今日も王国の空は灰色で、俺はその空に向かって石を積む。くだらない毎日だ。
最終更新:2023-02-27 16:13:27
3580文字
会話率:2%
不信、再信、そして狂信の時代。
これは過去の真実を知るための物語。
秋の一件が終わり、季節は冬へ。
北の国からの留学生と、"灰色の魔女"の終焉。
※
「とある魔法院の春夏秋冬 ~秋の論述、友人との離別~」の続きとなっ
ています。
そちらを読んでからの閲覧をおすすめします。
【この作品はノベルアッププラスにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 12:00:00
90772文字
会話率:35%
不信、再信、そして狂信の時代。
これは過去の真実を知るための物語。
夏の一件が終わり、季節は秋へ。
1ヶ月の合宿で明かされる「群島」兄弟の秘密とは?
※
「とある魔法院の春夏秋冬 ~夏の狂愛、終末の再来~」の続きとなっています。
そちら
を読んでからの閲覧をおすすめします。
【この作品はノベルアッププラスにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 12:00:00
91931文字
会話率:31%
不信、再信、そして狂信の時代。
これは過去の真実を知るための物語。
春の一件が終わり、季節は夏へ。
ヴァイス高等魔法院に帰ってきた「英雄」の狂愛とは?
※
「とある魔法院の春夏秋冬 ~春の裏切り、憧憬の終わり~」の続きとなっています。
そちらを読んでからの閲覧をおすすめします。
【この作品はノベルアッププラスにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 12:00:00
69680文字
会話率:30%
元素を操る精霊アビス。
彼が狂信的に信仰するものは、科学であった。
科学と精霊、奇妙ではあるが、必然である。なぜなら、彼は科学を超えることが出来ないのだから。そして他の精霊も同様に――。
そんな彼の元に、ある時生まれたばかりの精霊
がやってくる。
命を奪う能力を持ちながら、他人の命を奪いたくないと、矛盾を持つ精霊ヴィータ。
ヴィータを巡り、他の精霊達も動き出す。
危険な能力を持つヴィータは、力を付ける前に処分するべき。実に真っ当な考えである。
それでもアビスはヴィータを守る。
彼が見たかったのは、ヴィータの結末。能力と思想、その矛盾の先に何か答えを見つけるのか。
この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ+」にも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 01:47:05
57424文字
会話率:55%
魑魅魍魎を生み出し破壊を齎す古の呪い『散りぬる陽』の脅威に晒される世界──大賢者セルシアスはその法力を以って、破滅の災厄と呼ばれる散りぬる陽から人々を守っていた。
終焉の時【アンニヤハトゥ】の迫る中セルシアスは、絶大な魔力を持つ魔導師
ラシディア、最強の女戦士ジュメイラと出会う。
それは遠い過去に約束された、宿命の出会いだった。
どうしてセルシアスは大賢者となったのか?
ラシディアとジュメイラは、何故それ程までに絶大な力を持っているのか?
そして散りぬる陽とは、一体何なのか──?
物語は過去へと遡り、複雑に絡み合う宿世の謎が明かされていく──。
【お話の流れ】
◆第一章
主人公たちの出会いと旅立ちがほのぼのコミカルに描かれます。
◆第二章
新たに登場する主人公たちによるドタバタ恋愛劇。
◆第三章
滅び去った狂信の宗教国家と魔導国の受難を通して、散りぬる陽の脅威、主要人物たちの壮絶な過去が描かれます。
◆第四章
謎に包まれた古代文明、歴史の闇に消えた争乱のなか、散りぬる陽の謎、ラシディア、ジュメイラ、そしてセルシアスのルーツが紐解かれていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 11:31:00
503837文字
会話率:35%
1990年の大英帝国帝都ロンドン。
最終更新:2022-11-24 21:59:39
1278文字
会話率:23%
ある日、偶然が重なって異世界……燃え尽きたエルフの里に迷い混んでしまった二人の兄妹。
そんな時、出会った女神から言われた難題は【野菜狂信者共に肉か魚を食べさせろ】?
これはブラック企業に勤めていたが辞表を叩き付け辞めたウメオ。
友達が強盗
に殺され引き篭りとなっていたイチゴ。
この兄妹が異世界で肉を、魚を、野菜を、スイーツをコンロで焼いて食べ続ける……
そしてたまたま出会ったエルフや、行商をしているダークエルフを始めとした周囲の人々にも食べさせ続ける。
そんな二人のピットマスターの物語。
「だからどうした、俺がやるべき事は可愛い妹と一緒にバーベキューをする事だけだ」
「私、ピットマスターじゃないんだけど?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 05:05:09
438498文字
会話率:41%
『残念ながらお2人の人生は終わってしまいました』
なんてよくあるフレーズから始まった、狙撃手(アーチャー)のシスコン兄と狂信者(ヒーラー)のブラコン妹のまったり物語(ストーリー)。
女神の頼みを引き受け、出会っていく仲間…重装者(タンク)
のエルフ、魔導師(マジシャン)のハーフエルフ、鍛治師(スミス)の転生者と共に、時に王様や王様の夫人…更に女神や眷属まで巻き込みつつ旅先で料理を広めてゆく事に。
※主人公は妹の方です
※作中は以下の要素を含みます、苦手な方はご注意下さい
【近親愛・同性愛(主に百合)・クトゥルフな詠唱】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 00:00:01
414157文字
会話率:42%
たしか、その日もいつものように夜中にバイクに乗ってたな~。で、なんかトンネル抜けたら変なところにいたんだよ。そこにはあたしより美人な女神がいてなんか色々説明されたけど、あんま覚えてないんだよな~。なんかレーダーテイン(?)になって世界を救っ
てくれ的なことを言われたような気がする。まあ、特にやることないからあたしはその世界を救うことにした。おやじとおふくろと弟とポチとタマ、元気にしてるかな~。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 23:42:02
1176文字
会話率:88%
表はオカルト記者、裏では狂信者専門での情報屋をしているジェイク・フォスター。
今日もまた訪ねてくる人間がいるようだ。
最終更新:2022-10-30 05:02:29
3731文字
会話率:53%
「クハハハッ!よくぞ我が魔王城まで辿り着いたな、選ばれし勇者タテワキの一党よ!!」
「魔王バルタザールよ!貴様の野望もこれまでだ!オレと、オレの仲間達で、貴様の命運を断ってみせる!!」
此処は剣と魔法の世界エウレーカ。
人間、亜人、魔族
、魔獣が入り乱れ、血で血を洗い覇権を競う、命の価値の低い世界。
邪神教の狂信者の手により、悠久の眠りから目覚めた魔王バルタザールは、人類を支配せんと配下と共に戦乱を巻き起こした。
対する人類側は、古より伝わる秘術を用いて、異界の勇者、タテワキ・ミドウを召喚し、対抗する。
両陣営が相見え、魔王城の広い玉座の間で、いざ矛を交えんと接近する。
彼我の距離が縮まり、世界の命運が懸かった運命の一戦が、此処に――――
「あれ?お前ら、そっちに雇われてたのか?」
「そう言うアンタ達こそ、魔王に雇われてたのね。」
何故か足を止め、武器を下ろす四天王と勇者の一党。
「ぬっ!?どうした四天王達よ!戦うのだ!!」
「みんな、一体どうしたんだ!?」
訝しむ勇者と魔王。
そんなそれぞれに、彼らの配下と仲間は振り返って。
「すみません、魔王様。俺達、アイツらとは戦えません。」
「ぬなっ!!??」
驚愕に目を見開く魔王。
「ごめんね、タテワキ君。私達も、彼らとは戦えないわ。」
「え……!?ど、どうして!?」
開いた口が塞がらない勇者。
「どうしてって、なあ?」
「ねえ?」
何やら、唯ならぬ雰囲気に陥った決戦の舞台。
魔王配下の四天王達と、勇者の一党の面々は、口を揃えて、こう言った。
「「「「社則だから。」」」」
そう言い残し、四天王も勇者一党も、みんな仲良く魔王城を後にした。
後に残ったのは、呆然と立ち尽くす勇者と、肩を怒りに震わせる魔王のみ。
突然、ハッとした勇者が、懐から1枚の紙を取り出す。
そこには、こう書かれていた。
『社員同士による戦闘行為は、その一切を拒否させていただきます。』
それは、ある商社と交わした、契約書だった。
「むっ!勇者タテワキよ、その紙は、もしや……」
それを見た魔王が、徐に自身も懐から紙を取り出す。
それを互いに見比べる勇者と魔王。
その紙は、勇者が持つ契約書と、寸分違わず同じ物であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 12:00:00
447196文字
会話率:38%
十年前、一つの村が二人の少年によって破滅した、ある夏のこと。
少年は妹の死体を捨てるため、山奥を彷徨い歩いていた。
暑さと飢餓に脳を焼かれた少年は、見知らぬ屋敷に辿り着く。
窓から見えたのは、脳を撒き散らす女の死体。
その死体を見つめて、ア
イスクリームを頬張るのは、美しい少女だった。
腐肉で詰まったマンホール、傷口に集る蛆、細断される父の半身――――
――――全てを捧げた少年は、自分だけの神を得られるか?
■狂信の怪異譚シリーズ
⓪益母の呪神:本作
↓約10年後
①冷凍された真夢
↓2年と数か月後
②夢蟲の母
本作はノベルアッププラスおよびカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 16:00:00
131968文字
会話率:49%
朝、足元に気付かずに、蛾を踏み潰してしまった。
白く丸々と肥えた、雌の蛾だった。
それからというもの、女子大生の樹(いつき)の周囲では蟲が湧くようになる。
耳穴から這い出る芋虫、爪先の紙魚、足を這い上がる百足――――
潰しても潰しても湧き
だす蟲は、次第に樹の過去と血の因縁を露呈させていく。
夢蟲(むこ)が誘う先は、悪夢か、それとも……
■狂信の怪異譚シリーズ
①冷凍された真夢:https://ncode.syosetu.com/n4713gq/
②夢蟲の母:本作折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 19:54:43
131836文字
会話率:49%
死に損ないの男、グリム・フェイスレスととある呪いの器になった女、方喰深虎の異世界放浪の日々。
2人とも若干倫理観が欠如していることもあるが、いたってマトモである。
そんな2人が飯を食ったり物を売ったり戦ったりするほのぼの(?)ものです。
最終更新:2022-09-20 00:19:43
3608文字
会話率:71%
ゲームとファンタジーが大好きな普通の高校生、「東雲樒」は異世界へと召喚されてしまう。
適正職業の鑑定を受けた結果、他に召喚された者たちはごく普通だったのに自分は「ネクロマンサー」。そのまま魔族のいる領域へと追放されてしまう。
同じように追放
された人はいたが、やはりネクロマンサーということが災いしとうとう魔族しかいない場所に放り込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 16:18:07
88676文字
会話率:46%
2024年12月22日、緊急発進した自衛隊機が、謎の巨大生物によって撃墜された。その事件を皮切りに、世界各地で未知の生物の存在が確認されるようになった。「怪獣」と総称されたその巨大生物群は、次第にその活動を活発化させ、ついに世界規模の戦いに
発展していく。さらに、他の怪獣よりも遥かに強力な、「ゴジラ」と呼称される大型怪獣の存在も判明し、人類は、絶望の淵に立たされることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:27:26
1276文字
会話率:100%
彼女は氷のごとき冷徹なまなざしと、世の女性の大半がうらやむであろう美貌を持っていた。
腰近くまで艶やかに流れる銀の髪、アイスブルーの瞳、白磁のごとき肌、豊かな胸にきゅっと締まったウエスト、そしてすらりと手足が長い。
得意技は拳で障害を
打ち砕くこと。
「ああ、神々よ。わたくしは見事、お役目を果たしてご覧に入れましょう」
異世界から訪れる【渡り人】に会い、見極めよ。
神々がそうしろと言うのだからそうする。
疑問? ありませんとも。何故そんなものを抱く必要が?
(やや狂信的な)信仰心を胸に、修道女レティシアは生まれ育った修道院を出て、今日も【渡り人】のいる国へ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 20:05:09
182265文字
会話率:31%
前世の記憶を持っている侍女・アンナは、王女ヴィヴィアンの幸せを願って毎日お仕えする日々。でも、ここは乙女ゲームの世界で、ヴィヴィアンの想い人は、攻略対象に悪事を働いて幽閉されてしまうキャラクターのようで…。
前編・後編の二話完結です。
設定に穴があったり、ご都合主義的展開があるかもしれません。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 22:06:15
17369文字
会話率:42%
スケルトンのキルス博士はいつも通り研究と捕虜の管理…のはずが突如新たに警備担当であるバイトリーが配備されることに。
といってもこの話は軽い世界観の解説ぐらいです。
最終更新:2022-05-19 18:08:13
1986文字
会話率:67%
――厄災の贈物【パンドラギフト】
それはこの世界に植えられた破滅の種子だ。
存在しないはずの魔を降ろし、すべての希望を喰らい尽くすまで止まらない。
そしてねじ曲げられた運命は、何度抗おうと変わらずに時を刻み続ける。
あらゆる種族、あらゆる思
惑が混じり合い、白紙である物語の最後を綴るための聖戦。
それが、この物語の名だ。
繰り返される後悔の中、交差する未知と既知。
白紙の頁を綴れる者が現れぬまま、幕を下ろした英雄譚。
故にこれは、すでに終わったはずの物語……手にした君の御伽噺(パラミシア)。
その頁を開いたとき、物語は再び動き出す。
想いと想いがぶつかり合い、紡がれていく涙と悲劇の未完の噺。
欺瞞と狂信が歌う嘆きの詩が聞こえた時、狼火が灯り反逆の旗は翻る。
「貴方がいたからここまでこれた」 物語の結末――それは栄光か、黄昏か。
※あらすじ※
一人の男は何度も何度も同じ夢を見た。赤い紅い血溜りの夢だ。
それはその男、ロウが一人の少女に殺されてしまうという悪夢だった。
そんな彼に訪れたのは赤い夢の少女とその妹、シンカとカグラとの運命の出会い。
そして、少女たちの目的は、未来に起こる滅びからこの国を救うことだった。
※『それは現のイストリア』と合わせて一作となりますので、そちらもご一読頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 23:07:08
3291395文字
会話率:37%
――ある時、偽りだった平和は終わりを告げた。
厄災の贈物が狂わせた歯車は、哀しい運命を紡ぎ始める。
神話から魔の軍勢を呼び起こした運命は告げる。"諦めろ、これが変える事のできない世界の顛末だ"
神話が生んだ英雄を救世主
へと至らせる為に宿命は告げる。"思い出せ、魂に刻まれた記憶の奥底を"
それぞれの人生、それぞれの物語、されど世界という一つの物語において主人公は只一人。
愛を貫く為に少女達は刀を握り、男への誓いの為に少女達は運命を破壊する。
終焉の時を刻む歯車に破滅の音色を奏でる中、世界は誰を復讐者と定め、誰を後継者へと至らせるのか。
――これはすでに終わったはずの物語。
故にこれは意志と想いがぶつかり合う、涙と悲嘆の逆襲劇。
欺瞞と狂信が歌う嘆きの詩が響き渡る時、狼火が灯り叛逆の旗は翻る。
『儚桜が散逝けど、見えぬ心は今此処に』
物語の最後を綴れる者はただ一人。
悪徳に偽装した美徳を被り、欺瞞に満ちた不義を振るう。
「今度こそ、キミを救ってみせる」 物語の終始――それは救世か、深淵か。
※本編「これは君のパラミシア」のネタバレを含みますので、本作各話の投稿日までの本編をご一読されていない方はご注意ください※
【旧題:ReGOD~新月の夢見草~】(MAGNET!様でも細々と連載中)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 10:30:10
569805文字
会話率:34%
昔から、起業本や自己啓発本は、いろんな人が数多く出版している。
しかし、どれもこれも、上手くいったためしがない。
「紙に書けば実現する」だの、「夢」が大事だの、いろいろ書いてあるが、どれ一つ上手くいかなかった。
怪しい新興宗教より、はる
かに凶悪な宗教
【努力教】
【諦めなければ夢が叶う教】が、
日本で暮らす人の心をがんじがらめに縛っている。
この狂信的な宗教は、会社だけでなく学校にもはびこっていて、多くの若者が挫折を味わって、絶望している。
【諦めなければ夢が叶う教】の信者になれなかった事で、自らの命を粗末に扱う悲しい事例が後を絶たない。
なら、努力教や諦めなければ夢が叶う教の信者になり損ねたワシが、起業本を書いてもいいじゃないか。
ワシみたいな底辺が、自己啓発本を書いてもいいじゃないか。
そう思って、この文章を書く。
テーマから想像するに、小説家になろうやカクヨムよりアルファポリスの方が良いのかもしれない。
だが、なろうにも書く。
興味がある者は読んでみれくれ。
そう思って、この文章を書くことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 20:00:00
12632文字
会話率:3%
智により、改変された地球 日本
舞台
死なばもろとも
抜刀一閃
七星閃連斬
身代わりの幻影
連激針
奥義
秘奥義
究極奥義
鍔覬 つばき
吸血鬼
龍人
バイク
蛇柄
刀 武器
サイボーグ
ミュータント
動物
凶暴
最終更新:2022-04-07 18:10:35
2475文字
会話率:0%
わずか二ヶ月の間に八人もの男女を殺した「有」差別殺人事件。
その犯人の元勤め先の社長と元・元取引先の社長は、ただただ嘆いていた。
※この作品はカクヨムにも掲載されています。
最終更新:2022-04-01 00:00:00
2773文字
会話率:52%
ーー「この星の支配者は”人間”だ。昔も、そしてこれからもだ。異論は認めん。これは確定事象だ」ーー
そう豪語するのは、この魔法文明社会で生きる唯一の人間、黒月夜斗。
彼はその社会で『超古代文明人』と呼ばれている。
◇〜遥か昔〜◇
”旧
人類”は滅亡し、科学文明は終焉を迎えた。その後にできたのは新人類による魔法文明。
夜斗の生きていた21世紀の科学文明は、神話に綴られる程の遥か彼方にしか存在しない。
二年前。彼は魔法帝国の永久凍土から発見された。
以来、帝国は彼を利用しようと監禁していたが、この魔法至上主義社会で魔法の使えない”人間”に価値はない。
『魔法の使えない猿』『穀潰しの下等種族』と、ついに皇帝から国外追放を宣告される。
凶暴な魔獣が存在し、侵略戦争も横行するこの文明では、魔法の使えない無力な人間には厳しい世界だ。
それでも彼は嘲る。
「覚えておくといい。魔法など所詮は小手先の力。人の強さの本質は、法理も分からん得体の知れない力ではなく、実直に積み上げた知識と、理論に基づき導かれた叡智。すなわち科学」
そう。彼は科学の信奉者。いや、狂信者とまで言えるだろう。
だから彼は不敵に笑う。そして高らかに宣言する。
「さぁ。返らもらうぞ、生態ピラミッドの頂点の座を。そして見せてやろう。この星の支配者が、誰であるかを……」
ーーと。
◇◇◇
これは『超古代文明人』と呼ばれる魔法の使えない最後の旧人類が、人類の培った科学という叡智の牙で、魔法文明を科学侵略していく物語。
◇◇◇
当小説は、ファンタジー世界(ナーロッパ)にガチめの科学をぶち込んでみようというコンセプトによって作られています。
【魔法×科学の不協和音。人類科学無双系物語です】
[注]本作品には、現代知識チート成分が(想像の数倍)含まれてます。
一章(50話)まで一気に投稿します。
四月より二章投稿予定。
カテゴリーをローファンからハイファンに変更いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 23:00:00
230075文字
会話率:46%