おれの名はムライ・コナー。三十五歳、4tホバー・カーゴ運転手。久しぶりに荷物を積んで走った高速道路で大変なことが起きた。目の前に白銀の甲冑を纏った女の子が現れたんだ。衝突した瞬間おれは意識を失って、目を覚ました先でその女の子は物騒な左腕を向
けてこう言った。「おまえの頭にあるマシン回路を回収する。死ぬ覚悟はできているか?」と……。
いつかの時代のとてもふしぎなお話。報われない魂から生まれた『械奇族』のソルバはヒト族撲滅を謀っていた。やがて迫り来るこの星の危機に、主人公ムライ・コナーとギュルコはどう立ち向かうのか。全二十一話挿絵つき。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 06:07:11
68910文字
会話率:36%
とある惑星リエントでは、人類はバグという人の命を脅かす驚異と共に生きていた。
リエント北部をバグの魔の手から防衛しているD機関で生まれた双子の兄妹クノとシノは、生まれた直後には外界から隔絶されて、将来バグを殲滅する英雄になるようにと、特殊
な教育や訓練を強いられていた。
満足な食べ物も与えられず、訓練では失明しかけたり、骨が砕かれそうになったりと、毎日が命懸け。周囲の大人である機関の職員達は自分達を道具のように扱い、信用できるのは修羅場を隣で一緒に生き延び続けた兄妹の絆だけ。
そんな2人が7歳になった時のこと。
機関の代表を務める実の父親エクラシーは、英才教育をしてきた割には、強いものの最強には至れない中途半端な戦闘力のまま、成長が見られなくなった自分の息子と娘に見切りをつけた。
これ以上は訓練費用と時間の無駄・邪魔・不要と判断されて、クノとシノは廃棄処分と称され、捨てられることとなった。
リエント全体を統括している政府防衛省に連れていかれた2人は、殺されるのを回避するために抵抗をした結果、備えていたその戦闘能力と鍛え上げられた肉体を披露することとなる。
その力が政府に認められたクノとシノは、バグと戦うために改造された新人類賢者に加えられることとなった。
こうして、今度は人類を守るために命を懸けて戦うことになったクノとシノ。
新たに得た生活も戦い、命懸け―
そして、これすらも、エクラシーの思惑通りだった。
お互いが生きるため以外に戦う理由もなく、逃げることも許されない。
だが、そんな不幸でしかなかった兄妹が賢者になった途端に光が差していく―
同居人であるメイドのベルウィンとの出会いを皮切りに、ようやく【人】として扱われるようになったクノとシノは、自分達が戦う理由・守りたい存在を少しずつ見出し、信頼できるものを増やしながら戦っていく。
これは―そんな彼らや、共に戦う賢者たちがこの星からバグを滅ぼすまでを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:57:43
529235文字
会話率:23%
十一歳の誕生日を迎えた華奈(はな)は、学校の帰り道で、すてきなペンダントを拾います。
それは突然光って温かくなる事があり、その度に華奈の望む事が起きていて「こんな不思議な力を持つ素敵な物を、落とした人はきっと探している」と元の場所へ戻しに行
きます。その時、手のひらサイズの、別の世界から来た少年と出会い、華奈は彼を家へ連れて帰りました。
ペンダントはシオンが課題のため、困っている人を助けたり『良いこと』をしたら生まれる『力』を貯めるためにあるのだと聞きます。自分が持っていたことで、知らないうちにその力を使ってしまったのだと知った華奈は「なんとか彼の力になりたい」と、協力を申し出ます。
そして華奈はシオンを筆箱の中に入れて、一緒に学校へ行くことに。
休み時間にはできるだけ人のいない所で外に出してあげる約束をして、何とかシオンが他の子達にバレないよう生活する中、二人は一つの大きな事件を解決しました。そして、華奈はシオンとの生活を通して、様々なことを学んでいきます。
週末。シオンと華奈は、良いことをするため近所の公園をめぐっていきます。大きな公園の入り口で休憩している時、ボールを追いかけてきた小さな男の子が道路に飛び出してしまい、華奈はそれをかばいトラックにはねられてしまいます。
その時、華奈がペンダントを持っていたので、男の子を助けたことが「良いこと」として、沢山の力がペンダントへ送られました。シオンが元の大きさに戻り、なおも増え続ける力にペンダントはひびが入り壊れてしまう。けれど、新しいペンダントがシオンの世界から送られてきて、それに力を移す事で力をコントロールすることができるようになり、華奈の怪我も無事治りました。そして課題をクリアしたのだと告げられ元の世界に戻ることになったシオンは、ヒビの入った物を華奈に渡し、元の世界へと帰っていきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 00:03:49
41369文字
会話率:46%
夜中の高速道路をバイクで走っていた小合克己は前を走る車からミサイルを撃たれた
「殺す気か!」
{狙って撃って来とるさかいそうなんちゃう?}
航行コンピューターとして生まれ変わった彼はAIと漫才しつつ宇宙を駆ける
最終更新:2024-07-28 00:00:00
624743文字
会話率:62%
気がつくと男は見知らぬ街にいた。
東京なのは間違いないのだが、どうも景色がおかしい。
木造やらバラックやら、高いビルもないし空が広い。
道路を走っているのは、クラシックカーばかり。
近くの店で新聞を見ると――日付はなんと昭和38年
。
財布の中の金は使えない、着の身着のまま。
カバンの中は、ネットにつながるはずがないスマホだけ。
衣食住、すべてをなくした時間渡航者のオッサンは生き延びることができるのか。
某所に投稿した作品を全年齢用+R15に構成し直したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 07:00:00
1367080文字
会話率:38%
主人公の青年は子供を助けるために道路へ飛び出し、トラックに轢かれてしまう。
気がついたら神様を名乗るおっさんが目の前に現れるが……?
最終更新:2024-07-26 15:54:23
2335文字
会話率:45%
例えば、自分の目指す物。やりたい事。なりたい自分。そうした物を持っていて、それを目指して頑張って来たけど、ある日突然、自分ではどうする事も出来ない事により、その全てが叶わぬ物になってしまい、自分さえも見失ってしまったなら、どうすれば良いので
しょうか。
夢を無くした鉄道マニア小岩剣は、そんな事を思いながら、かつて、世話になった者達を頼って群馬県にやって来てみると、彼らは皆、鉄道から車に乗り換えて活動していた。
かつて、小岩剣の面倒を見ていた三条神流は、小岩剣に群馬の現状を見せ付けつつも、彼らと一緒に過ごす中で、小岩剣は徐々に車の世界へと向かって行くのだった。
※この物語はフィクションであり、実在の地名、団体とは一切関係ありません。
公道での乗用車による高速・危険走行は生命に危害を及ぼします。
作中での行為は絶対に真似をしないで下さい。
自動車を運転する際は道路交通法を遵守し、安全運転を心掛けてください。
また、サーキット走行に関する描写は、岡山国際サーキット及び、筑波サーキットの走行規程を元にアレンジした物です。
実際のサーキット走行時には、サーキットごとに定められた規程に従って走行してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 17:06:33
100255文字
会話率:34%
※この物語はフィクションであり、実在の地名、団体とは一切関係ありません。
公道での乗用車による高速・危険走行は生命に危害を及ぼします。
作中での行為は絶対に真似をしないで下さい。
自動車を運転する際は道路交通法を遵守し、安全運転を心掛けてく
ださい。
長野県から群馬に逃げ帰った三条神流は、どうにか群馬で再出発を試みるも、長野で受けた扱いによる後遺症から、引きこもり状態になってしまう。
その最中、幼馴染で腐れ縁の松田彩香にGR86で拉致され、叱咤激励を受けた三条神流は、GR86に乗る松田彩香に憧れ、自らもスポーツカーを購入し、走り屋の世界へ飛び込む。
やがて、三条神流は松田彩香と共に、モータースポーツの世界へと進出して行こうとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 08:45:23
137793文字
会話率:33%
三宅町市は令和の大合併で、山を越えた白上市と合併した大きな町。
しかしながら、三宅町と白上の合間には、伊地山と二ノ山からなる急峻な山岳地帯があり、この合間を縫うように流れる美奈川渓谷に沿って走る三宅町鉄道と、トラックやバスも走れない片側1
車線の道路。トンネル工事やバイパス工事も試みられるも、厚い岩盤、破砕帯、大規模災害誘発により、令和の今、そのような計画は立ち上がらない。
結果、同じ町なのに、陸の孤島が生まれた妙な町になってしまった三宅町市。
ところが、白上は石灰岩やセメントの産出地。更に、白上ダムや発電所のため、多くの人が住む町。
貨物輸送や人為輸送のため、鉄道は欠かせない。
そんな街に、HONDA CT125ハンターカブに乗って、夢半ばにして挫折し、第二の人生を歩むため、水沼カイはやって来た。
両親無し、友達無し、親戚無し。
ただ、この町の富豪の家令に招かれて、やって来た。
そして、水沼カイの新しい生活が今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 13:23:04
68507文字
会話率:32%
「小昼井ミト。あなたは死にました」
道路に飛び出した柴犬を助けたら、代わりに轢かれて死んだ。
女神は俺にこう言った。
「善なる魂を持つあなたを転生させてあげましょう」
来世は物覚えのいい人間になりたいので、そうお願いしておいた。
する
と、女神は俺に『模倣魔法』という力を授けた。
剣技も魔法もテーブルマナーも、一度見ただけで完璧にコピーできる。
俺だけの、便利な魔法だった。
ある日、闘技場で剣聖と賢者の決闘を観た。
闘技場を出る頃には、俺は二人の技を使えるようになっていた。
ついでに、聖女の魔法もコピーしてみた。
これで、三聖人をコンプリートだ。
え、新たなる三聖人を決める試験を執り行う?
それさ、俺一人で十分じゃないですかね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 08:01:34
82406文字
会話率:27%
高校生の原田幸直は、幼い頃兄の高校の学校祭で食べたクレープに魅了され、クレープ道を日々邁進している。
そんなある日、自身の学校祭のクラス模擬店で、アルバイト先の店長・水木が、あの日のクレープを作った〝妖精さん〟だということが判明する。
妖精
さんに無自覚で初恋を抱いていた幸直は、それを無自覚のまま水木を師匠と呼び、弟子になると宣言した。
しかし水木は憎々しげに拒否する。
だが幸直は諦めない。必ず弟子になるという思いを持ちながら、バイトに精を出す。
後日、ある妻子連れの客と水木が気まずい雰囲気になってしまうのを見た幸直。
以前、道路横断の介助をしたことで知り合った水木の祖母に相談してみる。
それをうけてか、祖母は翌朝水木に、幸直が案じていると伝えた。
水木は余計な着回しを、と思いながら、幼い幸直と出会った時のことを思い出す。
落ち込んでいた当時の自分を掬い上げてくれたことには感謝しつつ、それでも他者をどうしても信じられない彼は、翌日幸直と話をすることに決めた。
翌日、バイト終わりの幸直は水木に呼びとめられる。
撒き餌代わりに水木が作ったクレープを食べながら、幸直は水木が他人を拒絶する最たる原因を聞くことになった。
水木は新卒就職先のパティスリーにて、嫉妬に駆られた先輩からの酷いモラハラ、その先輩から脅された後輩からの意図せぬ裏切りに遭った。
それで心が折れ退職し、祖母の元に帰ってきたのだ。
その後輩というのが、先日の親子連れの父親である。
それを聞いて、幸直は初恋をはっきりと自覚した。
幸直は、恋心があることも白状しつつ、それでも弟子になりたい、絶対に裏切らないと告げる。
しかし水木は首を縦に振れなかった。パワハラと裏切りのトラウマは根強い。
どうしても弟子になりたいなら、と彼が出した4つの条件に、幸直は一も二もなく頷いた。
幸直はこの条件を達成する自信があったのだ。
それから数年後。幸直の専門学校卒業式の日に、水木は彼の本気を知らしめられることになるのだった――……。
原田幸直(はらだ ゆきなお)
高校1年生。
幼い頃に食べたクレープが忘れられず、クレープフリークとなった。
父方の遺伝で見た目も体格もゴツい。
水木裕斗(みずき ゆうと)
幸直がアルバイトしているクレープ店の雇われ店長。
過去のトラウマで他人には無愛想になってしまう。
中肉中背。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 19:00:00
64231文字
会話率:30%
辛辣な感想に激怒して大量殺人を行った男の話し。
コロン様主催企画「菊池祭り」参加作品です。
最終更新:2024-07-19 13:00:00
1489文字
会話率:54%
突然ゾンビパニックが起きた時、あなたの家にゾンビを倒す事ができる武器はありますか?
生存者に載せてある「逃げなくちゃ」を加筆した作品です。
エブリスタにも投稿してます。
最終更新:2024-06-18 13:00:00
2236文字
会話率:16%
あー土砂降りの雨降らないかなぁー。
夏のホラー2023参加作品です。
最終更新:2023-08-24 09:00:00
443文字
会話率:0%
私が8才の頃、祖母が亡くなりました。
突然だったので、とるものもとりあえず、父の運転する車で祖母の家へ向かいました。
祖母の家は、本当に山奥。
森の中の、まがりくねった道路を通ってたどり着くような場所で……
最終更新:2024-07-17 08:00:00
1669文字
会話率:15%
知り合いのAさんから聞いた話です。
会社からの帰り、Aさんが夜道を歩いているときに、あるものを見つけました。
道路脇におかれていたのは、底30×30センチ、高さ60センチほどのガラスケース。
中には、京人形が収められていました。
長
い髪をたらした、女の子の人形……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 08:00:00
2208文字
会話率:6%
I県に住む横谷健一さんは高校生の頃、占い師に見てもらった経験があります。
学校の友達とボーリングをして、さあ帰ろうかとなったとき、道路脇に小さな机をおいて、座っている人がいました。
「あのことを占ってもらえよ」という友達の言葉に、イヤそ
うな顔をしながらも、健一さんはドキドキして男性の前に座りました。
「えーと、占ってほしいんですけど」……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 08:00:00
2021文字
会話率:11%
公共交通機関は一日に五本走るバスだけ、周囲を山々に囲まれていたため町の南東にある道路が塞がれば孤立状態になってしまう。陸の孤島とも呼べるようなとても閉鎖的な場所。そんな町を舞台に繰り広げられる、愛憎劇。
最終更新:2024-07-15 18:00:00
25247文字
会話率:48%
道路に落ちた麺を女の子に食べさせていじめているように見える若者のグループを見かけました。
まだあどけなさが残る少女が、粗暴な青年に痴漢されてしまう…。
そしてどういうわけか私は彼に再会し、今、彼はシュガー・デディに売られそうになってい
ましたが、彼はシュガー・デディを殴り、友達と口論し、私はその女の子を助け、彼女を私の家に連れて行きました。
私は彼を私のパーソナルアシスタントにしました。もちろん、私は漫画家なので漫画を描くのを手伝ってくれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 23:10:00
21057文字
会話率:34%
ある日、SNSにこんな主張が投稿された。『女性ばかりが赤信号で止められる!これは女性差別だ!』ここでいう『赤信号』とは、自動車を運転中に遭遇する、道路上にある、あ・の・赤信号のことらしい。投稿主曰く、旦那の運転する車に同乗する時はほとんど信
号に引っかからないのに、自分が車を運転する時はきまって赤信号に引っかかるというのだ。それを投稿主のリアル友人に話しても「そうだそうだ」と同意してくれたらしい。私は、それはおかしいと思い反論してみるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 14:13:49
1908文字
会話率:36%
噂によると、〈!〉単体の道路標識は、『この先、幽霊が出るので注意せよ』ではなかったか?
出張の帰り。おれは先輩から重要な契約を結べなかったことで責められた。
叱責はエスカレートするもんだから、さすがのおれも頭に血がのぼり、首を絞めて殺して
しまう……。
先輩の遺体をトランクルームに押し込んだおれは車を走らせるしかなかった。
もう後戻りはできない。かくなるうえはこの先のどこかに遺棄するしかない。
そのうち寂れた田舎道の路肩に、例の標識を眼にする。
〈!〉だ。警告標識だった。ただし、下の補助標識には『ハルパゼイン注意』とあるのが謎だったが……。
今さら引き返せないんだ。このまま行くしかない。
そのうち道路は行き止まりに着く。そこには聳えるばかりの大木が立っていて、得体の知れない羽音が聞こえるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 15:01:44
9154文字
会話率:13%
弱さを抱える優しさを持つ青年は、強さを秘める優しさに憧れていた。ある日、学校の帰り道に青年は道路に落ちていたウサギのぬいぐるみを見つける。人間のように言葉を使い、宇宙人を名乗るそいつは何でも願いを叶えられると話す。願いを現実にする力を手にし
た青年はどう生きる?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-12 19:02:41
10109文字
会話率:60%
U.S. Route 66はアメリカの旧国道で、1926年〜1985年まで存在した。現在でも66という数字を引継ぐ道路が数多く存在している。
最終更新:2024-07-11 15:29:46
503文字
会話率:0%
ツーリング中、目的地までの海岸沿いの道路が台風で通行止めになり、迂回した山間部でも激しくなった風雨で進めなくなった私は、ジムニー乗りの男性の家に泊めてもらう事になった。
最終更新:2024-07-09 19:56:48
14868文字
会話率:47%
深夜、コンビニに出向いた俺はそのまま夜道を散歩することにした。
歩いていると、人通りのない道路で信号機を見つける。
この時、俺はふと思った。
人も車もない今の状況で赤信号を無視するのは悪いことなのか、と――
最終更新:2024-07-09 16:40:11
2455文字
会話率:2%
街に怪物が現れた。怪物はその恐るべきパワーで次々に車や道路を破壊する。
人々が逃げ惑う中、一人だけ全く緊張感がない男がいた。
「なにこれ? 超リアル! 映画の撮影?」
怪物ものんきに近づいてくる男に気づき、次の標的に定めて襲い掛かるが…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 18:35:43
2751文字
会話率:54%
大学二年生の【夏樹歩】は梅雨の時期、決まって実家に帰省する。それは彼にとってその季節がとても思い出深いからだ。
連日雨が降り止まぬ中、傘を差した歩は駅に向かって足を進める。その道中、彼は道路の向かい側で見覚えのある少女を見つけた。
黒髪に黒
い制服を着た高校生ぐらいの少女。その少女に目を奪われた歩は彼女に近づき、意を決して声をかけた。人生の初のナンパであった。
ナンパに成功すると歩は少女と一緒に歩き始める。近くの商店街から少女が通う高校、ゲーセン、カラオケ、本屋など色々な場所を巡る。
楽しい時間を過ごしていけば、いつの間にか夕刻となり二人は公園で話を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 00:40:21
5094文字
会話率:40%