私は蛭田那奈(ひるだなな)。30代後半。独身。職業は弁護士。
3か月前に仕事で、九州のホテル・サンタ・アナを訪れた。
休暇となれば私は一人で旅に出かけ、世界中の高級ホテルやレストランで時間を過ごす。そのために生きていると言っても過言ではない
。
いま私はホテル・サンタ・アナで休暇を過ごしている。
これほど居心地の良い場所に身を置いたことはこれまでにない。私は日常に戻るのが嫌になった。このホテルには宿泊は最長6泊までというルールがある。私は滞在を伸ばすため、交渉をしようとしたが部屋がないと断れた。
チェックアウトのときに、フロントでアナという名札を若い女性が微笑んだ。私は財布を出すためにバッグを開けた。中にピストルがあった。
アナはここに残る。私は残れない。私はアナに銃口を向けた…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 20:30:00
14235文字
会話率:49%
音無夕太郎(おとなしゆうたろう)はかつて、川に飛び込んで自殺を図ろうとした二十代の女性を助けて表彰されたことがある。そんな彼がいまは死ぬことを考えている。二十代ならまだいくらでもやり直しがきく。でも、40を過ぎてすべてを失っただけではなくこ
の先の責任だけが残る。人生に失敗したことが明らかな自分には死ぬことが最上の選択肢だ、そう考えずにはいられなかった。
彼はユキという社内の二十代の女性と不倫関係にあった。そのユキが妊娠をし、子供は産む、奥さんと別れてほしい、と言って会社で手首を切る騒ぎを起こした。しかもユキは会社を辞めないと言い張る。音無夕太郎は会社を辞めるしかなくなった。意を決して妻に話したところ、妻は小学生になったばかりの息子を連れて実家に戻り、離婚の交渉を弁護士に一任した。音無夕太郎は不倫相手と妻の両方から慰謝料を請求され、仕事も失い、投資の失敗で借金も残り、しかも今後20年に及ぶ養育費の負担もある。会社をやめて一か月がたっても「死ぬのが一番いい」という考えが浮かんで職探しをする気にもならない。夏の終わりの夕方、最後の晩餐のつもりで音無夕太郎は街に出る。
駅前でエレクトリックギターの弾き語りをしているリコという女がいた。音無夕太郎は彼女の歌声と表情にすっかり痺れてしまった。生きるとか死ぬとか、そんなことはどうでもよくなった。最後の晩餐の気分も吹き飛び、ビールと中華料理で胃袋を満たした。
店を出て歩いていると、ギターケースを括りつけたカートを引きずっているリコが歩いている。リコは音無夕太郎に気づいて挨拶をする。
「素晴らしい歌だった、またぜひ聴かせてほしい」彼が言うと、リコはこう返した。
「死にたいんでしょう? 一緒に死んであげてもいいわ…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:13:54
16220文字
会話率:35%
両親が弁護士と医者というエリート一家の一人息子である主人公浅野一颯(あさのいぶき)は両親がエリート職に就いていることもあり、常日頃からプレッシャーを感じていた。両親は「普通でいいよ」と言われるも日々勉強に励んでいた。
友達は一人もおらず、趣
味という趣味もプレッシャーから逃れる時間を作るためのアニメと漫画とラノベだけ。
完全にボッチ陰キャと化している主人公はある日勉強の途中で小腹が空いたためにコンビニへと向かった。
その帰り道、路地裏で一人の美しい女性が男たちに囲まれて如何わしい事をされていた。
その光景を目にした主人公は焦る心と頭で脳を回して起点を利かして、何とか男たちを追い払うことに成功した。
助けた女性にお礼を言われながらもはだけた妖艶な女性に思わず目を奪われていると主人公はその女性に殺されてしまう。
訳も分からず死んだ主人公が目を覚ますと手錠をかけられており、尋問され、挙句の果てに牢屋にぶち込まれる。
そしてその牢屋の中に居たのは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 20:01:05
10485文字
会話率:19%
裁判長閣下!
モルーグ街の吸血事件。
この事件を簡単に説明すると、
カインは酒場を経営し、
一人娘のイブが店を手伝っています。
イブは森で何物かに襲われ、
首筋から大量の血を吸われました。
アダムという森の新しい城主が疑われ
、
カインは彼を告訴する気でした。
イブは手紙でアダムにそれを伝え、
手紙を届けた僕とアンジェは彼に協力する事になります。
アンジェ・アルカナは墓守りで、
成人に達すると、
アルカナ家の財産を相続します。
僕は彼女の財産管理人兼後見人です。
他に、
長女のミユウ、
三女のイスラ、
末娘のルナがいます。
アダムの城を出たあと、
二メートル近いコウモリが、
城の地下へ入るのを見かけ、
あとを追うと、
魔石柱があり、
その魔力でコウモリが変異したと判明。
アンジェは変異コウモリを追い払い、
魔石柱を破壊します。
アルカナ邸に戻り、
ミユウにその件を話すと、
最初にイブを狙ったのが変異コウモリなら、
またイブを襲う可能性があると言います。
僕とアンジェはカインの酒場に行き、
イブの部屋に入ると、
変異コウモリがイブに牙を突き立てていました。
アンジェが攻撃、
逃げた変異コウモリを追います。
変異コウモリはシャイロックの農場に逃げ、
倉庫に入ります。
シャイロックとは、
カインに持参金を与え、
イブとの結婚を目論む農場主です。
アンジェが倉庫に入ると魔石柱があり、
変異コウモリや魔獣を発見。
シャイロックはアダムを襲うため、
魔石柱を利用した。
と開き直り、
二度進化させた魔獣、
ジャイアントバットをアンジェに襲わせます。
空から襲う敵に苦戦しますが、
駆けつけたミユウ、イスラ、ルナ、四姉妹が力を合わせ、
ジャイアントバットを倒しました。
弁護士ロック・ローディスの裁判記録より、
一部抜粋。
全文は本編より閲覧可能。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 14:09:06
19981文字
会話率:43%
弁護士がバーテンダーを務める『弁護士バー』をしていた北原は、店を閉め、弁護士も廃業しようとしていた。田舎に帰る前に、世話になったバーのオーナーから短期間の店番を頼まれた。最後に普通のバーのバーテンダーをしていた北原の元に、『弁護士バー』を探
す若い女性が現れた。彼女の意図するところはなんであるか、また北原は本当に弁護士をやめてしまうのか、2人のドラマが深夜に始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 13:03:37
5265文字
会話率:61%
主人公は無実の罪で、親友に決闘裁判で撲殺された。親友は主人公の婚約者を奪い多額の報酬を得るために裏切ったのだ。主人公は弁護士で、老国王の執務代行者である王子の不正を暴こうとしていた。そのため殺されたのだ。
だが、神の気まぐれで最強の決闘
士として同じ時代に転生した。主人公が生きるのは決闘で勝った者が裁判で勝訴する力が正義の世界だった。最強の決闘士は世界を支配しうる存在だ。
主人公は、裏切った友と、自分を殺すことを命じた悪徳王子に復讐し、婚約者のノエルに再会するために死の淵から決闘士として蘇るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 15:55:15
8747文字
会話率:46%
かって親友だった男の葬式に行き、自分を裏切った元カノに再会した。
自分の仕事である弁護士の名刺を渡すと、ある依頼をしたいので相談をしたいと連絡があった。
元カノの依頼とは?
そして親友だった男はどうして死んだのか。
過去と現在とが交
錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 15:48:02
5289文字
会話率:42%
真田零斗(さなだ れいと)は、「忍法裁判」の主人公であり、若手弁護士である。彼は、優れた忍者の血を引く家系であり、子供の頃から忍術の修行をしてきた。
真田は、その忍者としての能力を活かして、法廷での裁判戦略に独自のアプローチを持っている。
彼は、自身の忍術の技術や知識を法律に応用することで、相手を翻弄し勝利を収めることが多い。
しかし、真田には裏の顔がある。彼は裁判以外の場面でも、忍者としての技能を駆使して様々な事件を解決している。そのため、彼は法曹界でも特別な存在となっている。真田は、人間としても弁護士としても成長し続け、多くのクライアントから信頼される存在となっている。
伊賀慶之介(いが けいのすけ)は、真田零斗の法律事務所の若手弁護士であり、彼と同じく忍者の家系に生まれた若手弁護士である。慶之介は、真田と同じく、忍術の修行に加えて法律を学び、その能力を活かして裁判での戦いに臨んでいる。彼は真田とは対照的に、冷静かつ合理的な思考を持っており、常に客観的に事実を見極め、的確な判断を下すことができる。
慶之介は、真田とは異なる裁判戦略を持っており、法的な論理や証拠に基づく戦い方を得意としている。また、彼は真田とは違い、表には出さない影の力を駆使して、相手にアプローチすることがある。慶之介は、真田と同じく正義感が強く、時には真田と対立することもあるが、彼が信じる正義のためには行動することができる。また、真田と同じく、人間としても成長し続け、多くの人々から信頼される存在となっている。
真田と慶之介は、忍者としての技能と弁護士としての能力を持ち合わせた、異色の弁護士コンビとして、裁判での戦いを繰り広げていく。
この作品は、https://note.com/joe_honda にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 23:42:23
11792文字
会話率:27%
日本の法律に「嘘つきは罰する」があったなら、平気な顔して嘘ばかりを並べる「クズ」は減るのだろうか?。嘘を並べて事件を犯す詐欺師と、日常生活で嘘ばかり並べて人に迷惑や傷を与える「クズ」は同罪ではないのか。罪に問えない事をいい事に「嘘」を楽しむ
「クズ野郎」退治に挑む3人がいた。
嘘は時として、人の心におおきな傷を与え、怒りを生みだし、まともな人間を狂わせてしまう。
本当の事を話す事より「嘘」が100%である「クズ」が、同じ環境に居ることを許してはいけない。
「嘘つき」は、嘘をつく為の脳だけは発達しているが、所詮はバカでしかない。
そんなバカの言い訳が通用するのであろうか?
一般会社の会議室が「法廷」の場と変わる。前代未聞のハチャメチャな裁判で、本当の正義を貫く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 18:32:03
5937文字
会話率:3%
グローバルに活躍する反社会的勢力マーロウ一家のボスの秘蔵っ子ロッタは、一人前として認められるため、王太子暗殺という初の大仕事に臨んでいた。
ところが、いざターゲットであるヴェーデン王国王太子クロードと目と目が合ったその瞬間――お互いが前
世で関わり合いのあった相手であることを思い出す。
「せ、先生……ご無沙汰してます……」
「……ああ、バイトちゃん……君か……」
前世の日本において大学生だったバイトちゃんことロッタは、先生ことクロードの弁護士事務所で事務のアルバイトをしていたが、それが原因で不本意な最期を遂げていた。
結局、暗殺任務は失敗。ロッタは、空いた王太子妃の椅子に半強制的に座らされることに。
その一方、前世に引き続き煽り体質を発揮して、敵を作りまくりつつ我が道を行くクロード。
おかげで、今世もまた安らかな最期を迎えられる気がしなくて、来世に望みを託すほど諦めの境地に達したロッタに、クロードは自分の言葉が否定されるなんて微塵も思ってもいない、いっそ憎たらしいほど晴れやかな顔をして宣った。
「バイトちゃんのことは特別に思っているんだよ。前世では何人も人を雇ったけれど、最後まで俺のもとに居てくれたのは君だけだったからね。ねえ、こうして新たな人生で再会したことに運命を感じないかい? ちなみに俺は感じる」
前世では単なるアルバイトと雇い主でしかなかったはずなのに、やたらとスキンシップが激しかったり嫉妬深さを見せたりする相手に戸惑うロッタ。
前世に引き続き胃袋を掴まれつつ、クロードに振り回されたり逆に振り回したりしながらも、王太子としての今世の彼を支えて過ごしていたが、やがて共有している前世の記憶に齟齬があることが判明して……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 12:07:21
179298文字
会話率:32%
連作です。お好きな方からお読みください。
『温室育ちのマリーベルは今日も温度差が悩ましい』
離婚後の気分転換に、露天風呂で月見酒と洒落込んでいた私だったが――目を開けるとそこは温室で、どういうわけだか自分自身とは似ても似つかない、正反対
の雰囲気を持つ女の子、マリーベルになっていた。
のっぴきならない事情のより温室を出た私は、そこで薄幸の美青年セトと出会う。
『申し訳ありませんが引っ叩いたことは謝りません』
身勝手な周囲に振り回されてばかりの人生に辟易していた公爵令嬢だったが――目を開けると、どういうわけだか自身とは似ても似つかない、正反対の雰囲気を持つ女性、キシベマリになっていた。
迎えにきてくれた弁護士のセトさんに連れ出された外の世界に、彼女はたちまち圧倒されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 16:58:09
19823文字
会話率:20%
「先生、砂山のパラドックスってご存知ですか。きっと博識な弁護士先生ですからご存知ですよね。ふふふふ。」
山中は不気味な笑みをガラス越しに浮かべていた。本来私情を挟むのは厳禁だが、私はどうにもこの男を好きになれそうにない。この人を小馬鹿
にするような微笑み。虫唾が走る。反省など知らないとでも言いたげに嬉しそうに笑っている。もちろん砂山のパラドックスはよく知っている。高校時代、勉強もそっちのけでその手の問題を調べるのに熱中していた。思考実験とでも言うのだろうか。
私の不快感はきっとわかりやすいくらいに表情に出ていたのだろう。山中は更に口角を上げ、にっこりと笑いながら続けた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 20:00:00
5712文字
会話率:74%
弁護士の俺はある日有名人の犯した殺人の弁護をすることになった。
最終更新:2023-02-06 10:55:21
413文字
会話率:37%
好きだった幼馴染に彼氏ができて失恋した俺は偶然のきっかけで弁護士になろうと決心し、勉強に邁進する。
そんな中、彼女もできて、ハッピーライフ。
幼馴染?し~~らない!
最終更新:2023-01-09 03:22:43
4377文字
会話率:31%
傲慢な性格の弁護士、田中は自らのミスで仕事を失う。 絶望の最中、一人のうさん臭い占い師に時を遡る魔術の存在を教えられる。
最終更新:2023-01-01 20:00:00
24477文字
会話率:58%
小さい諍い、大きい諍い、色々ありますが、はたしてこの裁判の真実とはいかに!
最終更新:2021-05-04 19:05:06
2702文字
会話率:34%
裁判で多世界解釈で争う検察官と弁護士。宇宙際タイヒミュラー理論は証拠として扱えるかという議論を遮り、裁判長は判決を下す。
最終更新:2022-12-30 23:00:00
596文字
会話率:48%
ベリアル王国では、女が本を読むと不幸になると言われている。
本を読めば、はしたない妄想にとらわれ、裁縫や炊事洗濯などの家事がおろそかになる。
そのうえ、頭でっかちのうぬぼれやになり、嫁に行かれず、不幸になると。
そんなわけない!!
ロザリ
ンドは思っていたが、不幸は押し寄せてきた。
本が大好きな少女の成長と再生の物語。
なろうのムーンライトノベルで連載中の「ベリアル宮廷の物語」のスピンオフとしてかいています。
この小説の主な舞台は中世の裁判所です。
あの時代の裁判は、自白と証言のみが頼りで、なかなかいかがわしくて素敵な世界。
なんちゃって法廷物語なのですが、お付き合いいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 13:35:50
277262文字
会話率:38%
退職代行・・・・・・。
利用したありのままを書いた。
最終更新:2022-12-11 21:22:45
329文字
会話率:0%
「背田が飛んだら あの女をフロに沈めればええ」
あたし達はレンタルビデオ屋で借りてきた『ナニワ金融道』に夢中だ。
「アンタも若いうちに怠けてると、いつかこの女みたいに騙されてソープランドに沈められるのよっ」
お母さんはそう言いな
がら、大量の醤油とマヨネーズを振りかけた2合のコメを釜ごと掻っ食らう。
「経営っていうのは現金主義・無借金がセオリーや。調子こいてカネを借りるからコイツらみたいになるんや」
安いウィスキーと100均で買ったサラミを食べながら経営のイロハを伝授してくれるお父さんは、最近勤めていた会社を辞めた起業家の卵だ。
資本金を集めるために毎日パチンコで頑張っている。
「とにかくこはくは東大に行きなはれ!ワシは有能やのに高卒って理由だけで人生苦労してきたさかい。幸せになりたいんならちゃんと勉強して、医者か弁護士になるんや」
ちなみにお父さんは生粋の関東人である。
にもかかわらず、『ナニワ金融道』とか『ミナミの帝王』を観た後だけ突然関西風の喋り方をするのがこの人の特徴だ。
ウチの家は父母で教育方針がまったく違う。
女子大出のお母さんはあたしをパリオペラ座でプロのバレリーナにさせたくて、高卒のお父さんはあたしを東大に行かせたいようだ。
「ねぇ、あたしバレエと勉強一体どっちを頑張りゃいいのさ」
あーあ。二人とも黙り込んでしまった。
「……まぁとにかくどっちも頑張ればいいのよ!アンタはまだ小学3年生なんだから暇でしょ?全部誰にも負けないように頑張るのっ」
「下を見たらお終いや。上だけ向いて自分と闘うんやで!」
お母さんもお父さんも、お前は美人で賢いし才能があるから絶対に勝ち組になれると言う。
ウチにお金なんて大してないはずなのに、どこからかお金を調達してきてバレエと器械体操と塾の月謝をたくさん払う。
(ソープに沈んでいくようなバカ女共を蹴散らして、あたしはエリートになるんだ……!)
午前1時。大きな決意を胸に、風呂に入る気力もわかず髪の毛は脂まみれのまま眠った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 22:07:03
33654文字
会話率:54%
吃音症を抱え、人と話すのが苦手なポンコツ弁護士・池谷慎也の、不器用なラブコメ×サスペンス小説!
弁護士としては半人前の主人公・池谷慎也は、一見普通の離婚問題の案件を任される。妻に不倫されたと言い張り、主人公に有利な条件での離婚成立を依
頼してきた旦那。しかし、主人公が捜査を進めるうちに、その旦那にも不倫疑惑が持ち上がる。さらに驚くべきことに、その彼の妻は主人公の唯一の元カノだったのだ。
弁護士として旦那を守らなければならないという立場と、元カノを救いたいという気持ちの間で揺れる主人公。そして彼の選んだ選択が、彼を予想だにしないある事件へと結び付けたのだ。
それは8年前に起きた、とある自殺事件。彼はその事件を解決するために、奔走することになる。
そして彼はその過程で、たくさんの女性と出会う。それらの女性たちと深く関わり、戸惑っていく中で、自分の中に秘めたる思いに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 06:00:00
103111文字
会話率:55%
この話は、私が結婚した美人の妻が、既に、中学1年生の時に、男性と経験していたと言う話から、スタートするのだ。
私は、この自分の妻を、中学1年の時に襲った男を、ゴルゴダの丘で磔刑に処されたキリストの死を確かめるべく、キリストの脇腹を突
いた『ロンギヌスの槍』と、名付けて、その男を、生涯をかけて探す事を決意したのだ。
しかし、結婚して、二人のカワイイ娘が生まれての幸福の絶頂時に、近所に、某弁護士が引っ越して来た事から、私の家庭に、次々と不幸が襲って来たのだ。
まず、首の切られた人形を玄関口に置かれた。
次に、愛猫が、毒入りの餌を食べて、悶死。
その当日、動物病院から帰ったら、愛犬のリードが切られて誘拐されていた。
そして、灯油らしきものをかけられ、生きたまま焼き殺される愛犬の動画のSDカードが、私の、元に送られ来た。
遂には、とうとう、私のカワイイ二人の娘が誘拐された。
そして、驚愕の映像が映ったSDカードが、またもや、この私に送られ来たのだ。
しかし、最も怪しいと思われる、近所に越してきた某弁護士には、愛犬が誘拐された時にも、私のカワイイ二人の娘が誘拐された時にも、鉄壁のアリバイがあったのである。
最後の【後日談】まで、キチンと、読んで見て下さい。全ての謎が、ここで明かされのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 12:06:30
23662文字
会話率:16%
1940年アメリカ合衆国。
平和活動をしている弁護士カトリーヌ・ツツェカ・フィセルはKKKの暴漢に襲われるも、長身の女性に救助される。
秘密結社『フォレスト』に所属するグランド・サイクロプスと名乗る長身の女は自分の主君であるグレート・ワ
イズマンに会うよう請われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 22:35:32
1740文字
会話率:50%
アンドロイドは3年で処刑される。その法律を覆す為、弁護士として活躍していたアンドロイドの一華はある日突然クビになってしまう。
そんな路頭に迷う彼女に手を差し伸べたのは、アンドロイド専門の何でも屋を営む人間の青年、ゆうだった。
一華はアン
ドロイドの人権を手に入れる為、ゆうと共にアンドロイドの隠された秘密に迫る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 23:00:00
11136文字
会話率:35%
少年をかどわかし逮捕された「僕」は、無期懲役の罪は重すぎる、軽くするよう弁護すべきだと弁護士を説得する。
なぜなら僕は、誘拐した少年に指一本たりとも触れていないのだから。
最終更新:2022-11-01 09:00:00
7029文字
会話率:12%