神様どころか教祖も見えない??
見えない教祖が存在すると言い張る謎の新興宗教・小鳥教団
そしてミステリアスな美女シイキマナの正体とは?
※ライト文芸というジャンルがないので純文学に登録しましたが、ちっとも難しくはないですし文章も読みやすい
です。
異世界に転生しませんし魔法やもののけも出てきません。ただ新興宗教ってもの自体がファンタジーな存在なので、なろうの読者の皆さまには楽しんでもらえると思います。
「新興宗教の内幕が赤裸々どころか丸裸にされてるんですけどw」
「出版社に検閲されないウェブ小説でしか書けない作品」
「こんなに本当のこと書いて大丈夫なの?って心配になる」
「作者が消される前に読んだ方がいいw」
「コミカルタッチだけど、なんかシレっとすごいこと書いてないか」
「皮肉と毒舌がえげつなくってクセになる」
こんな感じの反応を想定しているのですが、実際のところどうでしょう。皆様のご感想やレビューを書きこんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:30:00
161590文字
会話率:65%
わたしは常に人形の味方である。
それが毒あるもの、害あるものであろうと、わたしはその全てを肯定する。
わたしの使命は、観察、理解、共感。
わたしは使命に忠実であり、わたしに託された人形の幸福のためにわたしの全てを捧げる。
――いつか、こ
こから飛び立つ日のために。
心を持つヒト型の道具、『人形』と総称されるヒューマノイドが、人類と共に生活する世界。
看護人形のハーロウは、心身に不調をきたした人形たちが入所するサナトリウム、『止まり木の療養所』に勤めている。
サナトリウムに入所する患者の苦悩は様々であり、同じ疾患は一つとして存在しない。
引き金を引けない代理兵士。超常現象を信仰する郵便人形。皮肉と毒舌と揚げ足取りばかりの家政人形。
ハーロウはそれぞれの患者が抱えるさまざまな『不調』に寄り添い、その苦悩へ共感し、人形としての幸福を、患者と一緒に探していく。
悲しい別れもあれば、晴れやかな別れもある、人形のための病院。
繰り返される出会いと別れを通して、ハーロウ自身もまた成長していく。
いずれ来たる世界の一部を切り取った、ちょっと切ない本格ヒューマノイドSF。
※本作はノベリズムにて契約作品(有料作品)として掲載していたものです。現在は全て無料で読めます。なお、ノベリズムでは挿絵付きでお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 18:00:00
485873文字
会話率:43%