あたしはジュネ。水の国アクテアの第三王女だった。『だった』というのは、いわれなき罪を押し付けられて国を放逐されてしまったからである。しかも『超絶雨女』というクソダサいあだ名をつけられて。
砂漠のど真ん中にあるオアシスにたどり着いたあたしは、
同じような理由で『最強晴男』とあだ名をつけられ国を放逐された、太陽の国サラハの第一王子レオと意気投合し、夜になってはビールをあおり愚痴を言いあうダラダラな日々を過ごす。その中で、オアシスの窮状を知ったあたしたちは、水の魔法力と太陽の神器で、この砂漠を変えることを決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 19:29:39
11785文字
会話率:39%
『知らない相手に、勝手にキスされているって怖くない?』と、ふと思ったんです……。
【あらすじ】
魔女の呪いによって眠りについた王女フレイア。
目覚めさせるには『運命の相手』からのキスが必要だが、挑戦した誰もが茨に阻まれ失敗していた。
眠り
についてから二十年経ち、彼女を目覚めさせたのは他国からやってきた王子様だった。
まわりは運命の二人だと盛り上がり、結婚するのが当然といった様子。
でも、フレイアは軽薄な態度の王子が好きになれない。
「本当にこの人と結婚しなければならないの?」
「呪いを解いてくれたことは感謝しているけれど、他のお礼の仕方は選択出来ないの?」
フレイアは周りの熱狂とは反対に、憂鬱な気持ちを抱く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 18:02:30
91895文字
会話率:49%
――――遥か遠い世界。
世界の中心とも言われる、覇王の王国。太陽の国「イルフォード」
かつて、大国と呼ばれた大地は枯れ果て、木々は薄れ行っていた。
そんな時、雨ッ国「アメジスト」の王家に伝わる、気候を自在に操
る力を求め政略結婚話が持ち上がった。
雨露の姫と呼ばれる、アメジスト第三王女ブルーベルが太陽の王クロウドに嫁ぐ事になったが。
太陽と雨の物語。
―――――――――――
Eエブリスタ様にも掲載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:46:55
62871文字
会話率:47%
あるところにアクア姫と言う絶世の美少女が居ました。彼女は隣国の少し歳の離れたディオン王子に溺愛され、口説かれています。そんなある日、かつてディオンと愛し合っていた(本人談)魔女っ子がアクアに呪いをかけました。家出をしたアクアはどうなるのか?
ゆるふわ設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 01:30:19
3341文字
会話率:53%
この世界は光の月と闇の月によって照らされている。
光の月は人間界を照らし、闇の月は魔界を照らしていた。
世界は人間界と魔界によって分断されているが。
人間界の各地には、魔族の手が伸びていた。
ロゼッタは王女だった。
彼女は王女でありな
がら自ら魔族と戦う騎士や魔法使いに憧れていた。
彼女は気高き騎士の精神を持ち、魔族を絶対に許せなかった。
そして彼女は魔法を操る姫騎士として戦い続ける宿命を選んだ。
王都に友好的な魔王の一人として竜の女王「ベドラム」がいた。
ベドラムは自らが世界の秩序となり、人間界を支配する事によって、
「平和」をもたらそうと考えた。
そして人間と魔族の共闘と終わりなき戦争が始まりを告げる…………。
これは。
様々な立場の人物達が各々の思想や正義を掲げて戦う群像劇ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 18:07:19
325634文字
会話率:32%
平和を謳い、治癒魔術を重んじる、アンドリア王国には失われつつあった王家の秘宝———王族特有の莫大な魔力を持つ治癒魔術師———ルーティア姫がいた。彼女は3年前、忽然と姿を消してしまった。
これは、家出姫ルーティア、もとい魔術師ルートアの
物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:00:00
4033文字
会話率:20%
カテーナ王国の王女だったサーシャ。
十歳の時に王家が解体して庶民になった。
王宮での暮らしですっかり男嫌いになったサーシャは、身内以外の全ての男を厭うようになった。
そんなサーシャも各園生活が始まった。
自分を頑なに姫と呼ぶクリストフを嫌っ
ていたが、彼はサーシャにまとわりついた。
そして十五歳になったサーシャと母と祖父母の幸せな暮らしに影を落とすのは、シャバダ侯爵家の長男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:00:00
30272文字
会話率:33%
婚約選定時期の王子ジルリア。
そこに勘違い庶民の少女サンドリアがトラブルを巻き起こす。
困り果てたジルリアは、ハーフ・エルフであり魔女のデーティアに助けを求める。
妹のアンジェリーナ、フランシーヌ、ベアトリスも巻き込んで、ジルリアは恋するラ
イラと婚約できるよう、なぜサンドリアが自分が彼女に求婚したと思いこんだのか、どうしたら解決できるのか頭をなやます。
"赤の魔女デーティア"シリーズ
赤の魔女は恋をしない https://ncode.syosetu.com/n4848ib/
赤の魔女の結婚指南 https://ncode.syosetu.com/n5566id/
赤の魔女と白い猫 https://ncode.syosetu.com/n2028id/
赤の魔女と双子姫 https://ncode.syosetu.com/n9659id/
赤の魔女とひよこ姫 https://ncode.syosetu.com/n2322ie/
赤の魔女の卵 https://ncode.syosetu.com/n0702ij/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 18:00:00
36808文字
会話率:43%
ガーランド王国から南、アイゼルへと向かう列車『カノープス急行』に三人は座っていた。一人はガーランド王国第一王女であるライナ姫、もう一人はその護衛である勇者、そしてもう一人、タビの先生と言う女性アイザックが同席していた。そもそもこの旅は勇者
が魔王軍を一人で討伐し、すっかり平和を取り戻した世界で国王が娘の見聞を広める為に用意した外交の旅。本来、観光気分ではいられないはずなのだが、アイザックは列車の駅弁に始まり、数々の旅の醍醐味を二人に教えてくれた。
そんな中、列車で隣に座った老夫婦からの差し入れに喜びひょんな事から馴れ初めを聞きーーーー。
人生とは、旅とは。知らない事が沢山ある。
彼らの旅はこれからも続いていく。
そして、これを読んだ後はちょっぴり旅に出たくなる。
ファンタジー版『深夜特急』目指してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 12:09:22
79757文字
会話率:52%
ここはファルザシスと呼ばれる国。
シルヴェークス地方に暮らす「雪桜の民」と、レモナゼル地方に暮らす「魔族」は、長くにわたって交流がなかった。
しかし、雪桜の民の王ディンと魔族の女王ミスフィーズは、他国で起きている動乱や戦争を憂い、二種族の関
係改善へと動き出す。
その第一歩として、雪桜の民の王女アルマは、魔族の王子ティルゼレアに嫁ぐこととなった。
この物語は、王女アルマが魔族の人々に囲まれながら、セカンドライフを送る物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 18:30:00
56885文字
会話率:50%
フェリルゼトーヌ王国の王女アリスは政変で国を追われ、隣国クーゼウィンで亡命生活を送っていた。
フェリルゼトーヌの隣国、クーゼウィン国の公爵令嬢エーリカは国王サミルの命でアリスの護衛兼世話役兼暗殺者として彼女に仕え、彼女の命を狙っていた。
身
分の違う二人は命を狙われ、狙う立場だったが――
身分も立場も違う二人が交われるとそれは強い絆に変わる。アリスとエーリカが目指す国造りの始まりのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 22:12:55
101316文字
会話率:71%
お仕えする王女殿下を狼藉者から身を挺して守った女騎士ガブリエラ・オークス。自身のやり遂げた仕事を誇りに思い、これからも王女を守り通す盾となることを強く胸に誓ったはずだったのに――護衛の褒章として与えられたのは王女のネックレスと『打ち遣られの
領地』と呼ばれる王家所有の曰く付きの土地、その地の領主の任という理解に苦しむものだった。
領地経営の相談役ジェラルド・ワーケンダーにあれこれ口出しされながらも領地経営に向き合うガブリエラだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:40:00
96198文字
会話率:49%
眼前には砂漠地帯が広がっている。
だが、ここには遥か昔、オアシスと緑が美しい王国が栄えてた。
オアシスの源は天の主(あるじ)より賜った不思議な「魔石」。清やかなる水を滾々とうみだし続ける奇蹟の石。
王国の小さな姫は「魔石」に恋をする。
5年に一度だけ見ることを許される「魔石」に恋焦がれる。「魔石」を見つめ、いつか手にする己の姿を夢想する。
だが、彼女は王女。「魔石」の主たる国主ではないのだ...
連載中の『ヴィルディステの物語』の外伝になります。本編の時間軸からは、遥か昔のお話になります。
世界観は共通ですが、この作品だけでもお楽しみいただけます。でも、本編も読んでいただけると嬉しいです!
※秋の歴史2024 テーマ「分水嶺」 に参加しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:00:00
10576文字
会話率:33%
私は誰のことも愛しちゃいけなかった。
例えそれが夫であっても、心を委ねてはいけなかった。
なぜなら私は王女だったから。
私には国を守る義務がある。
常に大局を見据え、誰かに利用されることがないよう、気を張っていなければならない。
それでも
、私は夫を愛してしまった。
夫は小国の王子だった。
素朴で、優しい人だった。
私たちの結婚は政略的なもので、互いに、王族としての義務を果たしたに過ぎなかった。
けれどいつの間にか、私は彼を心から愛するようになっていた。
いけないことだった。
それに、彼は、私を愛していなかった。
彼の優しさは義務的なものだった。
彼が口にする愛の言葉は、后との仲が良好であることを周囲に示すためのものだった。
それでも、私は彼を愛した。
いつか彼に愛される日を夢見ながら、透明な結婚生活を送っていた。
しかしそんな虚しくも平穏な生活は、長くは続かなかった。
近隣諸国に戦争の影が指し、私たちの国にも影響が軍靴が聞こえるようになっていったのだ。
危機に瀕した私たちに、大陸一の帝国が支援を申し出た。
彼らの出した条件は、自国の姫と王子の婚姻だった。
私を后から下ろし、自国の姫を正妃とせよ、というものだった。
断る理由はなかった。
私含め、誰もがこれに乗る他はないと思った。
けれどなぜか、王子は固辞した。
私を離縁することはおろか、側妃に下ろすことも認めなかった。
周囲はひどく困惑していたが、私だけは理解していた。
彼がそう言わなければならない理由を。
そうして私は毒杯を仰いだ。
この透明な結婚に、美しい終止符を打つために。
彼を、偽りの愛から解放するために。
(中世西洋風王侯ものです)
(愛し合っていたふたりの悲劇です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:45:51
26061文字
会話率:16%
シャクラスタン王国の第六王女アイリスは十歳の時から国の安寧を女神に祈る“祈り姫”を務めていた。ところが十七歳のある日クーデターが起きて彼女は守護騎士と逃亡を図るった。しかし反乱軍の魔法士に見つかってしまい投降を求められる。アイリスは自死を選
び魔法士の目の前で心臓を刺したのだが……。不思議な声に導かれて気が付けば十歳の誕生日に巻き戻っていた。“祈り姫”に就任する日だ。アイリスはクーデターの阻止を決意する。“祈り姫”になって市井に出た時にある孤児と出会う。それは自分を拘束しようとした反乱軍の魔法士の青年だった。まだ少年だった彼を魔法士の道を歩ませずに、守護騎士を兼ねた自分の従者にすると決めて彼を引き取る。反乱軍の一員だった彼はアイリスに忠誠を誓って“祈り姫”の側で生きてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 23:02:02
153096文字
会話率:47%
小国マルスの第三王女ティア姫は他国にも噂高く清楚可憐な白薔薇姫と呼ばれている。
しかしお城の中では意地悪姫と悪名高い。
得たいの知れない薬品で人体実験、魔法使いの道具を悪用。小賢しい知略をめぐらし敵を撃破。
姫の周囲はいつも騒ぎと混乱が
引き起こされる。
そしてその原因となる騎士はよもや自分が原因などとはつゆほども思っていなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 22:09:44
482643文字
会話率:60%
第2王女である7歳のマリーンはある日、泉でおぼれてしまい、騎士見習いのナインに助けられる。マリーンは、ナインに恋心を抱くが、やがて発作が出るようになると、静養するためにナインと離れることになった。
9年後、静養地で健康を取り戻し美しく成長
した18歳のマリーンは、宮廷薬師ベックの見習いをしながら恋人もできて幸せな生活を送っていた。だが、宮廷音楽家を目指していた恋人は夢のために旅立つ。マリーンもベックの元に届いた娘からの手紙がキッカケとなり、旅に出ることにする。
王がナインを護衛として寄越したことでナインと9年ぶりの再会を果たすが、かつて恋心を抱いたナインは堅物で失礼な人物へと変わっていた。旅を進めるうちにかつての恋人との再会などもあり、旅を通して心の成長や変化を描いたスローなラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 08:10:00
157469文字
会話率:61%
右目に魔の色の眼を持つエリザベッタは王宮で〝眼帯姫〟と呼ばれている。四歳から十年、離宮に一人置き去りにされてサバイバル生活をしていたエリザベッタは、十四歳のある日、父親の国王に呼び出され、魔王討伐を達成した英雄ランベルト・クリザンテーモに嫁
ぐように伝えられる。しかし、人と全く関わることがなかったエリザベッタは四歳までに覚えた言葉でしか話せず、発音も覚束ない。
不出来な王女であっても政略の駒。英雄ランベルトとの婚約は逃れられないものであった。だけどランベルトはエリザベッタの異母姉で聖女のチェレステを想っている。当のチェレステはランベルトとの婚姻を拒絶。ツンデレな姉が素直になれないだけで、二人は両片想い。ここは私が身を引くべき!
と、エリザベッタは思い込んでいて!?
これは不遇な王女エリザベッタが離宮と王宮でサバイバルしつつ、なんだかんだで生き延びながら、幸せを掴むハッピーエンドが確約された物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 21:04:33
198732文字
会話率:54%
一年で一番賑わう月祭りの夜。シエスタ国の王女アイリスは、手榴弾片手に男たちに啖呵を切っていた。
「それ以上わたくしとマリーに近づくと痛い目を見るわよっ!脅しじゃないわ。どうなっても知らないからねっ!」
この日だけ手に入る特別なアイテム「
月祭りの媚薬」を求めて侍女のマリーと護衛騎士のサウロと共に勇んで街に来たものの、サウロと別れた途端に秒で怪しい男たちに絡まれて絶対絶命のアイリス。
アイリスは幼いころから護衛騎士のサウロに恋をしていたが、成人と共に政略結婚をすることが決まっていた。国を出る前にせめて初恋の美しい想い出として媚薬を手に入れたいと思ったのだが、うっかり護身具の手榴弾が暴発し、中に仕掛けられていた自白剤を浴びてしまう。
「サウロ……やっぱりいちばんかっこいい……だいしゅきすぎる……」
駆けつけたサウロに思わず本音が駄々洩れるアイリス。気になるサウロの反応は?
初恋の騎士を想い続けるちょっぴり鈍感な姫と、気付かれないように外堀を固めて囲い込んでいたちょっぴり腹黒な護衛騎士の溺愛ハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:43:07
9344文字
会話率:50%
聖女の末裔である王族が強力なギフトを持って生まれてくる中、誰よりも聖女としてふさわしい見た目を持ちながらなんのギフトも持たない第二王女シンシアは、「空っぽの姫」「役立たずの姫」と呼ばれ国で不遇な立場に追いやられていた。シンシアもまた、力のな
いふがいない自分に悩む日々。
ところがある日、魔物狩りでのし上がった大国、アルムールの王太子レオナルドから政略結婚の話が持ち上がる。アルムール国のレオナルドと言えば、冷酷無比と評判の王太子。けれど、せめて王族として政略の駒になろうと一人隣国へ旅立つシンシア。
役立たずの姫として愛されないことも覚悟していたのに、アルムール国で待っていたのは驚くほど穏やかな日々で。シンシアの美しさと健気さに心惹かれるレオナルド。心を尽くしてくれるレオナルドに心を開いていくシンシア。ぎこちなかった二人の距離も徐々に縮まっていく。
ところが聖女として名高い姉のライラも出席した婚約発表の場で、災厄級の魔物であるドラゴンが現れ会場は大騒ぎに。恐れる他国の貴族たちを尻目に、久しぶりの大物に沸き立つアルムールの騎士たち。
妹が大嫌いなライラは、自身の力を見せつけ、妹の無力さをアピールするために討伐に参加すると言い出す。ライラを守るためにシンシアもまた討伐に参加することに。
大聖女として名高い姉と役立たずの姫として礼遇されてきた妹。別々の道を歩いていく、二人の聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:30:52
16314文字
会話率:51%
リリアは、この春、アリシア王国で冒険者になったばかりのテイマーの女の子。早く冒険者として活動したいのに、まだ一匹もテイムすることができずに焦っている。
森に入れば触手に襲われ、街を歩けば獣人に襲われる無自覚天然ドジキャラのリリア。
そん
なリリアを溺愛し、陰ながらこっそり見守る黒ヒョウ獣人のロルフは、いつもリリアに振り回されっぱなし。
実は二人の間にはある秘密が!?
剣と魔法、魔法道具が使えるファンタジーな世界で、テイマーとして活躍したい女の子と、好きなのに好きといえない獣人の男の子の、勘違い、溺愛、ジレジレ、時にヤンデレなドタバタ系ラブコメです!
『王女様は聖女様!?おてんば姫の冒険録~全属性の賢者、500年後に転生する!ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しにいきます!』と同じ世界です。今後「王女様~」のほうでも登場予定です。お楽しみに!
カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 19:14:16
51337文字
会話率:67%
5歳の頃、私の将来の夢は、お姫様だった。
当時の私は、16歳にでもなれば勝手に、自動的に、素敵なお姫様になれるものだとばかり思っていた。
先生は「将来のために頑張りなさい」と言う。
だけど自分のやりたいことも分からず、夢や目標もな
い私は、何を頑張ったらいいのか。
分からない。
自分のことなのに、分からない。
立派な人間になりたいのに、どうしたらいいのか、分からない。
そんな折、交差点でとある人物に出会う。
名をルヴィン。
彼は私に跪いて、こう言った。
「お迎えにあがりました。今こそ、本当の貴女様に戻るべき時です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:52:15
8215文字
会話率:27%
ミルフィナ王国の王女ブランシュは、幼い頃から婚約していたノワールと結婚するため、アクトゥール王国に輿入れした。
先王が崩御してノワールが国王となったのだが、アクトゥール王国は真っ黒に染まり、食べ物までもが黒い始末。
人々は黒い服を身に纏い、
貴族たちは黒い仮面を被っていた。
そんな異様な国のなかで、ブランシュは……。
※エブリスタ、カクヨム、アルファポリスにも転載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 22:46:30
7285文字
会話率:19%