22世紀初頭、人類は遺伝子操作で病気にならない体になった。風邪も引かないし、死に至るような病にもかからない。その代わりにいままで見たことも聞いたこともないような奇病がごく稀に発症することがあったんだ。それは映画やコミックにでてくるヒーローの
ような超人的能力みたいな症状だったりもしたけれど、代償があったり、人生が変わってしまったりしなかったりといろいろだ。
紹介が遅れたね。僕はコブロフスキー。そんな奇病の研究をしている医者だ。みんなは僕のことをDr.コブと呼ぶ。
この話は僕のもとに訪れた人々のカルテとその人々の人生の一部を記録しまとめたものだ。
素人でもわかりやすいようになるべく難しい言葉はなしにしてるから気軽に読んで楽しんでほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 12:00:33
8397文字
会話率:71%
2023年日本人を中心とした地球環境保護組織earth vaccine project通称(evp)による地球のワクチンと呼ばれる環境保護施設を発表するというevpによる発表が世間を騒がせていた。
ところがそれは、地球の害である人間を滅ぼ
すという恐ろしい計画であった。木やきのこなどの植物を遺伝子操作し、人間にだけ毒であるohp毒と呼ばれる人の体についただけで体を溶かしてしまうという毒を含ませた植物を完成させた。もちろんその毒は、新たな種にも遺伝により含まれている。その計画は、それを利用し人を滅ぼそうとしていた。さらにその植物は、人を養分にして育つため土がない都会でもどんどん芽を生やしそれらの植物で滅ぼすというものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 14:52:11
14426文字
会話率:55%
都市は惰性で生き続けている。
その主が変わっても自分達は変わることなく。
自動化された都市は動きつづける。
ある日、僕は真実を知った。
最終更新:2019-12-07 21:40:32
2470文字
会話率:8%
21世紀末、9月4日。
人間‐ホモ・サピエンス‐は進化した。
生物工学による遺伝子操作・移植による進化
新人類・優れた人間‐オプティマス・サピエンス‐
サイボーグ工学による有機的機関と非有機的機関を組み合わせたことによる進化
新人類・新
しい人間‐ノウム・サピエンス‐
非有機的生命工学によって生み出された進化
電子生命体‐℟uNa‐ルナ
これは罪なのかもしれない。
人間‐サピエンス‐は生態系の頂点ではなくなってしまった。
自分たちの生み出した進化の先、非有機的生命工学によって生み出された電子生命体‐℟uNa‐ルナにより管理され、増え過ぎない様に駆除・駆逐される様になった。
自由は奪われ、最低限の栄養で生かされた。様々な実験体になったり、エネルギーを生み出す為の動力、歯車の一部となった。人間が他の生物にしてきた事と同じ様に。その順番が自分達にも廻ってきたのだ。
何の為に生きているんだろう?
そんな事を考えても意味はない。そんなもの最初からありはしないのだから。
???『ウギャギャギャッ』
目の前が発光し、大きな音がした。目を開けると管理機械兵が火を噴いて倒れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 17:19:04
6960文字
会話率:48%
これはもしもの未来。
20XX年。人間に能力が目覚め、知能が発達し、そして技術が発展した。
遺伝子操作技術により人類よりも長く生きられる存在、獣人を生み出し瞬く間に増えていき、今では全世界に広がっていった。しかし、人間と獣人との領域争いで戦
争が勃発してしまった。その戦争で遺伝子操作技術を悪用して生み出された存在、悪魔獣[デ・ビースト]が現れた。終戦後はその存在のせいで平和とは言いがたく地域によっては大きな災害がもたらされた。
この物語の主人公であるリクと仲間たちは力なきものを助けるべく日々現れる悪魔獣を討伐するお話。
この作品はPixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 20:37:18
4868文字
会話率:53%
3045年地球は緑に帰った。
先の戦争により汚染された星に生きる為に人類は科学を捨てた。
遺伝子操作により生まれた怪物、通称モンスターが蔓延る星で生き抜かんとする人々の出会いと死の物語。
最終更新:2019-10-03 18:58:08
2030文字
会話率:12%
ある国で、卵細胞への遺伝子操作……デザイナーベイビーの誕生が合法化された。
様々な思惑が飛び交う中、しかし人々は、自らの踏み固めた道が人類をより良きものにすると信じていた。愛する子に明るい未来を、人と地球に明るい未来をもたらすのだと。
善き人々が作り上げた先にあったものは――――
0時より投稿し、その後一時間毎に更新。
全十六話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 15:00:00
23911文字
会話率:11%
“血族”第三弾。裕福な家庭で才色兼備と言われて育ったブラッドは“直感能力”という第六感に長けた特種能力を持っていた。彼は父マドックが遺した手紙に記された警告をその能力によって開封前から察するが、警告された少年レッドに遭遇してしまう。彼は全く
同じ姿形で“三感同時始動能力”(見る・判断する・動く)を同時にできる特種能力を持っており、それには隠れた理由があった。双子の彼らを表と裏の世界に分けた人物がいたのだ。やがてマドック殺害の真相も浮かび上がる。憎悪、殺意、復讐が渦巻くこの歪な争いは呪われた血族の証しなのか?――そして最後に残るのは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 15:43:58
64875文字
会話率:44%
闘病中の妻を車椅子に乗せて近所の花火大会へ行ったはいいが、巻き込まれた大惨事。
*この短編は遥彼方さまご主催の「夏祭りと君」企画参加作品です。
最終更新:2019-07-22 09:49:45
4583文字
会話率:25%
HSS(Homo-sapiens Sonic Sprint)は倫理的解放を受けた5kmの短距離走である。
機械化、遺伝子操作、生体移植、薬物強化等のあらゆるドーピングが許され、ルールは体長が2.5mを超えないこと、四肢を有すること、地面を駆
けること等の人間的性質を備えた人間的手段に依っていることに限られる。
優勝者に与えられる景品はDNA提供者百万人の命。
僕の幼馴染みはそのDNA提供者に選ばれてしまった。だから、僕たちが勝たなければ彼女は新人類に食われることになる。
僕は走って欲しいと彼に言い、彼は卑屈に笑いながら立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 22:49:33
11604文字
会話率:25%
遺伝子操作で生まれた巨大猫、猫さんの復讐なのでしょうか。
最終更新:2019-06-08 20:14:37
5052文字
会話率:25%
あらすじ
2058年。地球に変革が起こった。
事の始まりは、日本のとある病院。その病院で、黒髪黒眼である両親から、赤髪白眼の子供が生まれた。
遺伝子操作もしていない筈なのにだ。そしてなによりも、その子供は––全身が炎に包まれて産
まれてきたのだ。
それを見て慌てた病院の医師と両親だったが、その炎は熱くなかった。燃えている筈なのに、火傷しなかったのだ。
異変は、そこで起こった。突然その子供からとてつもなく熱を持たない大きな火柱が立ち上り、世界に向かって散っていった。
――そうして、"異能力"は人に植え付けられた。
それから42年が経ち2100年。この世に生きる人々は皆、異能力を保持していた。
そこで、悲劇は起こった。産まれたのだ。産まれてしまったのだ。能力を保持していない少女が。
それから15年が経った。能力を保持していない少女は生きていた。
日常的に親に虐待され、学校に行けば虐められながらも、生きていた。
ついに限界に達してしまった少女は––両親を、殺した。
そうして少女は、"異能力"に目覚めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 18:00:00
12627文字
会話率:26%
俺たちは危険な肉食恐竜から身を守るため、城壁に囲まれた邑(むら)に住んでいた。
ある日、地上と天界のヴァルハラを結ぶ「バベルの塔」から、少女ミリアムが現れる。
彼女は俺たちの知らない武器を使い、一人前の戦士でも倒すことが難しい肉食恐竜
を次々に退治した。
しかも、彼女は、その天界の武器を惜しげもなく俺たちに授けてくれる。
しかし、天界の武器を運用するためには「火薬」というものが必要で、火薬の原料の一つである「硫黄」は巨大な恐竜が闊歩する北の大陸に行かないと手に入らないという。
俺たちは硫黄を手に入れるための特別班を編成した。
メンバーは俺の他、長剣のアーロン、槍のメトセラ、強弓のイサーク、そして、ミリアムだった。
旅の危険は凶暴な肉食恐竜だけではなかった。
何故かミリアムが度々トラブルに巻き込まれ命の危険にさらされたのだ。
明らかに事故ではなく、彼女は何者かに命を狙われていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 21:56:56
80218文字
会話率:28%
遥か未来、火星。そこは物質文明が衰退し、超能力者たちの支配する世界だった。
『障壁』の能力を持ち、あらゆる物理攻撃やテレパシーを遮断することのできる俺は、父とともに敵国との戦争に参加していた。
戦いには勝利したものの、父は戦闘の最中、味方に
謀殺されてしまう。
俺は父の仇を討とうとしたが返り討ちにあい、魂を刀に封印されてしまった。
身体の自由を失い周囲に意思を伝えられなくなった俺は、復讐の機会をひたすら待ち続けた。
そして、十六年後、ようやく俺はチャンスを手にした。
高いテレパシー能力を持つ美しい少女に出会い、彼女の協力を取り付けたのだ。
その頃、父の仇はアレス共和国の最高権力者になっていた。
俺と彼女は、最凶の能力を持つ権力者に戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 21:00:00
85007文字
会話率:29%
2030年、米国――。カリスマ的美容コンサルタントで人気女性タレントでもある日系3世のトレイシーは、タイムマシン開発の成功を成し遂げた全米量子力学研究所の記念調査団のメンバーに選ばれる。100年後の社会を一般人の目から見てくるという調査だ。
トレイシーが何よりも関心があったのは、100年後の人々の美意識がどう変わっているのか、ということ。そして、トレイシーが未来の社会で見てきた人々の変化とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 20:17:54
9176文字
会話率:11%
未来の話。
人間の寿命が永くなった分産まれる命を【優秀】に遺伝子操作できるようになった時代。
資金がなく【優秀】かも分からず勝手に【不良品】だと判断され捨てられた子供達の物語り
最終更新:2019-04-20 09:03:24
339文字
会話率:0%
この世界は誰もが幸せだと口を揃えて語ります。
様々な愛のカタチが認められたこの世界で、生物の頂点は ニンゲン であるという考えは捨てられ、みんな家族だということになりました。
「あなたはかぞくをたべたりはしないでしょう」
第一優
先食料になるのは、勿論生息数の多い ニンゲン です。
遺伝子操作が認められたこの世界で、やりすぎて失敗作となってしまった "劣性混血種" という種類の ニンゲンは 、この世界の脅威となります。
こんな私欲を孕んだ食料は、
家族みんなで美味しく頂きましょう。
この世界は誰もが幸せだと口を揃えて騙ります?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 04:44:58
884文字
会話率:0%
人口減による労働力不足が深刻化し、遺伝子操作によって動物を改良したAL(アニマルレイバー)を活用するようになった未来の日本。ミケさんは市役所で働くネコのALだ。あるとき相談にやってきた変わり者の女性・横石に親身に対応したところ、何を勘違い
したか惚れられて追いかけ回されるはめになり……/巨大猫×ストーカーのドタバタラブコメSFです/自サイト等にも転載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 20:09:45
41246文字
会話率:49%
異なる明治時代。
動物が好きで、動物に好かれる、十二歳の五作は、手のり犬で有名な橘商会の畜舎で働くことになった。
社長の橘克己は遺伝子操作の天才で、手のり犬や手のり猫を創り出したが、彼の成功をよく思わない者もいた―――。
最終更新:2019-03-13 21:43:40
73314文字
会話率:50%
ある日少女は、ずっと会いたかった幼なじみにそっくりな少年に会う。
…しかしその少年は、少女の知っている幼なじみとは全くの別人のようになっていた。
―9年前―
小学一年生の春。おっとりしているように見えて天真爛漫、好奇心旺盛の少女、
堀宮さくらのクラスには、ずっとフードを深く被ったままの、ちょっと変わった男の子がいる。
さくらはその男の子の事が、気になって仕方がなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-27 20:57:08
28007文字
会話率:55%
遺伝子操作で作り出された強力な兵士たちの活躍と自我に目覚めた兵士たちの反乱とそれに伴う人類滅亡の危機。
最終更新:2019-02-21 01:03:32
2841文字
会話率:0%