1942年、独ソ戦、スターリングラードの攻防の最中。
補給も届かない中、ドイツ兵達は、凍えそうに震えていた。
クルト・ロイバー軍医は、味方を勇気付けようと、マリア様の絵を描いた――。
実際にあった、もう一つの、戦場のメリー・クリスマス
。
(※史実を元にした、フィクションです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:52:40
694文字
会話率:65%
魔王ベクトラムは偉大な先先代の魔王だった父の血をひき、膨大な魔力で魔王に選ばれた。
しかし、腹心の師団長ファーガソンと娘で婚約者のミュリアの裏切りによって婚約は破棄。そして角を折られて人間界に追放されてしまった。
魔力の源である角を失って失
意のどん底まで落ちたベクトラムは、ブラード王国の王都ジルバで孤児狩りから逃げるトルクとミルバの兄妹を救う。
空間魔法で[家]を作ったベクトラムは、温かい料理と清潔な環境で孤児狩りからのがれた子供たちを守って育てていった。
その頃、ブラード王国の第三王子ペプカバルドは、優秀な兄達を押しのけ自分が王位に就く為には、自分が勇者になって魔王を倒すしかないと暗躍するようになった。
それに気がついたベクトラムは、自分で勇者を育ててペクカバルドの陰謀を阻止しようとするのだった。
追放された魔王による勇者育成計画が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 12:00:00
82293文字
会話率:31%
エメドラード王国第2王子サハルは、インゲレ王女ヴィットーリアに婚約を破棄されてしまう。王女の傍らには、可憐な男爵令嬢ポメリアが。晴れて悪役令息となったサハルが祖国に帰ると、兄のダレイオが即位していた。ダレイオは、愛する弟サハルを隣国のインゲ
レ王女と結婚させようとした父王が許せなかったから殺害し、王座を奪ったのだ。
久しぶりで祖国へ帰ったサハルだが、元婚約者のエルナが出産していた。しかも、彼の子だという。そういえばインゲレ王女との婚約が調った際に、エルナとはお別れしたのだった。しかしインゲレ王女との婚約は破棄された。再び自由の身となったサハルは、責任を取ってエルナと結婚する決意を固める。ところが、結婚式場で待ったが入り、インゲレからやってきた王子が乱入してきた。彼は姉の婚約者だったサハルに、密かに恋していたらしい。
そうこうしているうちに、兄ダレイオの子ホライヨン(サハルの甥)と、実の息子であるルーワン、二人の幼児まで、サハルに異様に懐き……。
第1章のみアルファポリスに先行投稿あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 19:11:38
64113文字
会話率:54%
国王陛下をはじめ偉いおじさんたちに囲まれて、邪神教徒の暗躍や世界を滅ぼす魔王の呪いの話を聞かされてしまい要請に首を縦に振るしかなかったアンナ。世界の命運が重くのしかかって髪の毛一本自由にできなくなった救世の英雄。交わるはずがなかった二人の、
世界を守るための一ヶ月の話。
男爵家の長女アンナ・セーデンは、突然王城に呼び出されてラーゲルブラード公爵令息イェルド様のとある部分を魔法で守ってほしいと頼まれた。
魔王討伐に貢献し救世の英雄とも呼ばれるイェルド様を、王都に出稼ぎに来ていた貧乏男爵家の田舎娘が守るの⁉ というか、なんでそこを⁈
・他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:10:00
76649文字
会話率:22%
高校生の日野薔薇人(バラード)は、縄文土器に興味を持ち、地元の郷土史資料館を訪ねた。
そこで、不思議な老人から奇妙なアルバイトを依頼される。
そこから彼の、翡翠をめぐる不思議な冒険がはじまる!
最終更新:2024-07-11 00:13:02
25001文字
会話率:15%
近世イタリア。15歳のころに憧れていた女性に似た少年、コルラードと出逢った青年貴族ダンテ。
会う口実を作りたいがためにコルラードを養子にするが、なぜか過剰に避けられ徐々にコルラードに対する感情をこじらせていく。
やがてウソの不正話をでっち上
げて脅迫し、コルラードに関係を迫るが。
♞エブリスタに掲載していた小説のR15版です。
♞9月からムーンライトノベルズにて改訂版を掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 00:30:00
208862文字
会話率:38%
男は女を天使だと思った
女は男を悪魔だと知っていた……
長編小説「フライ」のスピンオフ作品
最終更新:2024-05-13 23:54:59
8021文字
会話率:20%
エターク王国の魔術師アイシャ・シェラード。
氷水の魔女と呼ばれる彼女が過去、軍属の道へ進んだ理由。
親の敷いたレールに従って生きて来た彼女が、ほんの少しでも変わろうと思ったのは、憧れの人がいたから。
最終更新:2024-05-01 12:00:00
2349文字
会話率:12%
子爵令嬢キャラスティは普通で平凡で無個性な何処にでもいる少女。
キャラスティは東の侯爵家跡取りで幼馴染のレトニスから拒絶される「夢」を見てから彼を何となく避けていた。
そんな日々の中でキャラスティが落とした手帳から西の侯爵家跡取りテラードと
公爵令嬢レイヤーと出会い、彼らから「ゲーム」と「前世」を教えられ、平穏な日常が一転する。
キャラスティが「悪役」にならないよう模索する中で攻略対象者達を攻略してしまったり、ゲームの通りにしたいヒロインに勝ったり負けたり、レトニスから熱烈な執心を向けられたり躱したり、なにかと騒がしくなりながらも周りの人達にはキャラスティの「平凡」が「特別」になって行く。
第一章は悪役になりたくない日常
第二章から悪役をやるしかない日常
第三章は「島」と「王都」の日常
(日本国の飲酒は二十歳から)
8/7タイトル手直しました
R 15は保険
不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 16:45:11
518778文字
会話率:39%
私の名前はアンジェリーク・ロラン・アングラード。
ここアングラード王国の王女。‥‥なのだけれど‥‥
国を守る要ともいえる聖女でもある。
だからか、私は国王であるお父様や王太子であるお兄様にも都合のいい道具に様に思われている。
それでも私は今
は亡きお母様が愛したこの母国を見捨てられずにいる。
─私に自由や幸せはきっと訪れないのだろう。
私はお父様やお兄様に嫌われていても、国防の要として国外に出ることは許されないのだから‥‥
※残酷な描写ありや年齢制限は念のためです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 19:00:00
21387文字
会話率:46%
人間の住む島フェナサイト、魔物の住むふたつの島エメラードとアクアマリン。魔物の方が種として強く、人間がその支配下におかれている世界。平凡な人間のつもりで生きてきた男子高校生、敦(あつし)は、魔物達にもおそれられる最強の力、「現人源泉竜(あら
ひとげんせんりゅう)」の持ち主だった。16歳の夏、魔物の戦いに巻き込まれた敦と、「狼少女」の物語。
予約投稿機能(毎日23時更新)で、すでに最終話まで投稿済みです。2013年3月11日に完結します。
(悲劇的なストーリー展開もありますので、苦手な方は閲覧ご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 23:00:00
683349文字
会話率:48%
卒業パーティ―の日、幼馴染のアデライード・ド・アングラードが夢にまで見た婚約破棄シーンに遭遇した。
どうやらここ一年、悪役令嬢っぽいというだけでつけまわしていたカトリーヌ・マルグリット・カルマが関わっている様子。
アデライードは悪役ら
しき人物を見つけると観察するという趣味を持っているのだ。
勿論騒動に参加表明。
第二王子から婚約破棄されたご令嬢。それにまつわる第三王子の婚約者である令嬢について。第三王子の護衛の婚約者である令嬢について。財務大臣の息子の姉であるの令嬢について。聖女と言われていた令嬢について。
時に変装し、時に植え込みに隠れ、時に病に苦しむ私を伴って、カトリーヌを観察し続けたアデライードはそれぞれの出来事も目撃しているのだ。
この物語は、最高に楽しそうに語るアデライードに、振り回された私の物語である。
うん? ひょっとしたら私が見る主人公アデライードの物語かもしれない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 23:00:00
94926文字
会話率:29%
神とも崇められる最強種である竜人族の竜王フィリクス。彼の悩みはただ一つ。いまだ運命の番が現れないこと。可愛いうさぎ獣人の番といちゃいちゃ過ごすかつての冷徹眼鏡宰相を、涙目でじっとりと羨む日々を送っていた。
雷鳴轟く嵐の夜、遂に彼の耳に長年探
し求めていた番の声が届く。夢にまで待ち望んだ愛する番が呼ぶ声。だがそれは、今にも失われそうなほど弱々しい声だった。
一方そのころ、弱小国の宿命として大国ドラードの老王に召し上げられるはずだったアスタリアの王女アイリスは、美しすぎるゆえに老王の寵愛を受けることを恐れた者たちの手によって、豪華な花嫁衣装に身を包んだまま、頼りない小舟に乗せられ、海の上を彷徨っていた。
必死に抗うものの、力尽き、海底へと沈んでいくアイリス。
(お父様、お母様、役立たずの娘をお許し下さい。神様、我が魂を身許に捧げます……)
息が途切れる最後の瞬間、アイリスは神の姿を見た。キラキラと光る水面を蹴散らし、美しい黄金色の竜が、真っ直ぐにアイリス目指してやってくる。アイリスの国、アスタリアの神は竜だ。アスタリアを作り、恵みを与え守ってくれる、偉大で優しい竜神様。代々そう言い伝えられていた。
(神様……ああ、なんて、美しいの……)
竜と目があった瞬間、アイリスはにっこり微笑み、ゆっくり意識を手離した。
運命の愛に導かれ巡り合った二人。二人の恋の行方は……。
運命の番を全力で溺愛したい竜王様と訳が分からず戸惑う不憫美少女の全力いちゃらぶストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:35:19
45456文字
会話率:53%
魔術大国キルリアの恋を知らない公爵令嬢は、異世界の聖女と恋に落ちた婚約者(国王)から婚約破棄を申し渡され、悪役令嬢呼ばわりされた挙げ句、留学先の国で「恋をしてこい」と命じられる。――は?
リストラード王国の恋ができない王太子は、父王から「
王太子の婚儀を九か月後に執り行う。それまでに恋をして王太子妃となる婚約者を自力で探してこい」と命じられる。――は?
恋を知らない悪役令嬢と恋のできない王太子。
自分の心に不器用すぎるふたりが、友情を深めながら、本当の恋とはどういうものかを知ってゆく、ゆるやかな恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 15:03:26
18406文字
会話率:53%
公爵家嫡男コルラードに女神様よりお告げが下る。「ガリーニ伯爵家のドアマットをもらってきなさい!」すぐさま取り寄せられたドアマットには……
最終更新:2024-01-04 18:54:20
4331文字
会話率:48%
アトランティス大陸のムー王国は、長い夏が終わり、これから長い冬を迎えようとしていた。
狂王パトリックを倒し、スチュアート家から王位を奪って依頼、王国の諸侯は不安定な休戦状態を保ってきた。
だが、国王ジェームズがチャールズ・ジェラードを強大な
権力を持つ《宰相》に任命してから、状況は一変する。
それぞれの家の覇権をめぐり様々な陰謀が渦巻く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 12:40:05
17944文字
会話率:43%
人類が宇宙に拠点を設けてから既に千年が経過していた。
地球の衛星軌道上から始まった宇宙開発も火星圏、木星圏を経て今や土星圏にまで及んでいる。
ミハル・エアハルトは木星圏に住む十八歳の専門学校生。彼女の学び舎はセントグラード航宙士学校とい
い、その名の通りパイロットとなるための学校である。
ミハルは実技こそ学年トップであったものの座学成績の方は芳しくない。また卒業を間近に控えていたけれど彼女はまだ就職先が決まっていなかった。かといって別に学科成績のせいではない。実技成績トップである彼女は引く手数多であり、内定がもらえていないのは単に就職活動を始めていなかったからだ。
そんなミハルに転機が訪れる。就職指導のグレン教員から航宙機レースへの出場を勧められたのだ。
このレースがミハルの人生を左右するとは提案したグレンにも予想できなかった。彼が望むような展開になることはなく、ミハルは想定外の道を選ぶ。
ありきたりな生き方を選択することはなくミハルはパイロットの高みを目指していた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 09:26:47
566267文字
会話率:48%
カーラジオから、突然流れてきたもので。
キーワード:
最終更新:2023-12-02 10:29:40
319文字
会話率:67%
【しんせかいのデスペラード】と読みます。
主人公最強(闇持ち)もの。家族愛、友愛メインで恋愛要素はなしの予定。
七つの大罪の概念をモチーフにしています(好き勝手弄っております)。そういったものが苦手な方はお読み頂かないことをお勧めします。
※指摘されたので
・鏖殺(おうさつ)=皆殺し
◇◇◇
世界には三つの人種が存在している。
神々から魔法という恩恵を授かった――神人族。
神人族の中でも国を治めた者達である――神王族。
特別な力は持たないが数が多い――人間族。
神王族が国を治め、神人族が魔獣という凶悪な獣から人々を守り、人間族が農耕や酪農、商いを行うことで世界は成り立っていた。
しかし突如、人間族が神人族を鏖殺する事件が起こった。
この事件は後に“決別の日”と呼ばれる。
“決別の日”から十年。
「……“決別の日”の真相など、心底どうでもいい。……だが、敵になるというのなら斬り伏せる。それだけだ」
孤独に慣れ、感情を忘れ、常識も忘れ、規格外な力となんでも斬り伏せてしまえ思考だけを身に着けた青年――ユリクスが仲間達と出逢う時、事件の真相は不本意に紐解かれていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 17:00:00
846370文字
会話率:59%
夏のある日曜日。高校生東山太美紀は、転移堂という見慣れないファンタジー系のコスプレ衣装店を訪れる。
異常な完成度の商品の並ぶこの店は、条件を満たした者だけが入ることのできる異世界との道だという。
異世界案内人を名乗る陽気な女性ルーラーに促さ
れ、覚悟を持って異世界に足を踏み入れる、丸腰のまま。
更に、危機を救ってくれた少女の発した言葉は、太美紀が理解不可能な物だった。
丸腰の上に言葉が通じない前途多難な異世界冒険譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 00:22:39
8932文字
会話率:43%