貿易大国・フレイス公国で服飾商会に所属するトラス伯爵家に生まれたリリー。16歳になり高等学院へ入学した彼女は、伯爵家の上司にあたる服飾商会のドンであるイセール公爵家の長女兼未来の王太子妃・ジュリアの取巻き令嬢におさまっていた。
ある日
、趣味で作っていたスクラップブックをジュリアに見られたことで、女性向けファッション雑誌の刊行に成功し、あれよあれよという間に、王太子の依頼を受けて男性向けファンション誌を作成することに。
さらに、協力者としてリリーが長年片想いをしていた王太子の良きお友達・サフィール公爵家の次男・アルベルトを推薦されて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 13:46:02
89554文字
会話率:35%
――月の女神に見護られた世界。――
この世界には魔力が存在し、動物や人は魔力を帯びすぎると変容する。動物は魔物となり、人も同様だと言い伝えられているが定かではない。
また世界に5つあると言われる神器は、かつて地上に在った女神の力が込め
られており、いまでも世界を護る力を帯びていると云う。
セレネ・バンブリアは、前世の記憶と知識を持って生まれた。この世界では商会を営む父、母、弟と商品開発に邁進する毎日を送っている。その甲斐あって父は男爵位を得ることに成功!更に商会を大きくすることに生きがいを感じる毎日を送っていた。
そんなささやかな野望を持つだけのしがない男爵令嬢が、格上の伯爵令息に請われて不承不承に参加した王立貴族学園の卒業祝賀夜会。そこで身に覚えの無い突然の婚約破棄の舞台に巻き込まれ、暗殺者に命を狙われてしまう。
そして巻き込まれた中で、存在がはっきりとしてゆく『5つの神器』『月へ去った女神』『帝』とは、セレネの遠い前世の記憶の中にあるお伽話の『かぐや姫』なのだろうか?
『月の女神に見護られた』世界で、家業を大きく発展させたいだけの男爵令嬢セレネの前に立ち塞がる『5つの神器』。セレネは無事、家業を一緒に盛り立てられる婿を取れるのか!?
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 09:00:00
813158文字
会話率:44%
現在、最終章連載中の「女神が『かぐや姫』なんて!」の「あらすじ」と、「登場人物」を章ごとに紹介させていただきます。
本作は、ファンタジー色強めの恋愛要素アリ小説です。
ヒロインが転生した「かぐや姫」が女神と崇められる世界では、貴公子の贈
り物が魔力増強の媒体や、特殊な魔力を持つ人そのものとされ、月へ昇ったラストシーンさえ建国に関わる別の意味を持っていた。
そんな状況に混乱することなく、1癖も2癖もありつつ魅力的な男性陣に囲まれたヒロインが、商会発展のため勇猛果敢に御伽噺「かぐや姫」に関わるあれこれに対峙し、解決して行く痛快ラブストーリー。
今までお読みくださっている皆様、これから読んでみようかなぁ~と思ってくださる皆様、おさらい&お試し読みにどうぞ!
本編はコチラ
https://ncode.syosetu.com/n0221hl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 14:19:03
9964文字
会話率:6%
先の戦争で戦績を残したジークムント・トギフォス辺境伯は褒美として王にエリザベス・マイヤーを望んだ。
エリザベスは戦争の突端となったマイヤー商会の娘で、恩人であるジークムント・トギフォス辺境伯に喜んで輿入れするも冷たい態度を取られてしまう。「
きっと商会と関りが欲しくて結婚したんだ」と考えたエリザベスは辺境伯の邪魔にならないよう生活しようと心掛け4年が経った。
冷めた夫婦生活はエリザベスが毒殺され幕を閉じた…と思っていたのだが。
なぜか死なず幽体離脱してしまったエリザベス。幽体離脱したことを利用して今回の事件を解決しようとするなか、嫌われているはずの夫が何度もわたしの見舞いにきていた。
「もしかして嫌われてなかった…?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 23:09:14
6020文字
会話率:17%
ローマ帝国ティベリウス帝の時代のパラレルワールド。
アレクサンドリアでもそれと知られた交易ギルド『ベルドゥラルタ商会』は異常である。
問題児だらけで事件が絶えない。
『人物紹介』
◆シフ………フィルサークレアキャラバンの主催者兼リ
ーダー(隊長)。ベルドゥラルタ商会の契約者。超ふざけた言動の変わり者だが、エジプト交易業界の若手では5指に数えられる有望株(ファンタスティックビースト)。
◆スィラージ………シフの相棒。サポーター(雑用、調理、裁縫、工作、偵察など担当)。金髪碧眼、爽やか系イケメンだがゲス。アニメエリート。よく奇声を上げる。ファッションセンス壊滅的。むっつりヤングアニマル。
◆ルシール………占星術師兼魔法使い。一応美人さん。洗濯板。追われている。奴隷狩りから逃れる戦いで力を失い虚脱症状を示し寝たきり。
◆アイシャ………スィラージの妹。9人兄弟の6番目。家事全般をこなすしっかり者。
◆マリーダ………交易ギルド『ベルドゥラルタ商会』のギルドマスター。本来のギルマスたる夫は当方の戦乱に巻き込まれ行方不明。一人息子ゼアリス。
塩野七生『ローマ人の物語』から着想を得た。頻繁に改訂して完成度アップ。多様な小編の累積。ノルマ月1で次話投稿。各章40話完結を目標。設定はぶっとんでいても人間には普遍性を。この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 08:44:09
40890文字
会話率:49%
「たっ、助けてくれー!」
魔法使いルシールは常に逃げている。多くのものから逃げている。繰り返しすぎてもはや定かなところがわからない。
「どうして……どうしてなの?」
「直撃させる!」
「出てこなければやられなかったのに!」
「早
く帰ってアニメ見ようぜ」
「カツカレーはカツから食べる派?」
「あんたら何言ってんの?」
彼女は少しだけ利用させてもらうつもりで旅の男3人組を巻き込んだが、彼らは想像を超えるエキセントリック(頭がおかしいとしか思えない)な奴らだった!(勘弁してよ)あまりの異常な言動(ふぁいとオー!)に彼女の神経はリミットブレイク(ごおおおおおおおお!)
ローマ帝国ティベリウス帝の時代のパラレルワールド。アレクサンドリアのずっと南、関税のかからない、けれど盗賊や野獣の蔓延(はびこ)る非正規交易路を行く男たちの話。ようやくカダ王国まで帰ってきたところから物語は始まる。
『メンバー紹介』
◆シフ………リーダー(隊長)。アレクサンドリアの交易ギルド、ベルドゥラルタ商会の契約者。超ふざけた言動の変わり者だが、エジプト交易業界の若手では5指に数えられる有望株(ファンタスティックビースト)。花嫁泥棒の嫌疑をかけられている。最近の飲み会ネタは性格診断クイズ。
◆スィラージ………シフの相棒。サポーター(雑用、調理、裁縫、工作、偵察など担当)。金髪碧眼、爽やか系イケメンだがゲス。アニメエリート。よく奇声を上げる。ファッションセンス壊滅的。むっつりヤングアニマル。
◆ガボルア………今回同行するギルド一番の凄腕ガード(護衛)。褐色肌のスキンヘッド威丈夫。寡黙。酒好き。
◆ルシール………占星術師兼魔法使い。途中で強引に参加した謎の女。一応美人さん。洗濯板。追われている。
塩野七生『ローマ人の物語』にあった交易路の話から着想を得た。頻繁に改訂して完成度アップ。多様な小編の累積で旅の話を作る。ノルマ月1で次話投稿。各章40話完結を目標。設定はぶっとんでいても人間には普遍性を。この物語はフィクションです。
挿絵には「カスタムキャスト」使用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 22:47:50
195337文字
会話率:45%
ある日のこと、貿易会社に勤める小林太郎は海外支社の一つアフリカ○○支社に駐在することになった。
海外駐在に向けて着々と準備し、いざアフリカの大地に向かおうとしたその時、なぜか異世界転移する。
異世界を司る女神ユーグレナの導きにより
スキル制がある世界に降り立つ小林太郎。
日本の常識と異世界の常識の大きな違いに戸惑いながらも、近隣諸国有数の大都市ハリスで『銀馬車の紙商人』として異世界の人間として生きて行く。
英雄や女傑、王族や貴族、商会や商人、そして民衆や奴隷。様々な異世界の人間と深く関わりながらも、数奇な運命を辿って行く。
小林太郎は異世界の大地で愛車と共に風になれるのか?まだ見ぬ大地へと踏み出そう。
※インフォメーション。2022年4月14日現在、100話をストック中。頑張ってストック貯めます。下記予約投稿中。
0章 プロローグ~愛しき人への別れの讃歌~
1章 『深読みする孤独者』と『能天気ポンコツ女神』
2章 『銀馬車の紙商人』と『ミランダ商会の最高傑作』
3章 『異世界の勇者』と『台座の聖剣』
4章 『世間知らずのロリコン商人』と『ミランダ商会の煌めく宝石』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 13:07:51
281276文字
会話率:30%
連載小説『銀馬車の紙商人とマーティン帝国の功罪』の短編サイドストーリー。
宜しければ、本編も是非読んでください。
最終更新:2022-09-17 16:52:20
2261文字
会話率:55%
辺境の大商会ハイニー家の両親は体の弱い妹クラーラを溺愛し、姉エステルは放任されてきた。それでも婚約者テオとの未来を支えに努力してきたエステル。しかしクラーラの部屋で仲睦まじく抱き合う二人を見てしまう。両親も、そしてテオの両親も愛し合う二人を
認め、エステルの気持は顧みない。誰も彼もが都合良くエステルを利用するだけ。絶望したエステルは町を彷徨い、とある看板を目にする。
「国軍兵訓練所・志願者受付中」――あの人達のいないところへ行きたい。でも自分一人ではどこにも行けない。国軍なら力ずくでどこかへ連れ去ってくれる。エステルはそう思った。
ゆるふわ美少女妹に婚約者を寝取られた不遇姉が軍に入って商家の経験を生かしてそれなりに認められて出世して新しい恋人もできて人生仕切り直し成功する話。妹と元婚約者と両家の両親は勝手に沈んでいく。ざまぁは薄め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 19:42:40
65112文字
会話率:23%
ミシェール ザッカルートは商会の娘でした。
メルフィード クラインゲルトは一国の王女である。
そんなふたりがとある理由で出会い、次第におなじ夢を目指すこととなる。
「でもなぜ私なのでしょう?」
-これはとある王国の破天荒な王女と振り回され
る少女の王国のお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 10:27:29
5171文字
会話率:21%
「では気をつけて」
「はい、お父様」
私は商会の娘として、王都に行くことになりました。
-私の能力について。
最終更新:2023-02-13 09:40:34
1746文字
会話率:6%
剣と魔法の世界のお話。
アルビオン王国の南通りには商売下手な商会の主人である夫のレヴィンと、漆黒の魔女と呼ばれる妻のサレナの二人が営むローアー商会がある。
変わり者夫婦の下にやってくる話は、やはり変わった内容が多いようで――。
最終更新:2023-02-24 00:40:58
2010文字
会話率:42%
(旧題:君と過ごすおいしい時間)
王家御用達の商品も取り扱い、近隣諸国とも取引を行う『ブルーム商会』、そこの末娘であるアリシアは、子爵家令息と婚約を結んでいた。
婚姻まであと半年と迫ったところで、婚約者はとある男爵家令嬢との間に真実の愛を
見つけたとして、アリシアに対して婚約破棄を突きつける。
身分差はあれどこの婚約は様々な条件の元に、対等に結ばれた契約だった。それを反故にされ、平民であると蔑まれたアリシアは、笑顔で婚約解消を受け入れる。
傷心(?)のアリシアが向かったのは行きつけの食事処。
ここで美味しいものを沢山食べて、お酒を飲んで、飲み友達に愚痴ったらすっきりする……はずなのに。
婚約解消をしてからというもの、色んな人との距離は近くなるし、更には元婚約者まで復縁を要請してくる事態に。
そんな中でもアリシアを癒してくれるのは、美味しい食事に甘いお菓子、たっぷりのお酒。
この美味しい時間を静かに過ごせたら幸せなアリシアだったが、ひとつの恋心を自覚して──
カクヨムにも掲載しています。
1/15 タイトル変更しました。
2/5 本編完結しました*°
異世界恋愛ランキング日間1位、総合ランキング日間1位になる事が出来ました。皆様のお陰です!本当にありがとうございます*°折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 08:00:00
246175文字
会話率:45%
皆は自由にスキルを選べるとしたら、何を選ぶだろうか?
僕の住む王国は『勇者』で溢れていた。
『勇者』は恵まれている。
類まれな身体能力? 違う!
王国からの多額の年給が支給されるのだ。
働かなくても生活できるほどの。
そしてもう
一つ。
働いても美味しい『勇者』だ。高い報酬が約束されるスキル。
そんな中、一人の少年……アルヴィンがいた。
彼は王国でも随一の商会の息子として生まれ、将来を約束された。
あとは『商人』スキルさえ取れば……。
だが、アルヴィンは『商人』スキルを選ばなかった。
その理由は……彼が偶然見た夢だった。
夢の中の男もまた商人だった。
大きな財を成し、大陸中に店を構えた成功者。
そこで『商人』スキルでは完璧な商人にはなりえないことを理解した。
その日から僕は実家の商会で『夢の知識』を使って、大きな利益を上げていた。
たった、一年で大商会の全てを動かせるほどに出世していた。
『商人』スキルがなくても、商売は出来ることを証明した……つもりだった。
そして、スキル取得当日……。
アルヴィンはずっと気にかけていた。
夢の中の商人は生まれ変わった後の事を願った事を。
『家族がほしい』と。
根っからの商人であるアルヴィンは知識を対価に願いを叶えることにした。
彼が選んだスキルは『出会い』だった。
スキルこそが全ての世界で、その選択は地位を失うのに充分だった。
追放された彼だったが、何も悲観しなかった。
一生暮らせる分のお金はある。
だったら、一生を供にする女性を探す旅に専念できる……と。
だが、アルヴィンは気付いてしまった。
「僕、女の人と話せなないじゃないか‼」
正確には仕事上であれば、流暢に話せる。
それ以外の場面では緊張してしまって、言葉が続かないのだ。
アルヴィンは決意した。
「女の人と話すために仕事をしよう!」
そう決めた、アルヴィンは小さな商会を立ち上げる。
それが、後に『ギルドの父』と呼ばれる存在になるとは夢にも思っていなかった。
女の子と話すためだけに巨大な産業を興してしまった商人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 12:12:54
41298文字
会話率:29%
グリモアと呼ばれる魔導書を守る一族だったアリス。
盗賊に襲撃されて、誰かの声を聞いたら吸血鬼の真祖に生まれ変わっていた⁉︎
盗賊に復讐した後は妹をストーカーしたり、商会を作ったり。
太陽を克服した最強生物なのにそれでいいんです?
※ガ
ールズラブは一応です。
※短篇「吸血鬼転生〜アリスとグリモアの隠居録〜」の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 21:00:00
101660文字
会話率:36%
グリモアと呼ばれる魔導書を守る一族だったアリス。
盗賊に襲撃されて、誰かの声を聞いたら吸血鬼の真祖に生まれ変わっていた⁉︎
盗賊に復讐した後は妹をストーカーしたり、商会を作ったり。
太陽を克服した最強生物なのにそれでいいんです?
※ガ
ールズラブは一応です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 08:00:00
15257文字
会話率:29%
自分の腕を頼りの流れ者、グンジ。立ち寄った酒場の店主の口利きで、スーズ商会の商会長と会うことになった。商会長から獣退治を依頼され、二人の味方と共に山に向かう。
最終更新:2023-01-16 21:02:46
14667文字
会話率:40%
アクドー商会は、
この商会が扱う商材は、奴隷・禁制品・麻薬等
普通の商会では取り扱わないシロモノを扱っております。
ご用命があればどこでも伺いますが
みなみな、子悪党、悪役の顔立ちしていますので
怯えても気にせず仕事します。
覚悟せぇよ!
最終更新:2023-01-13 02:00:00
18252文字
会話率:39%
ルーシュ・ニール17歳。
薬草学を徹底的に叩き込んでくれたお父祖さまがなくなってからの我が家はひどいものだった。
両親は屑だし、姉もどうしようもない人間たちで散財散財の日々。
お父祖さまが築き上げたものをわずか一か月ですべて無くしかけてると
知った時、私は家を出ることを決意した。
大丈夫。私は薬学の知識もあるし、こうなった時のために生きて行けるようお爺様はいろいろ残してくれた。といってもシンプルに3つ。広大な畑と小さな家。そして、王立図書館への立ち入り許可証。
でも、この三つがあれば私は生きていける。家があれば雨風をしのげるし、寒さに耐えなくていい。そして知識は宝だから。
伯爵家でストレスフルな人たちと過ごしていたことを考えれば、一人でのんびり過ごすのなんて最高過ぎるんだけど…
自宅の畑で薬草を造り、薬を造って商会に卸し、暇があれば王立図書館に行って本を読み漁る日々。のんびり過ごしていた私に、ある日一人の男性が声を掛けてきた。ちょっと、本を読んでるのに声を掛けないでもらえますか???
顔も見ないまま適当に相槌を打ってただけなのにその男性になぜか気に入られて…ってええええ!??!?!?話しかけてきたのって王太子じゃん!!え?なに?王太子って暇なの!?
わー…関わりたくなーい。私は薬だけ作って本を読み漁ってのんびり生きていくの…
王太子だと気付いていないふりをして、彼の話に適当に数ヵ月付き合っていたある日のこと。
「私と、結婚してくれないか?」
「あ、大丈夫ですそういうのお腹いっぱいなので」
脊髄反射で断ってしまった。
ドウシテコウナッタ…!!!!
―――――
基本コメディで、楽しく進んでいけたらとおもいます~~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 15:28:37
26165文字
会話率:49%
不死の呪いをかけられた第三王女のサテラ・ローレライは、どんな傷を負っても再生する。四肢をバラバラにされても、頭が吹き飛んでも元通り。その人外としか思えない力に、両親でさえも恐怖し、彼女を化け物として扱った。
ついに奴隷商会に売られてしまった
サテラは、最低な貴族たちの競りにかけられる。全てを諦めていた彼女の前に、妖艶な雰囲気の男が手をの差し伸べる。
君を買い取ったのはね?
僕の弟子にするためだよ。
人でなし魔法使いと怪物な弟子。
二人の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 11:00:00
11689文字
会話率:32%
『切望の藁商会』
それがどこにあるのか、誰も知らない。
そこへ辿り着きたいと強く望んだ者だけが導かれるという噂の、不思議な店。
千草格はぬいぐるみの姿で目が覚めた。元の姿に戻るため、望みを叶えてくれるという魔法の店を訪れる。しかし、タダで
は望みは叶わない。
願いを叶えるため、格は店から与えられた仕事をこなす事になり依頼者・望月恵夢と出会った。恵夢の望みは『友達が欲しい』というもの。格は恵夢に付き添い学校へ行き、恵夢の友達作りの手助けをするが……。
格は恵夢の依頼を達成し、元の姿に戻る事はできるのか?
○病院や入場待ち等の待ち時間にお勧め。長からず短過ぎない分量です。内容も定番型なので、手慰みにどうぞ!
○冬童話2023用に児童向けに書いたつもりでしたが、自信を失いました。小さな方から大きな方までどなたでも。
○全四話 + おまけ一話の短いお話となります。よろしくお願いします。(数日に分けて投稿する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 10:16:42
25897文字
会話率:51%
「――くっ、殺せ!」
女騎士を下したオークの戦士オーマイガは思う。
(またか……)
女騎士と戦い追い詰めるといつもこうだ。襲われるから撃退しているだけで、別に命なんて欲しくない。
とりあえず金になる物をもらおうとすると、女騎士
は騒ぎ出す。これもいつものことだ。
「や、やめろぉ! 私を手込めにする気か!?」
うんざりしつつも鎧を回収するため、女騎士のとめ具に手をかけるオーマイガ。そして、顔を紅潮させ身もだえる女騎士。
そんなやり取りをしている時――
◆
――がさっ
草むらから小柄な少年が現れた。
「「「あっ……」」」
気まずい沈黙。オーマイガは、面倒ながらも少年にこん棒を振りかぶった。
そして少年――ネルは叫ぶ。
「待ってください! 僕はあなたの味方です! “取引”をしませんか!?」
ネルは“くっころ”をこよなく愛する者――“くっころ”商会の会長だった。
オーマイガはネルから、“くっころ”を集めた夢の島――“くっころ島”を作るための、ある取引を持ち掛けられる。
――これは、“くっころ”をこよなく愛する紳士淑女の諸君に向けた、ハートフル“くっころ”ストーリーとなります。
※不定期投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 09:05:31
73828文字
会話率:51%
『つがい婚』と呼ばれる制度がある。誰もが獣人の血を引いているこの世界、突然変異なのか先祖返りなのかわからないが、突出した能力を持つ者は同時に、つがいを認識する能力にも長けているのか、時にたった一人のつがいを見つけ、彼女だけを愛することがある
。そんな世界のお話。
---\\---\\---\\---\\---
年上だけど弟のような人。隣に住んでいた魔導士のロドリエンドは、平民ではあるが国随一のガールンド商会の娘ウィステリアにとってはそういった家族枠の人間であった。そんな頃、ウィステリアに貴族との見合い話が起こりつつあったが、ロイエンと名乗る人物が急に現れて彼女をつがいだと言い出した…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 17:00:00
35874文字
会話率:25%
現実につかれたOLが、オタクの神様の好奇心で別の世界に転生されました。
唯一言えた望みは癒されたい!だけ!
転生した世界は獣人の世界。
モフモフだらけの世界で癒される予定が、人間のまま転生されたことでハードな人生がはじまりはじまり~
ネ
タばれ 少し先を抜粋
ー-----------------------------------
使者は呆れに軽蔑を含めた顔で言い放った。
「貴方方が侯爵令嬢をどのように扱っておられたのか、透けて見えるようです。
私を止めるのなら覚悟を、と私は伝えましたから、御取次いただけないようでしたら私からまいります。」
そう言ってメイドに冷たい一瞥をくれ、屋敷の中にどんどんと入っていく。
「なっ!!
お待ちください!!」
わらわらとメイドが慌てふためき付いていき、行く先を塞ごうとしている。
使者に付いて、ガスティール商会の者たちが、大きな荷物を抱え後にどんどんと続く。
私は何が起きているのか、訳が分からなくて、混乱と何かが動き出しているような。
この世界に生まれて初めての事件、大きな動きみたいなものが動いた気がして、心の奥が少しワクワクした。
何が起きているのだろう…。
期待と共に、今までが今までだったばかりに、最悪の事態を想像しなければとぐるぐると悪いことの考えをめぐらす。
メイドの一人が、強引に止めようと試みて、荷物を持って来させるまいと阻止しているうちに、リボンの入った箱を転がし、玄関の広間にリボンをぶちまけた。
ガスティール商会の者が慌てふためき拾い集める。
その様を意地悪な顔でメイドが見ていた。
使者は信じられない、といった具合に厳しく睨みつける。
その時だ。
ダダダダダダダッと素早い足音と共に
「ゥワァン!
ワンワンヴァン!」
低い唸り声と共に黒い大きな犬が吠えかかり、広間に嵐のように突入してきた。
黒々と大きな体で怒りのオーラを振りまき、広間低い唸り声が反響させる。
その迫力にメイドたちはへたり込み、皆腰が砕けたように膝をついた。
ー----------------------------------
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 08:01:36
27423文字
会話率:22%
皆様、初めまして。もしくはお久しぶりでございます。
クローディア=グレームズでございます。
わたくし、なんと13歳になりましたの。13歳といえば、貴族の学校ハースライト学院に入学する年でございますわ! とは申しましても学費もかかりますし、貧
乏男爵家の娘では行けないかなっと思っておりました。が、ニコル叔父の商会のお手伝いをしたお陰で、学費が工面できましたの! おほほほ!
やりましたわ! 学院に行ったら、学業に、部活に頑張りますわ! ああ! 楽しみですわ!
えっ! ちょっと待ってくださいまし! わたくしが希望する部がないではございませんか!
これでは学院生活の楽しみが半減してしまいます。よーし! ないなら作ってしまいましょう!
生徒会に乗り込みますわ! 生徒会長、王子様!お覚悟を!
ええっ! 部を新設したければ、この課題をクリアしろって?!
王子、ユーリ殿下、そんな無茶ぶり、おやめくださいませ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 23:00:00
196298文字
会話率:32%