストーカーに刺されて生命を失う――
目が覚めたら、幸せだった子どものころにプレイしていたゲームにそっくりな世界にいた。
目の前には 「うう……」 とうめく水たまり。なんで水たまりが、うめくんだ?
―― 現実主義な主人公、目の前で起こる理不尽にツッコミ入れつつ、授かったチート能力と前世の知識をフル利用して人助け&無双する。
最大の理不尽は 「恩返しするまで離れません!」 とあの手この手で主人公を喜ばせようとしてくるスライム娘が、かわいすぎて困る件かもしれないが。
◆『ネオページ』契約作品です。商業化のご相談は『ネオページ』編集部にお願いいたします。
◆『ネオページ』にて先行公開しています。
◆毎週木曜日18時20分公開予定です。
©️砂礫零
無断複写・転載を禁止します。
Unauthorized reproduction prohibited.
版权所有。
복제 금지.
転載禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:20:00
100095文字
会話率:33%
名家のご令嬢にして最強の女子中学生、羅城門真綾ちゃんが、異世界転移してしまった。もともと武芸の達人だったのに、戦前の豪華貨客船〈熊野丸〉と召喚契約した彼女は、戦艦並みの力と防御力を始めとする異能を貰ったうえ、異世界の魔法攻撃が効かないらし
い……。あの子、優しいけど武闘派なんだよね……ヤバい、異世界が……。
これは、魔物が跋扈する異世界でマイペースに無双し、やらかしまくった末、皇帝にされそうになる彼女の姿、そして、異世界のためにも早く真綾のことを取り戻そうと焦る、ちっさい親友を描いた物語である。……誰がちっさいだ!
この作品は、『やまとなでしこ異世界無双 前日譚 ~真綾ちゃんは異世界へ行くらしい~』を読んでからのほうが楽しめると思います。
『カクヨム』でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 07:17:09
810452文字
会話率:42%
武門の名家、羅城門家のお姫様である真綾ちゃんは、戦前の豪華貨客船〈熊野丸〉を召喚する能力に目覚めた翌年、町から忽然と姿を消してしまった。
物静かで優しいけど武闘派な彼女は、どうやら〈異世界転移〉してしまったらしいんだよ、召喚契約時に得た
絶大な力を携えて……。ヤバい、異世界が……。
これは、真綾ちゃんが異世界へ転移するまでの、ちょっと不思議でまったりした日々と、魔物が跋扈する異世界に行ってもマイペースな彼女の姿、そして、なんとか真綾ちゃんを取り戻そうと焦る、ちっさい親友を描いた物語である……。誰がちっさいだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 17:22:24
227601文字
会話率:46%
推しを守りたい地味モブ×地味モブに惹かれていく魔性の黒幕のラブコメディ。
失恋をきっかけに、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを悟ったレティシア。せっかく舞台となる学園の教師に生まれ変わったのだから、生徒たち(特に推しの王子)をバッドエ
ンドから守ろうと誓う。
そのためにも黒幕で侯爵家の跡継ぎであるノエルを懐柔しようとして婚約を持ちかけたところ、利害が一致して、正式に婚約することになった。
初めはレティシアを警戒していたノエルだったが、彼女が生徒たちと関わっていく姿を見ていくうちに、なにかと傍にいようとするようになる。
「僕のかわいい婚約者さんが何をしているか気になって毎日眠れないんだ。責任とって相手してくれ」
毎日会おうとするノエルに戸惑いつつも、彼が黒幕にならないように手懐けようとするレティシア。一方でノエルは、彼女を他の人に取られないように包囲網を張り巡らせ始めた。
「イケメンでエリートのノエルが私に惚れることなんてないだろうけど、懐いてもらえることくらいはできるかもしれないわよね」
彼の気持ちなんてつゆ知らず、卒業式を無事にみんなで迎えるために奮闘する地味モブ教師は、爆走気味な作戦を繰り出しては黒幕をたじたじにさせる。
目的のために婚約を結んだ二人がいつの間にか惹かれ合うものの、お互いに勘違いしてじれじれするお話です。
※カクヨム様、アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 07:06:47
476564文字
会話率:38%
全ての人間が蝕業(しょくごう)を持って生まれ、進値(レベル)、魔法(まほう)、意能(スキル)が当たり前に存在する世界。
世界には狂暴な魔物が蔓延り、限界を超えて進値を上げた人間の成れの果て――人外によって、栄華を極めた古代王国は滅び去
った。
――そして今、人類の黄昏の時代。
自分が何者か記憶を無くした少年ヨアは、はぐれ者が流れ着く街で貧しくも幸せに暮らしていたが、一夜にして、大切なものを全て奪われた。
復讐を誓うヨアは、流浪の果てに契約を交わす。
その運命の過酷さも知らぬまま、たった一人の仇を討つために。
〝殺し、死に、蘇り、殺せ――王たちの人外を〟
これは間違いなく、世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 23:05:24
498777文字
会話率:32%