俺は自分の書く文章が最高だと信じていた。自分以外の文章は駄文だとさえ思っていた。サトルはそんな俺にとって、捉えどころのない風のような存在だった。
最終更新:2023-09-23 09:14:09
3908文字
会話率:16%
幾度となく世界を救ってきた、とある世界の覇者であり、「世界救済部」の一員、日下茜。
彼女は、ときに高校で学び、ときに友達と遊び、ときに世界を救う。
―――ある日は、神や星を食む大怪獣を倒し。
―――ある日は、星に巣食う悪たる神を滅し
。
―――ある日は、世界滅亡を企む集団を潰し。
―――そしてある日は、バカンスに神の世界へ!?
地球に生まれ、異世界を救った彼女が、今度はとうとう神すら攻略できないやり込みの塔に挑む!
悪神は多かれど、三千世界は今日も回る。
―――その裏には、彼女らの姿がある……のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 00:01:02
38281文字
会話率:34%
天遣司は自分が夢を見ていることをはっきりと認識できる人間である。「ああ、夢か。」などと興ざめしたように顔を歪ませると、「起きろ。」と発するだけで彼の視界は現実サイドへと切り替えられる。
本人は別段特殊な力とは思っていないようだが、夢を見な
がら夢であることを認識できる人間は多かれど、夢から任意のタイミングで目覚めることのできる人間はまずいないだろう。
しかし、彼の能力はそれだけではない。
「お兄様ぁー、朝ですよー!」
彼は寝ていても、現実世界の情報を得ることができるのである。
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最終更新:2014-12-28 18:10:53
4713文字
会話率:64%
司は高貴な職である。志願者は多かれど、高名となれるのは一握り。司は本人の、人としての度量がものをいう。そしてもう一つ、頼と呼ばれる者達の存在も、大きなウェイトを占めていた。
司屋同盟、イキシア・コルヌ。これはその中のひとつ、司屋初花の物語
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-14 08:08:13
30744文字
会話率:25%