「小昼井ミト。あなたは死にました」
道路に飛び出した柴犬を助けたら、代わりに轢かれて死んだ。
女神は俺にこう言った。
「善なる魂を持つあなたを転生させてあげましょう」
来世は物覚えのいい人間になりたいので、そうお願いしておいた。
する
と、女神は俺に『模倣魔法』という力を授けた。
剣技も魔法もテーブルマナーも、一度見ただけで完璧にコピーできる。
俺だけの、便利な魔法だった。
ある日、闘技場で剣聖と賢者の決闘を観た。
闘技場を出る頃には、俺は二人の技を使えるようになっていた。
ついでに、聖女の魔法もコピーしてみた。
これで、三聖人をコンプリートだ。
え、新たなる三聖人を決める試験を執り行う?
それさ、俺一人で十分じゃないですかね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 08:01:34
82406文字
会話率:27%
周囲に三つのダンジョンを抱える街、コルディエ。その街で冒険者として生きる少女ノアには、人に話せない秘密が二つあった。ひとつは模倣魔法が使えるということ。そしてもうひとつは、罪人の印を有すること。ある日彼女は、ダンジョンの中で一人の青年と出会
う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 13:33:49
47209文字
会話率:23%
多種多様・千差万別の魔法が存在する世界リユース。その中の国家に虎狼の国と呼ばれた大国《バルドフェール》があった。
この国の王族に求められるのはただ一つ、一流であることだ。そしてその国に一人の王族が生まれた。その男の名は『トウマ』
大国《
バルドフェール》の王子だ。誰もが、この国の次代の王になるものだと信じてやまなかった。魔法が発現するそれまでは...
発現したのは模倣魔法。読んで字のごとく、模倣・真似ることが出来る魔法だった。
当代のバルドフェール王を筆頭に多くの貴族たちが『トウマ』王子の模倣魔法を、所詮は猿真似の域をでない三流の魔法だと蔑み認めることはなかった。
そして王とトウマの間に決定的な溝ができる出来事が起きた。第二王子の存在だ。第二王子の魔力と魔法は、歴代の王と比肩しうるほどの魔法であることが判明したのだ。
これにより、次代の王はトウマではなく第二王子へと移ることとなり、『トウマ』は王族の身分を剥奪され追放されることになった。
身分も住む家も失ったトウマに残されたのは、三流と蔑まれ追放される原因となった模倣魔法のみだった。
しかし、トウマは落胆していなかった。この王の為に生きることはしない。自分は自分の道を歩むんだと、幼い時に見た夢のお陰で進む道がわかったのだ。
模倣魔法はチートだ。相手の魔法や剣技などを見れば模倣ができる。それは多種多様・千差万別の魔法を使うことが出来るということだ。
魔物が蔓延る世界、貴族・王族は選ばれた人間だと考えている阿呆な連中を相手に、模倣魔法を駆使して成り上がる?チート物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 08:00:00
28540文字
会話率:40%
人モノマネ上手なユージが、神様のいたずらで異世界転生。
勇者の真似して異世界を満喫していく、ほのぼのストーリー
最終更新:2019-08-15 02:15:08
1053文字
会話率:0%
目が覚めると青空の下、見知らぬ世界に転移していた青年、比嘉燈夜。変わらない日常を望んでいた青年を襲う異世界という非日常を、人の技や魔法を模倣できる力『模倣魔法』を使って生き抜いく。 右も左も分からぬ異世界で、彼は生き残ることができるのか!
最終更新:2016-07-08 07:16:00
624文字
会話率:0%