※「不思議な本屋」の続きです。
この世界のどこかに、「心から救われたい」と願った人にだけ見つけることができるという、不思議な本屋「利宇古宇(りうこう)」があるという。
ギタークラフトマンのヴァルハイトは、森の中でひとりで黙々とギターを作って
いる。
幼馴染のアインの父は最高のギターを作り上げたギタークラフトマンと呼ばれた匠だったが、その作品を親友と信じていた男に自分の作品として発表されてしまい、失意のあまり自死してしまう。父の亡骸を最初に発見したアインはショックのあまり感情をなくしてしまう。
ヴァルハルトは、小さいころにアインに父の作品を超える至高のギターを作ると約束してた。それを完成させればアインの感情が戻ってくると信じて黙々とギターを作り続けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 00:00:00
2417文字
会話率:29%
公爵令嬢である、ロズリーヌ・エルフェは恋愛を夢見ていた。
上級貴族の間では政略結婚が未だにあるとはいえ、政略結婚が主流だったのは遠い昔のこと。
今の主流は恋愛結婚だ。
好きな人と恋をして、好きな人を愛して。
好きな人と過ごし、好き
な人と添い遂げる。
いつか自分にも、自分だけの愛する王子様が現れるのだと信じていた。
初めての恋は七歳の時。二回目の恋は十歳。三回目の恋は十五歳。
もう、恋はしない。そう思っていたロズリーヌだが、十八歳になり封印していたはずの感情が解かれ、四回目の恋をした。
ある日、卒業後に他国の王との縁談話が公爵家に舞い込んで来た。
ロズリーヌが夢見た結婚とは真逆の政略結婚だ。
父のエルフェ公爵は断ってもいいと言ってくれたが、四回目の恋が実らなければ公爵家の為にも縁談を受けることにした。
ロズリーヌには、二つ名があった。
学園の中や陰で呼ばれている。ロズリーヌ本人が望んでつけらたものでは無い。
『フラ令嬢』
これがロズリーヌの二つ名だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 15:36:52
16599文字
会話率:33%
この世界は、後衛が正義で至高だ。
だが、俺は後衛の役割ができない。だから前衛になった。
家族にも罵られ、信じていた友人にパーティを追放された。
だが、本当に前衛は要らないのか?いくら索敵技術が発達してるとはいえ、近くに寄られたらどうする気だ
?
これは、前衛職最強の男が、世の中の常識を覆す、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:10:47
7459文字
会話率:44%
昭和48年9月。女子高校生の涼子が信じていたはずの普通の世界は、その日を境に跡形もなく変わってしまった。涼子はそこで、奇妙な探偵に出会う。彼の名は神三郎。鬼を殺すために生きているというその男に、涼子は何故か惹かれていく。
異世界から侵
入する鬼。式神としてそれを使役する陰陽師。そしてただ、鬼に食われていく人間……。
人と鬼とが交錯する世界。そこで神三郎は、自らの半身を捧げて手に入れた式神と共に鬼と戦う。
これは鬼を憎み、同時に愛した男の物語。そして人を愛し、憎んだ鬼の物語。
人はただ、ありのままに鬼を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 22:56:48
2409文字
会話率:34%
――吸血鬼だなんて、人々の創作の産物だ。
吸血鬼なんてツチノコと同じくらいの架空の存在だと思っていた新聞部部長・春日井未広の元に生徒会長から舞い込んできた『吸血鬼』の調査案件。未広は後輩部員と共に調査を始めることにしたのだが、そんな未広
の前に、架空だと信じていたはずの『吸血鬼』が現れて、春日井未広を取り巻く世界は変わっていく。
吸血鬼と人間の青春やら日常やらラブコメやらを織り交ぜた、青春・学園吸血鬼小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 21:44:13
382389文字
会話率:62%
ぼくは子供の頃、自分は特別な存在であると信じていた。
大きくなればヒーローになれると思っていたんだ。
いつか自分が真の力に覚醒する場面に出くわすんじゃないかと、探検の日々を送ってたよ。
やがて大人になったぼくは、自分は特別ではない
のだ、と思い知るようになった。
でも、ある日、「世界は一つではない」という真実を知ってしまったんだ。
泡のように消えていく、誰にも伝えられなかった思いの塊。
人々から日々生み出される思いは凝縮され、想像が現実となる。そんな異世界が、存在するという事実。
それは思い返してみても、ばかげた始まりだった。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 13:05:06
73824文字
会話率:9%
須藤ガクには親友と恋人がいた。
そんな日常が絶対的な幸せであると俺は信じていた。
しかしある事をキッカケにそれは錯覚だったのだと気付く。
銃殺事件を中心に須藤ガクの恋心は揺れ動く。
復讐サスペンス×ラブコメ!!
最終更新:2023-09-23 14:45:24
8301文字
会話率:31%
私は人を呪った。信じていた訳じゃないのだが、呪いは本当に効いた……
最終更新:2023-09-23 12:21:01
1619文字
会話率:40%
父親の家庭内暴力に苦しめられていた彼女は、ロボットの方が人間よりも価値があると信じていた……
最終更新:2021-01-23 12:24:15
2515文字
会話率:15%
子供の頃、ウルトラマンとウーパールーパーを勘違いしてしまった僕は、ウーパールーパーが世界を救ってくれるのだと本気で信じていた
最終更新:2020-06-20 12:11:09
3783文字
会話率:15%
俺は自分の書く文章が最高だと信じていた。自分以外の文章は駄文だとさえ思っていた。サトルはそんな俺にとって、捉えどころのない風のような存在だった。
最終更新:2023-09-23 09:14:09
3908文字
会話率:16%
その日少女は父によって家を追われることになる。
だが、彼女の瞳に悲観の色は無い。
なぜならこれこそが彼女の運命であり、歴史の裏で語り継がれる英雄譚の始まりであると信じていたからだ。
「ああ、ボクの呪われし紅き瞳が、ついに来たるべき運命を
呼び寄せてしまったか……」
左右で異なる色の瞳、しかも片方は忌むべき魔物と同じ紅い眼を持つ少女、マリアンナはそう呟きながら憧れた冒険の日々に瞳を輝かせる。
だが彼女は知らない。
彼女の父は彼女を追放したのでは無く、16になると同時に突如舞い込んだ第三王子からの求婚を先送りするため、視察の名目で僻地へ避難させようとしていただけであることを。
こうして、1人の少女の勘違いと重なる偶然、それに奇妙な運命の巡り合わせによる少女の冒険譚が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 23:18:44
115289文字
会話率:38%
とある王国にて、王太子が婚約者である公爵令嬢に婚約破棄を宣言した。
家族に冷遇され、信じていた王太子からも捨てられた公爵令嬢のリーンベル。
しかし彼女にはある秘密があった。
良くある婚約破棄物ですが、結末はちょっと違う物です。
最終更新:2023-09-11 12:19:28
16519文字
会話率:7%
味方殺しという濡れ衣を着せられ、パーティーからの信頼を失った魔導師のエラン。
それに加え、信じていた婚約者からの別れ話。
今まで積み重ねてきた信頼·名誉·居場所を奪われ、残ったのは罵倒と蔑みの目。
……だが、しばらくして冤罪は晴
れることになる。
それまで、エランに対して蔑ろな扱いをしてきた者達は自らの行いを恥じ、後悔することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 17:27:07
3433文字
会話率:13%
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないも
のと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:25:43
4981文字
会話率:20%
彼女の周りではいつも雨が降り続けるので周りからは嫌われ、同じ地に長くとどまることもできなかった。
雨が降り続ける原因を彼女は知らない。
彼女の親も知らなかったから彼女を捨てたのだろう。
自分の異能について全く知らない少女が、ある日氷の魔法が
使える魔法使いと出会う。
彼女の異能は呪いだと信じていたがどうやら違うようで……。
雨がやまない所為で虐げられる少女と彼女の異能で最強と呼ばれるまでになる魔法使いのラブストーリーです。
前半ラブ要素は少し薄目かもです。
同じ内容をiらんどにも載せています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 16:29:24
50616文字
会話率:19%
セシリアは、アリネラ王国の第一王女。二つ年下の病弱な妹メリッサがいる。両親はメリッサに甘く、欲しいと言われれば、セシリアはなんでもメリッサに譲ってきた。
幼い頃から未来の女王として厳しい教育を受けてきたセシリアだったが、十四歳の時にその座を
メリッサに奪われてしまう。メリッサは隣国ラントン王国の第二王子フレットと婚約し、代わりにセシリアは、第一王子エルンストと婚約することとなった。将来の王太子妃としてお妃教育に励むうちに、エルンストに恋心を抱く。二人の仲は良好で、このまま結婚するものだと信じていたのだが、十八歳の誕生日に父王が優秀なエルンストをメリッサの王配に迎えたいと言い出して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 06:00:00
14179文字
会話率:24%
天正14年10月、徳川家康は上洛し豊臣秀吉に臣従を誓う。
織田信長の死後、家康と秀吉は天下を巡って争ってきた。しかし、秀吉は周辺大名による包囲網を打ち破り、今や軍事・政治・経済の全てにおいて確固たる基盤を築くに至った。
これにより
家康が秀吉に勝てる見込みは無くなる。
加えて、豊臣秀長や豊臣秀次を始めとする優秀な人材が豊臣政権を支えており、この先は各地の大名を順次討伐していくだけの消化試合となった。
しかし、これは家康にとってもまたとない機会だった。
幼い頃からの戦続きの世にはとうに疲れ果て、織田信長や今川義元のようにある日突然全てを失うことに怯える日々。そんな日々も秀吉が天下を統一すれば終わりを迎える。
秀吉が天下を統一するのは時間の問題であり、臣従を誓うのであれば秀吉が家康を高く買ってくれている今しかない。領地は既に十分あり、ここから権勢を拡大しても面倒ごとが増えるだけ。
それならば、秀吉に天下を治めさせ、家臣として適当に過ごした方がよほど望みに近い。
天下人という面倒な仕事は秀吉に任せ、自分は強力な豊臣政権の下で安らかな老後を得るため、家康は豊臣政権の一家臣として生きる道を選択する。
そしてこの選択は思いも寄らぬ結果となり、信じていた明るい未来は崩れ落ちていくことになるが、この時の家康には知るよしもなかった。
豊臣政権における家康の苦難の日々が始まる。
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注記
本作は歴史初心者でも分かりやすいよう、人名などの表記はよく知られているものを用います。
氏姓名官位などが入り交じると分かりにくいため、身分の差などを無視して分かりやすさを優先します。
真面目な歴史物ではなく、緩い感じのお話です。
史実と異なる箇所については目をつぶって下さい。
大河は書き終わったら視聴します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 22:13:08
156428文字
会話率:44%
あすかは、絶対に振り返らない御曹司の貴明を愛していた。貴明と彼の恋人が結ばれるのを信じ、その日のために日々を生きていた。そんなある日、中宮という男が現れて、あすかを妻にもらうと宣言した。拒否するあすかに、中宮は冷たい笑みを浮かべて言うのだっ
た。「いずれ貴女は我慢が出来なくなる、こんなに愛しているのにどうして振り返ってくれないのかと……」。(再掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 16:41:32
69992文字
会話率:38%
母の守護霊さまはとても強いらしかった。私はそれを間近で見ていたので、霊の存在を信じていた。
社会にでて、毎日の疲れにホームシックに陥ると、母の呼ぶ声がしたのでそちらを見ると──。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この
作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 08:00:00
1986文字
会話率:35%
ネクロシウスの魔女。アリアはそう呼ばれている。
それは人々から忌み嫌われる存在である。だからアリアは誰も訪れない森でひっそりと暮らしていた。
アリアには特別な力があった。それはこの国に蔓延る人を襲う異形である、魔卵から生まれる卵獣を卵に戻す
ことができる『眠り歌』の力だ。
魔卵が再び孵らないように森の中に集めて、浄化をするのがアリアの役割である。
一人きりで役割をこなしていたアリアのもとに、王からアリアを捕縛するように命じられた騎士シヴァルが現れる。
森の魔卵を孵してしまい多くの卵獣に襲われて瀕死になったシヴァルを、アリアは助ける。
シヴァルはアリアを『魔卵を生み出す魔女』だと信じていた。
だが、アリアに救われ、共に暮らすことで、アリアは害のある魔女ではないと知る。
アリアは『魔卵とは、恨みを抱いて死んだ者の成れの果て』だと、シルヴァに話す。それは、今までアリアの一族の中に守られ続けていた秘密だった。
アリアの一族は、今はアリアしか残っていない。
シヴァルはアリアの無実を人々に証明しようとするが──。
真面目な騎士と、魔女と恐れられている孤独な少女の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 14:01:07
24738文字
会話率:22%
“黒雲の剱”には、転生の力があった。戦いに敗れたカノムと、行方を眩ました怪物、ディフォルミス。そして、それよりも前に散っていった仲間たち。転生し、怪物のディフォルミスに打ち勝つため、再び立ち上がる。しかし、転生によりその姿は変わり、その世界
での生活はことごとく異なり、強すぎる力を持った彼らは、注目の的あるいは標的となるのであった。
さらに、現代に残された旧友は、転生のことなど露知らず。カノムとディフォルミスとの決戦の最中、時空の狭間へ迷い込んだため、探せば生きていると信じていた。ただ、まだ知らないことがあった。戦いで、何故とどめを刺せなかったのか……。そこには、さらなる事件があった……。
転生を繰り返し何度も挑む者達と、彼らを探すため情報をかき集める現代に残されし者達。果たして、再会は彼らにとって望むべき姿のままなのだろうか……
この作品は、『黒雲の剱(旧:ブログ版)』(https://ncode.syosetu.com/n4463ep/)とは異なる作品です。レギュラーの一部キャラはそのまま、時代や世界観を大幅に変更した新しい『黒雲の剱』です。(何気に設定は引き継いでいたりいなかったり)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 22:00:00
74550文字
会話率:48%
英雄が世界を平和にしてしまった。『魔の者』が居ない世界は安心して生きていける世界。
そう信じていた英雄は現実を見る。
人類の敵が居なくなると人類が敵となった。
絶えない人間同士の争いを眺めて嫌気が指した英雄は、ヴェルリア・ア
カシックに殆どの力を授け自らを封印する。
英雄は
『世界の為に尽くすのを止めた』
次に目覚めた英雄は自分自身の記憶を失っていた。そんな彼は右も左も分からず、目の前に居た女騎士へ自分の本能に従い言葉を紡ぐ。
――結婚してください
女騎士は突然の出来事で、彼を瀕死の状態にしてしまった。
ヴァイキング王国を復活させるための手段……高コストで異世界召喚を行ったにも関わらず、自らの手で失いかけた彼女はこの世界の為に自称医者の異世界人を尋ねる。
異世界の大英雄が滅亡を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 09:06:43
34059文字
会話率:39%