僕と彼女は図書委員。
いつも図書室で僕は本の整理を、彼女は私物の本を読み耽る日々を送る。
そんな或る日、僕は言った。
『僕に、ハイ・カルチャーの嗜みを教えてくれない?』
彼女が紹介してくれる文学の話、それぞれの解釈を、僕らは語り合う。
最終更新:2020-09-30 12:51:05
3533文字
会話率:40%
『人を化かす』とされながら、ユーモラスで親しみのあるイメージのタヌキ。
しかし、決してタヌキを侮ってはいけない。
タヌキを侮る者には大いなる災いがふりかかるのだから。
ここに、タヌキが大嫌いな者がいかなる最後を遂げたかを記そう。
最終更新:2020-09-18 22:36:01
2618文字
会話率:22%
コロナの日常に立ちどまってみたら、メーテルリンクの「ガラス蜘蛛」を思い出しました。水生生物でもないのに、空気だまりで自分一人だけの部屋を作って、一生を水中で暮らす蜘蛛です。
隠棲、隠遁、隠居に親しみをお持ちの方は一読ください。
最終更新:2020-08-29 08:34:33
2000文字
会話率:0%
女が迷い込んだのは不思議の国のアリスの登場人物と同じ名前の人々が暮らす世界だった。
「「不思議の国へようこそ!」」
アリスを知らない代わりにルイス=キャロルに親しみをみせる住人たち。
首切り女王との茶会に興じ、女は自分が何をしていたかは
覚えていても、何者なのかは覚えていないことを知る。
招かれた帽子屋の茶会で、3月兎と眠りネズミから「そこへ行けば大体わかる」「だけど行き方はしらない」と図書塔の存在を聞く。
「貴女様も演じて御出でになる。此の私めと同じに」「だからこそ、私めは貴女様に親しみを感じるのです」
同士だから、壊さないと告げる帽子屋の屋敷を後にし、女は自分が何者かを知るために図書塔を知るものを探しはじめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 08:41:12
46173文字
会話率:31%
田舎の中に暮らす青年が、都市部に住む高校の友人を夏休みに村へと招き、様々な田舎の経験を通じて親しみを深めていきます。
しかしこの村では夜分遅くに駅を見てはいけない。と言う独特のルールがあり、ある事からそれを観てしまい恐怖が始まります。
主人公は『キトリ』と言う木箱を母から受け取り、お守りとして持つ様に言われますが果たして。
彼等は何を見て、何が起きたのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 12:22:43
13611文字
会話率:29%
レイモンド・チャンドラーの探偵小説に於て、主人公フィリップ・マーロウ曰く。
「詩人のブローニングだ、君は拳銃の方が好きそうだが」
銃器設計の天才 John Browning とビクトリア朝を代表する英国詩人 Robert Brownin
g(1812-89)の何れも知られていない我が国では、残念ながらこのネタも顧みられることがない。そこで、この詩人が編んだ詩集を訳出する。
詩集 Dramatic Lyrics は1842年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第3巻として発表された。同シリーズは詩人から出版者への手紙によると、以前より大衆向けに廉価で親しみ易い小冊子として企画され、本書も民衆に関心の高い題材を選び収録数を14篇に絞った。Dramatic Romances and Lyrics(1845)に再録の際、若干の改変がある。翻訳には、この改訂版を用いた。
Lyrics は元来、リラに合わせて歌う曲であり、朗吟される Epics(叙事詩)に対比される。「ドラマ的な叙事詩」についてはアリストテレースが言及しているので、その向こうを張った題名になる。
詩人はイギリス人のくせにフランスやイタリアが大好きらしく、しげしげと旅に行った。イタリア・オペラを堪能し、フレスコ画を見て回ったのか、作品の至る所にそのネタが仕込んである。In a Gondola ではついていけず、Woolford と Karlin の注釈(LONGMAN 1991)に頼ったことをお断りしておく。
本書の原文は、作者の死後100年以上経過した public domain である。
Copyright(C)2020,Gaku Hagiwara. 本書の訳文は、GNU FDL に拠る Free Document とする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 22:56:36
72871文字
会話率:2%
生まれて初めてできた彼女。
親しみやすくてとてもいい子なのはわかるのだけれど……。
一体誰なのかな!?
彼女の事を知らない彼氏と彼氏にちゃんとわかってもらえてると思ってる彼女。
考えすぎて必要なことを聞けないアホの子と大事なことがスッポ
リ抜けてるアホの子の、コメ増しのラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 09:00:00
109654文字
会話率:52%
いつの間にか・・・私は・・・落ちていたようで・・・
夢で逢った『あの人達』は見たことあるどころか私の知っている・・・以上に親しみがあった人だった。
花が指す意味はなんだろうな?
最終更新:2020-06-01 00:48:13
3182文字
会話率:53%
憧れた女の子がいた。気高き特別な外見と、親しみやすい素顔。
僕の願いは、君のそばにいることだけだった。
大切な男の子がいた。切ないほどに頑張り続ける君から、いつしか目が離せなくなった。
私の願いは、君が幸せになることだけだった。
二つの時間、二人の視点から描かれる、少し特別な恋の物語。
事故をきっかけに、空白の時間の真相が紐解かれ始めるーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 22:45:51
40636文字
会話率:20%
『幼い日に廃墟で死にかけ己の死と出会った少年──条理桜花の目の前には度々、死が現われるようになった。その姿は黒く、薄っぺらく、見るからに人間ではない。やがて少年の住む未明ヶ丘市の中で殺人が起こり、更には連鎖し始める。けれどもしかし、死は恋を
しているだけである。一人の生者へ初恋を抱いただけなのである。死に愛された少年と、少年に恋した死の行方は、明るき昏き、どちらに転ぶ? 健気な死と恐れる生者、相容れぬ両者の凄惨な、しかし何処か切なげな邂逅を描き各所で反響を呼んだ新星、水代永命による生死の境を超えた恋愛劇!』
幼い日に廃墟で死にかけ己の死と出会った少年──久之木桜利の目の前に、死が再び現われた。パンをくわえて人のふりしてやってきた。その姿は黒く、薄っぺらく、見るからに人間ではない。やがて少年の住む朝陽ヶ丘市の中で殺人が起こり、更には連鎖し始める。親しみある常識めいた日々には罅が入り、凝っていた非常識のような何かが染み出てくる。
幼い日に廃墟で死にかけたわけでもなく己の死と出会ったわけでもない少年──クノキの目の前に、死が再び現われたわけでもない。パンをくわえた金髪の転入生はやってきたわけでもなくはなかった。つまりやってきた。その姿は真っ白で綺麗な肌で、凹凸があって、見るからに人間である。やがて少年の住む夕陽ヶ丘市の中で殺人が起こるわけでもなさそうで、連鎖し始めることもなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 20:24:50
663927文字
会話率:49%
その世界には、全ての剣に魅入られ、他を圧倒する力を持つ『剣聖』という存在があった。初代『剣聖』が現れてから120年の年月の中で、それぞれ東西南北違った個性を持つ『剣聖』が、天啓を授けられるように一定周期に現れるのだ。どの時代の人も、それらを
総称して、『四剣聖』と呼び親しみ、時には信仰され、時には畏怖されていた。
その世界は、多くの争いと、魔王の出現から討伐まで、既に大きな事件が歴史に刻まれていた。しかし、初代『剣聖』が現れてから120年後。そんな長い歴史に、新たな歴史が刻まれることになる、新たな時代に突入しようとしていた。
多くの国家で揺れる、人々の羨望と野望。戦争に利用するために召喚された『召喚勇者』達の存在と、世界に影響を及ぼす現代の『四剣聖』の存在。
そして—— それらに新たな旋風を巻き起こす存在もあった。
まだ弱かったあの日の少年は、幼き頃に一人の少女から助けられ、そこから物語の歯車が回り始める。
これは、極東の一国の小さな村から始まる、一人の少年と一本の『宝刀』の成り上がり譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 03:06:49
6256文字
会話率:47%
ネット小説なので、スマホでも読みやすいように1話1000字前後です。作品、普通の異世界ファンタジーです。前作の続きの話なので壮大なスケールです。1話に1人は新キャラクターを登場させているハイ・ペースなファンタジー物語です。ゲームのガチャな
んかでも毎週のメンテナンスには困りません。人間味や親しみ易さはありません。面白みも少ししかありません。普通にファンタジーの世界が好きな人向けの作品です。
追記。これを投稿するのに間がかなり空いている。その間に適当に書いた「小学生でメジャーリーガー!?」がプチヒット。もう真面目に書いたり、伏線を考えて書くのがバカバカしいという心理状態で本作品の投稿を開始する。あしからず。
正直、20万字が終わった頃に、全編の1話を投稿していない。投稿する前に20万字を終えたことは良かった。創造と苦悩の連続だった。これで解放されると思うと気が楽だ。この設定の話の続編はやめておこう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 04:53:31
100005文字
会話率:59%
不死の存在、超越的な力、あらゆる法則が違う世界など。そういったものに少々現代人は慣れ親しみ過ぎた。
私がコズミック・ホラーのTRPGシナリオを書くにあたってまず思い当たったのは、そんな愚痴みたいな事だった。
最終更新:2020-02-20 00:42:38
3484文字
会話率:0%
平凡な日常に偶然起こった交通事故。
まともに異性と話す事の出来ない主人公である【翔流】に病院で親しみを持って話しかけて来てくれた【美来】ー。
2人は不思議な感情を覚えつつ恋に落ちていくが。
お互いに感じる違和感を隠しきれずにいた…
その違和
感の正体とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 00:00:18
9931文字
会話率:38%
源氏物語を読んだ気になれるお気楽お気軽【超訳】!!
源氏物語
誰でもその物語のタイトルくらいは聞いたことがあるでしょう。
世界最古の長編小説とも言われています。(諸説あり)
古典の授業で、受験で、この物語に関わらざるをえない中高生のみな
さんへ
有名現代語訳を挫折してしまった私のようなみなさんへ
よかったらこの【超訳】をお手に取ってみてください。源氏物語の各帖を1エピソードにまとめました。各話3000字程度で、気軽に読んでいただけるよう書きました。各エピソードの冒頭でざっくりあらすじを載せています。中高生のみなさん、その部分だけでも読んでみてください。
わかりやすく話し言葉で書いています。
予備知識も予習も必要ありません。
ほんの少しでも皆様のお役に立てるならこれほど幸せなことはありません。
物語は有名な書き出しで始まります。
いずれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
ワケがわからない方。本作へどうぞ(^_-)-☆
初心者向けの【超訳】です。古典を専門に研究されている方、源氏物語に造詣の深い方にはお勧めできません。広いお心で受け止めてくださる方におススメします。
平安時代のこと、源氏物語についてなどエッセイ『【別冊】源氏物語』で書いております。よかったら合わせてご覧になってください。【超訳】以上にくだけております。紫式部センセイどうか怒らないでくださいませ。
『【別冊】源氏物語 ~俺はいつでも本気だぜ?~』
https://ncode.syosetu.com/n8742fe/
※この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 12:00:00
213749文字
会話率:15%
千年前のメール? 百人一首をわかりやすく【超訳】
まじやべ――、スッゲーんだけど! 超キレ―なんだけど!!
どうしようもなくあの人のことが好きなの……。どうしたらいいの。
古文というとお堅くとらえがちですが、要するにこんなことを
詠んでいるのではないのかな、という【超訳】です。百人一首のとっかかりにお手にとってもらえたなら嬉しいです。
今話題の百人一首。ほんの息抜きにでもよかったらどうぞ。
特に順番もありません。気になるタイトルからタイムトリップしてみてください。
古文だと おカタいけれど 結局は こんな想いを 詠んでるのかも?
※ひとつのエピソードでひとつの和歌を取り上げています。タイトルに数字がついています。これは和歌番号です。
和歌番号の対照表や和歌から和歌番号を検索できるページを作りました。
お目当ての和歌を探すのにお役立てください。
(完結後に巻末に一覧表を付記します)
※2016年にカクヨムにて公開した作品を再構成、推敲、加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-04 18:00:00
84289文字
会話率:3%
《あらすじ》
西の賢者が死んだ。
そのニュースは魔術世界に身を置く者達に瞬く間に広まった、とある賢者の不可解な遺言と共に。
近い内に私は殺される。
そして、賢者の石を奪われてしまうだろう。
もし、私を襲った不埒者を倒す者が現れた
なら、私はその者に賢者の石を与えよう。来歴は問わない。
これは只の遺言ではない。契約である。
--
ある日の学校の帰り道、高校生である高村幸太郎は異形の魔物に襲われてしまう。
それは、彼の戦いの始まりを意味していた。
《登場人物》
・高村幸太郎
坂見北高等学校に通う高校生。
普通の学生だったが、ある時賢者殺害の騒動に巻き込まれた事がきっかけで四方坂円という魔女の元に身を寄せる事になる。
高校では陸上部だったが、現在は辞めている。
・四方坂円
市内の北部にある洋風屋敷に住んでいる魔女。
恩師であった賢者殺害の件に巻き込まれた高村を匿いつつ、調査のサポートをする事になる。
・杜ノ宮一
デミ・ヒューマンと呼ばれる亜人の少女。
はぐれ魔術師と呼ばれる者達を捕縛・処断するハンターという職を生業としている。
学校の制服のような服を好んで着ているが、本人は高校生でも何でもない。
・賢者
「西の賢者」と称されている人物で、教え子達からは「八意先生」と親しみを込めて呼ばれている。
不可解な遺言を遺して逝去したとされる。
・久我山真之
市内の繁華街の一角にある雑居ビルに興信所を構える私立探偵。
白髪と百九十を超える長身が特徴的な男で、探偵業務の傍らでハンターとしても活動している。
とある怪事件を発端として賢者殺害の件に関わっていく。
かつて警察官であった。
・時上鈴
高村と杜ノ宮の前に立ちはだかる魔術師の少女。
ミニオンと呼ばれる使い魔の大男、アトラスを連れている。
十二歳程度の幼い容姿をしているが、歳に似合わない言動をする。
・中村
高村と同じクラスの同級生。
以前はサバサバとした性格であったが、現在はその性格は鳴りを潜め大人しくなっている。
とある放課後、何故か教室に残っていたが……
・千葉草二郎
坂見北高等学校の国語教師で高村と中村のクラスの担任。
剣道が得意で、かつて教員の剣道全国大会で優勝した事もある程の腕前。
陸上部を辞めた高村の事を気にかけている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 17:00:00
130341文字
会話率:56%
※ロリ魔王ちゃんが、使い魔が出題するなぞなぞに挑む日常系なぞなぞコメディです!
ここは魔王城。魔王の住居であり、魔王軍の本拠地である。
現魔王は女性初、しかも9歳の若さで即位した魔王である。その幼くて可愛らしい容姿から、部下は親しみを込め
て「魔王ちゃん」と呼んでいる。
さて、そんな年頃の魔王ちゃんにも悩みがある。
それは……『アレ』を持て余しているということ。
使い魔の黒猫ちゃんとの会話劇&なぞなぞをどうぞお楽しみください!
※各なぞなぞの答えは、次話のあとがきに記載されています。
※ノベルデイズでは、チャットノベルとして連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 17:17:03
14093文字
会話率:76%
王都アルハトの大門には、今日も多くの門番が業務に当たっている。主人公はそんな門番の一人で、いつも門番の恰好をしており、心優しく業務に真面目であることから、人々からは「門番さん」と親しみを込めて呼ばれている。
このお話は、ただの門番である彼と
彼を取り囲む多くの人々についてを書いた日常ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 17:18:52
1710文字
会話率:19%
ある日、叔父さんが死んだ。主人公は親しみを込めて、木戸の叔父さんと呼んでいた。
木戸の叔父さんには子供がいた。
木戸 陽南という一人娘だ。
その子を成人する役目を任された主人公の関内森哉とその父の関内 陽太。
そこから始まる陽南と森哉の二人
暮らし。
そして、森哉と、陽南の二人の初めての夏が訪れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 09:49:20
4828文字
会話率:29%
「やぁ、俺はこの小さな街のしがないヒーローサイキックデルタ、皆は俺を、親しみを込めてサディって呼んでるんだ。で、こっちは俺の相棒のパラシアイトオズ。相変わらず名前が長いね、俺はオズって呼んでいるよ。さて、この物語は俺達2人で1チームなヒーロ
ーの他愛もない日常の話さ。世の中に沢山いるヒーローのうち、たった2人の話。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 23:07:43
3550文字
会話率:17%