「また“悪役令嬢”が来たんですか?」
貴族令嬢レティシア、クラリネッサ、エリナ。
三人は“悪役令嬢”の濡れ衣を着せられ、婚約破棄の末に修道院送りにされた――…はずだった。
しかし、修道院は地味で退屈な“左遷先”ではなかった。
孤児院の
手伝いに、祭の準備、トラブル対応――
三人は元貴族のスキルと根性を駆使して、今日も全力で働く!
やがてその姿は周囲からの信頼を得て、修道院にとってなくてはならない存在に。
一方、彼女たちを裏切った元婚約者たちは……?
「……私は、いったい今まで、なにを見てきていたんだ……」
「あの女……卑しい平民に落ちたはずなのに……!」
「……まるで、太陽だな……」
見放された令嬢たちは、第二の人生で幸せに生きる!
ちょっぴりざまぁ、でも心温まる“元悪役令嬢”の、修道院大奮闘なんちゃってほのぼのコメディ!
===
※ 5/4 ~ 毎日1話投稿、完結まで掲載 ※
悪役令嬢ものでたまに修道院送りってあるけど、送られる修道院もたまったもんじゃないだろうな、なんて思ってできたお話です。
※ 作中、ふつうに紙を使っていたり、日本のおとぎ話が出てきたり、外国語も混じっていたりしますが、転生要素は特にありません。ご都合設定です ※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
29710文字
会話率:34%
「魔王ゼラビロスよ、あのキモいオッサンのチ〇コ、もぎとってこい! 魔王パリピーニャ、お前は最強だからダンジョン探索に協力してくれ、あと、いったん、オッパイさわらせ――いや、なんでもない!」
「「仰せのままに、マイマスター」」
「あと、ヤクザ
の事務所に殴り込みして金とマジックアイテム盗ってきて! あと、あの偉そうな貴族をぶんなぐれ! それと、闘技場で、バレないように、コソっと協力してくれ! ギャンブルでも手を貸してくれ! それと、あれと、これと、あれも、これも!! ――ああ、くそっ、時間が足りないよ! 5分、短いって! 足りないって! バレないように注意深く、欲望を満たしていくの難しいって! でも、エグいぐらい楽しいぃいい!」
――『女神の結界によって守られた巨大都市』の外は、『魔王の称号を持つ怪物』がうじゃうじゃはびこっている。唯一『人間の生存』が許された巨大都市内部は『激しい階級制度』がはびこる超格差社会。
そんな世界に、何の力もなく転生した元日本人高校生『月光寺(げっこうじ) 時一(ときいち)』は『奴隷(どれい)』として虐げられる日々を送っていた。
ある日、そんな時一の身体に、『記憶をなくした幽霊』が取り憑(つ)く。
『力も記憶も体もなくしているが……どうやら、一日に5分だけ、お前の体を使えるっぽい』
時一の身体を使っている時だけ、その幽霊は、『召喚能力』が使える。
5分間限定だが、『街の外を跋扈(ばっこ)しているあの恐ろしい魔王たち』を、『どこでも召喚することができ、完全にコントロールできる』というチート。
巨大都市は、女神の結界によって守られているため、外敵は絶対に入れないが、幽霊の召喚能力を使えば、この巨大都市内部で暴れさせることも可能。
『時一。お前の役にたってやるから、お前も俺の役にたて。――俺はお前を利用して、なくした全てを取り戻す。お前は俺を利用して成り上がるなりなんなり好きにしろ』
こうして始まる、『地獄に転生した奴隷』と『記憶を亡くした幽霊』の、
痛快クライム成り上がりサスペンス!!
※とことん出世して大団円を向かえるハッピーエンドとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:13:44
64713文字
会話率:31%
第一幕:銀の巻
婚約者に破談を申し込まれたばかりの伯爵令嬢・ゲルトルートは橋の上で物思いにふけっていた。
そんな時、知り合ったのは、フリードリヒと名乗る青年。
彼の優しく真面目なところに、ゲルトルートはすっかり惹かれてしまう。
しかし、彼女
には変わり者と言えば聞こえは良いが、詐欺師ぎりぎりの父親がいて、そもそも婚約とその破棄に至る過程は父のせいでもあった。
一方、フリードリヒもゲルトルートの優しい愛情を知りつつ、それを素直に受け入れられない事情があった。
第二幕:真珠の巻
辺境の財政が厳しい土地を治める公爵家の娘・アデイラは、領民を救うために王都の大商人の妻になる代わりに援助を受けることを決めた。
反対する公爵である兄の目を盗み、辿り着いた商家では、今、まさに異国の商人・クラウスによって乗っ取りが行われ、もはや不要となった大商人の娘との婚約の破棄が宣言されているところであった。
行き場を無くしたアデイラは、大商人の財産を処分すると言うクラウスに、自分もその一部として、他の資産家に売り、お金を作って欲しいと願い出る。
クラウスの元に商品として身を寄せることになったアデイラだったが、いつしか彼に心を許すようになっていく。
一方、クラウスもアデイラの高潔さに疑いの目を向け、本性を暴こうとするものの、それによって現れた素顔に、彼女を手放せなくなるのだった。
※全二幕十七場、フィナーレ付で全40エピソード。幕間休憩あり。
※第一幕から順番に読んでも、第二幕から第一幕へ戻っても読むことが出来ます。
※※エンブレア王国史シリーズではありますが、他のお話を読まなくとも問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 05:11:57
53761文字
会話率:40%
未だかつて完全攻略者を出したことのない、ある意味伝説のゲーム【魔に侵されし帝国】
不幸な生い立ちの地味な独身女性守山美緒は10年の時を経て遂に完全クリアを果たす。
自分を社会不適合者だと考えている美緒は青春を全てこのゲームに捧げていた。
両親を亡くし友達もいない彼女は、気が付けば知らない世界で目を覚ます。
目の前に現れる「推し」のエルノール。
彼女、美緒は完全クリアすることにより
『ゲームマスター』という称号を獲得していた。
そしてかつての情熱を取り戻した美緒はすべてを救うため、自身を強化し仲間とともに大団円を目指す。
このゲーム、いや異世界での目的。
世界を救い悪神を倒し……
そして幸せな結婚、逆ハーレムを目指す?!
美緒とゆかいな仲間たちの非日常が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 16:13:48
756940文字
会話率:32%
王太子チャールズは婚約者の公爵令嬢スカーレットがいながら、男爵令嬢スーザンとの仲をどんどん親密にしていく。
スカーレットはスーザンを叩き潰そうとするもスーザンは手ごわい。
またチャールズもスカーレットの発言を上手く回避してしまう。
こ
んなはずでは……
追い詰められたスカーレットが取った方法とは?
ハッピーエンドです。誰かが酷い目に合う話でも無いので安心して読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 23:28:08
37558文字
会話率:50%
人類最後の希望だった勇者一行は、激闘の果てに魔王とその四天王に敗北した。
それから一ヵ月。自称平々凡々普通なヒュームである、少し独特の思考回路を持った少女エルザは、特に咎なく魔王の生贄に捧げられることとなった。そうして送られた魔王城で、
何故か魔王に気に入られたエルザは、生贄兼客人兼ペットという訳のわからない境遇に置かれてしまう。
自分以外は全て魔族という異色の環境の中で、時に命を狙われながらもマイペースな生活を送るエルザ。
しかし運命の歯車は――物語はエルザに容赦なく試練を突き付ける。
これは“己の人生”に翻弄され続ける一人の少女が書き記した、取り留めない日記帳の物語である。
【第七章 連作短編集編】
これは日記帳の狭間に消えた物語。積み重ねて寄り添って築き上げて、そして自ら手放した幸せの記録。
供養として語ろう。弔いとして飾ろう。それが今の私に出来る、ミルーエへの、そして“私”へのせめてもの償いなのだから。
……いやでもコレちょっと小っ恥ずかしすぎるんですけど、クーリングオフできませんか?
聖剣『諦メロン』
※ ※ ※
この作品は章ごとに脚本や構成に意図的な変化を加えています。
そのため、初期の話と最新話ではかなり雰囲気が異なっていたりするのでご注意ください。
各章ごとのジャンル
一冊目【ほのぼの日常編】
二冊目【逆異世界転生編】
三冊目【ダークファンタジー編】
四冊目【ラブコメ編】
五冊目【冒険活劇編】
六冊目【怪奇ミステリー編】
七冊目【連作短編集編】 ← いまここ
八冊目【バッドエンド編】
九冊目【大団円編】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 11:11:34
3331023文字
会話率:25%
【生贄エルザの魔王様観察日記】の舞台裏で語られた、もう一つのエピローグ。
最終更新:2024-04-03 00:00:00
2127文字
会話率:28%
あらすじ
俺は“それ”を千回以上繰り返した。
──ギャルゲ『御影番ノ夜』。忍の少女たちと恋をし、戦い抜く物語。
その中でも、俺の推しはただ一人。
真面目で清楚で、誰より仲間思いな炎のくノ一――千夜。
だが、彼女は“必ず死ぬ”。
どのルー
トでも、例外なく。
バッドエンドでも、大団円でも、千夜だけは救えなかった。
何を選んでも、それは変わらない。
選択肢を潰しても、攻略順を変えても、
彼女が生き残る結末は、最後まで存在しなかった。
──そして、目が覚めた。
気づけば俺は、あのゲームの中にいた。
いや、それよりも――あの世界そのものに転生していた。
俺の身体は、氷のくノ一“雪乃”のものになっていた。
彼女は千夜の先輩であり、最強格の実力者。
そして今、俺はその姿で、この世界に立っている。
千夜を救うために。
彼女の運命を、もう一度なぞらせないために。
性別も、過去もどうでもいい。
この命を、彼女を守るためだけに使い切る。
この世界に“本当のハッピーエンド”がないなら、
俺が、それを作り出してやる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:11:31
5801文字
会話率:17%
ご都合主義のハッピーエンド。
大団円、ざまぁなし、作中作あり。
ラブラブカップルがイチャイチャするだけ?
妹も悪い子ってほどでもありません。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2025-05-05 19:58:13
3374文字
会話率:54%
病弱な妹を溺愛する婚約者。
十回目のデートのドタキャンでついにキレた彼女は、予想外の行動を起こす。
果たしてこの騒動の結末はどうなるのだろうか。
*妹ちゃんは良い子です。
*元サヤではありません。
*一人を除いてみんな幸せになりま
す。
*ざまぁは一人にだけほんのりとです。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 22:03:41
3081文字
会話率:59%
愛されないと思ってたら意外と愛されまくってたでござるの巻。
あるいは自分が可哀想だと思っていたら意外とそうでもなかったでござるの巻。
そんなお話。
兄妹格差とか虐待とかブラックなお話を挟みますが、しっかりと一部を除いたみんなで幸せにな
りますのでご安心ください。
自分可哀想症候群も今までの環境から距離を置くと治るかもねってお話。
でも実際、可哀想な兄妹だからもっと周りに目を向けてもっともっと幸せにおなり……!
なんでも許せる方向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 12:09:44
4253文字
会話率:25%
乙女ゲームに転生?
悪役令嬢を断罪し、大団円?
ハッピーエンド?
ヒロインのその後は?
最終更新:2025-05-03 18:40:00
15156文字
会話率:50%
自分の商会を持つという念願の計画を目の前にしていた伯爵令嬢・ソフィア。
しかしワガママ王子のせいで領主をやっていた兄が留学に行くことに。
つまり、私は、兄がいない期間、めっっっっちゃ面倒くさい領主代理をやらなくちゃいけない!?商会のこ
としか頭にないソフィアに降りかかる横槍の数々。
「仕事よりも学園生活よりも私は商品開発をしたいのよ!」
時々見る不思議な〈夢〉からヒントを得て、現れる難題なんぞ木っ端微塵にしてやるわ!破天荒…とまではいかない系令嬢は我が道を行くことを決意するが…!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 08:26:26
37703文字
会話率:54%
ふた昔くらい前の、王道定番ベタベタな恋愛漫画。あれは定番だからこその楽しみ方があるわけなんだけど、自分が転生してみたら、定番って結構、大変なものでした。
(ヒーローとヒロインの視点が交互に変わります。読みにくかったらごめんなさい。定番ほのぼ
のハッピーエンドです!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 20:00:00
9243文字
会話率:39%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私は、ざまぁ回避のため、まじめに生きていた。
でも、ヒロイン(転生者)の嫌がらせがひどい!
彼女の嘘を信じた推しから嫌われるし。無実の罪を着せられるし。そのうえ「ちゃんと悪役やりなさい」⁉
シナリオ通りに進
めようとするヒロインからのハラスメントには、もう、うんざり!
私は私の望むままに生きます!!
⚠途中、視点が変わります。サブタイトルをご覧下さい。
⚠本編+番外で4万字ほどの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 07:20:00
42454文字
会話率:41%
夢で見た『アデライト』の物語を書いたが、アリスはそれを誰かに読ませるつもりはなかった。
けれどその物語をこっそり読んた兄が、アリスに一人の画家を紹介する。
※※※
本編の後日談。ほぼアリスの物語。全三話です。
蛇足、あるいは二次創作(
どちらも渡里が書いてますが)と感じられる方もいると思いますので、本編からの大団円が苦手と感じられる方は、ご注意下さい。
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 21:55:22
5291文字
会話率:40%
アデライトは婚約者である王太子に無実の罪を着せられ、婚約破棄の後に断頭台へと送られた。
……だが、気づけば彼女は七歳に巻き戻っていた。そしてアデライトの傍らには、彼女以外には見えない神がいた。
「見たくなったんだ。悪を知った君が、どう生き
るかを。もっとも、今後はほとんど干渉出来ないけどね」
「……十分です。神よ、感謝します。彼らを滅ぼす機会を与えてくれて」
※※※
冤罪で父と共に殺された少女が、巻き戻った先で復讐を果たす物語(大団円に非ず)
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 22:55:32
93338文字
会話率:43%
ある日突然、大好きな乙女ゲーム『永久に咲くたまゆらの恋』、通称「ゆら恋」の世界に転移してしまった女子高生の戌井凪。異世界に来て早々チンピラに絡まれてしまった凪を助けたのは、最推しの攻略キャラクター・小龍だった。
動揺のあまりうっかり彼の秘密
を喋りかけた凪はそのまま小龍にさらわれてしまう。自らの素性やゲームで得た知識を喋ることで小龍の興味を引き、なんとか命の危機は脱することができた凪。だがその代わり、ペットとして小龍に飼われることに。
はたして凪は、無事元の世界へ戻ることはできるのか?
カクヨム、ハーメルンにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 21:55:44
87593文字
会話率:47%
この世界では6つの大陸があり、それぞれの大陸には様々な国が存在していた。
その中の一つ、浮琉(フリュウ)大陸に属する碧(アオ)の国では海を跨いで向かいにある、琵城(ビジョウ)大陸の咒(ジュ)の国の“魔族”と呼ばれる者たちとの戦が繰り広げ
られていた。
戦は苛烈を極め、その渦中にいた浩然(ハオラン)は戦場にて、浩然(ハオラン)の実の兄の弟子である晨曦(チェンシー)に見守られながら命を落とした。
浩然(ハオラン)は、自身の体の不自由さによる今までのやり残したことを後悔し、嘆いた。そして、こう願ったのだ…。
「もう一度…もう一度だけ、やり直したい……!」
そして、彼は再びこの世に生を享けたのだった。ーーー 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 18:02:33
7471文字
会話率:28%
魔王と化した女神は泉の村も王国も破壊し尽くした。勇者パーティーが魔王を討伐に立ち上がるが、その結果は?魔王になった女神のその後を語る大団円。
おなじみのおとぎ話「金の斧、銀の斧」にインスパイアされて書いた短編。シリーズ第九弾。
最終更新:2025-01-15 12:10:06
2260文字
会話率:33%
レクセディアに住む平凡な学生ルナセオは、人よりすこし呑気なことなかれ主義。争いごとはすこし苦手。それなのに、ある夜の帰り道、同級生のラゼと遭遇したことで、彼の平穏な日常は終わりを告げた。
勧善懲悪の物語を強要された少年は、果たして大団円の結
末にたどりつくことができるのか。
※別視点の物語と同時連載です。2章9話は8/23~毎日0時更新となります。
※Pixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 00:00:00
200090文字
会話率:53%
英語が苦手な受験生、物理学者、宇宙飛行士、闘牛場管理職、ラリードライバーとナビゲーターが、それぞれ聖女召喚される5編と、解決編・マカオのディーラー召喚を追う、計6編を短編集にしました***ジョークがきついJK以外は、珍しい職業の女性が聖女召
喚されます。状況がどうであれあくまで自分を貫き、事態を自分のフィールドで再構成してしまう人々のオハナシです***この短編集は、一度完成をあきらめ、宇宙飛行士編のみを投稿した時、他のストーリーも読みたいと言ってくださる方がおいでで、よーしがんばっちゃうぞ、と思って粘り倒しました。解決編にサンダース少佐が顔を出しているのは、みなさまへのお礼です***大団円に持ち込むために、デウス・エクス・マキナという演劇手法を借用しましたので、カテゴリーはハイファンとなりました。デウス・エクス・マキナとは、時の神という意味で、お話が混乱して行き詰った時に、神が登場してすべてがうまくいく、というまとめ方です。実例を見たい方は、坂東玉三郎主演の「天守物語」がわかりやすいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 10:39:12
57615文字
会話率:41%
生まれつき病弱で、病院へ入退院を繰り返していた鈴木菜緒は、ホラーゲームの世界で目を覚ました。
どうやら自分は、村の為に身を捧げ一生を終える薄幸の美少女(紗世)に転生したらしい。
死ぬことはちっとも怖くない。それはいつだって身近にあった。
た
だ、何も成し遂げられずに死ぬことだけが怖い。
せめてこの世界が無事エンディングを迎えられるように、大団円で終わるように、紗世はそれだけを願って吊り橋効果満載のホラーゲームを突き進む…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 01:52:31
116695文字
会話率:31%
幼い頃、実の両親を亡くしたミリー・アレルダリスには、血の繋がらない侯爵と子爵の兄がいる。どちらの兄も優しいけれど、当主であるアレルダリス侯爵である兄には少し困っている。自分で探しておきながら、ミリーの婚約者候補をあれが悪いこれが悪いと、初顔
合わせ寸前で全て遮断するのである。自分にも伯爵令嬢の婚約者がいるが、ミリーが幸せになるのが先だと一向に結婚しようとしない。
ミリーは、侯爵の兄と彼の婚約者のためにも、子爵の兄と侯爵家を出ようと決意するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:22:29
6253文字
会話率:44%