「この愚か者は騎士団で再教育だ!」
「お前は我が息子でありながら許されざる罪を犯した。その性根、騎士団でたたき直してこい」
「本来ならば牢獄に入れるところだが最後の情け。苛烈な訓練で知られる騎士団で生まれ変わって見せよ」
「ちょっと待て、
俺らは囚人でも看守でも不良更生所でもねぇよ!」
真実の愛だの婚約破棄だのをやらかした女は理不尽にも何の関係もない『修道院』へ押しつけられる。
ならば、男はどうなるのだろうか?
その答えこそが、一見凄い罰を与える風な顔をして何の関係もない性根の腐ったグズ共を押しつけられる「第四騎士団」である……。
お偉い貴族様達に産業廃棄物処理場扱いされ、誇りを踏みにじられた――という怒りがついに爆発した国家最強騎士団の大暴れ伝説が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 12:11:09
12014文字
会話率:40%
何があっても表情を変えず感情を変えないことで有名な伯爵令嬢リーゼリア――通称、人形令嬢。
彼女の婚約者は、見ていて怖くになるくらいに浮気者で頭が足りない浪費家の侯爵家三男坊ハッシュ。
今日もハッシュは新しい浮気相手のマリエッタ男爵令嬢と人
前で堂々と愛を語り合い、リーゼリアの財布を勝手に使う。
そんな愚か者に怒りを燃やすリーゼリア……の友人達。
100人いれば100人が怒りを覚えるような侮辱を受けても表情を変えない人形令嬢は、今日も無表情にお茶を飲む。
ある日、慰謝料目当てに婚約破棄宣言をされるその日まで。
……愛の形って、ヒトソレゾレデスモンネ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 12:21:12
18906文字
会話率:42%
時は未来
"統合大戦"から15年
かつてヨーロッパと呼ばれていた場所で、
ある秘密を抱える少年、ハイドは家族と共に平和に暮らしていた
だがある日、ハイドの日常は、
悪徳議員の息子ジョナサン・モントレー率いる強盗団にあえな
く破壊される
奪われた者の怒り
目覚める怪物の血
起動する戦士
ジョナサンは知らなかった。
ハイドの正体はハイドラ・エネア――
かつて統合大戦で赫々たる戦果を挙げた伝説の強化人間"エキドナの子供達"
その最後の生き残りだということを
怪物を起こす愚か者に報いを。
SFロボットバイオレンスアクション
※この作品は「カクヨム」にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 20:00:00
55635文字
会話率:12%
僕のクラスにはギャルがいる。明るいブラウンの髪はとても目立つし、大きな胸も、短いスカートから伸びる綺麗な脚も人目を引き付ける。彼女の名前は和水優香。なごみゆうか、だ。ほんわかとした空気をまとったゆるふわ美少女が目に浮かんでくるような名前なん
だけど……和水さん本人はそんなイメージとは正反対。クラスにいる時は基本無口。鋭い目つきで見られるだけで、話しかけようとする勇者もすぐに戦意喪失する。それでも軽率に近づく愚か者は、プライドを粉々にされて廃人化。誰も寄せ付けない和水さんはカッコよく言えば孤高の人で、悪く言えば超絶無愛想。見た目が派手な和水さんは、誰も触れられない存在で、クラスメイト達から怖がられている。それでも度々玉砕する男子が現れるのは、それだけ和水さんが魅力的だからだろう。どんなイケメンでも和水さんは興味すら示さない。それなのに……どうしてか僕には和水さんの方から声をかけてくる。しかも、いつもの仏頂面まで捨てて、笑顔さえ見せてくれるのだ。いったいどうして和水さんは僕だけに優しいのか、その謎も分からぬまま、僕は和水さんに甘やかされていき――。 童貞男子とクールなギャルの甘々ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 12:43:35
76661文字
会話率:37%
入学式の翌日、高校一年生の小田間 愚(おだまおろか)はそんな文芸部に入部しようとした。しかし、文芸部に在籍しているのは二年生である藤花 流(ふじはなながれ)一人だった。
小田間愚は藤花流の纏う、どこか不思議で幻想的な雰囲気に惹かれ、恋に落ち
る。それから約2年が経ち、藤花流の卒業を目前にして小田間愚は告白を決意した。
これはどうしようもないほどの愚か者とどこか不思議な少女のラブコメ。
愚か者と不思議な少女の二人だけの世界を、少しだけのぞき見してみませんか?
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 19:47:02
5672文字
会話率:43%
世界有数の多民族巨大国家『ステイツ』
急激な成長により経済力と軍事力を武器に世界を狙える大国の1つと呼ばれる。
大国同士が経済力と武力を武器に領土を争いあう星暦(せいれき)1920年。
ステイツに1人の怪物とよばれる軍人が誕生する。
怪物が
もたらすのはステイツの栄光の未来かそれとも絶望の地獄か?
そして、同じ時、別の場所で2人の怪物が誕生する。
怪物は人間かそれともニンゲンなのか?人間たちとニンゲンたちの戦記が歴史に刻まれる
週1~2回の頻度で5000字程度の話を投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 19:09:43
27091文字
会話率:50%
深紅の髪は不吉だからと理屈をつけられて、優秀な銀髪の妹に婚約者を奪われた伯爵令嬢エル。
婚約者の事がどうしても忘れられない彼女は、国内でも最高峰といわれる魔法学院の編入試験に最下位で合格する。
この国では魔法は知性の象徴として、それを
操れる魔法師になれば誰からも尊敬される存在になれる。魔法師になれたら婚約者の心を取り戻せるはず……安易な考えで入学したはいいものの、単なる泡しか作れない水属性の魔法師は、最初は愚か者と罵られ馬鹿にされる日々だった。
しかし、なぜか生徒会長で学年首席の少年だけはエルの才能を素晴らしいと褒め、もっと頑張れと励ましてくれた。
エルの能力は現代の魔法理論に適してないだけで、古代に失われた無詠唱魔法を使えば彼女は素晴らしい魔法の才覚を発揮できたのだ。
やがて防具から生活魔法まで、さまざまな泡魔法の可能性を模索して商品化したエルは、商人ギルドと交渉して、経済的な成功を手に入れる。
卒業式も半年後に迫ったある日、エルは実妹と魔法の論説大会で対決し、勝利を収めた。
そんな彼女に妹を捨て、新たに婚約を申し込もうとするハサウェイをエルは拒絶し、足蹴にして背を向ける。
そして、半年後の卒業式。
彼女の才能だけでなく生き方にまで共感してくれた新しい恋人である生徒会長と、数多くの友人たちに囲まれて、エルは首席で魔法学院を卒業する。
他の投稿サイトでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 21:49:26
9306文字
会話率:28%
かわいい孫娘を追いやった愚か者共がようやくいなくなった。これで妻と孫娘を心置きなく迎え入れられる。しかし……少し時間ができてしまった。そうだ。綺麗好きな妻のため、少しだけ整理しておこう――。
姉の物を何でも取る義妹と容認する家族が婚約
者の入れ替えをしようとした、その後の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 21:32:57
2165文字
会話率:0%
厨二病拗らせた次男が自分がヤッチマッタ事実に、なんっにも気づかずに全てを失くす話。
最終更新:2021-09-25 15:36:33
1912文字
会話率:29%
姉のものならなんでも奪う妹に奪われ続けた姉の話。淡々と語る姉が全てを取り戻すまで。
最終更新:2021-09-02 15:32:27
3537文字
会話率:39%
「少年、頑張るのだよ。もっと楽しませて」
独りぼっちの神様と独りよがりな天使の少年。
君と僕だけの特別な世界を作りましょう。愛やら恋やら好意やら、嫉妬に憎悪に復讐に。そんなものはくだらなく最低だから。そんなことをするやつは愚か者だ
けだから。
独りよがりな君のための舞台はすでに用意されている。キャストに君の友人と相棒と刺客をくれてやる。
最高の舞台でしょう?
「勿論、神様との楽しい遊戯、ハンデもあげるんだよん」
何度も何度も君がやり直せるように、特別をあげる。どんなに苦しくても逃げたくてもやめたくても、離れない地獄のようなものだけど。
死んで死んで死にまくって、生きて勝ってね。
僕のための君が、君のための僕に勝利を収める夢物語。目まぐるしい程の眩しくも後先見えぬ、永遠にも似た、まわりくどい物語。
天使の少年と悪魔の幼女。
愛と愚行と復讐の御伽噺。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 18:41:58
164867文字
会話率:42%
小国の王が掲げる理想。愚か者が見た理想。
交わらぬ思想と種族の壁。
大陸統一を目指すティメリアの聖王が男に言う。
「君はエルカンだ」
愚か者と呼ばれた男が何かを抱えたまま戦場に囚われる。
最終更新:2021-08-27 01:13:22
832文字
会話率:53%
皆さんは短編詐欺にあったことがありますか?
私はあります。
短編詐欺に衝撃を受ける話。
もしくは学習しない愚か者の話。
最終更新:2021-08-02 23:00:00
364文字
会話率:0%
ミランダは貴族の間では噂に名高い嘘つき令嬢であった。
だけどそれは全くの濡れ衣で、噂だけが独り歩きしていった結果にすぎない。
でもどうやら本人は嘘などついた憶えもないし、そんな噂もどうでもよくて、目下の気掛かりは素直で実直すぎる性格
の婚約者、ホーレス王太子殿下のこと──
ホーレスはその性格から人を疑わず何でも信じてしまうものだから、貴族政治の傀儡にするにはうってつけなのだ。
過ぎたる素直さは愚か者にも同じ。ゆえに王太子にはそんな役割が相応しいのだと。
もちろんホーレスは人からの噂も疑わない。だからミランダが嘘つきである噂も素直に信じてしまい、とうとう婚約破棄まで決意してしまう。
こんな事は許せない!
婚約破棄が? いいえ違う。
ミランダにとって許せないのは、婚約者のホーレス王太子を、よってたかって愚か者扱いする貴族たち。
素直で実直なホーレスの性格を愛するミランダは、彼が立派な王太子になるようにと一計を案じることにするのだが────
これはこの国でむかしにあった本当の物語。
*全四話(完結済み毎日投稿)
*他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 17:18:16
13970文字
会話率:39%
死に戻りと過去改変で善人たちを救う——悪辣な神の手引きで、『俺』は死ぬはずだった不幸な青年ヒックス君の『代理人』として、彼の運命を修正することになった。
ヒックス君は底抜けのお人好しで愚か者だが、悪人よりは善人が好きだし、とりあえず頑張っ
てやろう。
差し当たっての大きな敵はヒックス君の家族を陥れた悪徳領主と、ヒックス君を死へと追いやった女好きの屑勇者とその取り巻き女たちだ。
ヒックス君とその家族を救うため、そして彼がヒロインと結ばれるため、死に戻りと過去の改変を繰り返す。
13年前からスタートして過去と現在を日々往復し、やかましいほど賑やかな精霊たちの協力を得ながら、困難を打破していく。
剣と魔法の修行をしたり、爆発したり、勇者の取り巻き女を過去で仲間にしたり、爆発したり、ゴーレム作ったり、爆発したり、爆発したり、爆発したりと忙しい日々だ。
……まあ、しかし、代理人が本人と全く同じ感性を持っているわけがない。
だからヒックス君のヒロイン以外の少女が気になってしまうこともあるのだ。
代理人である俺の想いが報われるわけもないのに。
——これは代理人が不幸な善人の過去を修正するまでの13年間の記録であり、彼と彼女が夜を明かして語り尽くすまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 10:00:00
433380文字
会話率:30%
愚か者め私に挑もうとは、いいだろう本当の戦いがどういう事か魅せてやろう!
嘘ですよ?
最終更新:2021-05-21 03:42:21
222文字
会話率:0%
「笑って死ぬなんて、馬鹿なのかな──?」
生に意味などなく、死に価値などなく、生者は無慈悲に切り捨てられ、死者は無残に打ち捨てられる。当然彼らに墓など存在せず、ただ転がるだけの骸に、墓を造る『墓守』がいた。とある大穴の底の、死体が無残に打
ち捨てられる『ゴミ捨て場』で墓を造り、それを守る墓守は、満足げに笑って『死ぬ』死者に遭遇し、ひどく困惑する。
無念ではないのか。悔しくはないのか。
多くが生に縋りついて死ぬことを拒むのに、どうして笑って『死ねた』のか――?
幸せな少女がいた。誰よりも幸福を享受していた。
この『ゴミ捨て場』には、様々な者が落ちてくる。既に虫の息の生者、怪我の少ない無事な死体、ひどく損壊した死体、そして、死んでるはずなのに『生きている』死者。そんな彼らを屠り、看取り、埋めてやるのが墓守の役目だ。無人の『ゴミ捨て場』で、誰もそこに棄てられる死体の存在など知らず、ましてや、墓があることや墓守がいることを知っている者は誰一人いない。そんな中で、墓守は誰に課せられるでもなく、墓を造り続けていた。
少女は何を奪われても幸せを想い続けた。
「わたしの名前は、サクラっていうの!よろしくねっ!」
そんなある日、死体の代わりにサクラという一人の少女が落ちてきた。弱っていた彼女を介抱し、ともに暮らす中で墓守の中の何かが変わっていく。
生活を共にし、時に彼女の睡眠を見守り、時に大人げなく一緒に遊び、そして時に──。
だから少女は、笑っていられた。
彼女たちの出会いは偶然だったのか、必然だったのか。腐敗に塗れたその場所で至る結末は、果たして無念で終わるのか、それとも満たされて終わるのか。
答えなんて最初から決まっている。最後がどうなろうと、笑って終わりを迎えるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:00:00
116405文字
会話率:26%
フィクション世界に入っちゃった系の異世界転生ものが、素直に楽しめなくなってしまった、愚か者の独り言。
最終更新:2021-03-31 01:35:31
1352文字
会話率:0%
「ハンス、お前を黒き鷹から追放する!」 王家御用達の特級冒険者パーティー、黒き鷹のリーダーであるブラッドは初期から苦楽を共にしてきた、幼馴染である支援術士のハンスを退職金も払わずにパーティーから追放する。 その後、黒き鷹は連戦連敗。 ハンス
にパーティーへ戻ってもらおうと提案する他メンバーを激しく罵倒するブラッドに愛想を尽かしたメンバーたちは一人、また一人とブラッドの元を去っていく。 酒場で愚痴を垂れ流し、飲んだくれるブラッドは周りから愚か者呼ばわりされるまで堕落する。 だが、これはブラッド自身が仕組んだパーティー解散計画だった。 実はブラッドには昔から死相を見ることが出来て、死相がパーティーメンバーに現れていたのである。 仲間の死を見ることが耐えられないブラッドは死人を出さない為にパーティー崩壊させたのだ。 無事、目論見どおり去っていった仲間の死相は消え、一安心するブラッド。 だが、一番最初に追放したハンスの死相だけは消えることが無く……。全十一話で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 22:18:38
18765文字
会話率:26%
王位継承権第一の王子 アルクレイド。 立太子直後に廃せられた、愚か者の第一王子。 そう、国書に記載される、王子。 彼の行動の真実を知る宰相の話。
何故、自分の娘が第一王子を厭い、距離を取り、何も見なかったか告解された「王家の茶会」
※ 二重に転生者が絡んだお話の全貌が明らかに成ります。 悪役令嬢がその行く末を見せられた結果、もがき苦しんだ物語。 それを知らされずにいた父たる宰相の苦悩。 ある意味答え合わせの物語。
長文短編 『そんな俺は、廃太子。《 転生王子の逃避、あるいは 安寧への力業 》の裏側での、もう一つの物語です。
約四万字程に成りました。 長文短編です。
【激注意】 短編ですが、四万字程あります。 お話を一気に読みたい方向け。 合わないと思ったら、ブラウザバック宜しくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 16:31:02
42425文字
会話率:36%
人間と魔族の架け橋として行われた、大魔王の孫ルビデと人間の姫君セリンの婚姻が結ばれて十年。成長した二人は結婚式を明日に控えていた。しかしルビデには焦りがあった。女である彼女は、結婚式が人間の国王を『女に大事な姫を嫁がせた愚か者』と嗤う為のも
のだと知っていた。しかしセリンとの仲を壊したくなくて、言い出せずにいたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 19:32:59
1000文字
会話率:71%
東京某所、とあるマンションに私は住んでいた。そこは7階建てで、私の部屋はそのうちの6階だ。
見た目は小綺麗なマンションであるが実情はひどいものだ。ここはいわゆる“出る”そうだ。曰く付きと言えば、昨今の人は理解されるだろう。心理的瑕疵物件とい
うやつだ。
しかし私たちの住む部屋自体にはそういった現象はない。と言ってもまだ私が確認していないだけかもしれないが。
ここの部屋には“出ない”。よく“出る”と言われるのは、エレベーターだ。
このマンションにはエレベーターが二基設置されている。
それはマンションの両極端に設置されており、一方は明らかに後から増設されたようなものだ。
無論、ここの住人はこの増設された方を使用する。もう一方のエレベーターは、よほどの猛者出ない限り使用はしないだろう。なんせ”出る”のだから。しかし、やはりたまにこのエレベーターを使用してしまう愚か者がいるのだ。これは、その愚か者たちの末路を記したものだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 11:05:57
5987文字
会話率:16%