我々の住む世界とは別の世界。
幼いころ、家族を殺されショックで狂戦士病を患った少女、イリアナ。
一度激情に駆られると見境がなくなり暴れまわる始末。失敗ばかりで自信を失い、復讐どころか成長の糸口でさえ見つからず、悶々と日々をすごしてい
た。
ひょんなことから、かつて世界を救うために異世界から召喚されたとされる『つがいの魔人』と名乗る、ミミズクのぬいぐるみが目の前に現れた。
そして、魔人たちが告げる驚愕の事実。
「俺達が世界を滅ぼそうとしている。それを阻止するために力を貸してくれないか」
彼らとの出会いが、そして仲間との出会いが、イリアナの運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 02:00:00
572826文字
会話率:36%
我々の住む世界とは別の世界。
幼いころ、家族を殺されショックで狂戦士病を患った少女、イリアナ。
一度激情に駆られると見境がなくなり暴れまわる始末。失敗ばかりで自信を失い、復讐どころか成長の糸口でさえ見つからず、悶々と日々をすごしていた
。
ひょんなことから、かつて世界を救うために異世界から召喚されたとされる『つがいの魔人』と名乗る、ミミズクのぬいぐるみが目の前に現れた。
そして、魔人たちが告げる驚愕の事実。
「俺達が世界を滅ぼそうとしている。それを阻止するために力を貸してくれないか」
彼らとの出会いが、そして仲間との出会いが、イリアナの運命を大きく変えていく。
ぶつ切り投稿の小説を読みやすくまとめたものです。若干誤字や、わかりにくい表現を修正した程度で、大きな変更などはしていません。
シーンごとに区切っているので、長さもまちまちです。
アップも完全不定期となりますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 02:00:00
174945文字
会話率:35%
自分の悩みも、
世界中で困っていることも、
悩みはなんでも、
糸口をみつけることが、大切だ。
始まりはちっぽけな点が、
広がって、恐怖にかわる。
始まりの点が見つかれば、
恐怖もこわがらずに向き合える。
…と思っている。
最終更新:2020-02-17 20:12:09
454文字
会話率:7%
(あらすじ)
ハノーファ朝成立とともにイングランドを簒奪したハッペンハイム家。
植民地からの莫大な財は、産業革命をもたらした。
傀儡ジョージ2世の崩御を機に、次代の王はユダヤ勢力から距離を
置こうとしていた。
生産をすべて禁じられていたが
故に、ユダヤ貧民から主要財産である
小さな宝石が何者かの襲撃により収奪されていた。
しかし、ユダヤ宝石カルテルはその証左どころか五里霧中であった。
弱冠15歳にして公女シオンの接待を任されたのちに金融帝国を創立する
田舎者の青年ハイヤーハムシェルは、とあるきっかけで事件の糸口を見出す。
奪われた宝石は鑑定されないルート、すなわち貧乏人の銀行「懐中時計」
の部品として質屋で捌かれていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-05 09:02:27
62154文字
会話率:18%
売れない若手芸人山口拓也は、超常現象番組のレポーターとして霊の出るトンネル内に入って行く。その生放送中、出演者や視聴者から拓也の傍に霊が現れたとスタジオは騒然となった。
拓也の遠い先祖、作蔵は霊媒の能力を持っていた。霊たちの希望を叶える
ため、霊媒の力を秘めた拓也に協力を願う。
幼い娘沙紀と二人暮らしの竜次。娘の通う保育園の佳苗先生にほのかな恋心を抱いている。竜次と佳苗は次第に気持ちが近付いていくが、沙紀の背後に魔物の影がちらつく。不思議な現象や不幸が沙紀の周りに起こっていく。
色んな思いを抱いて魂はこの世を去ってゆく中、一つの魂がこの世に降り立った。引きずられるようにして複数の魂が、この世に残した思いを家族や関係者に伝えるべくやって来る。
一人暮らしの男性が急逝した。通帳や印鑑、家の権利書など、重要な書類は金庫やパソコンの中に入っている。しかし開ける術が分からない。知っているのは故人のみ。家族は困惑する。
強盗殺人事件で容疑者が浮かんだが、彼は犯人ではなかった。故人は難航する事件の糸口を伝えるために、刑事の体に入り込む。
三十年振りの同窓会を企画した男は、数か月かけて散り散りになった同級生の居所を調べる。皆との再会を楽しみにしていた男は、直前になって病に倒れる。同窓会までに命が持たない男は、友人に会の開催を委託する。
拓也の元コンビ相手は、芸人の夢を諦め実家に戻った。彼は仲間の誘いで不正な仕事に就く。心配した母の霊は拓也の元を訪れる。
拓也と竜次親子の日常の中に霊たちが入り込み、それぞれのメッセージを伝えてゆく。そこに人や霊たちの様々な人生模様が交差していく。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 11:32:55
111638文字
会話率:43%
エンディングを見ずに離れていくプレイヤーが続出した事から終わりなき物語と有名になったゲーム『レトワール戦記』。
その原因はラスボスの魔王インディゴの負けイベやバグを疑うほどのチート急の強さにあった。
製作者はゲームの仕様の一点張りで、どんな
にレベルをあげても装備を整えても...決して倒れる事はなかった。
発売されてから一年が経った今でもクリアする者が出ないこのゲームに未だにハマる信楽浩太は突然、レトワール戦記の世界に転移していてよりにもよって飛ばされたのは魔王インディゴの間。
「よく分からんな...仕方ない、殺すか」
「早く逃げて」
勇者ではないし戦う意思もない事を伝えたのに殺しにきた魔王インディゴから狙ったように浩太を助けにきたのは彼の最も好きなキャラクター、勇者リオン=ブレイブだった。
リオンのパーティーの仲間も合流し、最終決戦が始まろうとしてしまう。
絶対に勝つことが出来ないと分かっている浩太は共に戦ってきた大好きな仲間のために浩太は何とか止めようと頭を働かせると...ふと先日偶然発見したあるブログを思い出す。
それは『痛くて危険な魔王討伐はもう古い!?』というたまたま見つけたレトワール攻略の糸口を見つけたかもしれないブログで______
戦わなくても魔王に勝てることを証明してみせる
これは今やファンも数少ない伝説のゲームにハマり続けて何故かゲームの世界に転移してしまった信楽浩太が謎のブログをきっかけに魔王討伐ではなく魔王領を活気溢れる国にするという目標を持ってリオン達と最高の国を作り上げる...まだ誰も見たことのないエンディングを見る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 23:00:00
27887文字
会話率:39%
主人公、真斗は列車内に閉じ込められてしまった。
ただの列車ではない。乗っていたはずの乗客がいなくなり、窓の外にはねじ曲げられた星空と点在するオーロラが広がっている。この世のものとは思えない異様な列車だった!
そして目の前にはこの世界の住人だ
と名乗る少女。
真斗は少女とともに脱出の糸口を見つけ出す!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 08:00:00
8636文字
会話率:28%
「夏のホラー2019」この世の中、理不尽はとことん理不尽。でも人が認めてくれてこそ得られるご褒美を貰える少年を描いてみたかったのです。どうあがいてもどうにもならない時が多いけどせめて物語の中だけでは凛とした存在が、際限なく優しい少年が笑顔と
なる様な話としたくて書いてみました。ふと見過ごす日々にその糸口があるかも知れませんね。大事な人は誰ですか。その方が存命ならばお茶菓子でも持って話に行きましょう。あと数話書こうと思います。
★タイトル:あやしい奴らにゃ秘密がある。世界を凌駕する空前絶後のミラクルジャンプは 令和 の世を自由自在に一切合切ひっくるめて跳ぶ‼︎ に連なる1時間で書き上げた短編です。 お楽しみ頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 00:31:06
2682文字
会話率:11%
西暦2079年、太陽から発せられた大規模太陽風「コロナストーム」は、地球に甚大な被害をもたらすと同時に、「コロナクリスタル」と呼ばれる新たなエネルギー資源を生み出した。
米国を中心とした「アムレイシア自由同盟」は、コロナクリスタルの平和的
活用と諸国への分配供給を開始、世界は永続的なエネルギーと地球環境の再生に尽力し始めた。
だが、これを快く思わずコロナクリスタルの占有権を主張する者たちがいた。
世界で初めてコロナクリスタルを発見し、大量に産出する「大カスバニオン帝国」は、その占有権と鉱脈保有諸国の統一を掲げて宣戦布告。
のちに語られる「コロナクリスタル戦役」が幕を開けた。
カスバニオン帝国はコロナクリスタルを動力とした人型兵器「ヴァリアントドール」を用いて、同盟諸国を蹂躙しつつ、鉱脈資源を確保していった。
同盟軍も劣勢に立たされながらもその性能を分析し、独自のVDを開発、一気に反撃に出た。
これに対し帝国軍も主力機のアップデートで応戦、戦況はあっという間に膠着状態に入った。
それから4年後、同盟軍士官学校に通う青年・「高槻悟」は、この年で晴れて正規軍に入隊する新人だった。
最終試験は、入隊確率50%とも言われるVDでの実戦訓練。
これをクリアすれば晴れて正規軍に入隊できるが、突如帝国軍が襲撃。
帝国の狙いは同盟軍の若きパイロット候補生を皆殺しにする事。
混乱する訓練生たちたちだが、悟の一声で一致団結、破天荒ともいえる彼が編み出した作戦で帝国軍を撃退、勝利を収めた。
これは、後に「戦術の軍神」と呼ばれることになる悟が戦場で幾多の出会いと別れを経て、真の平和への糸口を模索していく戦場群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 16:38:05
48401文字
会話率:36%
15万字で完結しました!
【概要】
サイコ系の学園伝奇サスペンス。
最序盤はシチュエーションスリラー系。
全体では男女バディ物です。
謎と戦慄を中心に青春と戦いが展開されます。
ラブコメやエロスも少々混在。
【あらすじ】
高校生の木徳直
人は気づくと見知らぬ部屋で手足を縛られていた。
目の前には刃物を持った謎の女、狂気のミズチ。
決死の直人は記憶を頼りに脱出の糸口を探す――。
その事件は闇の世界に巻き込まれるきっかけに過ぎなかった。
導かれる様に現れる人智を越えた敵対者達。
直人の命を賭けた暗闘が幕を開けた。
――だが事態は思わぬ方へと転がっていく。
※カクヨムにも掲載。
※挿絵あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 18:20:00
150000文字
会話率:25%
異世界転移した学校では、生徒会長の卓造が食料確保と学校に戻らない文化部の捜索のために、運動部の部長を集めて校外に調査団を送ることにした。それを眺めていたヤンキーの昭夫は、幼馴染で手芸部の瑠璃と調査団の参加に名乗りを上げる。
学校に籠城して
モンスターと戦う生徒と教師、自転車を駆りモンスターと戦うチャリ通学部隊、ちゃっかり魔法を覚えて帰ってくる漫研とイラスト部、そして勇者を名乗る謎の転校生。空間転移した学校を舞台にした、壮大な茶番劇の幕が上がる。
学校丸ごと異世界に転移した生徒たちは、襲来するモンスターと戦いながら、日本に戻る糸口を見つけるために日々奮闘するのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 12:16:19
52846文字
会話率:62%
コンビニ店員のヒロシは深夜のバイトを終え自転車で帰宅途中、路上に突如現れた巨大な石ころに衝突し、身を投げ出された。
硬いアスファルトに衝突するかと思いきや、着地した場所は見知らぬ森の中であった。
そこに現れた魔人ゴーレムにより、ここが異世界
であるということを知る。
異世界転移に詳しいと自称する魔人ゴーレムと眷属契約を交わし、元の世界へ戻る糸口を探す為に転移先である森を離れこの異世界で起きている様々な事件に巻き込まれてゆく。
旅の中、普通のコンビニ店員は普通ではないコンビニ店員であることを徐々に知ることになる。共に旅をする仲間も、それぞれに苦悩を抱え運命に翻弄される。
彼ら、彼女らに安寧の時は訪れるのだろうか?
──今、壮大な異世界物語が始まる(そこまで壮大ではないけどね)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 03:50:33
119137文字
会話率:34%
水から分かる自然の強さ、古代人はどのように対処したか。解決の糸口はあるか。
キーワード:
最終更新:2019-04-30 01:30:08
923文字
会話率:0%
高校生の榊啓介はひょんなことからクラスのトップに君臨する女子に目を付けられ、度々面倒なことに巻き込まれる。そんな中、同じく彼女に目をつけられた同じクラスにして同中の女子も同じ状況に陥り、二人の解決の糸口を探す日々が始まる。
注)こ
の作品はアルファポリスにて投稿している作品を改題して当サイトにて二重投稿しているものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 12:04:41
241文字
会話率:0%
突然前触れもなく、魔王とやらのせいで人類滅亡しかけてる世界にクラス転移された。しかも元の世界に帰れない。つらい。クラスの皆は一応強力なチート能力を持たされていたが、僕のは何故か『巫女』というもので、銀髪ロリ美少女にされた。男なのに。これは信
仰した神と交信できるという能力だったため、戦闘には参加できないから安全な後方で支援だやっほいとぬか喜びしていたら、何故か教会の人間達に命を狙われるはめに。どうにか逃げに逃げて、しかし満身創痍になっていたとき、魔王によって存在を消失されかけた邪神と出会った。邪神は復讐のため。僕は元の世界に帰る糸口を見つけるため、なにより命を救ってくれた邪神に恩を返すため。2人?は魔王討伐にむけて旅を始めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 20:13:48
1212文字
会話率:5%
信じていた親友によって、これから先の未来すら封印されて眠りについていたルキウス・ブランクスは、五千年後の世界で、再び目を覚ました。
封印を解いたのは、『同調者』の能力を持つナディア・メルセス。彼女を含めたこの世界の人間は、絶望の危機に瀕
(ひん)していた。
『アルテミス』と呼ばれるウイルスが、女性の受胎能力を奪い、人々の数が激減したためである。
それを回避すべく、《ディオス国》の皇帝は、解決の糸口とされるレヌ遺跡に眠る、『氷柱の眠り人』を目覚めさせる試みを開始した。
しかし、目覚めたルキウスを連れて帰還しようとした時だ。同じく五千年前に封印されていた青年、ピジョン・ブラッドが、覚醒した。ルキウスの封印が解かれると、連鎖的に反応を起こして、自分の封印を解く術を施していたためである。
邪な感情を抱くブラッドは、ルキウスの封印を解いた者たちに、次々と襲い掛かり殺していく。
そこに現れた少女、エティ・エメラに連れられて、ルキウスはなんとか遺跡から脱出するも、遺跡入口で待機していた青年を見るや否や、驚愕し慄く。
そこにいた青年の顔は、自分を封印した親友、シオル・ジュビリーに、あまりにも酷似していたためだ。
アル・ディールと名乗った青年とともに、ルキウスは親友が何故自分を封印したのか、それを知るために、王都《マラン》へと向かう。
そして、既に過去の亡霊と化した自身の師匠、ラキルト・トートや、『遺跡探求者』であるイファル・カシミルの協力を得て、最終的に、東の果てへと向かう。
ルキウスと行動をともにするのはラキルトと、イファル。そしてルキウスを助けるために後を追うのは、アルとエティ、それに元《ディオス国》の皇帝に雇われていた殺し屋、アガン・ティファニー。
ブラッドだけが一人で行動し、ルキウスとつがいになるべく、後を追い続ける。
東の最果てへと辿り着いたルキウスは、そこに建てられた神殿へと足を運ぶのだった。
という酷くシリアスな話を昔書いたので加筆修正しなおして投稿します。履歴見たら2004年代に書いたものでした……色々ヤバイ。当時何にハマっていたかよくわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 00:00:00
127853文字
会話率:28%
人を十分の一に縮小できる技術が発明された近未来。それを利用したアスレチックRPG「ミクロンダンジョン」が人気を呼んでいた。
ゲームエクスポに出展されていたミクロンダンジョンで起きた大事故。その事故の中さらわれた少女を取り戻すため、非合法とな
った十分の一スケールのダンジョンに四人の冒険者が挑む。
※基本的にはダンジョンを探検する冒険小説です。
第一章「挑戦」
「雑なダンジョン篇」
プロローグ。ファンタジー世界のダンジョンを冒険している風にシーンを書いています。
「始まりの迷宮篇」
主人公たちの出会いと物語の発端となるゲームエクスポ事件について書かれています。
第二章「経験」
「ハイテクダンジョン篇」
主人公たちのベースギルドとなる下町の迷宮亭ダンジョンへの冒険を書いています。
「狂気の迷宮篇」
主戦力ロムを欠いた冒険者たちが生身の死闘を演じるお話です。
第三章「糸口」
「バイオダンジョン篇」
ゲームとして安全管理されていない環境で怪物と戦うお話です。
「崩壊からの帰還篇」
箱庭世界のダンジョンから現実世界に放り出された主人公たちの冒険を書いています。
「楽園のヒロイン篇」
行方不明になったヒロインたちがどうしているのかを書いています。
第四章「決戦」
「ラストダンジョン篇」
主人公たちがヒロインと再会し、攻勢に出る決意をするエピソードです。
「迷宮の解放篇」
十分の一世界からの脱出を試みる最後の冒険を書いています。
月二回(第一第三日曜日)に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 01:00:00
329232文字
会話率:51%
いらっしゃいませ。ここは「バクパックン」夢に悩まされる人たちのための病院のようなものです。
すみません。自己紹介が遅れましたね。僕は「バクパックン」社長の夢野獏と言い、隣に座る彼女は社員の夢見心と言います。以後お見知りおきを。
たかが夢
だと思っていませんか?しかし、僕は言いたい。便宜的に僕の所に来る人達を患者と呼ばしてもらうが、患者達は夢と現を切り離していないのだ。それは、君たちよりも自分を知ろうとしていると思うんだ。だからこそ僕は患者達を救いたい。
と、言ったものの僕にできることは限られているわけだ。
いや、限られていると思っていたのだ。
ある日、僕自身も驚いた出来事が起こった。
患者達が悩まされている夢の話を聞き、思い当たる節を聞いた翌日に似たような夢を見るようになったのだ。勘の鋭い人達は僕の言葉に違和感を覚えたかもしれない。飽く迄も「似た」夢である。
人によっては些末なことと感じるかもしれないが、解決の糸口になるときもあったり、なかったり。
おっと、新たな患者が来たようだ。
それでは後ほど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 15:48:23
10746文字
会話率:30%
自尊感情となろう作家のモチベーションについてのとりとめのない考察です。
モチベーション継続にはどうしたらいいかなーという人にとって、何らかの解決の糸口になればいいなあと思います。
別に面白いことを書いてるわけじゃないからね!
ギャグじゃな
いから、気をつけて!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-08-10 23:15:28
1738文字
会話率:0%
主人公は高校を卒業し、何も目標もなく適当に受けた大学へ合格してそこでの新しい生活を始めた。そんなある日、彼とその友人達が製作したゲームの世界と酷似した内容が自分が現実と感じていた世界で巻き起こる。
無力な自分、その自分と葛藤し、変わるこ
とを決意して彼は心を映し出した武器を携え、彼を目に入れて同じく武器を携える人物達と共に闘う。解決の糸口が見えずとも、以前の日常が戻らなくても、彼の望むように闘っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 00:00:00
193061文字
会話率:51%
幕末、遣欧使節団の一員としてエジプトの地に降り立った福沢諭吉は、考えていた。
日本人の心の底に横たわり「自らを縛(しば)っているもの」についてである。
一般的に「道徳」と呼ばれ、社会的規律や治安を保つ働きをしていた一方、身分や男女の
違い、個人の権利や自由を束縛(そくばく)していた。
なぜ考えていたか?
先年、遣米使節団の一員としてアメリカへ渡航した際、日本と西欧諸国との文化や倫理観の違いを痛切(つうせつ)に感じたからだ。
欧州へ向かう船旅の途中で立ち寄ったアジア各地の港では、差別と過酷な使役の実態を見た。
カイロでは、イギリスやフランスの食い物になっているエジプトの現状を知り、さらに危機感を募(つの)らせた。
外国勢力と結託(けったく)した王侯貴族や大商人などの権力者が豪奢(ごうしゃ)な宮殿に住み、豊かな生活を営む傍(かたわ)らで、アリの巣のような「土を盛り上げただけの家」に住む貧しい人々が群れていた。
滞在中、観光のためモカッタムの丘にある城(じょう)砦(さい)へ向った。
そのテラスで、スエズ運河の立案と設計をおこなったフランスの技師、レセップスと出(で)遭(あ)う。
レセップスは、「偉大な事業を達成するためには、多少の犠牲はしかたがない」と弁舌を振るう。だが、この壮大な事業のために数万人ものエジプト人が苦(く)役(えき)に駆り出され、病やケガによる死傷者は、数千人にも及んでいた。
諭吉は反論を試(こころ)みるが、うまくいかない。
なぜなら自分の心の中にも、そうした考え方が潜んでいたからだ。
「藩や主君のためには、命を惜(お)しまない」というのが、江戸時代における武士の在り方であった。子どもの頃から、そうした考え方に疑問を感じていた諭吉であったが、武士の家に育ったため、すべて振り捨てることはできなかった。
(個人の生命や意思よりも、国家や組織の継続及び繁栄の方が大事なのか?)
深く考え続けながら、遠くに見えるピラミッドを眺める。
「ハッ!」と気付いた。
これまで思い考え続けていた問題の「構図と、解決への糸口」が、見えた。
ここで福沢諭吉が得た「個人の独立」、さらには「個人の独立なくして、国の独立なし」といった考え方は、明治初期の若者たちの心に深く浸透(しんとう)し、日本の近代化を進める上での礎(いしずえ)となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 10:29:38
45684文字
会話率:19%