ウェセックス公爵家に育ったルーナス(16歳間近)は妹のジェシカ(12歳)に生まれた時から恋をしてしまっている。ジェシカはお兄ちゃん子でふたりはべったり仲良しだけど、仲良しなだけにルーナスの悩みは深い。自分は養子だろう、血の繋がりはないだろう
と望みながらも、いつまでもお兄ちゃんで居てくれと望む妹にせつなくなってしまう。男の子から大人の男性へと変わっていくルーナスの精神的成長を追ってもらえると嬉しいです。
作者の異世界恋愛ストーリーと同じ世界観で、同じキャラが出てきます。読んでくださっている方は何倍も楽しめるかと思いますが、知らなくても独立して読めると思います。
**家紋 武範様ご主催の「夕焼け企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 11:00:00
28327文字
会話率:42%
11月に11歳の男の子を養子に迎えた阪口加代。初めて迎えるクリスマスイブなのにその子、信也が帰ってこない。
*サクラハルカさま主催のご企画「クリスマスに死体ごっこ」参加作品です。
**私のシリーズ「長秋神社ーあのひとの神社があってもいい
じゃん」の内の作品になりますが、ご存知なくても登場人物相関関係はわかってもらえると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 13:06:46
3506文字
会話率:48%
11歳の篤(あつし)が神社の盆踊りで出会った理想の女の子。阿波踊りを踊るその子は余りにも美しかった。
*この短編は遥彼方さまご主催の「夏祭りと君」企画参加作品です。
また同時に、筆者の書いているシリーズ「長秋神社ーあの人の神社があっ
てもいいじゃん」の一部をなす作品です。本編だけ読んでわかるように書いているつもりですが、説明不足および情報過多がありましたらご容赦いただきたく存じます。
作中の信也は加藤信也、阪口家に養子に出される直前です。
シリーズ内他作品もご覧いただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 04:00:00
4939文字
会話率:31%
神の血族が王として統治する世界――――
珍しい虹色の瞳を持つ女の子、エヴァは、神の使いとして敬われ、神殿で隠されるように育てられていた。いつか最高司祭の花嫁となるために。
他者に決められた人生に抗いたくても方法が分からず、流されるまま生
きてきたのに、ひょんなことから魔獣と喋れる特技を貴族に認められ、神殿を出て公爵家の養子になることに。その見た目から、男だと間違われたまま...。
世間知らずの主人公が知らず王族の跡目争いに巻き込まれながら、自分のルーツを見つけていく物語です。
後半には恋愛要素も入ります。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 08:27:22
146593文字
会話率:44%
珍しい虹色の瞳を持つ女の子、エヴァは、『神の遣い』と呼ばれ、神殿で隠されるように育てられてきた。そんな彼女には人にはない特技があった。それは、魔獣と話せると言うこと。
ひょんなことから、魔獣と喋れる特技を貴族に認められ、神殿を出て公爵家の
養子になることに。
その見た目から、男の子だと間違われたまま...。
男装少女エヴァが、沢山の人と出会いながら、自分のルーツを探していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 08:04:25
159427文字
会話率:42%
─世界暦ごっちゃ煮年─
ラゼリードと、成人して王位を継いだハルモニアと、ざくろを拾って育てているシャロアンスと、フィローリ生存ルートのパラレル時空コメディ。
何か思い付いたら更新する短編小説集になります。
最終更新:2023-11-11 21:57:03
1762文字
会話率:34%
実際はそんな事ありませんの姉の婚約者視点。実は婚約者はいました。
ヒュースの婚約者であるグリンダは鑑賞用だ。先日妹の婚約者にちょっかいを出して返り討ちに合うという騒ぎを起こした彼女のイライラを下手な芝居を見ているようだと面白がっていたが、
ますます怒りのボルテージが上がっていって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 08:26:59
2592文字
会話率:37%
公爵令嬢のフランソアは、王太子殿下でもあるジェーンの為、お妃候補に名乗りを上げ、5年もの間、親元を離れ王宮で生活してきた。同じくお妃候補の令嬢からは嫌味を言われ、厳しい王妃教育にも耐えてきた。他のお妃候補と楽しく過ごすジェーンを見て、胸を痛
める事も日常茶飯事だ。
それでもフランソアは
“僕が愛しているのはフランソアただ1人だ。だからどうか今は耐えてくれ”
というジェーンの言葉を糧に、必死に日々を過ごしていた。婚約者が正式に決まれば、ジェーン様は私だけを愛してくれる!そう信じて。
そんな中、急遽一夫多妻制にするとの発表があったのだ。
聞けばジェーンの強い希望で実現されたらしい。自分だけを愛してくれていると信じていたフランソアは、その言葉に絶望し、お妃候補を辞退する事を決意。
父親に連れられ、5年ぶりに戻った懐かしい我が家。そこで待っていたのは、初恋の相手でもある侯爵令息のデイズだった。
聞けば1年ほど前に、フランソアの家の養子になったとの事。戸惑うフランソアに対し、デイズは…
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 06:00:00
103836文字
会話率:51%
伯爵令嬢のリリーナは10歳の時母が不治の病にかかってしまう。その病は伝染病だったためリリーナも感染ってしまう。母の妹が薬師をやっており、その夫は治癒魔法が使えることを知り、伯母たちの住む村まで向かうことになる。その道中瀕死の状態に陥った母を
聖魔法に目覚めたリリーナが助ける。
二人は病を完治させたものの衰弱が酷かった為、元通りの生活が出来るようになるまで1年かかった。その間、母を溺愛していた父からは1通の手紙も届かなかった。何度か送ってみたが何故か受取拒否で手紙が戻ってきてしまう。開けた形跡もない。一緒に付き添ってくれた侍女のメリッサはいつの間にか解雇されていた。
婚約者である第一王子であるルーカスにも手紙を書いてみたところ、回復を喜ぶ手紙と花束が届いた。その数日後、ルーカス本人が村に訪れ、リリーナと母の死亡届が出ていることを告げる。
母は平民として生きることを決め、リリーナはルーカスと結婚する為に母の実家の公爵家の養子になることに決める。
そんなリリーナにメリッサがある告白をする。自分は転生者で、ここは前の自分の世界で流行った乙女ゲームの世界であると。リリーナは病気で死ぬはずだった攻略対象である第一王子の元婚約者であるらしい。
第一章は公爵令嬢になるまで、第二章は学園編の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 12:00:00
51122文字
会話率:54%
他短編小説に出てきた受付係、マイルズの養子のお話。
キーワード:
最終更新:2023-10-30 23:18:21
2205文字
会話率:33%
※『シャーロット王女の死』の続編ですが、勢いで書いたおまけ的なものです。
国を捨て、シャーロットという名前も捨て、魔術大国ファレルデイン帝国のアディレノン公爵家に養子入りし、公爵令嬢となったフェリシティ。彼女は恋人のエセルバートや新しい
家族と共に穏やかな生活を送っていた。
そんなある日、とある少女からの襲来を受ける。
「お初にお目にかかりますわ。モニーク・セヴァリーと申します」
モニークは公爵夫人の姪で、エセルバートに恋をしているらしかった。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 18:00:00
19312文字
会話率:49%
どこにでもいる少女、江藤アズサ。
彼女には秘密がある。
それは、表社会では裁けない存在を殺す、殺し屋であること。
そんな彼女は孤児である少女、美由紀を養子として迎え、養っていた。
人を殺し、普段は美由紀を養いながら高校生として生活していたあ
る日のこと、アズサのスマホに殺しの依頼が届く。
依頼の内容とは、世を危険にさらす麻薬売買グループを殺せというものだった。
「……めんどくさ」
アズサはめんどくさがりながらも美由紀を養うお金を稼ぐため、今宵も人を殺すべく依頼をこなすのだった。
#カクヨムにも投稿されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 21:24:07
7644文字
会話率:43%
ある男爵が手を出していたメイドが密かに娘を産んでいた。それを知った男爵は平民として生きていた娘を探し出して養子とした。
娘の名前はルーニー。
とても可愛い外見をしていた。
彼女は人を惹き付ける特別な外見をしていたが、特別なのはそ
れだけではなかった。
彼女は前世の記憶を持っていたのだ。
そして彼女はこの世界が前世で遊んだ乙女ゲームが舞台なのだと気付く。
格好良い攻略対象たちに意地悪な悪役令嬢。
しかしその悪役令嬢がどうもおかしい。何もしてこないどころか性格さえも設定と違うようだ。
乙女ゲームのヒロインであるルーニーは腹を立てた。
“悪役令嬢が悪役をちゃんとしないからゲームのストーリーが進まないじゃない!”と。
怒ったルーニーは悪役令嬢を責める。
そして物語は動き出した…………──
※!!※細かい描写などはありませんが女性が酷い目に遭った展開となるので嫌な方はお気をつけ下さい。
※!!※『子供が絵本のシンデレラ読んでと頼んだらヤバイ方のシンデレラを読まれた』みたいな話です。
※ジャンルに困ったので『その他』にしておきます(`Д´;)
◇テンプレ?乙女ゲーム世界。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇アルファポリスも上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 17:32:11
14530文字
会話率:22%
公爵令嬢であるレイファール家の長女、リーティア。
才色兼備、眉目秀麗。立場もさることながら優れた魔力を持ち、王妃の最有力候補でもある彼女は学園で憧れの的であった。
貴族としての胸を誇りにもち、規則正しい毎日を過ごしていた彼女であったが、ある
日とある少女が学園に入学してくることを知る。
その名はステラ。平民であり性はない彼女であるが希少な「光」の魔力を持つ彼女は、国の未来のため男爵家に養子として迎えられ貴族の通うこの学園に入学することになったのだ。
その魔力の稀少さゆえ、王太子の妃候補として名を連ねることになるのは明白で、リーティアは一層気を引き締めなければならないと気持ちを改めた。
──しかし
「ステラさん!? 貴女また遅刻する気ですか!? 今月だけで何度目かと……!!」
「……いや、もう、起きるとか……そういうの、無理……」
「ちょっ、なんで寝直すんですの!? いいから早く起き、起きなさーい!!」
いざ学園にやってきた彼女はあまりにも怠け者で、それはそれはだらしなさすぎる少女であった。
「なんで、なんでわたくしが貴女の世話なんか……!」
「だってお付きのメイドさんなんていないし、というか放っておけばいいじゃん」
「そういうわけにもいきませんの! あと言葉遣いも直してくださいまし!」
このお話は学園を舞台にした激しい王妃争い……などではなく、何とか怠けたい少女とそんな彼女を品行方正に躾けたい公爵令嬢のお話。
「……おかしいなぁ。漫画だったらただの悪役令嬢だったのに……」
「え? 何かおっしゃいまして?」
「んん、早く寝たいなぁって」
「さっきまで寝ておりましたわよね!? あと言葉遣い!」
「はいはい……」
「「はい」は1回!!」
果たしてリーティアはステラをキチンと躾けられるのか……
それは誰にもわからなかった。
※この作品は基本的にほのぼのとした物語で、シリアスな展開や誰かが傷つくような描写は出来るだけ出さない予定です。
ちょっと日常に疲れた方にお届けしたい内容ですので、どうぞよかったら読んでくだされると嬉しいです。
平日に時間帯は未定ですが一話ずつ更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 21:03:42
105445文字
会話率:58%
現代と地続きの未来にあるアフリカ大陸の孤児となったカイは日本の教授に養子として引き取られて緑化プロジェクトの一員として働き、砂漠化の侵攻を食い止めてその土地の半分の緑化に成功した
増えた土地は人々の暮らしを豊かにしては遅れていた文明を取り戻
すようなスピードで近代化を進め、独立諸国をまとめ上げを一つの合衆国を作り上げた
アメリカはアフリカ合衆国を支援して親交を深めるが、水面下で大量移民の話が進められていた
唐突に移民計画を突き付けられた国民達は混乱を極めて反政府組織が立ち上がる
それに対抗するように私設警察を立ち上げた政府は強行的な手段で国民達を弾圧した
圧政が露わになる中でテロは過激さを増して、巻き込まれる人々の数は増加していく中でカイ達はこの状況を打破すべく立ち上がる折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-10-12 21:00:00
17885文字
会話率:76%
トレイシア魔法王国と国教である魔道教は魔法を使える人間を尊重し、魔法が使えないどころか魔力がない人間は蔑み、虐げるべきという考えが浸透していた。そんな国で没落した名家の子息であるファルは王家傍系に養子として迎えられたが一〇歳のとき、魔力が全
くないということが判明した。
貴族は魔法が使えることが当たり前で平民ですら魔法は扱えなくとも魔力を有するこの時代において、ファルはほとんどの人間から迫害されることとなった。さらに貴族学園から追放されたうえに自害を命じられてしまうファルは葛藤の末、抗うことにしたが、ファルの抵抗虚しく、殺されそうになる。
追い詰められたファルは特殊な異能に目覚めると、本音と内に眠る性格を曝け出して豹変する。また、この国の王女も本音と内に眠る性格を曝け出す。
かくして、ファルと王女であるセラは結託し、世界を変えることを決意した。
※4話から12話まで主人公が迫害されるような展開が続きます。
※途中から主人公とヒロインの性格が豹変します。
※「カクヨム」と同時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 21:46:33
102763文字
会話率:47%
宮本武蔵と養子の伊織のやり取り。
あくまでもフィクションです。
最終更新:2023-10-09 19:12:44
1755文字
会話率:2%
中国生まれ、日本育ち。俺、白風間(はくふうま)は、変わった生い立ちをしていた。俺は幼い頃、白の一族に養子として迎え入れられた。その一族の習わしとは……?
最終更新:2023-10-08 15:00:59
13964文字
会話率:61%
彼女の名前はマリア。
実の父と継母に邪険にされ、売られるように年上の公爵家の当主に嫁ぐことになった伯爵家の嫡女だ。
婿養子だった父親が後妻の連れ子に伯爵家を継がせるために考え出したのが、格上の公爵家に嫡女であるマリアを嫁がせ追い出す事だ
ったのだが・・・
エブリスタ アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 13:30:58
5554文字
会話率:33%
ウィローブルックの静かな町で、本好きの世捨て人ウィリアムは、会計士としての平凡な生活の中に冒険と目的を求めています。彼がウィローという名前の猫として転生したとき、運命は予期せぬ方向に動きます。ウィローは好奇心と本能を持って新たな人生を歩むう
ちに、彼が住んでいる納屋を頻繁に訪れる優しい魂を持つゾーイと不可解な関係を築いていきます。
ゾーイの家族は納屋を所有しており、ウィローと過ごす時間が増えるにつれ、彼らの絆は深まっていきます。彼女は、二人の運命が絡み合っていると感じ、彼を養子にすることを決意する。運命の不思議な介入に敬意を表して「ウィロー」と名付けられたウィローは、ゾーイの魅力的なコテージに愛情あふれる家を見つけます。
人生、喜び、悲しみを分かち合うにつれて、彼らの関係は開花していきます。ウィローはゾーイの献身的な仲間となり、彼女に無条件の愛と慰めを提供します。ウィローブルックの中心部で、彼らの並外れた物語は町の人々にインスピレーションを与え、運命の神秘的ないたずらと境界を越える愛の力の証となります。
年月が経ち、ウィローとゾーイの絆は深まるばかり。ウィローの存在はゾーイの不安を和らげ、彼のゴロゴロ音は彼女の魂の安らぎとなる。彼らのラブストーリーはウィローブルックで伝説となり、宇宙はしばしば最も驚くべき方法で同族の魂を結びつけることを誰もが思い出させます。
ある冬の夜、二人の絆はさらに深まる不思議な出来事が起こる。ウィローは、以前の人間であるウィリアムに似た幽霊のような人物を見つめます。その姿は感謝と愛を伝え、その後きらめく光に消え、ゾーイは涙を流しますが、深い閉塞感を覚えます。
彼らが自分たちの町と心の奥底を探索し続けるにつれて、ウィローとゾーイの並外れた絆はウィローブルックの希望と驚異の灯火として機能します。彼らの物語は、愛は時間、空間、さらには種さえも超越することができ、運命には最も魔法のような予期せぬ方法で魂を結びつける方法があるということをすべての人に思い出させます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 07:31:03
4115文字
会話率:0%
幼い頃に何かにウィリアムは襲撃された。
義父に救助されなんとか一命を取り留めるが、記憶を失ってしまった。
その後、救助してもらった義父に拾われ、養子になる。
そんな義父に憧れ、騎士になることを目指し、騎士養成学院に入学する。
入学
するも、才能が実らず、人より落ちぶれていることに、負い目を感じていた。
しかし、ある一件を通して、彼に才能が芽生えることになる。
世界に一人しかいない才能の持ち主へと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 10:31:37
20297文字
会話率:29%
自分に関する記憶を失った少女ミサキは特殊な才能を見出され、神聖教会の教皇の養子に迎え入れられ聖女と認定される。
聖女として日々仕事をこなしていたが、養父の死をきっかけに教会を追放される。
とある事情で不思議な屋敷に住み出したミサキはある日怪
我をしたドラゴンを癒すと人生が一変し、何故だか宿屋の女将を頼まれてしまう。
何もかもを失ったミサキは最強生物の竜王や魔王らと一緒に宿屋を経営しながら自分の幸せについて考えていくのだが、彼らとの出会いでミサキの聖女としての能力に変化が……。
※展開がゆっくりなので恋愛要素はちょっと後から入ります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 08:46:16
136327文字
会話率:39%
アデレード・バーンズ伯爵令嬢はある日、婚約者であるベン・トーマス伯爵令息に婚約破棄を告げられる。
ベンの傍らにはある少女がいた。
少女の名はリリー。
彼女の両親が亡くなったことを契機に、バーンズ伯爵家で面倒を見ることになった少女だ。
ベンはリリーが真実の愛の相手だと主張し、アデレードが義妹のリリーを虐める悪女だと断じた。
――え?
”義妹”ですって?
いや、私の義妹ではなくて(血縁上は)従妹なんですが?
ついでに言うと、養子縁組はしていますが、その方は伯爵家の実子同等の権利は一切持っていない所謂居候なのですが?
アデレードはそう思ったが、ベンには真相を言わなかった。
伯爵家の総意としてはリリーを厄介払いしたかったからだ。
ベンが真実を知った時、もう遅かった。
※アルファポリスにも同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 18:00:00
154649文字
会話率:33%