その少女は、森の中でいつものように食材や素材を集めていました。
そして、いつものように広場の切り株で一休みしようと、そこへ向かいました。
すると、切り株の上に、この辺りでは初めて見る妖精の姿を見つけます。
その妖精の表情は、とても暗く、落ち
込んでいるのが一目瞭然で。
「……どうしたの?」
少女は思わず、そう声を掛けたのです。
――ここから、一つの物語が始まりました。
これは、どこかの惑星(ほし)、いつかの時代、妖精と共存することを忘れた人達の住む世界で紡がれた物語。
そこで出会った、妖精を見る力を持つ少女と、力を使えない妖精が、共に歩いた物語。
それは、二人の絆が、二人が繋いだ絆たちが、大切なものを、救った物語――。
(全二十部、約八万三千文字で完結する作品ですので、お気軽にお付き合いいただければ幸いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 20:00:00
82744文字
会話率:47%
それはご都合主義の神様(デウスエクスマキナ)が紡いだ物語の始まり、ゲームの世界に生きた【彼】がその世界の終わりで紡いだたった一人の人間の為に作り上げられた歪な世界に込められた、願いと祈りの物語の卵。
そう世界はなんやかんやあったけど最後には
大団円ですむものなのだから。
だからその神様は【死んだらゲームの世界で、その時のキャラクターとして転生・転移していた】というご都合主義の始まりを紡いでいくのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-22 11:38:34
5812文字
会話率:17%
遠いような近いような未来のお話。
科学で魔法を扱う世界でのファンタジー。
世界は、大団円では終わらない。
恋愛小説、伝記のような感じで書きたいです。
最終更新:2018-02-27 12:33:32
6480文字
会話率:26%
歌う事が大好きな中学1年生、雨森りさの周りには、人の夢に入る事ができる“夢使い”や、猫を愛する人型ロボットなど、変な物があふれている。
おまけにりさを取り巻く人間たちも、黒い人の夢に悩まされる少女や、恋に向かって迷走中の少女など、変人ばかり
。
「でも、それもいいんじゃない?」
りさのいいところは、楽天家なところだから。
☆本編あらすじ☆
ゴールデンウィーク最終日に親の実家から新幹線で家に帰る途中のりさは、車内を駆け回るアリクイと空中を飛んでアリクイを追いかける少女と出会う。
少女を助けたりさは無事家に帰り、次の日 学校に行くと、クラスメイトが「変な夢」を見て悩んでいた…。
登場人物がたくさん居ますが、皆が笑って幕をおろせる大団円なラストを目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 19:16:57
9591文字
会話率:45%
人口生命体【ホムンクルス】の少女ローリーは魔導書グリムと共に歩み、人生の師となったメアリーに導かれ、自分達を生み出したドクター・カリギュラに翻弄された。
艱難を乗り越え、粒粒辛苦の末に迎えた大団円。
しかし彼女たちの人生【物語】は終わらな
い。
現在執筆中コミケ頒布予定の「ろりぃた ぐりもわぁる」番外編です。
今後作品名、キャラクター名、設定等が変動する可能性があります。
またifやパラレル要素を含みます。
ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 21:18:57
28317文字
会話率:27%
ようやく、第二部の開幕と相成りました!
これから明かされるフレイリーフの物語を、どうかお楽しみ頂けますように……!
よろしくお願い致します。
方や、悪名高き侯爵家の長男。方や、その国の高貴なる第二王女。
本来結ばれることなど無か
ったはずの二人はしかし、悪しき策略により、幼くも婚姻を結ぶこととなる……。
家柄に染まることなく優しい心を持ちながら、どこか影のある、達観した雰囲気を放つ少年フレイと、恐怖に縛られながらも、懸命に前へ進もうとする、甘えたがりな少女ティリア。
様々な思いが渦巻く王城の中、歩むにはあまりにも儚すぎる二人の歩幅は、それでも、確かなもので在り続け――それはやがて、約束と願いが紡ぐ、回る舞台へと変化する。
清き公爵家の次男ライオッドが二人の前に現れた時、長きにわたり凍結していた運命が、静かに動き出す――。
古くから続く〝花の王国〟で交叉する、過去と未来と哀と愛。
――これは、一輪の花言葉が導く、淡く切なくも、優しい愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 19:52:44
154299文字
会話率:26%
大団円でバッドエンド。
そういう矛盾するようで矛盾しない小説を目指しました。
意味わからんって思ったら目を通していただけると嬉しいですね
全四話で完結の短編です
最終更新:2017-10-11 19:38:16
12892文字
会話率:57%
私、コスタス=アジーン=グラスティアは、ただ一人の ”特別な人” を想っていた。 彼女の名前は、ドロテア=ヌーリ=ルーデンベルグ。 共に苦しみ、共に乗り越えた、大切な人だった。 しかし、彼女は婚約してしまった。 心に重い蓋をして、自分の想い
を押し殺し、彼女の幸せを祈る日々。
しかし、王立学園の、卒業記念舞踏会が挙行された日。 世界は反転した。
王国の人の幸せの為に、自らの心に蓋をした二人が、苦難の末に、自らの幸せに辿り着く、そんな、ありきたりで、切ない御伽噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 01:17:57
25433文字
会話率:35%
ベルダンディー=ファーリエ=アデレー女公爵は、自領をまとめ上げ、領主としての地位を固めた。 ”妖精領(ファーリエ)の姫様”と領民達までも彼女を慕うようになった。アデレーの国法陛下もお喜びになり、彼女を慕う者達の願いを、叶える為に彼女を王都
に呼んだ。 しかし王都に来たのは彼女だけでは無かったのだった。
”やさぐれ令嬢” 最終話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 06:17:49
8482文字
会話率:53%
リルハは13歳の時に政略結婚のため15歳上のライルの元へと嫁いだ。5年の間に少しずつライルに惹かれていったリルハは次第にライルの役に立ちたいと願うようになる。夫に恋した幼な妻が本物の妻になるまでのお話です。
最終更新:2017-09-24 07:00:00
49467文字
会話率:32%
昭和、もしくは平成の初期あたりを時代設定にした長編推理小説です。ここでいう推理小説とは、多様なミステリの中において、推理の楽しみを第一義として創作された小説ということです。要するに、推理を楽しむための小説ですね。時代背景を昭和あたりにしてい
るのも、懐古趣味でなく、防犯カメラや通信機器や科学捜査が進んだ現代では、推理の入り込む余地が少ないという考えからです。内容は、タイトル通り犯人当てです。ですから、トリックを見破れ! みたいな趣向はありません。犯人は誰だ、ただそれだけです。それで長編なのですから、大変地味です。特異なキャラクターも特殊能力も出てきません。話が進んだある時点で、殺人事件が発生し、警察による捜査が始まり、推理をメインとした大団円になる。という王道の展開で、麻〇雄△氏のようなメタでなく、ベタな推理小説です。繰り返します、メタでなくベタです。もう少し言わせてもらえば、新本格以前の推理小説です。あと、そこらへんと関連してることとして、若い人向けには作られていないことを明言しておきます。一般向けというあたりですか。そんなとこです。創作するにあたっては、英国の正統な推理小説をお手本にしました。早い話がそれの真似です。僕が好きなんです。個人的には、日本を舞台にして、違和感なく、英国調推理小説の味わいを出せるかということになります。さて――まとめると、ベタな、普通の、あたりまえの、意外性より推理に重点をおいた、推理小説を読みたい方のためのもの、ということになります。以上が、あらすじでなく、内容紹介でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 19:00:00
211114文字
会話率:55%
碧奈<へきな>は恋愛ゲーム好きの女子高生。帰宅中に弟やクラスメイトを巻き込み異空間へ飛ばされた。元の世界に戻るには弱者と強者のデスゲームに勝つしかない。
◆紫世界(ロウ)【弱者】魔力のない我々の世界。エンディングは約5つ/個別ル
ートキャラ・出会いは電車ゲーマー[雨瓦紫雪]、弟[宝貝柘榴]、格ゲー好きのクラスメイト[豈透俊紀]、追加アニキ[古我愛鬼]、ついで舎弟[新見寅]
◆赤世界(レフト)【妨害者】エンディングは約2つ
◆青世界(ライト)【協力者】エンディングは約1つ
◆緑世界(センタ)【傍観者】・エンディングは約4つ/王子[ディエン]、ディーラー[ラグリス]
◆黄世界(ハイ)【強者】エンディングは約3つ
◆灰世界(イレギュラーワールド)最初のエリアにて主人公等に説明をする狭間の神がいる。
◆金世界(ミーゲンヴェルド)大団円の条件を満たした者が開ける楽園。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-24 02:14:37
6884文字
会話率:60%
最新あらすじ【小ネタ】「後ろに立ったら消しますよ」
主人公の形子は形にこだわりをもっている。コンクール作品を考えていて、居眠りしている間に異世界にいた。そこで異端者として追われる形子はであったその世界の四人の王のうち一つを選び処刑回避に殺
人ピエロから逃げたりしながら。元の世界へ帰る方法を探すことになる。
いつか【大団円ルート】作ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-30 15:33:07
37918文字
会話率:50%
魔界の侯爵令嬢・ビスティエは我儘な悪魔。彼女は大天使にミーハーな恋をしている。天界で問題が起きたと聞いて乗り込んだ。
いたずら好きの神や魔界に乗り込む人間や公爵双子にいびられたり幼馴染みの悪魔から逃げたり魔王の花嫁に選ばれたり毎日大忙し
【大団円end追加中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 02:17:33
34047文字
会話率:44%
人を不幸にするような事をやっているのに、罰を受けない事は、許せない
という思いは誰しもあるもの。
だが、罰はすでに精算されている事もあると思えると、人を許せないと
思っていた気持ちが、何だか、とてもあやふやなものだったと思ってしま
う。
最終更新:2017-08-06 20:19:33
2184文字
会話率:13%
勇者が生まれ成長し強大な敵を倒して大団円を迎えるのが一般的な物語とすれば、これは謂わば最終章から始まる物語の一つである。
最終更新:2017-07-30 20:13:11
4072文字
会話率:34%
最終回って大事ですよね?
俺たちの戦いはこれからだ!エンドや、作者逃亡エンドはもちろん除外です。
まともに連載して大団円を迎えた作品。
最終回は後日談エピソードです。
楽しみにして読んでみたら……
連載内容を否定するような最終回。
あな
たはそんな作品に出会ったことがありませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 06:00:00
1762文字
会話率:0%
軍部のクーデターにより王国から逃げ出す羽目となった双子の王女、セフィールとルフィール。
極貧の中、二人は腕の立つキースとイケメンのピートといった従者に守られ、各地を流浪する。
今回、彼女たちが流れ着いたのは、もうすぐ王女の結婚式が盛大に催さ
れるという南の王国サザンテラル。
その国の酒場で働くセフィールたちは、偶然にもその王女と出くわす。
そして、その出逢いによりセフィール自信もこれまで知らなかった、謎の能力の一端が現れる。
その力を頼り、王女は【はじまりの島】への同行をセフィールたちに懇願する。
一行は高速艇トライトンで、この世界の起源である【はじまりの島】を目指すのであった。
主要登場人物
【セフィール】11歳、双子の王女(33王家の一族)、すぐ吐く
【ルフィール】11歳、双子の王女(33王家の一族)、兵器が大好き
【キース】セフィールの第一聖従者、元武官、強い、口が悪い
【ピート】ルフィールの第一聖従者、聖職者、?すると人が変わる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 14:40:18
107296文字
会話率:39%
銀河系の反対側から飛来した宇宙人の少女と、運命的に行き会った地球人の少年を物語の中心にすえて、外見も目的もバラバラな大勢の宇宙人と地球人が、地球(主に日本。しかも首都圏限定)を駆けずり回り、歴史(主に日本。しかも首都圏限定)を再発見した末に
、最後は大団円、ハッピーエンドな作品……になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-01 10:48:13
1524文字
会話率:6%
Der Freischützに至るまでの、一人の男のお話。恋愛であり文学であり、悲恋であり純文学的であり、けれどもどれでもない、兎に角負けた男が虚しく足掻き続けた末路を描きます。胸糞であり、そして大団円にも続かない、壮大なメリーバッドエン
ドです。
■
異世界転移の物語の、その後における重大なネタバレです。とはいっても、これだけ読んでもどの程度ネタバレか分かりませんし、他のを読んでも何処までがネタバレでどこまでがネタなのかも分かりません。ですので、気兼ねなく読んで頂けると嬉しいです。
※注意!
この作品には以下の要素が含まれます。無理そうだと思われた方はブラウザの戻るボタンかマウスの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・婦女暴行をにおわせるどころではない表現がストレートに書かれています。女性を暴行するなんてありえないというフェミニストの方にはとても耐えられるようなものではありません。戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・憑依、異世界転移要素を含みます。最近の創作物あるあるが苦手な方に大変な不快感をもたらす可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・TS要素があります。TSなんて邪道だ!という肩に大変な不快感をもたらす可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・シリーズものです。他のを読むのが面倒くさい方に多大な倦怠感を与える可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・文体がくどいです。訳分からんです。訳ワカメが嫌な人に不快感を与える可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
・バッドエンドです。ハッピーエンド以外は認められない方に大変な不快感を洗える可能性があります。ブラウザの戻るボタンをクリックされることを推奨します。
以上が大丈夫な方は、どうぞごゆるりと寛がれた状態でよく分からん文章を頭をひねりながら頑張って読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 00:00:00
8662文字
会話率:16%
「終わりにしようか」
好きで好きで大好きで、その気持ちだけで、押しかけ女房をして十年。今も大好きな変わり者の魔法使いは、枯れた花を処分するような軽さで別れを告げた。別にヴィーは私のこと好きじゃないって、知ってたけど……でも!
今さら捨てるっ
て言うなら、私の十年、返してよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 20:00:00
44145文字
会話率:25%
「おねがい、ルイス」
そう言うだけで、七つ年上の幼なじみは、なんでも叶えてくれた。私との婚約だって。それは私にとって魔法の言葉。でも、ルイス。あなたにとって私は今でも、ただ甘やかしたいだけの――妹?
最終更新:2016-10-08 20:00:00
30684文字
会話率:21%
季節廻る国の北には、千年雪の山があります。美しいその山に、雪男が棲んでいました。
冬童話2017、参加作品です。
最終更新:2016-12-18 11:41:56
5667文字
会話率:21%
”悪役”ーーその冠を被せられるほど、内面の白くない部分を露呈させてはいないのだが。
悲劇の主人公とその運命の相手。ことごとく邪魔をする婚約者。醜い嫉妬の末のすったもんだ。得てして大団円はざまあみろで飾られるーーそういったものは、男二人と女一
人でやらかすものだったか。お笑い種にもならない。というか、俺は一刻も早く執務室に向かいたいのだが。仕事をさせろ。婚約なら何百回でも勝手に破棄してくれろ。ドブに捨て置け。回収はしない。微生物に分解してもらえ。
上で述べたものを数千倍濁らせたといった具合の内心をひた隠しにして笑っているのだから、悪役だなんて呼ばれる筋合いは皆無であろう。よろしいか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 21:07:38
4229文字
会話率:43%