これは私が刑事の職に慣れてきた時分に、山間部の村で起きた事故に関わる手記である。長く勤めると、時々不思議な体験をすることは珍しいことではない。しかしそれは今だからこそ、当時は理解できずに悩んだものだ。
最終更新:2020-07-09 00:00:00
3189文字
会話率:41%
道に迷った主人公は、山間の廃駅に辿り着き、夜を明かす事にし眠りについた。真夜中、来るはずのない列車のない列車の音で目を覚ました。そして閉まりかけたドアから飛び乗ったが、その列車の行き先は?
最終更新:2020-07-04 08:33:19
10404文字
会話率:18%
小学生の夏、田舎の子供達が遭遇した恐怖体験。
最終更新:2020-06-22 02:00:00
1664文字
会話率:7%
臨死体験をすると奇妙な能力が発現する事があると言うが、俺の場合は特別だった。霊的パスが繋がったにしては異常すぎ、右目の視力と引き換えに様々な肉体的変化が起きた。やがて普通に生活するのにも不自由を感じるようなった俺は、生活の場をカナダ山間部
の農村へと移した。
しばらくして祖父が死んで、遺言により戻らざるを得なくなった俺は、そのまま日本で生活しているうちに異常な力の消滅を知る。あれは何だったのか不明のまま、東京でのサラリーマン暮らしが日常となった。
そんなある日、とんでもない事件が起きる。異界とやらに飛ばされたあげく“アダム”と呼ばれる変な役目を押し付けられ、契約通り子種をよこせと超絶美女の蛇の魔王とグラマラス美少女の羊っ娘に襲われ、下剋上を狙う兔面した魔王に拉致され、巨大な八つ首のバケモノに手足をもがれ、竜王バハムルトとかいうとんでもない強さのオッサンとも闘わねばならなくなるし、パラレルワールドに行って神の試練を乗り越えろとか、も〜いい加減にしてくれ状態のバトル三昧の日々が続く。
だけども家族は増えて行き、チート並みに強い子供たちと美しい妻たちに支えられながら、俺の明るい家族計画は進んでいくのだった。
《異世界冒険譚》神の子宮『召喚からはじまる俺の明るい家族計画』〈R15〉
イラストは自作。
感想、評価など楽しみにしております。
気軽にメッセージなど下さるととても嬉しい(^^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 23:59:59
830030文字
会話率:44%
「誰が私に化け物を授けろと言った、このバカ神が」
たががイチ参拝者である俺の母に罵倒された山の神は、自分が人間に施した恩寵(おんちょう)の結果を確認する為に山を降りる決意をした。……という、心構えはいいんだけどなぁ。この神様、美少女で、一
見しっかりしてそうに見えて、何か抜けてんだよなぁ。しまいには、自分の恩寵(おんちょう)のトンデモ被害者である俺に「手伝え」と言ってくる始末。ま、いいんだけど。
本作は、古代日本では広く信仰され、現代でも秩父、奥多摩の山間部を中心に残存する狼信仰をモチーフにした小説(の、つもり)です。とりあえず、全4話。第4話では、主人公の2人には少々大きなものと戦ってもらう予定です。「残酷な描写あり」は第3話で殺人を扱う予定なので、やむなくチェックを入れました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 20:51:05
107849文字
会話率:43%
世界には凶悪な魔物がはびこり
人々には異能の力が与えられた
山間部の村に住むリックは世間知らずな男だ
村に害をなす魔物を退治するうち
ある出来事をきっかけに彼の冒険が幕を開ける
最終更新:2020-06-01 15:36:21
3202文字
会話率:7%
とある山間の町で発生したダム災害
口を閉ざす生存者
不可解な政府の対応
あの時一体町では何が起こっていたのか
汐日新聞社の記者赤松亮介は沈んだ故郷の災害の真相を追う
最終更新:2020-05-30 20:46:16
2025文字
会話率:83%
諒輔はある日、八王子郊外の山間の道で、崖から車ごと転落した老人を助ける。諒輔がアルバイト先の運送店の車で病院に連れて行く途中、謎の二人組による襲撃があり、危機一髪のところを、不思議な現象により難を逃れる。
しばらくして、諒輔は都内の病院に転
院した老人の見舞に行く。老人は安倍忠彬と名乗り、穏の長者である事を打ち明ける。そして安倍晴明を始祖とする、裏土御門家に纏わる話を聞かせ、諒輔に頼み事をする。それは血の繋がる唯一の人である孫娘を探して欲しいというもの。また、忠彬を襲ったのは、阿修羅教団の手の者であること、忠彬が末期がんに罹患している事などを知らされる。
数日後、忠彬の息子の妻が住む京都に行き、彼女から孫娘の東京の連絡先を入手する。
東京に戻った諒輔は、神楽坂の三味線教室に孫娘の理紗を訪ね、忠彬と会うよう説得をするが、理紗は会うことを拒む。
忠彬にその旨伝えると、ひどく落胆し、病状が急変する。忠彬は瀕死状態に陥るが、最期の願いとして、穏の長者を引き継いで欲しいと諒輔に迫る。諒輔は良く分からないまま承知する。諒輔が穏の長者を継承したことを知った阿修羅教団は、諒輔と理紗に襲撃を仕掛ける。これに危機感を抱いた諒輔は、阿修羅教団の内偵を進め、その頭領が凌霄院月瞑という赤い瞳を持つ異能者であることや、コンサルタント企業を経営していることなどが判明する。しかし油断していた隙を突かれ、理紗は彼等に拉致されてしまう。
六本木の高層ビルの三十五階にある敵の本拠に深夜、単身で乗り込んだ諒輔は、激戦の末に理紗を連れ出し、屋上ヘリポートに辿り着く。諒輔と月瞑の壮絶な呪術による闘いが、四十五階の上空で開始され、諒輔たちはその死闘に勝利する。
この作品はPuboo(パブー)https://puboo.jp/book/68216 にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 10:57:28
68006文字
会話率:49%
真夜中に峠を走る車が一台、その車内での会話劇
大学時代に作ったボイスドラマのセリフ部分をアップしただけ。
登場人物
川原光孝(かわはら みつたか)
運転手、沸点が低く切れやすい
山本信治(やまもと しんじ)
テンションが高い馬鹿
海鳥美月(うみどり みつき)
クールさん
水澤結城(みずさわ ゆうき)
マイペース、関西人
草加静(くさか しずか)
口数すくない、テンション低め
女将
モブ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 02:11:36
2173文字
会話率:93%
誰も居ない不思議な世界に迷い込んだ少年が、鳥の姿をした(とばりさん)と、失った自分の記憶を取り戻す為に山間の農村を彷徨う物語。[境界]同じ山間の小さな農村で暮らす十二歳の少年少女の物語[パルス]二つの物語が同時進行して織りなす生と死の世界
。愛ゆえに狂気に走る破壊と再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 10:00:00
158293文字
会話率:30%
朝霧山遭難事故調査報告書第五弾。大串山付近の大串マタギが体験した12の忌み数と人形にまつわる怪談。そして筆者三枝義昭が朝霧山~大串山間の謎のルートを追ったその後の近況報告。
朝霧山はついに彼に手招きを始めた。
最終更新:2020-03-13 22:28:19
7020文字
会話率:30%
むかしむかし。とある山間地域を、大規模な山火事が襲った。
一夜が明けるとすっかり火は消えていたが、不思議と人間たちの住まいには害が出ていない。
さらに奇妙なことに、焼け野原となったはずの山肌に立つ、背高のっぽの木たちが集まった一角。
その
うちの一本の樹のてっぺんに、誰かが腰かけている。
不審な影を確かめるべく、木登りが達者な若者たちが挑んだところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 18:00:00
3542文字
会話率:9%
むかしむかし。とある山間の地域には「初雪探し」という、毎年恒例の行事があった。
山の中に分け入り、今年初めて降った雪を取り、鍋で煮込んで飲む。この地域の初雪は、虹で包んだような、五色に輝いていた。
そしてここに、流行り病で家族を亡くし、
初めて自分一人で初雪探しに臨む少年がひとり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 22:59:52
3836文字
会話率:18%
むかしむかし。山間の村でのこと。
とある家の娘が朝に目覚めたところ、母親の顔を覚えていないことに気がついた。
あくまで自己申告で、他の人間から確かめる術がない。母親は娘が自分に反発している兆しだと思い、おおらかな心で接するようにしていたが
……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 23:03:21
3813文字
会話率:5%
この作品は、中山間地にある小さな町の葬儀場の従業員を通して見た家族の在り方や地域の秩序・習慣・行事等に関する変遷を短編集として描いた作品です。題名は、崩壊としました。
最終更新:2020-02-23 09:42:31
19461文字
会話率:56%
山間部へ迷い込んでしまった村娘。
そこには野盗6人が待ち構えており、たちまち娘は押さえられてしまう。
野盗の頭がふんどしをほどいて娘へと近づいていくと……。
これは自身の「あやしい企画」参加作品です。
最終更新:2020-02-08 13:00:00
2175文字
会話率:30%
山間の小さな村に住む少年、ユーマは勇者に憧れる普通の少年だった、だが、女神から加護を授かる託宣の日に彼の人生は大きな転機を迎え、なぜか大魔王としての道を歩むこととなる。
人界と魔界を股にかけ、勇者を目指す少年の奇妙な冒険が始まる……その
冒険は周囲を巻き込み世界を新たな形へと変化させていく……。
設定資料的な物を追加しました⇩⇩⇩⇩
https://ncode.syosetu.com/n7237fp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 12:16:42
317927文字
会話率:63%
しばらくは何もかも忘れて、引きこもろう。そう考えた傷心のキヨは、山間の田舎にある亡き祖父の家に逃げこむ。だが着いた早々、押し入れの向こうから鎧を着た、傷痕だらけの筋肉(マッチョ)が現れる。祖父の友人と名乗る怪しすぎるその男と、成り行きで酒を
酌み交わしていくうちに、互いの事情を話すようになり……
月イチで祖父の押し入れから出てくる異世界戦士と酒好き女子との、少し大人なガールみーつマッチョ。満月の夜の出来事で構成されるお話です。
※カクヨム様にて同一小説を先行投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 16:00:00
173280文字
会話率:48%
明治。山間の小さな宿場町では、死体が盗まれるという事件が起きていた。
そして増えていく奇妙な死に方をする人間。更に人々を襲う、奇妙な事象。
澱のように感情は沈み、少年たちは、お互いだけを頼りに生きていた。
※多少の残酷描写を伴います。苦
手な人はご注意ください。
※自サイトからの転載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 20:52:18
80059文字
会話率:42%
秩父山間の町に店をもつ、和洋中折衷さまざまな古物を取りそろえる骨董屋「ライヤンリー」。店主は長袍(チャンパオ)をまとい白虎の毛皮を肩にかけた国籍不明の青年ユエン兄さん。
高校生の楓子は通いなれたライヤンリーで、祖父の遺品をかすめとり端金で
手放した男逆木と出会う。逆木家は遺言書に記された骨壺をめぐって相続争いの渦中にあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 21:43:29
94980文字
会話率:34%
紫がかった朝焼けが、赤みがかった紅葉を仄かに照らす。
陽が出ればとても積極的に外に長居する気は起きないが、この時間は風が吹けば少し涼しく感じる程度の、快適な気温。
風から火を守るため、左手で覆いながらライターを二度、三度ほど鳴らす。
ライ
ターをポケットに仕舞い、右手の人差し指と中指の付け根辺りで煙草を軽く押さえたまま、息を吸う。
口の中を軽い苦味と、酸味、甘味が、順に満たし、混ざり合う。
軽く鼻で息をすると新鮮で冷たさを含む空気が入ってきて、味に上品さが加わる。
その動作を幾度か繰り返せば、目の前の山間の隙から陽が顔に差す。
携帯灰皿に吸殻を入れて、スライドさせて蓋を閉じる。
俺は4トントラックに乗って、全国に荷物を運ぶ、個人だが配送業をやっている。
だが、仕事はもう1つ……というよりも、そっちがメインだ。
「おい幸音、起きろ」
背後のトラックの方へ向き直り、叫ぶ。
「……起きてますよ、勇雄おじさん」
「何言ってんだ、散々呼んでも起きなくなった癖によ」
「今日のターゲット《勇者候補》は?」
「山口の団地のガキだ。さっきあの似非女神から連絡があった」
「わかりました。山口……幾つか見てみたい所があるんですけど……」
「ああ、勇者候補のガキを轢き殺して、仕事終わった後に時間がありゃ連れてってやるよ」
そう、俺の仕事は、この世界に生きる《勇者となりうる逸材》をトラックを使い、異世界に転生させること。
今日もいつもと同じ。助手席に少女を乗せ、鍵を回し、エンジンをかける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 12:59:21
4170文字
会話率:39%
どことも知れない、山間(やまあい)の家。そこに少女が住んでいる。
彼女が営むのは「あわいさの茶屋」。
訪れる客は――?
一見のんびり、ほのぼのと過ぎていきます。
さあ、次のお客さんは、誰だろう。
(*あわいさ=方言。空間的な隙
間、の意。
サブタイトルに※がつくものには、らくがきという名の絵があります。挿し絵とは限りませんが…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 18:09:02
68487文字
会話率:26%