「キョウ、お前のような無能なクズで役立たずはクビだ――」
ダンジョン内の脱出が間に合わない付近でクビと宣告された。
ご丁寧にも、他のパーティーがいないことを確認してまで言うという徹底ぶりだ。
時間制限のため、皆は転移魔法陣で帰投してもキ
ョウにはできない。
なぜなら、魔力がゼロからだ。
残念なことに、これから行われるダンジョンの作りかえに巻き込まれて死ぬ他に道がない。
いわゆるクビという名の死刑宣告なわけだ。
魔力はゼロでも特殊能力という物は授かっている。その力は”耐久能力”だ。
ただ困ったことに、攻撃手段もなければスキルもなく、魔獣に攻撃すらしたこともない。
そんな俺が一人ぼっちで取り残された。
間もなく内部にいる全生命が処分されて、全ての階層の作りかえが行われる。
狭まる選択肢には、潔く死ぬか・ダンジョン最奥に行って死ぬか・このままここで死ぬか、
どれも死に方だけしか選べない。
脱出不可能なダンジョンでキョウはどうやって生き抜くのか?
生き抜け俺、魔力ゼロから始まる耐久能力讃歌の闇物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 08:00:00
333659文字
会話率:35%
婚約破棄され捨てられたエレナは魔力ゼロの聖女。
運命の相手がいないと魔力を維持できない。
国の平和を守れない無能聖女として扱いを受け続けてしまう。
なんとか相手を見つけようと奔走する。
ある日、帝領伯のクラウスと出会う。
エレナは魔力を取り
戻す為に婚約を持ちかけるが、次第に気持ちが変化した。
魔力の為ではなく、幸せの為にクラウスと一つになりたいと思うようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 00:47:51
3128文字
会話率:58%
王家が政治を統治し、魔導の力で成り立つ国に魔力ゼロで生まれたリラは、見知らぬ魔導士に魔法をかけられて5・7・5のリズムでしか言葉が発せなくなってしまう。その魔法を解いて貰う為、魔導士嫌いだが、天才と言われているジェラルドの元を訪れ、魔法を解
いて貰うよう頼む。住み込みで働く代わりに魔法を解いて貰う約束を取り付けたリラは、ジェラルドの元で生活し始めるが、やがて2人揃って王家の王位継承のゴタゴタに巻き込まれていく。
魔導士嫌いで傲慢な魔導士と、魔力ゼロの主人公が次第に惹かれていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 18:00:34
10881文字
会話率:45%
森の魔女の小間使いラウラは、主人である魔女が、第二王子イザークからの依頼をバックれて前金を持ち逃げしたことを謝りに王宮を訪れる。けれど、王子が怖くてつい「自分は魔女の弟子」だと大嘘をついて誤魔化そうとしてしまった。嘘がバレたのか王子はラウラ
の捕縛を命じ、ラウラは牢屋に閉じ込められてしまう。「ああ、短い一生だったな……」。処刑を覚悟したラウラだったが、突然牢屋から王宮の豪華な客間に移され、侍女がつけられ、ドレスが大量に用意されて……。
魔力ゼロのラウラに「魅了魔法をかけられた」と主張する冷血王子と、おかしな思い込みを解消しようとするラウラのラブコメなお話です。ちゃんとハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 12:09:20
102681文字
会話率:38%
気が付いたら、千尋の谷を落ちていた。
辛うじて助かったけど、もう死にそう………。あ、走馬灯が………。
………アレ?前世の記憶が蘇った!?遠い未来のだけど!
物理法則?ナニソレ美味しいの?
美味しくなさそうだから無視して、ゲームのプ
ログラミングをしていたらしい未来の前世の記憶を利用して、魔力ゼロで返って珍しいとか言われるけど、プログラミングで魔法モドキを使って、自分を回復してみたけど………。
他に生存者?奴隷女性が1名。治してあげたら、行く当ても無いので旅人の俺について来たんだけど………。
ウホ、コピペも使える!
コレ等を利用して、魔法の覇者を目指そうと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 14:00:00
59416文字
会話率:36%
人生では、誰にも見せない力が眠っている時がある。
ラウル・ロージェルは一族の恥だと言われた。代々誇り高きロージェル家は魔法一族である。そんな元に生まれたラウルは、魔力ゼロで、家では家畜として扱われていた。
そしてついに森の奥へ捨てられた
彼は、死を覚悟した。
だが、ある人に拾われてから、彼の人生は大きく変わる。
『魔力なし』『無能』『家畜』と言われ続け、鎖骨あたりに烙印を押されたラウルだが、そんな自分に転機が訪れるなど、想像もできない。
そんな時に芽生えた。自分を捨てた家族に、どう落とし前を付けようかと———。
それを進行しつつ、魔法をある人から教わりつつ、ラウル・ロージェルの第二の人生がスタートされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 14:30:17
24271文字
会話率:30%
百年前の『大厄災』の前と後で、エリシア・アージェントの生きる世界は大きく変わった。どこからともなく魔物が出現し、人々を守る王侯貴族は『魔力』を発現したのだ。
しかしアージェント伯爵家だけは魔力が発現しなかった。エリシアの祖先は、それでも勇
敢に戦って散っていった。
しかしいまでは『恥知らずなアージェント家』と呼ばれ、唯一その血を引くエリシアは天涯孤独だった。シンクレア公爵家の令嬢ラーラの付添人として生計を立てている。
かなり虐げられているが給料だけはいい。公爵家の使用人から軽んじられても気にしない。ラーラの引き立て役として地味なドレスを身にまとい、社交界でヒソヒソされても気にしない。だって、いつか領地を買い戻すという目標があるから!
それなのに、雇い主ラーラが『狙って』いる王太子アラスターが公衆の面前でラーラを諫め、エリシアを庇う発言をする。
激怒したラーラから首を言い渡されて、完全なる家なし令嬢になったエリシア。苛めから自由になったことよりも失業したことに絶望するエリシアを、王太子アラスターは王宮に連れ帰ると宣言した。
虐げられすぎて少々価値観がずれているエリシアと、そんな彼女を守りたい王太子アラスター。やがてエリシアにとんでもない力があることが判明し……。
★アルファポリス様でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 16:00:46
45197文字
会話率:48%
アリステラ王国には王家直属の『諜報(スパイ)ギルド』があった。
貧困街出身の『カイン・アベル』は、諜報員(スパイ)として懸命に任務をこなしていたが、『魔力ゼロの無能』と呼ばれ、幾度となく「死地」に送り込まれていた。
非人道的な生
き方を強制されていたカインだが、拾ってくれたギルド長『ジャング・ローリエル』のために、全てを犠牲にして任務をこなして来た。
しかし、カインと同じく幼少から諜報員(スパイ)としての一緒に訓練をしてきた伯爵家次男『サム・ホリエル』の陰謀によって、国王陛下からの王命を失敗した事にされてしまう。
「わかってるな? このギルドの存在を知っているお前を生かしておくわけにはいかない」
一緒に育ってきたサムに嵌められ、父親だと思っていたジャングには「魔力ゼロの無能!」と罵られ、「自決するか、殺されるか」の選択を迫られたカインは、全てが面倒になり、生きる目的を見失い、目の前の状況に絶望する。
だが、「死」を受け入れた時、ある冒険者の言葉を思い出し、ギルドから逃げ出す事を決意する。
カインは『諜報員は力を隠す物』という教えの元、これまでギフト【百面相】の力を秘匿し続けていたが、【百面相】の本当の能力は『契約者』100人分のギフトを使用できる超有能なギフトだった。
華麗にギルドから去ったカインは、
「これからは『カイン・アベル』として自由に生きる!! 俺は冒険者になるぞ!」
と決意する。しかし、12年ぶりに「自分の顔」で外に出たカインは、あまりの恥ずかしさにタジタジで、極度の人見知りを発揮するが、たくさんの出会いによって、徐々に克服していく。
一方、カインを逃してしまった諜報(スパイ)ギルドはカインを屠るために動き出すが、カインの弟子だった『リリア・ミスト』以外、一切痕跡を見つけられない。
カインがギルドを去った事で、構成員達は徐々に命を落としていく事になり、何もかもが上手くいかなくなってしまう。
これは『存在しない人間』として生きてきたカインが、盛大に恥ずかしがりながらも、美人エルフや人狼の幼女、かつての弟子とパーティーを結成し、魔力ゼロにも関わらず、周囲を唖然とさせながら、覆面冒険者として『自由』を謳歌する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 17:03:40
98089文字
会話率:29%
これはとある魔力ゼロが魔剣に触れることで、成り上がって行く物語である。
最終更新:2022-01-30 21:58:58
1831文字
会話率:8%
所有スキル一個。
魔力ゼロ。
それを理由に冒険者クランに入れず、様々なクランから門前払いを受けていた少年、ウィン。
腕っ節には自信があったものの、それすら見て貰えなかった。
そんなウィンが、出会ったのはエールという少女だった。
彼女の危機を
救ったウィンは、その強さを見込まれ、彼女が所属するクランへ入らないか、と勧誘を受けるのだった。
【諸注意】
※途中から、主人公が拳を使って成り上がっていきます。
※こんなタイトルですが、掲示板回はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 10:55:10
85636文字
会話率:23%
魔法に誰よりも強い憧れを持ち、人生の全てを魔法のために費やした男がいた。
しかし彼は魔法の源である魔力を持たず、ついに魔法を使うことができずに死んだ。
強い未練を残した彼は魂のまま世界を彷徨い、やがていじめにより自死を選んだ貴族の少年
フィリオの身体を得る。
魔法を使えるようになったことを喜ぶ男はフィリオとして振舞いながら、自ら構築した魔法理論の探究に精を出していた。
生前のフィリオをいじめていた貴族たちや、自ら首を突っ込んでいく厄介ごとをものともせず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 23:49:45
75104文字
会話率:40%
身に宿る魔力の量を、唯一無二の価値に置いた種族がいた。
その種族の名はエルフ。
そのエルフたちが暮らす集落に、「無価値」と蔑まれた少女が一人。
族長の娘であるルシアである。
世界に数多の人種と呼ばれる種族が存在するが、エルフの
身に宿る魔力は他を圧倒していた。
しかし、当代最大の魔力量を持つ族長の血を宿すルシアには、一粒ほどの魔力すら存在しない。
文字通り、魔力ゼロ。
里の大移動の際に無駄な荷物と一人置き去りにされた彼女は、ただひたすらに生きる続けることに、永劫ともいえる自らの人生を費やしていた。
魔力はゼロでは彼女は間違いなくエルフ。
その寿命は千とも万とも言われている。
危険な魔物がはびこる大森林で千年を費やしたルシアの肉体は、歴史上誰も到達のしたことのない高みに至っていた。
千年間誰とも交流を持つこともなく、ほとんどの常識を持たないままに。
この物語は、天然フィジルカルモンスターのルシアと、幸か不幸か、そんな彼女と出会い旅をすることとなった、苦労人気質な女魔法使いエマの笑いあり涙ありのドタバタ冒険記である。
他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 12:27:36
19238文字
会話率:41%
メドラウト・ブルターニュは王子と円卓の騎士という立場でありながら魔法を使う才能が無く、また魔法具に選ばれる事も無い劣勢遺伝子の持ち主だったため、円卓の騎士から侮辱され、
さらに妹を何者かに殺され、ついには国や円卓の騎士から追放されてしまう。
崖から突き落とされて死んだかに見えたラウトだったが、あらゆる魔法具を『強奪』する魔法を死の淵で目覚めさせる。
その魔法を手に妹を殺した犯人を見つけるため、自身を追放した国に叛逆するため、帝国を目指す。
そうとは知らず円卓の騎士の一行は、魔法具を手にそれぞれ任務のため国を出る。
しかし、出先でラウトと鉢合わせすると魔法具をたちまち奪われて、その結果下級魔獣に手も足も出ず没落していく。
一方ラウトは盗賊から逃げていた金髪朱眼の少女を助け、共に旅をする仲になる。さらに魔獣による被害に苦しむ街の住民を助け、そこで出会った刀使いの女狩人とも旅をしながら、円卓の騎士たちを倒し魔法具を集めて帝国に近づいていく。
そして、ついに帝国に帰り着き、妹を殺した犯人や追放された真実を知る。その中で、奪う行為への罪にラウト自身直面する事になる。
※円卓の騎士のメンバーが没落していくのは12話からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 21:31:56
107830文字
会話率:41%
生まれた時から雪花の紋章を持つノアは、王族と結婚しなければいけない運命だった。
だがしかし、攫われるようにお城の一室で向き合った王太子は、ノアに向けてこう言った。
「はっ、誰がこんな醜女を妻にするか」
こっちだって、初対面でいきなり自
分を醜女呼ばわりする男なんて願い下げだ!!
───ということで、この茶番は終わりにな……らなかった。
「ならば、私がこのお嬢さんと結婚したいです」
そう言ってノアを求めたのは、盲目の為に王位継承権を剥奪されたもう一人の王子様だった。
ただ、この王子の見た目の美しさと薄幸さと善人キャラに騙されてはいけない。
彼は相当な策士で、ノアに無自覚ながらぞっこん惚れていた。
一目惚れした少女を絶対に逃さないと決めた盲目王子と、キノコをこよなく愛する魔力ゼロ少女の恋の攻防戦。
※但し、他人から見たら無自覚にイチャイチャしているだけ。
☆アルファポリス様に投稿していたものを加筆修正して、数話まとめて掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 21:02:08
135464文字
会話率:28%
※次回更新、もう少々お待ち下さい
アベルは魔術師になりたかった。
そんなアベルは7歳のとき「魔力ゼロだから魔術師になれない」と言われ絶望する。
ショックを受けたアベルは引きこもりになった。
そのおかげでアベルは実家を追放される。
それで
もアベルは好きな魔術の研究を続けていた。
そして気がついてしまう。
「あれ? この世界で知られている魔術理論、根本的に間違ってね?」ってことに。
そして魔術の真理に気がついたアベルは、最強へと至る――。
10/1日間ハイファンタジー1位
※カクヨムでも連載しています
※44話、修正しました。最後くだりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 20:22:39
186015文字
会話率:38%
「錬金術師なんて、ハズレジョブを引くとは、この恥晒しが! 今すぐ、この家から出ていけ!」
15歳のステータスを手に入れられる儀式の中。ユレンは〈錬金術師〉という非戦闘系のハズレジョブを引いてしまう。
〈錬金術師〉なんかでは、とてもじゃない
が戦うことはできない。そんなジョブだ。
だが、ユレンはこの世界について、すでに『ゲーム』で予習済みであった。
しかも、『縛りプレイ』をするほど、その『ゲーム』をやり込んでいた。
そんなユレンにとって、錬金術師こそ、まさに自分が求めていたジョブだった。
そして、ユレンは『ゲーム』でしてきたように、この世界でもレベル1固定という縛りプレイして楽しむことにした。
そしてユレンは、レベル1であっても策略と知識があれば、レベル9999のモンスターでも攻略できることをユレンは証明することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 20:06:08
105135文字
会話率:33%
「不倫したお前とは結婚できるはずかない! こうなったら婚約破棄してもらう!」
フィヨンド侯爵家のルナンド様に呼び出されたと思ったら、こんなことを言われてしまった。
不倫したと言われても、その心当たりがないんですが……。
最終更新:2021-09-19 23:42:28
5697文字
会話率:40%
お腹が空いた、だ? たぁんとお食べ!
魔王領の辺境にある素泊まり宿「光の洞穴亭」
お客はホブゴブリンに人狼族に龍人族に……
料理=作り手の魔力が籠もる
他人の料理=毒!
魔力ゼロな人間の捨て子を拾った時から宿は『高級温泉旅館三食付き』
に大改装!?
11人家族のおかん43歳が異世界転生
魔力ゼロで料理無双! 飯テロ!?
魔物も魔族も、魔王だって美味しいご飯が大好きに決まってる
胃袋を掴む者は世界を制す!
※投稿ペースが落ちておりますが、絶対に放置はしません
のんびりゆっくりでも更新して参ります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 08:02:24
286537文字
会話率:43%
ハイファンタジー日刊ランキング入り感謝です!!
※本作の主人公は基本的に頭がどうかしているヒロインにしか好かれません。
※本作は徐々に少年漫画のようになっていきます。
Bランク冒険者のスパーダはゴクツブシのロクデナシ。
魔法が使えず、剣と
話すという奇行を行う彼はクエストで働かずに、報酬金だけをもらうという寄生行為を繰り返していた。そんな彼はある日、とうとうパーティーからクビを宣告される。
金を稼ぐ当てが消えたスパーダは頭を悩ませ途方に暮れた。だがそんな時、「スーちゃん」と彼を呼ぶ幼馴染のリンゼという少女が現れる。
十年ぶりに再会した彼女はなんとSランク冒険者になっており、昔の弱弱しい面影はすっかり消え去っていた。
「わ、私Sランク冒険者になったよ! だから、結婚してスーちゃん!!」
「……は?」
唐突に求婚されたスパーダは当然のようにそれを断るが、彼は知らなかった――――この幼馴染の執念を。
そして、幼馴染の彼女もまた知らなかった。
スパーダが魔王の遺産である魔剣の使い手となり、世界最強の可能性を秘めている事を。
8/24 Sランク冒険者のヤンデレ幼馴染、再起のロクデナシ編完結
9/22 悪役令嬢のヤンデレ幼馴染編完結
10/2 第三章開始!!
※しばらく諸々の関係で更新頻度が2〜3日に一度になります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 18:08:01
463389文字
会話率:44%
Bランク冒険者のスパーダは、ある日パーティーからクビを宣告される。
彼は誰もが体内に有しているはずの魔力が無いため魔法が使えず、加えて背中に携《たずさ》える剣と話していて気味が悪い――――クビにされるのは当然の事だった。
パーティーを
追放された事で、食費に消える大金を満足に得られる事が出来なくなったスパーダ。そんな死活問題に頭を悩ませ途方に暮れていると、「スーちゃん」と彼を呼ぶ幼馴染のリンゼという少女が現れる。
なんと彼女はSランク冒険者になっており、昔の弱弱しい面影はすっかり消え去っていた。
「わ、私Sランク冒険者になったよ! だから、結婚してスーちゃん!!」
「……は?」
唐突に求婚されたスパーダ、当然断るが彼はまだ知らなかった。
――――この幼馴染の執念を。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 20:30:46
8899文字
会話率:46%
【アークライトノベルス様より第一巻発売中です!】
信者ゼロ、魔力ゼロの女神モモ。彼女は「勇者召喚の儀」すらまともに出来ないポンコツ女神だ。
儀式に失敗し他の女神に嘲笑されたその時、目の前に日本人マタタビが転移する。彼は女神の意図しない形
で召喚された「漂流者」であった。少女は咄嗟に「彼が私の勇者です」と嘘をついてしまう。
女神モモと契約してニセ勇者となったマタタビだが、2周目の人生は女神のお遊びで消費、もらったチート魔法は……「桃の木を生やすだけ」!?
果たしてマタタビは信者を増やし、本物の勇者として認められるのだろうか。漂流者だとバレれば即処刑!これは、ニセ勇者一行が世界を巡り英雄として名を馳せていく物語である。
※旧題:僕と女神の星渡り~信者ゼロから始まるニセ英雄譚~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 23:00:00
568196文字
会話率:53%
落ちこぼれ士官候補生のアユムは、最新鋭艦に乗せられて追放されてしまう。
ワープ異常によって異世界に落ちてしまったのだが、士官候補生としては評価されなかった光剣使いとしての腕前がメキメキと頭角を現していく。
それに加えて資源さえあれば何でも作
れるというチート最新鋭艦の艦長となってしまったので、強化を繰り返しながらも人々に慕われつつ、この異世界で自由に生きていくことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 13:13:19
50094文字
会話率:47%
「私を弟子にしてください!」
最年少でAランク探索者になった”鏡櫃”のシス。彼は『アイテムボックス』を攻撃を防ぐ絶対の盾として使い、あるいは敵を倒す最強の刃として使う探索者である。
ダンジョンを攻略する探索者の中でも最強と名高いシスはとある
誘拐事件を解決した時、”忌み人”として村人から忌避されていた少女から弟子にしてくれと頼み込まれる。
『Sランク探索者になるためには、弟子を育てなければならない』というギルドの方針とSランク探索者になりたい自らの思惑が合致し、少女を弟子に取ることにしたシスだが、彼女が誘拐されたのにはとある理由があって――。
これは【収納魔法】を極めた探索者が、少女の巻き込まれる運命に抗いながらも、彼女を最強の探索者へと育成する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 10:14:50
102424文字
会話率:61%
魔法は自らの内側に魔術回路を形成し発動させ様々な事行う。
威力や効果が高いほど魔術回路は複雑になり内側の容量を必要とした。
その魔術回路を形成する内側の容量を魔力と呼んだ。
アイザック・グラハム・オーランドは公爵家の跡取りでありなが
ら魔力を持たなかった。
魔力が無い故に魔法は使えない。
魔法が使えない事は貴族、しかも公爵家において決して許されないことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 10:00:00
154208文字
会話率:35%
魔力を持たない僕が仇討ちを果たし大魔導士に至る話。
最終更新:2019-09-19 09:34:55
5934文字
会話率:10%