都会の喧騒の中で、刑事・五十嵐美咲のもとに届いた一通の謎のメッセージ「全ての生きる人へ、選ばれた者のみが知る死がある。」その言葉が、やがて彼女を複雑な殺人事件の渦へと引き込んでいく。被害者はIT企業の経営者・篠原智久。現場には不可解な証拠と
完璧なアリバイを持つ映像が残されていたが、その裏には深い陰謀と偽装が隠されていた。
捜査が進む中、美咲は篠原のビジネスパートナー・木村の関与を疑うが、やがて浮かび上がるのは別の影でーー?
すべての鍵を握るメッセージと共に、次なる一手を迫られる美咲。果たして彼女は事件真相を暴くことができるのか?そしてメッセージが表す本当の意味とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 00:07:38
4163文字
会話率:38%
家族から疎まれ、王家から罪をなすりつけられ、国を滅ぼす存在と国中から嫌われているエシル。たった一人の恩人を守るためだけに耐えてきたが、あっけなく殺された。のに、死に戻った。どうやら国の守護者である精霊樹によって、一年前に戻されたらしい……
。死に戻ることを全然望んでなかったエシルだけど、諦めることをやめて前に進むことを決めた。欲と野望、国と国が絡み合う陰謀を仲間と共に暴く。それできれいさっぱり終わりかと思ったら、エシルを死に戻らせた精霊樹にも秘密があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 22:23:13
267766文字
会話率:38%
【2024/3/1 角川スニーカー文庫より発売!】
(書籍版とは内容や展開が異なりますので予めご了承ください)
旧題『「その結婚ちょっと待った!」と花嫁略奪された側の俺は、ひっそりと平穏に暮らしたい。〜なのに黒髪清楚系ギャルの義妹が毎日慰め
にきて困ってます。気づけば溺愛されてて幸せな新婚(?)生活が始まってたんだが…』
結婚式当日、見知らぬ男が乱入してきた。どうやら俺の婚約者を奪いにきたらしい。
オモチャの指輪でプロポーズを始める。は?幼い頃に結婚を誓い合った仲だと?
そして俺は呆気なくフラれた。
大勢の前で婚約破棄されたあげく花嫁略奪され、疲れ切った俺の前に現れたのは婚約者の妹だった。
それから毎日慰めに家にくるように……。
なんか気づいたら溺愛されてて幸せな新婚(?)生活が始まってた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 11:16:58
110296文字
会話率:39%
取るに足らない小人のつまらない話です。興味の無い方はブラバ推奨。
最終更新:2024-11-08 17:03:47
1078文字
会話率:7%
時は幻夜(がんや)、舞台は電脳が支配するエドの町。
町一番のお調子者として知られる浪人、千両金之助は今日も今日とて日雇いの仕事をこなし、賭場で安酒をすする日々。そんな彼のもとになぞの僧侶、円城が現れる。果たしてかれの目的とは?
電脳と
剣術が冴えわたるサイバー時代劇がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 22:20:04
7941文字
会話率:34%
古の昔より現世と幽世の定かならぬ境界を彷徨う怪異、「鵺」。そしてそれらを操り己の力に変えて現代まで世界の裏側で暗躍してきた「鵺使い」たち。その宿業は未だ多くの因縁を生み出していた。
数奇な運命を経て「鵺使い」と為った青年、鹿賀鉄男。
そして同じく悲運の果てに「鵺使い」となってしまった少女、寒川リョウ。
二人の出会いは各々の運命に何をもたらすのか?深い闇の運命の先にあるものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 00:18:31
83956文字
会話率:39%
ある夜、琥太郎に送られてきた元親友からの謎のメッセージ。
同時に掛かってきた元恋人からの電話。
彼女たちの目的は?
幸せの定義とは?
深層にひそむ耐えがたい闇と生きる人々。時にそれを気付かせてくれるのは夢の住人と、過去の記憶。
タイ
トルの意味を知った時、物語は逆転します。是非、考察してみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 16:33:29
9919文字
会話率:61%
初恋とは?
男はずっと彼女を見ていた。
その物語に自らを投影し、彼女を愛した。
それは、すべての人間に与えられた権利。
それは、すべての人間が抗えない盲従。
だから男は彼女を愛し続けた。
最終更新:2024-11-07 18:35:45
9852文字
会話率:41%
歴史物です。
偉人のそばには優秀なくノ一がいたのでは?
そんな妄想から作りました。
史実とは全く異なりますので、ご了承をお願いします。
※pixiv掲載作品
最終更新:2024-11-07 22:39:31
2038文字
会話率:63%
有栖川家に仕える家政婦の恵美は、この町で囁かれている都市伝説を耳にする。それは赤い髪を揺らして、首を斬り落とすのだとか。果たして都市伝説の真相とは?
冴木&有栖川シリーズの短編第五弾。
最終更新:2024-11-06 19:00:00
18605文字
会話率:52%
エレニカ・アーレントには前世の記憶がある。そう、この世界が乙女ゲームで、自分が悪役令嬢だという記憶が!悪役令嬢?そんなの待ってるのは大体破滅しかない!どうするか?そりゃ回避一択でしょ!
まずは、乙女ゲームの中でエレニカを破滅に追いやる兄から
なんとかしなければ!実はこの兄、元々アーレント家の養子で、エレニカとは血が繋がっていない。そのうえ父母にとんでもない扱いを受けていた。それならもしや、仲良くなれれば破滅回避一直線では?あとは攻略対象と関わらなければ万事解決!と、いうことでエレニカは早速、ブラコン作戦を開始するのだが……?
「どうして俺から逃げる?」
「僕は、あなたと一緒にいたいのに……」
なんのかんのと攻略対象たちと関わりを持ってしまい、最終的には兄が。
「エレニカはずっと、僕の傍にいて」
一体、どうなってるの……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 00:47:30
34075文字
会話率:39%
まるで人形の様に可愛らしい・・のは見た目だけ。横暴でわがまま、怒り出すと手が付けられない7歳のエミリアは国でも有数の名家ゴールドスタイン公爵家の一人娘だ。
ある日屋敷に執事見習いとしてやって来たルーカス・ウォーデンにエミリアは恋をする。でも
ルーカスは60過ぎのおじいちゃん! そんなルーカスに対する恋心を初めは否定するも、一旦自覚してからはルーカスのハートを掴もうとまっしぐらに突進するエミリア。
一方ルーカスはエミリアを諦めさせるために屋敷を離れる決心をする。
8年後、エミリアはアカデミーでルーカス・ロスラミンという同じ名前の少年と出会う。
エミリアを慕う新入生のイライザとルーカス。生徒会長のアレクサンドルもエミリアに好意を寄せてくる。おまけに母親のゴールドスタイン公爵は騎士団の副団長アーノルドとエミリアをくっつけようと画策しているよう。
エミリアは誰を選ぶのか、選ばないのか?! そしてルーカス少年の秘密とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 19:10:00
124351文字
会話率:50%
地下100階に君臨する最強のBOSS、ヴァンパイアキング。それがひょんなことから某地球某国某コンビニでバイトすることに。適応力の高いキングはバイトでもテキパキと仕事をこなして行くが・・。キングは元の世界に戻れるのか? そしてキングの正体とは
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 02:09:43
152538文字
会話率:49%
「俺と結婚してほしい」
出会ってまだ何時間も経っていない相手から沙耶(さや)は告白された・・・のでは無く契約結婚の提案だった。旅先で危ない所を助けられた沙耶は契約結婚を申し出られたのだ。相手は五瀬馨(いつせかおる)彼は国内でも有数の巨大企
業、五瀬グループの若き社長だった。沙耶は自分の夢を追いかける資金を得る為、養女として窮屈な暮らしを強いられている今の家から脱出する為にもこの提案を受ける事にする。
冷酷で女嫌いの社長とお人好しの沙耶。二人の契約結婚の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 10:41:37
107641文字
会話率:62%
誰もが夢見たことある英雄、ただ、英雄とはなんだろうか、これは英雄になりたかった男の物語
最終更新:2024-11-05 18:36:36
260文字
会話率:23%
念願の刑事部に異動になった真壁瞳子が配属されたのは、猟奇事件を扱う係=通称“捜査五課”
そこで瞳子が出会ったのは、発達障害を持つ刑事、嶋孝志郎だった。
人と違う嶋の反応や言葉に興味を持つ瞳子。
そんな矢先に起こった連続放火殺人事件。
事件
捜査に加わった嶋は、途端に目つきが変わる。
「わかります。……俺でもそうする」
犯人を追い詰めて笑う嶋の真意とは?
サイコパス刑事、ここに爆誕。
※一部グロテスクな表現を含みます。
※他のサイトでも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 22:04:07
6575文字
会話率:48%
アラルジャン王国の幼い王子セシルはある日運命の相手に出会う。その出会いは一瞬の事だったが彼は自分の気持ちに確信があった。すぐに婚約を両親に願い出ると問題なく約束は取り付けられた。彼女は国内でも有力な貴族にして忠臣、そして国王夫妻の元学友だっ
たグレイ侯爵家の娘だったからだ。しかしそこからはセシルにとって試練の始まりで数年後の婚約式まで会う事は許されなかったのだ。試練を乗り越えたセシルは立太子式も立派に務め、二人の関係を確かなものに出来る婚約式の会場に走りだす。待ち侘びたこの日、ようやく愛しい人に会えると思って飛び込んだ会場にはその姿が見当たらなくて。彼女の父の言うことには「逃げられた」と。
彼女の行方は?逃げた理由は? ショックを受けるセシルは果たしてどうなってしまうのかー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:30:00
15906文字
会話率:58%
この出会いは、普通の出会いじゃない。
実の母親と愛する人の関係が解るとき、運命の時間が進みだす。
こんな出会い方、運命のいたずらなのか?
二人の行き着く先は?
不幸の道なのか?
それとも、幸せの道なのか?
心と心を繋ぐピュアストーリー
最終更新:2024-11-04 20:21:51
5087文字
会話率:41%
「お前との婚姻は形だけのもの。当然、白い結婚として3年後に離縁だ。いいな」
子爵家から侯爵家の当主である宰相府次席補佐官に嫁いだその夜、新婦は新郎から冷酷にそう宣言されてしまった。
彼は襲爵する条件として、父の持ってきた縁談を受け入れただ
けであり、自分で見初めたわけでもない彼女を愛するつもりなどなかったのだ。
そればかりか多忙を理由に3年間の白い結婚を強制し、3年後の離婚に同意するよう彼は迫った。離縁されても実家に戻れない新妻は、今すぐ追い出されるか3年後に追い出されるかの選択を迫られて、震る手で婚姻誓紙に署名するより他になかった。
絶望に悲嘆する妻はバルコニーへ出た。実家の命令によりどうしても侯爵家の世継ぎを産まねばならないというのに、夫は邸には戻らないと宣言して出て行った。夫婦関係の構築は絶望的で、3年後には確実に追い出されてしまう。
いっそのこと、このバルコニーの下に見える庭園の池に身を投げてしまおうか。そう思って覗いた水面に、窓明かりがふたつ、落ちていた。
ひとつは二階のこの主寝室。ではもうひとつの明かりは?
……あっ。今夜は義父となった前侯爵がお泊りになっていらっしゃったのだったわ。
新妻は、初夜を迎えるための薄い夜着の上からナイトローブだけ羽織って部屋を出た。目指すは三階、義父の泊まる部屋。
そしてこの彼女の行動が、酷薄な夫の人生を決定的に狂わせることになる──!
◆最近流行り(?)の、白い結婚で新妻をないがしろにする系モラハラ夫の破滅を書いてみました。
◆恋愛ジャンルでもいいかな〜と思ったけど、要素薄めなのでヒューマンドラマで。
◆設定はあんまり作るつもりがなかったんですけども(爆)、固有名詞だけは必要性にかられて多めに用意しました。意味を調べながら読むと感慨深いかと思います(笑)。
◆全10話、約3万5000字ほどの中編です。最終話だけちょっと長め。
ベッドシーンの匂わせがあるのでR15で。
◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:00:00
36521文字
会話率:41%
「ぼっ僕は、そっそなたとのこここ婚約を、はっはっ破棄しゅるっ!」
「そんなビビリ上がってどもりまくった野郎が何言ったって通りゃしねぇッつんだよ!」
「ひぃっ!?ごごごごめんなさいぃ!」
今日も今日とて皇太子アウレーリオが婚約者のコスタン
ツァに婚約破棄を仕掛け、そして敢えなく撃退されている。
皇太子はこの、口もガラも悪い婚約者が怖くて仕方ない。政略のためだと分かってはいても、怖いものは怖いのだ。
だが怖くて逆らえないせいで、睨まれ凄まれてしまうとすぐにヘタレて謝ってしまうのだ。
「これで、皇太子殿下の113連敗ですね」
「勝てないのになぜか人気になったどこぞの馬みたいですな」
それを見守る皇太子の護衛騎士と婚約者の専属侍女も呆れ気味。離れているのをいいことに、ボソボソと小声で“勝てない競走馬”に例えたりなんかしていた。
だがそんなある日、皇太子がついに婚約破棄を完遂するための“最終奥義”を伴って現れた!
皇太子の秘策とは?
その時婚約者の取った行動とは?
それによってもたらされた、意外すぎる結末とは?
実況の護衛騎士トゥーリオさんと解説の専属侍女エコーさんは、その全てを見ていた⸺!
◆久々にきちんと設定のある短編連載をお送りします。とはいえ2月に書き始めて一旦ボツにしていたもので、完成まで約9ヶ月かかった難産作品(爆)。一応形にはしましたが、ちょっと詰め込み過ぎな気もします(笑)。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆全5話、約18000字。毎日1話ずつ更新します。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 19:00:00
16588文字
会話率:62%
猫を切らしたことのない家庭で育った仁科颯太。
泥酔した夜に出会ったねことは?
時折織り込まれた猫あるあるに、猫好きさんなら気付いてくれるはず。
最終更新:2024-11-04 18:31:31
9878文字
会話率:18%
神様どころか教祖も見えない??
見えない教祖が存在すると言い張る謎の新興宗教・小鳥教団
そしてミステリアスな美女シイキマナの正体とは?
※ライト文芸というジャンルがないので純文学に登録しましたが、ちっとも難しくはないですし文章も読みやすい
です。
異世界に転生しませんし魔法やもののけも出てきません。ただ新興宗教ってもの自体がファンタジーな存在なので、なろうの読者の皆さまには楽しんでもらえると思います。
「新興宗教の内幕が赤裸々どころか丸裸にされてるんですけどw」
「出版社に検閲されないウェブ小説でしか書けない作品」
「こんなに本当のこと書いて大丈夫なの?って心配になる」
「作者が消される前に読んだ方がいいw」
「コミカルタッチだけど、なんかシレっとすごいこと書いてないか」
「皮肉と毒舌がえげつなくってクセになる」
こんな感じの反応を想定しているのですが、実際のところどうでしょう。皆様のご感想やレビューを書きこんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:30:00
161590文字
会話率:65%
短編で書いた「クリスマスプレゼント from the dead」を”当子side”として、その背景的な感じで追加しました。
追加したのは、当子の友人早瀬が巻き込まれる事件についてです。
なぜ「復活サービス」が存在するのかや、早瀬の恋愛対象の
”遺伝子操作された超人”黒木タカヤの活躍?など……、
そんな二つのストーリーがかすりながら進みます。
恋愛ドラマを意識したけど、たぶんそうでもないという、相変わらず誰にニーズがあるのか不明。
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参考:「クリスマスプレゼント from the dead」のあらすじ
近未来、記憶の電子化及び脳内への書き込みが可能となった。
さらに、人間のクローン作製も条件付きで認可された。
それらの技術を使う事によって疑似的に故人を生き返らせるサービスが開始、認知されつつあった。
とはいえ、超高度な技術が必須である為、超高額なサービスとなったのは必然である。
ひと月前に、結婚を予定していた彼を事故で無くしたOL、当子。
彼女は、思い出箱に保管してあった彼と一緒に購入していた宝くじの事を思い出し、確認してみると、なんと一等が当たっていたのだ。
彼との未来を夢見て買った宝くじ、だからこそ、その大金は、彼を生き返らせることに使うと決めた。
人を生き返らせるサービスを提供する復活コーポレーションの担当者山田は、値引きの条件として新サービスのモニターを当子に提案する。
新サービスは、わずかな誤差を持つ同一人物五人の中から理想に近い一人を選択できるというもので、一人づつ順番に面会し、自分に最も合う者を選ぶのだ。
実は、クローン制作も記憶の入れ替えも、百パーセントの再現は難しく、どうしてもユーザのクレームを受けてしまうという。
そこで、新サービスが考案されたのだ。
費用の値引きにひかれてモニターを受けた当子は、一人づつ会うにつれ、自分はやってはいけない事をしたのでは?と悩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 06:00:00
74576文字
会話率:38%
悪役とは?と考え書いてみました。悪になって頑張る令嬢の話です
最終更新:2024-11-02 18:25:07
3671文字
会話率:11%
セクハラ課長✕鈍感部下
晴れて恋人同士になった二人。
なかなかデートをしたがらない課長の理由とは?
キーワード:
最終更新:2024-11-02 05:28:06
1904文字
会話率:69%
「あ、そう言えば俺、彼女と別れたんだ」
夕食を食べ終わり、テレビを見ながらぼんやりとしていると、幼馴染みの弘也が言った。
「また?どうせまた、私のせいでしょ?」
「んー……まあ、果奈のせいではないけどさ、果奈と仲良くしてるのが気に
くわなかったみたいでさ」
「は~……だから言ってんじゃん、彼女いる時は私の家に来るなって。いくら私ら幼馴染みとは言え、男と女なんだから、彼女さんからしたら嫌でしょ」
弘也はカッこ良くてなんでもできるやつで。だから昔から女子によくモテるし、よく女子に告白されている。弘也も弘也で、告白されたら、その時彼女がいなかったら「いいよ~」って軽く付き合う。
幼馴染みとは言え私は女だし、彼女ができたら普通は会うのを控えそうだけど、弘也は彼女ができても、こうして私のところにちょくちょく遊びに来たり、私を誘って一緒に出掛けたりする。そんなことするから、弘也の彼女が、私のことを「弘也の彼女」だって勘違いして、弘也はよくフラれている。
「はぁ~……ほんと、あんたとは兄弟てか、家族だったらよかったのにってよく思うわ」
「なんで?」
「だって、家族だったら、こうして会っても誰も文句言わないし怒らないでしょ」
そう言うと弘也は顎に手を当ててう~ん……と、何かを考える仕草をした。そして。
「じゃあさ、家族になっちゃおっか」
「は……?ナニソレどう言うこと?」
「結婚しようってことだけど?」
「は?いやいやいや!何で突然、結婚する話しになるの?」
「だって、果奈と家族だったら、果奈と毎日会っても良いんでしょ?それに前に果奈『お互い30歳になっても結婚してなかったら結婚しちゃおっか?』って言ってたし、明日俺30歳になるでしょ?果奈もこの前30歳になったし、丁度良いかなって」
……確かにだいぶ前に、酔っぱらってそんな冗談言ったけど……。てか、結婚するってあんたどう意味かわかってるの?夫婦になるってことだよ?兄弟になれるわけじゃないんだよ?
そう言うと弘也は───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:25:05
2267文字
会話率:61%
思ってたのとちゃう詩になりました(笑)
最終更新:2024-10-06 22:32:08
364文字
会話率:0%
夜空を見上げていたら、私の歯に流れ星が挟まったお話。
………は?
最終更新:2023-09-24 23:56:52
295文字
会話率:0%